JP7027943B2 - ブラシホルダ装置 - Google Patents

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本発明は、ブラシホルダ装置に関するものである。
従来からパワーウィンドウ装置用のモータ等には、給電用ブラシを保持するブラシホルダ装置が設けられ、該ブラシホルダ装置としては、焼損保護素子としてのPTCサーミスタを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このブラシホルダ装置では、PTCサーミスタがターミナルに接続固定され、該ターミナルがブラシホルダ装置のホルダ部材に圧入固定されることでPTCサーミスタがターミナルを介してホルダ部材に保持されている。
特許第4876009号公報
しかしながら、上記のようなブラシホルダ装置では、PTCサーミスタをホルダ部材に組み付ける前に予めPTCサーミスタにターミナルを接続固定しておく必要があり、ターミナルの分だけ部品点数が多くなるとともに予め接続固定する工程によって製造が煩雑になるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数を低減できるとともに製造が容易となるブラシホルダ装置を提供することにある。
上記課題を解決するブラシホルダ装置は、給電用ブラシと、前記給電用ブラシと電気的に接続される焼損保護素子と、前記給電用ブラシ及び焼損保護素子が保持されたホルダ部材とを備え前記ホルダ部材は、単体の状態の前記焼損保護素子を一定の位置に保持可能な保持部を有するブラシホルダ装置であって、前記保持部は、底部と側壁とを有し、前記側壁は、前記焼損保護素子の厚さ方向から見て該焼損保護素子の両側縁部と対向する一対の側壁を含み、前記焼損保護素子は、前記底部側に突出した脚片と、反底部側に突出した接続片とを有し、前記焼損保護素子は、前記脚片が前記底部に当接しているとともに、該焼損保護素子の厚さ方向から見て該焼損保護素子が前記一方の側壁に寄り掛かって前記両側縁部のうち一方の側縁部の一部が前記一方の側壁に当接しているとともに他方の側縁部の一部が前記他方の側壁に当接していることで、該焼損保護素子は前記保持部と少なくとも3点以上で当接している。
同構成によれば、ホルダ部材は、単体の状態の焼損保護素子を一定の位置に保持可能な保持部を有するため、例えば予め焼損保護素子をターミナルに接続固定して該ターミナルをホルダ部材に固定させることで焼損保護素子を保持させるものに比べて、ターミナルを減らすことができるとともに製造が容易となる。
上記ブラシホルダ装置であって、前記底部には、前記焼損保護素子の厚さ方向から見て前記一対の側壁のうち一方の側壁側に孔または凹部が設けられ、前記焼損保護素子は、前記底部側に突出した一対の前記脚片を有し、前記一対の脚片は、一方の脚片が前記一方の側壁側に設けられ、他方の脚片が前記一対の側壁のうち他方の側壁側に設けられており、前記焼損保護素子は、前記一対の脚片において、前記一方の脚片が前記底部における前記孔または前記凹部に位置し、前記他方の脚片が前記底部における前記他方の側壁側の孔または凹部の設けられていない部分に当接している。
上記ブラシホルダ装置であって、前記側壁は、前記焼損保護素子の厚さ方向に対向する一対の側壁を含み、該一対の側壁の一方には、前記焼損保護素子側に突出する突出部が設けられている。
上記ブラシホルダ装置であって、前記ホルダ部材には、前記焼損保護素子の前記接続片と電気的に接続される接続ターミナルが設けられ、前記接続ターミナルは、単体の状態の前記焼損保護素子が倒れて前記保持部から脱落することを防ぎつつ該焼損保護素子の前記接続片と接続固定される規制接続片を有することが好ましい。
同構成によれば、ホルダ部材には、焼損保護素子と電気的に接続される接続ターミナルが設けられ、接続ターミナルは、単体の状態の焼損保護素子が倒れて保持部から脱落することを防ぎつつ該焼損保護素子と接続固定される規制接続片を有するため、例えばホルダ部材に成形する側壁を少なくすることができる。
上記ブラシホルダ装置であって、前記規制接続片は、前記焼損保護素子が前記ホルダ部材の軸中心側から外側に倒れて前記保持部から脱落することを防ぐことが好ましい。
