JP2015082406A - 電池集合体と導電路付き端子との接続構造 - Google Patents

電池集合体と導電路付き端子との接続構造 Download PDF

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Abstract

【課題】コスト増加の抑制を図るとともに、単純化や標準化も図ることが可能な、電池集合体と導電路付き端子との接続構造を提供する。
【解決手段】複数の電線付き電圧検出端子17をケース16の本体部21に組み付けると、端子本体38は対応する収容固定部23に固定される。具体的には、電気接触部39の形状が端子本体38の全体で見ると凹状の形状になることから、組み付けを行うことにより、電気接触部39は底面25よりも電池3側に突出した状態で固定される。また、組み付けを行うことにより、端子本体38は電線接続部40が載置部27に載置され、電線接続部40から引き出された電線37は、電線収容部24に収容・配索される。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車などに用いられるバスバーモジュールにおける電気的な接続構造、具体的には、電池集合体と導電路付き端子との接続構造に関する。
例えばハイブリッド自動車や電気自動車には、高圧のバッテリーとして図9及び図10に示すような電池集合体101が搭載される。電池集合体101は、複数の電池102を並べてなり、各電池102には、プラス電極及びマイナス電極として用いられる一対の電極103が設けられる。一対の電極103は、ここでは電池102の左右両側部からそれぞれ一つずつ突出するように設けられる。電池集合体101は、隣り合う電池102同士の側部において、対向する電極103がプラス電極及びマイナス電極になるように並べられる。
引用符号104は従来のバスバーモジュールを示す。バスバーモジュール104は、上記のような、対向する電極103(プラス電極及びマイナス電極)を接続する部分を複数有する長尺な部材であって、ここでは電池集合体101の左右両側部にそれぞれ設けられる。図10及び図11において、バスバーモジュール104は、複数のバスバー105と、電線106の端末に設けられた電圧検出端子107と、ケース108とを備えて構成される。
バスバー105は、導電性を有する金属板からなる。バスバー105は平板状であって、所定位置には電極挿通孔109、109が貫通形成される。電極挿通孔109、109には、上記対向する電極103(プラス電極及びマイナス電極)が挿通される。図11及び図12において、電圧検出端子107は、導電性を有する金属板からなり、平板状の電気接触部110と、この電気接触部110に連続する電線接続部111とを有する。電気接触部110の中央位置には、電極挿通孔112が貫通形成される。また、電気接触部110の一端には、差し込み凸部113が形成される。尚、電気接触部110の他端には、電線接続部111が連成される。電線接続部111は、電線106の端末を圧着接続する部分として形成される。
図10及び図11において、ケース108は、絶縁性を有する樹脂成形品であって、バスバー収容機能部分114と、電線収容機能部分115と、これらを連結する複数の連結部116とを有して、全体が図示のような長尺な形状に形成される。尚、連結部116は短く、その形状は溝状となるように形成される。
バスバー収容機能部分114には、バスバー105及び電気接触部110に対する収容固定部117が複数形成される。収容固定部117には、バスバー105を固定するための一対のロック部118が形成される。また、電極103の軸方向に貫通する貫通部119、119や、バスバー105に対する受け部120、120、121も形成される(図14参照)。貫通部119、119や、受け部120、120、121は、底壁122に形成される。この他、収容固定部117には、電気接触部110の差し込み凸部113に対する差し込み凹部123も形成される。
電圧検出端子107から引き出された電線106の端末は、連結部116に収容される。また、電線106は、電線収容機能部分115に収容されて所定の状態に配索される。電線収容機能部分115には、カバー124が複数箇所にわたって形成される。電線収容機能部分115に収容配索された複数本の電線106は、カバー124により覆われて保護される。
上記構成及び構造において、図13に示すように、ケース108の収容固定部117に、バスバー105を先ず固定する。そして次に、バスバー105上の所定位置に重ねるようにして電気接触部110を固定する。電気接触部110は、この一端の差し込み凸部113が収容固定部117の差し込み凹部123に差し込まれることによって固定される。電線収容機能部分115に電圧検出端子107から引き出された電線106を収容配索し、この後にカバー124を閉じると、バスバーモジュール104の組み付けが完了する。
