JP7195726B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電素子と、蓄電素子を収容する外装体とを備える蓄電装置に関する。
従来、蓄電素子と、蓄電素子を収容する外装体とを備える蓄電装置が知られている。蓄電装置には、一般に、外部の装置等との間で電気のやり取りを行うための外部端子が外装体に配置されている。例えば、特許文献1には、板端子の垂直板部の下端部に樹脂被覆体を設け、樹脂被覆体と、蓄電池本体の蓋の切欠部とを互いに融着させることで、板端子を蓋に固定する構造が開示されている。
特開2003-77454号公報
蓄電装置が備える外部端子には、ケーブルまたはバスバー等の導電部材がボルト締め等によって固定される。また、蓄電装置は、例えば自動車またはオートバイ等の移動体に搭載される場合もあり、通常の使用時においても振動及び衝撃が蓄電装置に繰り返し与えられる可能性もある。そのため、外部端子は、導電部材の固定時に掛けられる外力、並びに、通常の使用時に与えられる振動及び衝撃に耐え得るように、蓄電装置において固定されている必要がある。
この点に関し、上記従来の技術では、外部端子である板端子の端部を、蓄電池本体の蓋に固定することで、振動及び衝撃等によって板端子の蓋からの離脱を防止するとしている。
しかしながらこの場合、例えば、板端子の端部を固定する部分が、蓄電池本体の高さ方向のサイズを増加させる要因ともなる。
本発明は、本願発明者らが上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、外装体に固定された外部端子を備え、かつ、小型化が可能な蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子を収容する外装体と、前記蓄電素子に電気的に接続され、前記外装体の上面に露出する外部端子と、を備え、前記外部端子は、前記外装体の側壁に固定されている。
この構成によれば、外部端子が固定される位置(固定位置)が、蓄電素子の上方の空間を消費しない位置に配置されるため、例えば、蓄電装置の高さを抑制することができる。また、外装体の内部空間を有効に利用することができる。従って、本態様に係る蓄電装置は、外装体に固定された外部端子を備え、かつ、小型化が可能な蓄電装置である。
また、本発明の一態様に係る蓄電装置において、前記蓄電素子は、電極体と、前記電極体が収容された容器と、前記容器に配置され、前記外部端子と電気的に接続された電極端子と、を有し、前記外部端子は、前記容器における、前記電極端子が位置する端子面の周縁に接続された側面に対応する位置で、前記外装体の前記側壁に固定されている、としてもよい。
この構成によれば、蓄電素子の側面に対応する位置に、外部端子の固定位置が存在する。従って、例えば蓄電素子の高さを大きくした場合であっても、外部端子の固定位置を上に持っていく必要がないため、蓄電装置としての高さの増加を抑制することができる。これにより、例えば蓄電装置のサイズを変更することなく、蓄電装置のエネルギー密度を向上させることができる。また、本態様に係る蓄電装置によれば、例えば、蓄電容量を低下させずに小型化が可能である。
また、本発明の一態様に係る蓄電装置において、前記外装体には、第1の方向に並んで配置された複数の前記蓄電素子が収容されており、前記複数の前記蓄電素子のそれぞれは、前記第1の方向に前記容器の長側面を向け、かつ前記第1の方向と直交する第2の方向に前記容器の短側面を向けて配置されており、前記外部端子は、前記外装体の、前記第1の方向に配置された前記側壁に固定されている、としてもよい。
この構成によれば、長側面同士が隣り合うように並べられた複数の蓄電素子の並び方向における端部に、外部端子の固定位置が存在する。これにより、例えば、外部端子に、複数の蓄電素子の膨張を抑制する機能を担わせることができる。
ここで、蓄電装置の小型化のために、例えば、隣り合う蓄電素子間の間隔を狭くすることが考えられる。この場合、それぞれの蓄電素子の膨らみは、複数の蓄電素子からなる蓄電素子群の膨らみとして現れやすくなる。この点に関し、本態様に係る蓄電装置では、蓄電素子群の膨らみ方向の端部と対向する位置に、外部端子の固定位置が存在する。そのため、蓄電装置の小型化を図りつつ、小型化に起因して現れやすくなる蓄電素子群の膨らみを抑制することができる。その結果、例えば、蓄電素子群が膨らむことよる外装体の変形が抑制される。
また、本発明の一態様に係る蓄電装置において、前記外部端子は、前記外装体の外部に露出し、外部の導電部材が接続される露出部と、前記外装体の前記側壁に固定される被固定部と、前記露出部と前記被固定部との間の位置において屈曲した部分である屈曲部とを有する、としてもよい。
