JP2019144398A - 表示装置及びテレビジョン受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】導光板に熱膨張・収縮が生じた場合においても、確実に前記導光板を保持できる表示装置及びテレビジョン受像機を提供する。【解決手段】矩形の導光板15を備える表示装置において、導光板15と同一又は類似する膨張率を有し、導光板15の一辺に沿って設けられ、導光板15を保持する保持部材17を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置及びテレビジョン受像機に関する。
近年、画像を表示する表示装置として、液晶表示装置が広く普及している。液晶表示装置は、画像が表示される液晶表示パネルと、光を発する光源と、該光源からの光を拡散させて前記液晶表示パネルに照射する導光板とを有する。
前記液晶表示装置においては、前記導光板を固定する必要があるが、前記光源からの熱に起因して前記導光板が膨張するので、前記導光板の固定の際には撓みが生じないように工夫が要求される。
例えば、特許文献1の表示装置においては、表示パネルと、導光板と、前記導光板の一側面と平行な板状部を有する放熱体とを備え、前記放熱体は、前記板状部から離れた位置に、前記導光板の前記一側面と略平行をなして突設された2つの位置決め突起を有し、前記導光板は前記一側面の両端部に切り欠きが形成され、前記位置決め突起の夫々が前記切り欠きと係合することによって前記導光板を保持することについて開示されている。
国際公開第2015/186638号
しかし、上述した特許文献1の表示装置においては、前記放熱板の位置決め突起に前記導光板の切り欠きが引っかかっているのみで確実な保持はされておらず、前記位置決め突起の熱膨張率に比べて前記導光板の熱膨張率が大きいことから、熱膨張のときにおいては、前記位置決め突起及び前記切り欠きの間隔がより大きくなる。従って、外部から振動、衝撃等が表示装置に与えられた場合は前記切り欠き(導光板)が前記位置決め突起から外れるという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、導光板に熱膨張・収縮が生じた場合においても、確実に前記導光板を保持できる表示装置及びテレビジョン受像機を提供することにある。
本発明に係る表示装置は、矩形の導光板を備える表示装置において、前記導光板と同一又は類似する膨張率を有し、前記導光板の一辺に沿って設けられ、前記導光板を保持する保持部材を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記導光板を保持する、前記保持部材が前記導光板の一辺に沿って設けられており、前記導光板と同一又は類似する膨張率を有する。従って、前記導光板の熱膨張・収縮の際、前記保持部材も前記導光板と同程度の熱膨張・収縮を行い、前記導光板の保持状態を維持する。
本発明によれば、前記導光板に熱膨張・収縮が生じた場合においても、確実に前記導光板を保持できる表示装置及びテレビジョン受像機を提供できる。
本実施の形態に係るテレビジョン受像機の外観を示す斜視図である。 本実施の形態に係るテレビジョン受像機の主要部の分解斜視図である。 本実施の形態に係るテレビジョン受像機において保持部材が導光板を保持する状態を示す図である。 本実施の形態に係るテレビジョン受像機において放熱板に保持部材を固定した状態を示す図である。 図3の破線の円部分を拡大した拡大図である。 図3に示す導光板及び保持部材の図面視右側を拡大した図である。 本実施の形態に係るテレビジョン受像機において保持部材が導光板を保持する状態を導光板の前側から示す部分的正面図である。 図4に示す放熱板及び保持部材の図面視右側を拡大した図である。 本実施の形態に係るテレビジョン受像機において保持部材が放熱板に取り付けられた状態を放熱板の後側から示す部分的背面図である。 図8の破線の円部分を拡大して表示する斜視図である。 図4のA‐A線による断面図である。 図8のB‐B線による断面図である。
以下に、本実施の形態に係る表示装置を、いわゆるテレビジョン受像機に適用した場合を例として、図面に基づいて詳述する。
図1は、本実施の形態に係るテレビジョン受像機の外観を示す斜視図である。図1中、符号1は本実施の形態に係るテレビジョン受像機を示す。
テレビジョン受像機1はフロントフレーム11、液晶表示パネル12、チューナ部21(受信部)、スタンド3、スピーカユニット4を含む。フロントフレーム11は矩形枠状をなし、液晶表示パネル12の周縁を覆っている。液晶表示パネル12は矩形板状をなし、映像を表示する。スタンド3は、テレビジョン受像機1をテーブル等の平面に立てて載置するためのものである。スピーカユニット4は、液晶表示パネル12の一の長辺に沿って設けられており、長手方向の寸法がフロントフレーム11とほぼ同一で、略直方体状をなしている。また、チューナ部21はテレビジョン受像機1の内部に備えられている。チューナ部21は、テレビジョン放送を受信し、放送信号を取り出す。放送信号は所定の処理により、映像信号と音声信号とに分離される。分離された映像信号に基づいて液晶表示パネル12に映像が表示され、分離された音声信号に基づいてスピーカユニット4より音声が出力される。