電池集合体101に対しバスバーモジュール104の取り付けを行うと、バスバー105及び電気接触部110の各電極挿通孔109、112に電極103が挿通される。この時、電極103の座部125は、貫通部119に挿通された状態になる。また、座部125は、この座面(電極座面)によってバスバー105を受けるようにもなる。電極103に対しナット126を締め付けると、電気的な接続が完了するとともに、電池集合体101に対するバスバーモジュール104の取り付けも完了する。
尚、バスバーモジュール104の詳細な構造について、ここでの説明は省略するものとする(例えば下記特許文献1に開示された技術が参考になる)。
特開2013−17332号公報
ところで、上記従来技術にあっては、電池集合体101とバスバーモジュール104との電気的な接続構造として、図13及び図14に示すように、ケース108の収容固定部117に形成された貫通部119に対し電極103が座部125とともに挿通されることから、貫通部119は少なくとも座部125の径よりも(電極座面よりも)大きくしなければならない。従って、座部125の径が変更等により大きくなれば収容固定部117のサイズも大きくなり、結果、ケース108が大型化してしまうという問題点を有する。
また、上記従来技術にあっては、電池集合体101とバスバーモジュール104との電気的な接続構造として、図11に示すように、バスバー105を固定するための一対のロック部118がケース108の収容固定部117に形成されることから、ロック部118のために、収容固定部117の周壁127を高く(壁を高く)形成したり、切り込み(撓みを可能にするための部分)を形成したりしなければならない。従って、ケース108が高さ方向に大型化してしまうという問題点を有する。
以上のような問題点は、ケース108の金型費用や部品代が高額になってしまうことにつながる。また、ケース108等の構造の単純化や標準化に影響を来してしまうことにもつながる。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、コスト増加の抑制を図るとともに、単純化や標準化も図ることが可能な、電池集合体と導電路付き端子との接続構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明の電池集合体と導電路付き端子との接続構造は、複数の電池からなる電池集合体と、前記電池の電極に接続される導電路付き端子と、該導電路付き端子における導電性の端子本体を少なくとも収容する絶縁性のケースとを備え、且つ、該ケースに前記電極の軸方向に貫通する貫通部を形成するとともに、前記端子本体に電極挿通孔を有する平板状の電気接触部を形成し、且つ、該電気接触部を、前記貫通部を介して前記電池側となる前記ケースの底面よりも突出する形状に形成するとともに、前記貫通部の周縁に端子固定部を形成して前記電気接触部を前記底面よりも前記電池側に突出したままの状態に固定することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ケースの底面よりも電池側に導電路付き端子の電気接触部を平板状の状態で突出させることから、電池集合体における電極座面が仮に大きくなったとしても、或いは、電極等を変更する必要があったとしても、ケース自体の大型化につながるようなことはない。例えば、電極座面の大きさは、電気接触部の電極挿通孔を変更すればよい。この他、電極のピッチが変わらなければ、ケース等を流用し続けることが可能である。
また、本発明によれば、ケースの底面よりも電池側に電気接触部を突出させ、そして、突出したままの状態に固定することから、接続に関し、ケースの底面と例えば電池側との干渉が生じることはない。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の電池集合体と導電路付き端子との接続構造において、前記端子本体側の被固定部の構成として、前記電気接触部の一端側に段付き状態で第一被固定部分を形成するとともに、前記一端の反対側となる他端側にも段付き状態で導電路接続部分を形成し、且つ、前記他端の位置には前記導電路接続部分と共に被固定状態になる第二被固定部分を形成することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、導電路付き端子に関し、ケースに固定される部分として端子本体側の被固定部を有する。被固定部は、第一被固定部分と導電路固定部分と第二被固定部分とを含んで構成され、電気接触部の一端とその反対側の他端とに跨るように配置されることから、ケースへの固定に関しては、一箇所に集中するような偏った状態の固定でなく、安定した状態の固定になる。
また、本発明によれば、端子本体の形状に関し、第一被固定部分と導電路固定部分は電気接触部に対し段付き状態で形成されることから、電気接触部は凹状の部分になり、そのため電気接触部をケースの底面よりも電池側に突出させることが容易な形状になる。
