JP7022885B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
TVc = x/2 - log 2 (C+F+A)・・・(1)
を満足するように撮像素子及びフォーカルプレーンシャッタを制御する。
以下、図1A~図7Bを用いて実施の形態1を説明する。
図1Aは、実施の形態1に係るカメラシステム100のブロック図である。
CMOSイメージセンサ30は、撮像面に結像した光学像を電気的な画像信号に変換する。CMOSイメージセンサ30は、撮像素子の一例である。撮像素子は、Charge
Coupled Device(CCD)イメージセンサ等であってもよい。CMOSイメージセンサ30は、電子シャッタ機能を有している。より詳しくは、CMOSイメージセンサ30は、ローリングシャッタとして機能する。CMOSイメージセンサ30は、ローリングシャッタとして機能するときには、1~数走査ラインを1つのブロックとする。実施の形態1では、一の走査ラインとは、CMOSイメージセンサ30の全画素を上下方向で複数に分割した場合の、左右方向に平行なラインの一つである。CMOSイメージセンサ30は、ブロック内では電荷蓄積の開始を同時に行うと共に電荷蓄積の終了を同時に行う。
フラッシュ装置40は、図1Aに示すように、発光部41と、フラッシュ回路基板42と、メインコンデンサ43と、フラッシュ回路基板42とメインコンデンサ43とを電気的に接続する第1電線42aと、メインコンデンサ43と発光部41とを電気的に接続する第2電線42bと、ケーシング44とを有している。発光部41は、キセノン発光菅及びトリガコイルを有する。フラッシュ回路基板42は、電気回路を有している。フラッシュ回路基板42は、発光部41及びメインコンデンサ43を制御する。詳しくは、フラッシュ回路基板42は、メイン回路基板20から供給される電圧を昇圧して、第1電線42aを介してメインコンデンサ43に供給する。また、フラッシュ回路基板42は、発光部41にトリガ信号を出力する。フラッシュ回路基板42からのトリガ信号によってトリガコイルに電力が供給されると、メインコンデンサ43に蓄えられた電荷が第2電線42bを介して発光部41に供給され、発光部41のキセノン菅の両端子間で放電され、フラッシュ光が発せられる。メインコンデンサ43は、コンデンサの一例である。
メカニカルシャッタ250は、先幕252および後幕253を有する幕ユニットでアパーチャの開動作及び閉動作を択一的に行う。カメラシステム100はミラーレスカメラであるため、撮影者が被写体像を認識しフレーミングするためには、CMOSイメージセンサ30上に交換レンズ5のレンズ群51による被写体像を結像させライブビュー画像を確認する必要がある。したがって、メカニカルシャッタを用いる撮影(以下メカニカルシャッタ撮影)では、撮影者がフレーミングするとき、メカニカルシャッタ250の先幕252および後幕253はアパーチャから退避した状態を維持する。続いて、撮影者がシャッタボタン11aを押下したとき、オートフォーカス、測光など所定の撮影準備動作の後、先幕252は一旦閉動作し、CMOSイメージセンサ30の電荷はリセットされる。次に実際の露光動作に移るため、先幕252は開動作を開始し、前述した測光の結果に基づき後幕253は閉動作を開始する。このとき先幕252と後幕253がスリットを形成し、CMOSイメージセンサ30は被写体像を適正な露出で撮像することが可能となる。撮影が終了すると、蓄積された電荷に基づく被写体像がCMOSイメージセンサ30から読み出される。このとき、CMOSイメージセンサ30は遮光されている必要があるため、後幕253は閉状態を保持している。CMOSイメージセンサ30からの被写体像の読出しが完了すると、後幕253が開動作することで、先幕252および後幕253の双方が開状態となり、前述のフレーミングのときと同様にライブビュー可能な状態に戻ることが出来る。
次に、カメラ本体1の撮影制御について図3、図4及び図5を参照しながら説明する。ここでは、先幕252および後幕253を使用したメカニカルシャッタ撮影は公知であるため説明を割愛し、電子先幕と後幕253とを用いた撮影(以下、電子先幕撮影という)について詳しく説明する。具体的には、コントローラ401が、カメラ本体1の各要素を制御し、以下の撮影制御を行う。
電子先幕とメカニカルシャッタの後幕を併用した、いわゆる電子先幕撮影について図3を参照しながら説明する。なお、実施の形態1において、後幕とは図1に示すメカニカルシャッタ250の後幕253を指し、必要に応じて後幕もしくはメカニカル後幕と称する。図3に示す電子先幕撮影では、閃光させていない。
