JP7021967B2 - 水力発電装置 - Google Patents
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Description
従来は水力発電装置を水路から引き上げる際、クレーン車、または、大掛かりな引き上げ機構を使用していた。
しかしながら、従来は、クレーン車等を使用し、3人以上で作業し対応していた。
また、i)の水力発電装置の設置の際も、水路は比較的速い流速があり、クレーン車で水力発電装置を水路に投入すると、最初に水没する翼が流速により下流側に流され、水力発電装置全体が下流側に流される、流速により水力発電装置が振動する等、所定の場所に設置することが難しかった。もちろん、この作業も3人以上で対応していた。
前記固定フレームは、この固定フレームを前記水路に固定する固定具を含み、
前記架台は、前記固定フレームに対し、
前記翼車の下端が前記水路の水面より下に位置する水没姿勢と、
前記翼車の全体が前記水路の水面より上に位置する待機姿勢と、に渡って上下に回転可能に支持されている。
前記「水路」の水面は、定められた高さにあるとする。
この水力発電装置の設置時には、翼車を待機姿勢のまま目的地である水路まで運搬する。この水力発電装置の架台には水力発電モジュールが支持されている。前記水路には、予め、固定具により固定フレームが設置されている。水力発電モジュールおよび架台を目的地に到着させた後、翼車の待機姿勢を維持した状態で、固定フレームに架台を支持する。その後、架台を人力により回転させて翼車の下端が前記水路の水面より下に位置する水没姿勢にする。この水没姿勢において、翼車の回転により発電機は発電する。このように水力発電装置を、計画した場所に確実に設置することができる。
この構成によると、操作具により回転機構を操作することで、回転軸と共に架台が回転して、架台が、正確には架台および水力発電モジュールが、翼車が水面より下に位置する水没姿勢と翼車が水面より上に位置する待機姿勢とに切り替わる。操作具は水路の外から手動で操作可能であるため、上記架台の姿勢切り替えを、機械を使用せずに、かつ作業者が水路内に入らずに行うことができる。このため、水路の側壁に落下防止柵が設置されている場合でも、作業者が落下防止柵を乗り越えることなく、架台の姿勢切り替え作業を行うことができる。また、架台の姿勢切り替え作業は、操作具を操作するだけの簡単な作業であるため、少人数、例えば一人でも行うことができる。このため、増水等の緊急時にも、翼車を水路から引き上げることが可能である。
この発明の第1の実施形態に係る水力発電装置を図1ないし図10と共に説明する。
<水力発電装置全体の概略構成について>
図2に示すように、この水力発電装置は、例えば、河川、用水路等の流水のある水路1に設置され、翼車2の回転を受けて発電を行う。水路1は、例えば、それぞれコンクリート等から成る底面部1aおよび両側の側壁面部1bで構成される。この水力発電装置は、水力発電モジュール3と、この水力発電モジュール3を支持する支持装置4とを備える。先ず、水力発電モジュール3について説明し、以下、支持装置4、水力発電装置の設置および引き上げ、作用効果について順次説明する。
図1に示すように、水力発電モジュール3は、翼車2、およびこの翼車2の回転により発電する発電機5を有する。
図2に示すように、翼車2は、水路1の流水中に没する状態で設けられ水力を回転力に変換する。翼車2は、回転軸心L1が流水の流れる方向と平行なプロペラ型である。翼車2は、前記回転軸心L1に設けられるハブ2aと、このハブ2aの外周面から半径方向外方に放射状に延びる複数(例えば5枚)のブレード2bとを有する。図3に示すように、各ブレード2bの先端部は、上流側に向けて傾斜している。
図1に示すように、支持装置4は、固定フレーム10、架台11、発電機台12、回転軸13、回転軸受部14、重錘15、および操作手段16を備える。なお、支持装置4のうち固定フレーム10を除く架台組立体Sa(図9(a))と、水力発電モジュール3とを備えた準組立体As(図9(a))を、固定フレーム10と独立して運搬可能であり、準組立体As(図9(a))が、水路に固定された固定フレーム10に支持される。
