JP7024624B2 - 支持枠、分光器、分光分析ユニット、及び画像形成装置 - Google Patents

支持枠、分光器、分光分析ユニット、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、支持枠、分光器、分光分析ユニット、及び画像形成装置に関する。
分光器は、分光分析等のため、UV(Ultra Violet)、可視、近赤外、赤外等の様々な波長に光を分散させる光デバイスである。近年、屋内だけでなく、野外等のオンサイトでの分光分析のニーズが増加し、様々な用途に適用させるために、分光器の小型化が進んでいる。
小型の分光器として、光の分散機能と集光機能を持つ分光素子である凹面回折格子と、SiやInGaAs等のフォトダイオードのアレイセンサと、所望の波長帯域のLED(Light Emitted Diode)やハロゲンランプ等の光源とを備えるものが知られている。
また、凹面回折格子を用いた分光器では、凹面回折格子の曲率半径を直径とするローランド円上に入射開口、出射開口、及び凹面回折格子を配置する、ローランド配置が知られている。
小型の分光器では、非常に小さい入射開口、出射開口、凹面回折格子等の光学素子を近接して配置する必要があり、光学素子のアライメントを精度良く行うことが課題の一つになっている。
このような課題に対し、樹脂製のキャリア部材に一次実装済みの凹面回折格子やフォトダイオードアレイを配置することで、アライメントを容易にする構成や、熱変形によるアライメントずれを補償する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の分光器では、凹面回折格子やフォトダイオードアレイ等の光学素子を一次実装するキャリア部材を介在させるため、光学素子同士を近接配置することが制限される場合があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、アライメント精度良く、光学素子を近接して配置することを課題とする。
開示の技術の一態様に係る支持枠は、少なくとも4つの開口を備える中空構造の支持枠であって、第1の開口の位置に配置される凹面回折格子と、第2の開口の位置に配置され、前記凹面回折格子で分散した光を反射角度可変に反射する可動反射部と、を有し、前記支持枠内に光を入射させる第3の開口と、前記可動反射部で反射された光を前記支持枠外に出射させる第4の開口と、を備え、前記第3の開口はローランド円上に配置され、前記凹面回折格子に含まれる凹面は、前記ローランド円の円周の一部を形成することを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、アライメント精度良く、光学素子を近接して配置することができる。
第1の実施形態の分光器による分光の基本原理を説明する図である。 第1の実施形態の可動ミラーの構成の一例を説明する図である。 第1の実施形態の分光器の構成の一例を示す図である。 第1の実施形態の分光器の変形例を示す図である。 第2の実施形態の分光分析ユニットの構成の一例を示す断面図である。 第2の実施形態の処理部のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態の処理部が有する構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。 第3の実施形態の分光分析ユニットの構成の一例を示す断面図である。 第3の実施形態の処理部のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第3の実施形態の処理部が有する構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。 第3の実施形態の分光分析ユニットの変形例を示す図である。 第4の実施形態の画像形成装置の構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。また各図面において実線の矢印で方向を示す場合があるが、各図面で共通のX、Y、及びZ方向を示すものとする。
[第1の実施形態]
第1の実施形態の分光器を説明する。図1は、本実施形態の分光器による分光の基本原理を説明する図である。
図1に示されているように、本実施形態の分光器100は、入射スリット1と、凹面回折格子2を、可動ミラー3と、出射スリット4とを有する。図中の点線で示されている光線50は、分光器100に入射し、分光器100の内部を伝搬して出射する光線を示している。
入射スリット1は、細い矩形の開口であり、分光する光を分光器100の内部に入射させるための開口として作用する。入射スリット1の短手方向の開口の幅は、例えば、数10~数100μm等である。入射スリット1は、例えばニッケル等の金属基板に矩形の貫通孔を設けて形成される。但し、基板の材質は金属に限定されず樹脂等でもよい。また入射スリット1は、矩形開口に限定されず、円形開口のピンホール等であってもよい。入射スリット1から分光器100の内部に入射した光は、発散光として凹面回折格子2に入射する。尚、入射スリット1は、特許請求の範囲に記載の「光入射部」の一例である。
