JP2022158265A - トナーカートリッジ - Google Patents

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拓也 雨池
Takuya Ameike
裕ブン 王
Yubun Wang
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Abstract

Figure 2022158265000001
【課題】トナーカートリッジにおいて、搬送部材の内側にトナーが溜まることを抑制できる構造を提供する。
【解決手段】トナーカートリッジ2は、筐体10、シャフト50、およびオーガ60を備える。筐体10は、トナー排出口15を有する。オーガ60は、筐体10内において、シャフト50とともに第1軸Aについて回転する。オーガ60は、内側筒状部63、外側筒状64、螺旋状の搬送突起65、およびトナー戻し面を有する。搬送突起65は、外側筒状部64の外周面に設けられる。オーガ60の回転に伴い、搬送突起65は、トナーを第1方向においてトナー排出口15へ近づく向きに搬送する。トナー戻し面は、内側筒状部63と外側筒状部64との間に設けられる。オーガ60の回転に伴い、トナー戻し面は、トナーを第1方向においてトナー排出口15から離れる向きに搬送する。
【選択図】図4

Description

本開示は、トナーカートリッジに関する。
従来、レーザプリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置は、トナーカートリッジおよびドラムカートリッジを有する。トナーカートリッジは、ドラムカートリッジに対して装着可能である。また、トナーカートリッジが装着されたドラムカートリッジは、画像形成装置に対して装着可能である。従来の画像形成装置については、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2011-186067号公報
トナーカートリッジは、トナーを収容可能な円筒状の筐体を備える。また、トナーカートリッジは、筐体内のトナーを、トナー排出口へ向けて搬送する搬送部材を備える。搬送部材は、例えば、シャフトと、シャフトから延びる螺旋状の羽根を有する。搬送部材が回転すると、螺旋状の羽根に押されて、トナーがトナー排出口へ向けて移動する。ただし、螺旋状の羽根の長さが長い場合、トナー排出口から過剰に多くのトナーが排出される可能性がある。
トナー排出口からのトナーの排出量を制限するためには、例えば、搬送部材を、円筒形状とし、その外周面に螺旋状の突起を設けることが考えられる。この場合、筐体内のトナーは、搬送部材の外周面と筐体の内表面との間を通って、トナー排出口へ搬送される。これにより、トナー排出口から排出されるトナーの量を制限できる。
ただし、搬送部材を円筒形状にすると、搬送部材の内側にトナーが溜まる。このため、搬送部材の内側に溜まったトナーが、消費されずに残ってしまうという問題がある。
本開示の目的は、トナーカートリッジにおいて、搬送部材の内側にトナーが溜まることを抑制できる構造を提供することである。
本願の第1開示は、トナーを収容可能な筐体であって、前記第1方向における前記筐体の一端部に位置するトナー排出口を有する筐体と、前記筐体内において前記第1方向に延びる第1軸について回転するシャフトと、前記筐体内において前記シャフトとともに前記第1軸について回転するオーガと、を備え、前記オーガは、前記シャフトの径方向外側に位置する外側筒状部と、前記外側筒状部の外周面に位置する螺旋状の搬送突起であり、前記シャフトおよび前記外側筒状部の回転に伴い、前記トナーを前記第1方向において前記トナー排出口へ近づく向きに搬送する搬送突起と、前記シャフトと前記外側筒状部との間に位置するトナー戻し面であって、前記シャフトおよび前記外側筒状部の回転に伴い、前記トナーを前記第1方向において前記トナー排出口から離れる向きに搬送するトナー戻し面と、を有することを特徴とする。
本願の第2開示は、第1開示のトナーカートリッジであって、前記トナー戻し面は、前記第1軸を中心とする周方向に対して、傾斜することを特徴とする。
本願の第3開示は、第1開示または第2開示のトナーカートリッジであって、前記オーガは、前記シャフトに固定される内側筒状部をさらに有し、前記外側筒状部は、前記内側筒状部よりも、前記第1軸に対する径方向外側に位置することを特徴とする。
本願の第4開示は、第3開示のトナーカートリッジであって、前記外側筒状部と前記筐体との間の径方向の間隔は、前記内側筒状部と前記外側筒状部との間の径方向の間隔よりも、小さいことを特徴とする。
本願の第5開示は、第3開示または第4開示のトナーカートリッジであって、前記オーガは、前記内側筒状部と前記外側筒状部とを接続する接続部をさらに有し、前記接続部が、前記トナー戻し面を有することを特徴とする。
本願の第6開示は、第1開示から第5開示のいずれか一開示のトナーカートリッジであって、前記筐体は、第1方向に延びる周面をさらに有し、前記トナー排出口は、前記第1方向における前記周面の一端部に位置することを特徴とする。
本願の第7開示は、第1開示から第6開示のいずれか一開示のトナーカートリッジであって、前記トナー戻し面は、前記第1方向における前記オーガの一端から他端まで延びることを特徴とする。
本願の第8開示は、第1開示から第7開示のいずれか1項に記載のトナーカートリッジであって、前記トナー排出口を閉じる閉位置と前記トナー排出口を開く開位置との間で、前記筐体に対して移動可能なシャッタをさらに備え、前記筐体は、前記シャッタが配置される凹みを有することを特徴とする。
