JP2018206471A - 蓄電装置 - Google Patents

蓄電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018206471A
JP2018206471A JP2017106522A JP2017106522A JP2018206471A JP 2018206471 A JP2018206471 A JP 2018206471A JP 2017106522 A JP2017106522 A JP 2017106522A JP 2017106522 A JP2017106522 A JP 2017106522A JP 2018206471 A JP2018206471 A JP 2018206471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
power storage
plate
connection
reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017106522A
Other languages
English (en)
Inventor
拓也 中畑
Takuya Nakahata
拓也 中畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GS Yuasa Corp
Original Assignee
GS Yuasa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GS Yuasa Corp filed Critical GS Yuasa Corp
Priority to JP2017106522A priority Critical patent/JP2018206471A/ja
Publication of JP2018206471A publication Critical patent/JP2018206471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

【課題】蓄電素子の電極端子に電気的に接続される接続部材が変形するなど損傷するのを抑制することができる蓄電装置を提供する。【解決手段】蓄電装置1は、蓄電素子20と、蓄電素子20の電極端子22と主電流経路から分岐した電線70とを接続する接続部材30と、を備え、接続部材30は、電極端子22に接続される第1の板部31aと、電線70に接続される電線接続部31b1を有するとともに、第1の板部31aに連結され、第1の板部31aとは異なる方向に延設された第2の板部31bと、第1の板部31aと第2の板部31bとの間に配置され、第1の板部31aと第2の板部31bとの連結部分31abを補強する補強部31cと、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、蓄電素子と、蓄電素子の電極端子に電気的に接続される接続部材とを備える蓄電装置に関する。
従来、蓄電素子と、蓄電素子の電極端子に電気的に接続される接続部材とを備えた蓄電装置が知られている。例えば、特許文献1には、電池セル(蓄電素子)と、電池セルの電極端子と螺合式に固定される接続端子(接続部材)とを備えた組電池(蓄電装置)が開示されている。この組電池は、接続端子を螺合する際に接続端子の回転を阻止する回転阻止壁を備えており、接続端子の電極端子への締結時に接続端子の回転が阻止され、接続端子や電池セルが変形する事態が阻止される。
特開2010−176997号公報
しかしながら、上記従来の蓄電装置では、接続部材に、電圧検出用の電線等の導電部材を接続する場合、接続部材が変形するなど損傷するおそれがあるという問題がある。例えば、上記特許文献1では、電圧検出用のリード線の先端の検出端子(導電部材)が、螺合により接続端子に接続されるが、この際に、接続端子の電極端子との接続部に対して、接続端子の検出端子との接続部が回転等して、接続端子が変形するなど損傷するおそれがある。また、接続端子に検出端子を接続した後においても、振動等によって、これら2つの接続部(接続端子の当該電極端子との接続部、及び、当該検出端子との接続部)の連結部分が変形するなど損傷するおそれがある。なお、上記特許文献1では回転阻止壁が配置されているが、回転阻止壁は、接続端子が電極端子に対して回転するのを阻止するものであり、当該連結部分が変形するのを阻止するものではない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、蓄電素子の電極端子に電気的に接続される接続部材が変形するなど損傷するのを抑制することができる蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子の電極端子と主電流経路から分岐した電線とを接続する接続部材と、を備え、前記接続部材は、前記電極端子に接続される第1の板部と、前記電線に接続される電線接続部を有するとともに、前記第1の板部に連結され、前記第1の板部とは異なる方向に延設された第2の板部と、前記第1の板部と前記第2の板部との間に配置され、前記第1の板部と前記第2の板部との連結部分を補強する補強部と、を有する。
これによれば、蓄電装置は、蓄電素子の電極端子に接続される第1の板部と、主電流経路から分岐した電線に接続される第2の板部とを有する接続部材を備えており、接続部材は、さらに、第1の板部と第2の板部との間に配置され、第1の板部と第2の板部との連結部分を補強する補強部を有している。これにより、第2の板部が電線に接続される際に第1の板部に対して回転等しようとしたり、振動等で第1の板部と第2の板部との連結部分が変形等するのを、補強部によって抑制することができる。このように、第1の板部と第2の板部との連結部分が変形等するのを抑制することができるため、接続部材が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
また、前記電線接続部は、前記第2の板部に形成された開口部であり、前記開口部には、前記電線または前記電線を前記第2の板部に固定する固定具が挿通されることにしてもよい。
これによれば、接続部材の第2の板部の開口部に、電線または固定具が挿通されて、第2の板部に電線が接続される。つまり、電線または固定具が第2の板部の開口部に挿通された状態で固定される場合には、第2の板部に回転のトルクがかかりやすいが、この場合でも、補強部によって、第2の板部が第1の板部に対して回転等するのを抑制することができる。これにより、第1の板部と第2の板部との連結部分が変形等するのを抑制することができるため、接続部材が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
また、前記補強部は、前記第1の板部と前記第2の板部との連結部分の内側に配置された突出片であることにしてもよい。
これによれば、接続部材の補強部として、第1の板部と第2の板部との連結部分の内側に突出片を配置することで、補強部を簡易に形成することができる。また、補強部が、当該連結部分の内側に配置されることで、外側に突出しないため、省スペース化を図ることができる。このように、補強部を、省スペース化を図りつつ簡易に形成して、接続部材が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
また、前記補強部は、前記第1の板部と前記第2の板部との連結部分において、前記第1の板部及び前記第2の板部の少なくとも一方に重ねられて配置される第3の板部であることにしてもよい。
これによれば、接続部材の補強部として、第1の板部と第2の板部との連結部分に第3の板部を重ねて配置することで、当該連結部分にかかる応力を第3の板部で受けることができる。これにより、第1の板部と第2の板部との連結部分が変形等するのを抑制することができるため、接続部材が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
また、前記第3の板部は、一端が前記第1の板部に連結され、他端が前記第2の板部に連結されていることにしてもよい。