凹面回折格子2は、金属の凹面ミラーの表面に等間隔の細線が形成された光学素子である。但し、凹面回折格子2の基材の材質は金属に限定されず、半導体、ガラス、樹脂等であってもよい。また、凹面回折格子2における細線は基材上に直接形成してもよいし、基材上に形成した薄い樹脂等の層に形成してもよい。凹面回折格子2は、回折格子による光の分散機能と、凹面ミラーによる集光機能とを有する。凹面回折格子2に入射した光は、凹面回折格子2により回折して分散し、可動ミラー3に向けて集光する。尚、光の分散とは、入射光が波長ごとに別々に分離する現象をいう。
可動ミラー3は、ミラー部を設けた可動部が弾性梁部と基板上に一体に形成されたMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーである。ミラー部は入射する光を反射し、可動部はミラー面を回動させる。
ここで、図2は、可動ミラー3の構成の一例を説明する図である。図2(a)は可動ミラー3の側面図であり、図2(b)は可動ミラー3の平面図である。可動ミラー3では、基板6に対してミラー部7が支持部8を介して支持されている。支持部8は、ねじりバネの機能を有する。圧電駆動や静電駆動、電磁駆動等の図示しない駆動部から駆動力が加えられ、ミラー部7は図2(b)の破線A-A'を軸にして、図2(a)の一点鎖線の矢印で示されている方向に回動する。尚、可動ミラー3は、特許請求の範囲に記載の「可動反射部」の一例である。
ミラー部7の駆動部を基板6にモノリシックに形成することで、モーター等の外部駆動手段を用いずに、ミラー部7を駆動することができ、またミラー部7を小型化することができる。基板6の材質は特に限定はされないが、例えばSi(シリコン)やガラス等である。基板6にSi等の半導体材料を用いると、半導体プロセスによる高精度な微細加工が可能になる。
図1に戻り、可動ミラー3は、凹面回折格子2により分散した光を出射スリット4に向けて反射する。ミラー部7の回動により、反射光の反射角度は可変である。
出射スリット4は、細い矩形の開口であり、分散した光を分光器100から出射させるための開口として作用する。出射スリット4の材質や形状は、入射スリット1の説明で示したものと同様である。尚、出射スリット4は、特許請求の範囲に記載の「光出射部」の一例である。
出射スリット4は、凹面回折格子2により分散した光の結像位置に配置される。凹面回折格子2により分散した光は、結像位置が波長に応じて横ずれ(シフト)する。そのため、可動ミラー3による反射角度を変化させ、出射スリット4を通過する光の波長を変えることで、分散した光のうち所望の波長の光を分光器100から選択的に出射させることができる。分光器100から出射された光は、Siフォトダイオード等の光検出器により検出され、分光分析等が行われる。
ところで、図1において破線で示されている円5は、ローランド円と称され、凹面回折格子2の凹面の曲率半径を直径とする円である。凹面回折格子2はローランド円5上に外接して配置される。換言すると、凹面回折格子2は、凹面がローランド円5の一部を形成するように配置される。但し、凹面回折格子2の凹面の曲率半径とローランド円の直径は一致するため、完全なローランド円による配置では、凹面回折格子2の凹面とローランド円とは一点のみで交わる(図1参照)。凹面回折格子2の凹面とローランド円とが交わる点は、特許請求の範囲に記載の「ローランド円の円周の一部」の一例である。
入射スリット1は円周上に配置され、光は入射スリット1を通って分光器100の内部に入射する。このような配置により、凹面回折格子2で分散した波長毎の光の結像位置は、全てローランド円の円周上に並ぶ。
本実施形態では、上述のように、可動ミラー3を回動させて、分散光の反射角度を変化させ、出射スリット4から所望の波長の光を選択的に出射させる。このため、可動ミラー3の回動に応じて所定の波長の光が出射スリット4の開口を通過するように、出射スリット4及び可動ミラー3の配置が適正化されている。このような配置は、予め光学シミュレーション等で求めることができる。尚、図1は、出射スリット4がローランド円5上から外れた位置に配置された例を示すが、上記の光学シミュレーション等の結果に応じて、出射スリット4をローランド円5上に配置してもよい。
図3は、本実施形態の分光器100の構成の一例を示す図である。図3(a)は分光器100の断面図であり、図3(b)は分光器100の斜視図である。尚、図1で説明した構成要素と同じ機能を有する要素には図1と同じ番号を付し、ここでは重複した説明を省略する。
