JP7018325B2 - 排水処理設備及び排水処理方法 - Google Patents
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Description
イオン成分を含む排水に対してアニオン交換又はカチオン交換のいずれか一方のイオン交換をおこなう第1イオン交換部と、
第1イオン交換部を経た第1イオン交換水に対して第1イオン交換部と逆のイオン交換をおこなう第2イオン交換部と、
第2イオン交換部を経た第2イオン交換水に対してアニオン交換又はカチオン交換のいずれか一方のイオン交換をおこなう第3イオン交換部と、
第2イオン交換水の導電率と、第3イオン交換部を経た第3イオン交換水の導電率とを少なくとも測定する導電率測定部と、
第2イオン交換水の導電率と、第2イオン交換水及び第3イオン交換水の導電率差とを基にして、演算処理によって第1イオン交換部又は第2イオン交換部のいずれか一方でブレイクが起こったと判断する演算部と、を備える。
従って、本実施形態の排水処理設備によれば、カチオンブレイク又はアニオンブレイクのいずれか一方が起こったことを比較的簡便に判定できる。
そして、第2イオン交換水の導電率と第3イオン交換水の導電率との差(導電率差)が設定値未満である場合、第3イオン交換部でのイオン交換は、あまりおこなわれていない。換言すると、第3イオン交換部でイオン交換されるイオン成分は、第1イオン交換部及び第2イオン交換部の両方を経た第2イオン交換水にあまり含まれていないといえる。一方で、第1イオン交換部及び第2イオン交換部の両方を経た第2イオン交換水の導電率は、上記の所定値にまで上がっていることから、第3イオン交換部に入ってくる第2イオン交換水は、比較的多くのイオン成分を含むといえる。このイオン成分は、第3イオン交換部でイオン交換されるイオン成分と逆の電荷のイオン成分(第3イオン交換部でイオン交換されないイオン成分)であるといえる。上記逆の電荷のイオン成分が多いことから、第3イオン交換部とは逆のイオン交換をおこなうイオン交換部(第1イオン交換部又は第2イオン交換部のいずれか一方)でブレイクが起こったと判断できる。
これに対して、上記の導電率の差(導電率差)が設定値以上である場合、第3イオン交換部でのカチオン交換は、比較的よくおこなわれている。換言すると、第3イオン交換部でイオン交換されるイオン成分は、第1イオン交換部及び第2イオン交換部の両方を経た第2イオン交換水に比較的多く含まれているといえる。よって、第2イオン交換水は、第3イオン交換部でイオン交換されるイオン成分と同電荷のイオン成分を比較的多く含むといえる。従って、このイオン成分は、第3イオン交換部でイオン交換されるイオン成分と同電荷のイオン成分であるといえる。上記同電荷のイオン成分が多いことから、第3イオン交換部と同様のイオン交換をおこなうイオン交換部(第1イオン交換部又は第2イオン交換部のいずれか一方)でブレイクが起こったと判断できる。
このように、本実施形態の排水処理設備では、上記のごとく、第2イオン交換水の導電率が所定値にまで上がったときに、第2イオン交換水の導電率と第3イオン交換水の導電率との差(導電率差)の大小によって、カチオンブレイクが起こったか、アニオンブレイクが起こったかを判断することができる。換言すると、上記の導電率差が設定値以上であるか又は設定値未満であるかによって、第1イオン交換部又は第2イオン交換部のどちらでブレイクが起こったかを判断できる。
従って、本実施形態の排水処理設備によれば、カチオンブレイク又はアニオンブレイクのいずれか一方が起こったことをより確実に且つ比較的簡便に判定できる。
イオン成分を含む排水に対してアニオン交換又はカチオン交換のいずれか一方のイオン交換を第1イオン交換部においておこなう第1イオン交換工程と、
