JP7027755B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、転写後の像保持手段の残留トナーを除去するクリーニング手段を備えた画像形成装置が開示されている。
また、特許文献2には、表面に保護層が形成された像保持手段を備えた画像形成装置が開示されている。
特開2005-004051号公報 特開2011-065066号公報
像保持手段表面に放電生成物が付着すると、その放電生成物が水分を吸着して像流れが生じ、白抜けのある画像が形成されるおそれがある。
ここで、放電生成物とは、コロナ放電により発生する窒素酸化物などの活性物質やその反応生成物をいう。
ここでは、像保持手段表面への放電生成物の付着を押さえるために、現像手段内の現像剤にを構成しているトナーに脂肪酸金属塩を外添剤として含ませておき、その脂肪酸金属塩を像保持手段表面に多量に供給することを考える。脂肪酸金属塩は放電生成物との親和性が高く、像保持手段表面に供給された脂肪酸金属塩に放電生成物が付着する。そして、放電生成物が付着した脂肪酸金属塩を残存トナーとともに像保持手段表面から取り除く。こうすることにより、放電生成物の、像保持手段表面への付着が抑えられる。
しかしながら、脂肪酸金属塩を像保持手段表面に多量に供給すると、現像手段内の現像剤中の脂肪酸金属塩が減少し過ぎるおそれがある。
本発明は、像保持手段のライフを初期の第1区間とその第1区間の後に続く第2区間に分けたときに、第2区間においても第1区間と同様に電位差拡大処理を行う場合と比較して、現像手段内の脂肪酸金属塩の減少を抑えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1は、
回転しながら表面にトナー像を保持し該トナー像を被転写手段に転写する像保持手段と、
前記像保持手段を帯電する帯電手段と、
前記像保持手段を露光して該像保持手段上に静電潜像を形成する露光手段と、
現像バイアスの印加を受けて、前記像保持手段上に形成された静電潜像を、トナーとキャリアとを含み脂肪酸金属塩を含有する現像剤中のトナーで現像することにより、該像保持手段上にトナー像を形成する現像手段と、
前記像保持手段の、転写後の領域に接して、該像保持手段上の残留物を掻き取るクリーニング手段と、
前記帯電手段による前記像保持手段表面の帯電電位と前記現像手段に印加される現像バイアス電位との間の電位差を、該像保持手段の画像非形成時に、該像保持手段に形成された静電潜像現像時の第1の電位差よりも高めた第2の電位差に調整する電位差拡大処理を実行する電位差拡大手段とを備え、
前記電位差拡大手段が、前記電位差拡大処理を、前記像保持手段のライフの初期の第1区間において実行し、あるいは、該第1区間の後に続く第2区間と比べ該第1区間において単位時間当たりに強くなるように実行することを特徴とする画像形成装置である。

請求項2は、前記電位差拡大手段が、前記電位差拡大処理を、温湿度環境に応じて、予め定められた高温湿度環境にあるときに実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3は、前記電位差拡大手段が、前記第1区間内において、前記電位差拡大処理を実行する機会を漸減させることを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
請求項4は、前記電位差拡大手段が、前記第1区間内において、前記電位差拡大処理に採用する前記第2の電位差を漸減させることを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
請求項5は、
前記像保持手段が、前記クリーニング手段との間の摩擦力が前記第1区間内において経時的に増大する表面保護層を有し、
前記電位差拡大手段が、前記像保持手段の回転に必要なトルクによって前記第1区間内の現在位置もしくは該第1区間の終期を認識することを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項6は、前記像保持手段が、下層よりも高い硬度を有し使用により表面粗さを漸減させる表面保護層を有することを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項7は、前記表面保護層が、13族元素を含む材料からなる層であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置である。
