JP7021145B2 - 真空弁 - Google Patents
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Description
液晶パネル製造工程においては、液晶パネル製造用チャンバと配管により連通する真空ポンプが常時運転をしているが、液晶パネル製造用チャンバ内の真空排気を行うときを除いて、配管上の真空弁が閉弁状態であるため、真空ポンプによる液晶パネル製造用チャンバ内の気体の吸引は行われない。
液晶パネル製造用チャンバ内の真空排気を行うときには、真空弁を開弁する。すると、液晶製造用チャンバ内の気体が真空ポンプにより吸引される。液晶パネル製造用チャンバ内の真空圧力を100Paまで減圧されると、真空弁を閉弁し、液晶製造用チャンバ内でガラス基板の貼り付けが行われる。サイクルタイムは、小型の液晶で約20秒、大型の液晶で約60秒である。ここで、真空弁には、例えば、特許文献1に開示されるような真空弁が用いられる。
同様の構成を持って複数の液晶パネル製造ラインを設置する場合、工場のレイアウトの関係で液晶パネル製造ラインの設置スペースが制限され、全ての液晶パネル製造ラインにおいて、液晶パネル製造用チャンバと真空ポンプの間の配管の長さを同一にすることができない場合がある。配管のコンダクタンスは、管の長さにも影響を受けるため、所定の真空圧力まで減圧するための所要時間が液晶パネル製造ライン毎に異なってくるという問題が生じていた。
液晶パネル製造のサイクルタイムは、小型の液晶で20秒、大型の液晶であっても60秒と短い。このような状況の中、減圧のための時間が数秒でも異なると、その時間が累積し、生産効率に悪影響を与える可能性がある。
しかし、当該真空弁は、ストローク調整部材の位置を調整することで、弁体のストロークの微調整、すなわち弁開度の微調整を行うことができるが、当該微調整は、弁体の最大弁開度を調整するものでなく、緩速排気状態における弁体の開度を調整するものであるため、全ての液晶パネル製造ラインにおいて減圧にかかる所要時間の均一化を図ることができるとしても、全ての液晶パネル製造ラインの真空弁を緩速排気状態にしなければならず、所定の真空圧力まで達する時間が却って長くなる。
また、手動弁を用いてライン毎に調整を行うことも考えられるが、複数の液晶パネル製造ラインに設置された弁を全て手動で制御することは迂遠であり、却って生産効率に悪影響を与えるおそれがある。
(1)シリンダ部と弁部とが連結してなる真空弁であって、シリンダ部内に摺動可能に保持されるピストンにより、シリンダ部と弁部とにピストンの摺動方向に沿って挿通される主軸が駆動され、主軸が駆動されることで、弁部において主軸に連結される弁体の開弁動作が行われる真空弁において、ピストンは、シリンダ部内において、弁部側の第1位置と、弁部側とは反対の第2位置と、の間を一定のストロークをもって摺動すること、ピストンは、主軸を駆動するための押圧部を備えること、主軸は、ピストンの摺動方向に位置の調整が可能な被押圧部を備えること、被押圧部が、第1位置から第2位置に摺動するピストンの押圧部に押圧されることによってのみ、主軸が開弁方向に駆動され、ピストンが、第2位置に位置したとき、弁体は、最大弁開度となること、被押圧部の位置の調整がされることで、弁体が閉弁状態における、被押圧部と、押圧部と、の間の距離が調整可能であり、弁体の最大弁開度が調整可能であること、ピストンは、第1位置から第2位置まで摺動するとき、被押圧部に当接するまで単独で移動すること、を特徴とする。
(2)(1)に記載の真空弁において、被押圧部は、主軸に結合されるストローク調整部材により形成されること、ストローク調整部材は、主軸に螺合されており、ストローク調整部材の主軸における結合位置は、ピストンの駆動方向に、無段階に調整が可能であること、を特徴とする。
(1)シリンダ部と弁部とが連結してなる真空弁であって、シリンダ部内に摺動可能に保持されるピストンにより、シリンダ部と弁部とにピストンの摺動方向に沿って挿通される主軸が駆動され、主軸が駆動されることで、弁部において主軸に連結される弁体の開弁動作が行われる真空弁において、ピストンは、シリンダ部内において、弁部側の第1位置と、弁部側とは反対の第2位置と、の間を一定のストロークをもって摺動すること、ピストンは、主軸を駆動するための押圧部を備えること、主軸は、ピストンの摺動方向に位置の調整が可能な被押圧部を備えること、被押圧部が、第1位置から第2位置に摺動するピストンの押圧部に押圧されることによってのみ、主軸が開弁方向に駆動され、ピストンが、第2位置に位置したとき、弁体は、最大弁開度となること、被押圧部の位置の調整がされることで、弁体が閉弁状態における、被押圧部と、押圧部と、の間の距離が調整可能であり、弁体の最大弁開度が調整可能であること、を特徴とするので、弁体の最大弁開度の調整をすることで真空弁のコンダクタンスを調整することができ、複数の製造ラインにおいて所定の真空圧力まで減圧するための所要時間を均一化することが可能である。
