JP2015090815A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置の大きさを抑える表示装置を提供する。【解決手段】表示装置は、複数の杆体の端部が連結されて構成されており、一の杆体1aの前面にリブ2が設けられている枠体を備える表示装置において、前記一の杆体1aには、前方に向けて突出した基部31と前記枠体の内側方向に向いた先端部32とを有しており、光学シートの移動を規制する規制部3が前記リブ2より前記枠体の外側に設けられていることを特徴とする。【選択図】図6
Description
本発明は、液晶パネルを表示部として用いる表示装置に関する。
液晶パネルを表示部として用いる表示装置において、液晶パネルの表示面の裏面である背面側には、バックライトが設けられている。また、液晶パネルとバックライトとの間には、バックライトが発した光を偏光する光学シートが設けられている。
光学シートは周縁付近が枠体に固定されているところ、振動実験又は表示装置の移動中に表示装置が振動した場合、光学シートも振動することにより、光学シートから静電気等が発生するという問題、及び光学シートが磨耗することにより画像品質が低下するといった問題が生じる。
こうした問題を解決するため、光学シートをフレームに固定する技術が考えられている。特許文献1に記載の技術では、留め具とフレームとが光学シートを挟むことで、光学シートの位置を固定している。留め具とフレームとにより光学シートの周縁の一部のみを固定することによって、光学シートの位置を固定して上述の問題を解決し、さらに、光学シートが熱により膨張又は収縮した場合においても、皺が寄るなどの問題を防止することができる。
近年液晶パネルの大型化が進んでいるが、表示装置を設置する場所には限りがあるため、表示装置全体の薄型化及び狭額縁化が望まれている。しかし、特許文献1に記載の発明は、光学シートの前面側にフレームとは別の部材が設けられるため、表示装置の厚みが増大してしまうという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、表示装置の薄型化及び狭額縁化を実現する表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、複数の杆体の端部が連結されて構成されており、一の杆体の前面にリブが設けられている枠体と、前記リブが貫通している孔が設けられた光学シートとを備える表示装置において、前記一の杆体には、前方に向けて突出した基部と前記枠体の内側方向に向いた先端部とを有する規制部が前記リブよりも前記枠体の外側に設けられていることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記規制部は前記光学シートの移動を規制することを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記先端部における前記一の杆体の長手方向寸法が、前記基部における前記長手方向寸法よりも長いことを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記杆体における前記基部の両側には、溝が前方から後方に向けて設けられていることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記規制部は前記リブより前方に突出していることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、複数の杆体の端部が連結されて構成されており、一の杆体の前面にリブが設けられている枠体と、前記リブが貫通している孔が設けられた光学シートとを備える表示装置において、前記リブは先端が屈曲した形状をなし、前記光学シートの前後方向の移動を規制することを特徴とする。
本発明に係るテレビジョン受信機は、上述の表示装置と、テレビジョン放送波を受信するチューナとを備え、前記表示部は、前記チューナが受信したテレビジョン放送波に基づく映像を表示することを特徴とする。
本発明によれば、リブは孔を貫通しており、かつ一の杆体に規制部が設けられている。これにより、表示装置の厚みを抑えることができるので、表示装置の薄型化及び狭額縁化を実現することができる。
第1の実施の形態
本実施の形態における表示装置90について説明する。図1は表示装置90を示す正面図である。表示装置90は、フレーム61、表示部30、チューナ基板81及び制御基板82を備える。
本実施の形態における表示装置90について説明する。図1は表示装置90を示す正面図である。表示装置90は、フレーム61、表示部30、チューナ基板81及び制御基板82を備える。
表示部30は表示画面を前面に有する横長の矩形板状をなした液晶パネルであり、表示画面に映像が表示される。