同構成によれば、前記規制接続片は、前記焼損保護素子が前記ホルダ部材の軸中心側から外側に倒れて前記保持部から脱落することを防ぐため、ホルダ部材の外側に成形する側壁を減らすことができる。なお、ホルダ部材の内側(軸中心側)は、他の部が成形されている場合が多いため、その部位を用いて内側への倒れを防止する構成とし易いが、ホルダ部材の外側は、他の部が成形されていない場合が多いため、その部分に新たな側壁を成形することを回避できることになり効果が大きい。
本発明のブラシホルダ装置は、部品点数を低減できるとともに製造が容易となる。
一実施形態における減速機付きモータの模式平面図。 一実施形態におけるホルダ部材の斜視図。 一実施形態におけるホルダ部材の平面図。 一実施形態におけるブラシホルダ装置の一部断面図。 一実施形態におけるブラシホルダ装置の一部平面図。 別例におけるブラシホルダ装置の一部断面図。 別例におけるブラシホルダ装置の一部断面図。
以下、モータの一実施形態を図1~図5に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のモータ1は、回転子2の回転軸3を回転駆動するモータ本体4と、回転軸3の回転を減速する減速部5とを備えている。
モータ本体4のモータケースであるヨークハウジング6は、導電性の金属材料よりなり、有底筒状に形成され、その内周面には永久磁石7が固定されている。ヨークハウジング6の開口部にはフランジ6aが形成され、そのフランジ6aは、減速部5のギヤハウジング8の固定部8aとボルト9にて固定されている。
減速部5のギヤハウジング8は、合成樹脂材料よりなり、前記ヨークハウジング6と固定される前記固定部8aと、固定部8aから前記回転軸3の軸線方向に延びたウォーム収容部8bと、該ウォーム収容部8bの側方(図1において右方)に形成されたホイール収容部8cとを有する。そして、ウォーム収容部8bには、前記回転軸3の先端部とクラッチ11を介して連結されるウォーム軸12が収容され、ホイール収容部8cには、ウォーム軸12と噛合されるウォームホイール13が収容されている。ウォームホイール13の軸中心には出力軸14が設けられ、該出力軸14は、例えば、車両ウィンドウガラスを駆動するレギュレータ等の外部負荷と駆動連結されることになる。
また、モータ1は、ヨークハウジング6とギヤハウジング8とに亘って保持されたブラシホルダ装置21を備えている。
ブラシホルダ装置21は、樹脂製のホルダ部材22に、前記回転子2の整流子23に摺接される給電用ブラシ24や、該給電用ブラシ24と外部接続端子との間に電気的に接続される焼損保護素子としてのPTCサーミスタ26等が保持されてなる。
詳しくは、図2及び図3に示すように、本実施形態のホルダ部材22は、略板状のベース部22aと、該ベース部22aの側方に突出して形成された外部接続用コネクタ22bとを備えている。ベース部22aの中央部には、軸方向に筒状に延びて内部に前記整流子23(図1参照)を収容する整流子収容部22cが形成され、整流子収容部22cの先端部には該先端部をほぼ閉塞する閉塞部22dが形成され、該閉塞部22dの中央部には前記回転軸3を通しつつ支持する図示しない軸受を保持するための軸受保持部22eが形成されている。
また、ベース部22aにおける外部接続用コネクタ22bとは反対側には、給電用ブラシ24(図1参照)を保持する一対のブラシ保持部22fが形成されている。ブラシ保持部22fは、給電用ブラシ24の径方向の移動を許容するように構成され、給電用ブラシ24は径方向外側から整流子23(図1参照)に押圧接触される。
また、図4及び図5に示すように、本実施形態のホルダ部材22は、単体の状態(他の部品と接続されていない状態)のPTCサーミスタ26を一定の位置(姿勢)に保持可能な保持部31を有している。
詳しくは、まずPTCサーミスタ26は、2枚の金属板26a,26bでPTC素子26c(図5参照)を挟んで構成され、全体として板状に形成されている。2枚の金属板26a,26bは、同じ形状に形成されている。金属板26a,26b、ほぼ長方形に形成され、その片方の長い辺を延長するように一方に大きく突出した接続片26dと他方に小さく突出した脚片26eとを有する。そして、2枚の金属板26a,26bは、接続片26dと脚片26eとが幅方向(短い辺に沿った方向)の逆側となるように配置されつつ接続片26dと脚片26eを除く部位でPTC素子26cを挟んで固定されている。
