JP7019434B2 - トナー搬送装置及び像担持体ユニット - Google Patents

トナー搬送装置及び像担持体ユニット Download PDF

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Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式等の画像形成装置におけるトナー搬送装置及び像担持体ユニットに関する。
二成分現像剤を用いる画像形成装置においては、感光ドラムや中間転写ベルト等の像担持体上のトナー像が転写された後、像担持体上に残留した転写残トナー(回収トナー)が清掃装置により除去されて回収される。清掃装置において除去されて回収された回収トナーは、トナー搬送装置により搬送されトナー収容部に収容される。トナー搬送装置のトナー搬送部材としては、芯軸及び羽根を有するスクリュ状のものや、芯軸を有さないコイル状のもの等があり、コストの観点からは芯軸を持たないコイル状のものが好ましい。しかしながら、高剛性の芯軸を持たないコイル状のトナー搬送部材は寸法誤差を小さく抑えるのが困難であり、全長のばらつきが大きいという課題があった。特に、搬送コイルの全長が規定の寸法より長い場合は、搬送コイルのトナー搬送方向下流側の先端部がトナー搬送路の先端部から突出し、装置本体内の他の部品に干渉してしまう虞があった。
そこで、トナー搬送路の先端部に、搬送コイルの先端部を規制するための規制部材を設けたトナー搬送装置が提案されている(特許文献1参照)。このトナー搬送装置では、搬送コイルが規定の寸法より長い場合でも、規制部材が搬送コイルの先端部に当接して搬送コイルの全長を規制することにより、搬送コイルの先端部が突出して他の部品に干渉することを回避するようにしている。
特開2010-170159号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されたトナー搬送装置では、トナー搬送部材である搬送コイルと規制部材とが当接した状態で搬送コイルが回転することにより異音を発生する虞があった。
本発明は、搬送コイルと規制部材との間で異音が発生することを抑制可能なトナー搬送装置及び像担持体ユニットを提供することを目的とする。
本発明のトナー搬送装置は、回転可能に配置され、搬送路内のトナーを搬送する搬送コイルであって、前記搬送コイルの回転軸線の周りに螺旋状に巻かれたコイル部と、前記コイル部から前記回転軸線の回転軸線方向に沿って延設された延設部と、前記搬送コイルの回転軸線周りに形成され、前記搬送コイルの一端側の端部を係止するための係止部と、前記延設部から前記搬送コイルの径方向外側に向かって曲げられて前記搬送コイルの径方向に延設され、前記延設部及び前記係止部を連結する連結部と、を有する前記搬送コイルと、前記搬送路に回転不能に設けられ、前記搬送コイルの前記一端側の端部が他端側へ移動しようとした際に、前記係止部と係止して前記係止部が前記他端側へ移動することを規制する規制部材と、を備え、前記規制部材は、前記延設部を通すための空間部と、前記搬送コイルの径方向に開放された開放部と、を有し、前記延設部は、前記開放部を通じて前記空間部に配置可能であり、前記連結部は、前記延設部と接続される第1端部と、前記係止部と接続される第2端部とを有し、前記第1端部は、前記搬送コイルの前記回転軸線方向において、前記第2端部よりも前記他端側に配置され、前記規制部材が前記係止部と係止する領域は、前記他端側に向かうほど前記回転軸線との間隔が縮小する縮小領域を有することを特徴とする。
また、本発明のトナー搬送装置は、回転可能に配置され、搬送路内のトナーを搬送する搬送コイルであって、前記搬送コイルの回転軸線の周りに螺旋状に巻かれたコイル部と、前記コイル部から前記回転軸線の回転軸線方向に沿って延設された延設部と、前記搬送コイルの回転軸線周りに形成され、前記搬送コイルの一端側の端部を係止するための係止部と、前記延設部から前記搬送コイルの径方向外側に向かって曲げられて前記搬送コイルの径方向に延設され、前記延設部及び前記係止部を連結する連結部と、を有する前記搬送コイルと、前記搬送路に回転不能に設けられ、前記搬送コイルの前記一端側の端部が他端側へ移動しようとした際に、前記係止部と係止して前記係止部が前記他端側へ移動することを規制する規制部材と、を備え、前記規制部材は、前記延設部を通すための空間部と、前記搬送コイルの径方向に開放された開放部と、を有し、前記延設部は、前記開放部を通じて前記空間部に配置可能であり、前記連結部は、前記延設部と接続される第1端部と、前記係止部と接続される第2端部とを有し、前記連結部と前記搬送コイルの回転軸線に直交する平面とのなす角φ1は、前記係止部が前記規制部材と係止したときの係止位置における前記規制部材と前記平面とのなす角φ2よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、搬送コイルと規制部材との間で異音が発生することを抑制できる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 第1の実施形態に係るドラムカートリッジを示す斜視図である。 第1の実施形態に係るドラムカートリッジを示す断面図である。 第1の実施形態に係る感光ドラムと搬送コイルとの駆動機構を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るトナー搬送装置を示す断面図である。 第1の実施形態に係る搬送コイル及び規制部材を示す図であり、(a)は側方から視た断面図、(b)は正面図である。 第1の実施形態に係る搬送コイル及び規制部材を示す側方から視た断面図である。 第1の実施形態に係る搬送コイル及び規制部材を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る搬送コイル及び規制部材を示す図であり、(a)は側方から視た断面図、(b)は正面図である。 (a)は、第3の実施形態に係る搬送コイル及び規制部材を示す側方から視た断面図、(b)は、第4の実施形態に係る搬送コイル及び規制部材を示す側方から視た断面図である。 (a)は、第5の実施形態に係る搬送コイル及び規制部材を示す側方から視た拡大した断面図、(b)は、第6の実施形態に係る搬送コイル及び規制部材を示す側方から視た拡大した断面図である。 第7の実施形態に係るトナー搬送装置において、(a)は搬送コイル及び規制部材を示す斜視図、(b)は搬送コイルを示す正面図である。 比較例に係る搬送コイル及び規制部材を示す図であり、(a)は側方から視た断面図、(b)は正面図である。 比較例に係る搬送コイル及び規制部材を示す斜視図である。 比較例に係る搬送コイル及び規制部材を示す正面図であり、(a)は連結部が切り欠き部に引っ掛かる前の状態、(b)は連結部が切り欠き部に引っ掛かった状態、(c)は連結部が切り欠き部から外れた状態である。 トナー搬送装置を示す断面図であり、(a)はトナー搬送方向が後側から前側でモータが後側に配置される場合、(b)はトナー搬送方向が前側から後側でモータが後側に配置される場合である。また、(c)はトナー搬送方向が後側から前側でモータが前側に配置される場合、(d)はトナー搬送方向が前側から後側でモータが前側に配置される場合である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態を、図1~図8を参照しながら詳細に説明する。尚、本実施形態では、画像形成装置1の一例としてタンデム型のフルカラープリンタについて説明している。但し、本発明はタンデム型の画像形成装置に限られず、他の方式の画像形成装置であってもよく、また、フルカラーであることにも限られず、モノクロやモノカラーであってもよい。あるいは、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施することができる。
また、本実施形態では、画像形成装置1は、中間転写ベルト61を有し、感光ドラム11から中間転写ベルト61に各色のトナー像を一次転写した後、各色の複合トナー像をシートSに一括して二次転写する方式としている。但し、これには限られず、シート搬送ベルトで搬送されたシートに感光ドラムから直接に転写する方式を採用してもよい。また、本実施形態では、現像剤として、非磁性のトナーと磁性のキャリアとの混合物である二成分現像剤を使用している。また、記録材であるシートSは、トナー像が形成されるものであり、具体例として、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製のシート、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等がある。
[画像形成装置]
画像形成装置1は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色の画像形成部10を備える。本実施形態の画像形成装置1は、これら各色の画像形成部10を中間転写ベルト61の回転方向に並べて配置した所謂タンデム型の構成である。各色の画像形成部10では、次のように画像形成が行われる。像担持体である感光ドラム11は、帯電ローラ12によって表面を一様に帯電された後、伝送された画像情報の信号に基づいて駆動されるレーザスキャナ13によって、表面に潜像が形成される。即ち、感光ドラム11は、トナー像を担持して回転移動する。尚、本実施形態の画像形成装置1は、画像読取装置2を備えており、上述の画像情報としては、画像読取装置2により読み取られた原稿の画像情報や画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部端末から送られる画像情報がある。
上述のように感光ドラム11上に形成された潜像は、現像器14によってトナー像として顕在化され、感光ドラム11上に各色に対応したトナー像が形成される。現像器14は、感光ドラム11と対向する位置に現像剤担持体としての現像スリーブ14aを備えている。現像スリーブ14aは、現像器14内の現像剤を担持して回転し、現像スリーブ14aと感光ドラム11との間に所定の現像バイアスが印加されることで、トナーを感光ドラム11に供給し、潜像をトナーにより現像する。
各色の感光ドラム11上にそれぞれ形成されたトナー像は、一次転写ローラ17により所定の加圧力及び静電的負荷バイアスを付与されることで、中間転写ベルト61に順次転写される。転写後、感光ドラム11上(像担持体上)に残った僅かな残トナーは、クリーニングブレード15によって除去回収され、再び次の画像形成に備える。このような画像形成により現像器14内のトナーが消費されるため、トナーカートリッジ19から現像器14にトナーを補給するようにしている。
一方、シートSは、給送カセット4から1枚ずつ給送され、レジストローラ対5に搬送される。シートSは、先端をレジストローラ対5のニップ部に倣わせてループを形成されることで、斜行が修正される。その後、レジストローラ対5は、中間転写ベルト61上のトナー像と同期を取って、シートSを中間転写ベルト61と二次転写外ローラ64との間に搬送する。中間転写ベルト61上のトナー像は、対向配置された駆動ローラ62及び二次転写外ローラ64のニップ部において、所定の加圧力と静電的負荷バイアスが付与されることで、シートSに転写される。転写後、中間転写ベルト61上に残った僅かな残トナーは、クリーニングユニット63によって除去回収され、再び次の画像形成に備える。
シートSに転写されたトナー像は、定着器40の加熱ローラ41と加圧ローラ42とのニップ部で加熱及び加圧されることでシートSに定着される。トナー像が定着されたシートSは、記録材搬送部6により搬送され、排出ローラ対65により排出トレイ66上に排出される。
[ドラムカートリッジ]
