JP2005076829A - 真空調圧用バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】 弁部材が弁座を開放したときの開度即ち弁開度の調節が可能な真空調圧用バルブを得る。
【解決手段】 2つのメインポートを結ぶ流路13中の弁座14と、この弁座14を開閉する弁部材15と、この弁部材15から延びる弁シャフト20と、この弁シャフト20の先端に取り付けられたピストン32とを有する調圧用バルブに、上記ピストン32の背面に先端が当接する調節軸41と、この調節軸41を任意の位置まで無段階に前後進駆動可能な駆動機構42とを有する弁開度調節部3を付設し、上記駆動機構42で上記調節軸41を変位させてピストン32の動作位置を規定することにより、上記弁部材15の開度を設定する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、理化学機械等において化学反応用の真空チャンバの減圧などに使用する真空調圧用バルブに関するものである。
例えば半導体の製造装置においては、エッチングなどの化学処理が真空チャンバ内で行われるが、このとき真空チャンバの減圧には真空ポンプが使用され、これらの真空ポンプと真空チャンバとを結ぶ外部流路の開閉に調圧用バルブが用いられている。この調圧用バルブは、例えば特許文献1に記載されているように、真空ポンプと真空チャンバとに接続される2つのポートと、これらのポート同士を結ぶ内部流路と、この内部流路中に形成された弁座と、この弁座を開閉する弁部材と、この弁部材を開閉操作するピストンとを有していて、該ピストンのストロークがそのまま、上記弁部材が弁座を開放したときの弁開度となっている。
ところが、上記真空チャンバの容量や真空ポンプの減圧能力などはいつも一定であるとは限らず、様々に異なる場合も多く、このような場合には、条件に合わせてバルブの開度を調節したいという要求は多い。また、真空チャンバ内の真空度は反応ガスの供給などによって変化するため、その変化分を補償してチャンバ内を必要な真空度に維持する必要があるが、このとき、バルブが常に全開状態のままでその開度が調節できないと、排気流量の調節がきかないため、補償の精度が悪くなる。
特開平8−178126号公報
本発明の技術的課題は、弁部材が弁座を開放したときの開度即ち弁開度の調節が可能な真空調圧用バルブを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の真空調圧用バルブは、真空チャンバ及び真空ポンプに接続するための第1メインポート及び第2メインポートと、これら両メインポートを結ぶ流路と、該流路中に上記第1メインポートの回りを取り囲むように位置する弁座とを備えたバルブハウジング、上記バルブハウジング内において上記弁座を開閉する弁部材と、この弁部材から上記バルブハウジングの軸線方向に延びて先端がシリンダ部に達する弁シャフトと、上記弁部材を弁座の閉鎖方向に向けて付勢する復帰ばね、上記弁シャフトの先端に取り付けられたピストンと、このピストンに上記弁部材が開放する方向の流体圧を作用させる受圧室と、この受圧室にパイロット流体を供給するためのパイロットポートとを有する上記シリンダ部、上記ピストンの背面に先端が当接する調節軸と、この調節軸を任意の位置まで無段階に前後進駆動可能な駆動機構とを有し、該駆動機構で上記調節軸を変位させてピストンの動作位置を規定することにより上記弁部材の開度を設定する弁開度調節部、を有することを特徴とするものである。
上記構成を有する調圧用バルブにおいて、上記弁部材により弁座を開放するときは、シリンダ部の受圧室内にパイロット流体を供給することによりピストンを動作させ、弁シャフトを介して弁部材を開放方向に変位させる。このとき同時に、上記駆動機構で上記調節軸を必要な位置まで変位させると、ピストンがこの調節軸に当接してその位置に停止するため、弁部材もそれに応じた開放位置に停止し、上記調節軸の位置に応じた弁開度に設定される。この弁開度は、上記駆動機構で調節軸を必要な位置まで前進または後退させることにより、無段階に調整することができる。
本発明の具体的な構成態様によれば、上記駆動機構が、電動式のモーターと、このモーターの出力軸の正逆回転運動を往復直進運動に変換する変換機構とを有していて、この変換機構に上記調節軸が連結されている。
本発明の更に具体的な構成態様によれば、上記変換機構が、上記モーターの出力軸に連結されて回転する螺子棒と、この螺子棒に非回転の状態で該螺子棒の軸線方向には変位自在なるように螺着されたナット部材とからなっていて、このナット部材に上記調節軸の基端部が連結され、該調節軸の先端は自由端となって、上記ピストンに接離自在に当接している。
また、本発明によれば、上記弁開度調節部が、上記調節軸の変位量を測定可能なセンサーを有していて、このセンサーからの検出信号に基づいて上記駆動機構で調節軸が位置制御される。