本願の第9開示は、第8開示のトナーカートリッジであって、前記オーガは、前記第1方向における一端と他端とを有し、前記一端および前記他端のうち、前記一端のみが、前記凹みの径方向内側に位置し、前記一端における前記外側筒状部の外径は、前記他端における前記外側筒状部の外径よりも、小さいことを特徴とする。
本願の第10開示は、第1開示から第9開示のいずれか一開示のトナーカートリッジであって、前記筐体内において前記シャフトとともに前記第1軸について回転するアジテータであって、前記オーガよりも前記トナー排出口から離れた位置にあるアジテータをさらに備え、前記アジテータは、前記シャフトと前記筐体の内表面との間で径方向に広がるフィルムを有することを特徴とする。
本願の第11開示は、第10開示のトナーカートリッジであって、前記フィルムは、前記第1軸を中心とする周方向に撓むことで、前記トナーを前記オーガへ向けて押圧するフラップ部を有することを特徴とする。
本願の第12開示は、第10開示または第11開示のトナーカートリッジであって、前記第1方向における前記フィルムの一端は、前記オーガに接触することにより、前記第1軸を中心とする周方向に撓んでいることを特徴とする。
本願の第13開示は、第10開示から第12開示のいずれか一開示のトナーカートリッジであって、前記シャフトと前記筐体との間において、前記第1軸に対して垂直に広がるトナー押圧板であって、前記シャフトに形成された雄ねじと螺合する雌ねじを有するトナー押圧板と、前記オーガと前記トナー押圧板との間に位置し、前記シャフトに沿って前記第1方向に移動可能な複数のリングと、をさらに備え、前記フィルムは、前記複数のリングに固定され、前記シャフトの回転に伴い、前記トナー押圧板が、前記オーガへ近づく向きに移動することを特徴とする。
本願の第14開示は、第13開示のトナーカートリッジであって、前記トナー押圧板の外周部に固定された弾性部材であって、前記筐体の内表面に接触する弾性部材をさらに備えることを特徴とする。
本願の第15開示は、請求項1から請求項14のいずれか一項に記載のトナーカートリッジであって、前記シャフトを回転させるトナーカップリングであって、前記第1軸について回転可能なトナーカップリングをさらに備えることを特徴とする。
本願の第1開示~第15開示によれば、外側筒状部と筐体との間に位置するトナーを、螺旋状の搬送突起により、トナー排出口へ向けて搬送できる。また、外側筒状部の内側に溜まったトナーを、トナー戻し面により、トナー排出口から離れる向きに搬送して、オーガの外へ出すことができる。これにより、外側筒状部の内側にトナーが溜まることを抑制できる。
また、本願の第4開示によれば、外側筒状部と筐体との間において搬送されるトナーの量を制限できる。これにより、トナー排出口から過剰に多くのトナーが排出されることを抑制できる。
また、本願の第7開示によれば、外側筒状部の内側、かつ、第1方向におけるオーガの一端から他端までの空間に、トナーが溜まることを抑制できる。
また、本願の第8開示によれば、筐体の凹みにシャッタが配置される。これにより、筐体の周面からシャッタが突出することを抑制できる。
また、本願の第9開示によれば、外側筒状部と筐体との間の径方向の間隔の変化量を小さくできる。したがって、トナー排出口から排出されるトナーの量を、より均一化できる。
また、本願の第10開示によれば、フィルムを回転させることにより、筐体内のトナーを撹拌できる。
また、本願の第11開示によれば、フィルムを回転させることにより、筐体内のトナーをオーガへ向けて搬送することができる。
また、本願の第12開示によれば、オーガとアジテータとの間に位置するトナーを、オーガへ向けて搬送することができる。
また、本願の第13開示によれば、シャフトの回転に伴い、トナー押圧板が、徐々にオーガへ近づく向きに移動する。これにより、オーガとトナー押圧板との間のトナーを、オーガへ向けて移動させることができる。
また、本願の第14開示によれば、トナー押圧板と筐体との間の隙間を低減できる。これにより、オーガとトナー押圧板との間のトナーを、より効率よくオーガへ向けて移動させることができる。また、トナー押圧板がシャフトとともに回転してしまうことを、弾性部材と筐体との間の摩擦力によって防止できる。
画像形成装置の概要図である。 トナーカートリッジの斜視図である。 トナーカートリッジの断面図である。 トナーカートリッジのオーガ付近の断面図である。 トナーカートリッジの部分分解斜視図である。 オーガを、第1軸に対する径方向外側から視た図である。 オーガの斜視図である。 第1変形例のトナーカートリッジの断面図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明においては、トナーカートリッジ2のシャフト50が延びる方向を「第1方向」と称する。
<1.画像形成装置の構成>
図1は、画像形成装置1の概要図である。この画像形成装置1は、電子写真方式のプリンタである。具体的には、画像形成装置1は、レーザプリンタまたはLEDプリンタである。図1に示すように、画像形成装置1は、4つのトナーカートリッジ2、ドラムカートリッジ3、本体フレーム4、および制御部5を備える。
ドラムカートリッジ3は、ドロワである。図1に示すように、ドラムカートリッジ3は、4つの現像ローラ301と、4つの感光ドラム302と、を有する。4つのトナーカートリッジ2は、ドラムカートリッジ3に対して着脱可能である。また、4つのトナーカートリッジ2が装着されたドラムカートリッジ3は、本体フレーム4に対して着脱可能である。本実施形態のドラムカートリッジ3に装着されるトナーカートリッジ2の数は、4つである。ただし、ドラムカートリッジ3に装着されるトナーカートリッジ2の数は、1~3つであってもよく、5つ以上であってもよい。