本実施形態の場合、感光ドラム11を収容する像担持体ユニットとしてのドラムカートリッジ(以下、カートリッジという)100を、装置本体1aに対して着脱自在として、交換できるようにしている。図2及び図3に示すように、カートリッジ100は、感光ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングローラ16、クリーニングブレード(清掃部材)15を備えており、これらはドラム容器101によって一体的に支持されている。また、感光ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングローラ16は、ドラム容器101に対して回転可能に支持され、帯電ローラ12及びクリーニングブレード15は、それぞれ感光ドラム11に押圧された状態で支持されている。また、クリーニングローラ16は、帯電ローラ12に押圧された状態で支持されている。このため、感光ドラム11が装置本体1aから駆動力を受けて回転すると、帯電ローラ12は感光ドラム11との摩擦力によって回転し、帯電ローラ12が回転するとクリーニングローラ16は帯電ローラ12との摩擦力によって回転する。尚、図2等において、装置本体1aの奥側から手前側に向かう方向(所定方向)に関して、下流側を前側(他端側)F、上流側を後側(一端側)R、これら前側F及び後側Rの前後方向を回転軸線方向AXとして示す。
図3に示すように、ドラム容器101には、クリーニングブレード15の近傍にトナー搬送装置20が設けられている。トナー搬送装置20は、クリーニングブレード15で感光ドラム11から除去して回収したトナーを搬送コイル21の回転により搬送して、カートリッジ100から装置本体1aへと排出するために設けられている。
図4に示すように、感光ドラム11の装置本体1aの後側Rの端部には、装置本体1aの駆動源に連結して駆動力を受けて回転するためのカップリング11aと駆動ギヤ11bとが、感光ドラム11と同軸上に設けられている。装置本体1aの駆動源としては、例えば、モータM(図16(a)参照)が使用される。搬送コイル21の装置本体1aの後側Rの端部には、搬送コイル21を回転させるための搬送駆動ギヤ22が設けられている。駆動ギヤ11bと搬送駆動ギヤ22とは、アイドラギヤ18を介して駆動連結されている。
[トナー搬送装置]
図5及び図16(a)に示すように、トナー搬送装置20は、所定方向である前方向をトナー搬送方向としてトナーが搬送される搬送路23と、搬送コイル21と、規制部材30と、を備えている。搬送路23は、ドラム容器101により形成され、前後方向を長手方向とする直線状に形成され、前側Fで下方に設けられた不図示のトナー収容部に連通する排出路23aに連通している。搬送コイル21は、搬送路23に沿って配置され、後側Rの端部で回転駆動力を受けて回転軸線の周りに回転される。このため、搬送コイル21が感光ドラム11の回転に伴って回転すると、クリーニングブレード15(図3参照)により感光ドラム11(図3参照)から除去されて搬送路23に回収された回収トナーは、回転する搬送コイル21により前側Fに搬送される。トナーは、搬送路23から排出路23aに入り込み、排出路23aに案内されて落下し、カートリッジ100からトナー収容部に排出される。
図6(a)、(b)、図7、図8に示すように、搬送コイル21は、1本の金属製のワイヤを曲げ変形させて形成されており、コイル部24と、延設部25と、連結部26と、係止部27とを有している。コイル部24は、中心線Cの周りに螺旋状に巻かれ、回転されることで搬送路23内(搬送路内)のトナーを搬送する。延設部25は、コイル部24の前側Fの端部から回転軸線方向AXに沿って直線状に延設されている。本実施形態では、延設部25は、搬送コイル21の中心線C上(中心線上)に設けられている。
係止部27は、搬送コイル21の前側Fの端部に設けられ、回転軸線方向AXに交差する面に沿って設けられている。係止部27は、例えば、中心線Cからの距離が延設部25と中心線Cとの距離よりも長くされている。本実施形態では、係止部27は、搬送コイル21の中心線Cと同心の略円形状であり、回転軸線方向AXに直交する面に沿って回転軸線方向AXから視て略円形状になるように曲げ形成されている。連結部26は、延設部25と係止部27とを連結しており、本実施形態では、延設部25とのなす角度がθ1となるように1本の直線状に形成されている。
規制部材30は、例えば、合成樹脂製で、搬送路23の前側Fの端部に設けられ、搬送コイル21の長さを規制するために設けられており、被係止部31と、空間部32と、切り欠き部33と、を有している。搬送コイル21の係止部27は、コイル部24の張力により後側Rに引っ張られた状態で、被係止部31に後側Rに向けて当接することで係止されている。尚、回転軸線方向AXに交差する方向に関して、規制部材30の外周部には、規制部材30を搬送路23に固定して抜け止め及び回転止めを図るための固定用リブ34が設けられている。
空間部32は、搬送路23と被係止部31との間、即ち、被係止部31より後側Rに設けられ、搬送コイル21の一部、即ち、延設部25又は連結部26が回転軸線方向AXに貫通した状態で配置されている。空間部32は、搬送コイル21の延設部25の回転軸線方向AXに交差する方向への移動を規制している。これにより、搬送コイル21の前側Fの端部が回転軸線方向AXに交差する方向に振れる量を小さくできるので、搬送コイル21の外周面と搬送路23の内壁との摺擦による異音の発生を低減することができる。
切り欠き部33は、空間部32と規制部材30の外側とを繋ぎ、搬送コイル21の回転方向における幅が搬送コイル21の線径以上であり、連結部26が侵入可能になっている。本実施形態では、切り欠き部33は、規制部材30の回転軸線方向AXの全域に亘って切り欠かれた形状の切り欠き部とされている。また、切り欠き部33は、回転軸線方向AXに交差する方向に関して規制部材30の外部から延設部25及び連結部26が空間部32及び被係止部31に取付可能に形成されている。即ち、切り欠き部33は、搬送コイル21の回転方向に関して、搬送コイル21の線径以上の幅を有している。このため、搬送コイル21と規制部材30との組立性を容易にすることができる。