図2および図3に示すように、水路1に固定された固定フレーム10に、架台11が回転可能に支持されている。すなわち架台11は、固定フレーム10に対し、翼車2の下端が水路1の水面より下に位置する水没姿勢と、翼車2の全体が水路1の水面より上に位置する待機姿勢(図5~図8)とに渡って回転可能に支持されている。この架台11に、発電機台12等を介して水力発電モジュール3が支持されている。
図2および図3に示すように、各固定具19は、側壁面部1bの側面に沿う立板固定部19aと、この立板固定部19aに繋がり側壁面部1bの上端面に沿う水平固定板部19bとで断面L形状(図2参照)に形成されている。水平固定板部19bには、梁17を固定するための複数(この例では二つ)の雌ねじが形成されている。水路1の一方側の側壁面部1bに二つの固定具19,19が流水の流れる方向A1と平行な方向に離間して配置され、水路1の他方側の側壁面部1bにも二つの固定具19,19が流水の流れる方向A1に平行な方向(以下、「流水方向」と言う)に離間して配置されている。各固定具19および後述する各梁17は、例えば、断面L形のアングル等から形成される。
図1に示すように、前記水没姿勢において、架台本体部24の長手方向両端部が、各梁17の水平板部17bのスペーサ23(図5参照)上に載置されて支持される。
水路に設置される水力発電装置を、図5に示す待機姿勢の荷姿で目的地である水路まで運搬する。この運搬時に、水路に設置する固定フレーム10と同じものを荷台として利用できる。運搬時には、各操作手段16を、棒収容部22に収容すると共に第1の棒挿入部材28に挿入する。この操作手段16により翼車2の各ブレード2bは水平状態(待機姿勢)を維持する。
操作手段16を第1,第2の棒挿入部材28,29から引き抜く。この操作手段16を反対側から架台11の第1の棒挿入部材28のみに差し込み、操作手段16により架台11を前記と逆向きに回転させて翼車2を水路から引き上げる。各ブレード2bを水平状態にした後、操作手段16の下端を棒収容部22に差し込む。これにより、水路の流速に阻害されることなく、所望のメンテナンスを行うことができる。
緊急時は、前述のメンテナンス時と同様に翼車2を引き上げてもよいが、把持部16aが操作手段16に対し着脱可能である場合、次のように引き上げてもよい。すなわち、把持部16aを操作手段16から外した後、操作手段16を第1,第2の棒挿入部材28,29の側に押し込み、第2の棒挿入部材29を突き抜けさせて、第1の棒挿入部材28のみで係止させる。そして、この操作手段16により架台11を回転させて翼車2を水路から引き上げる。この場合、第1,第2の棒挿入部材28,29の各挿入穴に前述の樹脂製摺動材等をそれぞれ貼付してあると、操作手段16との摺動抵抗が低減し、操作手段16をスムーズに動かすことができる。この引き上げ方法は、緊急時では、迅速な対応が求められるため有効である。
以上説明した水力発電装置によれば、固定フレーム10に対し、水没姿勢と待機姿勢とに渡って、架台11が上下に回転可能に支持されているため、次のように使用することができる。
この水力発電装置の設置時には、翼車2を待機姿勢のまま目的地である水路1まで運搬する。この水力発電装置の架台11には水力発電モジュール3が支持されている。水路1には、予め、固定具19により固定フレーム10が設置されている。水力発電モジュール等を目的地に到着させた後、翼車2の待機姿勢を維持した状態で、固定フレーム10に架台11を支持する。その後、架台11を人力により回転させて翼車2の下端が水路1の水面より下に位置する水没姿勢にする。水没姿勢において、翼車2の回転により発電機5は発電する。このように水力発電装置を、計画した場所に確実に設置することができる。
以下の説明においては、各実施の形態で先行して説明している事項に対応している部分には同一の参照符号を付し、重複する説明を略する。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、特に記載のない限り先行して説明している形態と同様とする。同一の構成から同一の作用効果を奏する。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