この構成によれば、被固定部と露出部との間に屈曲部が存在することで、露出部を側壁よりも内側に位置させることができる。これにより、例えば、外部の金属部材が側壁に接触した場合であっても、露出部が当該金属部材に接触する可能性が低減される。つまり、例えば露出部を介した外部短絡の発生が抑制される。また、例えば、露出部が被固定部の方向に押圧された場合に、屈曲部が変形することで、被固定部へ与えられる力を抑制することができ、これにより、外部端子の位置ずれ等の発生が抑制される。
すなわち、外部端子を外装体の側壁に固定することで蓄電装置の小型化を図りつつ、外部端子の露出部を内側寄りに位置させることで、露出部と外部の金属部材との不要な導通の可能性を低減させ、また、外部端子が下方に向けて押圧されることによる不具合の発生が抑制される。
また、本発明の一態様に係る蓄電装置において、前記外部端子は、前記外部端子の一部が、前記外装体の前記側壁の厚み内であって、前記外装体の同一高さ位置における、前記外部端子が固定されていない部分の厚みと同じ厚み内で固定されている、としてもよい。
この構成によれば、外装体の側壁の厚み内(内面と外面との間)で外部端子を固定するため、例えば、蓄電装置の横幅の増加が抑制される。言い換えると、蓄電装置の横幅を増加させない態様で、外装体の側壁に外部端子を固定させることができる。このことは、蓄電装置の小型化に有利である。
また、本発明の一態様に係る蓄電装置において、前記外部端子は、前記外部端子の一部が、前記外装体の前記側壁に埋設されていることで、前記側壁に固定されている、としてもよい。
この構成によれば、例えば、外部端子の、外装体の側壁に固定される部分の全体を絶縁材料によって覆うことができる。つまり、外部端子を外装体の側壁に固定することで蓄電装置の小型化を図りつつ、外部端子の、外装体の側壁に固定される部分と、外部の金属部材との不要な導通の可能性が低減される。
本発明における蓄電装置によれば、外装体に固定された外部端子を備え、かつ、小型化が可能である。
図1は、実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。 図2は、実施の形態に係る蓄電装置を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。 図3は、実施の形態に係る外部端子の固定構造を示す第1の斜視断面図である。 図4は、実施の形態に係る外部端子及びその周辺の構造を示す拡大分解斜視図である。 図5は、実施の形態に係る外部端子の固定構造を示す第2の斜視断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態及びその変形例に係る蓄電装置について説明する。なお、以下で説明する実施の形態及びその変形例は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態及びその変形例で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態及びその変形例における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、寸法等は厳密に図示したものではない。
また、以下の説明及び図面中において、蓄電素子の並び方向、蓄電素子の容器の長側面の対向方向、または、当該容器の厚さ方向をY軸方向と定義する。また、1つの蓄電素子における電極端子の並び方向、または、蓄電素子の容器の短側面の対向方向をX軸方向と定義する。また、蓄電装置の外装体本体と中蓋と外蓋との並び方向、蓄電素子とバスバー(接続部材)と基板との並び方向、蓄電素子の容器本体と蓋との並び方向、または、上下方向をZ軸方向と定義する。これらX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、互いに交差(以下実施の形態では、直交)する方向である。なお、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられるが、以下では説明の便宜のため、Z軸方向を上下方向として説明する。また、以下の説明において、例えば、X軸方向プラス側とは、X軸の矢印方向側を示し、X軸方向マイナス側とは、X軸方向プラス側とは反対側を示す。Y軸方向やZ軸方向についても同様である。
(実施の形態)
[1.蓄電装置1の全般的な説明]
まず、図1及び図2を用いて、本実施の形態における蓄電装置1の全般的な説明を行う。図1は、実施の形態に係る蓄電装置1の外観を示す斜視図である。図2は、実施の形態に係る蓄電装置1を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。
