JP7016570B1 - ヒューズ - Google Patents

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Abstract

ヒューズ1は、底部及び側壁で囲まれた空間を有する直方体形状のケース部材10と、ケース部材10の上部開口を塞いでおりケース部材と密着している蓋部材20と、空間に配置された可溶体30と、可溶体30の両端部と接続している一対の端子40、50とを備える。ケース部材10は、長手方向に沿っている側壁12に形成された複数の係合突起17と、側壁12に対向する側壁13に形成された複数の係合突起18とを有する。蓋部材20は、側壁12に接触している接触壁22に形成され、複数の係合突起17の各々と嵌合している複数の係合凹部27と、側壁13に接触している接触壁23に形成され、複数の係合突起18の各々と嵌合している複数の係合凹部28とを有する。

Description

本発明は、ヒューズに関する。
電子機器においては、過電流の流入により回路破壊が発生することを防止するために、ヒューズが利用されている。ヒューズは可溶体を有しており、ヒューズが実装された回路に異常な電流が流れた場合に、可溶体が溶断して電流を遮断することで回路破壊を防止している。
可溶体は、ケース部材と蓋部材で囲まれた空間に配置されている。この空間の気圧が高くなると蓋部材がケース部材から外れるおそれがあるため、蓋部材とケース部材が熱溶着されている。
特許第5782196号公報
しかし、蓋部材とケース部材を熱溶着させる場合には、ヒューズの製造工程が増えてしまう。このため、ヒューズの遮断性能を維持しつつ、容易に組み立て可能なヒューズの実現が求められている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、遮断性能及び組立性を両立したヒューズを提供することを目的とする。
本発明の一の態様においては、底部及び側壁で囲まれた空間を有する直方体形状のケース部材と、前記ケース部材の上部開口を塞いでおり前記ケース部材と密着している蓋部材と、前記空間に配置された可溶体と、前記可溶体の両端部と接続している一対の端子であって、先端側が外部に露出している一対の端子と、を備え、前記ケース部材は、長手方向に沿っている第1側壁に形成された複数の第1突起と、前記第1側壁に対向する第2側壁に形成された複数の第2突起とを有し、前記蓋部材は、前記第1側壁に接触している第1接触壁に形成され、前記複数の第1突起の各々と嵌合している複数の第1凹部と、前記第2側壁に接触している第2接触壁に形成され、前記複数の第2突起の各々と嵌合している複数の第2凹部とを有する、ヒューズを提供する。
また、前記第1接触壁は、前記第1側壁の全体を覆いつつ前記第1側壁に面接触しており、前記第2接触壁は、前記第2側壁の全体を覆いつつ前記第2側壁に面接触していることとしてもよい。
また、前記第1突起は、前記第1側壁において、前記長手方向の両端側かつ前記底部側に形成され、前記第2突起は、前記第2側壁において、前記長手方向の両端側かつ前記底部側に形成されていることとしてもよい。
また、前記第1凹部は、前記第1接触壁を貫通している貫通孔部であり、前記第2凹部は、前記第2接触壁を貫通している貫通孔部であることとしてもよい。
また、前記第1突起は、前記底部に向かって高さが高くなっている傾斜部を有し、前記第2突起は、前記底部に向かって高さが高くなっている傾斜部を有することとしてもよい。
また、前記ケース部材は、フェノール樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂から成り、前記蓋部材は、フェノール樹脂から成ることとしてもよい。
また、前記第1接触壁及び前記第2接触壁は、前記蓋部材の、前記上部開口を塞いでいる平板部から曲げられた壁であり、前記ケース部材は、前記第1側壁及び前記第2側壁と直交している第3側壁及び第4側壁とを有し、前記端子は、前記第3側壁及び前記第4側壁の上面と、前記平板部とに挟まれていることとしてもよい。
また、前記空間内の前記可溶体の周囲に消弧剤が設けられ、前記平板部において前記第3側壁及び前記第4側壁とで前記端子を挟む部分に、接着剤が塗布されていることとしてもよい。