4つのトナーカートリッジ2は、互いに異なる色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色)のトナーをそれぞれ収容する。画像形成装置1は、4つのトナーカートリッジ2から供給されるトナーにより、印刷用紙に画像を形成する。
制御部5は、画像形成装置1の本体フレーム4内に位置する。制御部5は、CPU等のプロセッサ501と、本体メモリ502とを有する。本体メモリ502は、情報の読み出しおよび書き込みが可能な記憶媒体である。プロセッサ501は、本体メモリ502からの情報の読み出しと、本体メモリ502への情報の書き込みと、を実行可能である。制御部5は、本体メモリ502に記憶されたプログラムに従ってプロセッサ501が動作することにより、画像形成装置1における印刷処理を実行する。
4つのトナーカートリッジ2は、それぞれ、ICチップ201を有する。ICチップ201は、情報の読み出しおよび書き込みが可能な記憶媒体である。ドラムカートリッジ3は、4つのドラム接点303、ドラムハーネス304、およびドラムコネクタ305を有する。4つのドラム接点303は、ドラムハーネス304を介して、ドラムコネクタ305と電気的に接続されている。また、画像形成装置1は、本体フレーム4内に、本体コネクタ401および本体ハーネス402を有する。本体コネクタ401は、本体ハーネス402を介して、制御部5と電気的に接続されている。
トナーカートリッジ2がドラムカートリッジ3に装着された場合、ICチップ201は、ドラム接点303と接触する。これにより、ICチップ201は、ドラム接点303と電気的に接続される。また、トナーカートリッジ2が装着されたドラムカートリッジ3が、本体フレーム4に装着された場合、ドラムコネクタ305は、本体コネクタ401と接触する。これにより、ドラムコネクタ305は、本体コネクタ401と電気的に接続される。これにより、ICチップ201が、ドラム接点303、ドラムハーネス304、ドラムコネクタ305、本体コネクタ401、および本体ハーネス402を介して、制御部5と電気的に接続される。その結果、制御部5は、ICチップ201からの情報の読み出しと、ICチップ201への情報の書き込みと、を実行することが可能となる。
<2.トナーカートリッジについて>
続いて、トナーカートリッジ2の構造について、説明する。図2は、トナーカートリッジ2の斜視図である。図3は、トナーカートリッジ2の断面図である。図4は、トナーカートリッジ2のオーガ60付近の断面図である。なお、図3および図4は、トナーカートリッジ2の後述する第1軸Aを含む断面を示している。図5は、トナーカートリッジ2の部分分解斜視図である。
図2~図5に示すように、トナーカートリッジ2は、筐体10、シャッタ20、カバー30、トナーカップリング40、シャフト50、オーガ60、およびアジテータ70を備える。
筐体10は、現像剤の一例であるトナーを収容可能な容器である。筐体10は、第1方向に延びる。筐体10は、第1端部11と、第2端部12と、筒状の周面13とを有する。第1端部11は、第1方向において、第2端部12と離れている。シャッタ20、カバー30、およびトナーカップリング40は、第1端部11に位置する。上述したICチップ201は、第2端部12に位置する。周面13は、第1端部11と第2端部12との間で、第1方向に延びる。周面13は、第1方向に延びる第1軸Aを中心とする筒状である。
筐体10は、内部に収容室14を有する。トナーは、収容室14に収容される。また、図5に示すように、筐体10は、トナー排出口15を有する。トナー排出口は、第1方向における筐体10の一端部に位置する。より具体的には、トナー排出口15は、第1方向における周面13の一端部に位置する。
シャッタ20は、筐体10の第1端部11に位置する。シャッタ20は、ホルダ21およびシャッタプレート22を有する。ホルダ21は、第1方向において、筐体10と、後述するギアカバー部31との間に位置する。ホルダ21は、第1軸Aを中心とする円環状である。ホルダ21は、孔210を有する。孔210は、ホルダ21の中央に位置する。シャッタプレート22は、ホルダ21の一部分から、第2端部12へ向けて、第1方向に延びる。シャッタプレート22は、シャッタ開口23を有する。
シャッタ20は、トナー排出口15を閉じる閉位置と、トナー排出口15を開く開位置との間で、筐体10に対して、第1軸Aについて回転可能である。シャッタ20が閉位置に位置する場合、シャッタプレート22がトナー排出口15を覆う。これにより、シャッタ20がトナー排出口15を閉じる。シャッタ20が開位置に位置する場合、シャッタプレート22のシャッタ開口23が、トナー排出口15と重なる。これにより、シャッタ20がトナー排出口15を開く。すなわち、トナー排出口15が、シャッタ開口23を介して、後述するカバー30の連通口33と連通する。その結果、収容室14に収容されたトナーが、ドラムカートリッジ3へ移動することが可能となる。
筐体10は、凹み16を有する。凹み16は、筐体10の周面13に位置する。シャッタプレート22は、凹み16内に位置する。これにより、筐体10の周面13からシャッタプレート22が突出することを抑制できる。
