JP7028383B2 - エレベーターの敷居の異物除去装置およびエレベーター - Google Patents

エレベーターの敷居の異物除去装置およびエレベーター Download PDF

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Description

本発明は、エレベーターの敷居の異物除去装置およびエレベーターに関する。
特許文献1は、エレベーターのドアの敷居の例を開示する。敷居の敷居溝において、傾斜面を有する部材が戸当たり側の端部に挿入される。敷居溝の内側に入り込んだ異物は、ドアシューによって戸当たり側に移動させられる。戸当たり側に移動する異物は、敷居溝の端部の部材の傾斜面に沿って敷居溝から除去される。
日本実開昭63-123574号公報
しかしながら、特許文献1の敷居において、敷居溝の端部の部材の上面の高さは、敷居溝の上面の高さにほぼ一致する。このため、敷居の上の異物が除去されない場合がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされた。本発明の目的は、敷居の上の異物を除去できるエレベーターのドアの敷居の異物除去装置およびエレベーターを提供することである。
本発明に係るエレベーターの敷居の異物除去装置は、エレベーターのドアの敷居の敷居溝においてドアの戸当たり側の端部に配置され、上下方向に可動であり、ドアが全閉するときにドアのドアパネルの下端の高さである第1高さより下方まで上端部が下がり、ドアが全閉する前に第1高さより上方に上がっている上端部とドアパネルの戸当たり側の端部との間において、ドアが閉まるときにドアパネルに押されて移動する異物をドアが閉まる方向と鋭角をなす第1方向に誘導する誘導部材を備える。
本発明に係るエレベーターは、上記の異物除去装置と、ドアを全閉にするときに戸閉不良となる場合にドアを再び開き、その後にドアを再び全閉にする制御盤と、を備える。
本発明に係る異物除去装置およびエレベーターであれば、敷居の上の異物が除去できる。
実施の形態1に係るエレベーターのドアの背面図である。 実施の形態1に係る異物除去装置の側面図である。 実施の形態1に係る異物除去装置の上面図である。 実施の形態1に係る異物除去装置の上面図である。 実施の形態1に係る異物除去装置の側面図である。 実施の形態1に係る異物除去装置の上面図である。 実施の形態1に係る異物除去装置の側面図である。 実施の形態1に係る異物除去装置の上面図である。 実施の形態1に係る異物除去装置の側面図である。 実施の形態1に係る異物除去装置の上面図である。 実施の形態1に係る異物除去装置の側面図である。 実施の形態1の変形例に係る異物除去装置の側面図である。 実施の形態1の変形例に係る異物除去装置の側面図である。 実施の形態1の変形例に係る異物除去装置の側面図である。 実施の形態1の変形例に係る異物除去装置の側面図である。 実施の形態2に係る異物除去装置の側面図である。
本発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るエレベーターのドアの背面図である。
図1において、エレベーター1のドア2が示される。エレベーター1は、複数の階床を有する建築物に設けられる。建築物において、昇降路が、複数の階床にわたって設けられる。エレベーター1は、昇降路の内部を鉛直方向に走行するかごによって、複数の階床の間で利用者などを輸送する装置である。エレベーター1のかごは、かごドアを備える。かごドアは、利用者がかごに乗降しうるように開閉する機器である。かごドアは、エレベーター1のドア2の例である。建築物の複数の階床の各々において、乗場が設けられる。乗場において、乗場ドアが設けられる。乗場ドアは、乗場が設けられる階床に停止しているかごに利用者が乗降しうるように、かごドアの開閉に連動して開閉する機器である。乗場ドアは、エレベーター1のドア2の例である。ここで、エレベーター1のドア2は、片開きのドアである。
以下において、次のように設定されるxyz直交座標系を用いて説明する。y軸の正の方向は、鉛直上方向である。xz平面は、水平面である。z軸の方向は、ドア2の開閉方向である。