請求項8は、前記表面保護層が、少なくともガリウムと酸素とを構成元素とする層であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置である。
請求項9は、前記表面保護層が、水素を含有することを特徴とする請求項7または8に記載の画像形成装置である。
請求項10は、前記表面保護層が、脂肪酸金属塩と比べ放電生成物が付着しにくい性質の層であることを特徴とする請求項7乃至9のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置である。

請求項11は、前記脂肪酸金属塩が、ステアリン酸亜鉛であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置である。
請求項1の画像形成装置によれば、第2区間においても第1区間と同様に電位差拡大処理を行う場合と比較して、現像手段内の脂肪酸金属塩の減少を抑えることができる。
請求項2の画像形成装置によれば、電位差拡大処理を温湿度環境とは無関係に実行する場合と比べ、無駄な電位差拡大処理を避けることができる。
請求項3の画像形成装置によれば、第1区間内において実行する機会を漸減させることなく電位差拡大処理を実行する場合と比べ、無駄な電位差拡大処理を避けることができる。
請求項4の画像形成装置によれば、第1区間内において上記の第2の電位差を漸減させることなく電位差拡大処理を実行する場合と比べ、無駄な電位差拡大処理を避けることができる。
請求項5の画像形成装置によれば、第1区間内の現在位置あるいは第1区間の終期をトルクで認識しない場合と比べ、第1区間内の現在位置あるいは第1区間の終期をより正確に認識することができる。
請求項6の画像形成装置によれば、像保持手段が表面粗さを漸減させない表面を有する場合と比べ、現像手段内の脂肪酸金属塩の減少を抑えた上で、像保持手段表面への放電生成物の付着を抑えることができる。
請求項7、請求項8、および請求項9の画像形成装置によれば、表面保護層がこの性質を有さない材料からなる層である場合と比べ酸化劣化が抑えられる。
請求項10および請求項11の画像形成装置によれば、表面保護層が脂肪酸金属塩と比べ放電生成物に付着しやすい性質の層である場合と比べ、表面保護層表面への放電生成物の付着が抑えられる。
本発明の一実施形態としての画像形成装置の外観斜視図である。 図1に外観を示した画像形成装置の内部構成を示した模式図である。 1つの像保持体とクリーナを示した模式図である。 放電生成物除去のメカニズムを表わした図である。 画像非形成時における脂肪酸金属塩を像保持体に供給するメカニズムの説明図である。 帯電電位と現像バイアス電位との間の電位差に対する像保持体上に移動した脂肪酸金属塩の個数を示した図である。 白抜け発生の評価結果を示した図である。 白抜けのレベルの経時変化を示した図である。 像保持体の表面保護層の表面粗さの模式図である。 像保持体の表面粗さの経時変化を示した図である。 像保持体51の回転駆動に要するトルクの経時変化を示した図である。 電位差拡大処理の第1例を示した図である。 電位差拡大処理の第2例を示した図である。 電位差拡大処理の第3例の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての画像形成装置の外観斜視図である。
この画像形成装置1は、スキャナ10とプリンタ20を備えている。
スキャナ10は、この画像形成装置1の骨組みである装置筐体90の上に載せられており、プリンタ20は、装置筐体90内に構成されている。
図2は、図1に外観を示した画像形成装置の内部構成を示した模式図である。
プリンタ20は、ほぼ横に1列に配列された4つの像形成部50Y,50M,50C,50Kを有する。これらの像形成部50Y,50M,50C,50Kでは、それぞれ、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(K)の各色トナーによるトナー像が形成される。ここでは、これらの像形成部50Y,50M,50C,50Kに共通の説明については、トナーの色の区別を表わす、Y,M,C,Kの符号を省略し、像形成部50と表記する。像形成部以外の他の構成要素についても同様である。