これによれば、第1の板部と第2の板部とが第3の板部を介して連結されていることで、第1の板部と第2の板部との連結部分を増やすことができるため、当該連結部分にかかる応力が分散される。これにより、第1の板部と第2の板部との連結部分が変形等するのを抑制することができるため、接続部材が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
また、本発明の他の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子の電極端子と導電部材とを接続する接続部材と、を備え、前記接続部材は、前記電極端子に電気的に接続される第1の板部と、前記導電部材に接続されるとともに、前記第1の板部に連結され、前記第1の板部とは異なる方向に延設された第2の板部と、前記第1の板部と前記第2の板部との間に配置され、前記第1の板部と前記第2の板部との連結部分を補強する補強部と、を有し、前記補強部は、前記連結部分の内側に配置される。
これによれば、蓄電装置は、蓄電素子の電極端子に電気的に接続される第1の板部と、導電部材に接続される第2の板部とを有する接続部材を備えている。そして、接続部材は、さらに、第1の板部と第2の板部との間に配置され、第1の板部と第2の板部との連結部分を補強する補強部を有しており、補強部は、第1の板部と第2の板部との連結部分の内側に配置されている。これにより、第2の板部が導電部材に接続される際に第1の板部に対して回転等しようとしたり、振動等で第1の板部と第2の板部との連結部分が変形等するのを、補強部によって抑制することができる。また、補強部が、第1の板部と第2の板部との連結部分の内側に配置されることで、外側に突出しないため、省スペース化を図ることができる。このように、補強部を、省スペース化を図りつつ形成することで、接続部材が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
なお、本発明は、蓄電装置として実現することができるだけでなく、当該蓄電装置が備える接続部材としても実現することができる。
本発明における蓄電装置によれば、蓄電素子の電極端子に電気的に接続される接続部材が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る蓄電装置を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。 実施の形態に係る接続部材の構成を示す斜視図である。 実施の形態に係るバスバーの詳細な構成を示す斜視図である。 実施の形態に係るバスバーの詳細な構成を示す斜視図である。 実施の形態の変形例1に係るバスバーの構成を示す斜視図である。 実施の形態の変形例2に係るバスバーの構成を示す斜視図である。 実施の形態の変形例3に係るバスバーの構成を示す斜視図である。 実施の形態の変形例4に係るバスバーの構成を示す斜視図である。 実施の形態の変形例5に係るバスバーの構成を示す斜視図である。 実施の形態の変形例6に係るバスバーの構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態及びその変形例に係る蓄電装置について説明する。なお、以下で説明する実施の形態及びその変形例は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態及びその変形例で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態及びその変形例における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、寸法等は厳密に図示したものではない。
また、以下の説明及び図面中において、蓄電素子の並び方向、蓄電素子の容器の長側面の対向方向、または、当該容器の厚さ方向をX軸方向と定義する。また、1つの蓄電素子における電極端子の並び方向、または、蓄電素子の容器の短側面の対向方向をY軸方向と定義する。また、蓄電装置の外装体本体と蓋体との並び方向、蓄電素子とバスバー(接続部材)と基板との並び方向、蓄電素子の容器本体と蓋との並び方向、または、上下方向をZ軸方向と定義する。これらX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、互いに交差(以下実施の形態及びその変形例では、直交)する方向である。なお、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられるが、以下では説明の便宜のため、Z軸方向を上下方向として説明する。また、以下の説明において、例えば、X軸方向プラス側とは、X軸の矢印方向側を示し、X軸方向マイナス側とは、X軸方向プラス側とは反対側を示す。Y軸方向やZ軸方向についても同様である。
(実施の形態)
[1 蓄電装置1の全般的な説明]
まず、図1及び図2を用いて、本実施の形態における蓄電装置1の全般的な説明を行う。図1は、本実施の形態に係る蓄電装置1の外観を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る蓄電装置1を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。
蓄電装置1は、外部からの電気を充電し、また外部へ電気を放電することができる装置である。例えば、蓄電装置1は、電力貯蔵用途や電源用途などに使用される電池モジュールである。具体的には、蓄電装置1は、例えば、電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)またはプラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)等の自動車、自動二輪車、ウォータークラフト、スノーモービル、農業機械、建設機械などの移動体の駆動用またはエンジン始動用のバッテリ等として用いられる。
図1及び図2に示すように、蓄電装置1は、蓋体11及び外装体本体12からなる外装体10と、外装体10内方に収容される複数の蓄電素子20、接続部材30、60、保持部材40及び基板50とを備えている。
外装体10は、蓄電装置1の外装体を構成する矩形状(箱状)の容器(モジュールケース)である。つまり、外装体10は、複数の蓄電素子20、接続部材30、60、保持部材40及び基板50等の外方に配置され、これら蓄電素子20等を所定の位置に配置し、衝撃などから保護する。
ここで、外装体10は、外装体10の蓋体を構成する蓋体11と、外装体10の本体を構成する外装体本体12とを有している。蓋体11は、外装体本体12の開口を閉塞する扁平な矩形状の部材であり、正極側の外部端子13及び負極側の外部端子14を有している。外部端子13及び14は、蓄電素子20と電気的に接続されており、蓄電装置1は、この外部端子13及び14を介して、外部からの電気を充電し、また外部へ電気を放電する。外装体本体12は、開口が形成された有底矩形筒状のハウジング(筐体)であり、蓄電素子20等を収容する。
なお、外部端子13及び14は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属製の導電部材で形成されている。また、外装体10のその他の部位は、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)またはABS樹脂等の絶縁材料により構成されている。外装体10は、これにより、蓄電素子20等が外部の金属部材などに接触することを回避する。
蓄電素子20は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池(単電池)であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。蓄電素子20は、扁平な直方体形状(角型)の形状を有しており、本実施の形態では、12個の蓄電素子20がX軸方向に配列されている。なお、蓄電素子20の形状や、配列される蓄電素子20の個数は限定されない。また、蓄電素子20は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよく、さらに、使用者が充電をしなくても蓄えられている電気を使用できる一次電池であってもよい。