ドア2は、ドアハンガー3と、2枚のドアパネル4と、敷居5と、を備える。ドアハンガー3は、ドア2の上部に設けられる。ドアハンガー3は、ドア2の開閉方向に延びる。2枚のドアパネル4の各々は、板状の機器である。2枚のドアパネル4の各々の厚さ方向は、x軸の方向に向けられる。2枚のドアパネル4の各々は、ドアシュー6を備える。ドアシュー6は、ドアパネル4の下端部に設けられる。2枚のドアパネル4の各々の上端部は、ドアハンガー3に掛けられる。2枚のドアパネル4の荷重は、ドアハンガー3に支持されている。2枚のドアパネル4の各々は、ドア2が開閉するときに、ドアハンガー3に沿って移動する。このとき、2枚のドアパネル4は、互いに同じ方向に移動する。敷居5は、ドア2の下部に設けられる。敷居5は、ドア2の開閉方向に延びる。敷居5は、敷居溝7を有する。敷居溝7は、ドア2の開閉方向に長い溝である。敷居溝7は、上方から挿し込まれているドアシュー6をドア2が開閉するときに案内する溝である。
図1において、ドア2が全閉している状態が示される。ドア2が開くときに、ドアパネル4は、戸当たり8から離れる方向に移動する。戸当たり8は、ドア2が全閉しているときにドアパネル4が当たる部分である。ドア2が閉まるときに、ドアパネル4は、戸当たり8に近づく方向に移動する。ドア2が乗場ドアである場合に、戸当たり8は、例えば乗場の三方枠に設けられる。ドア2がかごドアである場合に、戸当たり8は、かごに設けられる。
ここで、ドア2が開いているときに、ドアパネル4と戸当たり8との間に異物が入り込むことがある。入り込んだ異物が除去されなければ、ドア2が戸閉不良となる場合がある。戸閉不良は、例えば異物によってドア2が全閉にできない状態である。このため、エレベーター1は、異物除去装置9を備える。異物除去装置9は、敷居溝7の内側に配置される。異物除去装置9は、敷居溝7の戸当たり8側の端部に配置される。
エレベーター1は、制御盤10を備える。制御盤10は、エレベーター1の動作を制御する機器である。エレベーター1の動作は、例えばかごを走行させる動作、ならびにドア2を開く動作およびドア2を閉める動作などを含む。制御盤10は、例えばドア2に設けられる図示されないセンサーなどに基づいてドア2の開閉状態を判定してもよい。ドア2の開閉状態は、例えばドアパネル4の位置および戸閉不良の発生の有無などを含む。
ここで、制御盤10のハードウェア構成の例について説明する。制御盤10の各機能は、処理回路により実現しうる。処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ10bと少なくとも1つのメモリ10cとを備える。処理回路は、プロセッサ10bおよびメモリ10cと共に、あるいはそれらの代用として、少なくとも1つの専用のハードウェア10aを備えてもよい。
処理回路がプロセッサ10bとメモリ10cとを備える場合、制御盤10の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。そのプログラムはメモリ10cに格納される。プロセッサ10bは、メモリ10cに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御盤10の各機能を実現する。
プロセッサ10bは、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。メモリ10cは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等により構成される。
処理回路が専用のハードウェア10aを備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。
制御盤10の各機能は、それぞれ処理回路で実現することができる。あるいは、制御盤10の各機能は、まとめて処理回路で実現することもできる。制御盤10の各機能について、一部を専用のハードウェア10aで実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア10a、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで制御盤10の各機能を実現する。