続いて、電子先幕とメカニカル後幕を併用する電子先幕撮影であり、さらにフラッシュ光を用いるフラッシュ撮影について図4を参照しながら説明する。
次に、スローシンクロ撮影について図5を参照しながら説明する。スローシンクロ撮影とは、フラッシュ光を用いて、比較的遅いシャッタ速度で行う撮影であり、夜景などフラッシュ光の届かない被写体とフラッシュ光の届く比較的近距離の被写体とを同時に適正露出で捕らえる撮影である。
メカニカル後幕と電子先幕を併用したフラッシュ撮影においては、前述のように先幕(電子先幕)がアパーチャから退避してから後幕がアパーチャに出るまでの間にフラッシュ装置による閃光を行う必要がある。環境輝度が非常に低い場合には、フラッシュ光の到達可能な距離にある被写体だけにフラッシュ光が照射されるため、先幕と後幕によって決定される露出時間による撮影画像の差異は小さい。しかしながら、昼間などの環境輝度が高い状態で手前の主被写体にフラッシュ光を照射し、主被写体と背景被写体とを同時に撮影する、いわゆる日中シンクロ(デイライトシンクロ)フラッシュ撮影の場合は、フラッシュ光とは無関係に背景被写体の輝度と使用絞り値、および撮像ISO感度によって露出時間が決定される。意図する撮影画像を得るためには、撮影者が被写界深度から絞り値を決定し、ノイズ等の諸要因からISO感度を決定するが、このとき露出時間が一義的に決定されてしまう。このとき決定された露出時間がフラッシュ同調速度より短い場合はフラッシュ装置を閃光させることが出来ず、絞り値やISO感度を変更せざるを得なくなり、撮影者の意図する撮像が出来ない可能性がある。なお、フラッシュ同調速度とは、フラッシュ光が同調可能な最速のシャッタ速度を言う。つまり撮影の際の電子先幕の電荷リセットが完了した後メカニカル後幕の閉動作が開始されるまでの間(アパーチャが全開となる期間)に、フラッシュ装置が閃光できる、最も速いシャッタ速度である。また、シャッタ速度とは露光時間であり、シャッタ速度が速いとは露光時間が短いことを意味する。また、逆光シーンなどのように、背景被写体が明るく主被写体との輝度差が激しい場合に、フラッシュ装置を閃光させることが出来ないと、背景被写体の輝度に応じて露出をあわせると主被写体が暗くなり、逆に主被写体に露出をあわせると背景被写体が白飛びを起こしてしまい、撮影者の意図する撮像が出来ない可能性がある。一方で、背景被写体が明るく主被写体との輝度差が激しい環境下において、主被写体にフラッシュ光を照射するためにフラッシュ同調速度を遅くすると、絞りを必要以上に絞り込むか、ISO感度を極端に落とす必要が生じる。しかしながら、必要以上に絞り込むと撮影者の意図する被写界深度より深くなり、回折現象による小絞りボケなどの画質劣化が生じたり、あるいは物理的に絞りを絞れない事態が生じたりする。また、低ISO感度にも限界があるため、いずれにせよ撮影者の自由度が狭められる結果となる。ここで、電子先幕の場合、電荷をリセットする速度は自由度が高い。そこで、電子先幕における電荷をリセットする速度の自由度を利用することでフラッシュ同調速度を高速化し、撮影画像の違和感を低減する方法を考案した。
図6Aを用いて、実施の形態1に係るフラッシュ同調速度の第1の高速化方法を説明する。図6Aの一点鎖線で示す電子先幕軌跡200は、スローシンクロ撮影以外の撮影時であって、図4に示すような電子先幕撮影時におけるフラッシュ撮影時の電子先幕の軌跡を表す。後幕軌跡300は、メカニカル後幕の閉動作に対応するCMOSイメージセンサ30への遮光の軌跡を示す。電子先幕は、電子先幕軌跡200が後幕軌跡300に沿うように制御ICによって制御される。ここで、例えば、後幕が、アパーチャを上下方向で上から下(下から上でも良い)に遮蔽する時間(遮蔽時間)を3.6m秒とし、フラッシュ装置が閃光を開始してから閃光を終了するまでの閃光時間Bラグを1.0m秒とする。電子先幕が電荷リセットを完了するタイミング(以下、電荷リセット完了タイミングという)やフラッシュ装置が閃光を開始するタイミング(以下、閃光開始タイミングという)は電気的に正しく設定できるため、電荷リセット完了タイミングと閃光開始タイミングとの時間差であるAラグは0m秒に設定することが可能である。したがって、露光時間は、
0 + 1.0 + 3.6 = 4.6m秒
となる。
したがって、通常の撮影において物理的可能なフラッシュ同調速度は、以下の値となる。
次に電子先幕軌跡201は、撮像された画像の背景被写体の露出時間差が規格(JIS