そして、被押圧部の位置は、ピストンの駆動方向に調整可能であるため、閉弁状態において、被押圧部とピストンとの距離を調整することができる。押圧部が被押圧部を押圧するときに開弁動作が開始されるため、被押圧部と押圧部との距離が離れるほど、ピストンが開弁方向への駆動を開始してから、押圧部が被押圧部に当接し、押圧を開始するまでのピストン単独の駆動距離が長くなる。
ピストンは、シリンダ部内において一定のストロークをもって摺動するため、ピストン単独で駆動される距離の分だけ、主軸が駆動される距離が短くなり、これに合わせて弁体の最大弁開度もピストンが単独で駆動される距離の分だけ小さくなる。一方で、閉弁状態において、被押圧部の位置を、ピストンの押圧部と接触する位置に調整しておけば、ピストンが開弁方向に駆動されると同時に被押圧部の押圧が開始される。よって、ピストンの、シリンダ部内におけるストロークが、主軸および弁体の駆動距離となり、弁体の最大弁開度が最大となる。
このように、被押圧部の位置を調整することで、弁体の最大弁開度を調整することができる。最大弁開度を調整することで真空弁のコンダクタンスを調整することができ、真空弁のコンダクタンスを調整することで、液晶パネル製造用チャンバと真空ポンプとを連通する配管のコンダクタンスと、真空弁のコンダクタンスとの合成コンダクタンスを調整することが可能である。
このように、複数の液晶パネル製造ラインにおいて、全ての液晶パネル製造ラインにおいて減圧にかかる所要時間の均一化を図ることができる。
図1乃至図4に示すように、真空弁1は、図中下方の弁部Xと図中上方のシリンダ部Yとが連結して構成されている。
シリンダチューブ20は、押し出し加工などにより成形されたアルミ等の金属製パイプを所定長に切断したものである。
図1乃至4に示すように、シリンダチューブ20の上端側開口部は上蓋22により閉塞されており、上蓋22は、シリンダチューブ20の上端側開口部内周面に設けられた溝に配置されるCリング32により、軸方向にがたつかないように保持されている。
シリンダチューブ20の下端側開口部は底蓋21により閉塞されており、底蓋21は、シリンダチューブ20の下端側開口部内周面に設けられた溝に配置されるCリング28により、軸方向にがたつかないように保持されている。
底蓋21の下端側には、主軸11の上下運動を案内するパイプ部21bが延設され、該パイプ部21bは、後述するバルブボディ2の内部へ挿入されている。
上蓋22と、仕切板23と、シリンダチューブ20の内壁とにより、ピストン室24が形成されており、仕切板23の図中上端面が、ピストン室24の弁部側内面241を形成し、上蓋22の図中下端面が、ピストン室24の反弁部側内面242を形成している。そして、ピストン室24にはピストン26が摺動可能に装填されている。
上室24Aは、上蓋22に形成された貫通孔22aを介して外気に連通している。ピストン26には、軸部26aが下端面から軸方向に延設されている。ピストン26は、その軸部26aが仕切板23の中心部に形成された保持孔23aに摺動可能に挿通されている。
下室24Bは、シリンダチューブ20の内壁とピストン26の外周面との間に備えられた弾性部材33と、軸部26aと仕切板23の内周面との間に備えられた弾性部材34と、によって気密状態に保たれている。従って、操作エアが、操作ポート29から下室24Bに供給されると、ピストン26は、ピストン室24の弁部側内面241に接している第1位置から、反弁部側内面242に接している第2位置までの間を一定のストロークをもって摺動する。つまり、操作エアが下室24Bに供給されると、下室24B内の圧力が上昇し、ピストン26が、ピストン室24内を図中上方向(開弁方向)に押し上げられる。押し上げられるピストン26の上限位置(第2位置)は、ピストン26の上端面が、反弁部側内面242に当接した位置である。そして、開弁方向に押し上げられるピストン26の押圧部26cが、後述するストローク調整部材38の被押圧部38aに当接し、開弁方向に押圧すると、ストローク調整部材38が開弁方向に押し上げられる。ストローク調整部材38が押し上げられるのに連動して、ストローク調整部材38と連結されている主軸11が開弁方向に駆動する。
ストローク調整部材38の下限位置は、ピストン26が弁部側内面241に当接する下限位置(第1位置)にある場合に、ピストン26の押圧部26cに、ストローク調整部材38の被押圧部38aが突き当たるまで調整ネジ部11dにねじ込まれた位置である。一方、調整ネジ部11dより上端側に抜け止め40が取り付けられており、ストローク調整部材38が、抜け止め40により上方向の移動を制限される位置が、上限位置である。ストローク調整部材38は、最下点位置と最上点位置の間で、位置を無段階に調整することができ、任意の位置で、止めネジ39によって主軸11に対して位置決め固定することができる。