凹み16は、第1面160、第1ストッパ面161、および第2ストッパ面162を有する。第1面160は、トナー排出口15を有する。第1ストッパ面161は、第1軸Aを中心とする径方向(後述するシャフト50の径方向)において、第1面160から外側へ延びる。第2ストッパ面162は、第1軸Aを中心とする径方向(後述するシャフト50の径方向)において、第1面160から外側へ延びる。
第1ストッパ面161は、シャッタ20の閉位置から開位置へ向かう回転方向の移動を止める。シャッタ20が開位置に位置する場合、シャッタプレート22は、第1ストッパ面161と接触する。第2ストッパ面162は、シャッタ20の開位置から閉位置へ向かう回転方向の移動を止める。シャッタ20が閉位置に位置する場合、シャッタプレート22は、第2ストッパ面162と接触する。これにより、シャッタ20の移動範囲が、閉位置と開位置との間に制限される。
なお、第1ストッパ面161は、シャッタ20の回転方向における移動を完全に止めるものでなくてもよい。シャッタ20は、第1ストッパ面161に接触した状態において、僅かに移動可能であってもよい。また、第2ストッパ面162は、シャッタ20の回転方向における移動を完全に止めるものでなくてもよい。シャッタ20は、第2ストッパ面162に接触した状態において、僅かに移動可能であってもよい。
本実施形態では、トナー排出口15と第1ストッパ面161が、同じ筐体10にある。このため、シャッタ20が開位置に位置する場合に、トナー排出口15に対してシャッタ20が、精度よく位置決めされる。また、本実施形態では、トナー排出口15と第2ストッパ面162が、同じ筐体10にある。このため、シャッタ20が閉位置に位置する場合において、トナー排出口15に対してシャッタ20が、精度よく位置決めされる。ただし、後述するカバー30が、第1ストッパ面161および第2ストッパ面162を有していてもよい。また、シャッタ20およびカバー30とは別の部品が、第1ストッパ面161および第2ストッパ面162を有していてもよい。
カバー30は、筐体10の第1端部11の外表面に位置する。カバー30は、筐体10の第1端部11に固定される。カバー30は、ギアカバー部31とシャッタカバー部32とを有する。
ギアカバー部31は、第1軸Aを中心とする略円板状である。シャッタカバー部32は、ギアカバー部31の外周部の一部分から、筐体10へ向けて、第1方向に延びる。ホルダ21およびトナーカップリング40は、第1方向において、ギアカバー部31と、筐体10の第1端部11との間に位置する。シャッタカバー部32は、筐体10の凹み16に位置する。これにより、筐体10の周面13からシャッタカバー部32が突出することを抑制できる。シャッタカバー部32は、シャッタプレート22の少なくとも一部を覆う。
ギアカバー部31は、貫通孔310を有する。貫通孔310は、ギアカバー部31を第1方向に貫通する。貫通孔310は、ギアカバー部31の中央に位置する。トナーカップリング40は、貫通孔310を介して、カバー30の外部に露出する。
シャッタカバー部32は、連通口33を有する。シャッタ20が閉位置に位置する場合およびシャッタ20が開位置に位置する場合のいずれの場合であっても、連通口33は、トナー排出口15と重なる位置にある。シャッタ20が閉位置に位置する場合、シャッタプレート22は、連通口33を覆う。シャッタ20が開位置に位置する場合、シャッタ開口23は、トナー排出口15および連通口33と重なる。これにより、トナー排出口15が、シャッタ開口23を介して、連通口33と連通する。
トナーカップリング40は、後述するシャフト50へ駆動力を伝達するための部品である。トナーカップリング40は、筐体10の第1端部11に位置する。トナーカップリング40は、第1方向におけるシャフト50の一端部51に、接続部材42を介して接続されている。一方、ドラムカートリッジ3は、中継カップリング(図示省略)を有する。トナーカップリング40は、中継カップリングと接続可能である。そして、トナーカップリング40は、中継カップリングと接続された状態において、中継カップリングから駆動力を受けることが可能である。
トナーカートリッジ2が装着されたドラムカートリッジ3が、本体フレーム4に装着されると、ドラムカートリッジ3の中継カップリングが、トナーカップリング40に接続される。そして、画像形成装置1は、中継カップリングを介してトナーカップリング40に、駆動力を供給する。トナーカップリング40は、中継カップリングから駆動力を受けることにより、第1軸Aについて回転する。そして、トナーカップリング40が第1軸Aについて回転すると、トナーカップリング40とともに後述するシャフト50も、第1軸Aについて回転する。
シャフト50は、筐体10内において、第1軸Aに沿って第1方向に延びる。シャフト50は、一端部51と他端部52とを有する。シャフト50の一端部51とシャフト50の他端部52は、第1方向に離れている。シャフト50の一端部51は、筐体10の第1端部11に位置する。シャフト50の一端部51は、接続部材42を介して、トナーカップリング40に接続されている。シャフト50の他端部52は、筐体10の第2端部12に位置する。トナーカートリッジ2は、軸受53を有する。軸受53は、筐体10の第2端部12に位置する。シャフト50の他端部52は、軸受53に支持される。シャフト50は、接続部材42および軸受53に支持されながら、第1軸Aについて回転可能である。
オーガ60は、筐体10内においてトナーを搬送するための搬送部材である。オーガ60は、筐体10の内部に位置する。オーガ60は、第1方向において、後述するアジテータ70よりも、筐体10の第1端部11の近くに位置する。オーガ60は、シャフト50に固定される。したがって、トナーカップリング40が回転すると、シャフト50とともにオーガ60も、第1軸Aについて回転する。