続いて、図2および図3を用いて異物除去装置9の構成を説明する。
図2は、実施の形態1に係る異物除去装置の側面図である。図3は、実施の形態1に係る異物除去装置の上面図である。
図2および図3において、異物除去装置9は実線で示される。ここで、図2に示される第1高さHは、ドアパネル4の下端部の高さである。
図2に示されるように、異物除去装置9は、傾斜体11と、誘導部材12と、持上げ部13と、を備える。
傾斜体11は、敷居溝7の内側に配置される。傾斜体11は、敷居溝7の戸当たり8側の端部に配置される。傾斜体11の上端部は、第1高さHより下方にある。傾斜体11の上端部の高さは、例えば敷居5の上面の高さである。ドア2の開閉方向における傾斜体11の長さは、ドアパネル4の戸当たり8側の端部からドアシュー6の戸当たり8側の端部までの水平距離より短い。傾斜体11は、ドアパネル4の戸当たり8側の端部に向けられる側の端部に排出斜面14を有する。排出斜面14は、敷居溝7の底面から戸当たり8に向かって上るように傾斜する斜面である。
誘導部材12は、傾斜体11の戸当たり8側の端部において、上下方向に可動に支持される。このため、誘導部材12は、敷居溝7の戸当たり8側の端部に配置される。誘導部材12の上面は、例えば水平な平面である。誘導部材12は、ドアパネル4の戸当たり8側の端部に対向する側の端部に誘導面15を有する。誘導面15は、例えば鉛直面である。誘導部材12は、誘導面15が設けられる側の端部の上部に押下げ斜面16を有する。押下げ斜面16は、誘導部材12の上面からドアパネル4の戸当たり8側の端部に向かって下がる斜面である。
持上げ部13は、誘導部材12の上端部の高さより下方に配置される。持上げ部13は、例えば誘導部材12の下面に配置される。持上げ部13は、傾斜体11が誘導部材12を支持する部分に収められていてもよい。このとき、持上げ部13は、例えば傾斜体11および誘導部材12の間に配置される。持上げ部13は、持上げバネ17を有する。持上げバネ17は、弾性力によって誘導部材12を上方に持ち上げる弾性体の例である。
ドア2が全閉していないときに、持上げ部13は、例えば持上げバネ17の弾性力によって誘導部材12を持ち上げている。このとき、誘導部材12の上端部は、第1高さHより上方にまで持ち上げられている。このとき、誘導部材12の押下げ斜面16の一部の高さは、第1高さHに配置される。
誘導部材12は、下方に押し下げる力を受ける場合に、持上げバネ17が誘導部材12を持ち上げる力に抗しながら下方に下がる。誘導部材12の上端部を第1高さHより下方にまで下げうるように、傾斜体11は誘導部材12を収納する空間を有する。誘導部材12の可動範囲の下端は、少なくとも上端部が第1高さHより下方に下がる位置より下方である。
図3に示されるように、ドアパネル4の厚さ方向における異物除去装置9の幅は、敷居溝7の幅の全体にわたる。ここで、異物除去装置9を敷居溝7に挿入しうる程度のクリアランスがあってもよい。ドアパネル4の厚さ方向における排出斜面14の長さは、敷居溝7の一方の側面から他方の側面にわたる。ドアパネル4の厚さ方向における誘導面15の長さは、敷居溝7の一方の側面から他方の側面にわたる。
傾斜体11の排出斜面14の法線Nは、鉛直面Vに対して傾いている。鉛直面Vは、敷居溝7の中心線を含む平面である。排出斜面14は、x軸の方向に傾いている。排出斜面14は、ドア2の内側または外側のいずれかに傾いている。ここで、ドア2が乗場ドアである場合に、ドア2の内側および外側は、例えば昇降路側および乗場側である。ドア2がかごドアである場合に、ドア2の内側および外側は、例えばかごの内部の側および乗場側である。排出斜面14は、曲面であってもよい。
誘導部材12の誘導面15は、第1方向Dに沿って傾いている。第1方向Dは、ドア2が閉まる方向と鋭角をなす方向である。この例において、ドア2が閉まる方向は、z軸の正の方向である。すなわち、誘導面15は、ドア2の内側または外側に傾いている。誘導面15は、曲面であってもよい。
続いて、図4から図11までを用いて、異物除去装置9の動作の例を説明する。
図4、図6、図8、および図10は、実施の形態1に係る異物除去装置の上面図である。図5、図7、図9、および図11は、実施の形態1に係る異物除去装置の側面図である。