請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載の電池集合体と導電路付き端子との接続構造において、前記端子固定部の構成として、前記貫通部の第一縁部側で前記底面よりも前記電池から離れる側に第一端子固定部分を形成するとともに、前記第一縁部の反対側となる第二縁部側で前記底面よりも前記電池から離れる側に導電路載置部分を形成し、且つ、前記第二縁部の位置には前記導電路載置部分と共に固定をする第二端子固定部分を形成することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ケースに関し、導電路付き端子を固定する部分として端子固定部を有する。端子固定部は、第一端子固定部分と導電路載置部分と第二端子固定部分とを含んで構成され、電極の軸方向に貫通する貫通部の周縁に配置形成される。端子固定部は、貫通部の第一縁部側とその反対側に位置する第二縁部側とに跨るように配置されることから、導電路付き端子を固定することに関しては、一箇所に集中するような偏った状態の固定でなく、安定した状態の固定になる。
請求項4に記載の本発明は、請求項1、2又は3に記載の電池集合体と導電路付き端子との接続構造において、前記電気接触部を少なくとも該電気接触部の肉厚分だけ前記底面から突出する形状に形成することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ケースの底面よりも電池側に電気接触部をこの肉厚分だけ突出させることから、上記のように干渉の発生が抑えられる。尚、電極の軸方向の寸法は極僅かに増であって特に問題になることはない。それよりも干渉防止につながる効果の方が格段に大きい。
請求項5に記載の本発明は、請求項1、2、3又は4に記載の電池集合体と導電路付き端子との接続構造において、前記端子本体を電圧検出端子とするとともに、前記導電路付き端子における導電路を電線とすることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、電池集合体と電線付き電圧検出端子との接続に関して有効になる。尚、本発明の適用は、電圧検出に限らないものとする。また、導電路としては、導電性を有する帯板状の部材であってもよいものとする。
請求項6に記載の本発明は、請求項1、2、3、4又は5に記載の電池集合体と導電路付き端子との接続構造において、前記電池を隣り合わせた状態にして対向する前記電極同士を接続するための導電性で平板状の接続板を更に備え、且つ、該接続板に前記底面から突出する前記電気接触部に対する載置面を形成し、且つ、前記接続板を予め前記電極に設けておくことを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、電池集合体の電極に予め接続板を設けておくことで、ケース側では導電路付き端子の固定に係る構造のみを有すればよい。ケースの構造は当然に単純化する。
また、本発明によれば、電気的な接続に関し、電極の位置で、ケースの底面よりも電池側に突出する導電路付き端子の電気接触部と、接続板の載置面とを重ね合わせればよい。接続は容易であり、自動機による接続・組み付けが可能になる。
請求項1に記載された本発明によれば、導電路付き端子の端子本体を少なくともケースに収容した状態で電池集合体と電気的に接続をする構造であり、具体的には、端子本体の平板状の電気接触部をケースの底面よりも電池側に突出させ、且つ、突出させたままの状態で固定をし、その上で接続をする構造であることから、電池集合体における電極座面が仮に大きくなったとしても、或いは、電極等を変更する必要があったとしても、ケース自体の大型化につながらないようにすることができる。より良くは、上記構造であることから、接続相手の形状や大きさ等に左右されずに使用することができる。従って、本発明によれば、コスト増加の抑制を図ることや、接続に係る自由度を高めることができるという効果を奏する。また、単純化や標準化を図ることができるという効果も奏する。この他、接続に関し、ケースの底面と例えば電池側との干渉を防止することができるという効果も奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、請求項1の効果に加え、次のような効果も奏する。すなわち、ケースに固定される部分として、端子本体側に、所定の配置構成となる被固定部を有することから、この被固定部により固定状態の安定化を図ることができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、請求項1の効果に加え、次のような効果も奏する。すなわち、導電路付き端子を固定する部分として、ケースの貫通部周縁に、所定の配置構成となる端子固定部を有することから、この端子固定部により固定状態の安定化を図ることができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、請求項1、2又は3の効果に加え、次のような効果も奏する。すなわち、電気接触部をこの肉厚分だけ電池側に突出させるだけであることから、大型化を抑制しつつ電池側との干渉も防止することができるという効果を奏する。