以下、図11~図14を用いて説明する。
水路に設置される水力発電装置を、図14に示す待機姿勢の荷姿で目的地である水路まで運搬する。この運搬時に、図13に示す水路に設置する固定フレーム10と同じものを荷台として利用できる。運搬時には、操作手段16を用い翼車2の各ブレード2bを水平状態(待機姿勢)にし、第2のかんぬき部品33の棒33bをスライドさせ第1のかんぬき部品32の嵌合穴32aに嵌合することにより待機姿勢を維持する。なお水路に設置すべき固定フレーム10そのものを備えた水力発電装置を運搬しても良い。
操作手段16を支持し、第2のかんぬき部品33の棒33bをスライドさせ、第1のかんぬき部品32の嵌合穴32bから抜き、操作手段16により架台支持部25を前記と逆向きに回転させて翼車2を水路から引き上げる。各ブレード2bを水平状態にした後、操作手段16を支持しつつ、第2のかんぬき部品33の棒33bをスライドさせ、第1のかんぬき部品32の嵌合穴32aに嵌合する(図12参照)。これにより、水路の流速に阻害されることなく所望のメンテナンスを行うことができる。なお、この形態は例示であって制限的なものではない。
第2の実施形態の水力発電装置によれば、蝶番31を用いた構成により回転軸13(図1)等を省けるため、軽量化・コンパクト化が図られる。また架台11を水没姿勢・待機姿勢の両姿勢で保持する第1,第2のかんぬき部品32,33を含むかんぬき構造が設けられたため、棒収容部22、および第1,第2の棒挿入部材28,29(図1)が不要となり、前述の実施形態よりも構造を簡単化できる。これによりコスト低減を図ることが可能となる。
なお、この実施形態においても、架台支持部25,25の長手方向他端部に重錘15(図1)を備えても良い。
第1の実施形態の水力発電装置は、水力発電モジュール3を引き上げた場合、水力発電モジュール3を水平姿勢である待機姿勢に保持するため、操作手段16の一端を筒状の棒収容部22に差し込んで固定する。これにより、待機姿勢にある水力発電モジュール3の重量が支えられる。
図15~図17はこの発明の第3の実施形態に係る水力発電装置の正面図、右側面図、および平面図である。この水力発電装置は、例えば河川、用水路等の流水のある水路1に設置され、流水の力で発電を行う。水は、水路1内を図16、図17の矢印の方向に流れる。図15に示すように、水路1は、底面部1aと両側の側壁面部1bとからなる断面U字状である。底面部1aおよび側壁面部1bは、例えばコンクリートにより一体に形成されている。側壁面部1bの上に、安全確保のために落下防止柵1cが設置される場合がある。
水力発電モジュール103は、使用時に流水中に没する状態で設けられる翼車105と、流水の上方に設けられる発電機106とを有する。水流を受けて翼車105が水力を回転力に変換し、その翼車105の回転により発電機106が発電する。図の例の翼車105は、回転軸心L(図16)が水路長さ方向と平行なプロペラ型である。翼車105は、前記回転軸心Lに設けられるハブ105aと、このハブ105aの外周面から半径方向外側に放射状に延びる複数枚(例えば5枚)のブレード105bとを有する。
図15~図17において、支持装置110は、水路1に固定の固定部110aと、この固定部110aに対して水力発電モジュール103と共に水路1の幅方向の軸心回りに回転可能な回転部110bとを有する。他に、固定部110aに対して回転部110bを回転させる回転機構111A、およびこの回転機構111Aを操作する操作具112Aを有する。
第2の固定具116の上面部には、水路幅方向に長いボルト締結用の長孔116aが複数設けられている。この長孔116aに挿通した固定ボルト122を、第1の固定具115の上面部に設けられたねじ孔(図示せず)にねじ込むことにより、第2の固定具116を第1の固定具115に固定する。長孔116aに挿通される固定ボルト122の位置を変えることで、水路両側の第2の固定具116の間隔を水路1の幅に合わせて調整することができる。また、第2の固定具116の側面部に位置決めボルト123が螺着され、その先端を第1の固定具115の側面部に当接させることで、第1の固定具115と第2の固定具116の水路幅方向の間隔を一定に保持する。