B 7091 カメラ用シャッタ、ISO 516)にて許容される0.45EV(Exposure Value)に対応する露出時間差となるように設定された場合の、電子先幕の軌跡である。電子先幕軌跡200を説明した場合と同じ閃光時間、閃光時間Bラグ、Aラグの条件下において、CMOSイメージセンサ30の全画素において、上下方向の露光量差が0.45EVになる計算例を説明する。
= 7.76415 + 0.45
= 8.21415
これより全ラインのTV値の相乗平均を示すTV値TVm(時間換算で1/2TVm=Tm秒)は、以下の式で求められる。
すなわち、Tmは以下の値となる。
このように、JIS規格を満足しながらフラッシュ同調速度を速くすることが出来る。
= 1/251秒
すなわち、中心ラインの露出時間を基準としてもフラッシュ同調速度を速くすることが出来る。なお、実施の形態1では、基本的にはフラッシュ同調速度を中心ラインの露出時間Tcと同義と考える。
この露出時間T秒をTV値に換算すると、TV値は以下の式に示される。
次に電子先幕軌跡201は、撮影画像の背景被写体の上下方向における露出時間の許容値(EV値の差)を1/2x秒(EV値換算でx)となるように設定した場合の軌跡を示す。
これよりフラッシュ同調速度Tcに対応する中心TV値であるTVc(時間換算で1/2TVc=Tc秒)は、以下の式(1)で示される。
= x/2 + TV
= x/2 - log2(C+F+A) ・・・(1)
また、中心ラインの露出時間Tc(TV値換算で-log2Tc)は、以下の式(2)で示される。
= T/2 + 2-TVs/2
= T/2 + 2-(TV+x)/2
= T/2 + (T× 2-x )/2
= {1+2-(1+x)} × T/2 ・・・(2)
つまり、中心ラインの露出時間を基準としてもフラッシュ同調速度を速くすることが出来る。
= 2-(TV + x) -(A+F)
= 2-TV × 2-x -(A+F)
= (A+F+C) × 2-x - (A+F)・・・(3)
すなわち、電子先幕の軌跡は、図6Aで示した電子先幕軌跡201や、図6Bで示した201aに限られず、EV値が上下方向で所定の差を有すれば良く、最初に露光を開始する上端のラインの電荷リセットから、最後に露光を開始する下端のラインの電荷リセットまでの時間(アパーチャが全開となるまでの時間)がTr秒となるように、CMOSイメージセンサ30の電子先幕軌跡を制御すればよい。
撮影後の画像に対し、画像処理部403で、EV値の傾斜の半値(例えば0.45EV)以上の逆傾斜シェーディング補正を実施する前提であれば、[1-8.第1のフラッシュ同調速度の高速化方法]と同様の考えを用いて、背景被写体の上下方向の露光量差が0.9EVとすることが可能となる。
= 7.76415 + 0.9
= 8.66415
これよりTV値の相乗平均値であるTVm(時間換算で1/2TVm=Tm)は、以下の式で求められる。
すなわち、
Tm = 1/297秒となる。
= 1/283秒
したがって、中心ラインの露出時間を基準としてもフラッシュ同調速度を速くすることが出来る。
なお、図7Bに示すように電子先幕軌跡201aが曲線軌跡となるようにCMOSイメージセンサ30を制御すると、中央TV値Tmと、中心ラインのTV値TVcが一致し、より自然な画像が得られる。なお、図7Bでは、CMOSイメージセンサ30は、線形軌跡ではなく、2のべき乗や高次の項を含む曲線軌跡となるよう制御されている。よって電子先幕軌跡201aの開始ラインと終了ラインのリセット時刻は、図7Aに示す線形軌跡である電子先幕軌跡201の開始ラインと終了ラインのリセット時刻と同じであるが、電子先幕軌跡201aの他のラインのリセット時刻は、対応する電子先幕軌跡201の他のラインのリセット時刻と異なる。
すなわち、電子先幕の軌跡は、図7Aで示した電子先幕軌跡201や、図7Bで示した201aに限られず、上下方向に所定のEV値の差を有すれば良く、最初に露光を開始するラインの電荷リセットから、最後に露光を開始するラインの電荷リセットまでの時間(アパーチャが全開となるまでの時間)がTr秒となるように、CMOSイメージセンサ30の電子先幕軌跡を制御すればよい。
以下に実施の形態1における効果等を示す。
言い換えると、図6Aおよび図6Bに示すように、コントローラ401は、CMOSイメージセンサ30の電子先幕軌跡(図6Aの例では201、図6Bの例では201a)の電荷リセット時間Tr秒を経過した後、A秒経過後にフラッシュ装置の閃光が開始するよう指示する。そしてコントローラ401は、フラッシュ装置の閃光開始から、F秒後にメカニカルシャッタ250の後幕253による遮蔽を行う。そしてコントローラ401は、後幕253に対して、遮蔽をC秒で完了させるように制御する。なお、電荷リセット時間Trとは、CMOSイメージセンサ30の露光開始ライン(図6Aおよび図6Bの例では上端のライン)の電荷リセットが開始されてから最終ライン(図6Aおよび図6Bの例では下端のライン)の電荷リセットが完了するまでの時間である。