各像形成部50には、像保持体51が備えられている。この像保持体51は、駆動力を受けて矢印A方向に回転しながら、その表面に静電潜像が形成され、さらに現像によりトナー像が形成される。
各像形成部50に備えられている各像保持体51の周りには、帯電器52、露光器53、現像器54、1次転写器62、およびクリーナ55が備えられている。ここで、1次転写器62は、像保持体51との間に、後述する中間転写ベルト61を挟んだ位置に置かれている。この1次転写器62は、像形成部50ではなく、後述する中間転写部60に備えられている要素である。
帯電器52は、像保持体51の表面を一様に帯電する。
露光器53は、一様に帯電された像保持体51に、画像信号に基づいて変調された露光光を照射して、像保持体51上に静電潜像を形成する。
現像器54内には、キャリアと各像形成部50に応じた色のトナーとを含む現像剤が収容されている。この現像器54には現像バイアスが印加され、現像器54は、その現像バイアスの作用により、像保持体51上に形成された静電潜像を、各像形成部50に応じた色のトナーで現像して、像保持体51上にトナー像を形成する。
1次転写器62は、像保持体51上に一時的に保持されたトナー像を、後述する中間転写ベルト61上に転写する。
クリーナ55は、転写後の像保持体51上の残留トナー等を像保持体51上から取り除く。
4つの像形成部50の上部には、中間転写部60が配置されている。そして、この中間転写部60には、中間転写ベルト61が備えられている。この中間転写ベルト61は、駆動ロール63a、従動ロール63b、張架ロール63c等の複数のロールに支持されている。そして、この中間転写ベルト61は、駆動ロール63aに駆動されて、4つの像形成部50に備えられている4つの像保持体51に沿う経路を含む循環経路上を、矢印B方向に循環移動する。
各像保持体51上のトナー像は1次転写器62の作用により、中間転写ベルト61上に順次重なるように転写される。そして、中間転写ベルト61上に転写されたトナー像は、その中間転写ベルト61により、2次転写位置T2に搬送される。この2次転写位置T2には2次転写器71が備えられており、中間転写ベルト61上のトナー像は、その2次転写器71の作用により、その2次転写位置T2に搬送されてきた用紙P上に転写される。用紙Pの搬送については後述する。用紙Pへのトナー像の転写後の中間転写ベルト61上に残存するトナー等は、クリーナ64により、その中間転写ベルト61から取り除かれる。
中間転写部60の上部には、各色のトナーが収容されたトナーカートリッジ100が備えられている。現像器54内のトナーが現像により消費されると、対応する色のトナーを収容したトナーカートリッジ100から、トナーが、不図示のトナー補給路を通って現像器54に補給される。トナーカートリッジ100は装置筐体90に対し着脱自在に構成されており、空になると取り出されて、新たなトナーカートリッジ100が装着される。
用紙トレイ21からは、ピックアップロール24により用紙Pが1枚取り出され、搬送ロール25により、搬送路99上を矢印C方向に、タイミング調整ロール26まで搬送される。このタイミング調整ロール26まで搬送されてきた用紙Pは、そのタイミング調整ロール26により、中間転写ベルト61上のトナー像が2次転写位置T2に到達するタイミングに合わせて2次転写位置T2に到達するように、その2次転写位置に向かって送り出される。タイミング調整ロール26により送り出された用紙Pは、2次転写位置T2において、2次転写器71の作用により、中間転写ベルト61からトナー像の転写を受ける。トナー像の転写を受けた用紙Pは、2次転写器71の上方に配置されている定着器74に向かって用紙Pガイド73に案内されながらさらに矢印D方向に搬送される。
矢印D方向に搬送されて定着器74に到達した用紙P上のトナー像は、この定着器74により加熱および加圧を受けて、その用紙P上に定着される。これにより、用紙P上には、定着されたトナー像からなる画像がプリントされる。定着器74によりトナー像の定着を受けた用紙Pは、搬送ロール27によりさらに搬送され、排紙ロール28により、排紙口29から排紙トレイ22上に送り出される。
また、この画像生成装置1は、制御部81と、電源部82と、環境センサ83とを備えている。
制御部81は、この画像形成装置1の全体の制御を担っている。
また、電源部82は、制御部81のの制御の下で、この画像形成装置1の各部への電力供給を担っている。