搬送コイル21の回転により、搬送路23のトナーは前側Fへ搬送される。このとき、搬送コイル21には後側Rに反力が働き、搬送コイル21は全長が縮む方向に力を受ける。これに対し、搬送コイル21の前側Fの端部に規制部材30が設けられているので、搬送コイル21の短縮が防止されている。
ここで、従来からトナー搬送装置の搬送部材として使用される搬送コイルは、安価であることがメリットであることの反面、部品製造時の全長ばらつきが大きいことが問題として挙げられていた。このため、搬送コイルの全長が規定の寸法より短い場合には、搬送コイルがトナー排出口まで届かず回収トナーがカートリッジから排出されない虞があるという問題がある。そこで、図13(a)、(b)、図14に比較例として、搬送コイル21の先端に係止部27を設け、係止部27の搬送方向上流側から規制部材50を当接させるようにしたトナー搬送装置70を示す。
以下、比較例に係るトナー搬送装置70について説明する。尚、この比較例に係るトナー搬送装置70では、上述した第1の実施形態で適用される搬送コイル21と同様の搬送コイルを用いているため、符号を同じくして搬送コイル21に関する詳細な説明は省略する。このトナー搬送装置70の規制部材50は、全体として略板状であり、前側Fの側面に設けられた被係止部51と、中央部を回転軸線方向AXに貫通する空間部52と、切り欠き部53と、を有している。切り欠き部53は、空間部52の一部と径方向の外周部との間で切り欠かれた形状とされている。このトナー搬送装置70によれば、搬送コイル21のばね性により全長を伸ばして規制部材50で規制することで、上述の搬送コイル21の全長が規定寸法より短い場合に生じる回収トナーの排出不良を防止している。
しかしながら、この比較例に係る規制部材50では、搬送コイル21と規制部材50との間で異音が生じることがあった。その異音の発生原理について、以下に説明する。例えば、搬送コイル21は、図15(a)、(b)、(c)に示す順で各図中の矢印に示す時計回り方向に回転するものとする。図15(a)では、連結部26が切り欠き部53から離れている。そして、搬送コイル21が回転すると、図15(b)及び図13(a)に示すように、連結部26が切り欠き部53に嵌り込むことがあった。連結部26が切り欠き部53に嵌った状態で搬送コイル21が回転すると、搬送コイル21に捩り力が畜勢される。更に回転が進んで連結部26が切り欠き部53から解放されると、畜勢されていた捩り力が一気に解放されて異音が生じ、トナー搬送時の静音化の妨げとなっていた。
本願発明者の研鑽の結果、異音の発生源である連結部26と切り欠き部53との引っ掛かりは、搬送コイル21の寸法のばらつきにより、連結部26と延設部25とのなす角度θ1が大きい場合に発生する可能性が高いことが判明した。異音が発生した搬送コイル21では、角度θ1が105°であった。角度θ1が90°より大きくなると連結部26の曲げ高さH1が大きくなり、連結部26が切り欠き部53に嵌り易くなる。これに対し、角度θ1が90°以下であれば、係止部27が被係止部51と常に線接触するため、連結部26の切り欠き部53への嵌りは殆ど生じない。角度θ1を90°に近付けるために、搬送コイル21に二次加工を施すことが考えられるが、その場合は加工コスト及び時間が増加してしまう。あるいは、規制部材50に搬送コイル21を装着した後に切り欠き部53を塞ぐ部材を追加することで、連結部26が切り欠き部53に嵌ることを防止可能ではあるが、この場合は部品点数の増加によるコスト増や組立性の悪化を招いてしまう。そこで、本実施形態では、コスト増や組立性の悪化を招くことなく、搬送コイル21と規制部材50との間で生じる異音を低減させてトナー搬送装置70の静音化を図るために、規制部材を以下のように構成した。
本実施形態では、図6(a)、(b)、図7、図8に示すように、規制部材30の被係止部31は、前側Fから後側Rに向かう程、回転軸線からの距離が短くなるように傾斜した傾斜面31aを有している。被係止部31は、中心線Cを含む断面において、傾斜面31aの輪郭線が直線状になるように形成されている。被係止部31の傾斜面31aは、搬送コイル21の回転方向に関して切り欠き部33を除いて全周に亘って形成されており、略すり鉢状に形成されている。そして、傾斜面31aの最大径d2は、搬送コイル21の係止部27の最大径d1よりも大きくなるように形成されている。そのため、搬送コイル21は、すり鉢状の傾斜面31aの空間内に常時収容されると共に、係止部27は円形状であるので傾斜面31aにより芯出しされる。
また、本実施形態では、空間部32は、中心線Cを含む断面において、輪郭線が回転軸線方向AXに沿った直線状になる内側面32aを有している。そして、搬送コイル21の連結部26と延設部25とのなす角度をθ1、中心線Cを含む断面において被係止部31の傾斜面31aの輪郭線と空間部32の内側面32aの輪郭線とのなす角度をθ2とする。即ち、θ2は、傾斜面31aの輪郭線の後側Rの端部から後側Rに直線状に連続した仮想線と、傾斜面31aの輪郭線と、のなす角度であり、本実施形態では上記仮想線は空間部32の内側面32aの輪郭線に重なっている。この場合に、θ1<θ2、かつ、90°<θ2<180°となるように、搬送コイル21及び規制部材30が形成されている。本実施形態では、90°<θ1<θ2<180°としている。尚、連結部26と延設部25とのなす角度θ1は、90°以下であっても良い。
このように、θ1<θ2としたことにより、搬送コイル21の連結部26は規制部材30と接することはなく、係止部27と被係止部31の傾斜面31aとが常に接触する。また、図7に示すように、後側Rに引っ張られた係止部27が被係止部31に係止された状態で搬送コイル21が回転軸線の周りに回転された際の延設部25及び連結部26の回転軌跡21r、特に外周面を想定する。この場合、延設部25及び連結部26の回転軌跡21rは、空間部32と切り欠き部33とが繋がる部分38に対して隙間Gを有する。即ち、回転軌跡21rは、被係止部31の傾斜面31a及び空間部32の内側面32aに対して隙間Gを有する。これらにより、連結部26及び切り欠き部33の引っ掛かりを発生しにくくすることができる。