また、前記空間内の前記可溶体の周囲に消弧剤が設けられ、前記平板部と前記第3側壁及び前記第4側壁との間に設けられたフィルム部材を更に備えることとしてもよい。
また、矩形状の前記可溶体は、長手方向において所定間隔で形成された複数の狭隘部を有し、前記可溶体の前記狭隘部以外の部分に絶縁性の接着剤が塗布されていることとしてもよい。
また、前記可溶体及び前記端子は、一体で成形されていることとしてもよい。
本発明によれば、遮断性能及び組立性を両立したヒューズを実現できるという効果を奏する。
第1の実施形態に係るヒューズ1を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るヒューズ1の分解斜視図である。 第1の実施形態に係るヒューズ1の内部構成図である。 ケース部材10の平面図である。 ケース部材10の側面図である。 蓋部材20の構成を説明するための図である。 蓋部材20のケース部材10に対する取り付けの流れを説明するための模式図である。 ケース部材10及び蓋部材20を成す樹脂と組立性との関係を説明するための図である。 ケース部材10及び蓋部材20を成す樹脂と遮断性能との関係を説明するための図である。 第2の実施形態に係るヒューズ1の構成を説明するための図である。 第3の実施形態に係るヒューズ1の構成を説明するための図である。 第4の実施形態に係るヒューズ1の構成を説明するための図である。
<第1の実施形態>
(ヒューズの構成)
図1~図3を参照しながら、第1の実施形態に係るヒューズの構成について説明する。
図1は、第1の実施形態に係るヒューズ1を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係るヒューズ1の分解斜視図である。図3は、第1の実施形態に係るヒューズ1の内部構成図である。なお、図3に示すヒューズ1は、図1及び図2に示すヒューズ1を上下にひっくり返した状態で示されている。
ヒューズ1は、電子機器等の回路基板に実装され、回路に異常な電流が流れた際に溶断する。ヒューズ1は、小型のヒューズであり、一例として、ヒューズ1の高さが11mmであり、幅が11mmであり、長さが40mm以下である。また、ヒューズ1の定格電圧はDC500Vであり、定格電流は50A以下である。ヒューズ1は、図2に示すように、ケース部材10と、蓋部材20と、可溶体30と、一対の端子40、50とを有する。
ケース部材10は、図2に示すように、上部が開口となっている直方体形状を成している。ケース部材10には、図3に示すように、壁で囲まれた空間10aが形成されており、空間10aには可溶体30が配置されている。ケース部材10は、樹脂製であり、具体的にはフェノール樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂から成る。
図4は、ケース部材10の平面図である。図5は、ケース部材10の側面図である。
ケース部材10は、底部11と、4つの側壁12、13、14、15と、ピン部16と、係合突起17、18と、角凹部19とを有する。側壁12が第1側壁に該当し、側壁13が第2側壁に該当し、側壁14が第3側壁に該当し、側壁15が第4側壁に該当する。また、係合突起17が第1突起に該当し、係合突起18が第2突起に該当する。
底部11は、矩形状に形成されている。側壁12、13、14、15は、底部11の4辺から立設するように形成されている。側壁12、13、14、15及び底部11が、空間10aを囲んでいる。
側壁12、13は、図2に示すように、ケース部材10の長手方向に沿っている壁である。側壁13は、側壁12に対向している。側壁12の上面12a(図4)と、側壁13の上面13a(図4)は、蓋部材20に接触している。
側壁14、15は、ケース部材10の短手方向に沿っている壁である。すなわち、側壁14、15は、側壁12、13と直交している。図3に示すように、側壁14の上面14aは、端子40と接触しており、側壁15の上面15aは、端子50と接触している。上面14a及び上面15aは、図5に示すように、同じ高さに位置しているが、側壁12の上面12a及び側壁13の上面13aよりも端子40、50の厚さ分だけ低くなっている。