回転機構111Aは、どちらか一方の側壁面部1bの側(例えば右岸、図15の右側)に設けられ、回転軸135を回転させることで、固定部110aに対して回転部110bを回転させる。この実施形態の回転機構111Aは、操作具112Aの回転動作を回転軸135の軸心回りの回転動作に変換して回転軸135に伝達する手段としてウォームギヤ140が用いられている。
水力発電装置は、図18に示す待機姿勢の荷姿で水路1の設置場所まで運搬される。この運搬時、固定フレーム114の第1の固定具115が運搬車両の荷台に接触するように、そのまま水力発電装置を載せればよい。このため、水力発電装置を載せる台が不要である。運搬時、回転機構111Aの摩擦力により、姿勢変更可能部101が待機姿勢に維持される。
メンテナンス時や緊急時には、操作軸141に操作具112Aを取り付け、その操作具112Aを設置時とは逆向きに操作する。操作軸141に引上げ方向の回転を規制するラチェット機構が配置されている場合は、そのラチェット機構の機能を解除してから操作具112Aを操作する。それにより、姿勢変更可能部101が水路1から引き上げられて、図18に示す待機姿勢となる。操作具112Aの操作は、落下防止柵1c越しに水路1の外から行うことができる。回転軸135に、過回転防止のストッパ(図示せず)を設けておけば、姿勢変更可能部101を待機姿勢に確実に保持できる。
以上説明した水力発電装置によると、操作具112Aにより回転機構111Aを操作することで、回転軸135と共に架台130が回転して、架台130(姿勢変更可能部101)が水没姿勢と待機姿勢とに切り替わる。操作具112Aは水路1の外から手動で操作可能であるため、上記姿勢変更可能部101の姿勢切り替えを、機械を使用せずに、かつ作業者が水路1内に入らずに行うことができる。このため、水路1の側壁面部1bに落下防止柵1cが設置されている場合でも、作業者が落下防止柵1cを乗り越えることなく、姿勢変更可能部101の姿勢切り替え作業を行うことができる。また、姿勢変更可能部101の姿勢切り替え作業は、操作具112Aを操作するだけの簡単な作業であるため、少人数、例えば一人でも行うことができる。このため、増水等の緊急時にも、姿勢変更可能部101を水路1から引き上げることが可能である。
図19~図22はこの発明の第4の実施形態に係る水力発電装置の正面図、右側面図、左側面図、および平面図である。この第4の実施形態は、第2の実施形態と比べて回転機構111Bおよび操作具112Bの構成が異なる。つまり、この実施形態の回転機構111Bは、操作具112Bの回転動作を回転軸135の回転動作に変換して回転軸135に伝達する手段として滑りねじ150が用いられている。また、操作具112Bは、操作具112Aと同様に、ハブ112aから複数本(4本)の取っ手112bが放射状に延びる形状であるが、操作具112Aと異なり、水路長さ方向の軸心回りに回転操作するようになっている。これら回転機構111Bおよび操作具112Bは、第3の実施形態と異なり、水路1の左岸(図19の左側)に設けられている。
他は、第1の実施形態と同じである。
図23~図26はこの発明の第5の実施形態に係る水力発電装置の正面図、右側面図、左側面図、および平面図である。この第5の実施形態は、第4の実施形態と比べて操作具112Cが異なる。つまり、第4の実施形態の操作具112Bが回転操作するのに対し、第5の実施形態の操作具112Cは、水路長さ方向に往復操作するようになっている。操作具112Cとねじ軸151の連結部には、操作具112Cの往復運動を回転運動に変換してねじ軸151に伝達するノッチ機構160が設けられている。
他は、回転機構111Cを含め、第4の実施形態と同じである。
2…翼車
3…水力発電モジュール
5…発電機
10…固定フレーム
11…架台
13…回転軸
14…回転軸受部