蓄電装置1は、外部からの電気を充電し、また外部へ電気を放電することができる装置である。例えば、蓄電装置1は、電力貯蔵用途または電源用途などに使用される電池モジュールである。具体的には、蓄電装置1は、例えば、電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)またはプラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)等の自動車、自動二輪車、ウォータークラフト、スノーモービル、農業機械、建設機械などの移動体の駆動用またはエンジン始動用のバッテリ等として用いられる。
図1及び図2に示すように、蓄電装置1は、外蓋11、中蓋40、及び外装体本体12からなる外装体10と、外装体10に収容される複数の蓄電素子20、接続部材30、及び基板50とを備えている。
外装体10は、蓄電装置1の筐体を構成する矩形状(箱状)の容器(モジュールケース)である。つまり、外装体10は、複数の蓄電素子20、接続部材30、及び基板50等を所定の位置で保持し、衝撃などから保護する。
ここで、外装体10は、外装体10の蓋体を構成する外蓋11と、外装体10の本体を構成する外装体本体12と、外蓋11及び外装体本体12の間に配置される中蓋40とで形成される三層構造を有している。
外蓋11は、外装体本体12の開口を閉塞する扁平な矩形状の部材であり、正極側の外部端子13及び負極側の外部端子17を有している。外部端子13及び17は、蓄電素子20と電気的に接続されており、蓄電装置1は、この外部端子13及び17を介して、外部からの電気を充電し、また外部へ電気を放電する。外装体本体12は、開口が形成された有底矩形筒状のハウジング(筐体)であり、蓄電素子20等を収容する。
中蓋40は、本実施の形態では、複数の蓄電素子20の上方に配置された状態で、基板50、蓄電素子20及び接続部材30、並びに、配線類等(図示せず)を保持する電装品トレーとして機能する。また、中蓋40は、複数の蓄電素子20の上方への移動を規制する部材としても機能する。中蓋40における、外装体10の側壁10a(後述する図3参照)を構成する部分(中蓋40の外周部分)には、外部端子13及び17を固定する固定部41及び45が設けられている。外部端子13及び17の固定に関する構造については、図3~図5を用いて後述する。
なお、外部端子13及び17は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属製の導電部材で形成されている。また、外装体10のその他の部位は、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)またはABS樹脂等の絶縁材料により構成されている。外装体10は、これにより、蓄電素子20等が外部の金属部材などに接触することを回避する。
蓄電素子20は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池(単電池)であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。蓄電素子20は、扁平な直方体形状(角型)の形状を有しており、本実施の形態では、4つの蓄電素子20がY軸方向に配列されている。なお、蓄電素子20の形状や、配列される蓄電素子20の個数は限定されない。また、蓄電素子20は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよく、さらに、使用者が充電をしなくても蓄えられている電気を使用できる一次電池であってもよい。
具体的には、蓄電素子20は、電極体(蓄電要素または発電要素ともいう)25を収容する金属製の容器21を備え、容器21の蓋板には、一対の電極端子22が設けられている。つまり、容器21の、一対の電極端子22が設けられた面である端子面23は、容器21の蓋板の上面により形成されている。
また、容器21の端子面23の周縁には、2つの短側面24b及び2つの長側面24aが接続されており、全体として上述のように角型の形状を有している。なお、長側面24aは、容器21における最も面積が大きい側面であり、短側面24bは、長側面24aよりも面積が小さい側面である、と表現することができる。
本実施の形態において、複数の蓄電素子20のそれぞれは、Y軸方向に容器21の長側面24aを向け、X軸方向に容器21の短側面24bを向けて配置されている。なお、Y軸方向は第1の方向の一例であり、X軸方向は第2の方向の一例である。また、複数の蓄電素子20は、配列方向(Y軸方向)で隣り合う電極端子22が互いに逆極になるように配置されている。
なお、容器21の蓋部分には、電解液を注液する注液部、及び、容器21内の圧力上昇時にガスを排出して圧力を開放するガス排出弁等が設けられていてもよい。また、容器21の内方には、電極体25の他に、集電体(正極集電体及び負極集電体)等が配置され、電解液(非水電解質)などが封入されているが、詳細な説明は省略する。