ピン部16は、側壁14の上面14aと、側壁15の上面15aに設けられている。ピン部16は、上面14a、15aの中央から突出しているピンである。図3に示すように、ピン部16は、端子40、50を挿通した状態で、蓋部材20の窪み部24と嵌合している。
係合突起17は、ケース部材10を蓋部材20に密着させるように、蓋部材20と係合する突起である。係合突起17は、図4に示すように、側壁12に複数形成されている。具体的には、係合突起17は、側壁12において、長手方向の両端側かつ底部11側に形成されている。ただし、これに限定されず、係合突起17は、長手方向の中央かつ底部11側にも形成されていてもよい。すなわち、係合突起17が、側壁12に3つ形成されていてもよい。
係合突起17は、図5に示すように、傾斜部17aを有する。傾斜部17aは、底部11に向かって高さが高くなるように、傾斜している。このような傾斜部17aを設けることで、蓋部材20をケース部材10に取り付ける際に、蓋部材20の側壁が傾斜部17aに沿って撓む(広がる)ことで、係合突起17を乗り越えやすくなる。このため、ケース部材10に密着する蓋部材20を取り付けやすくなる。
係合突起18は、係合突起17と同様に、ケース部材10を蓋部材20に密着させるように、蓋部材20と係合する突起である。係合突起18は、図4に示すように、側壁12に対向する側壁13に複数形成されている。具体的には、係合突起18は、側壁13において、長手方向の両端側かつ底部11側に形成されている。ただし、これに限定されず、係合突起18は、長手方向の中央かつ底部11側にも形成されていてもよい。すなわち、係合突起18が、側壁13に3つ形成されていてもよい。
係合突起18は、図5に示すように、傾斜部18aを有する。傾斜部18aは、底部11に向かって高さが高くなるように、傾斜している。このような傾斜部18aを設けることで、蓋部材20をケース部材10に取り付ける際に、蓋部材20の側壁が傾斜部18aに沿って撓む(広がる)ことで、係合突起18を乗り越えやすくなる。このため、ケース部材10に密着する蓋部材20を取り付けやすくなる。
角凹部19は、ケース部材10の4つの角を凹ませた部分である。すなわち、角凹部19は、図2に示すように、4つの側壁12、13、14、15の角を凹ませた部分である。角凹部19は、ケース部材10に対して蓋部材20を位置決めする機能を有する。
蓋部材20は、ケース部材10に対して溶接等で固定されておらず、ケース部材10に着脱可能に取り付けられている。蓋部材20は、図3に示すように、ケース部材10の上部開口を塞いでいる。また、蓋部材20は、ケース部材10と密着している。蓋部材20は、樹脂製であり、具体的にはフェノール樹脂から成る。
蓋部材20は、図2に示すように、平板部21と、2つの接触壁22、23と、窪み部24と、規制部25、26と、係合凹部27、28とを有する。接触壁22が第1接触壁に該当し、接触壁23が第2接触壁に該当し、係合凹部27が第1凹部に該当し、係合凹部28が第2凹部に該当する。
図6は、蓋部材20の構成を説明するための図である。
平板部21は、矩形の形状を成しており、ケース部材10の上部開口を塞いでいる。平板部21がケース部材10の上部開口を塞ぐことによって、空間10aが密閉空間となっている。平板部21は、図3に示すように、空間10a内の可溶体30と所定間隔だけ離れている。また、平板部21の両端部は、ケース部材10と共に、端子40、50を挟持している。
接触壁22は、平板部21から曲げられた壁であり、ケース部材10の側壁12に接触している。接触壁22は、側壁12とほぼ同じ大きさであり、側壁12全体を覆っている(図1参照)。接触壁22は、側壁12の全体に面接触している。これにより、接触壁22は、側壁12と密着している。
接触壁23は、平板部21から曲げられた壁であり、ケース部材10の側壁13に接触している。接触壁23は、側壁13とほぼ同じ大きさであり、側壁13全体を覆っている(図1参照)。接触壁23は、側壁13の全体に面接触している。これにより、接触壁23は、側壁13と密着している。