図6は、オーガ60を、第1軸Aに対する径方向外側から視た図である。図7は、オーガ60の斜視図である。図3、図4、図6、および図7に示すように、オーガ60は、第1方向における一端61と他端62とを有する。オーガ60の一端61は、オーガ60の他端62よりも、筐体10の第1端部12の近くに位置する。また、オーガ60は、内側筒状部63、外側筒状部64、搬送突起65、第1接続部66、および第2接続部67を有する。
内側筒状部63は、第1軸Aを中心とする筒状の部分である。内側筒状部63は、オーガ60の一端61から他端62まで、第1方向に延びる。シャフト50の一端部51は、内側筒状部63の内側に挿入される。内側筒状部63は、シャフト50に固定される。
外側筒状部64は、第1軸Aを中心とする筒状の部分である。外側筒状部64は、シャフト50よりも、第1軸Aに対する径方向外側に位置する。外側筒状部64は、内側筒状部63よりも、第1軸Aに対する径方向外側に位置する。すなわち、第1軸Aを中心とする外側筒状部64の径は、第1軸Aを中心とする内側筒状部63の径よりも、大きい。外側筒状部64は、オーガ60の一端61から他端62まで、第1方向に延びる。
外側筒状部64は、コーン部641と、円筒部642とを有する。第1軸Aを中心とするコーン部641の径は、第1方向においてオーガ60の一端61へ近づくにつれて、徐々に小さくなる。円筒部642は、第1方向において、コーン部641よりも、オーガ60の一端61の近くに位置する。円筒部642は、第1軸Aを中心とする円筒状である。トナー排出口15は、円筒部642の径方向外側に位置する。
筐体10内のトナーは、外側筒状部64と筐体10の内表面との間の空間を通って、トナー排出口15へ搬送される。外側筒状部64と筐体10との間の径方向の間隔は、内側筒状部63と外側筒状部64との間の径方向の間隔よりも、小さい。これにより、外側筒状部64と筐体10の内表面との間において搬送されるトナーの量が制限される。したがって、トナー排出口15から過剰に多くのトナーが排出されることを抑制できる。
オーガ60の一端61における外側筒状部64の外径は、オーガ60の他端62における外側筒状部64の外径よりも、小さい。オーガ60の一端61および他端62のうち、一端61のみが、筐体10の凹み16の径方向内側に位置する。オーガ60の外側筒状部64は、筐体10の凹み16に合わせて、一端61の径を、他端62の径よりも、小さくしている。このようにすれば、外側筒状部64と筐体10の内表面との間の径方向の間隔の変化量を小さくできる。したがって、トナー排出口15から排出されるトナーの量を、より均一化できる。
搬送突起65は、外側筒状部64の外周面に位置する。搬送突起65は、第1軸Aから離れる向きに突出する。すなわち、搬送突起65は、外側筒状部64の外周面から、筐体10の内表面へ向けて突出する。また、搬送突起65は、第1軸Aを中心として螺旋状に延びる。オーガ60が第1軸Aについて回転すると、外側筒状部64と筐体10の内表面との間に位置するトナーが、搬送突起65に押される。その結果、外側筒状部64と筐体10の内表面との間に位置するトナーが、第1方向においてトナー排出口15へ近づく向きに搬送される。
なお、オーガ60が有する搬送突起65の数は、1本であってもよく、複数本であってもよい。
第1接続部66および第2接続部67は、内側筒状部63と外側筒状部64とを接続する部分である。第1接続部66および第2接続部67は、内側筒状部63の外周面と、外側筒状部64の内表面との間で、第1軸Aに対する径方向に延びる。また、第1接続部66および第2接続部67は、オーガ60の一端61から他端62まで、第1方向に延びる。第1接続部66と第2接続部67は、第1軸Aを挟んで、互いに反対側に位置する。すなわち、第1接続部66と第2接続部67は、第1軸Aの周囲に、180°の間隔をあけて位置する。
図7に示すように、第1接続部66は、第1トナー戻し面661を有する。第1トナー戻し面661は、シャフト50と外側筒状部64との間に位置する平面である。より具体的には、第1トナー戻し面661は、内側筒状部63と外側筒状部64との間に位置する平面である。第1トナー戻し面661は、第1軸Aを中心とする周方向に対して傾斜する。また、第1トナー戻し面661は、第1方向に対して傾斜する。図6に示すように、搬送突起65と第1トナー戻し面661とは、第1方向に対して互いに逆向きに傾斜する。
また、図7に示すように、第2接続部67は、第2トナー戻し面671を有する。第1トナー戻し面661は、シャフト50と外側筒状部64との間に位置する平面である。より具体的には、第2トナー戻し面671は、内側筒状部63と外側筒状部64との間に位置する平面である。第2トナー戻し面671は、第1軸Aを中心とする周方向に対して傾斜する。また、第2トナー戻し面671は、第1方向に対して傾斜する。第2トナー戻し面671と搬送突起65とは、第1方向に対して互いに逆向きに傾斜する。
オーガ60が第1軸Aについて回転すると、内側筒状部63と外側筒状部64との間に溜まったトナーが、第1トナー戻し面661および第2トナー戻し面671に押される。これにより、内側筒状部63と外側筒状部64との間に溜まったトナーが、第1方向において、トナー排出口15から離れる向きに搬送される。
