JP7027911B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関する。
インバータ等の電力変換装置は、電力変換回路を構成する電子部品等を、筐体内に収容してなる。例えば、特許文献1に開示された電力変換装置は、筐体外におけるバッテリ等の外部機器との接続を行うべく、外部コネクタを電気的に接続するバスバー(以下において、「端子バスバー」という。)を、筐体内に配置している。そして、特許文献1に開示された電力変換装置は、筐体に、外部コネクタを挿入するためのコネクタ用開口部と、締結部材を挿入するための締結用開口部とを、備えている。
特開2011-187933号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電力変換装置においては、以下の点において課題を有する。
すなわち、電力変換装置の出荷前などにおいて、電気的な検査を行うことがある。このとき、検査プローブを、筐体の外から内部に挿入し、端子バスバーに押し当てることにより、電気的な検査を行う。すなわち、検査プローブを、筐体の開口部から挿入するとともに端子バスバーに押し当てる。
ここで、例えば、複数種類の電力変換装置の検査を、順次行うにあたり、同じ方向から検査プローブを電力変換装置にアクセスすることができれば、検査効率を向上させやすい。つまり、例えば、出荷前の検査工程において、同じ検査機にて複数種類の電力変換装置を検査することもある。かかる場合に、検査プローブをアクセスできる方向が、製品ごとに異なると、電力変換装置と検査機とのいずれか一方の姿勢を、製品ごとに変える必要がある。そうすると、検査工程の効率を向上させにくい。
特許文献1に開示された電力変換装置においては、上述のように、2つの開口部が、筐体に形成されている。そして、これらの開口部は、端子バスバーに対して互いに異なる方向から対向する。しかしながら、これらの開口部のうち、外部コネクタを挿入するためのコネクタ用開口部は、端子バスバーの一部の主面に対向しているものの、開口部と主面との間の距離が長い。
つまり、検査プローブによって電気的な検査を行うには、ある程度の接触面積が必要である。それゆえ、端子バスバーの主面が開口部に対向していることが望まれる。しかし、端子バスバーの主面が開口部から遠いため、端子バスバーの主面に正確に検査プローブを押し当てるにあたって不利である。それゆえ、検査効率の観点において、不利な構成となる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、検査効率を向上させることができる、電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、筐体(2)と、
上記筐体内に収容されると共に外部コネクタ(5)との電気的接続を行う端子バスバー(3)と、を有し、
上記端子バスバーは、上記外部コネクタと締結される締結部(311)を備えた第1板部(31)と、該第1板部と異なる方向に主面を向けた第2板部(32)と、を有し、
上記筐体は、上記第1板部の主面の法線方向から上記締結部に向って開口した第1開口部(21)と、上記第2板部の法線方向から上記第2板部に向って開口した第2開口部(22)とを有し、
上記第2板部は、該第2板部の法線方向において上記締結部よりも上記第2開口部に近い位置に配置されており、
絶縁部材によって形成された端子台(4)が、上記筐体内に配置されており、上記端子台は、上記第1開口部に面する第1載置面(41)と、上記第2開口部に面する第2載置面(42)とを有し、上記第1板部は、上記第1載置面に載置されており、上記第2板部は、上記第2載置面に載置されており、
互いに電気的に独立した複数の上記端子バスバーを有し、上記端子台の上記第1載置面に、複数の上記端子バスバーの上記第1板部が載置されており、上記端子台の上記第2載置面に、複数の上記端子バスバーの上記第2板部が載置されており、
上記端子台は、隣り合う上記端子バスバーの上記第2板部の間において、上記第2載置面から立設する隔壁部(45)を有し、
該隔壁部は、隣り合う上記第2板部の並び方向と上記第2板部の主面の法線方向との双方に直交する方向において、上記第2板部の全体にわたって形成されている、電力変換装置(1)にある。
上記電力変換装置においては、上記端子バスバーが、上記第1板部と、該第1板部と異なる方向に主面を向けた第2板部と、を有する。筐体は、上記第1開口部と上記第2開口部とを有する。これにより、第1開口部と第2開口部とのいずれからも、端子バスバーに検査具をアクセスして、その接触面積を確保することが可能となる。