具体的には、蓄電素子20は、金属製の容器21を備え、容器21の蓋部分には、金属製の電極端子22(正極端子及び負極端子)が設けられている。電極端子22(正極端子及び負極端子)は、容器21の蓋部分から、接続部材30に向けて(上方、つまりZ軸方向プラス側に向けて)突出して配置された電極端子である。この電極端子22が、接続部材30及び60を介して外部端子13、14に接続されることにより、蓄電装置1が、外部からの電気を充電し、また外部へ電気を放電することができる。なお、容器21の蓋部分には、電解液を注液する注液部や、容器21内の圧力上昇時にガスを排出して圧力を開放するガス排出弁等が設けられていてもよい。また、容器21の内方には、電極体(蓄電要素または発電要素ともいう)及び集電体(正極集電体及び負極集電体)等が配置され、電解液(非水電解質)などが封入されているが、詳細な説明は省略する。
接続部材30は、複数の蓄電素子20上に配置され、複数の蓄電素子20の電極端子22同士を電気的に接続する矩形状の板状部材である。また、接続部材60は、保持部材40上に配置され、接続部材30と外部端子13及び14とを電気的に接続する矩形状の板状部材である。接続部材30、60は、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属製の導電部材で形成されている。
ここで、接続部材30は、バスバー31、32及び33を有している。バスバー31は、X軸方向プラス側に配置された3個の蓄電素子20の電極端子22(正極端子)に接続される接続部材である。バスバー32は、X軸方向マイナス側に配置された3個の蓄電素子20の電極端子22(負極端子)に接続される接続部材である。バスバー33は、その他の蓄電素子20の電極端子22(正極端子及び負極端子)に接続される接続部材である。つまり、バスバー33は、蓄電素子20を3個ずつ並列に接続して4セットの蓄電素子群を構成し、当該4セットの蓄電素子群を直列に接続する。
また、接続部材60は、バスバー61、64、65及び66と、ヒューズ62と、リレー63とを有している。バスバー61は、一端がバスバー31に接続され、他端がヒューズ62に接続される接続部材である。バスバー64は、一端がリレー63に接続され、他端が外部端子13に接続される接続部材である。ヒューズ62及びリレー63は、バスバー61とバスバー64との間で接続される。また、バスバー65は、一端がバスバー32に接続され、他端がバスバー66に接続される接続部材である。バスバー66は、一端がバスバー65に接続され、他端が外部端子14に接続される接続部材である。
保持部材40は、基板50及び接続部材60や、その他配線類等(図示せず)を保持し、当該基板50及び接続部材60等と他の部材との絶縁、及び、当該基板50及び接続部材60等の位置規制を行うことができる電装品トレーである。保持部材40は、例えば、PC、PP、PE、PPS、PBTまたはABS樹脂等の絶縁材料により形成されている。
基板50は、保持部材40上に載置されて、保持部材40に固定される制御基板である。基板50は、コネクタ51を有しており、コネクタ51を介して配線等によって複数の蓄電素子20に接続される。具体的には、基板50は、接続部材30(バスバー31、32及び33)に接続された配線(後述の電線70、73等)がコネクタ51に接続されることで、複数の蓄電素子20と接続されて、当該複数の蓄電素子20の状態を取得し、監視し、制御する。さらに具体的には、基板50は、制御回路(図示せず)を有しており、複数の蓄電素子20の充電状態や放電状態、電圧値、電流値、温度などの各種情報を取得したり、リレーのオン、オフを制御したり、他の機器と通信を行ったりする。
[2 接続部材30の構成の説明]
次に、接続部材30の構成について、さらに詳細に説明する。図3は、本実施の形態に係る接続部材30の構成を示す斜視図である。
図3に示すように、接続部材30は、バスバー61及びX軸方向プラス側の蓄電素子20の電極端子22に接続されるバスバー31と、バスバー65及びX軸方向マイナス側の蓄電素子20の電極端子22に接続されるバスバー32と、バスバー31及び32が接続されない全ての電極端子22に接続される3つのバスバー33とを有している。これにより、バスバー61、バスバー31、3つのバスバー33、バスバー32及びバスバー65は、主電流(充放電電流)が流れる主電流経路を形成する。
また、バスバー31及び32のそれぞれには電線70が接続され、3つのバスバー33のそれぞれには電線73が接続されている。この電線70及び73は、主電流経路から分岐した電圧測定用の配線である。つまり、電線70及び73は、一端がバスバー31〜33に接続され、他端が基板50のコネクタ51に接続されている。なお、電線70及び73は、主電流経路から分岐した電線であれば電圧測定用以外の電線であってもよく、例えば、電流測定用、温度測定用等の電線であってもよい。また、電線70及び73は、配線には限定されず、剛性のある棒状部材や板状部材等であってもよい。
次に、図4及び図5も用いて、接続部材30が有するバスバー31、バスバー32及び3つのバスバー33の構成について、詳細に説明する。なお、バスバー31とバスバー32とは同様の構成を有するため、以下では、バスバー31の構成を中心に説明を行い、バスバー32の構成については、省略または簡略化して説明する。また、3つのバスバー33については、全て同様の構成を有するため、以下では、Y軸方向プラス側のバスバー33の構成について説明を行い、その他のバスバー33の構成の説明は省略する。
[2.1 バスバー31の詳細な説明]
まず、バスバー31の構成について、詳細に説明する。図4は、本実施の形態に係るバスバー31の詳細な構成を示す斜視図である。
バスバー31は、上述の通り、蓄電素子20の電極端子22と電線70とを電気的に接続する接続部材である。ここで、図3及び図4に示すように、バスバー31は、第1の板部31aと、第2の板部31bと、補強部31cとを有している。
[2.1.1 第1の板部31aの構成の説明]
第1の板部31aは、蓄電素子20の電極端子22に接続される板状の部位であり、複数の蓄電素子20の並び方向(X軸方向)に延設されている。具体的には、第1の板部31aは、複数の蓄電素子20の並び方向の端部(X軸方向プラス側の端部)に位置する蓄電素子20の電極端子22上に配置され、当該端部の蓄電素子20の電極端子22に接続される。また、第1の板部31aは、複数の蓄電素子20の電極端子22上に配置され、当該複数の電極端子22と接続されて、当該複数の電極端子22の間を電気的に接続する。
ここで、図4に示すように、第1の板部31aは、平板状かつ矩形状の3つの平板部31a1と、平板部31a1同士の間に、曲板状の2つの曲板部31a2とを有している。この3つの平板部31a1が、3つの蓄電素子20の電極端子22の上面にそれぞれ載置されて、それぞれの電極端子22とレーザ溶接や超音波溶接等により接合される。また、2つの曲板部31a2は、蓄電素子20の容器21の膨張や収縮により電極端子22間の距離が変化して平板部31a1間の距離が変化する場合に、当該変化を吸収する機能を有している。
なお、平板部31a1及び曲板部31a2の個数は上記には限定されないが、平板部31a1の個数は、第1の板部31aに接続される電極端子22の個数と同じであるのが好ましい。また、平板部31a1と電極端子22とは、溶接ではなく、かしめやボルト締結等によって接続(接合)されることにしてもよい。また、第1の板部31aは、曲板部31a2を有していない平板状の部位であってもよい。
[2.1.2 第2の板部31bの構成の説明]
第2の板部31bは、第1の板部31aに連結され、第1の板部31aとは異なる方向に延設された平板状かつ矩形状の部位である。つまり、第2の板部31bは、第1の板部31aの延設方向の端部(X軸方向プラス側の端部)から、第1の板部31aの延設方向と交差する方向に延設されている。具体的には、第2の板部31bは、第1の板部31aに平行な面と交差する方向(本実施の形態では、直交する方向)に延設されている。さらに具体的には、第2の板部31bは、複数の蓄電素子20から離れる方向(Z軸方向プラス側、つまり上方)に延設されている。言い換えると、第2の板部31bは、第1の板部31aから上方に折り曲げられた(屈曲または湾曲された)ような形状を有しており、第1の板部31aと第2の板部31bとの連結部分31abには、屈曲部または湾曲部が形成されている。