窪み部24は、平板部21の長手方向の両端側に2つ設けられている。2つの窪み部24は、ケース部材10の長手方向の両端側に位置するピン部16と嵌合している。窪み部24とピン部16が嵌合することで、蓋部材20がケース部材10に対して位置決めされる。
規制部25、26は、蓋部材20をケース部材10に取り付ける際に、蓋部材20の位置を規制する部分である。すなわち、規制部25、26がケース部材10の角凹部19に対して係止されることで、取り付ける際の長手方向における位置ずれを規制できる。規制部25は、接触壁22、23の長手方向の一端側と繋がった壁であり、規制部26は、接触壁22、23の長手方向の他端側と繋がった壁である。
係合凹部27、28は、図1に示すように、ケース部材10の係合突起17、18が係合する部分である。具体的には、係合突起17は係合凹部27に係止し、係合突起18は係合凹部28に係止している。係合凹部27、28が係合突起17、18と係合していることで、仮に空間10aの気圧が上昇しても、係合突起17、18が係合凹部27、28に係止した状態が維持されるので、蓋部材20がケース部材10から外れることを防止できる。
係合凹部27は、図2に示すように、接触壁22に複数形成されている。係合凹部27の数は、係合突起17の数と同じであり、ここでは2つである。2つの係合凹部27は、2つの係合突起17の各々と係合している。2つの係合凹部27は、接触壁22の4つの角部のうちの平板部21から離れた2つの角部に、形成されている。
係合凹部27は、接触壁22を貫通している貫通孔部である。具体的には、係合凹部27は、矩形の貫通孔を有する。ただし、これに限定されず、係合凹部27は、係合突起17と係合可能であれば、窪みを有してもよい。
係合凹部28は、図2に示すように、接触壁23に複数形成されている。係合凹部28の数は、係合突起18の数と同じであり、ここでは2つである。2つの係合凹部28は、2つの係合突起18の各々と係合している。2つの係合凹部28は、接触壁23の4つの角部のうちの平板部21から離れた2つの角部に、形成されている。
係合凹部28は、接触壁23を貫通している貫通孔部である。具体的には、係合凹部28は、矩形の貫通孔を有する。ただし、これに限定されず、係合凹部28は、係合突起18と係合可能であれば、窪みを有してもよい。
図7は、蓋部材20のケース部材10に対する取り付けの流れを説明するための模式図である。なお、図7では、説明の便宜上、可溶体30及び端子40、50が省略されている。ここでは、蓋部材20は、図7(a)に示す矢印方向に、ケース部材10に取り付けられるものとする。蓋部材20をケース部材10に取り付けていく際に、図7(b)に示すように、蓋部材20の接触壁22、23の先端部が、ケース部材10の係合突起17、18に接触する。さらに蓋部材20をケース部材10に対して移動させると、接触壁22、23が、図7(c)に示すように外側に撓みながら傾斜部17a、18aに乗り上がる。更に、蓋部材20を移動させると、係合突起17、18が係合凹部27、28と係合する。これにより、蓋部材20がケース部材10に対して密着するように取り付けられることになる。
可溶体30は、図2に示すように板状のヒューズエレメントである。可溶体30は、ケース部材10の空間10aに配置されている。具体的には、可溶体30は、端子40、50によって空間10aに架空支持された状態で配置されている。可溶体30の厚さは、端子40、50の厚さよりも小さい。
可溶体30は、端子40、50と接続されている。具体的には、可溶体30の長手方向の一端部32は端子40に接続されており、可溶体30の長手方向の他端部34は端子50に接続されている。可溶体30は、ここでは端子40、50と一体で成形されている。これにより、可溶体30と端子40、50を接合する作業が不要となり、接合不良の発生を防止できる。また、接合抵抗がないため、ヒューズ1の抵抗値が安定する。
可溶体30には、図2に示すように、所定間隔で形成された複数の穴部36が設けられている。穴部36は、ここでは長穴であるが、これに限定されない。例えば、穴部36は、真円であってもよい。
