JP7018240B2 - 蓋付き薄肉容器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば内容物を取り出すための取り出し用具等を収納する収納部を備える蓋付き薄肉容器に関する。
以下の特許文献1には、バター、マーガリン又はクリームチーズ等の食品を収容可能な容器が開示されている。
特許文献1に記載の容器は、容器本体11と蓋体12の少なくとも一方に、揺動自在に一体連結されると共に引き起こしにより容器の吊り下げを可能とする吊下げ部3を備える構成とすることにより、冷蔵庫の収納部内のデットスペースを有効活用できるようにしたというものである。
特開2017-81634号公報
ところで、バター、マーガリン又はクリームチーズ等の内容物を収容する容器においては、内容物を取り扱うためのバターナイフ等の取り出し用具を備えることが要望されている。
しかし、そのような取り出し用具を備えるには、内容物の上に取り出し用具を載せるなどして、容器内に内容物と一緒に収納する必要があることから、購入直後のように多くの内容物が容器内に残っているような場合には取り出し用具を収納することが困難となる場合があった。
また取り出し用具を内容物と一緒に容器内に収納する場合には、取り出し用具の柄の部分に食品が付着して滑りやすくなるという問題、あるいは手に付着した内容物が再び取り出し用具に付着する虞があることなどから非衛生的になりやすいという問題があった。
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、蓋体の外部に取り出し用具を収納する収納部を備える蓋付き薄肉容器を創出することを課題とする。
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の主たる手段は、
内容物を収容する容器本体と、容器本体の開口端に装着される蓋体とを備え、合成樹脂製の薄いシートにより蓋付き薄肉容器であって、
蓋体上には、陥没状に設けられた頂壁凹部から成る陥没部及び載置部と、断面凸状に形成され且つその頂部側壁の表面に係止凸部が形成された頂壁凸部とが設けられ、容器本体と蓋体のいずれか一方には第1ヒンジと断面略V字状形状に形成された接地部及びその先端に係合部を有して第1ヒンジを介して回動自在に一体に連結されたカバー部が設けられており、
カバー部を、第1ヒンジを中心に回動させて接地部を載置部に当接させると共に係止凸部の下端に係合部の端部を係合させることにより、載置部の全部又は一部を覆う収納部が形成されていることを特徴とすると云うものである。
本発明の主たる手段では、容器本体又は蓋体に連結されたカバー部を蓋体上の載置部において回動させるだけで、簡単に蓋体上に収納部を形成することができる。
また収納部を断面凸状のカバー部と頂壁凹部によって形成することにより、多少大きめの取り付け用具であっても収納部で収納することが可能となる。
また本発明の他の手段は、上記手段に、載置部は短手方向に一定の幅寸法を有して長手方向に延びる平面視略長方形状に形成されており、収納部は少なくとも長手方向の一端部が閉塞されている、との手段を加えたものである。
上記手段では、両端部が閉塞される態様では取り付け用具を収納部内に完全に収納することで取り付け用具の脱落を防止することができる。またいずれか一方の端部が閉塞される態様では取り付け用具を他方の開放部を通じて収納部内に収納することができるため、取り付け用具の出し入れを容易とすることができる。
また本発明の他の手段は、上記いずれかの手段に、載置部は短手方向に一定の幅寸法を有して長手方向に延びる平面視略長方形状に形成されており、収納部は長手方向において載置部の全長に渡って形成されている、との手段を加えたものである。
上記手段では、蓋体の全長を収納部とすることができるため、多少長めの取り付け用具であっても収納部内に収納することが可能となる。
また本発明の他の手段は、上記いずれかの手段に、カバー部が第1ヒンジを介して蓋体に連結されると共に、蓋体と容器本体とが第2ヒンジを介して連結されている、との手段を加えたものである
また本発明の他の手段は、上記いずれかの手段に、カバー部が第1ヒンジを介して容器本体に連結されると共に、蓋体と容器本体とが第2ヒンジを介して連結とされている、との手段を加えたものである