表示装置90の背面側にはチューナ基板81と、制御基板82とが設けられている。チューナ基板81は、チューナを備える。表示装置90は、チューナ基板81のチューナより受信したテレビジョン放送に基づいて、表示部30に映像を表示するテレビジョン受信機として機能する。制御基板82はCPU(Central Processing Unit)を備え、表示部30を電気的に制御する。
図2は、表示装置90を示す分解斜視図である。表示装置90は、さらにフレーム61、表示部30、光学シート5、枠体1、導光板62、反射シート63、発光部64、放熱体65及びバックライトシャーシ66を備える。
フレーム61はアルミニウム製であり、断面がL字状をなした4本の杆体の端部が夫々連結することにより、横長の矩形状の枠体をなす。表示部30は、前面側の周縁がフレーム61と周に沿って接触している。
光学シート5は、表示部30の背面側に設けられている。光学シート5は、合成樹脂製であって横長の略矩形板状をなしており、複数枚が前後方向に積層されている。各光学シート5は夫々、プリズムシート、拡散シート又は反射偏光シート等である。
枠体1は、樹脂製であり、横長の矩形状をなしている。枠体1は、上方を構成する杆体1a、側方を構成する杆体1b、1b及び下方を構成する杆体1cの端部が連結することにより構成されている。枠体1は、光学シート5の位置を光学シート5の背面側から保持している。枠体1及び光学シート5の保持構造についてはさらに後述する。
導光板62は、表示部30と略同形状の横長略矩形状をなしており、枠体1の背面側に設けられている。導光板62は、発光部64から内部に入射された光を出射する。
反射シート63は、導光板62とバックライトシャーシ66との間に配設される横長矩形状のシートである。反射シート63は、導光板62の背面と略同一の形状をなす。反射シート63は、導光板62の背面に配置されており、導光板62から出射される光のうち、背面側に出射された光を前面側に反射する。
発光部64、64は、複数のLED光源が長手方向に直線状に配列され、全体として杆体をなしている。発光部64、64は、上端及び下端に夫々、導光板62の長手方向と平行であって、発光部64、64の光源同士が対向するように配置されている。斯かる配置により、発光部64、64は夫々光を出射し、出射された光は、導光板62の上側面及び下側面から内部に向かう。
放熱体65、65は、杆体をなし、導光板62の上端及び下端に、導光板62の長手方向と平行になるように夫々配置されている。放熱体65、65は、発光部64、64を支持しており、発光部64、64に溜まった熱を放熱する。
バックライトシャーシ66は、金属製の箱状であり、底面が横長の矩形板状をなす。バックライトシャーシ66は、表示装置90の背面を構成している。表示部30は、背面側の周縁が枠体1と接触しており、前面が表示面となるように位置が固定される。光学シート5は、導光板62を介して発光部64、64から発せられる光を均一に拡散する。
さらに、枠体1が光学シート5を保持する保持構造について説明する。図3は、枠体1を示す正面図である。図4は、杆体1aを示す部分斜視図である。杆体1aは、内側部10と、周縁部11とを有する。内側部10は、前後方向に面しており、左右方向を長手方向とする帯状の板体によって構成されている。内側部10の前面には、内側部10の長手方向に沿った矩形状であり、前面側に突出したリブ2、2、21が設けられている。
リブ2、2、21は夫々杆体1aの長手方向に平行な直線状の細長い形状をなしている。リブ2、2は、内側部10の中央より上側であって、杆体1aの長手方向に両端寄りの箇所に夫々設けられている。リブ21は、内側部10の中央より上側であって、杆体1aの長手方向中央に設けられている。
また、枠体1の下方を構成する杆体1cにも、長手方向に平行な帯状をなして前面側に突出したリブ22が、杆体1bの長手方向中央に設けられている。図5は、杆体1a及び1cを示す部分正面図である。図5Aは杆体1aに設けられたリブ2を、図5Bは杆体1aに設けられたリブ21を、図5Cは杆体1cに設けられたリブ22を夫々示している。図5に示すように、リブ21は、リブ2よりも、枠体1の長手方向に長い。リブ22は、リブ21と同じ大きさである。図5A及び図5Bに示すように、リブ2及びリブ21の上方に、規制部3、3が夫々設けられている。規制部3については後述する。
内側部10の前面には、杆体1aの長手方向に長い形状をなして前面側に突出しているパネル接触部14が設けられている。杆体1aにおいて、パネル接触部14は内側部10の上側の端から、内側部10の中央よりも下側まで設けられている。また、パネル接触部14の外面には、ゴム製又はスポンジ製等の緩衝部15が設けられている。緩衝部15は表示部30と直接接触するところ、ゴム製又はスポンジ製等であることから衝撃を緩衝するので、表示部30が擦れて傷が生じるといった事態を防止することができる。杆体1b、1b、1cも、内側部10の外側にパネル接触部14及び緩衝部15が夫々設けられている。