接続部材30は、中蓋40上に配置された状態で、隣り合う蓄電素子20の電極端子22同士を電気的に接続する矩形状の板状部材である。接続部材30は、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属製の導電部材で形成されている。接続部材30と電極端子22とは、例えば超音波溶接等の溶接によって接合される。
本実施の形態では、接続部材30は3つ備えられている。これら3つの接続部材30により、4つの蓄電素子20が直列に接続されている。また、直列に接続された4つの蓄電素子20の電極端子22のうち、接続部材30が接続されていない2つの電極端子22の一方である正極端子は、図示しないバスバーを介して、外部端子13と接続されている。また、当該2つの電極端子22のうちの他方である負極端子は、図示しないバスバーを介して、外部端子17と接続されている。これにより、両端の外部端子13及び外部端子17の間に、4つの蓄電素子20と、3つの接続部材30とバスバーとが電気的に直列に接続された状態が形成される。なお、基板50は、例えば、4つの蓄電素子20と外部端子13との間に直列に接続されている。
中蓋40は、基板50、蓄電素子20及び接続部材30等と他の部材との絶縁、及び、当該基板50及び接続部材30等の位置規制を行うことができる。中蓋40は、例えば、PC、PP、PE、PPS、PBTまたはABS樹脂等の絶縁材料により形成されている。
基板50は、中蓋40上に載置されて、中蓋40に固定される制御基板である。具体的には、基板50は、制御回路(図示せず)を有しており、複数の蓄電素子20の充電状態、放電状態、電圧値、電流値、及び、温度などの各種情報の取得、リレーのオン、オフの制御、及び、他の機器との間での通信等を行う。
[2.外部端子の固定に関する構造]
次に、本実施の形態に係る蓄電装置1における、外部端子13の固定に関する構造について、図3~図5を用いて説明する。なお、本実施の形態では、負極側の外部端子17は、正極側の外部端子13と同様の態様で外装体10に固定されているため、負極側の外部端子17の固定構造に関する詳細な説明は省略する。
図3は、実施の形態に係る外部端子13の固定構造を示す第1の斜視断面図である。具体的には、図3では、外部端子13を通るYZ平面で切断した場合の蓄電装置1の斜視図が示されており、外部端子13の外装体10の内部に配置されている部分、及び、基板50の図示は省略され、かつ、蓄電素子20の断面は簡易的に図示されている。
図4は、実施の形態に係る外部端子13及びその周辺の構造を示す拡大分解斜視図である。図5は、実施の形態に係る外部端子13の固定構造を示す第2の斜視断面図である。なお、図5では、外装体10の固定部41を通るXY平面で切断した場合の蓄電装置1の斜視図が示されており、外装体10の内部の要素(4つの蓄電素子20等)の図示は省略されている。
図3~図5に示すように、本実施の形態に係る蓄電装置1には、蓄電素子20に電気的に接続され、外装体10の上面11aに露出する外部端子13が備えられている。外部端子13は、外装体10の側壁10aに固定されている。
具体的には、外部端子13の一方側(蓄電素子20と電気的に接続される側)は、例えばインサート成形により外蓋11に固定されている。また、外部端子13の他方側は、中蓋40に固定されている。具体的には、例えば図4に示すように、外部端子13は、露出部13aと、被固定部13bと、屈曲部13cとを有し、被固定部13bが、中蓋40に固定される。露出部13aは、外装体10の外部に露出し、外部の導電部材が接続される部分である。本実施の形態では、露出部13aには、互いに貫通方向の異なる2つの締結孔14が形成されており、例えば、いずれかの締結孔14を貫通するボルトによって、ケーブルまたはバスバー等の導電部材が露出部13aに接続される。
被固定部13bは、外装体10の側壁10aに固定される部分であり、本実施の形態では、側壁10aの一部を形成する中蓋40に設けられた固定部41に熱かしめによって固定される。具体的には、図4に示すように、被固定部13bには2つの固定孔15が形成されており、固定部41には、2つの固定孔15に対応する位置のそれぞれに突起43が設けられている。被固定部13bの2つの固定孔15のそれぞれに突起43が挿入された状態で、2つの突起43のそれぞれが熱によってかしめられる。その結果、被固定部13bが固定部41に固定される。つまり、外部端子13が、外装体10の側壁10aに固定される。