また、図6(a)に示すように、規制部材30は、回転軸線方向AXの中央位置を通る中心線Cとの直交面に対して面対称に形成されている。このため、空間部32の後側Rには、後側Rに向かう程、中心線Cからの距離が長くなるように傾斜した傾斜面35aを有する略すり鉢状の傾斜部35が空間部32から連続して形成されている。即ち、規制部材30の空間部32と被係止部31と切り欠き部33とは、回転軸線方向AXの中央位置を通り中心線Cと直交する面の両側に、それぞれ形成されている。規制部材30を搬送路23に組み付ける際には、表裏のいずれの向きであっても取り付けることができる。
上述したように本実施形態のトナー搬送装置20によれば、搬送コイル21の連結部26と延設部25とのなす角度θ1は、被係止部31の傾斜面31aの輪郭線と空間部32の内側面32aの輪郭線とのなす角度θ2より小さい。θ1<θ2としたことにより、搬送コイル21の連結部26は規制部材30と接することはなく、係止部27と被係止部31の傾斜面31aとが常に接触する。また、延設部25及び連結部26の回転軌跡21rは、被係止部31の傾斜面31a及び空間部32の内側面32aに対して隙間を有する。従って、異音の原因であった連結部26及び切り欠き部33の引っ掛かりが生じなくなるため、搬送コイル21と規制部材30との間で異音が発生することを抑制できるようになり、トナー搬送装置20の静音化を図ることができる。
また、本実施形態のトナー搬送装置20によれば、傾斜面31aは切り欠き部33以外の部分では周方向に途切れることなく連続した面であると共に、係止部27は略円形状に形成されている。従って、規制部材30が傾いて取り付けられた場合においても、常に複数の点により搬送コイル21と規制部材30とが接触するため、異音の原因となり得る突発的な摺動点の変化が起きにくく、異音の発生を効果的に抑制可能である。
一方、従来の搬送コイルの自由端の移動規制は、搬送コイル21の延設部25と規制部材30の空間部32との当接により行われていたが、延設部25が切り欠き部33に落ち込むときに搬送コイル21の径方向への振れ量が大きくなることがあった。これに対し、本実施形態のトナー搬送装置20によれば、傾斜面31aの最大径d2は、搬送コイル21の係止部27の最大径d1よりも大きいため、搬送コイル21は被係止部31の空間内に常時収容されている。係止部27は円形状であるので、傾斜面31aにより芯出しされる。このため、搬送コイル21の自由端の移動は傾斜面31aにより規制されるので、係止部27が傾斜面31aに支えられることで、搬送コイル21が切り欠き部33に落ち込むことが規制され、従来よりも搬送コイル21の自由端の移動量を規制可能となる。
また、本実施形態のトナー搬送装置20によれば、規制部材30は、回転軸線方向AXの中央位置を通る中心線Cとの直交面に対して面対称に形成されている。このため、規制部材30を搬送路23に組み付ける際には、表裏のいずれの向きであっても取り付けることができるので、組立ミスを減らし組立性を向上することができる。
上述した実施形態では、規制部材30は、回転軸線方向AXの中央位置を通る中心線Cとの直交面に対して面対称に形成されている場合について説明したが、これには限られない。例えば、上記直交面に対して、前側Fは上述した被係止部31、後側Rは被係止部31とは異なる形状の傾斜部を設けるようにしてもよい(図9(a)等参照)。この場合、1つの規制部材で2種類の被係止部を選択して取り付けできるようになるので、部品の共用化を図ることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を、図9(a)、(b)を参照しながら詳細に説明する。本実施形態のトナー搬送装置120では、規制部材130の被係止部131の傾斜面131aは、搬送コイル21の回転方向に関して互いに間隔をあけて3つ以上設けられたリブ136の内周面である点で、第1の実施形態と構成を異にしている。但し、規制部材130以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
本実施形態の規制部材130は、被係止部131と、空間部132と、切り欠き部133と、傾斜部135と、固定用リブ134と、を有している。規制部材130の空間部132の前側Fは、略円柱形状で前側Fに開放された凹部137が形成されている。この凹部137の内部において、3つのリブ136が中心線Cから周方向に約120度ごとに設けられている。各リブ136の中心線Cを向いた面は、前側Fに向かう程、搬送コイル21の中心線Cからの距離が長くなるように傾斜した傾斜面131aとされている。各傾斜面131aの縁部は、面取り又は角取りされている。
第1の実施形態と同様に、傾斜面131aの最大径は、搬送コイル21の係止部27の最大径よりも大きくなるように形成されており、搬送コイル21は傾斜面131aの空間内に常時収容されている。また、空間部132は、中心線Cを含む断面において、輪郭線が回転軸線方向AXに沿った直線状になる内側面132aを有している。そして、中心線Cを含む断面においてリブ136の傾斜面131aの輪郭線と空間部132の内側面132aの輪郭線とのなす角度をθ2とする。この場合に、第1の実施形態と同様に、θ1<θ2、かつ、90°<θ2<180°となるように、搬送コイル21及び規制部材130が形成されている。
上述したように本実施形態のトナー搬送装置120によっても、θ1<θ2としたことにより、搬送コイル21の連結部26は規制部材130と接することはなく、係止部27と被係止部131の傾斜面131aとが常に接触する。また、延設部25及び連結部26の回転軌跡は、被係止部131の傾斜面131a及び空間部132の内側面132aに対して隙間を有する。従って、異音の原因であった連結部26及び切り欠き部133の引っ掛かりが生じなくなるため、搬送コイル21と規制部材130との間で異音が発生することを抑制できるようになり、トナー搬送装置120の静音化を図ることができる。