請求項5に記載された本発明によれば、請求項1、2、3又は4の効果に加え、次のような効果も奏する。すなわち、電池集合体と電線付き電圧検出端子との接続に適用することができるという効果を奏する。
請求項6に記載された本発明によれば、請求項1、2、3、4又は5の効果に加え、次のような効果も奏する。すなわち、ケースの構造を単純化・標準化することができるという効果や、電池集合体に対し自動機による接続・組み付けをすることができるという効果を奏する。
本発明に係る電池集合体と電線付き電圧検出端子との接続構造を示す全体斜視図である。 図1の接続構造の構成を示す分解斜視図である。 ケース及び電線付き電圧検出端子を備える側を、ケースの底面側から見た状態を示す斜視図である。 電線付き電圧検出端子をケースに固定した状態を示す平面図である。 電線付き電圧検出端子を示す拡大斜視図である。 図1の接続構造を示す断面図及び斜視図である。 図1の接続構造を示す断面図である。 電圧検出端子の固定状態を示す断面図及び斜視図である。 従来例の電池集合体とバスバーモジュールとの接続構造を示す全体斜視図である。 図9の接続構造の構成を示す分解斜視図である。 図10のバスバー及び電線付き電圧検出端子をケースに固定した状態を示す平面図である。 図10の電線付き電圧検出端子を示す拡大斜視図である。 図9の接続構造を示す断面図及び斜視図である。 図13をケースの底面側から見た状態を示す斜視図である。
電池集合体と導電路付き端子との接続構造では、導電路付き端子の端子本体を少なくともケースに収容する。この時、ケースの底面よりも電池側に端子本体の電気接触部を突出させる。また、突出したままの状態で電気接触部を固定する。そして、このような底面から突出状態にある電気接触部と電池側とで電気的な接続を行う。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明に係る電池集合体と電線付き電圧検出端子との接続構造を示す全体斜視図である。また、図2は図1の接続構造の構成を示す分解斜視図である。さらに、図3はケース及び電線付き電圧検出端子を備える側を、ケースの底面側から見た状態を示す斜視図である。
図1及び図2において、引用符号1はハイブリッド自動車又は電気自動車の所定位置に搭載される高圧の電池集合体を示す。また、引用符号2は電池集合体1に対し電気的な接続を行うためのバスバーモジュールを示す。
電池集合体1は、複数の電池3を並べてなり、各電池3には、プラス電極及びマイナス電極として用いられる電極4、5が設けられる。電極4、5は、所定の間隔で電池上部に設けられる。また、電極4、5は、それぞれ異なる高さで上方へ突出するように設けられる。電池集合体1は、隣り合う電池3同士の対向する電極4、5がプラス電極及びマイナス電極になるように並べられる。尚、電池集合体1は、様々な形態のものがあり、図に示すものはそのうちの一つであるものとする。
図2において、電極4は、円柱状で大径となる座部6と、この座部6の上面中央(電極座面の中央)に設けられるボルト部7とを有して構成される。ボルト部7は、座部6よりも小径(電極座面よりも小径)であって、これらボルト部7と座部6との間には、段差が形成される。この段差は、電極座面として形成される。一方、電極5の方は、座部6のみで構成される(電極座面を有する)。電極座面は、平坦に形成される。
バスバーモジュール2は、予め電池集合体1側に設けられる第一モジュール構成部8と、後から第一モジュール構成部8に一体化する第二モジュール構成部9とを含んで構成される(尚、上記構成に関し特徴づけると、「電池集合体1に対し電気的な接続を行うためのバスバーモジュール2において、当該バスバーモジュール2は第一モジュール構成部8及び第二モジュール構成部9を含み、第一モジュール構成部8は予め電池集合体1側に設けられ、第二モジュール構成部9は後から第一モジュール構成部8に一体化することを特徴とする」となる)。
第一モジュール構成部8は、バスバー10(接続板)を複数備えて構成される。バスバー10は、導電性を有する金属平板を長方形状にしてなるものであって、隣り合う電池3同士の対向する電極4、5(プラス電極及びマイナス電極)を電気的に接続するために備えられる。このようなバスバー10は、電極挿通孔11と、後述する電気接触部39に対する載置面12と、ケース対向面13とを有する。
載置面12は、電極挿通孔11の周縁に配置形成される。また、載置面12は、平面に形成される。ケース対向面13は、載置面12と同一平面となるように形成される。ケース対向面13は、後述するケース16の底面25に対し僅かな間隔をあけて対向するような面として形成される。
第一モジュール構成部8は、上記の如く予め電池集合体1側に設けられるものであって、本実施例においては、バスバー10が直接、電極4、5に溶接される固定方法が採用される(固定方法は特に限定されないものとする。本実施例においては、電極4及び電極5の上記電極座面にそれぞれに載置されて溶接される)。複数のバスバー10は、各々が接触し合わない状態で電極4、5に溶接される。引用符号14、15は、複数のバスバー10がそれぞれ一列に並ぶ第一バスバー列、第二バスバー列を示す。