本発明においては更に、上記バルブハウジングにおける第1メインポートとは反対側の端部に、上記シリンダ部と弁開度調節部とが直列に接続されていて、上記弁座と、弁部材及び弁シャフトと、ピストンと、調節軸とが、同一軸線上に位置している。
本発明によれば、ピストンの動作位置を規定する調節軸と、この調節軸を必要な変位量だけ無段階に前後進駆動可能な駆動機構とからなる弁開度調節部を設けたことにより、弁部材が弁座を開放したときの開度即ち弁開度を、必要な大きさに精度良く設定しかつ調節することができる。
図1及び図2は、本発明に係る真空調圧用バルブの好ましい代表的な一実施形態を示すものである。このバルブは、流路13を開閉する弁部材15を備えた弁主体部1と、上記弁部材15を開閉操作するシリンダ部2と、上記弁部材15の開度を設定する弁開度調節部3とからなっていて、これらの弁主体部1とシリンダ部2と弁開度調節部3とが、バルブの軸線Lに沿って直列に結合されている。
上記弁主体部1は、実質的に円柱状又は角柱状をした中空のバルブハウジング10を有している。このバルブハウジング10には、真空チャンバ5に接続するための第1メインポート11と、真空ポンプ6に接続するための第2メインポート12とが設けられ、上記第1メインポート11は、バルブハウジング10の第1端10a側にバルブの軸線L方向に開口し、第2メインポート12は、バルブハウジング10の側面に上記軸線Lと直交する向きに開口している。また、上記バルブハウジング10の内部には、上記両メインポート11,12を結ぶ上記流路13が形成されると共に、上記第1メインポート11の回りを取り囲む弁座14が形成されている。この弁座14は、上記第1メインポート11が上記流路13に開口する開口部11aの回りを取り囲むように形成されている。
上記バルブハウジング10の内部には、上記弁座14を開閉するポペット式の上記弁部材15が、上記弁座14と同軸状に設けられている。この弁部材15はディスク形をしていて、前面の外周端寄りの位置に、上記弁座14に接離する円環状をしたゴム製の弁シール部材17が取り付けられている。また、この弁部材15の前面の該弁シール部材17の内側には、次第に先細り状をした流量調整用の円形のノーズ18が設けられ、弁部材15が弁座14を開放する際に、このノーズ18で弁開度を徐々に増大させることによってエアの初期流量を制限するように構成されている。しかし、このノーズ18は必ずしも必要なものではない。
上記弁部材15の背面中央部には、弁シャフト20の基端部が取り付けられている。この弁シャフト20は、バルブハウジング10の内部を上記軸線Lに沿って延び、その先端部は、弁主体部1とシリンダ部2とを区画する隔壁31を貫通して該シリンダ部2の内部に延出し、ピストン32に連結されている。
上記弁シャフト20の基端部寄りの周囲には、弁部材15の最大開放位置を規定するための円筒形をしたスリーブ21が取り付けられている。このスリーブ21は、上記弁部材15の背面から弁シャフト20に沿って一定長さ延びていて、上記弁部材15の最大開放位置でその先端が上記隔壁31の当接部に当たるようになっている。また、上記弁部材15の背面にはばね座22が設けられ、このばね座22と上記隔壁31との間に、上記弁部材15を閉鎖方向に弾発するコイル状の復帰ばね23が設けられている。この復帰ばね23は、同軸状に配置された大径の第1ばね23aと小径の第2ばね23bとで構成されている。さらに、上記弁部材15の背面には、上記弁シャフト20とスリーブ21及び復帰ばね23の回りを取り囲むように伸縮自在のベローズ24が設けられている。このベローズ24は、金属等の耐食性素材で形成され、その一端が上記弁部材15の背面に取り付けられ、他端が、バルブハウジング10の端部と上記隔壁31との間に設けられた支持プレート25に取り付けられており、上記弁部材15の開閉に伴って伸縮する。なお、上記ベローズ24の内側空間は、図示しない孔を通じて外部に開放されている。
上記シリンダ部2は、上記バルブハウジング10の第2端10b側に同軸状に結合されたシリンダハウジング30を有している。このシリンダハウジング30は、上記バルブハウジング10と同じ円柱状又は四角柱状をしていて、軸線L方向の一端側にこのバルブハウジング10との間を区画する上記隔壁31を有すると共に、内部にシリンダ孔33を有し、このシリンダ孔33の内部に上記ピストン32が、シール部材34とウエアリング35とを介して摺動自在に収容されている。そして、上述したように弁シャフト20が上記隔壁31を摺動自在に貫通してシリンダ孔33内に延出し、その先端部が上記ピストン32に連結されている。