また、本実施形態のトナー搬送装置120によれば、リブ136を3つ設けることで、最低限の数のリブ136により搬送コイル21と規制部材130との突発的な摺動点の変化を低減することができる。リブ136を3つのみ設けていることにより、連続したすり鉢状の傾斜面31aを有する場合に比べて、規制部材130を形成するための合成樹脂の量を少なく抑えることができる。尚、リブ136の数量や配置位置は上述したものに限られず、例えば、数量は少なくとも3つであればよく、4つ以上であっても構わない。
尚、本実施形態のトナー搬送装置120では、リブ136が規制部材130の凹部137に形成されている場合について説明したが、これには限られない。例えば、リブ136が、すり鉢状の傾斜面に形成されるようにしてもよい。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態を、図10(a)を参照しながら詳細に説明する。本実施形態のトナー搬送装置220では、搬送コイル221の連結部226が折れ曲がった複数の直線部226a,226bを有する点で、第1の実施形態と構成を異にしている。但し、搬送コイル221以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
本実施形態の搬送コイル221は、不図示のコイル部と、延設部225と、連結部226と、係止部227と、を有している。連結部226は、互いに折れ曲がって連続した2本の直線部226a,226bを有する。第1の直線部226aは係止部227に連続し、第2の直線部226bは延設部225に連続している。そして、第1の直線部226aと延設部225とのなす角度をθ1とし、第1の実施形態と同様に、θ1<θ2、かつ、90°<θ2<180°となるように、搬送コイル221及び規制部材30が形成されている。即ち、複数の直線部226a,226bのうちの最も係止部227側(係止部側)の第1の直線部226a(直線L1)と回転軸線方向AXに沿って直線状に形成された延設部225(中心線C)とのなす角度をθ1としている。ここで、第1の直線部226aと第2の直線部226bとのなす角度と、第2の直線部226bと延設部225とのなす角度とは、いずれもθ2より大きい。これに対し、本実施形態では、第1の直線部226aと延設部225とのなす角度をθ1とすることで、θ1<θ2を実現することができる。
上述したように本実施形態のトナー搬送装置220によっても、θ1<θ2としたことにより、搬送コイル221の連結部226は規制部材30と接することはなく、係止部227と被係止部31の傾斜面31aとが常に接触する。また、延設部225及び連結部226の回転軌跡は、被係止部31の傾斜面31a及び空間部32の内側面32a(図6(a)参照)に対して隙間を有する。従って、異音の原因であった連結部226及び切り欠き部33の引っ掛かりが生じなくなるため、搬送コイル221と規制部材30との間で異音が発生することを抑制できるようになり、トナー搬送装置220の静音化を図ることができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態を、図10(b)を参照しながら詳細に説明する。本実施形態のトナー搬送装置320では、搬送コイル321の連結部326が曲線状である点で、第1の実施形態と構成を異にしている。但し、搬送コイル321以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
本実施形態の搬送コイル321は、不図示のコイル部と、延設部325と、連結部326と、係止部327と、を有している。連結部326は、係止部327側の端部を通る接線L2と回転軸線方向AXに沿って直線状に形成された延設部325とのなす角度がθ1となるように曲線状に形成されている。そして、第1の実施形態と同様に、θ1<θ2、かつ、90°<θ2<180°となるように、搬送コイル321及び規制部材30が形成されている。ここで、連結部326は曲線状であるため、接線の位置によってはθ1>θ2になる場合がある。これに対し、本実施形態では、係止部327側の端部を通る接線L2と延設部325(中心線C)とのなす角度をθ1とすることで、θ1<θ2を実現することができる。
上述したように本実施形態のトナー搬送装置320によっても、θ1<θ2としたことにより、搬送コイル321の連結部326は規制部材30と接することはなく、係止部327と被係止部31の傾斜面31aとが常に接触する。また、延設部325及び連結部326の回転軌跡は、被係止部31の傾斜面31a及び空間部32の内側面32a(図6(a)参照)に対して隙間を有する。従って、異音の原因であった連結部326及び切り欠き部33の引っ掛かりが生じなくなるため、搬送コイル321と規制部材30との間で異音が発生することを抑制できるようになり、トナー搬送装置320の静音化を図ることができる。
<第5の実施形態>
次に、本発明の第5の実施形態を、図11(a)を参照しながら詳細に説明する。本実施形態のトナー搬送装置420では、中心線Cを含む断面において、規制部材430の被係止部431の傾斜面431aの輪郭線が直線状ではなく、中心線C側(中心線側)に向けて凸状に湾曲した曲線状である点で、第1の実施形態と構成を異にしている。但し、規制部材430以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
本実施形態の規制部材430は、被係止部431と、空間部432と、不図示の切り欠き部と、傾斜部435と、を有している。切り欠き部は、第1の実施形態と同様に、被係止部431の一部に設けられ、連結部26が侵入可能な幅を有している。被係止部431は、中心線Cを含む断面において、傾斜面431aの輪郭線が中心線C側に向けて凸状に湾曲した曲線状に形成されている。空間部432は、中心線Cを含む断面において、輪郭線が回転軸線方向AXに沿った直線状になる内側面432aを有している。そして、中心線Cを含む断面において、被係止部431における係止部27の当接箇所431pの接線L3と、空間部432の内側面432aの輪郭線とのなす角度をθ2とする。この場合に、第1の実施形態と同様に、θ1<θ2、かつ、90°<θ2<180°となるように、搬送コイル21及び規制部材430が形成されている。尚、空間部432の内側面432aの輪郭線は、傾斜面431aの輪郭線の後側Rの端部から後側Rに直線状に連続した仮想線に相当する。