第1イオン交換工程を経た第1イオン交換水に対して第1イオン交換部と逆のイオン交換を第2イオン交換部においておこなう第2イオン交換工程と、
第2イオン交換工程を経た第2イオン交換水に対してアニオン交換又はカチオン交換のいずれか一方のイオン交換を第3イオン交換部においておこなう第3イオン交換工程と、
第2イオン交換水の導電率と、第3イオン交換部を経た第3イオン交換水の導電率とを少なくとも測定する導電率測定工程と、
第2イオン交換水の導電率と、第2イオン交換水及び第3イオン交換水の導電率差とを基にして、第1イオン交換部又は第2イオン交換部のいずれか一方でブレイクが起こったと判断する判断工程と、を備える。
導電率差が設定値未満である場合に、第3イオン交換部と逆のイオン交換をおこなう第1イオン交換部又は第2イオン交換部のいずれか一方でブレイクが起こったと判断し、
導電率差が設定値以上である場合に、第3イオン交換部と同じイオン交換をおこなう第1イオン交換部又は第2イオン交換部のいずれか一方でブレイクが起こったと判断してもよい。
第1イオン交換部10を経た第1イオン交換水に対して第1イオン交換部10と逆のイオン交換をおこなう第2イオン交換部20と、
第2イオン交換部20を経た第2イオン交換水に対してアニオン交換又はカチオン交換のいずれか一方のイオン交換をおこなう第3イオン交換部30と、
第2イオン交換水の導電率と、第3イオン交換部30を経た第3イオン交換水の導電率とを少なくとも測定する導電率測定部4と、
第2イオン交換水の導電率と、第2イオン交換水及び第3イオン交換水の導電率差とを基にして、演算処理によって第1イオン交換部10又は第2イオン交換部20のいずれか一方でブレイクが起こったと判断する演算部5と、を備える。
そして、本実施形態の排水処理設備1は、加圧ポンプ6によって加圧された排水を第1イオン交換部10へ送りつつ、第1イオン交換部10でイオン交換される前における排水の導電率を初期導電率測定部43で測定するように構成されている。また、本実施形態の排水処理設備1は、第1イオン交換部10を経た第1イオン交換水を第2イオン交換部20へ送り、第2イオン交換部20を経た第2イオン交換水を設備外へ排出するか又は第3イオン交換部30へ送るように構成されている。また、本実施形態の排水処理設備1は、第2イオン交換部20を経て且つ第3イオン交換部30を経ていない第2イオン交換水の導電率を第1導電率測定部41で測定するように構成され、また、第2イオン交換部20を経て且つ第3イオン交換部30を経た第3イオン交換水の導電率を第2導電率測定部42で測定するように構成されている。
なお、本実施形態の排水処理設備1は、上流側のイオン交換部から下流側のイオン交換部へ、イオン交換後の水を送るための経路等を有する。
なお、本実施形態の排水処理設備1において、イオン交換部のうち、第1イオン交換部10と第2イオン交換部20との間、また、第2イオン交換部20と第3イオン交換部30との間には、他のイオン交換部は、配置されていない。
第2イオン交換水の導電率と第3イオン交換水の導電率との差(導電率差)が設定値未満である場合にアニオン交換部(第2イオン交換部20)でブレイクが起こったと判断する一方、上記の導電率差が設定値以上である場合にカチオン交換部(第1イオン交換部10)でブレイクが起こったと判断するように構成されている。このように判断できる理由について、下記に詳しく説明する。
次に、第2イオン交換水の導電率と第3イオン交換水の導電率との差(導電率差)を求める。この導電率差が設定値未満である場合、補助カチオン交換部(第3イオン交換部30)でのカチオン交換は、あまりおこなわれていない。換言すると、補助カチオン交換部(第3イオン交換部30)でイオン交換されるはずのカチオン成分は、第2イオン交換水にあまり含まれていないといえる。一方で、カチオン交換部(第1イオン交換部10)及びアニオン交換部(第2イオン交換部20)の両方を経た第2イオン交換水の導電率は、上記の所定値にまで上がっていることから、補助カチオン交換部に入ってくる第2イオン交換水は、アニオン成分を比較的多く含むといえる。第2イオン交換水中のアニオン成分が多いことから、アニオンブレイクが起こっているといえる。即ち、アニオン交換部(第2イオン交換部20)でブレイクが起こったと判断できる。