また、本実施の形態では、固定部41に固定された状態の被固定部13bを外側から覆う固定部カバー42が配置されている。つまり、外部端子13の被固定部13bは、外装体10の側壁10aに埋設された状態となっている。また、固定部カバー42は、例えば外装体10と同じく、PCまたはPP等の絶縁材料で形成されており、これにより、外部端子13の、外装体10の側壁10aに位置する部分(被固定部13b)の、外部の金属部材に対する絶縁性が確保される。なお、本実施の形態では、負極側の固定部45にも同様に、外部端子17の側壁10aに固定された部分を覆う固定部カバー46が配置されている。これにより、外部端子17の、外装体10の側壁10aに位置する部分の、外部の金属部材に対する絶縁性が確保されている。
ここで、本実施の形態では、外装体10は、高さ方向(Z軸方向)に、外装体本体12、中蓋40、及び外蓋11がこの順で並ぶ3層構造を有しており、外装体10の側壁10aは、これら3部材それぞれの側壁の集合体として形成されている。また、本実施の形態では、例えば図3及び図5に示されるように、複数の蓄電素子20の並び方向(Y軸方向)の2つの側壁のうちの一方(Y軸方向マイナス側の側壁10a)に、固定部41が設けられている。
より詳細には、固定部41は、側壁10aのうちの、中蓋40によって形成される部分に設けられている。つまり、外部端子13の被固定部13bは、中蓋40の外周部分に固定されている、と表現することもできる。
上記構成を有する蓄電装置1は、例えば、図4に示すように、外装体本体12に中蓋40が取り付けられた状態で、中蓋40に外蓋11を取り付けることで組み立てられる。また、組み立ての手順はこれに限られない。例えば、中蓋40に固定部41が設けられているため、外部端子13の外装体10への固定作業を、中蓋40を外装体本体12に取り付ける前に完了させることもできる。
つまり、本実施の形態に係る蓄電装置1では、外装体10が三層構造であり、最上層である外蓋11の上面11aに露出する外部端子13を固定する固定部41は、上から二層目の中蓋40に設けられている。そのため、例えば、外装体本体12及びその中に収容された複数の蓄電素子20が関与しない状態で、外部端子13の外装体10への固定作業を行うことができる。その後に、上記固定作業を終えた中蓋40及び外蓋11を外装体本体12に取り付けることで、蓄電装置1の基本構造が完成する。
このように、外装体10が三層構造を有することで、収容物を含めて重量が最も大きな最下層(外装体本体12)とは切り離された状態で、上の二層(中蓋40及び外蓋11)を結合するための作業を行うことができる。具体的には、この作業には、外部端子13の外装体10への固定作業が含まれている。つまり、熱かしめ等を含む外部端子13の固定作業を容易に実行することができる。
なお、例えば外装体10(外蓋11)の上面11aに、外装体10の内部にアクセス可能な開口が設けられていてもよい。これより、外装体本体12、中蓋40及び外蓋11が溶着等によって結合された後に、外部端子13と、複数の蓄電素子20に電気的に接続されたバスバー等の導電部材との接続作業(ボルト締め等)を容易に行うことができる。また、当該開口は、接続作業の後にカバーで覆うことで、当該開口を介した異物の進入を防止することができる。
また、本実施の形態において、外部端子13の一部である被固定部13bは、図3及び図5に示すように、側壁10aの厚み内に配置されている。具体的には、図5に示すように、外部端子13の被固定部13bが固定されている固定部41の厚みTaは、外装体10の、固定部41と同一高さ位置における、外部端子13が固定されていない部分の厚みTbと同じ厚みである。なお、「高さ位置」とは、上下方向(例えば、外装体本体12及び外蓋11の並び方向であり、本実施の形態におけるZ軸方向)における位置のことである。
すなわち、本実施の形態では、側壁10aの厚みを増加させない態様で、外部端子13の被固定部13bを側壁10aの厚み内に収容及び固定する構造が採用されている。
[3.効果の説明]
以上のように、本実施の形態に係る蓄電装置1は、蓄電素子20と、蓄電素子20を収容する外装体10と、蓄電素子20に電気的に接続され、外装体10の上面11aに露出する外部端子13とを備える。外部端子13は、外装体10の側壁10aに固定されている。
このように、本実施の形態では、外部端子13が固定される位置(固定位置)が、外装体10の側壁10aに配置される。つまり、固定位置が蓄電素子20の上方の空間を消費しない位置にあるため、例えば、蓄電装置1の高さを抑制することができる。また、外装体10の内部空間を有効に利用することができる。
ここで、従来の蓄電装置では、例えば、外部端子の端部を、外装体の外蓋の上面と平行となるように折り曲げて、当該端部を外蓋の上面に固定する構造が採用される。この場合、蓄電装置の高さは、外蓋の上面に配置された外部端子の端部の厚みの影響を受けるため、例えば蓄電装置の小型化という観点からは不利である。