また、第2の板部31bは、電線70に接続される電線接続部31b1を有している。電線接続部31b1は、第2の板部31bに形成された開口部であり、具体的には、円形状の貫通孔である。また、当該開口部には、電線70または電線70を第2の板部31bに固定する固定具が挿通される。本実施の形態では、当該開口部には、電線70を第2の板部31bに固定する固定具が挿通される。
つまり、図3に示すように、電線70の端部には圧着端子71が接続されており、圧着端子71の開口部、及び、電線接続部31b1としての開口部に、ボルト部とナットとを有する固定具72のボルト部が挿通される。そして、固定具72のボルト部にナットが螺合して締結され、第2の板部31bに圧着端子71が固定されることで、第2の板部31bに電線70が接続される。また、この際、バスバー61の開口部にも固定具72のボルト部が挿通されてナットと締結されることで、バスバー61も第2の板部31bに接続(固定)される。
このようにして、第2の板部31bは、第2の板部31bの延設方向(本実施の形態では、上方)に位置する電気機器に接続される。つまり、第2の板部31bは、圧着端子71、電線70及びコネクタ51を介して、複数の蓄電素子20及び接続部材30の上方に位置する基板50に実装された電子部品等の電気機器(電気部品)に接続される。また、第2の板部31bは、バスバー61を介して、当該上方に位置するヒューズ62及びリレー63等の電気機器(電気部品)に接続される。
このように、第2の板部31bが、第1の板部31aから上方に延設されて配置され、電線70及びバスバー61と接続されることで、複数の蓄電素子20の上方の空間を有効に活用して、バスバー31に電線70及びバスバー61を接続することができる。これにより、省スペース化を図ることができる。
なお、第2の板部31bの延設方向は、第1の板部31aと直交する方向(Z軸方向プラス側)でなくてもよく、当該直交する方向から傾いた方向(Z軸方向からX軸方向プラス側またはマイナス側に傾斜した方向)であってもよい。また、第1の板部31aの下方に空間がある場合には、第2の板部31bは、複数の蓄電素子20に近づく方向(Z軸方向マイナス側、つまり下方)に延設されていてもよい。また、第2の板部31bは、YZ平面に平行に配置されているが、YZ平面をZ軸まわりに回転させた面に平行に配置されていてもよい。
また、電線接続部31b1としての開口部には、電線70が挿通されて、第2の板部31bに電線70が直接接続(固定)されることにしてもよい。この場合、固定方法は特に限定されず、従来知られている種々の手法を用いて固定することができる。また、電線接続部31b1は、電線70を接続できる形状であればよく、円形状の貫通孔には限定されない。例えば、電線接続部31b1としての開口部は、長円形状、楕円形状または多角形状の貫通孔でもよいし、貫通孔ではなく、第2の板部31bの端縁を切り欠いた切り欠きや、貫通することなく凹んだ凹部等であってもよい。また、電線接続部31b1は、開口部でなくともよく、例えば、第2の板部31bに形成された突起部であり、当該突起部に電線70またはその固定具が接続(固定)されることにしてもよい。
[2.1.3 補強部31cの構成の説明]
補強部31cは、第1の板部31aと第2の板部31bとの間に配置され、第1の板部31aと第2の板部31bとの連結部分31abを補強する部位である。具体的には、補強部31cは、第1の板部31aと第2の板部31bとの連結部分31abの内側に配置された突出片である。本実施の形態では、補強部31cは、連結部分31abの内側の両端部に配置された2つの三角形状の突出片である。なお、連結部分31abの内側とは、第1の板部31aと第2の板部31bとのなす角が小さい側、具体的には、連結部分31abのX軸方向マイナス側かつZ軸方向プラス側をいう。つまり、補強部31cは、連結部分31abのY軸方向両端部において、第1の板部31aの内面(Z軸方向プラス側の面)と第2の板部31bの内面(X軸方向マイナス側の面)とを繋ぐように配置されている。
このような補強部31cは、例えば、板材を絞り加工することによって、形成することができる。つまり、例えば、プレス加工により1枚の板材から第1の板部31aと第2の板部31bとを形成する際に、絞り加工を行って連結部分31abの内側に補強部31cを形成する。
このような構成により、補強部31cは、第2の板部31bが第1の板部31aに対して回転等移動することを規制することができる。なお、補強部31cの形状は、三角形状には限定されず、三角形状以外の多角形状、扇形等であってもよい。また、補強部31cの配置位置についても特に限定されず、補強部31cは、連結部分31abのY軸方向のどの位置に配置されていてもよいが、上記回転等移動することを規制する観点からは、連結部分31abのY軸方向両端部に配置されるのが好ましい。また、補強部31cの厚み(Y軸方向の幅)についても特に限定されないが、上記回転等移動することを規制する観点からは、加工できる範囲で、厚めに形成するのが好ましい。
なお、図3に示すように、バスバー32についても、バスバー31と同様に、第1の板部32aと、第2の板部32bと、第1の板部32a及び第2の板部32bの連結部分32ab(図示せず)を補強する補強部32cとを有している。これら第1の板部32a、第2の板部32b及び補強部32cの構成については、上記バスバー31の第1の板部31a、第2の板部31b及び補強部31cの構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、接続部材60のバスバー61及び65についても、バスバー31、32の補強部31c、32cと同様の補強部を有していてもよい。
[2.2 バスバー33の詳細な説明]
次に、バスバー33の構成について、詳細に説明する。図5は、本実施の形態に係るバスバー33(Y軸方向プラス側のバスバー33)の詳細な構成を示す斜視図である。なお、バスバー33の構成は、上述のバスバー31の構成と類似しているため、バスバー31の構成と同じ説明になる箇所については、適宜省略または簡略化し、バスバー31の構成と異なる箇所を中心に説明を行う。
バスバー33は、バスバー31と同様に、蓄電素子20の電極端子22と電線73とを電気的に接続する接続部材である。ここで、図3及び図5に示すように、バスバー33は、第1の板部33aと、第2の板部33bと、補強部33cとを有している。
第1の板部33aは、蓄電素子20の電極端子22に接続される板状の部位であり、複数の蓄電素子20の並び方向(X軸方向)に延設されている。具体的には、第1の板部33aは、複数の蓄電素子20の並び方向の中央部分に位置する複数の蓄電素子20の電極端子22上に配置され、当該複数の電極端子22と接続されて、当該複数の電極端子22の間を電気的に接続する。また、図5に示すように、第1の板部33aは、平板状かつ矩形状の6つの平板部33a1と、平板部33a1同士の間に、曲板状の5つの曲板部33a2とを有している。なお、これらの構成は、上述のバスバー31の構成と同様のため、説明は省略する。
第2の板部33bは、第1の板部33aに連結され、第1の板部33aとは異なる方向に延設された平板状かつ矩形状の部位である。つまり、第2の板部33bは、第1の板部33aのY軸方向プラス側の端部から、第1の板部33aの延設方向と交差する方向に延設されている。具体的には、第2の板部33bは、第1の板部33aの延設方向(X軸方向)において、第1の板部33aの途中から、第1の板部33aに平行な面と交差する方向(本実施の形態では、略直交する方向、具体的には上方)に突出した突出部である。言い換えると、第2の板部33bは、第1の板部33aから上方に折り曲げられた(屈曲または湾曲された)ような形状を有しており、第1の板部33aと第2の板部33bとの連結部分33abには、屈曲部または湾曲部が形成されている。
また、第2の板部33bは、電線73に接続される電線接続部33b1を有している。電線接続部33b1は、第2の板部33bに形成された開口部であり、具体的には、円形状の貫通孔である。また、当該開口部には、電線73または電線73を第2の板部33bに固定する固定具が挿通される。本実施の形態では、当該開口部には、電線73を第2の板部33bに固定する固定具が挿通される。つまり、図3に示すように、電線73の端部には圧着端子74が接続されており、圧着端子74の開口部、及び、電線接続部33b1としての開口部に、固定具75のネジ部が挿通される。これにより、固定具75が電線接続部33b1に締結されて、第2の板部33bに圧着端子74が固定されることで、第2の板部33bに電線73が接続される。