保持部31は、前記ベース部22aによって構成される底部31aと、底部31aに対して立設された状態の側壁31b,31c,31d,31eとを有する。側壁31b,31c,31d,31eは、前記PTCサーミスタ26の側縁部(前記幅方向の縁部)と対向する一対の側壁31b,31cと、PTCサーミスタ26の背面(ホルダ部材22における内側(軸中心側)の面)と対向する側壁31dと、PTCサーミスタ26の正面(ホルダ部材22における外側の面)と対向する側壁31eとからなる。PTCサーミスタ26の背面側の側壁31dは、前記整流子収容部22cの一部にて構成されている。また、PTCサーミスタ26の正面側の側壁31eは、PTCサーミスタ26の幅方向の片側(図5中、右側)とだけ対向するように小さい幅で形成されている。また、PTCサーミスタ26の背面側の側壁31dにおいて、PTCサーミスタ26の正面側の側壁31eと対向する位置、すなわち、PTCサーミスタ26の幅方向の片側(図5中、右側)と対向する位置には、側壁31eの高さ方向から見て円弧状で、側壁31eの高さ方向に延びる突出部31fが形成されている。
また、ホルダ部材22には、PTCサーミスタ26と電気的に接続される接続ターミナル32が設けられている。本実施形態の接続ターミナル32は、ホルダ部材22にインサート成形にて設けられ、単体の状態(他の部品と接続されていない状態)のPTCサーミスタ26が倒れて保持部31から脱落することを防ぎつつPTCサーミスタ26の接続片26dと接続固定される規制接続片32aを有している。規制接続片32aは、PTCサーミスタ26がホルダ部材22の軸中心側から外側に倒れて保持部31から脱落することを防ぐように設けられ、詳しくは、PTCサーミスタ26の正面側の前記側壁31eとは幅方向の反対側(図5中、左側)でPTCサーミスタ26の(前記接続片26dの)正面と対向するように設けられている。また、規制接続片32aの前記底部31a側には、切り欠き部32bが設けられ、規制接続片32aにおける側壁31eの高さ方向の長さは、接続ターミナル32の他の部位よりも短くなっている。
そして、保持部31の前記底部31aには孔31gが形成されることによって段差31hが設けられ、その段差31hによってPTCサーミスタ26の側縁部の一部が側壁31b,31cに寄り掛かって該PTCサーミスタ26が一定の位置に保持されている。すなわち、段差31hによって、PTCサーミスタ26の一方の脚片26eの位置が下がってPTCサーミスタ26が傾き(詳しくは辺が底部31aや側壁31b,31cに対して傾き)、PTCサーミスタ26の側縁部の一部が側壁31bの角に寄り掛かって一定の位置に保持されている。なお、本実施形態では、図4に示すように、PTCサーミスタ26は、板厚方向から見てその3箇所(図4中、点Z1~Z3)が底部31aと側壁31b,31cとに当接されて一定の位置に保持されている。そして、PTCサーミスタ26は、単体の状態で上記のように一定の位置に保持されて、前記規制接続片32aとの相対位置が一定とされ、その位置で一方の接続片26dが規制接続片32aと溶接されて接続固定されている。また、他方の接続片26dは、図示しないチョークコイルを介して前記給電用ブラシ24に電気的に接続されることになる。なお、図5では、PTCサーミスタ26が傾いている様子は図示していない。
上記のように構成されたモータ1の作用について説明する。
外部電源から外部接続用コネクタ22bを介してモータ1に電源が供給されると、接続ターミナル32、PTCサーミスタ26、チョークコイル及び給電用ブラシ24を介して整流子23(更には回転子2の巻線)に電源が供給され、回転子2(回転軸3)が回転駆動される。すると、回転軸3と一体的にウォーム軸12が回転し、ウォーム軸12の回転に伴って(減速されて)ウォームホイール13及び出力軸14が回転し、該出力軸14から外部負荷に動力が伝達される。このような駆動時に、PTCサーミスタ26が異常発熱すると、該PTCサーミスタ26の抵抗が増大して過電流が抑制され、回路が保護される。
次に、上記実施の形態の効果を以下に記載する。
(1)ホルダ部材22は、単体の状態のPTCサーミスタ26を一定の位置に保持可能な保持部31を有するため、例えば予めPTCサーミスタをターミナルに接続固定して該ターミナルをホルダ部材に固定させることでPTCサーミスタを保持させるものに比べて、ターミナルを減らすことができるとともにブラシホルダ装置21の製造が容易となる。