本実施形態の特徴に関することとして、制御部81は、電源部82を制御することで、帯電器52により帯電される像保持体51の表面の帯電電位の制御や、現像器54に印加する現像バイアスの制御を行なっている。
また、環境センサ83は、このプリンタ20内の環境温湿度を測定するセンサである。この環境センサ83で測定された環境温湿度は、制御部81に伝えられる。制御部81による、この環境温湿度の情報の使い方については、後述する。
また、この制御部81は、この画像形成装置1の各部の使用履歴に関する情報、例えば、像保持体51の累積の回転数の情報が収集される。
図3は、1つの像保持体とクリーナを示した模式図である。
像保持体51は、モータ512からの回転駆動力を受けて矢印A方向に一定速度で回転しながら、前述のようにしてトナー像を一時的に保持し、その保持したトナー像を中間転写ベルト61上に転写する。そして、転写後に像保持体51上に残留する、トナー等の残留物は、クリーナ55により、その像保持体51上から除去され、帯電器52により再び帯電される。ここで、この像保持体51には、硬い表面保護層511が形成されている。表面保護層511の詳細は、後述する。
クリーナ55には、クリーニングブレード551が備えられている。このクリーニングブレード551は、その一端が像保持体51に押し当てられていて、像保持体51の回転に伴って、像保持体51上の残留物を掻き取る役割りを担っている。像保持体51から掻き取られた残留物は、クリーナ55の、ハウジング556で囲まれた室内553に移動する。この室内553に移動した残留物59は、オーガ554により紙面に垂直な向きに搬送され、不図示の廃トナーボックス内に廃棄される。
ここで、像保持体51を回転駆動するためのモータ512に流れる電流の電流値が制御部81に伝えられる。この電流値は、像保持体51を回転駆動するのに要するトルクの大きさに対応している。像保持体51にはクリーニングブレード551が突き当てられているため、このトルクの大きさ(電流値)には、像保持体51とクリーニングブレード551との間の摩擦の大きさが反映されている。
図4は、放電生成物除去のメカニズムを表わした図である。
像保持体51の表面に放電生成物が付着することがある。放電生成物は、コロナ放電により発生する窒素酸化物などの活性物質やその反応生成物である。像保持体51の表面に放電生成物が付着すると、その放電生成物が水分を吸着して像流れが生じ、白抜けのある画像が形成されるおそれがある。このため、像保持体51の表面から放電生成物を取り除く必要がある。
本実施形態では、図1に示す現像器54に収容されている現像剤中のトナーおよびトナーカートリッジ100に収容されているトナーには、外添剤として脂肪酸金属塩を含有させている。本実施形態では、この脂肪酸金属塩として、ステアリン酸亜鉛が使用されている。また、本実施形態の像保持体51には、表面保護層511が形成されている。じょの表面保護層511は、その下層よりも高い硬度を有する層である、また、この表面保護層511は、脂肪酸金属塩と比べると、放電生成物79には付着しにくい性質を有する。本実施形態における表面保護層511は、具体的には、13族元素を含む材料からなる層である。さらに具体的には、本実施形態における表面保護像511は、少なくともガリウムと酸素とを構成元素とする層である。
本実施形態の場合、放電生成物79は、表面保護層511よりも脂肪酸金属塩78に付着しやすく、したがって、像保持体51の表面に付着している放電生成物79は、脂肪酸金属塩に付着しクリーナ55(図2参照)により像保持体51の表面から除去される。ただし、この除去を十分に行うには、脂肪酸金属塩78が像保持体51の表面に多量に供給されることが好ましい。
そこで、ここでは、トナーの外添剤としての脂肪酸金属塩を、画像形成時に、すなわち、像保持体51に静電潜像を形成してその静電潜像を現像する際にトナーとともに供給するだけでなく、像保持体51上に静電潜像やトナー像を形成しない時間帯である画像非形成時に、トナーとは分離させて脂肪酸金属塩をさらに供給することを考える。
図5は、画像非形成時における脂肪酸金属塩を像保持体に供給するメカニズムの説明図である。