分光器100は、フレーム9を有する。フレーム9は、図3(a)に示されているように、断面が多角形形状で、内部が中空の中空構造を有する角柱である。フレーム9の材質は、樹脂や金属、セラミック等であり、特に制限されるものではない。フレーム9を構成する面の所定の位置には、フレーム9の外部とフレーム9の内部の中空部を連通させる矩形の開口9a~9dが形成されている。尚、フレーム9は、特許請求の範囲に記載の「支持枠」の一例である。
開口9aの位置には入射スリット1が配置される。入射スリット1を通過する光は、開口9aを通過してフレーム9の内部の中空部に入射し、開口9bに向かって伝搬する。
入射スリット1は、フレーム9の外側の面に固定される。固定方法は、接着剤で固定してもよいし、嵌合やネジ止めによる固定であってもよい。この点は、以下で説明する各開口に配置される光学素子の固定方法においても同様である。尚、開口9aは、特許請求の範囲に記載の「第3の開口」の一例である。
開口9bの位置には凹面回折格子2が配置される。凹面回折格子2は、フレーム9の外側の面に固定される。開口9aから入射した光は、開口9bを通過し、フレーム9の外側に配置された凹面回折格子2に入射する。尚、開口9bは、特許請求の範囲に記載の「第1の開口」の一例である。凹面回折格子2に入射した光は、凹面回折格子2により回折して分散し、開口9cに向かって集光しながら伝搬する。
開口9cの位置には可動ミラー3が配置される。可動ミラー3は、フレーム9の外側の面に固定される。凹面回折格子2による分散光は、開口9cを通過し、フレーム9の外側に配置された可動ミラー3に入射する。尚、開口9cは、特許請求の範囲に記載の「第2の開口」の一例である。可動ミラー3のミラー部7に入射した光は、ミラー部7で反射されて開口9dに向かって伝搬する。尚、可動ミラー3のミラー部7は、図3(a)に一点鎖線の矢印で示されている方向に回動するが、ミラー部7はフレーム9の開口9cの領域で回動するため、回動中にミラー部7がフレーム9に接触することはない。
開口9dの位置には出射スリット4が配置される。出射スリット4は、フレーム9の外側の面に固定される。可動ミラー3で反射した光は、開口9dを通過し、出射スリット4を通過して、フレーム9の外部に出射する。尚、開口9dは、特許請求の範囲に記載の「第4の開口」の一例である。
本実施形態では、入射スリット1がローランド円上に配置されるように、開口9aが形成される。また凹面回折格子2の凹面がローランド円の円周の一部を形成するように、開口9bが形成される。これによりフレーム9に固定される入射スリット1、凹面回折格子2等の位置、傾きの調整を容易に行うことができる。
本実施形態では、断面が多角形形状であるフレーム9を用い、多角形の隣接する頂点間を結ぶ直線部が連続的に結合する構成にしている。言い換えると、凹面回折格子2や可動ミラー3等の光学素子を固定するフレーム9の各面を一体に形成している。このようにすることで、分光器100において、フレーム9等の基材の変形を抑制することができる。
本実施形態では、フレーム9の外側の面に各光学素子を配置し、固定している。このようにすることで、凹面回折格子2や可動ミラー3等の光学素子の実装のために、電子部品をプリント基板に表面実装するために用いられるチップマウンター等の装置を利用することができる。チップマウンター等の装置の利用により、光学素子の高精度のアライメントが可能となる。また製作する分光器毎での個体差を抑制することができる。光学素子が配置される各面にはマウント時に光学部材が傾いて配置されるのを抑制するために付き当て部やアライメントマーク等の傾き補正機構が設けられていることが望ましい。
本実施形態では、凹面回折格子2や可動ミラー3等の光学素子をプリント基板等の一次実装基板(キャリア部材)に実装せず、フレーム9に直接実装する。これにより、一次実装基板同士が干渉して光学素子の近接配置や分光器の小型化が制限されてしまうことを防止することができる。
本実施形態の比較例として、例えば、各光学素子をそれぞれ実装した一次実装基板でフレームを形成するように配置し、分光器を構成する場合は、一次実装基板を精度よく配置することは困難である。また別々の基板を組合せた構成となるため、剛性が低くなり、変形等が発生して分光器の安定性が損なわれる。これに対し、本実施形態によれば、フレーム9に各光学素子を実装するため、各光学素子を精度よく配置することが可能となり、分光器の高精度化を図ることができる。また分光器の高剛性化により、分光器の安定性を確保することができる。
以上説明してきたように、本実施形態によれば、アライメント精度良く、光学素子を近接して配置することができ、小型の分光器を高精度に実現することができる。
ここで、図4は、第1の実施形態の分光器の変形例を示す図である。変形例である分光器100aは入射スリット1を備えず、フレーム9に形成された開口9aが入射スリットとして機能する。つまり開口9aは、フレーム9の内部の中空部に、分光するための光を入射させる。
また、分光器100aは出射スリット4を備えず、フレーム9に形成された開口9dが出射スリットとして機能する。つまり開口9dは、可動ミラー3で反射された光を通過させ、フレーム9の外部に出射させる。