また、上記の特許文献1に記載の蓄電池本体のように、外部端子である板端子の端部を、蓋の上面から垂直に差し込む構造であれば、端部の厚みは蓄電装置の高さに影響を与えない。しかし、この場合、板端子の端部の固定位置が蓄電素子の上方に位置するため、蓋に対する当該端部の差し込み長さが蓄電装置の高さを増加させる要因となる。
一方、本実施の形態では、上述のように、外部端子13の固定位置が外装体10の側壁10aに存在する。そのため、外部端子13を外装体10に固定するための部分による蓄電装置1の高さの増加を、実質的にゼロとすることができる。また、外部端子13の固定位置が側壁10aに存在する場合であっても、例えばボルト締め等の作業に十分に耐え得る程度に、外部端子13をしっかりと外装体10に固定することは可能である。すなわち、本実施の形態に係る蓄電装置1において、外部端子13は、外部端子13としての機能を損なわず、かつ、蓄電装置1の高さを増加させない態様で外装体10に固定されている。
このように、本実施の形態に係る蓄電装置1は、外装体10に固定された外部端子13を備え、かつ、小型化が可能な蓄電装置である。
また、本実施の形態において、蓄電素子20は、電極体25と、電極体25が収容された容器21と、容器21に配置され、外部端子13と電気的に接続された電極端子22とを有する。外部端子13は、容器21における、電極端子22が位置する端子面23の周縁に接続された側面に対応する位置で、外装体10の側壁10aに固定されている。具体的には、容器21は、端子面23の周縁に接続された側面として、2つの長側面24aと2つの短側面24bとを有している。本実施の形態では、図2及び図3から分かるように、外部端子13は、1つの蓄電素子20の長側面24aに対応する位置で、外装体10の側壁10aに固定されている。
この構成によれば、蓄電素子20の側面(本実施の形態では長側面24a)に対応する位置に、外部端子13の固定位置が存在するため、例えば、蓄電素子20の高さを大きくした場合であっても、外部端子13の固定位置を上に持っていく必要がない。そのため、蓄電装置1としての高さの増加を抑制することができる。これにより、例えば蓄電装置1のサイズを変更することなく、蓄電装置1のエネルギー密度を向上させることができる。また、本実施の形態に係る蓄電装置1によれば、例えば、蓄電容量を低下させずに小型化が可能である。
また、本実施の形態において、外装体10には、第1の方向(Y軸方向)に並んで配置された複数の蓄電素子20が収容されている。複数の蓄電素子20のそれぞれは、第1の方向(Y軸方向)に容器21の長側面24aを向け、かつ第1の方向(Y軸方向)と直交する第2の方向(X軸方向)に容器21の短側面24bを向けて配置されている。外部端子13は、外装体10の、第1の方向(Y軸方向)に配置された側壁10aに固定されている。
このように、本実施の形態では、例えば図2に示されるように、長側面24a同士が隣り合うように並べられた複数の蓄電素子20の並び方向における端部に、外部端子13の固定位置(図2における固定部41)が存在する。これにより、例えば、外部端子13に、複数の蓄電素子20の膨張を抑制する機能を担わせることができる。
ここで、一般的に、蓄電装置の小型化のためには、例えば、隣り合う蓄電素子間の間隔を狭くすることが考えられる。この場合、それぞれの蓄電素子の膨らみは、複数の蓄電素子からなる蓄電素子群の膨らみとして現れやすくなる。この点に関し、本実施の形態に係る蓄電装置1では、複数の蓄電素子20からなる蓄電素子群の膨らみ方向の端部と対向する位置に、外部端子13の固定位置が存在する。そのため、蓄電装置1の小型化を図りつつ、小型化に起因して現れやすくなる蓄電素子群の膨らみを抑制することができる。その結果、例えば、蓄電素子群が膨らむことよる外装体10の変形が抑制される。
また、本実施の形態において、外部端子13は、外装体10の外部に露出し、外部の導電部材が接続される露出部13aと、外装体10の側壁10aに固定される被固定部13bと、露出部13aと被固定部13bとの間の位置において屈曲した部分である屈曲部13cとを有する。
このように、被固定部13bと露出部13aとの間に屈曲部13cが存在することで、例えば、図1及び図3に示すように、露出部13aを側壁10aよりも内側(Y軸方向プラス側)に位置させることができる。これにより、例えば、蓄電装置1が、側壁10aが下を向く姿勢で金属板に置かれた場合であっても、露出部13aが当該金属板に接触する可能性が低減される。つまり、例えば露出部13aを介した外部短絡の発生が抑制される。また、例えば、露出部13aが被固定部13bの方向に押圧された場合に、屈曲部13cが変形することで、被固定部13bへ与えられる力を抑制することができ、これにより、外部端子13の位置ずれ等の発生が抑制される。具体的には、本実施の形態では、図3に示すように、屈曲部13cは中蓋40と接して配置されるため、露出部13aが被固定部13bの方向に押圧された場合、その押圧力の少なくとも一部は被固定部13bの位置において中蓋40に吸収される。従って、外部端子13の位置ずれ等の発生がより確実に抑制される。
