JP7016752B2 - コンロ用バーナ - Google Patents

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本発明は、ガスコンロに設けられるコンロ用バーナに関する。
一般に、コンロ用バーナは、平面視円形状の頭部を、平面視円形状の胴部上に載置することにより、頭部と胴部との間の周方向に間隔を存して多数の炎孔が形成される。
胴部の内部には、燃料ガスと一次空気との混合ガスが供給されて環状に分布される分布室が形成されている。各炎孔は、分布室に連通することにより混合ガスを噴出させる。各炎孔から噴出する混合ガスに点火すると、炎孔の出口で火炎が形成される。
ところで、火炎が形成されているときに炎孔から噴出する混合ガスの流速が燃焼速度を上回ると、火炎が炎孔の出口から離れる所謂リフト炎が発生し、安定した燃焼状態が維持できなくなる。
そこで、従来、炎孔の出口の内側に突起を形成し、炎孔から噴出する混合ガスの流速を低下させるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2010-243034号公報
しかし、特許文献1に記載されているものでは、炎孔の出口と胴部の外周面とが鉛直方向に直線的に並んでいるため、燃焼中に胴部の外周面に沿って上昇する空気が炎孔の出口の火炎の根元に当たり、火力によっては燃焼状態が安定しなくなるおそれがある。
上記の点に鑑み、本発明は、安定した燃焼状態が得られるコンロ用バーナを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、燃料ガスと一次空気との混合ガスが供給される分布室が内部に形成された平面視円形状の胴部と、該胴部上に載置される頭部とを備え、前記胴部と前記頭部とにより周方向に沿って多数の炎孔が形成され、前記炎孔が前記分布室に連通することにより前記炎孔の入口から入った混合ガスが前記炎孔の出口から噴出して火炎を形成するコンロ用バーナにおいて、前記頭部は、外周に沿って形成されて下方に延びる頭部周壁部と、該頭部周壁部に周方向に間隔を存して形成された多数の溝とを備え、前記胴部は、前記頭部の外径よりも大径であることにより前記頭部の外側に沿って張り出す張出面部と、該張出面部の内周に沿って形成されて前記頭部の前記頭部周壁部を着座させることにより前記頭部の前記溝の下側を閉塞して前記炎孔の内部下面を形成する着座面とを備え、前記張出面部は、前記炎孔の内部下面に連続して形成されていると共に該張出面部の全周にわたり外周縁に向って次第に下降するテーパ状に形成されており、前記炎孔を流れる混合ガスの一部を突き当てる突き当て部が、前記胴部における前記炎孔の入口側最端部と出口側最端部とを除く前記炎孔の内部位置に形成されており、前記突き当て部は、前記着座面に設けられ、混合ガスの一部が突き当たる突き当て面と、該突き当て面の上縁から前記炎孔の出口に向かって次第に下降する炎孔内傾斜面とを備え、前記炎孔内傾斜面の下降傾斜は、前記突き当て面の上縁が始端とされて炎孔の出口が終端とされ、該炎孔内傾斜面の終端が、前記張出面部の始端に連続することを特徴とする。
前記突き当て部は、炎孔内を通過する混合ガスの一部を突き当てることで、混合ガスの一部の流動方向を変更させる。これにより、混合ガスの流速が低下する。しかも、前記張出面部が炎孔の下部に張り出していることにより、二次空気が直接火炎の根元に当たることがない。このように、本発明によれば、炎孔から噴出する混合ガスの流速を低下させるだけでなく、火炎の根元が二次空気により分断されるのを防止したので、火炎のリフトを確実に抑えることができ、安定した燃焼状態を得ることができる。
ところで、突き当て部を炎孔の入口側最端部に設けると、分布室から炎孔に入ろうとする混合ガスの流れが阻害されてしまい、突き当て部を炎孔の出口側最端部に設けると、炎孔の出口が狭くなって、混合ガスの流速が上昇してしまうおそれがある。
そこで、本発明において、前記突き当て部は、前記炎孔の入口側最端部と出口側最端部とを除く前記炎孔の内部位置に形成されている。