(2)保持部31は、底部31aと側壁31b,31cとを有し、底部31aに段差31hが設けられることでPTCサーミスタ26の側縁部の一部が側壁31b,31cに寄り掛かって一定の位置に保持されるため、PTCサーミスタ26の側縁部が側壁31b,31cと面接触してしまうことを抑えながら一定の位置に保持することができる。よって、例えばPTCサーミスタの側縁部が保持部の側壁と面接触する場合に比べて、PTCサーミスタ26の放熱性が阻害されず、PTCサーミスタ26の機能を良好に維持することができる。
(3)ホルダ部材22には、PTCサーミスタ26と電気的に接続される接続ターミナル32が設けられ、接続ターミナル32は単体の状態のPTCサーミスタ26が倒れて保持部31から脱落することを防ぎつつPTCサーミスタ26と接続固定される規制接続片32aを有するため、例えばホルダ部材22に成形する側壁を少なくすることができる。
(4)前記規制接続片32aは、PTCサーミスタ26がホルダ部材22の軸中心側から外側に倒れて保持部31から脱落することを防ぐため、ホルダ部材22の外側に成形する側壁を減らすことができる。なお、ホルダ部材22の内側(軸中心側)は、他の部が成形されている場合が多く、本実施形態では整流子収容部22cの一部を用いて内側への倒れを防止する構成としているが、ホルダ部材22の外側は、他の部が成形されていない場合が多いため、その部分に新たな側壁を成形することを回避できることになり効果が大きい。
(5)PTCサーミスタ26は、板厚方向から見てその3箇所(図4中、点Z1~Z3)が底部31aと側壁31b,31cとに当接されて一定の位置に保持されるため、3点支持となりPTCサーミスタ26が安定して保持される。
(6)PTCサーミスタ26の背面側の側壁31dにおけるPTCサーミスタ26の正面側の側壁31eと対向する位置には、側壁31eの高さ方向から見て円弧状で、側壁31eの高さ方向に延びる突出部31fが形成されるため、PTCサーミスタ26を突出部31fよりも側壁31e側へ配置することができ、PTCサーミスタ26が側壁31dに面接触することを防ぐことができる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施形態では、保持部31の底部31aには孔31gが形成されることによって段差31hが設けられるとしたが、孔31g以外の構成で段差を設けてもよい。
例えば、図6に示すように、上記実施形態の孔31gに換えて凹部31jを形成することによって段差31hを設けてもよい。
また、例えば、図7に示すように、上記実施形態の孔31gを形成せずに、凸部31kを形成することによって段差31hを設けてもよい。勿論、孔31gや凹部31jと凸部31kとの両方を設けてもよい。
これらのようにしても、上記実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、底部31aに段差31hが設けられることでPTCサーミスタ26の側縁部の一部が側壁31b,31cに寄り掛かってPTCサーミスタ26が一定の位置に保持されるとしたが、単体の状態のPTCサーミスタ26を一定の位置に保持可能であれば他の構成の保持部としてもよい。また、上記実施形態では、PTCサーミスタ26は、板厚方向から見てその3箇所(図4中、点Z1~Z3)が底部31aと側壁31b,31cとに当接されて一定の位置に保持されるとしたが、これに限定されず、例えば板厚方向から見て2箇所や4箇所以上が底部31aと側壁31b,31cとに当接されて一定の位置に保持されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、接続ターミナル32は、単体の状態のPTCサーミスタ26が倒れて保持部31から脱落することを防ぎつつPTCサーミスタ26と接続固定される規制接続片32aを有するとしたが、これに限定されず、PTCサーミスタ26が倒れて保持部31から脱落することを防ぐ機能を有していない接続片を有した構成としてもよい。また、上記実施形態では、接続ターミナル32は、ホルダ部材22にインサート成形にて設けられるとしたが、これに限定されず、ホルダ部材22に組み付けて設けられる構成としてもよい。