端子40、50は、図2に示すように、可溶体30の両側に位置する。端子40、50は、可溶体30の両端部と接続しており、図1に示すように先端側が外部に露出している一対の端子である。端子40、50は、回路基板に接続される外部端子である。また、端子40は、図3に示すように、ケース部材10の側壁14の上面14aと蓋部材20の平板部21とに挟まれている。端子50は、ケース部材10の側壁15の上面15aと蓋部材20の平板部21とに挟まれている。
端子40は、図2に示すように折れ曲がって段差形状となっており、接続部42と、二股部44と、被挟持部46と、貫通孔48とを有する。接続部42は、端子40の一端側に位置し、可溶体30の長手方向の一端部32と接続している部分である。二股部44は、端子40の他端側(先端側)を二股に分けた部分である。二股部44は、ケース部材10から露出しており、回路基板に接続される。被挟持部46は、端子40の中央側に位置し、ケース部材10と蓋部材20に挟持されている部分である。具体的には、被挟持部46は、側壁14の上面14aと平板部21とに挟持されている。貫通孔48は、図3に示すように、ケース部材10のピン部16が挿通している部分である。ピン部16が貫通孔48を挿通していることで、端子40に連結された可溶体30がケース部材10に対して位置決めされる。
端子50は、図2に示すように端子40と対称な形状となっており、接続部52と、二股部54と、被挟持部56と、貫通孔58とを有する。接続部52は、端子50の一端側に位置し、可溶体30の長手方向の他端部34と接続している部分である。二股部54は、端子50の他端側(先端側)を二股に分けた部分である。二股部54は、ケース部材10から露出しており、回路基板に接続される。被挟持部56は、端子50の中央側に位置し、ケース部材10と蓋部材20に挟持されている部分である。具体的には、被挟持部56は、側壁15の上面15aと平板部21とに挟持されている。貫通孔58は、図3に示すように、ケース部材10のピン部16が挿通している部分である。ピン部16が貫通孔58を挿通していることで、端子50に連結された可溶体30がケース部材10に対して位置決めされる。
(ケース部材及び蓋部材の樹脂材料について)
上述したように、ケース部材10は、フェノール樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂から成り、蓋部材20は、フェノール樹脂から成る。このような樹脂の選定は、以下に説明する評価結果に基づいている。
図8は、ケース部材10及び蓋部材20を成す樹脂と組立性との関係を説明するための図である。ここでは、ケース部材10及び蓋部材20の主成分となる樹脂が、LCP(Liquid Crystal Polymer)樹脂、PPS(Poly Phenylene Sulfide)樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂である場合の組立性を評価している。
ケース部材10の検討品A1は、LCP樹脂を主成分としている。検討品A2は、PPS樹脂を主成分としている。検討品A3は、フェノール樹脂を主成分としている。検討品A4は、不飽和ポリエステル樹脂を主成分としている。
蓋部材20の検討品B1は、LCP樹脂を主成分としている。検討品B2は、PPS樹脂を主成分としている。検討品B3は、フェノール樹脂を主成分としている。検討品B4は、不飽和ポリエステル樹脂を主成分としている。
図8に示すように、ケース部材10については、LCP樹脂、PPS樹脂、フェノール樹脂及び不飽和ポリエステル樹脂の全ての場合で組立性が良い。一方で、蓋部材20については、LCP樹脂、PPS樹脂、フェノール樹脂の場合には組立性は良いが、不飽和ポリエステル樹脂の場合には組立性が悪い。これは、不飽和ポリエステル樹脂の場合には、硬い材質のため、図7(c)で示すように蓋部材20の接触壁22、23を広げることが困難であるためである。一方で、LCP樹脂、PPS樹脂、フェノール樹脂の場合には、靭性を有すため、蓋部材20を広げやすい。