これに対して、上記の導電率差が設定値以上である場合、補助カチオン交換部(第3イオン交換部30)でのカチオン交換は、比較的よくおこなわれている。換言すると、補助カチオン交換部(第3イオン交換部30)でイオン交換されるカチオン成分は、第2イオン交換水に比較的多く含まれているといえる。カチオン交換部(第1イオン交換部10)及びアニオン交換部(第2イオン交換部20)の両方を経た第2イオン交換水の導電率は、上記の所定値にまで上がっていることからも、補助カチオン交換部に入ってくる第2イオン交換水は、カチオン成分を比較的多く含むといえる。第2イオン交換水中のカチオン成分が多いことから、カチオンブレイクが起こっているといえる。即ち、カチオン交換部(第1イオン交換部10)でブレイクが起こったと判断できる。
従って、本実施形態の排水処理設備1によれば、カチオンブレイク又はアニオンブレイクのいずれか一方が起こったことを比較的簡便に判定できる。
第1イオン交換工程を経た第1イオン交換水に対して第1イオン交換部と逆のイオン交換を第2イオン交換部20(上記のアニオン交換部)においておこなう第2イオン交換工程と、
第2イオン交換工程を経た第2イオン交換水に対してアニオン交換又はカチオン交換のいずれか一方のイオン交換を第3イオン交換部30(上記の補助カチオン交換部)においておこなう第3イオン交換工程と、
第2イオン交換水の導電率と、第3イオン交換部30を経た第3イオン交換水の導電率とを少なくとも測定する導電率測定工程と、
第2イオン交換水の導電率と、第2イオン交換水及び第3イオン交換水の導電率差とを基にして、第1イオン交換部又は第2イオン交換部のいずれか一方でブレイクが起こったと判断する判断工程と、を備える。
本実施形態の排水処理方法は、判断工程によってブレイクが起こったと判断した、第1イオン交換部10又は第2イオン交換部20のいずれか一方のイオン交換樹脂を少なくとも再生させる再生工程をさらに備えてもよい。
また、導電率測定工程では、上記のアニオン交換部と上記の補助カチオン交換部とを経た第3イオン交換水の導電率を、第2導電率測定部42の導電率計によって測定する。
最初に、上記イオン交換部のいずれかでブレイクが起こったと判断されたとき、カチオン交換部(カチオン交換塔)及びアニオン交換部(アニオン交換塔)の両方を、上記の理論必要量の各再生薬剤でそれぞれ再生させる。このようにして、1回目の再生工程を行う。
さらに、カチオン交換部(カチオン交換塔)及びアニオン交換部(アニオン交換塔)においてイオン交換(以下、単に「排水の浄化」ともいう)を続けると、判断工程によって、カチオン交換部(カチオン交換塔)又はアニオン交換部(アニオン交換塔)のいずれかでブレイクが起こったと判断される(以下、単にn回目のブレイクともいう)。2回目以降の斯かる判断のあと、例えば、ブレイクが起こったイオン交換部を再生させるための再生薬剤の量を、下記の理論必要量に決定し、一方、ブレイクが起こらなかったイオン交換部を再生させるための再生薬剤の量を、下記の理論必要量よりも少ない量に決定する。
n回目のブレイクにおいて、ブレイクが起こったと判断されたイオン交換部は、上記の理論必要量の再生薬剤で再生させる。一方、n回目のブレイクにおいて、ブレイクが起こったと判断されなかったイオン交換部は、n-1回目のブレイク(1回前のブレイク)に対して使用した再生薬剤の量(理論必要量)よりも、1質量%~5質量%少ない再生薬剤で再生させる。