図4において、制御盤10の制御信号に基づいてドア2が閉まっている途中の状態が示される。このとき、敷居5の上に異物18aが載っている。異物18aの幅は、敷居溝7の幅より大きい。このため、異物18aは敷居溝7の内側に入り込まない。敷居5の上の異物18aは、誘導部材12の上端部およびドアパネル4の戸当たり8側の端部の間にある。
このとき、図5に示されるように、誘導部材12の上端部は、持上げ部13によって第1高さHより上方にまで持ち上げられている。ドア2が閉まるときに、ドアパネル4は、戸当たり8に近づく方向に移動する。異物18aは、移動するドアパネル4に押されて敷居5の上を戸当たり8側に移動する。
また、敷居溝7の内側に入り込んだ異物18bがある場合に、異物18bは、例えばドアパネル4のドアシュー6に押されて敷居溝7の内側を戸当たり8側に移動する。
その後、図6に示されるように、異物18aは、ドアパネル4に押されて誘導部材12に接触する。異物18aは、誘導部材12の誘導面15に接触する。誘導部材12の誘導面15は、第1方向Dに沿って傾いている。このため、ドアパネル4に押されている異物18aは、第1方向Dに沿った力を受ける。これにより、誘導部材12の誘導面15は、異物18aを第1方向Dに誘導する。異物18aは、ドア2が閉まるときにドアパネル4が移動する軌道から除去される。
また、図7に示されるように、敷居溝7の内側の異物18bは、ドアシュー6に押されることで傾斜体11の排出斜面14に沿って移動する。異物18bは、排出斜面14に沿って戸当たり8に向かって上るように移動する。異物18bは、x軸の方向の排出斜面14の傾きに沿って、x軸の方向に誘導される。これにより、異物18bは、ドア2の内側または外側に誘導される。異物18bは、ドア2が閉まるときに敷居溝7の内側から排出される。排出された異物18bは、例えば誘導部材12に誘導されて除去されてもよい。
その後、図8に示されるように、ドアパネル4は戸当たり8に近づく方向への移動を続ける。このとき、ドアパネル4の下端部は、誘導部材12の押下げ斜面16に接触する。
このとき、図9に示されるように、ドア2の閉まる方向にドアパネル4が誘導部材12を押す力は、下方に押し下げる力に押下げ斜面16によって変換される。これにより、誘導部材12は、ドアパネル4によって押し下げられる。誘導部材12は、持上げバネ17が誘導部材12を持ち上げる力に抗しながら下方に下がる。
その後、図10に示されるように、ドアパネル4の端部は戸当たり8に当たる。このとき、ドア2は全閉している。
このとき、図11に示されるように、誘導部材12の上端部は、ドアパネル4の下端部の高さである第1高さHより下方に下がっている。誘導部材12は、ドアパネル4の下方に納められる。
このように、エレベーター1においてドア2が閉まるときに、敷居5の上の異物が除去される。ここで、異物の形状、硬さおよび位置などによって、ドア2が一度閉まるときに異物除去装置9は異物を除去しきれない可能性もある。このとき、敷居5の上に残った異物によって、戸閉不良となる場合がある。
ここで、制御盤10は、戸閉不良を判定するときに、ドア2を再び開いてもよい。このとき、制御盤10は、ドア2が全開する前にドア2を一旦停止させてもよい。制御盤10は、例えばドアパネル4および戸当たり8の間隔が、ドア2の開閉方向における誘導部材12の長さより長くなったときにドア2を停止させる。
このとき、ドアパネル4は、誘導部材12の上方にない。すなわち、誘導部材12は、ドアパネル4によって押し下げられていない。このため、誘導部材12は、上端部が第1高さより上方になるまで持上げ部13によって再び持ち上げられる。ここで、敷居5の上に残っていた異物は、持上げ部13に持ち上げられる誘導部材12に接触する。これにより、当該異物の敷居5の上の位置が変わる。
その後、制御盤10は、ドア2を再び全閉にする。これにより、ドアパネル4は、再び戸当たり8に近づく方向に移動する。ドアパネル4は、敷居5の上に残っていた異物を誘導部材12に向けて移動させる。誘導部材12は、ドアパネル4との間の異物を第1方向に再び誘導する。これにより、敷居5の上に残っていた異物が除去される。なお、制御盤10は、戸閉不良が解消されるまでドア2の開および全閉を繰り返してもよい。