図9は、ケース部材10及び蓋部材20を成す樹脂と遮断性能との関係を説明するための図である。ここでは、ケース部材10の主成分となる樹脂が、LCP樹脂、PPS樹脂、フェノール樹脂及び不飽和ポリエステル樹脂であり、蓋部材20の主成分となる樹脂が、LCP樹脂、PPS樹脂及びフェノール樹脂である場合の遮断性能を評価している。検討品A1~A4及び検討品B1~B3は、図8に示す検討品A1~A4及び検討品B1~B3と同じものである。
図9に示すように、ケース部材10がフェノール樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂であり、かつ蓋部材20がフェノール樹脂である場合には、可溶体30の遮断性能が良い。一方で、ケース部材10及び蓋部材20の樹脂が他の組み合わせの場合には、可溶体30の遮断性能が悪い。
以上から、係合突起17、18と係合凹部27、28が係合するケース部材10及び蓋部材20においては、組立性と遮断性能とを両立させるためには、ケース部材10がフェノール樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂であり、蓋部材20がフェノール樹脂であることが望ましい。
上記では、可溶体30が端子40、50と一体で成形されていることとしたが、これに限定されない。例えば、可溶体30は、端子40、50に溶接(一例としてスポット溶接)で接合されていてもよい。すなわち、可溶体30の一端部32と端子40の接続部42とが溶接され、可溶体30の他端部34と端子50の接続部52とが溶接される。溶接に代えて、半田で接合されてもよい。
(第1の実施形態における効果)
第1の実施形態のヒューズ1において、ケース部材10は、長手方向に沿っている側壁12に形成された複数の係合突起17と、側壁12に対向する側壁13に形成された複数の係合突起18とを有する。また、ケース部材10に密着する蓋部材20は、側壁12に接触している接触壁22に形成され、複数の係合突起17の各々と嵌合している複数の係合凹部27と、側壁13に接触している接触壁23に形成され、複数の係合突起18の各々と嵌合している複数の係合凹部28とを有する。
これにより、仮に空間10aの気圧が上昇しても、側壁12、13に形成された係合突起17、18と、側壁12、13に接触している接触壁22、23に形成された係合凹部27、28とが、係止した状態を維持できるので、蓋部材20がケース部材10から外れることを防止できる。また、空間10aが密閉空間となるので、可溶体30の遮断性能も両立できる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態に係るヒューズ1について、図10を参照しながら説明する。
図10は、第2の実施形態に係るヒューズ1の構成を説明するための図である。第2の実施形態では、図10に示すように、空間10a内の可溶体30の周囲に消弧剤60が設けられている。消弧剤60は、例えば砂である。消弧剤60を設けることで、アーク放電の発生を抑制できる。
また、第2の実施形態では、空間10aの密閉性を高めるために、蓋部材20の平板部21の長手方向の両端部に、接着剤65が塗布されている。接着剤65は、平板部21において側壁14(具体的には、上面14a)とで端子40(具体的には、被挟持部46)を挟む部分に、塗布されている。また、接着剤65は、平板部21において側壁15(具体的には、上面15a)とで端子50(具体的には、被挟持部56)を挟む部分に、塗布されている。このように接着剤65を塗布していることにより、消弧剤60が漏れることを防止できる。
第2の実施形態のヒューズ1において、上述した消弧剤60及び接着剤65以外の構成は、第1の実施形態のヒューズ1の構成と同様である。このため、第2の実施形態のヒューズ1によっても、蓋部材20がケース部材10から外れることを防止できる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態に係るヒューズ1について、図11を参照しながら説明する。
図11は、第3の実施形態に係るヒューズ1の構成を説明するための図である。第3の実施形態でも、図11に示すように、空間10a内の可溶体30の周囲に消弧剤60が設けられている。消弧剤60は、例えば砂である。