上記のようにして、ブレイクが起こったと判断されなかった方のイオン交換部で使用する再生薬剤の量を減らすことによって、斯かるイオン交換部において再生薬剤を必要以上に使用することを抑制できる。
さらに排水の浄化を続けて、n+1回目のブレイクにおいて、再度、カチオン交換部(カチオン交換塔)でブレイクが起こったと判断された場合、アニオン交換部(アニオン交換塔)を再生するための再生薬剤の量を、n回目のブレイク(1回前のブレイク)に対して使用した再生薬剤の量よりも、1質量%~5質量%分、減少させる。
このように、いずれか一方のイオン交換部で、連続して複数回ブレイクが起こったと判断された場合、再生工程を行うごとに、ブレイクが起こったと判断されなかった方のイオン交換部を再生させるための再生薬剤の量は、1回前のブレイクによって使用した再生薬剤の量よりも減少する。従って、同じイオン交換部で連続してブレイクが起こったと判断された場合、ブレイクが起こったと判断されなかった方のイオン交換部を再生させるための再生薬剤の量は、再生工程の回数に伴って、減少していく。
例えば、カチオン交換部でブレイクが起こったと判断されることが連続した後に、アニオン交換部でブレイクが起こったと判断された場合、両方のイオン交換部がほぼ同じタイミングでブレイクすると予想できるため、ブレイク回数を追って減少させた再生薬剤(アニオン交換部の再生薬剤)の量は、適切であると認識できる。
なお、排水の浄化中に、イオン交換前の排水の導電率が大きく変化した場合、カチオン交換部及びアニオン交換部を再生させるための再生薬剤の量を、理論必要量に決定することができる。理論必要量の再生薬剤でカチオン交換部及びアニオン交換部を再生させた後、上記の同様にして薬剤量決定工程を行うことによって、再生薬剤の量を適正な量とすることができる。
なお、排水の浄化においてイオン交換部を再生させる回数をできるだけ減らすために、イオン交換部を完全に再生させることが好ましい。従って、ブレイクが起こったと判断されたイオン交換部を再生させるための再生薬剤の量としては、通常、上記の理論必要量を採用する。
また、一般の排水処理設備及び排水処理方法において用いられる種々の態様を、本発明の効果を損ねない範囲において、採用することができる。
特に、カルシウムイオン(Caイオン)やマグネシウムイオン(Mgイオン)などのカチオン成分を排水が含む場合、第1イオン交換部がカチオン交換部であることによって、CaイオンやMgイオンなどを第1イオン交換部で除去できる。よって、第2イオン交換部において、アニオン交換樹脂による水酸化物イオンと、CaイオンやMgイオンとが反応して水酸化カルシウムや水酸化マグネシウムといった化合物がアニオン交換部において析出して沈殿してしまうことを防止できる。第2イオン交換部のアニオン交換部において、これらの化合物が沈殿すると、イオン交換が妨げられて第2イオン交換水の水質が悪化することもある。
また、マイナス荷電を有する有機汚染物を排水が比較的多く含む場合、第1イオン交換部がカチオン交換部であることによって、有機汚染物が第1イオン交換部のカチオン樹脂に強く吸着することを防止できる。一方、第1イオン交換部がアニオン交換部であると、有機汚染物がアニオン交換樹脂に強く吸着してしまい、アニオン交換部におけるアニオン交換の能力が低下し得る。
また、上記実施形態では、第2イオン交換部を経た第2イオン交換水の大部分(例えば半分以上)を設備外へ排出しつつ、第2イオン交換水の一部を第3イオン交換部に供給する設備などについて説明したが、本発明は、このような設備や方法に限定されない。本発明は、第2イオン交換水の全部を第3イオン交換部に供給する設備や方法であってもよい。この場合、第3イオン交換部に供給される前の第2イオン交換水の導電率、及び、第3イオン交換部を経た第3イオン交換水の導電率の両方を測定するようにすれば良い。
10:カチオン交換部(第1イオン交換部)、
20:アニオン交換部(第2イオン交換部)、