像保持体51は、帯電器52により、帯電電位VH(一例として、図5(A)に示す-820V)に帯電される。また、現像器54には、現像バイアス電位VB(一例として、図5(A)に示す-700V)が印加される。この帯電電位VHと現像バイアス電位VBとの電位差Vcf(図5(A)の場合は90V)は、トナーが像保持体51に移らないようにトナーを現像器54側に押し戻す力として作用する。ここで、トナーに外添されている脂肪酸金属塩79は、トナー本体とは逆極性に帯電する性質を有する。この脂肪酸金属塩79は、トナーの外添剤であって、通常はトナーと一体に移動するが、図5(B)に示すように、帯電電位VHと現像バイアス電位VBとの電位差Vcfを大きくする(図5(B)の場合は200V)と、トナー本体から離れて像保持体51に移動する脂肪酸金属塩79が増加する。この電位差Vcfを大きくするには、現像バイアス電位VBを一定にしたまま帯電電位VHを現像バイアス電位VBから離す向きに調整してもよく、帯電電位VHを一定にしたまま現像バイアス電位VBを帯電電位VHBから離す向きに調整してもよく、帯電電位VHと現像バイアス電位VBの双方を、互いに離す向きに調整してもよい。
図6は、帯電電位と現像バイアス電位との間の電位差に対する像保持体上に移動した脂肪酸金属塩の個数を示した図である。この図6の横軸は、電位差Vcf(V)、縦軸は、像保持体51上に移動した、観察領域279μm×210μmの領域内の脂肪酸金属塩の個数を表わしている。
この図6から分かるように、電位差Vcf(V)を大きくするにつれ、現像器54から像保持体51上に移動する脂肪酸金属塩の個数が大きく増加する。
図7は、白抜け発生の評価結果を示した図である。
この図7中の比較例は、画像非形成時における上記の電位差Vcf(V)を90Vとした場合であり、図5(A)に対応している。ここで、電位差Vcf=90Vは、画像形成時の電位差と同じである。
また、この図7中の実施例は、画像非形成時における上記の電位差Vcf(V)を200Vとした場合であり、図5(B)に対応している。
この図7は、高温高湿環境下(28℃/85%RH)でストライプ状のチャート画像の出力を10000枚実施し、その後12時間待機した後に、ハーフトーン画像(網点面積率30%)を出力し、そのハーフトーン画像における白抜けを評価した結果を示したものである。
この評価結果に表れている通り、画像非形成時の電位差Vcfを画像形成時と同じ90Vのままにすると白抜けが発生し、画像非形成時の電位差Vcfを200Vに高めると白抜けが抑えられる。
図8は、白抜けのレベルの経時変化を示した図である。この図8の横軸は、像保持51の累積回転数(キロサイクル)、縦軸は、白抜けのレベルを表わしている。
この図8から分かる通り、白抜けは、使用開始直後が最も多く、使用開始後、像保持体51の累積回転数で約200~400キロサイクルまでの間、徐々に減少し、その後は低いレベルを維持する。
図9は、像保持体の表面保護層の表面粗さの模式図である。
本実施形態の像保持体51の表面保護層511は、前述の通り、13族元素を含む材料からなる層であり。具体的には、少なくともガリウムと酸素とを構成元素とする層である。
この材料からなる表面保護層511は、脂肪酸金属塩79と比べ、放電生成物が付着しにくいという性質を有する(図4参照)。ただし、この表面保護層511は、新品の時は、図9(A)に示すように、その表面が微小に荒れている。このため、クリーニングブレード551(図3参照)と像保持体51との間の密着性が不十分となり、その表面に付着した放電生成物の除去が不十分となり、白抜けが発生しやすい。
この像保持体51を、例えば200~400キロサイクル程度使い込んでいくと、図9(B)に示すように、その表面の凹凸が均されてクリーニングブレード551と像保持体51との間の密着性が増し、像保持体51に付着した放電生成物の除去が進み、白抜けが減少する。
図10は、像保持体の表面粗さの経時変化を示した図である。この図10の横軸は、図8と同じく、像保持体の累積回転数(キロサイクル)である。この図10の縦軸は、像保持体51の、セイコーインスツルメンツ社製AFM、Nanopics1000を用いて測定し、付属のソフトを用いて解析して求めた表面粗さRa(nm)である。
この図10から分かるように、新品の時の像保持体51の表面は荒れており、使い込んでいくとその表面が平滑化され、200~400キロサイクル以上では平滑化された状態で安定する。