開口9aに入射スリットの機能を持たせ、また開口9dに出射スリットの機能を持たせることで、分光器の構成部品を減少させることができる。これにより、分光器の部品コスト、及び製造コストを削減できるとともに、分光器の組立調整を簡略化することができる。
一方で、第1の実施形態のように、入射スリット1を開口9aとは別構成として備える場合、或いは出射スリット4を開口9dとは別構成として備える場合には、微小サイズで形状精度の高いスリットを容易に得ることができるという効果がある。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態の分光分析ユニットを説明する。尚、第1の実施形態において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図5は、本実施形態の分光分析ユニット200の構成の一例を示す断面図である。分光分析ユニット200は、外側フレーム10と、光検出器14と、処理部15とを有する。
外側フレーム10は、図5に示されているように、断面が多角形形状で、内部に中空部11を有する角柱である。分光分析ユニット200の中空部11には、分光器100が配置される。分光器100は、前述のように、入射スリット1と、凹面回折格子2と、可動ミラー3と、出射スリット4と、フレーム9とを有する。中空部11には、フレーム9の外側の面に対向する面が形成されている。
図5のY方向における外側フレーム10の両側の側面は開放されている。そのため、開放された側面から中空部11に分光器100を挿入して配置し、固定することが可能である。
外側フレーム10において、中空部11に配置された分光器100の入射スリット1と対向する面には、外側フレーム10の外部と中空部11とを連通させるテーパ孔12が形成されている。テーパ孔12は、外側フレーム10の外部から入射スリット1に光を導光する機能を有する。
テーパ孔12には、角度θのテーパ角度が付けられており、このテーパ角により、分光器100に入射する光の視野角が決定される。分光器100に必要な視野角の仕様が予め決められており、仕様に応じたテーパ角度でテーパ孔12が形成されている。
また外側フレーム10において、中空部11に配置された分光器100の出射スリット4と対向する面には、外側フレーム10の外部と中空部11とを連通させる連通孔13が形成されている。連通孔13には、光検出器14が挿入され、固定されている。分光器100の出射スリット4から出射した光は、連通孔13に挿入された光検出器14に入射する。
光検出器14は、1100nmより短い波長帯域に対して受光感度を有するSi受光素子と、1100nmより長い波長帯域に対して受光感度を有するGe(ゲルマニウム)受光素子とを有する。Ge受光素子はInGaAs(インジウムガリウムヒ素)受光素子等であってもよい。
Si受光素子は単一画素の受光素子であり、Ge受光素子も単一画素の受光素子である。Si受光素子とGe受光素子は、出射スリット4に対向する平面内に並列に配置されている。Si受光素子は、分光器100の出射スリット4から出射された光のうち、1100nmより短い波長帯域の光を受光して、受光強度に応じた電気信号を出力する。Ge受光素子は、分光器100の出射スリット4から出射された光のうち、1100nmより長い波長帯域の光を受光して、受光強度に応じた電気信号を出力する。Si受光素子及びGe受光素子の出力する電気信号は処理部15に入力される。
処理部15は、入力される電気信号に基づき、分光スペクトルを取得する演算を行う。また処理部15は、所望の波長の光を選択的に出射させるために可動ミラー3を制御する。
図6は、本実施形態の処理部15のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
処理部15は、CPU(Central Processing Unit)151と、ROM(Read Only Memory)152と、RAM(Random Access Memory)153とを有する。また処理部15は、NVRAM(Non Volatile Memory)154と、出力I/F(Inter/Face)155と、A/D(Analog/Digital)変換回路156と、ミラー駆動回路157とを有する。これらは、システムバス158を介して相互に接続されている。
CPU151は、処理部15の動作を統括的に制御する。またCPU151は、光検出器14が出力する電気信号に基づき、分光スペクトルを算出する処理を実行する。
CPU151は、RAM153をワークエリア(作業領域)としてROM152等に格納されたプログラムを実行することで、上記の処理を実行し、後述する各種機能を実現する。尚、CPU151の有する機能の一部、又は全部を、ASIC(application specific integrated circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)といったワイヤードロジックによるハードウェアにより実現させてもよい。