図1ないし図3において、第二モジュール構成部9は、ケース16と、複数の電線付き電圧検出端子17とを備えて構成される。第二モジュール構成部9に関し、上記第一モジュール構成部8の構成から言うと、公知のバスバーモジュールから複数のバスバーを除いたものと基本的に同じに構成される。
ケース16は、本実施例において、絶縁性を有する樹脂材料からなる二部品構成の成形品であって、第一ケース18を有するとともに、第二ケース19及びケース連結部20を有する。第一ケース18と第二ケース19は平行に配置され、第一ケース18の一端が、第二ケース19の一端に連続するケース連結部20により連結される。第一ケース18と第二ケース19は、第一モジュール構成部8の第一バスバー列14、第二バスバー列15の位置に合わせて配置される。このようなケース16は、各部分の配置からも分かるように、平面視略コ字状となる形状に形成される。
第一ケース18と第二ケース19は、図面を見ると外観面で若干異なるものの、機能面では共通する構造も多いことから、以下、第一ケース18を代表としてこの構成及び構造を説明することにする。従って、第二ケース19の説明はここでは省略するものとする。
第一ケース18は、第一モジュール構成部8の第一バスバー列14に合わせてのびるように形成される。言い換えれば、電池集合体1を構成する複数の電池3の並び方向の長さに合わせて形成される。引用符号21を第一ケース18の本体部とすると、この本体部21は、平面視略長方形状で細長の底壁22と、この底壁22の周縁に連成される側壁(符号省略)とを有し、上面側は開放状態となる浅底の箱形状に形成される。
本体部21には、収容固定部23が複数形成される。収容固定部23は、第一バスバー列14を構成するバスバー10と同じ数だけ形成される。また、バスバー10の位置に合わせて配置形成される。
本体部21には、複数の収容固定部23の他に電線収容部24も形成される。電線収容部24は、後述する電線37を収容するとともに、電線37を配索する部分として形成される。電線収容部24は、本体部21の周囲に配置形成される。
図3において、底壁22は、電池集合体1側(電池3側)となる底面25が平面となるように形成される。底面25は、本実施例において、底壁22の下面に相当する。このような底壁22には、収容固定部23(図1及び図2参照)の位置に合わせて貫通部26が形成される。貫通部26は、収容固定部23を構成する一部分として形成される。貫通部26は、電極4の軸方向に貫通するように形成される。また、貫通部26は、後述する電気接触部39の形状に合わせて貫通するように形成される。
以下、図4ないし図8を参照しながら、収容固定部23及び電線付き電圧検出端子17について説明をする。また、本発明に係る接続構造について説明をする。図4は電線付き電圧検出端子をケースに固定した状態を示す平面図、図5は電線付き電圧検出端子を示す拡大斜視図、図6は図1の接続構造を示す断面図及び斜視図、図7は図1の接続構造を示す断面図、図8は電圧検出端子の固定状態を示す断面図及び斜視図である。
図4において、収容固定部23は、電線付き電圧検出端子17の後述する端子本体38を収容する部分として形成される。収容固定部23は、上記の如く貫通部26を有する。また、この他の部分として、収容固定部23は、載置部27と囲い壁28と端子固定部29とを有する。
載置部27と囲い壁28と端子固定部29は、底壁22の上面側に配置形成される。載置部27と囲い壁28と端子固定部29は、底壁22の底面25から見ると、電池集合体1(電池3)から離れる側に配置形成される。
載置部27と端子固定部29は、それぞれ貫通部26に連続するように形成される。また、囲い壁28は、貫通部26の縁部と載置部27の縁部とから立ち上がるように形成される。囲い壁28は、収容固定部23に収容された後述する端子本体38を外力から保護する部分として機能するように形成される。囲い壁28は、あまり高く形成されず、本実施例においては、電極4の長さに合わせるように、また、後述するナット50の締め付け作業に配慮するように形成される。
貫通部26は、上記の如く、後述する電気接触部39の形状に合わせて貫通形成される。また、貫通部26は、本実施例において、電気接触部39を収容した状態でもバスバー10(図2参照)を視認することができるように広く開口形成される。
ここで、引用符号30を貫通部26における第一縁部、また、引用符号31を第一縁部30の反対側に位置する第二縁部とすると、載置部27は、第二縁部31側に配置形成される。載置部27は、電線付き電圧検出端子17の後述する電線接続部40を載置するための部分として形成される。
端子固定部29は、複数構成であり、第一縁部30と第二縁部31とに跨るように配置形成される。端子固定部29は、後述する端子本体38を固定するための部分や、収容位置を決めるための部分として形成される。