そして、第2板部は、該第2板部の法線方向において締結部よりも第2開口部に近い位置に配置されている。これにより、第2板部の主面を、第2開口部に近づけることができる。それゆえ、第2開口部から第2板部の主面に検査具をアクセスさせやすくなる。その結果、第1開口部から挿入する場合も、第2開口部から挿入する場合も、検査具を端子バスバーに確実に接触させやすい。それゆえ、電力変換装置の検査効率を向上させることができる。
以上のごとく、上記態様によれば、検査効率を向上させることができる、電力変換装置を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
参考形態1における、電力変換装置の一部の断面図。 図1のII-II線矢視断面図。 図1のIII-III線矢視断面図。 参考形態1における、筐体の斜視図。 参考形態1における、端子台と端子バスバーとの斜視図。 図5のVI-VI線矢視断面図。 図5のVII矢視図。 図5のVIII矢視図。 参考形態1における、外部コネクタを接続した電力変換装置の一部の断面図。 図9のA矢視図。 参考形態1における、第1板部を用いた電気的な検査の説明図。 参考形態1における、第2板部を用いた電気的な検査の説明図。 実施形態1における、端子台と端子バスバーとの斜視図。 図13のXIV矢視図。 図13のXV矢視図。
参考形態1
電力変換装置に係る形態について、図1~図12を参照して説明する。
形態の電力変換装置1は、図1~図3に示すごとく、筐体2と、端子バスバー3と、を有する。端子バスバー3は、筐体2内に収容される。また、端子バスバー3は、図9、図10に示すごとく、外部コネクタ5との電気的接続を行う。
図2~図4に示すごとく、端子バスバー3は、第1板部31と第2板部32とを有する。第1板部31は、外部コネクタ5と締結される締結部311を備えている。第2板部32は、第1板部31と異なる方向に主面を向けている。
筐体2は、図1~図4に示すごとく、第1開口部21と第2開口部22とを有する。第1開口部21は、第1板部31の主面の法線方向から締結部311に向って開口した開口部である。第2開口部22は、第2板部32の法線方向から第2板部32に向って開口した開口部である。
図1に示すごとく、第2板部32は、第2板部32の法線方向において締結部311よりも第2開口部22に近い位置に配置されている。
本形態においては、第1板部31の主面と第2板部32の主面とは、互いに直交している。以下において、適宜、第1板部31の主面の法線方向を、Z方向といい、第2板部32の主面の法線方向を、X方向という。また、Z方向とX方向との双方に直交する方向を、Y方向という。
本形態の電力変換装置1においては、絶縁部材によって形成された端子台4が、筐体2内に配置されている。端子台4は、第1開口部21に面する第1載置面41と、第2開口部22に面する第2載置面42とを有する。図1、図5~図8に示すごとく、第1板部31は、第1載置面41に載置されている。第2板部32は、第2載置面42に載置されている。端子台4は、筐体2に固定されている。
電力変換装置1は、図5に示すごとく、互いに電気的に独立した複数の端子バスバー3を有する。端子台4の第1載置面41に、複数の端子バスバー3の第1板部31が載置されており、端子台4の第2載置面42に、複数の端子バスバー3の第2板部32が載置されている。
本形態においては、複数の端子バスバー3として、外部の直流電源に電気的に接続される、正極の端子バスバー3Pと負極の端子バスバー3Nとを有する。正極の端子バスバー3Pは、直流電源の正極に電気的に接続され、負極の端子バスバー3Nは、直流電源の正極に電気的に接続される。そして、端子バスバー3Pの第1板部31と、端子バスバー3Nの第1板部31とが、第1載置面41に配置されている。また、端子バスバー3Pの第2板部32と、端子バスバー3Nの第2板部32とが、第2載置面42に配置されている。
また、第1載置面41の法線方向から見たとき、図8に示すごとく、複数の端子バスバー3の締結部311の並び方向に直交する方向に存在する第1載置面41の端縁のうち、最も締結部311に近い位置の端縁側に、第2載置面42が存在する。すなわち、端子バスバー3Pの締結部311と、端子バスバー3Nの締結部311とは、互いに、Y方向に並んでいる。そして、Z方向から見たとき、第1載置面41におけるX方向の端縁のうち、2つの締結部311に近い側の端縁側に、第2載置面42が存在する。
すなわち、締結部311は、第1載置面41におけるX方向の一方側に偏った位置に配置されている。そして、その締結部311に近い側の端縁に、第1載置面41と第2載置面42との間の角部43が存在することとなる。特に、本形態においては、端子台4における、第1載置面41の周囲の側面のうち、最も締結部311に近い側面が、第2載置面42となっている。