NARAM154は、不揮発性のメモリであり、入力された電気信号データや分光スペクトル等の演算処理結果を記憶する。
出力I/F155は、PC(Personal Computer)や映像機器等の外部機器と接続するためのインターフェースである。
A/D変換回路156は、光検出器14と電気的に接続し、光検出器14が出力するアナログの電気信号を受信して、デジタル信号に変換する電気回路である。
ミラー駆動回路157は、可動ミラー3と電気的に接続し、ミラー部7の回動する角度を示す電圧、又は電流を可動ミラー3に出力する電気回路である。可動ミラー3は、ミラー駆動回路157から入力される電圧、又は電流に応じた角度になるように、ミラー部7を回動させる。
図7は、本実施形態の処理部15が有する構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。尚、図7に図示される各機能ブロックは概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。各機能ブロックの全部又は一部を、任意の単位で機能的又は物理的に分散・結合して構成することが可能である。各機能ブロックにて行われる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、上述のCPU151にて実行されるプログラムにて実現され、或いはワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されうる。
処理部15は、A/D変換部161と、スペクトル取得部162と、記憶部163と、出力部164と、駆動制御部165と、ミラー駆動部166とを有する。
A/D変換部161は、光検出器14が出力するアナログの電気信号を受信して、デジタル信号に変換し、スペクトル取得部162、記憶部163等に出力する。A/D変換部161は、A/D変換回路156等により実現される。
スペクトル取得部162は、A/D変換部161が出力するデジタル信号を入力し、分光器100に入射する光の分光スペクトルを演算する。本実施形態における演算では、公知の演算方法を使用可能であるため、ここでは説明を省略する。演算結果は、記憶部163、出力部164等に出力される。スペクトル取得部162は、CPU151等により実現される。
記憶部163は、スペクトル取得部162による演算結果やA/D変換部161の出力するデジタル信号データを記憶し、要求に応じてこれらを出力部164に出力する。記憶部163は、NVRAM154等により実現される。
出力部164は、スペクトル取得部162による演算結果やA/D変換部161の出力するデジタル信号データをPC(Personal Computer)や映像機器等の外部機器に出力する。出力部164は、出力I/F155等により実現される。
駆動制御部165は制御信号を出力し、ミラー駆動部166を制御する。駆動制御部165は、CPU151等により実現される。
ミラー駆動部166は制御信号に応じて電圧、又は電流を可動ミラー3に出力し、所望の反射角度が得られるようにミラー部7を回動させる。ミラー駆動部166は、ミラー駆動回路157等により実現される。
ここで、入射スリット1がローランド円上に配置され、凹面回折格子2の凹面がローランド円の円周の一部を形成するように配置される場合、凹面回折格子2で分散された波長毎の光は、全てローランド円の円周上に結像する。波長毎で光の結像位置が横ずれするため、分散された波長毎の光を一度に受光するには、ラインセンサ等のアレイ型の受光素子が必要となる。
Siフォトダイオードアレイ等のSiの受光素子アレイは1100nmより短い波長帯域の光にのみ受光感度を有するため、1100nmより長い波長帯域の光を受光するには、GeやInGaAs等の半導体材料や化合物半導体の受光素子が別途必要になる。GeやInGaAs等の受光素子は、単一画素の受光素子であれば比較的安価に入手できるが、アレイ型の受光素子になると非常に高価になる。このように、ローランド円を利用した配置は、凹面回折格子等の光学素子の配置、調整が容易になるメリットがある一方で、高価な受光素子及び光検出器が必要になるというデメリットがある。
本実施形態では、可動ミラー3による反射角度を変化させて、凹面回折格子2で分散された光のうち所望の波長の光を分光器100から選択的に出射させる。従って、1100nmより短い波長帯域の光については、Siの単一画素の受光素子を用いて受光し、1100nmより長い波長帯域の光については、Ge、又はInGaAsの単一画素の受光素子を用いて受光することができる。
このように、本実施形態によれば、ローランド円を利用した配置により、凹面回折格子等の光学素子の配置、調整が容易な分光器を、単一画素の受光素子を用いて安価に構成することができる。またSi受光素子が受光感度を有する300nm程度の短い波長帯域の光から、Ge受光素子やInGaAs受光素子が受光感度を有する2000nm程度の長い波長帯域の光まで、広い波長帯域での分光分析を行うことができる。