= 2-(TV + x) -(A+F)
= 2-TV × 2-x -(A+F)
= (A+F+C) × 2-x - (A+F)・・・(3)
これにより、コントローラ401は、フラッシュ同調速度TVcに応じて、確実に電子先幕と、後幕253と、フラッシュ装置の閃光タイミングを制御できる。そのため、環境輝度など撮影環境に応じたフラッシュ同調速度を調整可能な撮像装置を提供できる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
1 カメラ本体
11 外装カバー
11a シャッタボタン
11b 操作ボタン
11c 操作ダイヤル
12 電池
13 表示装置
14 ボディマウント
15 本体側接点
16 光学的ローパスフィルタ
20 メイン回路基板(回路基板)
21 制御IC
22 DC/DCコンバータ
23 記録メディアソケット
23a 記録メディア
30 CMOSイメージセンサ(撮像素子)
31 CMOS回路基板
32 放熱板
40 フラッシュ装置
41 発光部
42 フラッシュ回路基板
42a 第1電線
42b 第2電線
43 メインコンデンサ
44 ケーシング
5 交換レンズ
51 レンズ群
52 レンズ制御回路
53 レンズマウント
54 レンズ側接点
60 本体側ホットシュー
60a 本体側ホットシュー電気接点
70 無線通信回路基板
200 電子先幕軌跡
201 電子先幕軌跡(フラッシュ同調速度の高速化時)
209 電子先幕軌跡
210 電子先幕軌跡
250 メカニカルシャッタ(シャッタユニット)
252 先幕
253 後幕
254 駆動メカ
260 防塵フィルタ
261 圧電素子
300 後幕軌跡
309 後幕軌跡
310 後幕軌跡
401 コントローラ
403 画像処理部
405 ROM
407 RAM
540 外付けフラッシュ装置
541 発光部
561 外付けフラッシュ装置側ホットシュー
Claims (13)
- 光学系を介して入力した被写体像を撮像して画像信号を生成し、蓄積された電荷をリセット可能な撮像素子と、
前記撮像素子により生成された前記画像信号に所定の処理を行い、画像データを生成する画像処理部と、
前記撮像素子を第1の方向に遮蔽する後幕を有するフォーカルプレーンシャッタと、
撮影の際に、前記撮像素子の露光量を示すEV(Exposure Value)値が前記第1の方向に所定の傾斜を持つように、前記撮像素子に対して前記電荷のリセットを開始してから完了するまでの電荷リセット時間を設定し、また前記フォーカルプレーンシャッタに対して前記後幕による前記撮像素子の遮蔽を開始してから前記遮蔽を完了するまでの遮蔽時間を設定して、フラッシュ装置の閃光を開始させる閃光開始タイミングに関する指示を出力する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記閃光開始タイミングを、前記撮像素子が前記電荷の前記リセットを完了する電荷リセット完了タイミング以降に設定し、前記閃光開始タイミングを経過した後に前記後幕に対して前記撮像素子の前記遮蔽を開始させ、
前記後幕による前記遮蔽時間をC秒、
前記閃光開始タイミングから前記フラッシュ装置が前記閃光を終了するタイミングまでの閃光時間をF秒、
前記電荷リセット完了タイミングから前記閃光開始タイミングまでの時間をA秒、
前記撮像素子の前記EV値の前記第1の方向における一端と他端との差をx、
とするとき、
前記制御部は、フラッシュ同調速度におけるTV値TVcが以下の条件
TVc = x/2 - log2(C+F+A)・・・(1)
を満足するように前記撮像素子及び前記フォーカルプレーンシャッタを制御する、
撮像装置。 - 光学系を介して入力した被写体像を撮像して画像信号を生成し、蓄積された電荷をリセット可能な撮像素子と、
前記撮像素子により生成された前記画像信号に所定の処理を行い、画像データを生成する画像処理部と、
前記撮像素子を第1の方向に遮蔽する後幕を有するフォーカルプレーンシャッタと、
撮影の際に、前記撮像素子の露光量を示すEV(Exposure Value)値が前記第1の方向に所定の傾斜を持つように、前記撮像素子に対して前記電荷のリセットを開始してから完了するまでの電荷リセット時間を設定し、また前記フォーカルプレーンシャッタに対して前記後幕による前記撮像素子の遮蔽を開始してから前記遮蔽を完了するまでの遮蔽時間を設定して、フラッシュ装置の閃光を開始させる閃光開始タイミングに関する指示を出力する制御部と、