上述したように本実施形態のトナー搬送装置420によっても、θ1<θ2としたことにより、搬送コイル21の連結部26は規制部材430と接することはなく、係止部27と被係止部431の傾斜面431aとが常に接触する。また、延設部25及び連結部26の回転軌跡は、被係止部431の傾斜面431a及び空間部432の内側面432aに対して隙間を有する。従って、異音の原因であった連結部26及び切り欠き部の引っ掛かりが生じなくなるため、搬送コイル21と規制部材430との間で異音が発生することを抑制できるようになり、トナー搬送装置420の静音化を図ることができる。
<第6の実施形態>
次に、本発明の第6の実施形態を、図11(b)を参照しながら詳細に説明する。本実施形態のトナー搬送装置520では、中心線Cを含む断面において、規制部材530の被係止部531の傾斜面531aの輪郭線が直線状ではなく、中心線Cの反対側に向けて凸状に湾曲した曲線状である点で、第1の実施形態と構成を異にしている。但し、規制部材530以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
本実施形態の規制部材530は、被係止部531と、空間部532と、不図示の切り欠き部と、傾斜部535と、を有している。切り欠き部は、第1の実施形態と同様に、被係止部531の一部に設けられ、連結部26が侵入可能な幅を有している。被係止部531は、中心線Cを含む断面において、傾斜面531aの輪郭線が中心線Cの反対側に向けて凸状に湾曲した曲線状に形成されている。空間部532は、中心線Cを含む断面において、輪郭線が回転軸線方向AXに沿った直線状になる内側面532aを有している。そして、中心線Cを含む断面において、被係止部531における係止部27の当接箇所531pと傾斜面531aの輪郭線の後側Rの端部531qとを結んだ直線L4と、空間部532の内側面532aの輪郭線とのなす角度をθ2とする。この場合に、第1の実施形態と同様に、θ1<θ2、かつ、90°<θ2<180°となるように、搬送コイル21及び規制部材530が形成されている。尚、空間部532の内側面532aの輪郭線は、傾斜面531aの輪郭線の後側Rの端部531qから後側Rに直線状に連続した仮想線に相当する。
上述したように本実施形態のトナー搬送装置520によっても、θ1<θ2としたことにより、搬送コイル21の連結部26は規制部材530と接することはなく、係止部27と被係止部531の傾斜面531aとが常に接触する。また、延設部25及び連結部26の回転軌跡は、被係止部531の傾斜面531a及び空間部532の内側面532aに対して隙間を有する。従って、異音の原因であった連結部26及び切り欠き部の引っ掛かりが生じなくなるため、搬送コイル21と規制部材530との間で異音が発生することを抑制できるようになり、トナー搬送装置520の静音化を図ることができる。
<第7の実施形態>
次に、本発明の第7の実施形態を、図12(a)、(b)を参照しながら詳細に説明する。本実施形態のトナー搬送装置620では、搬送コイル621の係止部627が回転軸線方向AXから視て略正三角形状である点で、第1の実施形態と構成を異にしている。但し、搬送コイル621以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
本実施形態の搬送コイル621は、コイル部624と、延設部625と、連結部626と、係止部627と、を有している。係止部627は、回転軸線方向AXから視て略多角形状、特に略正三角形状に折り曲げて形成されている。このため、係止部627は、3箇所で傾斜面31aに接触している。図12(b)に示すように、傾斜面31aの最大径d2は、係止部627の外接円の最大径d1よりも大きくなるように形成されている。そのため、搬送コイル621は、すり鉢状の傾斜面31aの空間内に常時収容されている。そして、第1の実施形態と同様に、θ1<θ2、かつ、90°<θ2<180°となるように、搬送コイル621及び規制部材30が形成されている。
上述したように本実施形態のトナー搬送装置620によっても、θ1<θ2としたことにより、搬送コイル621の連結部626は規制部材30と接することはなく、係止部627と被係止部31の傾斜面31aとが常に接触する。また、延設部625及び連結部626の回転軌跡は、被係止部31の傾斜面31a及び空間部32の内側面32aに対して隙間を有する。従って、異音の原因であった連結部626及び切り欠き部33の引っ掛かりが生じなくなるため、搬送コイル621と規制部材30との間で異音が発生することを抑制できるようになり、トナー搬送装置620の静音化を図ることができる。
本実施形態のトナー搬送装置620では、係止部627を略正三角形状にした場合について説明したが、これには限られず、例えば、正三角形以外の三角形状や四角形以上の多角形状としてもよい。
尚、上述した第1~第7の各実施形態では、図16(a)に示すように、トナー搬送方向(所定方向)が後側(一端側)Rから前側(他端側)Fの前方向で、かつ、モータMが後側Rに配置される場合について説明したが、これには限られない。例えば、図16(b)に示すように、トナー搬送方向(所定方向)が前側(他端側)Fから後側(一端側)Rの後方向で、かつ、モータMが後側Rに配置されていてもよい。または、図16(c)に示すように、トナー搬送方向(所定方向)が後側(他端側)Rから前側(一端側)Fの前方向で、かつ、モータMが前側Fに配置されていてもよい。あるいは、図16(d)に示すように、トナー搬送方向(所定方向)が前側(一端側)Fから後側(他端側)Rの後方向で、かつ、モータMが前側Fに配置されていてもよい。いずれの場合も、異音の原因であった連結部及び切り欠き部の引っ掛かりが生じなくなるため、搬送コイルと規制部材との間で異音が発生することを抑制できるようになり、トナー搬送装置の静音化を図ることができる。