アジテータ70は、筐体10内においてトナーを撹拌および搬送するための搬送部材である。アジテータ70は、筐体10の内部に位置する。アジテータ70は、第1方向において、オーガ60よりも、筐体10の第2端部12の近くに位置する。すなわち、アジテータ70は、オーガ60よりも、トナー排出口15から離れた位置にある。アジテータ70は、シャフト50に固定される。したがって、トナーカップリング40が回転すると、シャフト50およびオーガ60とともに、アジテータ70も、第1軸Aについて回転する。
アジテータ70は、フィルム71を有する。フィルム71は、可撓性を有する薄い板である。第1軸Aを中心とする径方向におけるフィルム71の一端は、シャフト50に固定される。フィルム71は、シャフト50から径方向外側へ向けて広がる。第1軸Aを中心とする径方向におけるフィルム71の他端は、筐体10の内表面に接触する。すなわち、フィルム71は、シャフト50と筐体10の内表面との間において、第1軸Aを中心とする径方向に広がる。シャフト50が第1軸Aについて回転すると、シャフト50とともにフィルム71も、第1軸Aについて回転する。そうすると、筐体10内のトナーは、フィルム71に押されて移動する。これにより、筐体10内のトナーが撹拌される。
フィルム71は、複数のフラップ部711を有する。複数のフラップ部711は、第1方向に並んでいる。各フラップ部711は、オーガ60へ向けて、第1方向に延びる。すなわち、各フラップ部711は、トナー排出口15へ向けて、第1方向に延びる。各フラップ部711は、第1軸Aを中心とする周方向に撓むことが可能である。アジテータ70が第1軸Aについて回転すると、筐体10内のトナーにより、各フラップ部711が、第1軸Aを中心とする周方向に撓む。そして、各フラップ部711は、トナーを、オーガ60へ向けて第1方向に押圧する。これにより、トナーが、オーガ60へ向けて、第1方向に搬送される。
第1方向におけるフィルム71の一端712は、オーガ60に接触する。これにより、第1方向におけるフィルム71の一端712は、第1軸Aを中心とする周方向に撓んでいる。第1方向におけるフィルム71の一端712が撓む方向は、アジテータ70が回転するときにフラップ部711が撓む方向と、同一である。このため、アジテータ70とオーガ60の間に位置するトナーは、第1方向におけるフィルム71の一端712により、オーガ60へ向けて、第1方向に押圧される。これにより、アジテータ70とオーガ60の間に位置するトナーが、オーガ60へ向けて、第1方向に搬送される。
トナーカートリッジ2が装着されたドラムカートリッジ3が、本体フレーム4に装着された場合、画像形成装置1から供給される駆動力により、トナーカップリング40が、第1軸Aについて回転する。そして、トナーカップリング40とともに、シャフト50、オーガ60、およびアジテータ70も、第1軸Aについて回転する。そうすると、アジテータ70は、筐体10内のトナーを撹拌するとともに、トナーを、オーガ60へ向けて第1方向に搬送する。また、オーガ60は、外側筒状部64と筐体10の内表面との間に位置するトナーを、螺旋状の搬送突起65により、トナー排出口15へ向けて、第1方向に搬送する。これにより、筐体10内のトナーが、トナー排出口15へ向けて搬送される。
また、オーガ60は、内側筒状部63と外側筒状部64との間に溜まったトナーを、第1トナー戻し面661および第2トナー戻し面671により、第1方向において、トナー排出口15から離れる向きに搬送する。これにより、内側筒状部63と外側筒状部64との間に溜まったトナーが、オーガ60の外に出される。これにより、内側筒状部63と外側筒状部64との間に、トナーが溜まることを抑制できる。そして、オーガ60の外に出されたトナーは、アジテータ70のフィルム71により、オーガ60へ向けて、第1方向に搬送される。これにより、オーガ60の外側筒状部64と筐体10の内表面との間へ搬送されるトナーの量が増加する。その結果、トナー排出口15から排出されずに筐体10内に残るトナーの量が低減する。
また、第1トナー戻し面661および第2トナー戻し面671は、オーガ60の一端61から他端62まで、第1方向に延びる。このようにすれば、内側筒状部63と外側筒状部64との間、かつ、第1方向におけるオーガ60の一端61から他端62までの空間に、トナーが溜まることを抑制できる。したがって、内側筒状部63と外側筒状部64との間の空間に残るトナーの量を、より低減できる。
<3.変形例>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上記の実施形態に限定されるものではない。
<3-1.第1変形例>
以下では、第1変形例のトナーカートリッジ2について説明する。第1変形例のトナーカートリッジ2は、シャフト50およびアジテータ70の構成が、上記の実施形態と異なる。また、第1変形例のトナーカートリッジ2は、トナー押圧板81、弾性部材82、および複数のリング83を備える点が、上記の実施形態と異なる。他の部分については、上記の実施形態と同等である。以下では、上記の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図8は、第1変形例のトナーカートリッジ2の断面図である。図8は、トナーカートリッジ2の第1軸Aを含む断面を示している。図8に示すように、第1変形例では、シャフト50が雄ねじ54を有する。雄ねじ54は、シャフト50の外周面に形成された螺旋状の溝である。また、第1変形例のトナーカートリッジ2は、トナー押圧板81、弾性部材82、および複数のリング83を備える。