を備え、
前記画像処理部は、前記画像データに対して、前記第1の方向と逆方向に、前記EV値の前記所定の前記傾斜の半値以上の傾斜を有する変換特性に基づいてシェーディング補正を行う、
撮像装置。 - 光学系を介して入力した被写体像を撮像して画像信号を生成し、蓄積された電荷をリセット可能な撮像素子と、
前記撮像素子により生成された前記画像信号に所定の処理を行い、画像データを生成する画像処理部と、
前記撮像素子を第1の方向に遮蔽する後幕を有するフォーカルプレーンシャッタと、
撮影の際に、前記撮像素子の露光量を示すEV(Exposure Value)値が前記第1の方向にフラッシュ同調速度に応じた傾斜を持つように、前記撮像素子の少なくとも1走査ライン以上からなるブロック毎の電荷リセットのタイミングを制御し、フラッシュ装置の閃光を開始させる閃光開始タイミングを制御し、前記フォーカルプレーンシャッタに対して前記後幕による前記撮像素子の遮蔽時間を制御する制御部と、
を備えた、撮像装置。 - 前記制御部は、前記第1の方向における前記後幕による遮蔽を開始する側のEV値が、前記第1の方向における前記後幕による遮蔽が完了する側のEV値より必ず小さくなるように、前記傾斜を設定する、
請求項3に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記閃光開始タイミングを、前記撮像素子が前記電荷の前記リセットを完了する電荷リセット完了タイミング以降に設定し、前記閃光開始タイミングを経過した後に前記後幕に対して前記撮像素子の前記遮蔽を開始させる、
請求項2から4のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記後幕による前記遮蔽時間をC秒、
前記閃光開始タイミングから前記フラッシュ装置が前記閃光を終了するタイミングまでの閃光時間をF秒、
前記電荷リセット完了タイミングから前記閃光開始タイミングまでの時間をA秒、
前記撮像素子の前記EV値の前記第1の方向における一端と他端との差をx、
とするとき、
前記制御部は、フラッシュ同調速度におけるTV値TVcが以下の条件
TVc = x/2 - log2(C+F+A)・・・(1)
を満足するように前記撮像素子及び前記フォーカルプレーンシャッタを制御する、
請求項5に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記閃光開始タイミングを、前記電荷リセット完了タイミングと同時に設定する、
請求項1、5、または6のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記撮像素子の前記EV値の前記第1の方向における一端と他端との差は、0.3EV以上、0.45EV以下である、
請求項1から6のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記画像処理部は、前記画像データに対して、前記第1の方向と逆方向に、前記EV値の前記所定の前記傾斜の半値以上の傾斜を有する変換特性に基づいてシェーディング補正を行う、
請求項1、3、4、または請求項2を引用しない5から8のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記撮像素子の前記EV値の前記第1の方向における一端と他端との差は、0.3EV以上、0.9EV以下である、
請求項9に記載の撮像装置。 - 前記フラッシュ装置をさらに備え、
前記制御部は、前記フラッシュ装置に対して前記閃光開始タイミングを設定する、
請求項1から10のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記撮像装置に着脱可能な前記フラッシュ装置と電気的かつ機械的に接続可能な接点を有するホットシューをさらに備え、
前記制御部は、前記ホットシューに対して前記閃光開始タイミングを出力する、
請求項1から11のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記フラッシュ装置と無線通信する通信部をさらに備え、
前記制御部は、前記通信部に対して前記閃光開始タイミングを出力する、
請求項1から12のいずれかに記載の撮像装置。
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