JP7027943B2 - ブラシホルダ装置 - Google Patents
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Description
同構成によれば、前記規制接続片は、前記焼損保護素子が前記ホルダ部材の軸中心側から外側に倒れて前記保持部から脱落することを防ぐため、ホルダ部材の外側に成形する側壁を減らすことができる。なお、ホルダ部材の内側(軸中心側)は、他の部が成形されている場合が多いため、その部位を用いて内側への倒れを防止する構成とし易いが、ホルダ部材の外側は、他の部が成形されていない場合が多いため、その部分に新たな側壁を成形することを回避できることになり効果が大きい。
図1に示すように、本実施形態のモータ1は、回転子2の回転軸3を回転駆動するモータ本体4と、回転軸3の回転を減速する減速部5とを備えている。
ブラシホルダ装置21は、樹脂製のホルダ部材22に、前記回転子2の整流子23に摺接される給電用ブラシ24や、該給電用ブラシ24と外部接続端子との間に電気的に接続される焼損保護素子としてのPTCサーミスタ26等が保持されてなる。
外部電源から外部接続用コネクタ22bを介してモータ1に電源が供給されると、接続ターミナル32、PTCサーミスタ26、チョークコイル及び給電用ブラシ24を介して整流子23(更には回転子2の巻線)に電源が供給され、回転子2(回転軸3)が回転駆動される。すると、回転軸3と一体的にウォーム軸12が回転し、ウォーム軸12の回転に伴って(減速されて)ウォームホイール13及び出力軸14が回転し、該出力軸14から外部負荷に動力が伝達される。このような駆動時に、PTCサーミスタ26が異常発熱すると、該PTCサーミスタ26の抵抗が増大して過電流が抑制され、回路が保護される。
(1)ホルダ部材22は、単体の状態のPTCサーミスタ26を一定の位置に保持可能な保持部31を有するため、例えば予めPTCサーミスタをターミナルに接続固定して該ターミナルをホルダ部材に固定させることでPTCサーミスタを保持させるものに比べて、ターミナルを減らすことができるとともにブラシホルダ装置21の製造が容易となる。
・上記実施形態では、保持部31の底部31aには孔31gが形成されることによって段差31hが設けられるとしたが、孔31g以外の構成で段差を設けてもよい。
また、例えば、図7に示すように、上記実施形態の孔31gを形成せずに、凸部31kを形成することによって段差31hを設けてもよい。勿論、孔31gや凹部31jと凸部31kとの両方を設けてもよい。
・上記実施形態では、底部31aに段差31hが設けられることでPTCサーミスタ26の側縁部の一部が側壁31b,31cに寄り掛かってPTCサーミスタ26が一定の位置に保持されるとしたが、単体の状態のPTCサーミスタ26を一定の位置に保持可能であれば他の構成の保持部としてもよい。また、上記実施形態では、PTCサーミスタ26は、板厚方向から見てその3箇所(図4中、点Z1~Z3)が底部31aと側壁31b,31cとに当接されて一定の位置に保持されるとしたが、これに限定されず、例えば板厚方向から見て2箇所や4箇所以上が底部31aと側壁31b,31cとに当接されて一定の位置に保持されるようにしてもよい。
(イ)前記焼損保護素子は、板厚方向から見てその3箇所が前記底部と前記側壁とに当接されて一定の位置に保持されたことを特徴とする。
Claims (5)
- 給電用ブラシと、
前記給電用ブラシと電気的に接続される焼損保護素子と、
前記給電用ブラシ及び焼損保護素子が保持されたホルダ部材と
を備え、
前記ホルダ部材は、単体の状態の前記焼損保護素子を一定の位置に保持可能な保持部を有するブラシホルダ装置であって、
前記保持部は、底部と側壁とを有し、
前記側壁は、前記焼損保護素子の厚さ方向から見て該焼損保護素子の両側縁部と対向する一対の側壁を含み、
前記焼損保護素子は、前記底部側に突出した脚片と、反底部側に突出した接続片とを有し、
前記焼損保護素子は、前記脚片が前記底部に当接しているとともに、該焼損保護素子の厚さ方向から見て該焼損保護素子が前記一方の側壁に寄り掛かって前記両側縁部のうち一方の側縁部の一部が前記一方の側壁に当接しているとともに他方の側縁部の一部が前記他方の側壁に当接していることで、該焼損保護素子は前記保持部と少なくとも3点以上で当接していることを特徴とするブラシホルダ装置。 - 前記底部には、前記焼損保護素子の厚さ方向から見て前記一対の側壁のうち一方の側壁側に孔または凹部が設けられ、
前記焼損保護素子は、前記底部側に突出した一対の前記脚片を有し、前記一対の脚片は、一方の脚片が前記一方の側壁側に設けられ、他方の脚片が前記一対の側壁のうち他方の側壁側に設けられており、
前記焼損保護素子は、前記一対の脚片において、前記一方の脚片が前記底部における前記孔または前記凹部に位置し、前記他方の脚片が前記底部における前記他方の側壁側の孔または凹部の設けられていない部分に当接していることを特徴とする請求項1に記載のブラシホルダ装置。 - 前記側壁は、前記焼損保護素子の厚さ方向に対向する一対の側壁を含み、該一対の側壁の一方には、前記焼損保護素子側に突出する突出部が設けられている請求項1又は2に記載のブラシホルダ装置。
- 前記ホルダ部材には、前記焼損保護素子の前記接続片と電気的に接続される接続ターミナルが設けられ、
前記接続ターミナルは、単体の状態の前記焼損保護素子が倒れて前記保持部から脱落することを防ぎつつ該焼損保護素子の前記接続片と接続固定される規制接続片を有することを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載のブラシホルダ装置。 - 前記規制接続片は、前記焼損保護素子が前記ホルダ部材の軸中心側から外側に倒れて前記保持部から脱落することを防ぐことを特徴とする請求項4に記載のブラシホルダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018029637A JP7027943B2 (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | ブラシホルダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018029637A JP7027943B2 (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | ブラシホルダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019146403A JP2019146403A (ja) | 2019-08-29 |
JP7027943B2 true JP7027943B2 (ja) | 2022-03-02 |
Family
ID=67773317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018029637A Active JP7027943B2 (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | ブラシホルダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7027943B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021025151A1 (ja) | 2019-08-08 | 2021-02-11 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3445452B2 (ja) * | 1996-10-31 | 2003-09-08 | アスモ株式会社 | サーキットブレーカの取付構造 |
-
2018
- 2018-02-22 JP JP2018029637A patent/JP7027943B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019146403A (ja) | 2019-08-29 |
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