30:補助カチオン交換部(第3イオン交換部)、
4:導電率測定部、
41:第1導電率測定部、 42:第2導電率測定部、 43:初期導電率測定部、
5:演算部、
6:加圧ポンプ。
Claims (4)
- イオン成分を含む排水に対してアニオン交換又はカチオン交換のいずれか一方のイオン交換をおこなう第1イオン交換部と、
前記第1イオン交換部を経た第1イオン交換水に対して、カチオン交換又はアニオン交換のいずれか一方のイオン交換であって且つ前記第1イオン交換部と逆のイオン交換をおこなう第2イオン交換部と、
前記第2イオン交換部を経た第2イオン交換水に対してアニオン交換又はカチオン交換のいずれか一方のイオン交換をおこなう第3イオン交換部と、
前記第2イオン交換水の導電率と、前記第3イオン交換部を経た第3イオン交換水の導電率とを少なくとも測定する導電率測定部と、
前記第2イオン交換水の導電率と、前記第2イオン交換水及び前記第3イオン交換水の導電率差とを基にして、演算処理によって前記第1イオン交換部又は前記第2イオン交換部のいずれか一方でブレイクが起こったと判断する演算部と、を備え、
前記演算部は、前記第2イオン交換水の導電率が所定値にまで上がったときに、
前記導電率差が設定値未満である場合に、前記第3イオン交換部と逆のイオン交換をおこなう前記第1イオン交換部又は前記第2イオン交換部のいずれか一方でブレイクが起こったと判断し、
前記導電率差が前記設定値以上である場合に、前記第3イオン交換部と同じイオン交換をおこなう前記第1イオン交換部又は前記第2イオン交換部のいずれか一方でブレイクが起こったと判断するように構成されている、排水処理設備。 - 前記演算部は、前記第1イオン交換部又は前記第2イオン交換部のいずれか一方で前記ブレイクが起こったと判断したときに、前記第1イオン交換部及び前記第2イオン交換部を再生させるための各再生薬剤の量を決定するように構成されている、請求項1に記載の排水処理設備。
- イオン成分を含む排水に対してアニオン交換又はカチオン交換のいずれか一方のイオン交換を第1イオン交換部においておこなう第1イオン交換工程と、
前記第1イオン交換工程を経た第1イオン交換水に対して、カチオン交換又はアニオン交換のいずれか一方のイオン交換であって且つ前記第1イオン交換部と逆のイオン交換を第2イオン交換部においておこなう第2イオン交換工程と、
前記第2イオン交換工程を経た第2イオン交換水に対してアニオン交換又はカチオン交換のいずれか一方のイオン交換を第3イオン交換部においておこなう第3イオン交換工程と、
前記第2イオン交換水の導電率と、前記第3イオン交換部を経た第3イオン交換水の導電率とを少なくとも測定する導電率測定工程と、
前記第2イオン交換水の導電率と、前記第2イオン交換水及び前記第3イオン交換水の導電率差とを基にして、前記第1イオン交換部又は前記第2イオン交換部のいずれか一方でブレイクが起こったと判断する判断工程と、を備え、
前記判断工程では、前記第2イオン交換水の導電率が所定値にまで上がったときに、
前記導電率差が設定値未満である場合に、前記第3イオン交換部と逆のイオン交換をおこなう前記第1イオン交換部又は前記第2イオン交換部のいずれか一方でブレイクが起こったと判断し、
前記導電率差が前記設定値以上である場合に、前記第3イオン交換部と同じイオン交換をおこなう前記第1イオン交換部又は前記第2イオン交換部のいずれか一方でブレイクが起こったと判断する、排水処理方法。 - 前記第1イオン交換部又は前記第2イオン交換部のいずれかで前記ブレイクが起こったと判断したときに、前記第1イオン交換部及び前記第2イオン交換部を再生させるための各再生薬剤の量を決定する薬剤量決定工程をさらに備える、請求項3に記載の排水処理方法。
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