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の蓋付き薄肉容器では、取り出し用具を収納する収納部を簡単な構成で構築することができる。
また収納部を蓋体上部に設けることにより、取り出し用具が容器内に保管されることがなくなるので、取り出し用具への内容物の付着を防止すると共に衛生面を改善することができる。
本発明の第1実施例としての蓋付き薄肉容器を示す斜視図である。 カバー部を展開させた状態を示す図1の分解斜視図である。 図1のIII-III線における縦断面図である。 本発明の第2実施例としての蓋付き薄肉容器を示す斜視図である。 カバー部を展開させた状態を示す図4の分解斜視図である。 図4のVI-VI線における縦断面図である。 本発明の第3実施例としてカバー部を展開させた状態を示す蓋付き薄肉容器の斜視図である。 カバー部を係止させた状態を示す図7のVIII-VIII線における縦断面図である。 本発明の第4実施例としてカバー部を展開させた状態を示す蓋付き薄肉容器の斜視図である。 カバー部を係止させた状態を示す図9のIX-IX線における縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の蓋付き薄肉容器は、例えばバター、マーガリン、ピーナッツバター、クリームチーズ等の食品、又は粉末状や粒状の調味料、あるいは粉末状の洗剤等(以下、内容物という)等に好適に利用される容器であり、例えば合成樹脂製の薄いシートを加熱軟化させ後、シートと金型との空間を真空状態にして金型に密着させることにより成形されるものである(シート成形)が、薄肉のインジェクション成形等その他の方法で成形されるものであっても良い。
尚、以下においては略直方体形状からなる蓋付き容器の長辺に沿う図示横方向を長手方向とし、短辺に沿う図示縦方向を短手方向として説明する。
最初に、本発明の第1実施例について図1乃至3を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施例として示す蓋付き薄肉容器は、内容物を収容する容器本体10と、この容器本体10の上部開口端11に嵌合的に装着されて容器本体10を閉蓋状態に設定可能な蓋体20とを有して構成されている。
容器本体10は略直方体からなる有底箱型の容器であり、長辺側側壁11Aと短辺側側壁11Bで囲まれて平面視略長方形状に形成された開口端11の外縁部には略水平に延設されて成る容器側フランジ12が周設されている。また一方の長辺側側壁11A(図1乃至図3では右側)の上端部には、容器側フランジ12の先を断面略U字形状に折り曲げることにより形成される第1ヒンジH1が形成され、さらにこの第1ヒンジH1の先にはカバー部30が連設されている。
図3に示すように、カバー部30は、第1ヒンジH1から下方に向かって断面略U字状に屈曲形成された屈曲嵌合部30aと、この屈曲嵌合部30aから上方に向かって形成されたカバー右壁31と、このカバー右壁31の上端から水平に形成されたカバー水平部32と、長手方向の端部(本実施例では奥部側の端部)に設けられたカバー端部壁34とを有して形成されおり、この第1実施例では奥側のカバー端部壁34と対向する手前側は壁部を有さない開放部35となっている。またカバー左壁33の先端には断面略V字形状に折り曲げられて成る接地部36が形成され、その接地部36の先端には係合部37が連設されている。
蓋体20は、開口端11と同じ平面視略長方形に形成され、その外縁には容器側フランジ12の上に載置される蓋側フランジ21が周設されている。蓋側フランジ21の内側には下方に向かって陥没状に形成された頂壁凹部22が設けられており、この頂壁凹部22内の図示左寄りの位置には上方に向かって断面凸状に形成されて成る頂壁凸部23が形成されている。頂壁凹部22と頂壁凸部23とは共に蓋体20の頂壁を形成している。
蓋体20の頂壁凹部22には嵌合部24及び載置部25が設けられている。すなわち、図3に示すように、頂壁凹部22のうち、図示左側の蓋側フランジ21と頂壁凸部23との間に嵌合部24が設けられ、頂壁凸部23と図示右側の蓋側フランジ21と間に載置部25が設けられている。