尚、引用符号32を貫通部26における第三縁部とし、また、引用符号33を第四縁部とすると、第一縁部30〜第三縁部32までが後述する電気接触部39の形状に合わせて形成される。第四縁部33側には、バスバー10(図2参照)を視認することができるような開口部分(符号省略)が形成される。
載置部27には、上記の如く電線接続部40が載置されることから、後述する端子本体38の収容位置を決める部分として有効になる。従って、載置部27に関し、新たに引用符号34を付してこれを電線接続部載置部分とすると、電線接続部載置部分34は、特許請求の範囲に記載された導電路載置部分に相当し、端子固定部29を構成する複数の部分の一つになる。
端子固定部29は、上記の電線接続部載置部分34の他、第一縁部30に配置形成される第一端子固定部分35と、第二縁部31に配置形成される第二端子固定部分36とを有し、これら第一端子固定部分35と第二端子固定部分36と電線接続部載置部分34とにより構成される。
第一端子固定部分35は、後述する端子本体38を固定する部分として形成される。また、第二端子固定部分36と電線接続部載置部分34は、それぞれ単独では端子本体38の収容位置を決める部分として形成され、二つまとめてでは、端子本体38を固定する部分として形成される。
第一端子固定部分35は、凹状の部分に形成される。具体的には、後述する端子本体38の第一被固定部分47に対する差し込みが可能な部分、すなわち差し込み凹部として機能する部分に形成される。第一端子固定部分35は、第一被固定部分47を固定して、端子本体38を電極4の軸方向に移動不能にするように形成される。
第二端子固定部分36は、テーパ面と係止面とを有する爪状(いわゆる係止突起形状)の部分に形成される。上記テーパ面は、後述する端子本体38の第二被固定部分48が第二端子固定部分36を乗り越える際に摺動する部分として形成される。また、上記係止面は、第二被固定部分48が第二端子固定部分36を乗り越えた後、抜け方向の移動規制をする部分として形成される。係止面は、本実施例において、第一ケース18の底面25と同一平面上に配置形成される。
第二端子固定部分36は、第二被固定部分48の抜け方向の移動を規制することから、これ単独では後述する端子本体38の収容位置を決める部分として有効になり、電線接続部載置部分34と共に機能する状態では、端子本体38を固定する部分として有効である。
尚、以上の説明からも分かるが、収容固定部23には、従来例のようなバスバー10に対するロック部の形成が不要になる。これは、バスバー10が第二モジュール構成部9でなく第一モジュール構成部8側の構成品であるからである。
図4及び図5において、電線付き電圧検出端子17は、公知の電線37(導電路)の端末に端子本体38(電圧検出端子)を設けてなるものであり、本実施例においては電池3(図1及び図2参照)の電圧を検出するために複数備えられる。
端子本体38は、導電性を有する金属性の薄板をプレス加工することにより、例えば図に示す如くの形状に形成される。端子本体38は、電気接触部39と、電線接続部40と、被固定部41とを一体に有する。
電気接触部39は、電気的な接続を行う部分であって、上面及び下面とも平坦な平板状に形成される。電気接触部39の中央位置には、円形の電極挿通孔42が貫通形成される。電極挿通孔42は、電極4(図2参照)の径に合わせて形成される。
電気接触部39は、以下の説明から分かるようになるが、後述する段付き部分45、49が連続することから、第一ケース18の底面25よりも突出する位置に配置されるような部分として形成される。尚、本実施例においては、電気接触部39の肉厚分だけ突出する程度に配置形成されるものとする。
ここで、引用符号43を電気接触部39における一端、また、引用符号44を一端43の反対側に位置する他端とすると、電線接続部40は、他端44側に配置形成される。
電線接続部40は、電線37の端末を圧着により接続する部分として形成される(圧着に限らず、圧接や溶接等の適宜接続方法に合わせて形成される)。電線接続部40は、一般的な端子金具と同様に電気接触部39に対し真っ直ぐに連続するのではなく、電気接触部39の他端44から段付き状態で連続するように形成される。引用符号45は段付き部分を示す。
電線接続部40は、段付き部分45を有することから、電線接続部40から見ると、電気接触部39は電極4(図2参照)の軸方向に沿って一段下がるような位置に配置される。
電線接続部40は、収容固定部23の載置部27に載置される部分として形成される。また、載置部27に載置された状態の電線接続部40は、端子固定部29の電線接続部載置部分34(載置部27と同じ部分)により電池3(図2参照)側への移動が規制される。
電線接続部40に関し、新たに引用符号46を付してこれを電線接続部分とすると、電線接続部分46は、特許請求の範囲に記載された導電路接続部分に相当し、被固定部41を構成する部分の一つになる。
