JP7016143B2 - 冷菓の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、錐型のコーンからなる可食容器の内面にチョコレートに代表される流動性を有する食品を付着させた後、アイスクリームに代表される粘性食品を充填した冷菓を連続して製造する装置に関するものである。
ウエハースからなるモナカやウエハース又はワッフルからなる錐型のコーン等の内面にチョコレートを付着させて被覆し、更にアイスクリームを充填して冷凍した冷菓が提供されている。このような冷菓は、工場段階でモナカやコーン等の可食容器にチョコレートを被覆した後、アイスクリームを充填して冷凍保管し、冷凍した状態で流通させている。最近では、チョコレートとしての味覚と食感を出すために、モナカやコーン等の内面に被覆するチョコレートの厚さを厚くすることが要求されている。
皿型のモナカや錐型のコーン等の内面にチョコレートを被覆する場合、モナカやコーンの開口部が下向きになるように配置しておき、下方からチョコレートをシャワー状に噴き上げて付着させるようにしたものがある。このシャワー方式でチョコレートを被覆したモナカやコーンを、アイスクリームの充填工程等の次工程に搬送する場合、内面を上向きにする必要がある。即ち、チョコレート被覆ラインとアイスクリーム充填ラインとの間でモナカやコーン等を転回させることが必要となる。
例えば可食容器がコーンであり該コーンを転回させるような場合、チョコレート被覆ラインの端部にシュートを設けておき、コーンがシュートを落下する際に転回し得るように構成したものがある。この場合、シュートの下端部に対向させてコーンを受け入れる穴を形成したパレット状の搬送部材を設置しておき、シュートを落下する過程で転回したコーンを受け取るように構成するのが一般的である。しかし、コーンがシュートを落下する際に、転回して姿勢が変化するものの確実に穴に受け取ることができるという保証はないため、シュート部分に人手を配置して確認作業や手直し作業を行うことが必要となっている。
このため、モナカやコーンを上向きにした状態で内面にチョコレートの被膜を形成する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。この技術は、コーンの開口部を上方に配置して間欠移送しつつ、内部に該コーンの容積と略等しい量のチョコレートを供給し、その後、コーンの内部に存在するチョコレートを吸引して残ったチョコレートによって内面を被覆するものである。
また、コーンにアイスクリームを充填する場合、コーンの開口部に対向して配置された吐出ノズルに圧力抜き装置を接続し、連続的に供給されるアイスクリームを圧力抜き装置に一時貯留しておくようにしている。そして、圧力抜き装置に貯留したアイスクリーム及び連続的に供給されるアイスクリームを吐出ノズルから吐出させると同時に上昇させることで、コーンの内部及び開口部から山のように盛り上げて充填している。
特許第6130148号公報
最近では、錐状のコーン自体の意匠性が重視され、例えば開口側の端面がコーンの軸に対して傾斜したもの、ワッフル状の模様のついた素材を手巻き寿司状に巻き付けたものなど種々の形状が提案されている。このような形状を有するコーンの場合、特許文献1に記載された技術では内面に均一なチョコレートの被膜を形成することが困難である。
コーンの開口部を下方に向けておき、チョコレートをシャワー状に噴き上げる方式であると、コーンの形状や表面の模様などの影響を受けることなく、略均一なチョコレートの被覆を形成することができる。しかし、前述したように、アイスクリームを充填する次工程に移送する際に開口部を上方に向けて確実に転回させることが必要となり、人手を介在させざるを得ないという問題が生じる。
このため、開口部を下方に向けたコーンの内面にチョコレートの被覆を形成する被覆ラインから、開口部を上方に向けたコーンにアイスクリームを充填する充填ラインに移行する際に、コーンを確実に展開させる装置の開発が要求されている。
また、コーンに充填されるアイスクリームの形状にも意匠性を求められるようになっており、このような要求に応えることができる充填装置の開発も望まれているのが実情である。