・上記実施形態では、保持部31は焼損保護素子としてのPTCサーミスタ26を保持するものとしたが、例えばサーキットブレーカ等の他の焼損保護素子を保持するものとしてもよい。また、勿論、焼損保護素子の形状は上記実施形態のPTCサーミスタ26の形状と異なるものであってもよい。
・上記実施形態では、PTCサーミスタ26の背面側の側壁31dにおけるPTCサーミスタ26の正面側の側壁31eと対向する位置には、側壁31eの高さ方向から見て円弧状で、側壁31eの高さ方向に延びる突出部31fが形成されるとしたが、これに限定されず、円弧状以外の形状(例えば三角形状)でもよいし、側壁31eの高さ方向に延びていなくてもよい。また、突出部31fが設けられていなくてもよいし、突出部31fが複数設けられていてもよい。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記焼損保護素子は、板厚方向から見てその3箇所が前記底部と前記側壁とに当接されて一定の位置に保持されたことを特徴とする。
同構成によれば、前記焼損保護素子は、板厚方向から見てその3箇所が前記底部と前記側壁とに当接されて一定の位置に保持されるため、3点支持となり焼損保護素子が安定して保持される。
21…ブラシホルダ装置、22…ホルダ部材、24…給電用ブラシ、26…PTCサーミスタ(焼損保護素子)、31…保持部、31a…底部、31b,31c,31d,31e…側壁、31h…段差、32…接続ターミナル、32a…規制接続片。

Claims (5)

  1. 給電用ブラシと、
    前記給電用ブラシと電気的に接続される焼損保護素子と、
    前記給電用ブラシ及び焼損保護素子が保持されたホルダ部材と
    を備え
    前記ホルダ部材は、単体の状態の前記焼損保護素子を一定の位置に保持可能な保持部を有するブラシホルダ装置であって、
    前記保持部は、底部と側壁とを有し、
    前記側壁は、前記焼損保護素子の厚さ方向から見て該焼損保護素子の両側縁部と対向する一対の側壁を含み、
    前記焼損保護素子は、前記底部側に突出した脚片と、反底部側に突出した接続片とを有し、
    前記焼損保護素子は、前記脚片が前記底部に当接しているとともに、該焼損保護素子の厚さ方向から見て該焼損保護素子が前記一方の側壁に寄り掛かって前記両側縁部のうち一方の側縁部の一部が前記一方の側壁に当接しているとともに他方の側縁部の一部が前記他方の側壁に当接していることで、該焼損保護素子は前記保持部と少なくとも3点以上で当接していることを特徴とするブラシホルダ装置。
  2. 前記底部には、前記焼損保護素子の厚さ方向から見て前記一対の側壁のうち一方の側壁側に孔または凹部が設けられ、
    前記焼損保護素子は、前記底部側に突出した一対の前記脚片を有し、前記一対の脚片は、一方の脚片が前記一方の側壁側に設けられ、他方の脚片が前記一対の側壁のうち他方の側壁側に設けられており、
    前記焼損保護素子は、前記一対の脚片において、前記一方の脚片が前記底部における前記孔または前記凹部に位置し、前記他方の脚片が前記底部における前記他方の側壁側の孔または凹部の設けられていない部分に当接していることを特徴とする請求項1に記載のブラシホルダ装置。
  3. 前記側壁は、前記焼損保護素子の厚さ方向に対向する一対の側壁を含み、該一対の側壁の一方には、前記焼損保護素子側に突出する突出部が設けられている請求項1又は2に記載のブラシホルダ装置。
  4. 前記ホルダ部材には、前記焼損保護素子の前記接続片と電気的に接続される接続ターミナルが設けられ、
    前記接続ターミナルは、単体の状態の前記焼損保護素子が倒れて前記保持部から脱落することを防ぎつつ該焼損保護素子の前記接続片と接続固定される規制接続片を有することを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載のブラシホルダ装置。
  5. 前記規制接続片は、前記焼損保護素子が前記ホルダ部材の軸中心側から外側に倒れて前記保持部から脱落することを防ぐことを特徴とする請求項に記載のブラシホルダ装置。
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