これにより、炎孔の入口側最端部や出口側最端部が、突き当て部によって狭くならないので、分布室から炎孔へ向かう混合ガスの流れが突き当て部によって阻害されることがなく、また、突き当て部によって炎孔の出口が狭くならないので、混合ガスの流速の上昇を防止することができる。
また、前記着座面に突き当て部を設け、この突き当て部に炎孔内傾斜面を設けたことにより、万一炎孔内部に煮こぼれ等の流動物が浸入しても、炎孔内傾斜面を伝って流動物を炎孔の外方に円滑に排出することができる。また、着座面に突き当て部を設けたことにより、頭部を取り外して突き当て部を露出させることができるので、胴部の掃除等の手入れも容易に行うことができる。
本発明の実施形態のコンロ用バーナを示す説明的斜視図。 頭部を取り除いて胴部を平面視した説明図。 要部を断面視して示す説明図。 変形例の要部を断面視して示す説明図。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態のコンロ用バーナ1は、図示しないガスコンロに設けられるものであり、図1に示すように、胴部2と、胴部2上に設けて周方向に複数の炎孔3を形成する頭部4と、胴部2に燃料ガスと一次空気との混合ガスを供給する混合管部5とを備えている。
混合管部5の上流端には一次空気取入部6が設けられている。混合管部5は、図示しないガスノズルから噴出する燃料ガスを一次空気と共に一次空気取入部6から取り入れることにより燃料ガスと一次空気との混合ガスを生成する。
混合管部5の下流端には、胴部2が連設されている。胴部2と頭部4とは円形の環状に形成されており、その中央部に形成される中央孔部7には、鍋底温度センサ8が設けられている。
胴部2は、胴部本体部9と、胴部本体部9上に連結されて図示しないコンロ天板の上面側に露出する露出環状部10とを備えている。図2に示すように、胴部2には、点火動作を行う点火電極11と着火を検知するサーモカップル12とが設けられている。
図1に示すように、胴部2の露出環状部10は、外径が頭部4よりも大径となるように形成されており、露出環状部10の上面には、頭部4の外側に張り出す張出面部13が形成されている。張出面部13は、全周にわたり外周縁に向って次第に下降するテーパ状に形成されている。
頭部4は、外周に沿って形成された頭部周壁部14を備え、頭部周壁部14には、各炎孔3を形成する溝が複数形成されている。
胴部2の露出環状部10は、図2及び図3に示すように、張出面部13の内周に沿って形成されて頭部周壁部14が着座する着座面15を備えている。図3に示すように、着座面15により頭部周壁部14の溝の下側が閉塞されることにより、炎孔3が形成される。炎孔3が形成されたとき、着座面15は炎孔3の内部下面となる。着座面15の内側は円環状の分布室16となっている。分布室16は、胴部本体部9の内部を経て混合管部5に連通する。混合管部5から分布室16に供給された混合ガスは、炎孔3の入口3aから入って炎孔3内部を出口3bへ向かって流れる。
図3に示すように、炎孔3の内部下面となる着座面15には、段差による突き当て部17が形成されている。突き当て部17は、突き当て面17aと炎孔内傾斜面17bとを備え、炎孔3の入口3a側最端部と出口3b側最端部とを除く炎孔3の内部位置に設けられている。頭部4の頭部周壁部14には、突き当て部17に対応する段差状の切欠き14aが形成されている。この切欠き14aにより、頭部周壁部14が着座面15に着座したとき、頭部周壁部14と着座面15とが密着して高精度な炎孔3が形成される。
突き当て面17aは、着座面15から上方に延びる起立面であり、炎孔3を流れる混合ガスの一部が突き当たるように形成されている。突き当て面17aに突き当たった混合ガスの一部は、上向きの流れとなり、突き当て部17の上方を横方向に通過する混合ガスに接触する。これにより、炎孔3内部を流れる混合ガスの流速を適度に低下させることができる。そして、炎孔3の出口3bから噴出する混合ガスの流速が低下していることにより、リフト炎の発生を防止して安定した燃焼を得ることができる。