以下の説明においては、テレビジョン受像機1の液晶表示パネル12が設けられた側を前と言い、テレビジョン受像機1の厚み方向において、前と反対側を後と言う。また、テレビジョン受像機1の液晶表示パネル12を正面にして、図面視左右をそれぞれ左右と言い、図面視上下をそれぞれ上下と言う。更に、テレビジョン受像機1の各構成要素の説明においては、各構成要素が組み付けられた状態での方向を用いて記述する。
図2は、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1の主要部の分解斜視図である。テレビジョン受像機1は、さらに、光学シート13、ミドルシャーシ14、導光板15、反射シート16、保持部材17、光源18、放熱板19、バックライトシャーシ20を含む。
液晶表示パネル12の後側には、光学シート13が配置されている。光学シート13は、導光板15を介して入射される光源18からの光に対して、拡散、集光等を行う。光学シート13は、拡散シート、プリズムシート等の複数のシートが積層されたものである。
ミドルシャーシ14は、例えば樹脂で形成された4つの棒状部材であり、光学シート13の下辺側、右辺側、上辺側及び左辺側に夫々設けられている。4つのミドルシャーシ14はそれぞれ断面が略L字状をなしており、4つのミドルシャーシ14が組み合わさることによって、全体として矩形枠状をなす。ミドルシャーシ14は、内側の一部が光学シート13及び導光板15の間に介在することによって、光学シート13及び導光板15の間隔を均一に保つ。
具体的には、ミドルシャーシ14は内側に突設された鍔部を有し、前記鍔部が導光板15の前面側周縁部を覆うように、ミドルシャーシ14がバックライトシャーシ20に固定され、ミドルシャーシ14の前記鍔部を挟んで光学シート13が配置される。
光学シート13の後側には、導光板15が配置されている。導光板15は、例えば透明度の高い矩形のアクリル樹脂からなる。導光板15は側面から入射される、光源18からの光を拡散させて均一な平面光に変えて、前側の面から光学シート13に向けて出射させる。
また、導光板15は、後側の面に反射シート(図示せず)を有している。前記反射シートは、導光板15と類似する矩形状をなし、略同一の大きさである。前記反射シートは、光源18から入射される光を導光板15の前記後の面から前記前の面に向けて全反射する。
導光板15の後側であって、導光板15の下辺側には、保持部材17が配置されている。保持部材17は例えば樹脂製であり、細長い矩形をなしている。保持部材17は導光板15の後側にて導光板15を保持する。保持部材17は、例えば、導光板15の熱膨張率と類似する熱膨張率を有する材料からなる。ここで、類似する熱膨張率とは、導光板15の熱膨張率に対して±10%範囲内の熱膨張率を言う。保持部材17についての詳細は、後で説明する。
また、導光板15における前記下辺に係る側面と対向する位置には、光源18が設けられている。光源18は後述する基板182と、白色LED181とを有する。基板182は短冊状をなしており、導光板15の前記側面と対向する対向面に複数の白色LED181が基板182の長手方向に沿って実装されている。
導光板15及び保持部材17の後側であって、導光板15の下辺側には、放熱板19が配置されている。即ち、導光板15と、放熱板19との間に、保持部材17が介在している。
放熱板19は、例えばアルミニウムなどの熱伝導性の高い金属による押出成形品である。放熱板19は短冊状をなしており、長手方向の寸法が左右方向における放熱板19及び保持部材17の寸法と略等しい。しかし、保持部材17の幅方向の寸法は、上下方向における、放熱板19の寸法より小さく、保持部材17の寸法より大きい。保持部材17は放熱板19の下辺側に取り付けられる。
放熱板19は、光源18で発生した熱を吸収して発散させる機能を担っている。また、上述したように、導光板15と、放熱板19との間には、保持部材17が部分的に介在しているので、導光板15と、放熱板19との間には間隔が形成されている(図11参照)。従って、放熱板19が吸収した熱が導光板15又は反射シート16伝わることを極力抑制できる。
放熱板19の後側には、バックライトシャーシ20が配置されている。バックライトシャーシ20は、一面が開口され矩形状の底を有する箱体状をなす。バックライトシャーシ20は、例えば鉄板をプレス加工して形成する。バックライトシャーシ20は光学シート13、ミドルシャーシ14、導光板15、反射シート16などを収容する。また、フロントフレーム11はバックライトシャーシ20にネジ止めされる。