また、第3の実施形態では、空間10aの密閉性を高めるために、蓋部材20の平板部21の長手方向の両端部に、フィルム部材68が設けられている。フィルム部材68は、平板部21と側壁14及び側壁15との間に設けられている。フィルム部材68を設けることで、消弧剤60が漏れることを防止できる。
なお、図11に示すフィルム部材68は、平板部21と同じ広さであるが、これに限定されない。フィルム部材68は、平板部21において2つの窪み部24の周囲にのみ設けられていてもよい。すなわち、側壁14と平板部21の間の部分、及び側壁15と平板部21の間の部分のみに、フィルム部材が設けられていてもよい。
第3の実施形態のヒューズ1において、上述した消弧剤60及び接着剤65以外の構成は、第1の実施形態のヒューズ1の構成と同様である。このため、第3の実施形態のヒューズ1によっても、蓋部材20がケース部材10から外れることを防止できる。
<第4の実施形態>
第4の実施形態に係るヒューズ1について、図12を参照しながら説明する。
図12は、第4の実施形態に係るヒューズ1の構成を説明するための図である。第4の実施形態では可溶体30に絶縁性の接着剤70が塗布されている点で、上述した第1~第3の実施形態とは異なる。
矩形状の可溶体30は、図12に示すように、狭隘部38を有する。狭隘部38は、ここでは、可溶体30の短手方向において穴部36の両側の部分である。穴部36が可溶体30の長手方向において所定間隔で形成されているため、狭隘部38も長手方向において所定間隔で形成されている。狭隘部38の幅は、可溶体30において隣接する穴部36同士の間の部分の幅よりも小さい。
また、第4の実施形態では、可溶体30の複数箇所に絶縁性の接着剤70が塗布されている。接着剤70は、可溶体30の狭隘部38以外の部分に塗布されている。具体的には、接着剤70は、可溶体30において隣接する穴部36の間の部分(図12でハッチングが施されている領域)に、塗布されている。なお、接着剤70が塗布されている部分は、図12でハッチングが施されている領域のうちの一部の領域であってもよい。また、図12では、接着剤70が可溶体30の上面に塗布されているが、これに限定されず、可溶体30の下面にも塗布されていてもよい。可溶体30に絶縁性の接着剤70が塗布されていることにより、可溶体30の遮断性能を向上させることができる。
なお、上記では、狭隘部38は、可溶体30に穴部36があることで形成されているが、これに限定されない。例えば、可溶体30の短手方向の両端部に切り欠きを設けることで、狭隘部38を形成してもよい。この場合、狭隘部38は、可溶体30の短手方向の中央側に位置する。
また、上記では、穴部36は、可溶体30の短手方向において一つ形成されているが、これに限定されない。例えば、穴部36が可溶体30の短手方向において複数形成されていてもよい。この場合、狭隘部38は、短手方向において3つ以上形成されることになる。
第4の実施形態のヒューズ1において、上述した接着剤70以外の構成は、第1~第3の実施形態のヒューズ1の構成と同様である。このため、第4の実施形態のヒューズ1によっても、蓋部材20がケース部材10から外れることを防止できる。
第4の実施形態では、可溶体30に狭隘部38が形成されていることとしたが、これに限定されず、可溶体30に狭隘部38が形成されていなくてもよい。このような可溶体30に対しても接着剤70を塗布することにより、可溶体30の遮断性能を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 ヒューズ
10 ケース部材
10a 空間
12、13 側壁
17、18 係合突起
17a、18a 傾斜部
20 蓋部材
22、23 接触壁
27、28 係合凹部
30 可溶体
38 狭隘部
40、50 端子
60 消弧剤
65 接着剤
68 フィルム部材
70 接着剤

Claims (11)

  1. 底部及び側壁で囲まれた空間を有する直方体形状のケース部材と、
    前記ケース部材の上部開口を塞いでおり前記ケース部材と密着している蓋部材と、
    前記空間に配置された可溶体と、