以上に説明したように、実施の形態1に係る異物除去装置9は、誘導部材12を備える。誘導部材12は、エレベーター1のドア2の敷居5の敷居溝7においてドア2の戸当たり8側の端部に配置される。誘導部材12は、上下方向に可動である。誘導部材12の上端部は、ドア2が全閉するときに第1高さHより下方まで下がる。第1高さHは、ドアパネル4の下端の高さである。ドア2が全閉する前に第1高さHより上方に上がっている誘導部材12の上端部とドアパネル4の戸当たり8側の端部との間において、ドア2が閉まるときに、誘導部材12は、ドアパネル4に押されて移動する異物を第1方向Dに誘導する。第1方向Dは、ドア2が閉まる方向と鋭角をなす方向である。
ドア2が全閉するときに上端部が下方に下がるので、誘導部材12は、ドア2の開閉を妨げない。誘導部材12の上端部は、ドア2が閉まる動作をしているときに、ドアパネル4の下端より上方に上がっている。誘導部材12は、上端部およびドアパネル4の間においてドアパネル4に押されて移動する異物を第1方向Dに誘導する。これにより、ドア2が閉まるときに敷居5の上の異物が除去される。ここで、第1方向Dはドア2が移動する方向と鋭角をなすので、異物は押されて移動しながら誘導される。このため、誘導される異物がドア2の開閉を妨げにくい。
また、誘導部材12は、ドアパネル4の戸当たり8側の端部に対向する端部に誘導面15を有する。誘導面15は、第1方向に沿って傾く。
誘導面15の傾きによって、ドアパネル4による異物を押す力は、第1方向の力に変換される。これにより、誘導部材12は、単純な構成によって敷居5の上の異物を除去できる。
また、誘導部材12は、押下げ斜面16を有する。押下げ斜面16は、誘導部材12の上面からドアパネル4の戸当たり8側の端部に向かって下がる。ドア2が全閉するときに押下げ斜面16に接触するドアパネル4に押し下げられることで、誘導部材12の上端部は、第1高さHより下方まで下がる。
押下げ斜面16の傾きによって、ドアパネル4による誘導部材12を押す力は、下方への力に変換される。これにより、誘導部材12は下方に移動する。誘導部材12は、単純な構成によってドア2の開閉を妨げない位置に移動できる。
また、異物除去装置9は、持上げ部13を備える。持上げ部13は、誘導部材12の上端部の高さより下方に設けられる。ドア2が開くときに、持上げ部13は、誘導部材12の上端部が第1高さHより上方になるまで誘導部材12を持ち上げる。
ドア2が開くときに、誘導部材12は、持上げ部13によって敷居5の上の異物を誘導できる位置に移動する。これにより、ドア2が開閉するたびに異物が除去されるようになる。
また、持上げ部13は、弾性力によって誘導部材12を持ち上げる弾性体を有する。
これにより、異物除去装置9は、単純な構成によって誘導部材12を上下方向に移動させられる。
また、異物除去装置9は、傾斜体11を備える。傾斜体11は、敷居溝7の戸当たり8側の端部に配置される。傾斜体11は、戸当たり8側において誘導部材12を上下方向に可動に保持する。傾斜体11の上端部は、第1高さHより下方にある。傾斜体11は、排出斜面14を有する。排出斜面14は、敷居溝7の底面から戸当たり8に向かって上るように傾斜する。
これにより、異物除去装置9は、ドア2が閉まるときに敷居溝7の内側に入り込んだ異物も除去できる。
また、傾斜体11の排出斜面14の法線Nは、鉛直面Vに対して傾いている。鉛直面Vは、敷居溝7の中心線を含む面である。
排出斜面14の傾きによって、敷居溝7の内側に入り込んだ異物18aは、ドア2の開閉方向において敷居溝7の外側に誘導される。
また、実施の形態1に係るエレベーター1は、異物除去装置9と、制御盤10と、を備える。制御盤10は、ドア2を全閉にするときに戸閉不良となる場合にドア2を再び開く。その後に、制御盤10は、ドア2を再び全閉にする。
これにより、敷居5の上の異物がより確実に除去される。また、誘導部材12が可動であるため、敷居5の上に残っている異物の位置などが開閉のたびに変化する。このため、敷居5の上の異物は、より除去されやすくなる。
また、制御盤10は、ドア2を全閉にするときに戸閉不良となる場合に、ドア2が全開する前にドア2を停止させる。その後に、制御盤10は、ドア2を再び全閉にする。