図3は、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1において保持部材17が導光板15を保持する状態を示す図であり、図4は、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1において放熱板19に保持部材17を固定した状態を示す図である。図3は、導光板15の後面側から導光板15及び保持部材17を示しており、図4は、放熱板19の前面側から放熱板19及び導光板15を示している。
導光板15の下辺に係る側面と対向するように、光源18が配置されており、保持部材17は導光板15の前記下辺に沿って配置されている。保持部材17な両端に導光板15を保持する保持部171,171を夫々有している。即ち、保持部材17は、導光板15の前記下辺に係る両端部を挟持することによって導光板15を保持する。
保持部材17は、導光板15の左側を挟持する保持部材17Lと、導光板15の右側を挟持する保持部材17Rとに分割されている。しかし、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1はこれに限るものでない。保持部材17は保持部材17L及び保持部材17Rが一体形成された形状であっても良い。以下、説明の便宜上、保持部材17L及び保持部材17Rをまとめて保持部材17とも言う。
保持部材17L及び保持部材17Rは、放熱板19に掛止するための掛止部172を夫々3つ有している。また、放熱板19に対する位置決めのための位置決め突起173を夫々3つ有している。各掛止部172及び各位置決め突起173は、保持部材17の長手方向にて隔てて形成されている。更に、各掛止部172及び各位置決め突起173は、保持部材17の長手方向において、保持部171より中央側に設けられている。
図5は、図3の破線の円部分を拡大した拡大図である。
保持部材17の上辺の3箇所には、保持部材17の面に沿う方向に延びる矩形部が形成されており、掛止部172は前記矩形部の内側に設けられている。各掛止部172は、例えばフック形状であり、前記矩形部から後側に、即ち放熱板19側へ突設されている(図11参照)。
各位置決め突起173は円筒状をなしており、保持部材17の幅方向の中間部であって、掛止部172の近傍に設けられている。位置決め突起173は保持部材17の後面から後側に、即ち放熱板19側へ突設されている(図11参照)。
また、掛止部172及び位置決め突起173は、上下方向において直線上、換言すれば、左右方向において同一位置に形成されている。従って、保持部材17の位置決めの際、掛止部172の掛止位置も共に定めることができる。
上述したように、各掛止部172及び各位置決め突起173は、保持部材17の長手方向において、保持部171より中央側に設けられている。従って、保持部171は位置決め突起173及び挟持部174に妨げられず、自由に伸縮できる。
更に、保持部材17が導光板15の熱膨張率と類似する熱膨張率を有することから、導光板15の伸縮に伴って保持部171も同程度の伸縮を行う。従って、熱膨張が生じることによって、保持部171と導光板15との相対的位置がズレルことを抑制できる。よって、導光板15の熱膨張の際にも保持部171が確実に導光板15を保持できる。
保持部材17は位置決め突起173及び掛止部172を用いて放熱板19に固定される。図4に示すように、保持部材17は、放熱板19の下辺に沿って放熱板19の前面に取り付けられる。また、放熱板19の前記下辺側には、光源18が前記下辺に沿って設けられる。
図6は、図3に示す導光板15及び保持部材17の図面視右側を拡大した図であり、図7は、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1において保持部材17が導光板15を保持する状態を導光板15の前側から示す部分的正面図である。
上述したように、導光板15の前記下辺に沿って保持部材17が設けられており、左右方向における導光板15の下側両端部を保持部材17の各保持部171が挟持している。導光板15の前記下辺に係る側面151と対向するように光源18の基板182が配置されており、基板182の実装面にLED181が実装されている。保持部171は、導光板15を保持し、LED181の先端面と導光板15の側面151との間隔を一定に保つ。従って、LED181と導光板15との衝突による損傷を防ぐ。
各保持部171は、導光板15の下側端部を挟持する挟持部174と、LED181の先端面と導光板15の側面151との間隔を一定に維持する間隔維持部175とを有する。
各挟持部174は矩形板状をなし、保持部材17の長手方向の端から前側に突設されている。即ち、保持部材17Lの挟持部174が導光板15の下側左端を右方向に押し付け、保持部材17Rの挟持部174が導光板15の下側右端を左方向に押し付けることによって、保持部材17が導光板15を挟持する。また、各挟持部174と導光板15の端部との間には、クッションCを設けても良い。