嵌合部24は頂壁凹部22の内壁22aと頂壁凸部23を形成する頂部側壁23aとによって断面凹状に形成され、載置部25は頂壁凸部23を形成する頂部側壁23aと頂壁凹部22の内壁22aとによって断面凹状に形成されている。嵌合部24図示左端側の内壁22aが長辺側側壁11Aの図示左側の上端に係合し、載置部25図示右端側の内壁22aが長辺側側壁11Aの図示右側の上端に係合することにとり、蓋体20は容器本体10の開口端11に嵌合可能に設けられている。このように載置部25は嵌合部24同様の嵌合部としての機能を備えており、蓋体20に設けられた嵌合部24及び載置部25は装着部を構成している。
また載置部25は短手方向に一定の幅寸法を有して長手方向に延びる平面視略長方形状を有して形成されている。すなわち載置部25は、短手方向は頂壁凹部22の図示右側の内壁22aと頂壁凸部23を形成する図示左側の頂部側壁23aとの間に挟まれ、且つ長手方向は手前側の内壁22aと奥側の内壁22aとの間に挟まれる平面視略長方形状の領域として形成されている。
また頂壁凸部23を形成する右側の頂部側壁23aの表面には、長手方向に所定の長さを有して形成される複数(本実施例では3ヶ)の係止凸部26が長手方向に間欠的に突設されている。
蓋体20を容器本体10の開口端11に装着すると、図3に示すように蓋側フランジ21が容器側フランジ12上に載置されると共に、図示左端では嵌合部24が容器本体10の左側の長辺側側壁11Aの上端(開口端11)に係合し、図示右端では載置部25が容器本体10の右側の長辺側側壁11Aの上端(開口端11)に係合することより、蓋体20が容器本体10に嵌合する。次に、カバー部30を、破線の展開位置から実線の係止位置まで第1ヒンジH1を中心に図示反時計回りに回動させる。そして、カバー部30の接地部36を載置部25に当接させると共に係止凸部26の下部に係合部37の端部を係合させ、載置部25と係止凸部26の間に係合部37を挟み込んで係止状態を保持させる。この係止状態では、カバー部30側の屈曲嵌合部30aと係合部37が、載置部25側の頂壁凹部22の内壁22aと頂部側壁23aとの間に夫々係合し、カバー部30が載置部25内に嵌合する状態に設定される。これにより、蓋体20上に、第1ヒンジH1を介して回動させたカバー部30によって載置部25を覆う収納部27を形成することができる。
収納部27は長手方向に延びる載置部25の全長に渡って形成されている。収納部27の奥部はカバー端部壁34によって閉塞され、手前側は壁部を有さないことから開放部35となっている。したがって、図示しない取り出し用具をこの開放部35を通じて挿入することにより、収納部27内において保管することが可能となる。
また奥部側を持ち上げて蓋付き薄肉容器の全体を傾けることにより、収納部27内から開放部35を介してバターナイフ等の取り出し用具を取り出すことができる。あるいは、係合部37の端部と係止凸部26の下部と係合を解いて係止状態を解除し、さらにカバー部30を図示時計回りに回動させて展開状態にすることによって取り出し用具を取り出しても良い。
またこのようにカバー部30を展開状態とすることにより、収納部27を形成するカバー部30の裏面と載置部25とを露出させることができる。
尚、第1ヒンジH1を中心にカバー部30を図示反時計回りに回動させて係止状態にすると、カバー部30側の屈曲嵌合部30aと載置部25側の頂壁凹部22の内壁22aとが嵌合すると同時に、第1ヒンジH1によって蓋側フランジ21を上下両方向から離脱不能に挟持する。よって、図1に破線で示すように、第1ヒンジH1とは逆側に設けられた摘み部18を上下に操作することにより、第1ヒンジH1を中心に蓋体20を開閉操作することも可能である。
このように、第1実施例では、簡単な構成で収納部27を備える蓋付き薄肉容器を構築することができ、またカバー部30を回動させて係止状態にすることで、簡単に蓋体20上に収納部27を構築することができる。
次に、本発明の第2実施例について図4乃至6を参照しつつ説明する。
第2実施例に示す蓋付き薄肉容器が、上記第1実施例と異なる点は収納部27を形成するカバー部30の構成にある。よって、以下においては主に上記第1実施例と異なる点について説明する。