図5、図6に示すごとく、端子バスバー3は、第1板部31と第2板部32との間に、略直角に屈曲した屈曲部33を有する。すなわち、端子バスバー3は、金属板を曲げることにより、形成されている。そして、屈曲部33を、端子台4における第1載置面41と第2載置面42との間の角部43に重ねるようにして、端子バスバー3が端子台4に搭載されている。
また、第1板部31における締結部311は、ボルト61を挿通する挿通孔315を有する。端子台4には、挿通孔315に向って開口したネジ孔441を備えた金属製のナット44がインサート成形されている。ネジ孔441は、端子台4の第1載置面41からZ方向に形成されている。
図8に示すごとく、第1板部31は、締結部311以外に、筐体2内の電子部品が接続される内部接続部312を有する。内部接続部312には、例えば、図示を省略する内部配線が接続されている。内部配線には、例えば、筐体2内に配されたコンデンサ及びスイッチング回路部が接続されている(図示略)。内部接続部312と内部配線との接続も、ボルト締結によって行うことができる。
第1板部31は、締結部311と内部接続部312との間を繋ぐ連結部313を有する。また、第1板部31は、締結部311から第2板部32側へ延びる延設部314を有する。延設部314は、屈曲部33を介して第1板部31と接続されている。
第2板部32は、Y方向の寸法、及びZ方向の寸法を、それぞれ、例えば、上述の挿通孔315の直径以上としている。
図4に示すごとく、筐体2は、略直方体形状を有する。そして、互いに略直交する第1壁部201と第2壁部202とに、それぞれ第1開口部21と第2開口部22とが形成されている。第1開口部21は、図3に示すごとく、Z方向から見て、2つの締結部311と重なる位置に形成されている。第2開口部22は、図2に示すごとく、X方向から見て、2つの第2板部32と重なる位置に形成されている。第2開口部22は、Z方向における、第1板部31よりも第1壁部201に近い側の領域にも向かって、開口している。
図9、図10に示すごとく、端子バスバー3には、外部コネクタ5のコネクタ端子51が接続される。すなわち、外部コネクタ5は、樹脂部52に保持されたコネクタ端子51が、端子バスバー3における、第1板部31に、Z方向から重ね合される。そして、コネクタ端子51は、第1板部31の締結部311において、ボルト61によって、締結される。ここで、外部コネクタ5は、第2開口部22から挿入される。また、ボルト61は、第1開口部21から挿入される。なお、端子バスバー3と外部コネクタ5とをボルト締結した後、第1開口部21は蓋体によって塞がれる。
次に、本形態の電力変換装置1について、電気的な検査を行う方法の一例につき、説明する。
例えば、電力変換装置1を製造した後、出荷前等に、電力変換装置1に通電して電気的な検査を行うことがある。なお、検査時は、電力変換装置1に外部コネクタ5は接続されていない。検査にあたっては、上述した内部配線に通電すべく、図11、図12に示すごとく、端子バスバー3に、検査具としての検査プローブ71を押し当てる。これにより、スイッチング回路部への通電を行う。
検査プローブ71は、プローブ本体710に対して軸方向に弾性的に変位する電極部711を有する。すなわち、電極部711とプローブ本体710との間には弾性体712が介在している。電極部711の先端面は、軸方向を向いている。電極部711の先端面の直径は、例えば、端子バスバー3の厚みよりも大きい。
2つの端子バスバー3P、3Nのそれぞれに、検査プローブ71の電極部711を押し当てる。この状態において、電極部711は、弾性体712によって端子バスバー3P、3Nに向って付勢された状態にある。そして、一対の検査プローブ71を介して一対の端子バスバー3P、3Nの間に所定の電圧を印加する。これにより、電力変換装置1における電子部品間の接続不良等の電気的検査を行う。
一対の検査プローブ71を一対の端子バスバー3P、3Nに押し当てる際には、筐体2の外側から内側へ検査プローブ71を挿入することとなる。ここで、検査プローブ71は、筐体2の第1開口部21又は第2開口部22から挿入する。つまり、図11に示すごとく、検査プローブ71を、第1開口部21から挿入して第1板部31に当接させるか、図12に示すごとく、第2開口部22から挿入して第2板部32に当接させる。なお、一対の検査プローブ71は、互いに平行に配置された状態で一体化されている。
次に、本形態の作用効果につき説明する。