間隔維持部175は、導光板15の側面151の端部と接触して側面151を支える扁平接触部176と、後述する放熱板19の対向板部191と係合を行う係合部177とを有する。
扁平接触部176は細長い板状をなしており、保持部材17の下辺から挟持部174と交差するように前側に突設されている。換言すれば、扁平接触部176は保持部材17の前記下辺及び挟持部174の下辺から延設されている。扁平接触部176は幅方向(前後方向)の寸法が導光板15の厚みと等しく、扁平接触部176の上面が導光板15の側面151の端部と接する(図12参照)。また、扁平接触部176の下面の一部分には係合部177が設けられている。係合部177が放熱板19の対向板部191と係合を行うことによって、間隔維持部175(保持部171)を確実に固定できる。従って、LED181の先端面と導光板15の側面151との間隔か一定に維持される。
図8は、図4に示す放熱板19及び保持部材17の図面視右側を拡大した図であり、図9は、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1において保持部材17が放熱板19に取り付けられた状態を放熱板19の後側から示す部分的背面図である。また、図10は、図8の破線の円部分を拡大して表示する斜視図である。
上述したように、位置決め突起173及び掛止部172によって、保持部材17は、放熱板19の下辺に沿って放熱板19の前面に取り付けられる。保持部材17が放熱板19に取り付けられた場合、放熱板19において、保持部材17の掛止部172に整合する位置には、掛止部172に対応する掛止孔192が形成されている。また、保持部材17が放熱板19に取り付けられた場合、放熱板19において、保持部材17の位置決め突起173に整合する位置には、位置決め突起173に対応する貫通孔193が形成されている。
図11は、図4のA‐A線による断面図であり、図12は、図8のB‐B線による断面図である。図11及び図12においては、説明の便宜上、導光板15を破線にて表示している。
掛止孔192は、放熱板19を厚み方向に貫通する長孔である。掛止孔192は長手方向が放熱板19の長手方向に沿うように形成されている。換言すれば、掛止孔192の長手方向は導光板15の長手方向と略同じである。放熱板19の長手方向における掛止孔192の寸法は、保持部材17の長手方向における掛止部172の寸法より大きい。保持部材17が放熱板19に取り付けられる場合、保持部材17の掛止部172が放熱板19の掛止孔192内に挿入され、掛止孔192の上側縁に引っかかる。
貫通孔193は、放熱板19を厚み方向に貫通する長孔である。貫通孔193は長手方向が放熱板19の長手方向に沿うように形成されており、貫通孔193の長手方向は導光板15の長手方向と略同じである。放熱板19の幅方向(上下方向)における貫通孔193の寸法は、保持部材17の幅方向(上下方向)における位置決め突起173の寸法と同じである。従って、位置決め突起173を貫通孔193に嵌め込むことによって、上下方向における保持部材17の位置を定めることができる。
一方、放熱板19の長手方向における貫通孔193の寸法は、保持部材17の長手方向における位置決め突起173の寸法より大きい。
このように、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1においては、掛止孔192及び貫通孔193の長手方向が導光板15の長手方向と略同じであるので、保持部材17は位置決め突起173及び挟持部174に妨げられず、自由に伸縮できる。
即ち、保持部材17が導光板15の熱膨張率と類似する熱膨張率を有することから、導光板15の伸縮に伴って保持部171も同程度の伸縮を行う。更に、導光板15の熱膨張はその長手方向において大きい。しかし、掛止孔192及び貫通孔193の長手方向は導光板15の長手方向と略同じであるので、保持部材17(導光板15)の熱膨張の際、掛止部172及び位置決め突起173が夫々掛止孔192及び貫通孔193内を、導光板15の長手方向に摺動できる。従って、保持部材17は位置決め突起173及び挟持部174に妨げられず、自由に熱膨張・収縮できる。よって、熱膨張が生じることによって、保持部171と導光板15との相対的位置がズレルことを抑制でき、導光板15の熱膨張の際にも保持部171が確実に導光板15を保持できる。
放熱板19の前記下辺には光源18が配置される。放熱板19は、前記下辺から前側(導光板15側)に突設された対向板部191を有する。対向板部191は放熱板19の前記下辺に沿って形成されており、細長い矩形板状をなしている。対向板部191は、両端部にて、幅方向(前後方向)の寸法が狭くなっている。図11及び図12に示しているように、対向板部191の上面は導光板15の側面151と対向している。
対向板部191において、両端部を除く部分には、光源18が配置される。また、対向板部191における両端部には、保持部171の間隔維持部175(係合部177)が係合される。