尚、上記以外の効果は、第1の実施形態で説明したものと同様である。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態の分光分析ユニットを説明する。尚、第1~2の実施形態において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図8は、本実施形態の分光分析ユニット200aの構成の一例を示す断面図である。分光分析ユニット200aは、光源16と、処理部15aとを有する。
光源16は、分光分析の対象となる物体等に対して所望の波長領域の光を照射する。例えばLEDやハロゲンランプである。光源16は、外側フレーム10の外側に配置される。光源16として、分光分析の対象物に対して適正な波長帯域の光を照射する光源が選択され、配置される。
処理部15aは、光検出器14から入力される電気信号に基づき、分光スペクトルを取得する演算を行う。また処理部15aは、所望の波長の光を選択的に出射させるために可動ミラー3を制御し、さらに光源16による光の照射を制御する。
図9は、本実施形態の処理部15aのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
処理部15aは、光源駆動回路159を有する。光源駆動回路159は、光源16と電気的に接続し、照射光の光強度を示す電圧、又は電流を光源16に出力する電気回路である。光源16は、光源駆動回路159から入力される電圧、又は電流に応じた強度の光を照射する。
図10は、本実施形態の処理部15aが有する構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。
処理部15aは、駆動制御部165aと、光源駆動部167とを有する。
駆動制御部165aは制御信号を出力し、ミラー駆動部166と、光源駆動部167とを制御する。駆動制御部165aは、CPU151等により実現される。
光源駆動部167は制御信号に応じて電圧、又は電流を光源16に出力し、所望の照射光の強度が得られるように光源16を駆動する。光源駆動部167は、光源駆動回路159等により実現される。
本実施形態によれば、様々な分光分析の対象物に対して、適正な波長帯域の光を照射することができる。また分光分析ユニットが光源を備える構成とすることで、分光分析ユニットとは別に光源を準備し、設置する必要がなくなるため、野外等のオンサイトでの分光分析を実施しやすくなる。
ここで、図11は、第3の実施形態の分光分析ユニットの変形例を示す図である。変形例である分光分析ユニット200bは電池18を有する。また分光分析ユニット200bは、分光分析ユニット200aと、処理部15aと、電池18とを内部に配置する筐体17を有する。
電池18は処理部15aに電力を供給する。例えば、リチウムイオン電池や乾電池、或いはPSU(Power Supply Unit)等である。
処理部15aは、通信制御部を備え、近距離通信やインターネットを介した通信により、分光スペクトルの演算結果等を送受信可能にしてもよい。
外側フレーム10と筐体17を一体的に形成した構成にしてもよい。
変形例の構成によれば、電力を供給する電池18を備えるため、分光分析ユニットとは別に電源を準備し、設置する必要がなくなるため、任意の場所や時間において、様々な対象物に対する分光分析を実施しやすくなる。
尚、上記以外の効果は、第1~2の実施形態で説明したものと同様である。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は分光分析ユニットを含む画像形成装置に関する。図12は、第4の実施形態の画像形成装置の構成の一例を示す図である。
図12に示されているように、画像形成装置80は、分光器を含む分光分析ユニット200bを備えている。画像形成装置80は、給紙カセット81a、給紙カセット81b、給紙ローラ82、コントローラ83、書込光学系84、感光体85、中間転写体86、定着ローラ87、排紙ローラ88なども備えている。
画像形成装置80において、画像データに基づいて書込光学系84により4つの感光体85が露光されると、各感光体85上には各色に対応した静電潜像が形成され、これらの静電潜像に対応する色のトナー等の色材を付着させることで現像処理が行われる。この現像処理により各感光体85上に形成された各色トナー像は互いに重なり合うように中間転写体86上に転写される。
その後、中間転写体86上のトナー像は、給紙カセット81a及び81bから図示しないガイド、給紙ローラ82により搬送された紙などの画像担持媒体90に転写される。このようにして画像担持媒体90上に転写されたトナー像は定着ローラ87により定着され、その画像担持媒体90は排紙ローラ88により排紙される。