上記電力変換装置1においては、端子バスバー3が、第1板部31と、第1板部31と異なる方向に主面を向けた第2板部32と、を有する。筐体2は、第1開口部21と第2開口部22とを有する。これにより、図11、図12に示すごとく、第1開口部21と第2開口部22とのいずれからも、端子バスバー3に検査具(例えば検査プローブ71)をアクセスして、その接触面積を確保することが可能となる。
そして、第2板部32は、X方向において締結部311よりも第2開口部22に近い位置に配置されている。これにより、第2板部32の主面を、第2開口部22に近づけることができる。それゆえ、第2開口部22から第2板部32の主面に検査プローブ71をアクセスさせやすくなる。その結果、第1開口部21から挿入する場合(図11参照)も、第2開口部22から挿入する場合(図12参照)も、検査プローブ71を端子バスバー3に確実に接触させやすい。それゆえ、電力変換装置1の検査効率を向上させることができる。
例えば、本形態の電力変換装置1を、他の種類の電力変換装置とともに、一つの検査工程にて検査を行うことも考えられる。そして、同じ検査機にて複数種類の電力変換装置を検査することもある。かかる場合に、仮に、検査プローブ71をアクセスできる方向が、製品ごとに異なると、電力変換装置と検査機とのいずれか一方の姿勢を、製品ごとに変える必要がある。そうすると、検査工程の効率を向上させにくい。つまり、ある製品は、検査プローブを押し当てる端子面が上側を向いており、ある製品は、端子面が水平方向を向いている場合、検査効率を上げにくい。
本形態の電力変換装置1は、端子バスバー3が、互いに異なる方向を向いた第1板部31と第2板部32とを有する。そして、上述のように、第1板部31への検査プローブ71の当接と、第2板部32への検査プローブ71の当接とのいずれを選択しても、容易かつ確実な検査が行えるよう構成してある。
それゆえ、例えば、他の電力変換装置が、端子面を上向きとしている場合には、図11に示すごとく、検査プローブ71を上からアクセスさせるようにする。これにより、装置又は検査機の向きを変えることなく、本形態の電力変換装置1と他の電力変換装置とを同じ検査機にて検査することが可能となる。同様に、例えば、他の電力変換装置が、端子面を横向きとしている場合には、図12に示すごとく、検査プローブ71を横からアクセスさせるようにする。これにより、装置又は検査機の向きを変えることなく、本形態の電力変換装置1と他の電力変換装置とを同じ検査機にて検査することが可能となる。
なお、本形態の電力変換装置1が複数の方向から検査プローブ71をアクセスすることが可能な構成を有することによる利点は、他の種類の電力変換装置と共通の検査工程を行う場合に限られるものではない。つまり、検査プローブ71のアクセス方向の選択肢が複数あることにより、検査方法等の自由度が向上する。
また、端子台4は第1載置面41と第2載置面42とを有し、第1板部31は、第1載置面41に載置されており、第2板部32は、第2載置面42に載置されている。これにより、第1板部31における第1開口部21と反対側の面に、端子台4が配置され、第2板部32における第2開口部22と反対側の面に、端子台4が配置されることとなる。それゆえ、検査プローブ71を第1板部31又は第2板部32に安定して押し当てることができる。これにより、電力変換装置1の電気的な検査を、容易かつ確実に行うことができる。
また、端子台4の第1載置面41に、複数の端子バスバー3P、3Nの第1板部31が載置されており、端子台4の第2載置面42に、複数の端子バスバー3P、3Nの第2板部32が載置されている。これにより、同じ方向から、複数の端子バスバー3P、3Nに対して、それぞれ検査プローブ71を押し当てることができる。これにより、一層効率よく、電気的な検査を行うことができる。
Z方向から見たとき、複数の端子バスバー3P、3Nの締結部311の並び方向に直交する方向に存在する第1載置面41の端縁のうち、最も締結部311に近い位置の端縁側に、第2載置面42が存在する。これにより、第2板部32と締結部311との間の距離を短くすることができる。つまり、端子バスバー3において、締結部311と第2板部32との間の導体部分を短くすることができる。これにより、端子バスバー3において、第2板部32を設けることに伴うインダクタンスの増加を、極力抑制することができる。
以上のごとく、本形態によれば、検査効率を向上させることができる、電力変換装置を提供することができる。
実施形態1
本実施形態は、図13~図15に示すごとく、端子台4が隔壁部45を有する実施形態である。
隔壁部45は、隣り合う端子バスバー3P、3Nの第2板部32の間において、第2載置面42から立設している。