トナー押圧板81は、円板状の板である。トナー押圧板81は、シャフト50と筐体10との間において、第1軸Aに対して垂直に広がる。トナー押圧板81は、雌ねじ810を有する。雌ねじ810は、トナー押圧板81の内周部に位置する。雌ねじ810は、螺旋状の溝である。トナー押圧板81の雌ねじ810は、シャフト50の雄ねじ54と螺合する。
弾性部材82は、伸び縮み可能な材料で形成された円環状の部材である。弾性部材82は、例えば、スポンジにより形成される。弾性部材82は、トナー押圧板81の外周部に固定される。また、弾性部材82は、トナー押圧板81の外周部と、筐体10の内表面と、の両方に接触する。
複数のリング83は、第1軸Aを中心とする円環状の部品である。シャフト50は、複数のリング83に挿入される。複数のリング83は、第1方向において、トナー押圧板81とオーガ60との間に位置する。複数のリング83は、第1方向に並んでいる。リング83の内周面には、雌ねじが形成されていない。複数のリング83は、シャフト50に沿って、第1方向に、個別に移動可能である。また、複数のリング83は、シャフト50とともに、第1軸Aについて回転する。
第1軸Aを中心とする径方向におけるフィルム71の一端は、複数のリング83に固定される。また、フィルム71は、複数の折り目713を有する。複数の折り目713は、第1方向に並んでいる。各折り目713は、第1軸Aを中心とする径方向に延びる。フィルム71は、折り目713に沿って、折り畳むことが可能である。
トナーカートリッジ2が装着されたドラムカートリッジ3が、本体フレーム4に装着された場合、画像形成装置1から供給される駆動力により、トナーカップリング40が、第1軸Aについて回転する。そして、トナーカップリング40とともに、シャフト50、オーガ60、およびアジテータ70も、第1軸Aについて回転する。このとき、弾性部材82と筐体10との間に摩擦力がはたらくため、トナー押圧板81は、第1軸Aについて回転しない。トナー押圧板81は、雌ねじ810に対して雄ねじ54が回転することにより、シャフト50に対して、オーガ60へ向けて、第1方向に移動する。
このように、第1変形例では、シャフト50の回転に伴い、トナー押圧板81が、徐々にオーガ60へ近づく向きに移動する。このため、トナー押圧板81とオーガ60との間の空間が、徐々に狭くなる。トナー押圧板81は、トナー押圧板81とオーガ60との間のトナーを、オーガ60へ向けて移動させる。これにより、筐体10内のトナーを、トナー排出口15へ向けて、より効率よく移動させることができる。
また、トナー押圧板81と筐体10の内表面との間の隙間は、弾性部材82により低減される。これにより、トナー押圧板81よりも第2端部12側へ、トナーが漏れることが抑制される。したがって、トナー押圧板81とオーガ60との間のトナーを、より効率よくオーガ60へ向けて移動させることができる。
トナー押圧板81が第1方向に移動するのに伴い、隣り合うリング83の間隔は、順次に狭くなる。その際、フィルム71は、折り目713に沿って折り畳まれる。このため、複数のリング83にフィルム71が固定された状態を維持しつつ、隣り合うリング83の間隔を狭くすることができる。
なお、この第1変形例では、弾性部材82と筐体10の内表面との間の摩擦力により、第1軸Aを中心とするトナー押圧板81の回転が止められていた。しかしながら、他の方法で、第1軸Aを中心とするトナー押圧板81の回転を止めてもよい。例えば、筐体10の内表面に第1方向に延びるガイド突起を設け、トナー押圧板81の外周部に、ガイド突起が嵌まる切り欠きを設けてもよい。
<3-2.他の変形例>
上記の実施形態では、オーガ60が、第1トナー戻し面661および第2トナー戻し面671の2つのトナー戻し面を有していた。しかしながら、オーガ60が有するトナー戻し面の数は、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
また、上記の実施形態では、トナー戻し面が、平面であった。しかしながら、トナー戻し面は、曲面であってもよい。また、トナー戻し面は、螺旋状の面であってもよい。
また、上記の実施形態のトナーカートリッジ2は、トナーを搬送するための搬送部材として、オーガ60およびアジテータ70を、備えていた。しかしながら、トナーカートリッジは、トナーを搬送するための搬送部材として、オーガのみを備えていてもよい。
また、画像形成装置1を構成する各部品の細部の形状については、本願の各図に示された形状と異なっていてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に取捨選択してもよい。
1 画像形成装置
2 トナーカートリッジ
3 ドラムカートリッジ
4 本体フレーム
5 制御部
10 筐体
15 トナー排出口
16 凹み
20 シャッタ
30 カバー
40 トナーカップリング
50 シャフト
54 雄ねじ
60 オーガ
63 内側筒状部
64 外側筒状部
65 搬送突起
70 アジテータ
71 フィルム
81 トナー押圧板
82 弾性部材
83 リング
661 第1トナー戻し面
671 第2トナー戻し面
711 フラップ部
713 折り目
810 雌ねじ
A 第1軸

Claims (15)

  1. トナーを収容可能な筐体であって、前記第1方向における前記筐体の一端部に位置するトナー排出口を有する筐体と、
    前記筐体内において前記第1方向に延びる第1軸について回転するシャフトと、
    前記筐体内において前記シャフトとともに前記第1軸について回転するオーガと、
    を備え、
    前記オーガは、
    前記シャフトの径方向外側に位置する外側筒状部と、