上述の如く、保持部171の間隔維持部175は、扁平接触部176及び係合部177を有しており、扁平接触部176の前記上面には導光板15の側面151の端部が載置される。扁平接触部176の下面における前側縁には係合部177が延設されている。係合部177は、縦断面視L字の形状をなしており、扁平接触部176と共に、後側(放熱板19側)に向けて開口しているC字形状をなす(図12参照)。係合部177は扁平接触部176の下面を用いて放熱板19の対向板部191との係合を行う。従って、間隔維持部175の固定が確実に行われ、LED181の先端面と導光板15の側面151との間隔(例えば、0.4±0.1mm)が安定に維持できる。
また、このように、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1においては、対向板部191の上面に光源18が配置されており、対向板部191の両端に係合された間隔維持部175によって、LED181の先端面と導光板15の側面151との間隔が維持されている。従って、LED181の先端面の位置、及び、導光板15の側面151の位置が共に変更するので、例えば、設計誤差等によって上下方向において対向板部191の位置にバラツキが生じた場合であっても、LED181の先端面と導光板15の側面151との間隔を維持できる。
以上においては、テレビジョン受像機1がいわゆるエッジ型である場合を例に挙げて説明したが、本実施の形態に係るテレビジョン受像機1はこれに限るものでなく、いわゆる直下型であっても良い。
本開示の実施態様1においては、矩形の導光板15を備える表示装置1において、前記導光板15と同一又は類似する膨張率を有し、前記導光板15の一辺に沿って設けられ、前記導光板15を保持する保持部材17を備えることを特徴とする。
本実施形態によれば、前記導光板を保持する、前記保持部材が前記導光板の一辺に沿って設けられており、前記導光板と同一又は類似する膨張率を有する。従って、前記導光板の熱膨張・収縮の際、前記保持部材も前記導光板と同程度の熱膨張・収縮を行い、前記導光板の保持状態を維持出来る。
本開示の実施態様2においては、前記導光板15と対向する放熱板19を備え、前記保持部材17は、前記導光板15及び前記放熱板19の間に介在し、長手方向に沿って移動可能に、前記放熱板19に取り付けられていることを特徴とする。
本実施形態によれば、前記保持部材が前記導光板及び前記放熱板の間に介在することによって、前記導光板及び前記放熱板の間に間隔を設け、前記放熱板の熱が前記導光板に伝導されることを防止できる。
また、前記保持部材が、長手方向に沿って移動可能に、前記放熱板に取り付けられているので、例えば前記保持部材が熱膨張・収縮する場合であっても、前記保持部材が前記放熱板に取り付けられた状態を維持できる。
本開示の実施態様3においては、前記保持部材17は前記放熱板19に掛止するフック状の掛止部172を有し、前記放熱板19は、矩形をなし、前記導光板15の前記一辺に沿って設けられ、前記保持部材17の前記掛止部172に対応する掛止孔192を有しており、前記保持部材17の長手方向における前記掛止部172の寸法は、前記放熱板19の長手方向における前記掛止孔192の寸法より小さいことを特徴とする。
本実施形態によれば、前記保持部材の長手方向における前記掛止部の寸法は、前記放熱板の長手方向における前記掛止孔の寸法より小さいので、前記保持部材又は前記放熱板の長手方向における前記掛止部の移動が可能であり、例えば前記保持部材が熱膨張・収縮する場合であっても、前記保持部材の前記掛止部及び前記放熱板の前記掛止孔の掛止状態を維持できる。
本開示の実施態様4においては、前記保持部材17は前記放熱板19に対する位置を決める位置決め突起173を有し、前記放熱板19は、矩形をなし、前記導光板15の前記一辺に沿って設けられ、前記保持部材17の前記位置決め突起173に対応する貫通孔193を有しており、前記保持部材17の長手方向における前記位置決め突起173の寸法は、前記放熱板19の長手方向における前記貫通孔193の寸法より小さいことを特徴とする。
本実施形態によれば、前記保持部材の長手方向における前記位置決め突起の寸法は、前記放熱板の長手方向における前記貫通孔の寸法より小さいので、前記保持部材又は前記放熱板の長手方向における前記位置決め突起の移動が可能であり、例えば前記保持部材が熱膨張・収縮する場合であっても、前記保持部材の前記位置決め突起及び前記放熱板の前記貫通孔の結合状態を維持できる。
本開示の実施態様5においては、前記導光板15の前記一辺側に配置された光源18を備え、前記保持部材17は、前記導光板15の前記一辺の両端に係る端部を挟持する挟持部174と、前記導光板15の前記一辺に係る一側面151と前記光源18との間隔を維持する間隔維持部175とを有することを特徴とする。
本実施形態によれば、前記保持部材が、前記挟持部と前記間隔維持部とを有するので、前記導光板を確実に保持でき、かつ前記導光板の前記一側面と前記光源との間隔を均一に維持できる。