15…重錘
16…操作手段
19…固定具
27…樹脂製摺動材
31…蝶番
103…水力発電モジュール
105…翼車
106…発電機
111A,111B,111C…回転機構
112A,112B,112C…操作具
114…固定フレーム
130…架台
135…回転軸
140…ウォームギヤ
145…ラチェット機構
150…滑りねじ(ボールねじ)
160…ノッチ機構
Claims (13)
- 水力を回転力に変換する翼車、およびこの翼車の回転により発電する発電機を有する水力発電モジュールと、この水力発電モジュールを支持する架台と、水路に固定されて前記架台を支持する固定フレームとを備えた水力発電装置において、
前記固定フレームは、この固定フレームを前記水路に固定する固定具を含み、
前記架台は、前記固定フレームに対し、
前記翼車の下端が前記水路の水面より下に位置する水没姿勢と、
前記翼車の全体が前記水路の水面より上に位置する待機姿勢と、に渡って上下に回転可能に支持されており、
前記固定フレームに対して前記架台を回転させる操作手段を備え、この操作手段は、前記架台および前記固定フレームに着脱自在である水力発電装置。 - 請求項1に記載の水力発電装置において、前記操作手段が前記架台および前記固定フレームに装着されたとき、前記操作手段は、前記架台を前記水没姿勢および前記待機姿勢のいずれか一方に保持する水力発電装置。
- 請求項1または請求項2に記載の水力発電装置において、前記架台の回転軸心に対して、前記架台の前記水力発電モジュールと反対側に設けられた重錘を備えた水力発電装置。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の水力発電装置において、前記架台に一体に設けられ前記固定フレームに対し前記架台を回転させる回転軸と、この回転軸を回転自在に支持し、前記固定フレームに着脱自在に設けられる回転軸受部とを備えた水力発電装置。
- 請求項4に記載の水力発電装置において、前記回転軸受部は、前記回転軸と接触する面に樹脂製摺動材を備えている水力発電装置。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の水力発電装置において、前記架台は、前記固定フレームに対して蝶番により前記上下に回転可能に連結された水力発電装置。
- 請求項1に記載の水力発電装置において、前記架台に固定され、かつ前記固定フレームに対し回転自在な水路の幅方向に延びる回転軸と、この回転軸を前記固定フレームに対して回転させる回転機構と、この回転機構を前記水路の外から手動で操作可能な操作具とを備え、
前記架台は、前記回転軸と共に回転することにより、前記水没姿勢と前記待機姿勢との範囲内で姿勢変更可能である水力発電装置。 - 請求項7に記載の水力発電装置において、前記回転機構は、ウォームギヤにより、前記操作具の動作を前記回転軸の軸心回りの回転動作に変換して前記回転軸に伝達する水力発電装置。
- 請求項7に記載の水力発電装置において、前記回転機構は、滑りねじにより、前記操作具の動作を前記回転軸の軸心回りの回転動作に変換して前記回転軸に伝達する水力発電装置。
- 請求項7に記載の水力発電装置において、前記回転機構は、ボールねじにより、前記操作具の動作を前記回転軸の軸心回りの回転動作に変換して前記回転軸に伝達する水力発電装置。
- 請求項7ないし請求項10のいずれか1項に記載の水力発電装置において、前記回転機構は、前記架台が前記待機姿勢から前記水没姿勢へ姿勢変更する方向に前記回転軸が回転することを規制するラチェット機構を有する水力発電装置。
- 請求項7ないし請求項11のいずれか1項に記載の水力発電装置において、前記操作具は前記水路の長さ方向に往復操作されるものであり、この操作具の動作を前記回転機構に伝達するノッチ機構を有する水力発電装置。
- 請求項7ないし請求項12のいずれか1項に記載の水力発電装置において、前記回転機構の構成部品に耐食性を有する材料が用いられている水力発電装置。
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