制御盤10はドア2を全開にしないので、異物の除去のためのドア2の開閉にかかる時間が短縮される。また、異物の除去のためのドア2の開閉に必要なエネルギーが節約される。
なお、誘導部材12は、誘導面15によらずに異物を誘導してもよい。誘導部材12は、例えばドア2の内側または外側に傾くブラシなどによって異物を誘導してもよい。
また、排出斜面14の法線Nは、鉛直面Vに対して傾いていなくてもよい。異物除去装置9は、傾斜体11を備えていなくてもよい。このとき、敷居溝7の内側に入り込んだ異物は、敷居溝7の底面に設けられる排出穴などから排出されてもよい。異物除去装置9が傾斜体11を備えていない場合に、誘導部材12は、排出斜面14を有していない基部の上に配置されていてもよい。あるいは、誘導部材12は、敷居溝7の底面の上または敷居溝7の側面に直接配置されてもよい。
また、持上げ部13は、誘導部材12の側面に設けられてもよい。持上げ部13は、ドア2の開閉方向における誘導部材12の端部に設けられてもよい。
また、制御盤10は、戸閉不良となる場合に、ドア2を全開にしてもよい。制御盤10は、戸閉不良となる場合に、ドア2を開かなくてもよい。このとき、制御盤10は、例えばエレベーター1の運行を停止してもよい。また、制御盤10は、エレベーター1の運行を監視する監視センターなどに戸閉不良の情報を発報してもよい。
また、エレベーター1のドア2は、3枚以上のドアパネル4を備えるドアであってもよい。あるいは、エレベーター1のドア2は、1枚のドアパネル4を備える1枚戸のドアであってもよい。
続いて、図12を用いて、実施の形態1の変形例を説明する。
図12は、実施の形態1の変形例に係る異物除去装置の側面図である。
エレベーター1のドア2のドアパネル4は、戸当たり8側の端部の下部に接触斜面19を有する。接触斜面19は、誘導部材12の押下げ斜面16に平行な面である。ドア2が全閉するときに、ドアパネル4の接触斜面19は、誘導部材12の押下げ斜面16に接触する。接触斜面19は押下げ斜面16に平行であるので、ドアパネル4が誘導部材12を押す力は、より効果的に下方への力に変換される。
続いて、図13を用いて、実施の形態1の他の変形例を説明する。
図13は、実施の形態1の変形例に係る異物除去装置の側面図である。
異物除去装置9の持上げ部13は、空気バネ20を有する。空気バネ20は、例えばゴム膜21と、ゴム膜21の内部に封入されている空気22と、を有する。空気バネ20は、ゴム膜21および空気22の弾性力によって誘導部材12を上方に持ち上げる。空気バネ20のゴム膜21および空気22は、持上げ部13の弾性体の例である。
続いて、図14を用いて、実施の形態1の他の変形例を説明する。
図14は、実施の形態1の変形例に係る異物除去装置の側面図である。
異物除去装置9の一部または全部は、弾性体によって形成されていてもよい。異物除去装置9を形成する弾性体は、例えば弾性を有する変形可能な材質である。弾性体は、例えばゴム、シリコーンゴム、ゴムライク樹脂、その他の樹脂などであってもよい。異物除去装置9において誘導部材12、傾斜体11、および持上げ部13の一部または全部は、弾性体によって一体の装置として形成されていてもよい。このとき、持上げ部13は、誘導部材12および傾斜体11より変形しやすいように薄く形成されていてもよい。
続いて、図15を用いて、実施の形態1の他の変形例を説明する。
図15は、実施の形態1の変形例に係る異物除去装置の側面図である。
異物除去装置9の持上げ部13は、一対の持上げ磁石23を有する。一対の持上げ磁石23は、例えば永久磁石である。あるいは、一対の持上げ磁石23は、電磁石であってもよい。一対の持上げ磁石23の磁極は、上下方向に向けられる。一対の持上げ磁石23は、互いに同極を向けて配置される。この例において、一方の持上げ磁石23は、傾斜体11の誘導部材12を収納する部分に設けられる。他方の持上げ磁石23は、誘導部材12の下面に設けられる。持上げ部13は、一対の持上げ磁石23の間に斥力として働く磁力によって誘導部材12を持上げる。これにより、異物除去装置9は、単純な構成によって誘導部材12を上下方向に移動させられる。
実施の形態2.