上記ピストン32の一面側には、該ピストン32と上記隔壁31との間に受圧室37が形成され、この受圧室37が、上記シリンダハウジング30の側面に開口するパイロットポート38に接続されている。上記ピストン32の他面側は、外部に開放する呼吸室39となっている。そして、図1の閉弁状態から、上記受圧室37にパイロットポート38を通じて必要な圧力に調整された圧縮エア等のパイロット流体を供給すると、上記ピストン32が図の上向きに変位するため、上記弁シャフト20が復帰ばね23を圧縮しながら後退し、図2に示すように、弁部材15が弁座14から離れてこの弁座14が開放する。また、図2の開弁状態から上記受圧室37内のパイロット流体を排出すると、復帰ばね23の弾発力によってピストン32及び弁シャフト20が前進するため、上記弁部材15が前進して弁座14を閉鎖する。
また、上記弁開度調節部3は、上記シリンダハウジング30の端部に同軸状に結合されたカバーブロック40内に組み込まれている。即ち、このカバーブロック40は、上記シリンダハウジング30と同じ円柱状又は四角柱状をしていて、その内部に、上記ピストン32の背面に先端が当接する調節軸41と、この調節軸41を任意の位置まで無段階に前後進駆動可能な駆動機構42とが組み込まれ、これらの調節軸41と駆動機構42とで上記弁開度調節部3が構成されている。そして、上記駆動機構42で調節軸41を必要な位置まで変位させてピストン32の動作位置を規定することにより、上記弁部材15が弁座14を開放したときの開度即ち弁開度を調節するものである。
上記駆動機構42は、電動式で正逆回転可能なモーター45と、このモーター45の出力軸45aの正逆回転運動を往復直進運動に変換する変換機構46とを有していて、上記モーター45が、上記カバーブロック40の軸線方向の外端部に設けられたモーター室47内に設置され、上記変換機構46が、上記モーター室47と上記シリンダ部2の呼吸室39とを結ぶ中空部48内に収容されている。
また、上記変換機構46は、上記モーター45の出力軸45aに連結されて回転する螺子棒50と、この螺子棒50に回転を規制された状態で該螺子棒50の軸線方向には変位自在なるように螺着されたナット部材51とからなるもので、このナット部材51に、円筒状をした上記調節軸41の基端部がねじ52で連結されている。この調節軸41の先端41aは自由端となって上記中空部48から突出し、上記ピストン32の背面中央部に接離自在に当接している。従って、この調節軸41と、変換機構46を構成する上記螺子棒50及びナット部材51と、上記ピストン32と、弁シャフト20及び弁部材15と、上記弁座14とは、互いに同一軸線L上に位置することになる。また、上記第1メインポート11も同一軸線状に位置しているが、この第1メインポート11は必ずしも上記軸線L上に開口している必要はない。
上記弁開度調節部3において、モーター45を正逆方向に回転させると、その回転が変換機構46で往復直進運動に変換されて調節軸41に伝達され、この調節軸41がモーター45の回転量に応じた分だけ往復直進運動をする。従って、上記ピストン32を動作させて弁部材15を開放操作する際に、上記モーター45を必要な回転数だけ回転させて調節軸41を設定された位置まで後退させると、ピストン32がこの調節軸41に当接してその位置に停止することにより、弁開度が設定される。このときの弁開度は、モーター45で上記調節軸41の位置を制御することにより、任意の大きさに無段階に調節することができる。
ここで、上記調節軸41を必要な距離だけ往復直進運動させ得るようにするため、上記弁開度調節部3には、この調節軸41の変位量を検出可能なセンサー54が設けられている。このセンサー54は、モーター45に取り付けられたロータリーエンコーダーからなっていて、このエンコーダーでモーター45の回転量を検出することにより、上記調節軸41の変位量を間接的に検出し、その検出信号に基づいて図示しない制御装置でモーター45を制御することにより、上記調節軸41を必要な位置まで無段階に変位させることができるようになっている。しかし、上記センサー54は、上記調節軸41の位置を直接検出する方式のものであっても良く、例えば、この調節軸41に付した磁気目盛や光学目盛を読み取る磁気センサーや光学センサー等を用いることもできる。
上記構成を有する調圧用バルブにおいて、真空チャンバ5を減圧するために上記弁座14を開放するときは、図2に示すように、パイロットポート38を通じてシリンダ部2の受圧室37内にパイロット流体を供給し、ピストン32を動作させることにより、弁シャフト20を介して弁部材15を開放方向に変位させる。このとき同時に、モーター45を駆動して調節軸41を設定された位置まで後退させると、ピストン32がこの調節軸41に当接してその位置に停止するため、弁部材15は上記調節軸41によって決められた距離だけ弁座14から離間し、弁開度が設定される。