    前記外側筒状部の外周面に位置する螺旋状の搬送突起であり、前記シャフトおよび前記外側筒状部の回転に伴い、前記トナーを前記第1方向において前記トナー排出口へ近づく向きに搬送する搬送突起と、
    前記シャフトと前記外側筒状部との間に位置するトナー戻し面であって、前記シャフトおよび前記外側筒状部の回転に伴い、前記トナーを前記第1方向において前記トナー排出口から離れる向きに搬送するトナー戻し面と、
    を有することを特徴とする、トナーカートリッジ。
  2. 請求項1に記載のトナーカートリッジであって、
    前記トナー戻し面は、前記第1軸を中心とする周方向に対して、傾斜することを特徴とする、トナーカートリッジ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のトナーカートリッジであって、
    前記オーガは、
    前記シャフトに固定される内側筒状部
    をさらに有し、
    前記外側筒状部は、前記内側筒状部よりも、前記第1軸に対する径方向外側に位置することを特徴とする、トナーカートリッジ。
  4. 請求項3に記載のトナーカートリッジであって、
    前記外側筒状部と前記筐体との間の径方向の間隔は、前記内側筒状部と前記外側筒状部との間の径方向の間隔よりも、小さいことを特徴とする、トナーカートリッジ。
  5. 請求項3または請求項4に記載のトナーカートリッジであって、
    前記オーガは、
    前記内側筒状部と前記外側筒状部とを接続する接続部
    をさらに有し、
    前記接続部が、前記トナー戻し面を有することを特徴とする、トナーカートリッジ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のトナーカートリッジであって、
    前記筐体は、
    第1方向に延びる周面
    をさらに有し、
    前記トナー排出口は、前記第1方向における前記周面の一端部に位置することを特徴とする、トナーカートリッジ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のトナーカートリッジであって、
    前記トナー戻し面は、前記第1方向における前記オーガの一端から他端まで延びることを特徴とする、トナーカートリッジ。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のトナーカートリッジであって、
    前記トナー排出口を閉じる閉位置と前記トナー排出口を開く開位置との間で、前記筐体に対して移動可能なシャッタ
    をさらに備え、
    前記筐体は、前記シャッタが配置される凹みを有することを特徴とする、トナーカートリッジ。
  9. 請求項8に記載のトナーカートリッジであって、
    前記オーガは、前記第1方向における一端と他端とを有し、
    前記一端および前記他端のうち、前記一端のみが、前記凹みの径方向内側に位置し、
    前記一端における前記外側筒状部の外径は、前記他端における前記外側筒状部の外径よりも、小さいことを特徴とする、トナーカートリッジ。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のトナーカートリッジであって、
    前記筐体内において前記シャフトとともに前記第1軸について回転するアジテータであって、前記オーガよりも前記トナー排出口から離れた位置にあるアジテータ
    をさらに備え、
    前記アジテータは、
    前記シャフトと前記筐体の内表面との間で径方向に広がるフィルム
    を有することを特徴とする、トナーカートリッジ。
  11. 請求項10に記載のトナーカートリッジであって、
    前記フィルムは、
    前記第1軸を中心とする周方向に撓むことで、前記トナーを前記オーガへ向けて押圧するフラップ部
    を有することを特徴とする、トナーカートリッジ。
  12. 請求項10または請求項11に記載のトナーカートリッジであって、
    前記第1方向における前記フィルムの一端は、前記オーガに接触することにより、前記第1軸を中心とする周方向に撓んでいることを特徴とする、トナーカートリッジ。
  13. 請求項10から請求項12のいずれか一項に記載のトナーカートリッジであって、
    前記シャフトと前記筐体との間において、前記第1軸に対して垂直に広がるトナー押圧板であって、前記シャフトに形成された雄ねじと螺合する雌ねじを有するトナー押圧板と、
    前記オーガと前記トナー押圧板との間に位置し、前記シャフトに沿って前記第1方向に移動可能な複数のリングと、
    をさらに備え、
    前記フィルムは、前記複数のリングに固定され、
    前記シャフトの回転に伴い、前記トナー押圧板が、前記オーガへ近づく向きに移動することを特徴とする、トナーカートリッジ。
  14. 請求項13に記載のトナーカートリッジであって、
    前記トナー押圧板の外周部に固定された弾性部材であって、前記筐体の内表面に接触する弾性部材
    をさらに備えることを特徴とする、トナーカートリッジ。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか一項に記載のトナーカートリッジであって、
    前記シャフトを回転させるトナーカップリングであって、前記第1軸について回転可能なトナーカップリング
    をさらに備えることを特徴とする、トナーカートリッジ。
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