実施の形態2において、実施の形態1で開示される例と相違する点について特に詳しく説明する。実施の形態2で説明しない特徴については、実施の形態1で開示される例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図16は、実施の形態2に係る異物除去装置の側面図である。
異物除去装置9は、傾斜体11と、誘導部材12と、アクチュエーター24と、制御部25と、を備える。
アクチュエーター24は、誘導部材12の上端部の高さより下方に配置される。アクチュエーター24は、例えば誘導部材12の下面に配置される。アクチュエーター24は、傾斜体11が誘導部材12を支持する部分に収められていてもよい。このとき、アクチュエーター24は、例えば傾斜体11および誘導部材12の間に配置される。なお、アクチュエーター24は、誘導部材12の側面に設けられてもよい。アクチュエーター24は、ドア2の開閉方向における誘導部材12の端部に設けられてもよい。
アクチュエーター24は、入力される制御信号に基づいて、誘導部材12を上下方向に移動させる機器である。アクチュエーター24は、例えばモーターによって誘導部材12を移動させてもよい。あるいは、アクチュエーター24は、ソレノイドなどによって誘導部材12を移動させてもよい。
制御部25は、ドア2の開閉状態の情報を取得しうるように、例えば制御盤10に接続される。制御部25は、傾斜体11、誘導部材12、またはアクチュエーター24に搭載されていてもよい。制御部25は、敷居5の外に配置されていてもよい。制御部25は、制御盤10に内蔵されていてもよい。制御部25は、ドア2の開閉状態に基づいて制御信号を出力しうるように、アクチュエーター24に接続される。制御部25の各機能は、制御盤10と同様に、専用のハードウェア25a、プロセッサ25bおよびメモリ25cなどを備える処理回路によって実現しうる。
続いて、異物除去装置9の動作の例を説明する。
ドア2が開くときに、制御部25は、誘導部材12を上方に上げる制御信号をアクチュエーター24に出力する。アクチュエーター24は、制御信号に基づいて、誘導部材12の上端部が第1高さHより上方になるまで誘導部材12を上方に上げる。
ドア2が閉まるときに、誘導部材12の上端部は、アクチュエーター24によって第1高さHより上方にまで持ち上げられている。ドア2が閉まるときに、ドアパネル4は、戸当たり8に近づく方向に移動する。異物は、移動するドアパネル4に押されて敷居5の上を戸当たり8側に移動する。異物は、ドアパネル4に押されて誘導部材12に接触する。異物は、誘導部材12の誘導面15に接触する。誘導部材12の誘導面15は、第1方向Dに沿って傾いている。このため、ドアパネル4に押されている異物は、第1方向Dに沿った力を受ける。これにより、誘導部材12の誘導面15は、異物を第1方向Dに誘導する。異物は、ドア2が閉まるときにドアパネル4が移動する軌道から除去される。
その後、ドア2が全閉するまで、ドアパネル4は戸当たり8に近づく方向への移動を続ける。ドア2が全閉するときに、制御部25は、誘導部材12を下方に下げる制御信号をアクチュエーター24に出力する。制御部25は、ドアパネル4が誘導部材12に接触する直前に制御信号を出力してもよい。アクチュエーター24は、制御信号に基づいて、誘導部材12の上端部が第1高さHより下方になるまで誘導部材12を下方に下げる。
その後、ドアパネル4の端部は戸当たり8に当たる。このとき、ドア2は全閉する。ここで、誘導部材12の上端部は、ドアパネル4の下端部の高さである第1高さHより下方に下がっている。誘導部材12は、ドアパネル4の下方に納められる。
以上に説明したように、実施の形態2に係る異物除去装置9は、アクチュエーター24と、制御部25と、を備える。アクチュエーター24は、誘導部材12の上端部の高さより下方に設けられる。アクチュエーター24は、入力される制御信号に基づいて誘導部材12を上下方向に移動させる。制御部25は、ドア2が全閉するときに、誘導部材12の上端部が第1高さHより下方になるまで誘導部材12を下げる制御信号をアクチュエーター24に出力する。
これにより、異物除去装置9は、アクチュエーター24によって誘導部材12をドア2の開閉を妨げない位置に移動できる。
また、制御部25は、ドア2が開くときに、誘導部材12の上端部が第1高さHより上方になるまで誘導部材12を上げる制御信号をアクチュエーター24に出力する。
ドア2が開くときに、誘導部材12は、アクチュエーター24によって敷居5の上の異物を誘導できる位置に移動する。これにより、ドア2が開閉するたびに異物が除去されるようになる。
なお、制御部25は、ドア2が開くときに制御信号をアクチュエーター24に出力しなくてもよい。この場合に、制御部25は、ドア2が全閉する前に、誘導部材12の上端部が第1高さHより上方になるまで誘導部材12を上方に上げる制御信号をアクチュエーター24に出力してもよい。制御部25は、ドア2が閉まり始めて全閉する前に制御信号を出力してもよい。
これにより、ドア2が全開している間、誘導部材12は敷居溝7の内側にある。このため、誘導部材12は、かごに乗降する利用者などの妨げになりにくい。