このように、本実施の形態に係る蓄電装置1では、外部端子13を外装体10の側壁10aに固定することで蓄電装置1の小型化を図りつつ、外部端子13の露出部13aを内側寄りに位置させている。これにより、外部端子13が外部の金属部材と不要に導通する可能性が低減され、また、外部端子13が下方に向けて押圧されることによる不具合の発生が抑制される。
また、本実施の形態において、外部端子13は、外部端子13の一部が、外装体10の側壁10a厚み内であって、外装体10の同一高さ位置における、外部端子13が固定されていない部分の厚みと同じ厚み内で固定されている。具体的には、図5に示すように、外部端子13の被固定部13bは、側壁10aに設けられた固定部41に固定されている。また、被固定部13bを覆う固定部カバー42を含む固定部41全体の厚みTaは、側壁10aの、外部端子13が固定されていない部分の厚みTbと同じである。
この構成によれば、外装体10の側壁10aの厚み内(内面と外面との間)で外部端子13を固定するため、例えば、蓄電装置1の横幅(Y軸方向の幅)の増加が抑制される。言い換えると、蓄電装置1の横幅を増加させない態様で、外装体10の側壁10aに外部端子13を固定させることができる。このことは、蓄電装置1の小型化に有利である。
ここで、蓄電素子20として、リチウムイオン二次電池を採用した場合、リチウムイオン二次電池は、電解質が酸化しガスが発生することにより膨張しやすい、という特有の問題を有している。そのため、外装体10は、少なくとも、通常時における複数の蓄電素子20の膨みに耐え得る強度を有する必要があり、これにより、側壁10aの厚みは比較的に厚くなる。そのため、側壁10aの厚み内に外部端子13の被固定部13bを収めることは十分に可能である。つまり、外部端子を外装体の側壁に固定する構造は、リチウムイオン二次電池を備える蓄電装置に適している、と言うことができる。
また、本実施の形態において、外部端子13は、外部端子13の一部が、外装体10の側壁10aに埋設されていることで、側壁10aに固定されている。
この構成によれば、外部端子13の、外装体10の側壁10aに固定される部分(被固定部13b)の全体を絶縁材料によって覆うことができる。つまり、外部端子13を外装体10の側壁10aに固定することで蓄電装置1の小型化を図りつつ、外部端子13の被固定部13bが、外部の金属部材と不要に導通する可能性が低減される。
具体的には、本実施の形態では、図4及び図5に示すように、側壁10aに凹状に形成された固定部41に、外部端子13の被固定部13bが埋められた状態で固定され、被固定部13bが固定部カバー42で覆われる。固定部カバー42は、外装体10と同じく絶縁材料で形成されている。その結果、外部端子13の一部である被固定部13bが側壁10aに埋設された(埋め込まれた)状態となり、これにより、被固定部13bの、外部の金属部材との接触及び導通の可能性が低減される。
(他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態に係る蓄電装置について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。つまり、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記実施の形態では、外装体10の側壁10aにおける外部端子13を固定する部分である固定部41は、中蓋40に設けられるとしたが、固定部41は、例えば外装体本体12に設けられてもよい。つまり、固定部41は、外装体10の側壁10aを形成する部材に設けられていればよく、固定部41が、中蓋40、外装体本体12、及び外蓋11のいずれに属するか(設けられるか)は、例えば蓄電装置1の大きさ等に応じて適宜決定すればよい。また、外装体10が、中蓋40、外装体本体12及び外蓋11とは異なる他の部材を含む場合、当該他の部材に、固定部41が設けられてもよい。
また、上記実施の形態では、例えば図1及び図3に示すように、固定部カバー42は、被固定部13bを覆い、かつ、屈曲部13cを外部に露出させているが、固定部カバー42は、例えば、被固定部13b及び屈曲部13cを一括して覆うように形成されていてもよい。これにより、外部端子13における、バスバー等との接合に用いられない部分(つまり、露出している必要のない部分)の露出量が減少する。その結果、外部端子13と、外部の金属部材との不要な導通の可能性が低減される。