真空チャンバ5内の真空度が反応ガスの供給などによって変化した場合には、その変化分を補償して該チャンバ5内を必要な真空度に維持する必要があるが、このとき、上記弁部材15を前後進させて弁開度を調節することにより、排気流量を最適な状態に調節しながら真空度の変化分を補償することができる。即ち、真空チャンバ5内の真空度を真空センサーで測定し、この真空センサーからの信号に基づいて上記モーター45を正逆に回転させ、調節軸41を必要量だけ前進又は後退させることにより、弁開度を必要な大きさに調整することができる。
ここで、中間の開弁状態から弁開度を増大させる場合は、上記調節軸41を後退させることにより、受圧室37内に流入するパイロット流体によって上記ピストン32が開弁方向に移動し、弁開度が増大する。また、中間の開弁状態から弁開度を減少させる場合は、上記調節軸41を前進させることにより、上記ピストン32がこの調節軸41に押されて閉弁方向に移動するため、弁開度が減少する。この場合、上記受圧室37内のパイロット流体圧力を調節することにより、調節軸41による押圧力を軽減させたり、駆動速度早めたりすることができる。
真空チャンバ5ーを一定の真空圧のまま封止する場合や、緊急時等に上記弁座14を閉鎖するような場合には、上記受圧室37内のパイロット流体を排出することにより、復帰ばね23の弾発力で上記弁部材15をピストン32及び弁シャフト20と共に前進させ、上記弁座14に当接させる。
かくして上記調圧用バルブは、ピストン32の動作位置を規定する調節軸41と、この調節軸41を必要な変位量だけ無段階に前後進駆動可能な駆動機構42とからなる弁開度調節部3を設けたことにより、弁部材15が弁座14を開放したときの開度を必要な大きさに簡単かつ精度良く設定することができる。
本発明に係る調圧用バルブの閉弁状態での断面図である。 上記調圧用バルブの開弁状態を示す断面図である。
符号の説明
2 シリンダ部
3 弁開度調節部
5 真空チャンバ
6 真空ポンプ
10 バルブハウジング
11 第1メインポート
12 第2メインポート
13 流路
14 弁座
15 弁部材
20 弁シャフト
23 復帰ばね
32 ピストン
37 受圧室
38 パイロットポート
41 調節軸
41a 先端
42 駆動機構
45 モーター
45a 出力軸
46 変換機構
50 螺子棒
51 ナット部材
54 センサー

Claims (5)

  1. 真空チャンバ及び真空ポンプに接続するための第1メインポート及び第2メインポートと、これら両メインポートを結ぶ流路と、該流路中に上記第1メインポートの回りを取り囲むように設けられた弁座とを有するバルブハウジング、
    上記バルブハウジング内に設けられている、上記弁座を開閉する弁部材と、この弁部材から上記バルブハウジングの軸線方向に延びて先端がシリンダ部に達する弁シャフトと、上記弁部材を弁座の閉鎖方向に向けて付勢する復帰ばね、
    上記弁シャフトの先端に取り付けられたピストンと、このピストンに上記弁部材が開放する方向の流体圧を作用させる受圧室と、この受圧室にパイロット流体を供給するためのパイロットポートとを有する上記シリンダ部、
    上記ピストンの背面に先端が当接する調節軸と、この調節軸を任意の位置まで無段階に前後進駆動可能な駆動機構とを有し、該駆動機構で上記調節軸を変位させてピストンの動作位置を規定することにより上記弁部材の開度を設定する弁開度調節部、
    を有することを特徴とする真空調圧用バルブ。
  2. 上記駆動機構が、電動式のモーターと、このモーターの出力軸の正逆回転運動を往復直進運動に変換する変換機構とを有していて、この変換機構に上記調節軸が連結されていることを特徴とする請求項1に記載のバルブ。
  3. 上記変換機構が、上記モーターの出力軸に連結されて回転する螺子棒と、この螺子棒に非回転の状態で該螺子棒の軸線方向には変位自在なるように螺着されたナット部材とからなっていて、このナット部材に上記調節軸の基端部が連結され、該調節軸の先端は自由端となって、上記ピストンに接離自在に当接していることを特徴とする請求項2に記載のバルブ。
  4. 上記弁開度調節部が、上記調節軸の変位量を測定可能なセンサーを有し、このセンサーからの検出信号に基づいて上記駆動機構で調節軸を位置制御するように構成されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のバルブ。
  5. 上記バルブハウジングにおける第1メインポートとは反対側の端部に、上記シリンダ部と弁開度調節部とが直列に接続されていて、上記弁座と、弁部材及び弁シャフトと、ピストンと、調節軸とが、同一軸線上に位置していることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のバルブ。

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