11…感光ドラム(像担持体)、15…クリーニングブレード(清掃部材)、20,120,220,320,420,520,620…トナー搬送装置、21,221,321,621…搬送コイル、21r…回転軌跡、23…搬送路、24,624…コイル部、25,225,325,625…延設部、26,226,326,626…連結部、27,227,327,627…係止部、30,130,430,530…規制部材、31,131,431,531…被係止部、31a,131a,431a,531a…傾斜面、32,132,432,532…空間部、32a,132a,432a,532a…内側面、33,133…切り欠き部、100…ドラムカートリッジ(像担持体ユニット)、136…リブ、226a,226b…直線部、AX…回転軸線方向、C…中心線、F…前側(他端側、一端側)、R…後側(一端側、他端側)。

Claims (12)

  1. 回転可能に配置され、搬送路内のトナーを搬送する搬送コイルであって、前記搬送コイルの回転軸線の周りに螺旋状に巻かれたコイル部と、前記コイル部から前記回転軸線の回転軸線方向に沿って延設された延設部と、前記搬送コイルの回転軸線周りに形成され、前記搬送コイルの一端側の端部を係止するための係止部と、前記延設部から前記搬送コイルの径方向外側に向かって曲げられて前記搬送コイルの径方向に延設され、前記延設部及び前記係止部を連結する連結部と、を有する前記搬送コイルと、
    前記搬送路に回転不能に設けられ、前記搬送コイルの前記一端側の端部が他端側へ移動しようとした際に、前記係止部と係止して前記係止部が前記他端側へ移動することを規制する規制部材と、を備え、
    前記規制部材は、前記延設部を通すための空間部と、前記搬送コイルの径方向に開放された開放部と、を有し、
    前記延設部は、前記開放部を通じて前記空間部に配置可能であり、
    前記連結部は、前記延設部と接続される第1端部と、前記係止部と接続される第2端部とを有し、
    前記第1端部は、前記搬送コイルの前記回転軸線方向において、前記第2端部よりも前記他端側に配置され、
    前記規制部材が前記係止部と係止する領域は、前記他端側に向かうほど前記回転軸線との間隔が縮小する縮小領域を有する、
    ことを特徴とするトナー搬送装置。
  2. 前記連結部と前記延設部とのなす角度θ1は、90°<θ1を満たす、
    ことを特徴とする請求項1に記載のトナー搬送装置。
  3. 前記連結部と前記搬送コイルの回転軸線に直交する平面とのなす角φ1は、前記係止部が前記規制部材と係止したときの係止位置における前記規制部材と前記平面とのなす角φ2よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー搬送装置。
  4. 回転可能に配置され、搬送路内のトナーを搬送する搬送コイルであって、前記搬送コイルの回転軸線の周りに螺旋状に巻かれたコイル部と、前記コイル部から前記回転軸線の回転軸線方向に沿って延設された延設部と、前記搬送コイルの回転軸線周りに形成され、前記搬送コイルの一端側の端部を係止するための係止部と、前記延設部から前記搬送コイルの径方向外側に向かって曲げられて前記搬送コイルの径方向に延設され、前記延設部及び前記係止部を連結する連結部と、を有する前記搬送コイルと、
    前記搬送路に回転不能に設けられ、前記搬送コイルの前記一端側の端部が他端側へ移動しようとした際に、前記係止部と係止して前記係止部が前記他端側へ移動することを規制する規制部材と、を備え、
    前記規制部材は、前記延設部を通すための空間部と、前記搬送コイルの径方向に開放された開放部と、を有し、
    前記延設部は、前記開放部を通じて前記空間部に配置可能であり、
    前記連結部は、前記延設部と接続される第1端部と、前記係止部と接続される第2端部とを有し、
    前記連結部と前記搬送コイルの回転軸線に直交する平面とのなす角φ1は、前記係止部が前記規制部材と係止したときの係止位置における前記規制部材と前記平面とのなす角φ2よりも小さい、
    ことを特徴とするトナー搬送装置。
  5. 前記角φ1は、0°<φ1<90°を満たす、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のトナー搬送装置。
  6. 前記角φ2は、0°<φ2<90°を満たす、
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  7. 前記規制部材が前記係止部と係止する領域は、前記搬送コイルの回転方向に関して、前記開放部を除いて周方向に連続する円錐台形状である、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  8. 前記係止部は、円環形状である、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  9. 前記空間部の内径は、前記係止部の最大外径より小さい、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  10. 前記規制部材が前記係止部と係止する領域は、前記搬送コイルの回転軸線に直交する直交面に対して面対称に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  11. 前記搬送コイルは、1本のワイヤにより形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  12. トナー像を担持して移動する像担持体と、
    前記像担持体上のトナーを除去する清掃部材と、
    前記清掃部材により除去したトナーを搬送する請求項1乃至11のいずれか1項に記載のトナー搬送装置と、を備える、
    ことを特徴とする像担持体ユニット
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