本形態においては、隔壁部45は、2つ形成されている。各隔壁部45は、図14、図15に示すごとく、2つの第2板部32における、互いに近い側の側端面321に沿って、それぞれ形成されている。隔壁部45は、Z方向における第2板部32の略全体にわたり形成されている。隔壁部45は、端子台4と一体成形されている。
また、端子台4は、2つの第2板部32における、互いに反対側を向いた側端面322の外側に配置される側壁部450をも有する。側壁部450は、第2板部32の側端面322に沿って形成されている。側壁部450も、Z方向における第2板部32の略全体にわたり形成されている。また、側壁部450は、端子台4と一体成形されている。
これに伴い、第2板部32は、隔壁部45と側壁部450との間に、配置されることとなる。図15に示すごとく、隔壁部45は、端子台4の第2載置面42からのX方向の突出量は、第2板部32の厚み以上となっている。これにより、隔壁部45のX方向の突出端は、第2板部32の主面よりも、筐体2の第2開口部22に近い位置に配されている。
また、側壁部450も、端子台4の第2載置面42からのX方向の突出量は、第2板部32の厚み以上となっている。これにより、側壁部450のX方向の突出端は、第2板部32の主面よりも、筐体2の第2開口部22に近い位置に配されている。
その他の構成は、参考形態1と同様である。なお、実施形態1以降において用いた符号のうち、既出の形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本形態においては、端子台4が隔壁部45を有する。これにより、隣り合う第2板部32同士の間の電気的絶縁性を向上させることができる。また、これに伴い、Y方向における第2板部32同士の間隔を小さくすることができる。その結果、省スペース化を図ることができ、電力変換装置1の小型化を容易にすることができる。
また、隔壁部45が第2板部32の側端面321に沿って形成されていることにより、隔壁部45は、第2板部32の位置決め機能をも備えることとなる。特に、隔壁部45と共に側壁部450を設けることで、第2板部32のY方向の位置決めを、より正確にかつ容易に行うことができる。
その他、参考形態1と同様の作用効果を有する。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
1 電力変換装置
2 筐体
21 第1開口部
22 第2開口部
3、3P、3N 端子バスバー
31 第1板部
311 締結部
32 第2板部
5 外部コネクタ

Claims (2)

  1. 筐体(2)と、
    上記筐体内に収容されると共に外部コネクタ(5)との電気的接続を行う端子バスバー(3)と、を有し、
    上記端子バスバーは、上記外部コネクタと締結される締結部(311)を備えた第1板部(31)と、該第1板部と異なる方向に主面を向けた第2板部(32)と、を有し、
    上記筐体は、上記第1板部の主面の法線方向から上記締結部に向って開口した第1開口部(21)と、上記第2板部の法線方向から上記第2板部に向って開口した第2開口部(22)とを有し、
    上記第2板部は、該第2板部の法線方向において上記締結部よりも上記第2開口部に近い位置に配置されており、
    絶縁部材によって形成された端子台(4)が、上記筐体内に配置されており、上記端子台は、上記第1開口部に面する第1載置面(41)と、上記第2開口部に面する第2載置面(42)とを有し、上記第1板部は、上記第1載置面に載置されており、上記第2板部は、上記第2載置面に載置されており、
    互いに電気的に独立した複数の上記端子バスバーを有し、上記端子台の上記第1載置面に、複数の上記端子バスバーの上記第1板部が載置されており、上記端子台の上記第2載置面に、複数の上記端子バスバーの上記第2板部が載置されており、
    上記端子台は、隣り合う上記端子バスバーの上記第2板部の間において、上記第2載置面から立設する隔壁部(45)を有し、
    該隔壁部は、隣り合う上記第2板部の並び方向と上記第2板部の主面の法線方向との双方に直交する方向において、上記第2板部の全体にわたって形成されている、電力変換装置(1)。
  2. 上記第1載置面の法線方向から見たとき、複数の上記端子バスバーの上記締結部の並び方向に直交する方向に存在する上記第1載置面の端縁のうち、最も上記締結部に近い位置の端縁側に、上記第2載置面が存在する、請求項に記載の電力変換装置。
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