ただし、ひょうAFMを実際の画像形成装置に組み込むのは困難である。そこで、ここでは、像保持体51の表面粗さを直接に測定することに代えて、像保持体51を回転駆動するモータ512(図3参照)に流れる電流の電流値を測定する。この電流値は、像保持体51を回転駆動するのに必要なトルクの大きさを反映している。像保持体51は、予め定められた一定の回転速度で回転させる必要がある。また、この像保持体51にはクリーニングブレード551が突き当てられている。したがって、このトルクの大きさ(電流値)は、像保持体51とクリーニングブレード551との間の摩擦力の大きさを反映したものとなる。
図11は、像保持体の回転駆動に要するトルクの経時変化を示した図である。この図11の横軸は、像保持体の累積回転数(キロサイクル)、縦軸は、像保持体51の回転駆動に要するトルク(電流値)である。
この図11から分かるように、新品の像保持体51の回転駆動に要するトルクは小さくて済み、使い込んでいくと200~400キロサイクルまでの間、トルクが上昇し、それ以降は高い水準を保っている。これは、図10を参照して説明した、200~400キロサイクルまでの間、表面粗さが減少し、それ以降は減少した水準を保つことに対応している。すなわち、像保持体51の表面粗さが減少すると像保持体51とクリーニングブレード551との間の密着性が増してトルクが上昇する。そして、この密着性が増すことにより、放電生成物が脂肪酸金属塩に付着しやすいことと相まって、クリーニングブレード551による放電生成物の除去能力が向上し、図8に示すように白抜けが減少する。
以上の知見から、本実施形態の画像形成装置1では、画像非形成時における帯電電位VHと現像バイアス電位VBとの間の電位差Vcfを拡大する電位差拡大処理(図5(B)参照)を、像保持体51のライフの初期の第1区間において実行し、あるいは、第1区間の後に続く第2区間と比べ第1区間において単位時間当たりに強くなるように実行することで、白抜けを抑えつつ現像器54内の現像剤中の脂肪酸金属塩の減少を抑えている。
以下、電位差拡大処理の各例について説明する。本実施形態の画像生成装置1では、それら各例のうちの1つまたは複数が実行される。
(第1例)
図12は、電位差拡大処理の第1例を示した図である。この図12の横軸は、像保持体51の累積回転数(キロサイクル)、縦軸は電位差拡大処理を実施する機会の多さを表わしている。また、この図12には、一例として、像保持体51が新品の時から400キロサイクル使用するまでの区間が上記の第1区間、400キロサイクル以降が第2区間として示されている。
グラフaは、第1区間において電位差拡大処理を実施する機会を漸減させ、第2区間では電位差拡大処理を実施しないことを表わしている。電位差拡大処理を実施しない場合、画像非形成時の電位差Vcfは、画像形成時の電位差Vcfと同一の電位差が維持される(図5(A)参照)。
このグラフaは、第1区間内における電位差拡大処理を実施する機会として、第1区間のうちの初期の段階においては、1枚の画像と次の画像との間の全ての画像非形成時において電位差拡大処理を実施し、その後は、2回に1回の画像非形成時において電位差拡大処理を実施し、4回に1回の画像非形成時において電位差拡大処理を実施し、というように、電位差拡大処理を実施する機会を徐々に減少させることを意味している。
グラフbは、第1区間内において電位差拡大処理を実施する機会を徐々に減少させるものの、第2区間に移行する段階および第2区間内においても電位差拡大処理を実施する機会をなくしてしまうのではなく、電位差拡大処理を時々は実施することを意味している。
ここで、図12には、400キロサイクルが第1区間と第2区間との境界として示されているが、画像形成装置1の個体あるいは像保持体51の製造のロット等によって、像保持体51の表面の凹凸が均されるまでの累積回転数が異なる場合もある。そこで、本実施形態では、図3および図11を参照して説明した、モータのトルクの変化から、第1区間内の現在位置、および第1区間の終期(第1区間と第2区間との境界点)を検知することとしている。ただし、第1区間の終期のみの検知とし、第1区間内では予め定められた機会減少プログラムにしたがって電位差拡大処理を実施する機会を徐々に減少させてもよい。
あるいは、像保持体51の表面の凹凸が均されるまでの累積回転数のばらつきがあっても大丈夫なように余裕分を考慮して、像保持体51の累積回転数、画像形成装置1の稼働時間、あるいはプリント枚数などの経時の情報から、第1区間内の現在位置や第1区間の終期を定めてもよい。