また、上記実施の形態では、接続部材30と電極端子22とを溶接により接合するとした。しかし、接続部材30と電極端子22とは、他の手法によって接合されてもよい。例えば、リベットによるかしめ、または、ネジ止めなどの手法で接続部材30と電極端子22とが接合されてもよい。
また、負極側の外部端子17は、正極側の外部端子13と同様の態様で外装体10に固定されているとしたが、外部端子17は、外部端子13とは異なる態様で外装体10に固定されていてもよい。例えば、外部端子17の形状が外部端子13と異なる場合、外部端子17の形状に適した態様で外装体10に固定されていてもよい。また、外部端子13及び17の極性が逆であってもよい。つまり、外部端子13が、複数の蓄電素子20の総マイナスと接続され、かつ、外部端子17が、複数の蓄電素子20の総プラスと接続されていてもよい。
その他、蓄電装置1が備える蓄電素子20の個数及び形状についても、上記実施の形態で説明される個数及び形状である必要はない。例えば、蓄電素子20の個数は1~3または5以上あってもよく、蓄電素子20の形状が、例えば円柱状であってもよい。また、外装体10の形状も図1等に示すような直方体形状である必要はなく、例えば、円柱形状であってもよい。この場合であっても、例えば円形の上面に露出する外部端子を、湾曲した側壁に固定することで、当該外装体を備える蓄電装置の小型化は可能である。
また、上記実施の形態及びその変形例に含まれる構成要素を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子を備えた蓄電装置に適用できる。
1 蓄電装置
10 外装体
10a 側壁
11 外蓋
11a 上面
12 外装体本体
13、17 外部端子
13a 露出部
13b 被固定部
13c 屈曲部
14 締結孔
15 固定孔
20 蓄電素子
21 容器
22 電極端子
23 端子面
24a 長側面
24b 短側面
25 電極体
30 接続部材
40 中蓋
41、45 固定部
42、46 固定部カバー
43 突起
50 基板

Claims (5)

  1. 蓄電素子と、
    前記蓄電素子を収容する外装体と、
    前記蓄電素子に電気的に接続され、前記外装体の上面に露出する外部端子と、を備え、
    前記外部端子は、前記外装体の側壁に固定されており、
    前記外装体は、前記上面を形成する外蓋と、前記外蓋とは異なる他の部材とを有し、
    前記外部端子の一部は、前記他の部材によって形成された前記側壁に埋設されることで固定されており、かつ、前記外部端子の前記一部とは異なる他の一部は、前記外蓋に埋設されており
    前記他の部材は、前記側壁において凹状に形成された、前記外部端子の前記一部が埋められた状態で固定される固定部と、前記外部端子の前記一部を前記外装体の外部側から覆うカバーとを含む、
    蓄電装置。
  2. 前記蓄電素子は、
    電極体と、
    前記電極体が収容された容器と、
    前記容器に配置され、前記外部端子と電気的に接続された電極端子と、
    を有し、
    前記外部端子は、前記容器における、前記電極端子が位置する端子面の周縁に接続された側面に対応する位置で、前記外装体の前記側壁に固定されている、
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記外装体には、第1の方向に並んで配置された複数の前記蓄電素子が収容されており、
    前記複数の前記蓄電素子のそれぞれは、前記第1の方向に前記容器の長側面を向け、かつ前記第1の方向と直交する第2の方向に前記容器の短側面を向けて配置されており、
    前記外部端子は、前記外装体の、前記第1の方向に配置された前記側壁に固定されている、
    請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記外部端子は、前記外装体の外部に露出し、外部の導電部材が接続される露出部と、
    前記外装体の前記側壁に固定される被固定部と、前記露出部と前記被固定部との間の位置において屈曲した部分である屈曲部と、を有する、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
  5. 前記外部端子は、前記外部端子の一部が、前記外装体の前記側壁の厚み内であって、前記外装体の同一高さ位置における、前記外部端子が固定されていない部分の厚みと同じ厚み内で固定されている、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の蓄電装置。
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