被固定部41は、上記の電線接続部分46の他、電気接触部39の一端43側に配置形成される第一被固定部分47と、電気接触部39の他端44側に配置形成される第二被固定部分48とを有し、これら第一被固定部分47と第二被固定部分48と電線接続部分46とにより構成される。
第一被固定部分47は、端子固定部29を構成する第一端子固定部分35により固定される。また、第二被固定部分48と電線接続部分46は、端子固定部29を構成する第二端子固定部分36と電線接続部載置部分34とにより固定される。
第一被固定部分47は、凸状の部分に形成される。具体的には、差し込み凸部となるような形状に形成される。差し込み凸部は、差し込み凹部として機能する第一端子固定部分35に対し差し込みが可能な形状に形成される。このような第一被固定部分47は、電気接触部39の一端43に対し段付き状態で連続するように形成される。第一被固定部分47は、電線接続部40と同様に段付き部分49を有する。
第一被固定部分47は、段付き部分49を有することから、第一被固定部分47から見ると、電気接触部39は電極4(図2参照)の軸方向に沿って一段下がるような位置に配置される。
第二端子固定部分36は、電気接触部39の他端44に配置形成される。具体的には、他端44から同一平面で突出するような突片状となる形状に形成される。第二端子固定部分36は、端子固定部29を構成する第二端子固定部分36の上記係止面に引っ掛かり係止される部分として形成される。
上記構成において、図6ないし図8に示す如く、複数の電線付き電圧検出端子17を第一ケース18(ケース16)の本体部21に組み付けると、端子本体38は対応する収容固定部23に固定される。具体的には、電気接触部39の形状が端子本体38の全体で見ると凹状の形状になることから、組み付けを行うことにより、電気接触部39は貫通部26を介して底面25よりも電池3側に突出した状態で固定される。また、組み付けを行うことにより、端子本体38は電線接続部40が載置部27に載置され、電線接続部40から引き出された電線37は、電線収容部24に収容・配索される。
端子本体38の固定についてもう少し詳しく説明すると、端子本体38は、この第一被固定部分47が収容固定部23の第一端子固定部分35に差し込まれ、これにより電極4の軸方向への移動が規制された状態で固定される。また、端子本体38は、この第二被固定部分48が第二端子固定部分36により係止されるとともに、電線接続部分46が電線接続部載置部分34に載置された状態になることから、こちらでも電極4の軸方向への移動が規制された状態で固定される。さらに、端子本体38は、段付き部分45、49を有することから、これらが貫通部26の第一縁部30及び第二縁部31に対し当接可能な状態であり、結果、端子本体38の長手方向への移動が規制された状態で固定される。端子本体38は、上記固定位置からも分かるように、安定した状態に固定される。
電線付き電圧検出端子17の組み付けが完了すると、第一ケース18(ケース16)の底面25からは、端子本体38の電気接触部39が電池3側に突出した状態であることから、このような固定状態で第二モジュール構成部9を第一モジュール構成部8に一体化すると、次のようになる。すなわち、電極4のボルト部7が電気接触部39の電極挿通孔42に挿通され、この後に電気接触部39はバスバー10の載置面12に対し面接触状態で載置される。そして、ナット50を用いて、このナット50を電極4のボルト部7にねじ込んでいくと、電気接触部39とバスバー10とが完全に電気的に接続された状態になる。
尚、電気接触部39が電池3側に突出した状態であることから、上記接続時において第一ケース18の底面25と電池3側との干渉が起こることはない。
電気接触部39とバスバー10とが完全に電気的に接続された状態になると、第二モジュール構成部9が第一モジュール構成部8に対し一体化した状態になることから、バスバーモジュール2が完成し、これと同時にバスバーモジュール2と電池集合体1との電気的な接続も完了する。また、この時、複数の電線付き電圧検出端子17と電池集合体1との電気的な接続も完了する。
以上、図1ないし図8を参照しながら説明してきたように、端子本体38の平板状の電気接触部39をケース16の底面25よりも電池3側に突出させ、且つ、突出させたままの状態で固定をし、その上で接続をする構造であることから、電池集合体1における上記電極座面が仮に大きくなったとしても、或いは、電極4、5等を変更する必要があったとしても、ケース16自体の大型化につながらないようにすることができる。より良くは、上記構造であることから、接続相手の形状や大きさ等に左右されずに使用することができる。具体的には、本実施例で採用したように、電気接触部39をケース16の底面25よりも電池3側に突出させ、且つ、突出させたままの状態で固定をし、その上で予め電池集合体1側に設けられたバスバー10と接続をする構造であることから、電極4、5や電極座面の形状や大きさ等に左右されずに使用することができる。従って、コスト増加の抑制を図ることや、接続に係る自由度を高めることができるという効果を奏する。