パネル接触部14は表示部30の背面側の周縁と接触する。フレーム61とパネル接触部14とが表示部30を前後方向に挟むことによって、前後方向の位置を固定する。このパネル接触部14は、リブ2よりも前方に突出している。
図6は、杆体1aを示す部分斜視図である。内側部10と周縁部11との接続箇所付近であって、リブ2の外側には、周囲が内側部10の長手方向に長い矩形状をなした矩形孔13が設けられている。
周縁部11は、帯状の板体によって構成されている。周縁部11は、その下面における幅方向の中央付近において、内側部10の外周縁と、周に沿って接合している。内側部10と周縁部11との縦断面はT字状をなしている。
図6に基づいて規制部3について説明する。規制部3は基部31及び先端部32を備える。まず、周縁部11におけるリブ2の上方には、前端から後方に向かって凹んだ矩形状の凹部12が設けられている。さらに周縁部11には、斯かる凹部12の周縁であって、周縁部11の前端にあたる位置から後方に向かって、溝部33、33が設けられている。溝部33、33は、規制部3一つ当たり2カ所、間隔を置いて設けられており、後端付近を除き、溝部33、33の幅は一定である。
基部31は、2か所の溝部33、33によって挟まれた部分が前方に突出されて形成されており、上面視長方形状の板体をなしている。基部31は、周縁部11と繋がっている箇所から前方に向かって突出している。なお、基部31は、前後方向における後側部分は周縁部11と同じ厚さであるが、中央部分は周縁部11よりも厚さが薄くなっている。
先端部32は矩形の棒体をなしている。先端部32は、その長手方向が内側部10と平行になるように、上端中央が基部31の前端付近の下方と繋がっている。先端部32の長手方向の寸法は、同一方向である基部31の幅方向の寸法より長い。また、先端部32は、外力を加えない状態では内側部10との間隔が一定になるよう、基部31に接合されている。先端部32は、リブ2よりも前方に突出している。
先端部32の上側には凹部12が設けられている。また、先端部32の後方には矩形孔13が設けられている。そのために、先端部32は、基部31とのみ接触しており、内側部10及び周縁部11とは直接には接触していない。従って、外力を加えることにより基部31が曲がった場合には、先端部32も基部31に連動して動く構造になっている。
光学シート5について説明する。図7は、光学シート5を示す正面図である。光学シート5は、枠体1より小さい矩形部50の周縁に、略長方形をなし、一方の長辺に外側に突出した耳部51、51、52が設けられており、他方の長辺に耳部53が設けられている。なお、耳部51、51、52、53のうち一又は複数は、光学シート5の方向を判別するため、一部が切り欠いたような形状であってもよい。
耳部51、51、52、53は、リブ2、2、21、22の数と対応しており、本実施の形態では、耳部51、51は光学シート5上縁における両端寄りに2カ所、耳部52は上縁中央に1カ所、耳部53は下縁に1カ所夫々設けられている。耳部51、51、52の間隔は規制部3、3、3の間隔と等しい。
耳部51、51、52、53の中央には、夫々孔511、511、521、531が設けられている。孔511、511、521、531は長手方向に長い形状をなしており、夫々リブ2、2、21、22が貫通することができる大きさである。孔511、511、521は、光学シート5の長手方向に平行な同一直線上に設けられている。
図8は、耳部51、52、53を示す部分正面図である。図8Aは耳部51を、図8Bは耳部52を、図8Cは耳部53を夫々示している。2か所の耳部51、51の夫々設けられた孔511、511の大きさは同じであるが、中央の孔521は孔511よりも長手方向に短い。孔531は、上縁に設けられた3カ所の孔511、511、521よりも光学シート5の上下方向に幅が広い。
図9は、枠体1及び光学シート5を示す正面図である。孔511、511、521をリブ2、2、21が貫通することにより、光学シート5の上下方向における位置が決められる。ここで、上側中央のリブ21はリブ2より左右方向に長く、孔521は孔511より左右方向に短いことから、リブ21と孔521とにより、左右方向にも位置が固定される。これに対し、リブ2、2の長さは、上側における両端寄りの孔511、511よりも左右方向に相当短いため、リブ2、2と孔521、521の周縁とには、左右方向に隙間が生じる。
光学シート5は、熱により膨張及び収縮する。即ち、光学シート5の温度が上昇した場合には、上下方向及び左右方向の長さが長くなり、光学シート5の温度が下降した場合には、上下方向及び左右方向の長さが短くなる。しかし、両端寄りのリブ2、2と孔511、511とは左右方向に隙間が設けられていることにより、光学シート5が左右方向に膨張及び収縮した場合であっても、光学シート5に皺が寄るといった事態を防ぐことができる。なお、孔511と孔521との左右方向の長さ、及びリブ2とリブ21との左右方向の長さのいずれか一方は、同じ長さであってもよい。