    前記可溶体の両端部と接続している一対の端子であって、先端側が外部に露出している一対の端子と、
    を備え、
    前記ケース部材は、長手方向に沿っている第1側壁に形成された複数の第1突起と、前記第1側壁に対向する第2側壁に形成された複数の第2突起とを有し、
    前記蓋部材は、前記第1側壁に接触している第1接触壁に形成され、前記複数の第1突起の各々と嵌合している複数の第1凹部と、前記第2側壁に接触している第2接触壁に形成され、前記複数の第2突起の各々と嵌合している複数の第2凹部とを有し、
    前記蓋部材の前記第1接触壁及び前記第2接触壁の先端部は、前記蓋部材の前記ケース部材への取り付け時に、前記第1突起及び前記第2突起に接触しながら外側に撓み、
    前記ケース部材は、当該ケース部材の四隅を凹ませて形成された4つの角凹部を有し、
    前記蓋部材は、前記第1接触壁及び前記第2接触壁の両端部に前記角凹部と係合可能にそれぞれ設けられ、前記ケース部材に撓みながら取り付けられる際に前記角凹部の各々にガイドされると共に前記第1接触壁及び前記第2接触壁の前記長手方向での位置ずれを規制する4つの規制部を有する、
    ヒューズ。
  2. 前記第1接触壁は、前記第1側壁の全体を覆いつつ前記第1側壁に面接触しており、
    前記第2接触壁は、前記第2側壁の全体を覆いつつ前記第2側壁に面接触している、
    請求項1に記載のヒューズ。
  3. 前記第1突起は、前記第1側壁において、前記長手方向の両端側かつ前記底部側に形成され、
    前記第2突起は、前記第2側壁において、前記長手方向の両端側かつ前記底部側に形成されている、
    請求項1又は2に記載のヒューズ。
  4. 前記第1凹部は、前記第1接触壁を貫通している貫通孔部であり、
    前記第2凹部は、前記第2接触壁を貫通している貫通孔部である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のヒューズ。
  5. 前記第1突起は、前記底部に向かって高さが高くなっている傾斜部を有し、
    前記第2突起は、前記底部に向かって高さが高くなっている傾斜部を有する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のヒューズ。
  6. 前記ケース部材は、フェノール樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂から成り、
    前記蓋部材は、フェノール樹脂から成る、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のヒューズ。
  7. 前記第1接触壁及び前記第2接触壁は、前記蓋部材の、前記上部開口を塞いでいる平板部から曲げられた壁であり、
    前記ケース部材は、前記第1側壁及び前記第2側壁と直交している第3側壁及び第4側壁とを有し、
    前記端子は、前記第3側壁及び前記第4側壁の上面と、前記平板部とに挟まれている、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のヒューズ。
  8. 前記空間内の前記可溶体の周囲に消弧剤が設けられ、
    前記平板部において前記第3側壁及び前記第4側壁とで前記端子を挟む部分に、接着剤が塗布されている、
    請求項7に記載のヒューズ。
  9. 前記空間内の前記可溶体の周囲に消弧剤が設けられ、
    前記平板部と前記第3側壁及び前記第4側壁との間に設けられたフィルム部材を更に備える、
    請求項7に記載のヒューズ。
  10. 矩形状の前記可溶体は、長手方向において所定間隔で形成された複数の狭隘部を有し、
    前記可溶体の前記狭隘部以外の部分に絶縁性の接着剤が塗布されている、
    請求項1から9のいずれか1項に記載のヒューズ。
  11. 前記可溶体及び前記端子は、一体で成形されている、
    請求項1から10のいずれか1項に記載のヒューズ。
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