本実施形態において、分光分析ユニット200bは、定着ローラ87の後段に設置されている。分光分析ユニット200bは、光源16から画像担持媒体90に光を照射する。画像担持媒体90の表面からの反射光は、分光分析ユニット200bの備える分光器100の内部に入射される。可動ミラー3を回動させて異なる波長帯の光を選択的に取り出し、光検出器14により光強度を検出する。
そして、波長帯毎での光強度の検出結果と、標準白色面等から得られる光強度とから、波長帯毎での反射率を算出して、分光反射率を得る。このように得られる分光反射率を用いれば、XYZ表色系やL*a*b*表色系等のパラメータ(測色値)などの他の分光特性を把握することもできる。
画像形成装置80においては、所定のタイミングで分光分析ユニット200bにより出力画像(測定対象)の分光特性(分光反射率等)を測定(推定)し、その測定結果をコントローラ83に送る。コントローラ83は、画像形成条件調整手段として機能し、その測定結果に基づいて画像形成条件を調整する。これにより、色の自動キャリブレーションを可能とすることから、色変動の少ない高品質な画像を継続的に提供することが可能となり、安定的に画像形成装置を稼動させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について記述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 入射スリット(光入射部の一例)
2 凹面回折格子
3 可動ミラー(可動反射部の一例)
4 出射スリット(光出射部の一例)
5 ローランド円
6 基板
7 ミラー部
8 支持部
9 フレーム(支持枠の一例)
9a 開口(第3の開口の一例)
9b 開口(第1の開口の一例)
9c 開口(第2の開口の一例)
9d 開口(第4の開口の一例)
10 外側フレーム
11 中空部
12 テーパ孔
13 連通孔
14 光検出器
15、15a 処理部
16 光源
17 筐体
18 電池
80 画像形成装置
100 分光器
162 スペクトル取得部
165、165a 駆動制御部
166 ミラー駆動部(駆動部の一例)
167 光源駆動部
200、200a、200b 分光分析ユニット
特許4710025号公報

Claims (10)

  1. 少なくとも4つの開口を備える中空構造の支持枠であって、
    第1の開口の位置に配置される凹面回折格子と、
    第2の開口の位置に配置され、前記凹面回折格子で分散した光を反射角度可変に反射する可動反射部と、を有し、
    前記支持枠内に光を入射させる第3の開口と、
    前記可動反射部で反射された光を前記支持枠外に出射させる第4の開口と、を備え
    前記第3の開口はローランド円上に配置され、
    前記凹面回折格子に含まれる凹面は、前記ローランド円の円周の一部を形成する
    ことを特徴とする支持枠。
  2. 前記凹面回折格子及び前記可動反射部は、前記支持枠の外側に設置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の支持枠。
  3. 前記第3の開口の位置に配置され、前記支持枠内に光を入射させる光入射部を有する
    ことを特徴とする請求項1、又は2に記載の支持枠。
  4. 前記第4の開口の位置に配置され、前記可動反射部で反射された光を前記支持枠外に出射させる光出射部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の支持枠。
  5. 請求項1乃至の何れか項に記載の支持枠を有し、
    前記支持枠は、
    前記第3の開口の位置に配置され、前記支持枠内に光を入射させる光入射部と、
    前記第4の開口の位置に配置され、前記可動反射部で反射された光を前記支持枠外に出射させる光出射部と、を有する分光器。
  6. 前記可動反射部を駆動する駆動部を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の分光器。
  7. 対象物からの光を分光分析する分光分析ユニットであって、
    請求項、又はに記載の分光器と、
    前記光出射部から出射された光を受光し、受光した光に応じた信号を出力する光検出器と、
    前記信号に基づき、分光スペクトルを取得するスペクトル取得部と、を有する
    ことを特徴とする分光分析ユニット。
  8. 前記対象物に光を照射する光源を有する請求項に記載の分光分析ユニット。
  9. 前記分光器を内部に配置する外側フレームを備え、
    前記外側フレームは、所定のテーパ角で形成され、前記外側フレームの外部の光を前記光入射部に導光するテーパ孔を備える
    ことを特徴とする請求項、又はに記載の分光分析ユニット。
  10. 請求項乃至の何れか1項に記載の分光分析ユニットを有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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