また、光学シート5における下側の孔531は、上下方向の幅が他の孔511、521よりも広いため、リブ22と孔531との上下方向の隙間は、上側のリブ2と孔511との隙間よりも広くなっている。従って、光学シート5が上下方向に膨張及び収縮した場合であっても、光学シート5に皺が寄るといった事態を防ぐことができる。なお、リブ22の上下方向の幅は、リブ2及びリブ21より狭くてもよい。
図10は、枠体1及び耳部51を示す部分斜視図である。光学シート5は、枠体1の内側部10の前面側に接触するよう設けられており、かつ耳部51の周縁は、規制部3によって前後方向の移動が規制される。これにより、光学シート5は前後方向の位置が決められる。ここで、リブ4が光学シート5の移動を規制する場合は、リブ4が孔511の周縁を係止する場合も含む。
図11は、枠体1、光学シート5及び表示部30を示す断面図である。図11に示すように、表示部30は、光学シート5の前方に設けられている。また、表示部30は、パネル接触部14と接触しているため、リブ2の前方に間隔を置いて設けられている。
先端部32の後方と内側部10との間隙に、光学シート5の周縁が配置されることにより、光学シート5の前後方向への移動が規制される。
規制部3は周縁部11に設けられており、表示部30は周縁部11及び規制部3の内側に設けられている。従って、規制部3によって表示装置90の厚みが増すことを抑制することができる。
ここで、表示装置90の薄型化及び狭額縁化を実現するために、枠体1も可能な限り小さいことが望ましい。そのために内側部10の幅が狭く、リブ2、2、21と規制部3、3、3との間隔も非常に狭い。従って、規制部3が光学シート5の前後方向の移動を規制する場合には、規制部3に対して枠体1の外側方向に力を加え、一旦規制部3をしならせて光学シート5を挿入する十分な間隔を設けてから、光学シート5を規制部3と内側部10との間隔に挿入する。
本実施の形態において、基部31は、両側に溝部33、33が設けられており、また、周縁部11よりも途中の厚みが薄いことによって、基部31は厚さ方向に力を加えた場合に、枠体1の他の箇所よりもしなりやすくなっている。そのため、光学シート5を規制部3と内側部10との間隔に挿入するにあたり、小さい外力で挿入することができる。
なお、本実施の形態において、リブ2、21の個数は問わない。また、耳部51、52、53が設けられる数には制限が無く、リブ2、21、22の数より少なくてもよい。また耳部51は、光学シート5の側縁に設けられていてもよい。
本実施の形態に係る表示装置90は、複数の杆体1a、1b、1b、1cの端部が連結されて構成されており、一の杆体1aの前面にリブが設けられている枠体1を備える表示装置90において、前記一の杆体1aには、前方に向けて突出した基部31と前記枠体の内側方向に向いた先端部32とを有する規制部3が前記リブ2より前記枠体1の外側に設けられていることを特徴とする。
本実施の形態によれば、リブ2は孔511を貫通しており、かつ一の杆体1aに規制部3が設けられている。これにより、表示装置90の厚みを抑えることができるので、表示装置90の薄型化及び狭額縁化を実現することができる。
本実施の形態に係る表示装置90は、前記規制部3は前記光学シート5の移動を規制することを特徴とする。
本実施の形態によれば、前記規制部3は、特に前記光学シート5の前後方向の移動を規制することができる。
本発明に係る表示装置90は、前記先端部32における前記一の杆体1aの長手方向寸法が、前記基部31における前記長手方向寸法よりも長いことを特徴とする。
本実施の形態によれば、先端部32における前記一の杆体1aの長手方向寸法が、前記基部31における前記長手方向寸法よりも長いことにより、規制部3は、広い範囲で光学シート5の移動を規制することができる。
本発明に係る表示装置90は、前記杆体1aにおける前記基部31の両側には、溝部33、33が前方から後方に向けて設けられていることを特徴とする。
本実施の形態によれば、溝部33、33が設けられていることにより、規制部3がしなりやすくなるので、光学シート5の移動を規制することが容易になる。
本発明に係る表示装置は、前記規制部3は前記リブ2より前方に突出していることを特徴とする。
本実施の形態によれば、規制部3は前記リブ2より前方に突出していることにより、表示部30等がリブ2の前方に配置された場合であっても表示装置90の厚みを抑えることができる。
本実施の形態に係るテレビジョン受信機は、上述の表示装置90と、テレビジョン放送波を受信するチューナとを備え、前記表示部30は、前記チューナが受信したテレビジョン放送波に基づく映像を表示することを特徴とする。
本実施の形態によれば、テレビジョン受信機において、上述した表示装置90の効果を実現することができる。
第2の実施の形態
第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、規制部3における先端部32に溝部34が設けられている形態に関する。