この図12に示すように、電位差拡大処理を実施する機会を徐々に減少させることにより、第1区間と第2区間を区別せずに電位差拡大処理を実施する機会を均等とする場合と比較して、白抜けを抑えつつ、現像器54内の脂肪酸金属塩の減少が抑えられる。
(第2例)
図13は、電位差拡大処理の第2例を示した図である。この図12の横軸は、像保持体51の累積回転数(キロサイクル)、縦軸は、帯電電位と現像バイアス電位との電位差を表わしている。また、この図13には、図12と同様、一例として、像保持体51が新品の時から400キロサイクル使用するまでの区間が上記の第1区間、400キロサイクル以降が第2区間として示されている。
グラフaは、第1区間において画像非形成時における電位差Vcfを漸減させ、第2区間では電位差拡大処理を実施しない、すなわち、画像非形成時の電位差Vcfを、画像形成時の電位差Vcfと同一の電位差することを意味している。
グラフbは、第1区間内において画像非形成時における電位差Vcfを漸減させるものの、第2区間内においても画像非形成時の電位差Vcfを画像形成時の電位差Vcfよりはやや大きな電位差にして電位差拡大処理を実施することを意味している。
ここで、図12の場合と同様、図13においても、400キロサイクルが第1区間と第2区間との境界として示されているが、本実施形態では、図3および図11を参照して説明した、モータのトルクの変化から、第1区間内の現在位置、および第1区間の終期を検知することとしている。ただし、第1区間の終期のみの検知とし、第1区間内では予め定められた機会減少プログラムにしたがって電位差拡大処理を実施する機会を徐々に減少させてもよい。
あるいは、これも図12を参照して説明した第1例の場合と同様、像保持体51の累積回転数、画像形成装置1の稼働時間、あるいはプリント枚数などの経時の情報から、第1区間内の現在位置や第1区間の終期を定めてもよい。
この図13に示すように、電位差拡大処理を実施する際の電位差Vcfを徐々に減少させることにより、第1区間と第2区間を区別せずに電位差拡大処理を実施する機会を均等とする場合と比較して、白抜けを抑えつつ、現像器54内の脂肪酸金属塩の減少が抑えられる。
なお、図12を参照して説明した機会の減少と図13を参照して説明した電位差Vcfの漸減は、いずれか一方を実施してもよく、あるいは双方を同時に実施してもよい。
(第3例)
図14は、電位差拡大処理の第3例の説明図である。この図14の横軸は、図2に示した環境センサ83で測定した環境温度、縦軸は、その環境センサ83で測定した環境湿度である。
この第3例では、予め定められた閾値温度T0を超え、かつ、予め定められた閾値湿度M0を超えた高温高湿環境下にあるか否かが検知される。そして、この第3例では、上記の第1区間内にあるという条件のみで電位差拡大処理を実施するのではなく、第1区間内にあって、かつ、この高温高湿環境下にあるときにおける画像非形成時に電位差拡大処理を実行する。
白抜けの現象は像保持体51の表面に付着した放電生成物が空気中の水分を吸着するすることにより生じる現象であり、したがって高温高湿環境下で発生しやすい。そこで、この第3例では、第1区間内にあって、かつ、この高温高湿環境下にあるときにおける画像非形成時に電位差拡大処理を実行する。これにより、白抜けを抑えつつ現像器54内の現像剤中の脂肪酸金属塩の減少を抑えている。
ここで、最初は閾値温度T0や閾値湿度M0を下げておき、第1区間内において閾値温度T0や閾値湿度M0を徐々に上げていき、第2区間では、閾値温度T0や閾値湿度M0を固定値としてもよい。
また、ここで説明した第3例と、図12を参照して説明した機会の減少とを組み合わせてもよい。すなわち、例えば、高温高湿環境下にある場合において、第1区間の初期の段階では全ての画像非形成時において電位差拡大処理を実施し、徐々にその機会を減少させていってもよい。
あるいは、ここで説明した第3例と、図13を参照して説明した電位差Vcfの漸減とを組み合わせてもよい。すなわち、例えば、高温高湿環境下にある場合において、第1区間の初期の段階では高い電位差Vcfで電位差拡大処理を実施し、その電位差Vcfを徐々に減少させていってもよい。
さらには、ここで説明した第3例と、図12を参照して説明した第1例と、図13を参照して説明した第2例との3者を組み合わせた電位差拡大処理を実施してもよい。