図1乃至図4に示すように、弁部Xを構成するバルブボディ2の側方にはチャンバポート3が突設されており、チャンバポート3には、液晶パネル製造用チャンバ42が配管44を介して接続される。バルブボディ2の下方には、ポンプポート4が突設されており、ポンプポート4には、真空ポンプ43が配管45を介して接続される。
バルブボディ2は、ポンプポート4側の弁孔5の入口に、弁座6が平らな面で形成されており、弁体7が弁座6に当接・離間可能に配設されている。
このような構成からなる真空弁1では、以下のような作用によって真空排気が行われる。弁閉時、真空弁1は、図1に示すように弁体7の環状シール部材10が弁座6に当接し、弁孔5が遮断された状態にある。これは、弁体7が復帰バネ41の弾性力のみによって下方へと付勢されているからである。そして、チャンバポート3に接続された液晶パネル製造用チャンバ42の真空排気を行う場合には、次のような動作が行われる。
液晶パネル製造装置を製作する場合で、同様の構成を持って複数の液晶パネル製造ライン50を設置する場合、工場のレイアウトの関係で液晶パネル製造ライン50の設置スペースが制限され、全ての液晶パネル製造ライン50において、液晶パネル製造用チャンバ42と真空ポンプ43の間の配管44,45の長さを同一にすることができない場合がある。配管44,45のコンダクタンスは、配管44,45の長さにも影響を受けるため、所定の真空圧力まで減圧するための所要時間が液晶パネル製造ライン50毎に異なってくるという問題が生じていた。全ての液晶パネル製造ライン50の減圧のための所要時間の均一化を図るために、液晶パネル製造ライン50毎に真空弁1のコンダクタンスを任意に設定する必要がある。
真空弁1のコンダクタンスを任意に設定するためには、弁開度を調整することが必要である。真空弁1は、ストローク調整部材38を、主軸11の中心軸を中心にして、所定の方向に回転させることにより弁体7のストロークを調整し、真空排気時の流量を目標流量に設定することが可能である。
ストローク調整部材38が押圧を開始されると、ストローク調整部材38が結合されている主軸11が開弁方向に駆動することとなる。すると、その主軸11に固定された弁体7は、復帰バネ41の付勢力に抗して上昇し、弁開状態となり、ピストン26の上端面が、反弁部側内面242に当接したときが、弁体7の最大弁開度である。このときの弁体7の開弁方向への移動量は、ピストン26の移動量に等しい。
複数の液晶パネル製造ライン50において、液晶パネル製造ライン50毎に、所定の真空圧力まで達する時間と圧力とを見ながら上記合成コンダクタンスを調整し、全ての液晶パネル製造ライン50において減圧にかかる所要時間の均一化を図ることができる。
このように最大弁開度を微調整することができれば、配管44,45の径や液晶パネル製造用チャンバ42のサイズの公差によるばらつきに起因する液晶パネル製造ライン50毎の、減圧にかかる所要時間のばらつきを解消できる。
図7(a)中の液晶パネル製造ライン50A,50Bは、液晶パネル製造ライン50A,50Bのそれぞれの真空弁1のストローク調整部材38の位置を同一とし、弁開度を最大とした場合のグラフである
このグラフより、液晶パネル製造ライン50Aの液晶パネル製造用チャンバ42の方が、液晶パネル製造ライン50Bの液晶パネル製造用チャンバ42に比べて、減圧される速度が速いことが分かる。この速度の差は、配管44,45の長さの違いや、液晶パネル製造用チャンバ42のサイズの公差によるばらつきなどから生じる。
そして、液晶パネル製造ライン50Aの真空弁1のストローク調整部材38の位置を調整し、液晶パネル製造ライン50Aの液晶パネル製造用チャンバ42が減圧される速度を、液晶パネル製造ライン50Bの液晶パネル製造用チャンバ42が減圧される速度に合わせたものが、図7(b)に表すグラフである。このように、真空弁1のストローク調整部材38の位置を調整することで、複数の液晶パネル製造ライン50において、減圧にかかる所要時間の均一化を図ることができる。
(1)シリンダ部Yと弁部Xとが連結してなる真空弁1であって、シリンダ部Y内に摺動可能に保持されるピストン26により、シリンダ部Yと弁部Xとにピストン26の摺動方向に沿って挿通される主軸11が駆動され、主軸11が駆動されることで、弁部Xにおいて主軸11に連結される弁体7の開弁動作が行われる真空弁1において、ピストン26は、シリンダ部Y内において、弁部X側の第1位置と、弁部X側とは反対の第2位置と、の間を一定のストロークをもって摺動すること、ピストン26は、主軸11を駆動するための押圧部26cを備えること、主軸11は、ピストン26の摺動方向に位置の調整が可能な被押圧部38aを備えること、被押圧部38aが、第1位置から第2位置に摺動するピストン26の押圧部26cに押圧されることによってのみ、主軸11が開弁方向に駆動され、ピストン26が、第2位置に位置したとき、弁体7は、最大弁開度となること、被押圧部38aの位置の調整がされることで、弁体7が閉弁状態における、被押圧部38aと、押圧部26cと、の間の距離が調整可能であり、弁体7の最大弁開度が調整可能であること、を特徴とするので、最大弁開度の調整をすることで真空弁1のコンダクタンスを調整することができ、複数の液晶パネル製造ライン50において所定の真空圧力まで減圧するための所要時間を均一化することが可能である。