なお、制御部25は、例えばドア2に設けられるセンサーが検出する情報に基づいてドア2の開閉状態を取得してもよい。制御部25は、例えばドア2を撮影するカメラなどの画像を処理することによってドア2の開閉状態を取得してもよい。
本発明に係る異物除去装置は、エレベーターに適用できる。本発明に係るエレベーターは、複数の階床を有する建築物に適用できる。
1 エレベーター、 2 ドア、 3 ドアハンガー、 4 ドアパネル、 5 敷居、 6 ドアシュー、 7 敷居溝、 8 戸当たり、 9 異物除去装置、 10 制御盤、 11 傾斜体、 12 誘導部材、 13 持上げ部、 14 排出斜面、 15 誘導面、 16 押下げ斜面、 17 持上げバネ、 18a、18b 異物、 19 接触斜面、 20 空気バネ、 21 ゴム膜、 22 空気、 23 持上げ磁石、 24 アクチュエーター、 25 制御部、 10a、25a ハードウェア、 10b、25b プロセッサ、 10c、25c メモリ、 H 第1高さ、 D 第1方向、 V 鉛直面、 N 法線

Claims (13)

  1. エレベーターのドアの敷居の敷居溝において前記ドアの戸当たり側の端部に配置され、上下方向に可動であり、前記ドアが全閉するときに前記ドアのドアパネルの下端の高さである第1高さより下方まで上端部が下がり、前記ドアが全閉する前に前記第1高さより上方に上がっている上端部と前記ドアパネルの前記戸当たり側の端部との間において、前記ドアが閉まるときに前記ドアパネルに押されて移動する異物を前記ドアが閉まる方向と鋭角をなす第1方向に誘導する誘導部材
    を備えるエレベーターの敷居の異物除去装置。
  2. 前記誘導部材は、前記ドアパネルの前記戸当たり側の端部に対向する端部に、前記第1方向に沿って傾く誘導面を有する
    請求項1に記載のエレベーターの敷居の異物除去装置。
  3. 前記誘導部材は、上面から前記ドアパネルの前記戸当たり側の端部に向かって下がる押下げ斜面を有し、前記ドアが全閉するときに前記押下げ斜面に接触する前記ドアパネルに押し下げられることで前記第1高さより下方まで上端部が下がる
    請求項1または請求項2に記載のエレベーターの敷居の異物除去装置。
  4. 前記誘導部材の上端部の高さより下方に設けられ、前記ドアが開くときに、前記誘導部材の上端部が前記第1高さより上方になるまで前記誘導部材を持ち上げる持上げ部
    を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエレベーターの敷居の異物除去装置。
  5. 前記持上げ部は、弾性力によって前記誘導部材を持ち上げる弾性体を有する
    請求項4に記載のエレベーターの敷居の異物除去装置。
  6. 前記持上げ部は、磁力によって前記誘導部材を持ち上げる磁石を有する
    請求項4に記載のエレベーターの敷居の異物除去装置。
  7. 前記誘導部材の上端部の高さより下方に設けられ、入力される制御信号に基づいて前記誘導部材を上下方向に移動させるアクチュエーターと、
    前記ドアが全閉するときに、前記誘導部材の上端部が前記第1高さより下方になるまで前記誘導部材を下げる制御信号を前記アクチュエーターに出力する制御部と、
    を備える請求項1または請求項2に記載のエレベーターの敷居の異物除去装置。
  8. 前記制御部は、前記ドアが開くときに、前記誘導部材の上端部が前記第1高さより上方になるまで前記誘導部材を上げる制御信号を前記アクチュエーターに出力する
    請求項7に記載のエレベーターの敷居の異物除去装置。
  9. 前記制御部は、前記ドアが全閉する前に、前記誘導部材の上端部が前記第1高さより上方になるまで前記誘導部材を上方に上げる制御信号を前記アクチュエーターに出力する
    請求項7に記載のエレベーターの敷居の異物除去装置。
  10. 前記敷居溝の前記戸当たり側の端部に配置され、前記戸当たり側において前記誘導部材を上下方向に可動に保持し、上端部が前記第1高さより下方にあり、前記敷居溝の底面から前記戸当たりに向かって上るように傾斜する排出斜面を有する傾斜体
    を備える
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のエレベーターの敷居の異物除去装置。
  11. 前記傾斜体は、前記排出斜面の法線が前記敷居溝の中心線を含む鉛直面に対して傾いている
    請求項10に記載のエレベーターの敷居の異物除去装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の異物除去装置と、
    前記ドアを全閉にするときに戸閉不良となる場合に前記ドアを再び開き、その後に前記ドアを再び全閉にする制御盤と、
    を備えるエレベーター。
  13. 前記制御盤は、前記ドアを全閉にするときに戸閉不良となる場合に前記ドアが全開する前に前記ドアを停止させ、その後に前記ドアを再び全閉にする
    請求項12に記載のエレベーター。
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