第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、規制部3における先端部32に溝部34が設けられている形態に関する。
図12は、杆体1aを示す断面図である。杆体1aは第1の実施の形態と同様に樹脂製である。本実施の形態では、先端部32の断面がL字状になっている。そのため規制部3における基部31と先端部32との接合部分が第1の実施の形態の場合と比較して細くなっており、後方から前方に向かって凹んだ溝部34が基部31と先端部32とにより形成されている。斯かる溝部34は、杆体1aの長手方向である基部31の幅方向に沿って設けられている。なお、図12はリブ2の上方に設けられた規制部3について示しているが、リブ21の上方に設けられた規制部3についても、同様の構造であってもよい。
本実施の形態によれば、基部31と先端部32とにより溝部34が形成されることにより、規制部3がしなり易くなる。このため、規制部3が光学シート5の移動を規制することが容易になる。また、本実施の形態によれば、先端部32の厚さが抑えられる。杆体1aは樹脂製であるところ、肉厚が厚い場合に生じる反り又は歪みが軽減されて、肉厚の不均一が改善される。加えて、杆体1aの製造時において、気泡の発生を抑えることができ、また、必要な冷却時間のばらつきが抑えられることで形状のばらつきを抑えることができる。
第3の実施の形態
第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、リブ4が爪状をなしている形態に関する。
第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、リブ4が爪状をなしている形態に関する。
図13は、枠体1を示す部分斜視図である。図13は、枠体1のうち、上側の一部を示したものである。従って、図13における上方向は枠体1の外側方向に該当し、下方向は枠体1の内側方向に該当する。
内側部10の前面には、内側部10の長手方向に平行な方向を長手方向とする帯状であり、前面側に突出したリブ4が設けられている。リブ4は、基部41及び先端部42を備える。リブ4は、第1の実施の形態におけるリブ2と同様の位置に設けられている。リブ4は杆体1aの長手方向に平行な方向に細長い形状をなしている。
また、リブ4において、内側部10に繋がっている基部41の先端には、枠体1の外側方向に突出した先端部42が形成されている。先端部42における杆体1aの長手方向の長さは基部41よりも短いが、基部41より長くてもよい。基部41及び先端部42により、リブ4が外側に屈曲した爪状をなす。
内側部10におけるリブ4の上側には、矩形孔43が設けられている。矩形孔43は内側部10の長手方向に平行な方向に長い矩形状をなしており、リブ4の長さよりも長い。
図14は、枠体1及び光学シート5を示す部分斜視図である。光学シート5の形状は、第1の実施の形態と同様である。光学シート5の孔511をリブ4の基部41が貫通することにより光学シート5の上下方向の位置決めが行われる。また、リブ4が屈曲した爪状をなしていることにより、孔511の周縁に接したリブ4が光学シート5の移動を規制している。これにより、前後方向の位置決めが行われる。なお、図13及び図14においては、先端部42は上側、即ち枠体1の外側方向に突出しているが、光学シート5の前後方向の移動をすることが可能であれば、枠体1の内側方向又は杆体1aの長手方向等、他の方向に突出していてもよい。ここで、リブ4が光学シート5の移動を規制する場合は、リブ4が孔511の周縁を係止する場合も含む。
図15は、枠体1、光学シート5及び表示部30を示す断面図である。図15において示されるように、表示部30はリブ4の前方に配置される。
本実施の形態に係る表示装置90は、複数の杆体1a、1b、1b、1cの端部が連結されて構成されており、一の杆体1aの前面にリブ4が設けられている枠体1と、前記リブ4が貫通している孔511が設けられた光学シート5とを備える表示装置90において、前記リブ4は先端が屈曲した形状をなし、前記光学シート5の前後方向の移動を規制することを特徴とする。
本実施の形態によれば、前記リブ4は先端が屈曲した形状をなし、前記孔511の周縁に接したリブ4が前方から移動を規制していることにより、光学シート5の上下方向及び前後方向の位置決めを行うことができる。また、周縁部11に光学シート5をの前後方向の移動を規制する構造が不要になるため、枠体1の製造を容易に行うことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態に記載されている技術的特徴は、相互に組合せ可能であり、組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 枠体
2、21、22 リブ
3 規制部
31、41 基部
32、42 先端部
33、34 溝部
4 リブ
10 内側部
11 周縁部
12 凹部