図4及び図5に示すように、第2実施例に示す蓋付き薄肉容器では、カバー部30が蓋体20側に設けられており、その他の構成及び効果は上記第1実施例と同様である。
より詳しくは、カバー部30は、蓋体20を構成する蓋側フランジ21のうち、一方の長辺(図4乃至図6では右側の長辺)側の蓋側フランジ21の先端に連設された第1ヒンジH1を介して開閉自在に連結されている。
第2実施例において、第1実施例同様に、第1ヒンジH1を中心にカバー部30を図示反時計回りに回動させ、載置部25と係止凸部26の間に係合部37を挟み込んで係止状態とすることにより収納部27を形成することができる。よって、取り出し用具を開放部35から挿入することにより、収納部27内において保管することが可能である。
また第2実施例では、収納部27の長手方向の全長が短くなるようにカバー部30の手前側(開放部35側)を部分的にカットし、載置部25がより多く露出するように構成されている。このため、第2実施例に示す蓋付き薄肉容器では、収納部27の外に取り出し用具の柄を部分的に露出させることができるため、取り出し用具が収納部27内に収納されているか否かを、視覚を通じて容易に把握することが可能である。
このように、第2実施例においても、簡単な構成で収納部27を備える蓋付き薄肉容器を構築することができ、またカバー部30を回動させて係止状態にすることで、簡単に蓋体20上に収納部27を構築することができる。
次に、本発明の第3実施例について図7、及び図8を参照しつつ説明する。
第3実施例に示す蓋付き薄肉容器は第1実施例の変形例に相当するものであり、容器本体10と蓋体20とが一体成形されている点及び載置部25を構成する図示右端側の内壁22aが長辺側側壁11Aの図示右側の上端に係合しない構成とした点が上記第1実施例と異なる点であり、その他の構成及効果は上記第1実施例同様である。よって、以下においては主に上記第1実施例と異なる点について説明する。
図7及び図8に示す第3実施例の蓋付き薄肉容器では、開口端11を挟んで対向する第1ヒンジH1と逆側となる他方の長辺(図示左端側の長辺)側において、容器側フランジ12と蓋側フランジ21とが連設され、この連設部分に第2ヒンジH2が形成されている。
第3実施例に示す蓋付き薄肉容器では、図示右側において容器本体10とカバー部30とが第1ヒンジH1を介して連結され、図示左側において容器本体10と蓋体20とが第2ヒンジH2を介して連結される構成であるため、容器本体10、蓋体20及びカバー部30を一体成形することができ、これにより製造コストを安価にできると共に簡単な構成で収納部27を備える蓋付き薄肉容器を構築することができる。
次に、本発明の第4実施例について図9、及び図10を参照しつつ説明する。
第4実施例に示す蓋付き薄肉容器は第2実施例の変形例に相当するものであり、容器本体10と蓋体20とが一体成形されている点が上記第2実施例と異なる点であり、その他の構成及効果は上記第2実施例同様である。よって、以下においては主に上記第2実施例と異なる点について説明する。
図9及び図10に示す第4実施例の蓋付き薄肉容器では、開口端11を挟んで第1ヒンジH1と逆側となる他方の長辺(図示左端側の長辺)側において、容器側フランジ12と蓋側フランジ21とが連設され、この連設部分に第2ヒンジH2が形成されている。
第4実施例に示す蓋付き薄肉容器では、図示右側において蓋体20とカバー部30とが第1ヒンジH1を介して連結され、図示左側において蓋体20と容器本体10とが第2ヒンジH2を介して連結される構成とすることにより、容器本体10、蓋体20及びカバー部30を一体成形することができる。よって、上記同様に製造コストを安価にできると共に簡単な構成で収納部27を備える蓋付き薄肉容器を構築することができる。
以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、上記第1乃至第4実施例では、収納部27の一端のみに開放部35を設ける構成を示して説明したが、開放部35を有さず、すなわち手前側にも奥側のカバー端部壁34同様の壁部を形成することによりカバー部30の長手方向の両端を閉塞して収納部27全体が覆われる構成としても良い。この場合における取り出し用具の収納及びその取り出しは、第1ヒンジH1を中心にカバー部30を回動操作して収納部27を開閉させることで可能となる。またカバー部30を構成するいずれかの壁面(例えばカバー水平部32)に少なくとも一つ以上の貫通孔(のぞき穴)を形成しておくと、内部の様子を容易に把握することができる点で好ましい。尚、このような貫通孔は載置部25の全体を覆うカバー部30のみならず、載置部25を部分的に覆うカバー部30に形成されていても良い。