このようにして、第2の板部33bは、圧着端子74、電線73及びコネクタ51を介して、複数の蓄電素子20及び接続部材30の上方に位置する基板50に実装された電子部品等の電気機器(電気部品)に接続される。
このように、第2の板部33bが、第1の板部33aの延設方向における途中から上方に突出して配置され、電線73と接続されることで、複数の蓄電素子20の上方の空間を有効に活用して、バスバー33に電線73を接続することができる。これにより、省スペース化を図ることができる。
なお、第2の板部33bは、Z軸方向からY軸方向プラス側に少し傾いた方向に延設されて配置されているが、当該方向からY軸方向プラス側またはマイナス側に傾斜した方向に延設されていてもよく、第1の板部33aと直交する方向(Z軸方向プラス側)に延設されてもよい。また、第1の板部33aの下方に空間がある場合には、第2の板部33bは、Z軸方向マイナス側(下方)に延設されていてもよい。また、第2の板部33bは、Z軸まわりに回転させた位置に配置されていてもよい。また、電線接続部33b1についても、上述したバスバー31における第2の板部31bの電線接続部31b1と同様の種々の形態が実現可能である。
補強部33cは、第1の板部33aと第2の板部33bとの間に配置され、第1の板部33aと第2の板部33bとの連結部分33abを補強する部位である。具体的には、補強部33cは、第1の板部33aと第2の板部33bとの連結部分33abの内側に配置された突出片である。なお、補強部33cは、上述したバスバー31における補強部31cと同様の構成を有し、また、同様の手法で形成することができるため、詳細な説明は省略する。このような構成により、補強部33cは、第2の板部33bが第1の板部33aに対して回転等移動することを規制することができる。
[3 効果の説明]
以上のように、本発明の実施の形態に係る蓄電装置1によれば、蓄電素子20の電極端子22に接続される第1の板部(第1の板部31a、32aまたは33a)と、主電流経路から分岐した電線(電線70または73)に接続される第2の板部(第2の板部31b、32bまたは33b)とを有する接続部材30(バスバー31〜33)を備えている。そして、接続部材30(バスバー31〜33)は、さらに、第1の板部と第2の板部との間に配置され、第1の板部と第2の板部との連結部分(連結部分31ab、32abまたは33ab)を補強する補強部(補強部31c、32cまたは33c)を有している。これにより、第2の板部が電線に接続される際に第1の板部に対して回転等しようとしたり、振動等で第1の板部と第2の板部との連結部分が変形等するのを、補強部によって抑制することができる。
ここで、蓄電装置1においては、大容量化かつ小型化を図るために、外装体10内の無駄なスペースを低減する必要がある。このため、接続部材30の周囲にもスペースがない状態となっており、接続部材30が変形すると、他の部材と干渉するなどして、他の部材に影響を及ぼすおそれがある。また、接続部材30が、蓄電素子20の電極端子22との接続前に変形すると、当該接続の作業が困難になったり、電極端子22との接続後に変形すると、当該接続が外れてしまったりするおそれがある。これに対し、蓄電装置1によれば、第1の板部と第2の板部との連結部分が変形等するのを抑制することができるため、接続部材30が変形するなど損傷するのを抑制することができる。これにより、上記不具合の発生を抑制することができる。
また、接続部材30の第2の板部の開口部に、電線または固定具(固定具72または75)が挿通されて、第2の板部に電線が接続される。つまり、電線または固定具が第2の板部の開口部に挿通された状態で固定される場合には、第2の板部に回転のトルクがかかりやすいが、この場合でも、補強部によって、第2の板部が第1の板部に対して回転等するのを抑制することができる。これにより、第1の板部と第2の板部との連結部分が変形等するのを抑制することができるため、接続部材30が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
また、接続部材30の補強部として、第1の板部と第2の板部との連結部分の内側に突出片を配置することで、補強部を簡易に形成することができる。また、補強部が、当該連結部分の内側に配置されることで、外側に突出しないため、省スペース化を図ることができる。また、接続部材30を連結部分で折り曲げて形成すると、連結部分の外側が延伸側になり内側が圧縮側になるため、補強部を連結部分の内側(圧縮側)に形成することで、連結部分の厚みが薄くなりにくく、強度向上を図ることができる。このように、強度向上が図られた補強部を、省スペース化を図りつつ簡易に形成して、接続部材30が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
(変形例1)
次に、上記実施の形態の変形例1について、説明する。図6は、本実施の形態の変形例1に係るバスバー34の構成を示す斜視図である。具体的には、図6は、図4に対応する図である。
図6に示すように、本変形例では、バスバー34は、上記実施の形態におけるバスバー31の補強部31cに代えて、補強部34cを有している。つまり、上記実施の形態における補強部31cは、連結部分31abの内側の両端部に配置された2つの突出片であったのに対し、本変形例における補強部34cは、連結部分31abの内側の一端部(Y軸方向プラス側の端部)に配置された1つの突出片である。その他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
以上のように、本変形例に係る蓄電装置によれば、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、第2の板部31bが、連結部分31abのY軸方向プラス側の端部に応力がかかる方向に移動することが多い場合に、本変形例の構成とすることで、補強部34cの構成を簡素化しつつ、当該移動を規制することができる。
なお、補強部34cの突出片の位置は、上記位置には限定されず、補強したい位置に応じて適宜決定されることにしてもよい。また、補強部34cの突出片の数は、本変形例の1つ、及び、上記実施の形態の2つには限定されず、3つ以上の突出片が設けられていてもよい。また、補強部34cの突出片の形状(厚みも含む)についても、上記実施の形態と同様に、特に限定されない。また、上記実施の形態のバスバー32及び33についても、補強部34cと同様の補強部を有していてもよい。また、接続部材60のバスバー61及び65についても、補強部34cと同様の補強部を有していてもよい。
(変形例2)
次に、上記実施の形態の変形例2について、説明する。図7は、本実施の形態の変形例2に係るバスバー35の構成を示す斜視図である。具体的には、図7の(a)は、バスバー35を斜め上方から見た場合の図であり、図4に対応している。また、図7の(b)は、バスバー35を斜め下方から見た場合の図である。
図7に示すように、本変形例では、バスバー35は、上記実施の形態におけるバスバー31の補強部31cに代えて、補強部35cを有している。補強部35cは、第1の板部31aと第2の板部31bとの間に配置され、第1の板部31aと第2の板部31bとの連結部分31abを補強する部位である。具体的には、補強部35cは、第1の板部31aと第2の板部31bとの連結部分31abの内側に配置された突出部である。つまり、補強部35cは、連結部分31abの中央部分が内側に突出した突出部であり、具体的には、連結部分31abの中央部分の外面が凹み、かつ内面が突出した凹凸構造の部位である。その他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
以上のように、本変形例に係る蓄電装置によれば、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、補強部35cは、板材を絞り加工する他に、例えば、連結部分31abの外側からハンマーで打って加工することで形成できるため、簡易に補強部35cを形成することができる。