本実施形態によれば、上記のいずれの電位差拡大処理を実施した場合であっても、第1区間と第2区間を区別せずに電位差拡大処理を実施する機会を均等とする場合と比較して、白抜けを抑えつつ、現像器54内の脂肪酸金属塩の減少が抑えられる。
1 画像形成装置
10 スキャナ
20 プリンタ
50 像形成部
51 像保持体
52 帯電器
511 表面保護層
54 現像器
55 クリーナ
551 クリーニングブレード
553 室内
556 筐体
60 中間転写部
61 中間転写ベルト
71 2次転写器
74 定着器
78 脂肪酸金属塩
79 放電生成物
81 制御部
82 電源部
83 環境センサ


Claims (11)

  1. 回転しながら表面にトナー像を保持し該トナー像を被転写手段に転写する像保持手段と、
    前記像保持手段を帯電する帯電手段と、
    前記像保持手段を露光して該像保持手段上に静電潜像を形成する露光手段と、
    現像バイアスの印加を受けて、前記像保持手段上に形成された静電潜像を、トナーとキャリアとを含み脂肪酸金属塩を含有する現像剤中のトナーで現像することにより、該像保持手段上にトナー像を形成する現像手段と、
    前記像保持手段の、転写後の領域に接して、該像保持手段上の残留物を掻き取るクリーニング手段と、
    前記帯電手段による前記像保持手段表面の帯電電位と前記現像手段に印加される現像バイアス電位との間の電位差を、該像保持手段の画像非形成時に、該像保持手段に形成された静電潜像現像時の第1の電位差よりも高めた第2の電位差に調整する電位差拡大処理を実行する電位差拡大手段とを備え、
    前記電位差拡大手段が、前記電位差拡大処理を、前記像保持手段のライフの初期の第1区間において実行し、あるいは、該第1区間の後に続く第2区間と比べ該第1区間において単位時間当たりに強くなるように実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電位差拡大手段が、前記電位差拡大処理を、温湿度環境に応じて、予め定められた高温湿度環境にあるときに実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記電位差拡大手段が、前記第1区間内において、前記電位差拡大処理を実行する機会を漸減させることを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記電位差拡大手段が、前記第1区間内において、前記電位差拡大処理に採用する前記第2の電位差を漸減させることを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記像保持手段が、前記クリーニング手段との間の摩擦力が前記第1区間内において経時的に増大する表面保護層を有し、
    前記電位差拡大手段が、前記像保持手段の回転に必要なトルクによって前記第1区間内の現在位置もしくは該第1区間の終期を認識することを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記像保持手段が、下層よりも高い硬度を有し使用により表面粗さを漸減させる表面保護層を有することを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記表面保護層が、13族元素を含む材料からなる層であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記表面保護層が、少なくともガリウムと酸素とを構成元素とする層であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記表面保護層が、水素を含有することを特徴とする請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記表面保護層が、脂肪酸金属塩と比べ放電生成物が付着しにくい性質の層であることを特徴とする請求項7乃至9のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記脂肪酸金属塩が、ステアリン酸亜鉛であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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