また上記第1実施例では、載置部25において、図示右端側の内壁22aが長辺側側壁11Aの図示右側の上端に係合する構成を示して説明したが、係合しない構成としても良い。
また上記第3及び第4実施例では、蓋体20に嵌合部24が設けられた構成を示して説明したが、これらの実施例では嵌合部24が設けられていない構成としても良く、この場合第2ヒンジ部H2が蓋体20を容器本体10の開口端11に装着する装着部として機能することになる。
また上記第1乃至第4実施例に示した収納部27内に収納される取り出し用具の例としてバターナイフを示して説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、その他スプーン、スパチュラなどヘラ状の用具、あるいは刷毛等どのような取り出し用具であっても良い。
本発明の蓋付き薄肉容器は、バターナイフ等の取り出し用具を収納する機能を必要とする容器の分野における用途展開をさらに広い領域で図ることができる。
10 : 容器本体
11 : 開口端
11A: 長辺側側壁
11B: 短辺側側壁
12 : 容器側フランジ
18 : 摘み部
20 : 蓋体
21 : 蓋側フランジ
22 : 頂壁凹部
22a: 内壁
23 : 頂壁凸部
23a: 頂部側壁
24 : 嵌合部
25 : 載置部
26 : 係止凸部
27 : 収納部
30 : カバー部
30a: 屈曲嵌合部
31 : カバー右壁
32 : カバー水平部
33 : カバー左壁
34 : カバー端部壁
35 : 開放部
36 : 接地部
37 : 係合部
H1 : 第1ヒンジ
H2 : 第2ヒンジ

Claims (5)

  1. 内容物を収容する容器本体(10)と、該容器本体(10)の開口端(11)に装着される蓋体(20)とを備え、合成樹脂製の薄いシートにより形成された蓋付き薄肉容器であって、
    前記蓋体(20)上には、陥没状に設けられた頂壁凹部(22)から成る陥没部(24)及び載置部(25)と、断面凸状に形成され且つその頂部側壁(23a)の表面に係止凸部(26)が形成された頂壁凸部(23)とが設けられ、前記容器本体(10)と前記蓋体(20)のいずれか一方には第1ヒンジ(H1)と断面略V字状形状に形成された接地部(36)及びその先端に係合部(37)を有して前記第1ヒンジ(H1)を介して回動自在に一体に連結されたカバー部(30)が設けられており、
    前記カバー部(30)を、前記第1ヒンジ(H1)を中心に回動させて前記接地部(36)を前記載置部(25)に当接させると共に前記係止凸部(26)の下端に前記係合部(37)の端部を係合させることにより、前記載置部(25)の全部又は一部を覆う収納部(27)が形成されていることを特徴とする蓋付き薄肉容器。
  2. 載置部(25)は短手方向に一定の幅寸法を有して長手方向に延びる平面視略長方形状に形成されており、収納部(27)は少なくとも前記長手方向の一端部が閉塞されている請求項に記載の蓋付き薄肉容器。
  3. 載置部(25)は短手方向に一定の幅寸法を有して長手方向に延びる平面視略長方形状に形成されており、収納部(27)は前記長手方向において前記載置部(25)の全長に渡って形成されている請求項1又は2に記載の蓋付き薄肉容器。
  4. カバー部(30)が第1ヒンジ(H1)を介して体(20)に連結されると共に、前記蓋体(20)と容器本体(10)とが第2ヒンジ(H2)を介して連結されている請求項1乃至のいずれか一項に記載の蓋付き薄肉容器。
  5. カバー部(30)が第1ヒンジ(H1)を介して容器本体(10)に連結されると共に、蓋体(20)と前記容器本体(10)とが第2ヒンジ(H2)を介して連結されている請求項1乃至のいずれか一項に記載の蓋付き薄肉容器。
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