そして、被押圧部38cの位置は、ピストン26の駆動方向に調整可能であるため、閉弁状態において、被押圧部38cとピストン26との距離を調整することができる。押圧部26cが被押圧部38aを押圧するときに開弁動作が開始されるため、被押圧部38aと押圧部26cとの距離が離れるほど、ピストン26が開弁方向への駆動を開始してから、押圧部26cが被押圧部38aに当接し、押圧を開始するまでのピストン26単独の駆動距離が長くなる。
ピストン26は、シリンダ部Y内において一定のストロークをもって摺動するため、ピストン26単独で駆動される距離の分だけ、主軸11が弁開方向に駆動される距離が短くなり、これに合わせて弁体7の最大弁開度もピストン26が単独で駆動される距離の分だけ小さくなる。一方で、閉弁状態において、被押圧部38cの位置を、ピストン26の押圧部26cと接触する位置に調整しておけば、ピストン26が開弁方向に駆動されると同時に被押圧部38aの押圧が開始される。よって、ピストン26の、シリンダ部Y内におけるストロークが、主軸11および弁体7の駆動距離となり、弁体7の最大弁開度が最大となる。
このように、被押圧部38aの位置を調整することで、弁体7の最大弁開度を調整することができる。最大弁開度を調整することで真空弁1のコンダクタンスを調整することができ、真空弁1のコンダクタンスを調整することで、液晶パネル製造用チャンバ42と真空ポンプ43とを連通する配管44,45のコンダクタンスと、真空弁1のコンダクタンスとの合成コンダクタンスを調整することが可能である。
複数の液晶パネル製造ライン50において、液晶パネル製造ライン50毎に、上記合成コンダクタンスを調整し、全ての液晶パネル製造ライン50において減圧にかかる所要時間の均一化を図ることができる。
例えば、調整ネジ部11dのピッチを0.5mmとしているが、これに限定されるものではない。
7 弁体
11 主軸
26 ピストン
26c 押圧部
38a 被押圧部
X 弁部
Y シリンダ部
Claims (2)
- シリンダ部と弁部とが連結してなる真空弁であって、前記シリンダ部内に摺動可能に保持されるピストンにより、前記シリンダ部と前記弁部とに前記ピストンの摺動方向に沿って挿通される主軸が駆動され、前記主軸が駆動されることで、前記弁部において前記主軸に連結される弁体の開弁動作が行われる真空弁において、
前記ピストンは、前記シリンダ部内において、前記弁部側の第1位置と、前記弁部側とは反対の第2位置と、の間を一定のストロークをもって摺動すること、
前記ピストンは、前記主軸を駆動するための押圧部を備えること、
前記主軸は、前記ピストンの摺動方向に位置の調整が可能な被押圧部を備えること、
前記被押圧部が、前記第1位置から前記第2位置に摺動する前記ピストンの前記押圧部に押圧されることによってのみ、前記主軸が開弁方向に駆動され、前記ピストンが、前記第2位置に位置したとき、前記弁体は、最大弁開度となること、
前記被押圧部の位置の調整がされることで、前記弁体が閉弁状態における、前記被押圧部と、前記押圧部と、の間の距離が調整可能であり、前記弁体の前記最大弁開度が調整可能であること、
前記ピストンは、前記第1位置から前記第2位置まで摺動するとき、前記被押圧部に当接するまで単独で移動すること、
を特徴とする真空弁。 - 請求項1に記載の真空弁において、
前記被押圧部は、前記主軸に結合されるストローク調整部材により形成されること、
前記ストローク調整部材は、前記主軸に螺合されており、前記ストローク調整部材の前記主軸における結合位置は、前記ピストンの駆動方向に、無段階に調整が可能であること、
を特徴とする真空弁。
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Citations (2)
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2019
- 2019-03-29 JP JP2019065201A patent/JP7021145B2/ja active Active
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