本開示の実施態様6においては、前記放熱板19は前記導光板15の前記一側面151と対向する対向板部191を有しており、前記保持部材17の前記間隔維持部175は、前記導光板15の前記一側面151の端部と接する扁平接触部176と、前記放熱板19の前記対向板部191と係合する係合部177とを有することを特徴とする。
本実施形態によれば、前記間隔維持部の前記扁平接触部が前記導光板の前記一側面の端部を支えて前記導光板の前記一側面と前記光源との間隔を均一に維持する。この際、前記間隔維持部の前記係合部は前記放熱板の前記対向板部と係合を行い、前記扁平接触部の位置を安定にする。
本開示の実施態様7においては、前記位置決め突起173は、前記保持部材17の長手方向において、前記間隔維持部175より中央側に設けられていることを特徴とする。
本実施形態によれば、前記位置決め突起が、前記保持部材の長手方向において、前記間隔維持部より中央側に設けられているので、前記間隔維持部の熱膨張・収縮の際、前記位置決め突起と前記貫通孔との係合が妨げにならない。
本開示の実施態様8においては、上述の実施形態に係る表示装置1と、テレビジョン放送を受信する受信部21と、前記受信部21で受信したテレビジョン放送に基づいて画像を表示する表示パネル12とを備えることを特徴する。
本実施形態によれば、上述の表示装置1を用いることにより、導光板が熱膨張・収縮する場合においても確実に導光板を保持できるテレビジョン受像機を提供することができる。
1 テレビジョン受像機
12 液晶表示パネル
15 導光板
17 保持部材
18 光源
19 放熱板
21 チューナ部
151 側面(一側面)
172 掛止部
173 位置決め突起
174 挟持部
175 間隔維持部
176 扁平接触部
177 係合部
191 対向板部
192 掛止孔
193 貫通孔

Claims (8)

  1. 矩形の導光板を備える表示装置において、
    前記導光板と同一又は類似する膨張率を有し、前記導光板の一辺に沿って設けられ、前記導光板を保持する保持部材を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記導光板と対向する放熱板を備え、
    前記保持部材は、
    前記導光板及び前記放熱板の間に介在し、
    長手方向に沿って移動可能に、前記放熱板に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記保持部材は前記放熱板に掛止するフック状の掛止部を有し、
    前記放熱板は、矩形をなし、前記導光板の前記一辺に沿って設けられ、前記保持部材の前記掛止部に対応する掛止孔を有しており、
    前記保持部材の長手方向における前記掛止部の寸法は、前記放熱板の長手方向における前記掛止孔の寸法より小さいことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記保持部材は前記放熱板に対する位置を決める位置決め突起を有し、
    前記放熱板は、矩形をなし、前記導光板の前記一辺に沿って設けられ、前記保持部材の前記位置決め突起に対応する貫通孔を有しており、
    前記保持部材の長手方向における前記位置決め突起の寸法は、前記放熱板の長手方向における前記貫通孔の寸法より小さいことを特徴とする請求項2又は3に記載の表示装置。
  5. 前記導光板の前記一辺側に配置された光源を備え、
    前記保持部材は、
    前記導光板の前記一辺の両端に係る端部を挟持する挟持部と、
    前記導光板の前記一辺に係る一側面と前記光源との間隔を維持する間隔維持部とを有することを特徴とする請求項3又は4に記載の表示装置。
  6. 前記放熱板は前記導光板の前記一側面と対向する対向板部を有しており、
    前記保持部材の前記間隔維持部は、
    前記導光板の前記一側面の端部と接する扁平接触部と、
    前記放熱板の前記対向板部と係合する係合部と
    を有することを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記位置決め突起は、前記保持部材の長手方向において、前記間隔維持部より中央側に設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載の表示装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の表示装置と、
    テレビジョン放送を受信する受信部と、
    前記受信部で受信したテレビジョン放送に基づいて画像を表示する表示パネルと
    を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
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