なお、補強部35cの突出部の位置は、上記位置には限定されず、補強したい位置に応じて適宜決定されることにしてもよい。また、補強部35cの突出部の数は、本変形例の1つには限定されず、2つ以上の突出部が設けられていてもよい。また、補強部35cの突出部の形状(厚みも含む)についても特に限定されず、例えば、連結部分31abの外面が凹むことなく内面が突出して補強部35cが形成されていてもよい。なお、補強部35cは、バスバー35を蓄電素子20の電極端子22に接合しやすい位置及び形状等に形成されるのが好ましい。また、上記実施の形態のバスバー32及び33についても、補強部35cと同様の補強部を有していてもよい。また、接続部材60のバスバー61及び65についても、補強部35cと同様の補強部を有していてもよい。
(変形例3)
次に、上記実施の形態の変形例3について、説明する。図8は、本実施の形態の変形例3に係るバスバー36の構成を示す斜視図である。具体的には、図8は、図4に対応する図である。
図8に示すように、本変形例では、バスバー36は、上記実施の形態におけるバスバー31の補強部31cに代えて、補強部36cを有している。補強部36cは、第1の板部31aと第2の板部31bとの間に配置され、第1の板部31aと第2の板部31bとの連結部分31abを補強する部位である。具体的には、補強部36cは、第1の板部31aと第2の板部31bとの連結部分31abにおいて、第1の板部31a及び第2の板部31bの少なくとも一方に重ねられて配置される第3の板部である。そして、当該第3の板部は、一端が第1の板部31aに連結され、他端が第2の板部31bに連結されている。つまり、第1の板部31aと第2の板部31bとは、第3の板部を介しても連結されている。
本変形例では、補強部36cは、連結部分31abにおいて、第2の板部31bに重ねられて配置されている。具体的には、補強部36cは、第2の板部31bからY軸方向プラス側に突出して延びる板状の部位が折り曲げられて第2の板部31bに重ねられたものであり、第1の板部31aの上面に当接(つまり、第1の板部31aと連結)して配置されている。なお、2つの部位が連結されているとは、2つの部位が一体形成されていたり、2つの部位が当接した状態で固定されているなど、2つの部位が離れない状態で接続されていることをいう。このように、バスバー36は、1枚の板材から形成された一体成形品である。その他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
以上のように、本変形例に係る蓄電装置によれば、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、補強部36cは、板材を折り曲げて形成することができるため、簡易に補強部36cを形成することができる。
また、補強部36cとして、第1の板部31aと第2の板部31bとの連結部分31abに第3の板部を重ねて配置することで、連結部分31abにかかる応力を第3の板部で受けることができる。これにより、連結部分31abが変形等するのを抑制することができるため、バスバー36が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
また、第1の板部31aと第2の板部31bとが第3の板部を介して連結されていることで、第1の板部31aと第2の板部31bとの連結部分を増やすことができるため、当該連結部分にかかる応力が分散される。これにより、第1の板部31aと第2の板部31bとの連結部分が変形等するのを抑制することができるため、バスバー36が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
なお、補強部36cは、第2の板部31bの内面(X軸方向マイナス側の面)に当接して配置されていてもよいし、当接していなくともよい。また、補強部36cは、第1の板部31aの上面に当接しておらず、第1の板部31aとの間に僅かな隙間が形成されており、第2の板部31bに力が加えられた場合に第1の板部31aと当接(連結)する構成でもよい。また、補強部36cは、第1の板部31aから突出して延びる板状の部位が折り曲げられて第1の板部31aに重ねられたものであってもよく、第1の板部31a及び第2の板部31bの双方から突出して延びる板状の部位が折り曲げられて第1の板部31a及び第2の板部31bの双方に重ねられたものであってもよい。また、補強部36cの形状(厚みも含む)についても、特に限定されない。また、上記実施の形態のバスバー32及び33についても、補強部36cと同様の補強部を有していてもよい。また、接続部材60のバスバー61及び65についても、補強部36cと同様の補強部を有していてもよい。
(変形例4)
次に、上記実施の形態の変形例4について、説明する。図9は、本実施の形態の変形例4に係るバスバー37の構成を示す斜視図である。具体的には、図9は、図4または図8に対応する図である。
図9に示すように、本変形例では、バスバー37は、上記変形例3におけるバスバー36の補強部36cに代えて、補強部37cを有している。上記変形例3における補強部36cは、第2の板部31bと一体に形成された板部であったが、本変形例では、補強部37cは、第2の板部31bとは別体の部材である。つまり、補強部37cは、第2の板部31bの周囲を囲うように板状部材が環状に形成されたものであり、第2の板部31bの周囲に取り付けられて固定されている。その他の構成については、上記変形例3と同様であるため、説明は省略する。
以上のように、本変形例に係る蓄電装置によれば、上記変形例3と同様の効果を奏することができる。特に、補強部37cは、第2の板部31bとは別体の部材であるため、第2の板部31bに容易に配置することができる。
なお、補強部37cは、第2の板部31bの外周面の全周に亘って当接して配置されていてもよいし、一部当接していない箇所があってもよい。また、補強部37cは、第1の板部31aの上面に当接しておらず、第1の板部31aとの間に僅かな隙間が形成されており、第2の板部31bに力が加えられた場合に第1の板部31aと当接(連結)する構成でもよい。また、補強部37cは、第1の板部31aの周囲を囲うように板状部材が環状に形成されたものであってもよく、第1の板部31a及び第2の板部31bの双方の周囲を囲うように板状部材が環状に形成されたものであってもよい。また、補強部37cの形状(厚みも含む)についても、特に限定されない。また、上記実施の形態のバスバー32及び33についても、補強部37cと同様の補強部を有していてもよい。また、接続部材60のバスバー61及び65についても、補強部37cと同様の補強部を有していてもよい。
(変形例5)
次に、上記実施の形態の変形例5について、説明する。図10は、本実施の形態の変形例5に係るバスバー38の構成を示す斜視図である。具体的には、図10の(a)は、バスバー38の加工前の板材を示す図であり、図10の(b)は、バスバー38の加工後の状態を示す図であり、図5に対応している。
図10に示すように、本変形例では、バスバー38は、上記実施の形態におけるバスバー33の補強部33cに代えて、補強部38cを有している。補強部38cは、第1の板部33aと第2の板部33bとの間に配置され、第1の板部33aと第2の板部33bとの連結部分33abを補強する部位である。具体的には、補強部38cは、第1の板部33aと第2の板部33bとの連結部分33abにおいて、第1の板部33a及び第2の板部33bの少なくとも一方に重ねられて配置される第3の板部である。そして、当該第3の板部は、一端が第1の板部33aに連結され、他端が第2の板部33bに連結されている。つまり、第1の板部33aと第2の板部33bとは、第3の板部を介しても連結されている。
本変形例では、補強部38cは、連結部分33abにおいて、第1の板部33a及び第2の板部33bの双方に重ねられて配置されている。具体的には、補強部38cは、板部38c1と板部38c2とを有しており、板部38c1は第1の板部33aに重ねられて配置され、板部38c2は第2の板部33bに重ねられて配置されている。また、板部38c2には、第2の板部33bの電線接続部33b1に対応する位置に、開口部である電線接続部38c3が形成されている。