更に、突き当て部17は、図3に示すように、炎孔3の内部位置にあって、炎孔3の入口3a側最端部から離れた位置に設けられており、また、炎孔3の出口3b側最端部よりも奥側に設けられている。
これによって、炎孔3の入口3aが狭くならず、炎孔3の入口3aに向かう混合ガスの流れが阻害されることがない。また、突き当て部17が炎孔3の出口3bよりも奥側に位置しているので、炎孔3の内部が部分的に突き当て部17によって狭くなっても、突き当て部17よりも下流側は、出口3bに向かって炎孔3が広がるので、炎孔3の出口3bから噴出する混合ガスの流速増加を防止することができる。
炎孔内傾斜面17bは、図3に示すように、突き当て面17aの上縁から炎孔3の出口3bに向かって次第に下降する形状に形成されている。本実施形態においては、炎孔内傾斜面17bと張出面部13とが連続して同一角度で傾斜する。炎孔内傾斜面17bにより、炎孔3の出口3bから万一煮こぼれが入り込んでも、炎孔内傾斜面17bの傾斜に沿って煮こぼれが張出面部13側に流れるので、炎孔3内部に煮こぼれ等の汚れが留まることがない。
更に、露出環状部10の張出面部13が、頭部4の外側(炎孔3の下方)に張り出しているので、炎孔3で形成されている火炎の根元に、胴部2側から上昇する二次空気等が直接当たることがない。これにより、リフト炎の発生防止効果が向上する。
また、着座面15に突き当て部17を設けたことにより、胴部2上から頭部4を取り除いたとき、図2に示すように、突き当て部17が全長にわたり露出するので、掃除等のメンテナンスが容易に行える。
なお、上記実施形態においては、炎孔3の内部下面である着座面15に突き当て部17を設けた例を挙げたが、本発明における突き当て部は、混合ガスの流速を低下させることができればよいため、炎孔の内部の複数の位置に設けてもよい。例えば、図4に変形例を示すように、混合ガスの流動を阻害することなく流速を適度に低下させることができるのであれば、炎孔3の内部下面だけでなく内部上面にも突き当て部17を設けることができる。
1…コンロ用バーナ、2…胴部、3…炎孔、3a…炎孔の入口、3b…炎孔の出口、4…頭部、13…張出面部、14…頭部周壁部、15…着座面(内部下面)、16…分布室、17…突き当て部、17a…突き当て面、17b…炎孔内傾斜面。

Claims (2)

  1. 燃料ガスと一次空気との混合ガスが供給される分布室が内部に形成された平面視円形状の胴部と、該胴部上に載置される頭部とを備え、前記胴部と前記頭部とにより周方向に沿って多数の炎孔が形成され、前記炎孔が前記分布室に連通することにより前記炎孔の入口から入った混合ガスが前記炎孔の出口から噴出して火炎を形成するコンロ用バーナにおいて、
    前記頭部は、外周に沿って形成されて下方に延びる頭部周壁部と、該頭部周壁部に周方向に間隔を存して形成された多数の溝とを備え、
    前記胴部は、前記頭部の外径よりも大径であることにより前記頭部の外側に沿って張り出す張出面部と、該張出面部の内周に沿って形成されて前記頭部の前記頭部周壁部を着座させることにより前記頭部の前記溝の下側を閉塞して前記炎孔の内部下面を形成する着座面とを備え、
    前記張出面部は、前記炎孔の内部下面に連続して形成されていると共に該張出面部の全周にわたり外周縁に向って次第に下降するテーパ状に形成されており、
    前記炎孔を流れる混合ガスの一部を突き当てる突き当て部が、前記胴部における前記炎孔の入口側最端部と出口側最端部とを除く前記炎孔の内部位置に形成されており、
    前記突き当て部は、前記着座面に設けられ、混合ガスの一部が突き当たる突き当て面と、該突き当て面の上縁から前記炎孔の出口に向かって次第に下降する炎孔内傾斜面とを備え、
    前記炎孔内傾斜面の下降傾斜は、前記突き当て面の上縁が始端とされて炎孔の出口が終端とされ、該炎孔内傾斜面の終端が、前記張出面部の始端に連続することを特徴とするコンロ用バーナ。
  2. 前記炎孔内傾斜面と前記張出面部とは、連続して同一角度で傾斜することを特徴とする請求項1記載のコンロ用バーナ。
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