この他、バスバーモジュール2の構成及び構造から分かるように、従来と比べ、単純化や標準化を図ることができるという効果も奏する。また、上記の如く、ケース16の底面25と例えば電池3側との干渉を防止することができるという効果も奏する。さらには、端子固定部29や被固定部41を有する構成及び構造から分かるように、端子本体38の固定状態を安定化させることができるという効果も奏する。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
上記実施例では、電極4、5が電池集合体1におけるプラス電極及びマイナス電極であるものとして説明してきたが、これに限らず、電圧検出用として別個に設けられた専用電極であってもよいものとする。
1…電池集合体、 2…バスバーモジュール、 3…電池、 4、5…電極、 6…座部、 7…ボルト部、 8…第一モジュール構成部、 9…第二モジュール構成部、 10…バスバー(接続板)、 11…電極挿通孔、 12…載置面、 13…ケース対向面、 14…第一バスバー列、 15…第二バスバー列、 16…ケース、 17…電線付き電圧検出端子(導電路付き端子)、 18…第一ケース、 19…第二ケース、 20…ケース連結部、 21…本体部、 22…底壁、 23…収容固定部、 24…電線収容部、 25…底面、 26…貫通部、 27…載置部、 28…囲い壁、 29…端子固定部、 30…第一縁部、 31…第二縁部、 32…第三縁部、 33…第四縁部、 34…電線接続部載置部分(導電路載置部分、端子固定部)、 35…第一端子固定部分(端子固定部)、 36…第二端子固定部分(端子固定部)、 37…電線(導電路)、 38…端子本体(電圧検出端子)、 39…電気接触部、 40…電線接続部、 41…被固定部、 42…電極挿通孔、 43…一端、 44…他端、 45、49…段付き部分、 46…電線接続部分(導電路接続部分、被固定部)、 47…第一被固定部分(被固定部)、 48…第二被固定部分(被固定部)、 50…ナット

Claims (6)

  1. 複数の電池からなる電池集合体と、前記電池の電極に接続される導電路付き端子と、該導電路付き端子における導電性の端子本体を少なくとも収容する絶縁性のケースとを備え、
    且つ、該ケースに前記電極の軸方向に貫通する貫通部を形成するとともに、前記端子本体に電極挿通孔を有する平板状の電気接触部を形成し、
    且つ、該電気接触部を、前記貫通部を介して前記電池側となる前記ケースの底面よりも突出する形状に形成するとともに、前記貫通部の周縁に端子固定部を形成して前記電気接触部を前記底面よりも前記電池側に突出したままの状態に固定する
    ことを特徴とする電池集合体と導電路付き端子との接続構造。
  2. 請求項1に記載の電池集合体と導電路付き端子との接続構造において、
    前記端子本体側の被固定部の構成として、前記電気接触部の一端側に段付き状態で第一被固定部分を形成するとともに、前記一端の反対側となる他端側にも段付き状態で導電路接続部分を形成し、且つ、前記他端の位置には前記導電路接続部分と共に被固定状態になる第二被固定部分を形成する
    ことを特徴とする電池集合体と導電路付き端子との接続構造。
  3. 請求項1に記載の電池集合体と導電路付き端子との接続構造において、
    前記端子固定部の構成として、前記貫通部の第一縁部側で前記底面よりも前記電池から離れる側に第一端子固定部分を形成するとともに、前記第一縁部の反対側となる第二縁部側で前記底面よりも前記電池から離れる側に導電路載置部分を形成し、且つ、前記第二縁部の位置には前記導電路載置部分と共に固定をする第二端子固定部分を形成する
    ことを特徴とする電池集合体と導電路付き端子との接続構造。
  4. 請求項1、2又は3に記載の電池集合体と導電路付き端子との接続構造において、
    前記電気接触部を少なくとも該電気接触部の肉厚分だけ前記底面から突出する形状に形成する
    ことを特徴とする電池集合体と導電路付き端子との接続構造。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載の電池集合体と導電路付き端子との接続構造において、
    前記端子本体を電圧検出端子とするとともに、前記導電路付き端子における導電路を電線とする
    ことを特徴とする電池集合体と導電路付き端子との接続構造。
  6. 請求項1、2、3、4又は5に記載の電池集合体と導電路付き端子との接続構造において、
    前記電池を隣り合わせた状態にして対向する前記電極同士を接続するための導電性で平板状の接続板を更に備え、且つ、該接続板に前記底面から突出する前記電気接触部に対する載置面を形成し、且つ、前記接続板を予め前記電極に設けておく
    ことを特徴とする電池集合体と導電路付き端子との接続構造。
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