さらに具体的には、補強部38cは、第1の板部33aのY軸方向マイナス側の端部からY軸方向マイナス側に突出して延びる板状の部位が折り曲げられて、第1の板部33a及び第2の板部33bの双方に重ねられたものであり、第1の板部33a及び第2の板部33bに当接して配置されている。つまり、バスバー38は、1枚の板材から形成された一体成形品である。その他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
以上のように、本変形例に係る蓄電装置によれば、上記実施の形態及びその変形例(特に変形例3、4)と同様の効果を奏することができる。特に、補強部38cは、第1の板部33a及び第2の板部33bの双方に重ねられて配置されているため、連結部分33abにかかる応力を、補強部38cについての板部同士の連結部分38c4、38c5等に分散させることができる。これにより、連結部分33abが変形等するのを抑制することができるため、バスバー38が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
なお、補強部38cは、第1の板部33aの上面に当接しておらず、第1の板部33aとの間に僅かな隙間が形成されていてもよい。また、補強部38cの形状(厚みも含む)についても、特に限定されない。なお、補強部38cの板部38c1は、第1の板部33aとともに、蓄電素子20の電極端子22と溶接等によって接合されることとなる。このため、板部38c1は、溶接対象位置を薄く形成したり、溶接対象位置に開口部を形成したり、溶接対象位置と異なる位置に配置したりすることにしてもよい。また、上記実施の形態のバスバー31、32についても、補強部38cと同様の補強部を有していてもよい。また、接続部材60のバスバー61及び65についても、補強部38cと同様の補強部を有していてもよい。
(変形例6)
次に、上記実施の形態の変形例6について、説明する。図11は、本実施の形態の変形例6に係るバスバー39の構成を示す斜視図である。具体的には、図11は、図10に対応する図である。
図11に示すように、本変形例では、バスバー39は、上記変形例5におけるバスバー38の第2の板部33b及び補強部38cに代えて、第2の板部39b及び補強部39cを有している。補強部39cは、上記変形例5における補強部38cと同様に、板部39c1と板部39c2とを有しているが、板部39c1の突出長さが補強部38cの板部38c1の突出長さの略半分となっている。また、第2の板部39bは、板部39b1と板部39b2とを有しており、第1の板部33aを挟んで補強部39cと対称の形状を有している。
つまり、第2の板部39bの板部39b1と補強部39cの板部39c1とが第1の板部33aに重ねられて配置され、補強部39cの板部39c2が第2の板部39bの板部39b2に重ねられて配置されている。また、板部39b2に形成された開口部である電線接続部39b3と対応する位置に、板部39c2に形成された開口部である電線接続部39c3が配置されている。
さらに具体的には、第2の板部39bは、第1の板部33aのY軸方向プラス側の端部からY軸方向プラス側に突出して延びる板状の部位が折り曲げられて、板部39b1が第1の板部33aに重ねられたものであり、板部39b1が第1の板部33aに当接して配置されている。また、補強部39cは、第1の板部33aのY軸方向マイナス側の端部からY軸方向マイナス側に突出して延びる板状の部位が折り曲げられて、第1の板部33a及び第2の板部39bの板部39b2の双方に重ねられたものであり、板部39c1が第1の板部33aに当接し、板部39c2が板部39b2に当接して配置されている。つまり、バスバー39は、1枚の板材から形成された一体成形品である。その他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
以上のように、本変形例に係る蓄電装置によれば、上記変形例5と同様の効果を奏することができる。特に、第2の板部39bと補強部39cとは対称の形状を有しているため、板部39b2及び板部39c2が回転等移動しようとする応力を、連結部分33ab、39b4、39c4、39c5等に分散させることができる。これにより、強度を向上させ、バスバー39が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
なお、第2の板部39bは、板部39b1が第1の板部33aに当接しておらず、板部39b1と第1の板部33aとの間に僅かな隙間が形成されていてもよい。また、補強部39cは、板部39c1が第1の板部33aに当接しておらず、板部39c1と第1の板部33aとの間に僅かな隙間が形成されていてもよい。また、第2の板部39b及び補強部39cの形状(厚みも含む)についても、特に限定されない。なお、上記変形例5と同様に、板部39b1及び板部39c1は、第1の板部33aとともに、蓄電素子20の電極端子22と溶接等によって接合されることとなるため、上記変形例5と同様の対応をとることができる。また、バスバー39は、補強部39cを有していないことにしてもよく、この場合、第2の板部39bの板部39b1が補強部として機能する。また、上記実施の形態のバスバー31、32についても、第2の板部39b及び補強部39cと同様の構成を有していてもよい。また、接続部材60のバスバー61及び65についても、第2の板部39b及び補強部39cと同様の構成を有していてもよい。
(変形例7)
次に、上記実施の形態の変形例7について、説明する。上記実施の形態及び変形例1〜6では、補強部を有する接続部材は、蓄電素子20と外部端子とを繋ぐバスバーであることとした。しかし、例えば自動二輪車用の蓄電装置には、一般的に、板状部材を屈曲して形成した外部端子が用いられるため、この外部端子の屈曲部分に補強部を配置してもよい。
このように、本変形例では、補強部を有する接続部材は、蓄電素子20の電極端子22と導電部材(外部配線や外部のバスバー)とを接続する外部端子である。つまり、当該外部端子は、電極端子22に電気的に接続される第1の板部と、当該導電部材に接続されるとともに、第1の板部に連結され、第1の板部とは異なる方向に延設された第2の板部とを備えている。また、当該外部端子は、さらに、第1の板部と第2の板部との間に配置され、第1の板部と第2の板部との連結部分を補強する補強部を有しており、当該補強部は、第1の板部と第2の板部との連結部分の内側に配置されている。
以上のように、本変形例に係る蓄電装置によれば、第2の板部が導電部材に接続される際に第1の板部に対して回転等しようとしたり、振動等で第1の板部と第2の板部との連結部分が変形等するのを、補強部によって抑制することができる。また、補強部が、第1の板部と第2の板部との連結部分の内側に配置されることで、外側に突出しないため、省スペース化を図ることができる。また、当該外部端子を連結部分で折り曲げて形成すると、連結部分の外側が延伸側になり内側が圧縮側になるため、補強部を連結部分の内側(圧縮側)に形成することで、連結部分の厚みが薄くなりにくく、強度向上を図ることができる。このように、強度向上が図られた補強部を、省スペース化を図りつつ形成することで、当該外部端子が変形するなど損傷するのを抑制することができる。
なお、上記実施の形態及び変形例1〜6において、接続部材に電線が接続されない場合でも、本変形例の外部端子と同様に、当該接続部材は、蓄電素子20の電極端子22と導電部材とを接続する部材であるため、本変形例と同様のことが言える。