13、43 矩形孔
14 パネル接触部
15 緩衝部
5 光学シート
51、52、53 耳部
511、521、531 孔
30 表示部
61 フレーム
62 導光板
63 反射シート
64 発光部
65 放熱体
66 バックライトシャーシ
81 チューナ基板
82 制御基板
90 表示装置
2、21、22 リブ
3 規制部
31、41 基部
32、42 先端部
33、34 溝部
4 リブ
10 内側部
11 周縁部
12 凹部
13、43 矩形孔
14 パネル接触部
15 緩衝部
5 光学シート
51、52、53 耳部
511、521、531 孔
30 表示部
61 フレーム
62 導光板
63 反射シート
64 発光部
65 放熱体
66 バックライトシャーシ
81 チューナ基板
82 制御基板
90 表示装置
Claims (6)
- 複数の杆体の端部が連結されて構成されており、一の杆体の前面にリブが設けられている枠体と、前記リブが貫通している孔が設けられた光学シートとを備える表示装置において、
前記一の杆体には、前方に向けて突出した基部と前記枠体の内側方向に向いた先端部とを有する規制部が前記リブよりも前記枠体の外側に設けられている
ことを特徴とする表示装置。 - 前記規制部は前記光学シートの移動を規制する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記先端部における前記一の杆体の長手方向寸法が、前記基部における前記長手方向寸法よりも長い
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。 - 前記杆体における前記基部の両側には、溝が前方から後方に向けて設けられている
ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の表示装置。 - 前記規制部は前記リブより前方に突出している
ことを特徴とする
請求項1から4までのいずれか一つに記載の表示装置。 - 複数の杆体の端部が連結されて構成されており、一の杆体の前面にリブが設けられている枠体と、前記リブが貫通している孔が設けられた光学シートとを備える表示装置において、
前記リブは先端が屈曲した形状をなし、前記光学シートの前後方向の移動を規制する
ことを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013230551A JP2015090815A (ja) | 2013-11-06 | 2013-11-06 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013230551A JP2015090815A (ja) | 2013-11-06 | 2013-11-06 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015090815A true JP2015090815A (ja) | 2015-05-11 |
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ID=53194240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013230551A Pending JP2015090815A (ja) | 2013-11-06 | 2013-11-06 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015090815A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180035991A (ko) * | 2016-09-29 | 2018-04-09 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백라이트 유닛 및 이를 포함하는 표시장치 |
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2013
- 2013-11-06 JP JP2013230551A patent/JP2015090815A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180035991A (ko) * | 2016-09-29 | 2018-04-09 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백라이트 유닛 및 이를 포함하는 표시장치 |
KR102539512B1 (ko) | 2016-09-29 | 2023-06-05 | 엘지디스플레이 주식회사 | 백라이트 유닛 및 이를 포함하는 표시장치 |
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