以上、本発明の実施の形態及びその変形例に係る蓄電装置について説明したが、本発明は、上記実施の形態及びその変形例に限定されるものではない。つまり、今回開示された実施の形態及びその変形例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記実施の形態及びその変形例では、接続部材の第2の板部と電線等の導電部材とは、ネジ締結によって接続(接合)されることとした。しかし、ネジ締結による接続には限定されず、例えば、レーザ溶接、抵抗溶接、超音波溶接等の溶接接合による接続、または、かしめ(クリンチかしめ等)等の機械的接合による接続等であってもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、第1の板部と第2の板部とは、一体に形成されていることとした。しかし、第1の板部と第2の板部とは、別体で構成された2つの部材であり、第1の板部と第2の板部とが互いに固定されて、連結されていることにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、接続部材の補強部は、第1の板部と第2の板部との連結部分の内側に配置されることとした。しかし、接続部材の補強部は、第1の板部と第2の板部との連結部分の外側に配置されることにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例に含まれる構成要素を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
また、本発明は、蓄電装置として実現することができるだけでなく、当該蓄電装置が備える接続部材(バスバー、外部端子等)としても実現することができる。
本発明は、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子を備えた蓄電装置に適用できる。
1 蓄電装置
20 蓄電素子
22 電極端子
30、60 接続部材
31、32、33、34、35、36、37、38、39、61、64、65、66 バスバー
31a、32a、33a 第1の板部
31ab、32ab、33ab、38c4、38c5、39b4、39c4、39c5 連結部分
31b、32b、33b、39b 第2の板部
31b1、33b1、38c3、39b3、39c3 電線接続部
31c、32c、33c、34c、35c、36c、37c、38c、39c 補強部
70、73 電線
72、75 固定具

Claims (6)

  1. 蓄電素子と、
    前記蓄電素子の電極端子と主電流経路から分岐した電線とを接続する接続部材と、を備え、
    前記接続部材は、
    前記電極端子に接続される第1の板部と、
    前記電線に接続される電線接続部を有するとともに、前記第1の板部に連結され、前記第1の板部とは異なる方向に延設された第2の板部と、
    前記第1の板部と前記第2の板部との間に配置され、前記第1の板部と前記第2の板部との連結部分を補強する補強部と、を有する
    蓄電装置。
  2. 前記電線接続部は、前記第2の板部に形成された開口部であり、
    前記開口部には、前記電線または前記電線を前記第2の板部に固定する固定具が挿通される
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記補強部は、前記第1の板部と前記第2の板部との連結部分の内側に配置された突出片である
    請求項1に記載の蓄電装置。
  4. 前記補強部は、前記第1の板部と前記第2の板部との連結部分において、前記第1の板部及び前記第2の板部の少なくとも一方に重ねられて配置される第3の板部である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  5. 前記第3の板部は、一端が前記第1の板部に連結され、他端が前記第2の板部に連結されている
    請求項4に記載の蓄電装置。
  6. 蓄電素子と、
    前記蓄電素子の電極端子と導電部材とを接続する接続部材と、を備え、
    前記接続部材は、
    前記電極端子に電気的に接続される第1の板部と、
    前記導電部材に接続されるとともに、前記第1の板部に連結され、前記第1の板部とは異なる方向に延設された第2の板部と、
    前記第1の板部と前記第2の板部との間に配置され、前記第1の板部と前記第2の板部との連結部分を補強する補強部と、を有し、
    前記補強部は、前記連結部分の内側に配置される
    蓄電装置。
JP2017106522A 2017-05-30 2017-05-30 蓄電装置 Pending JP2018206471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017106522A JP2018206471A (ja) 2017-05-30 2017-05-30 蓄電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017106522A JP2018206471A (ja) 2017-05-30 2017-05-30 蓄電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018206471A true JP2018206471A (ja) 2018-12-27

Family

ID=64957324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017106522A Pending JP2018206471A (ja) 2017-05-30 2017-05-30 蓄電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018206471A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020035970A1 (ja) * 2018-08-13 2021-03-11 ビークルエナジージャパン株式会社 電池モジュール
WO2022014261A1 (ja) * 2020-07-13 2022-01-20 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
WO2022059319A1 (ja) * 2020-09-15 2022-03-24 株式会社Gsユアサ 蓄電装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020035970A1 (ja) * 2018-08-13 2021-03-11 ビークルエナジージャパン株式会社 電池モジュール
JP7083903B2 (ja) 2018-08-13 2022-06-13 ビークルエナジージャパン株式会社 電池モジュール
WO2022014261A1 (ja) * 2020-07-13 2022-01-20 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
WO2022059319A1 (ja) * 2020-09-15 2022-03-24 株式会社Gsユアサ 蓄電装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6260487B2 (ja) 蓄電装置
JP6269383B2 (ja) 蓄電装置
WO2011158676A1 (ja) 電池
JP7324340B2 (ja) 電池モジュール
WO2017090472A1 (ja) 蓄電装置
US10593913B2 (en) Energy storage apparatus for suppressing adverse effects exerted on circuit boards
WO2019176560A1 (ja) 蓄電装置
JP2018206471A (ja) 蓄電装置
JP2018032560A (ja) 蓄電装置
JP6740836B2 (ja) 蓄電装置
WO2018123784A1 (ja) 蓄電装置
WO2018230523A1 (ja) 蓄電装置
JP7195726B2 (ja) 蓄電装置
US20220094021A1 (en) Energy storage apparatus
JP2019079599A (ja) 蓄電装置
CN110741492B (zh) 蓄电装置
JP2016054112A (ja) 蓄電装置
JP2018156932A (ja) 蓄電装置
US20230275327A1 (en) Energy storage apparatus
WO2024004975A1 (ja) 蓄電装置
WO2020203734A1 (ja) 蓄電モジュールおよび蓄電モジュールの製造方法
JP2018026322A (ja) 蓄電装置
JP2020140819A (ja) 蓄電装置
JP6891597B2 (ja) 蓄電装置
JP6394749B2 (ja) 蓄電装置