本発明の目的は、錐状のコーンからなる可食容器の内面に流動性を有する食品による被覆を形成した後、この可食容器を転回させてアイスクリームを充填して冷菓を製造するための装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る冷菓の製造装置は、錐型のコーンからなる有底の可食容器の内面に流動性を有する食品を被覆すると共にアイスクリームを充填して冷菓を製造する装置であって、可食容器の開口部を下方に向けて支持する複数の支持アームを有し、該支持アームを間欠移送する第1コンベアと、前記第1コンベアの移送方向上流側に配置され、可食容器を開口部を下方に向けて該第1コンベアの支持アームに供給する可食容器供給装置と、前記可食容器供給装置よりも前記第1コンベアの移送方向下流側に配置され、開口部を下方に向けて移送される可食容器の内面に流動性を有する食品を噴射して付着させる流動性食品供給装置と、前記流動性食品供給装置よりも前記第1コンベアの移送方向下流側に配置され、開口部を下方に向けて移送される可食容器の上方からカップを供給して該可食容器の外周に被せるカップ供給装置と、前記第1コンベアの移送方向下流側の端部に接続され、外周にカップが被せられた複数の可食容器を開口部を上方に向けて支持する支持プレートを有する第2コンベアと、前記第1コンベアの下流側端部と前記第2コンベアの上流側端部の上方にわたって配置され、前記第1コンベアによって開口部を下方に向けて移送され外周にカップが被せられた可食容器を転回させて開口部を上方に向けて前記第2コンベアの支持プレートに移載する移載装置と、前記移載装置よりも前記第2コンベアの移送方向下流側に配置され、開口部を上方に向けて移送される可食容器にアイスクリームを充填する粘性食品充填装置と、前記粘性食品充填装置よりも前記第2コンベアの移送方向下流側に配置され、可食容器に充填されたアイスクリームを冷却する冷却装置と、前記冷却装置よりも第2コンベアの移送方向下流側に配置され、可食容器に充填されて冷却されたアイスクリームの上方からキャップを供給して被蓋するキャップ供給装置と、前記第2コンベアの移送方向下流側端部に配置され、内面に流動性を有する食品が付着すると共にアイスクリームが充填され且つ外周にカップが被せられると共にキャップによって被蓋された可食容器を、該第2コンベアから排出する排出装置と、を有するものである。
上記冷菓の製造装置に於いて、前記移載装置は、前記移載装置は、外周にカップが被せられた可食容器が前記第1コンベアの下流側の端部で開口部が下方に向けて支持された状態から水平状態に移行する過程で該カップの開口端部と係合して可食容器を受け取ると共に前記第2コンベアの移送方向に移動させて前記第1コンベアから取り出す取出部材と、前記取出部材による可食容器の取り出しに伴って開口部を上方に向けて転回した可食容器を前記第2コンベアの支持プレートに供給する供給部材と、を有して構成されていることが好ましい。
また、上記何れかの冷菓の製造装置に於いて、前記充填装置は、前記充填装置は、前記第2コンベアによって移送される可食容器にアイスクリームを充填する充填ノズルと、前記第2コンベアによる移送平面内に於いて、該第2コンベアの移送方向に沿って前記充填ノズルを往復移動させる移送方向往復部材と、前記第2コンベアによる移送平面内に於いて、該第2コンベアの移送方向に対し直交する方向に前記充填ノズルを往復移動させる直交方向往復部材と、前記第2コンベアによる移送平面内に対し、前記充填ノズルを昇降させる昇降部材と、を有することが好ましい。
本発明に係る冷菓の製造装置では、錐型のコーンからなる有底の可食容器(以下、単に「コーン」という)を開口部を下方に向けて第1コンベアに供給し、該第1コンベアよって間欠移送することができる。この第1コンベアによる移送過程で、内面に流動性を有する食品を被覆すると共に外周にカップを被せることができる。
そして、第1コンベアの下流側の端部と第2コンベアの上流側端部の上方にわたって配置された移載装置によって、開口部を下方に向けて移送されたコーンを受け取って転回させて開口部を上方に向けて第2コンベアに移載することができる。従って、コーンを開放部を上方に向けた状態で第2コンベアに供給することができ、該第2コンベアによって間欠移送する過程で、粘性を有するアイスクリームを充填することができる。
更に、コーンに充填されたアイスクリームを冷却装置によって冷却することで、充填形状を保持させることができ、この形状を保持した状態で充填されたアイスクリームの上部をキャップによって被蓋することができる。そして、コーンの外周をカップによって覆われ、アイスクリームを上部をキャップによって被蓋された冷菓を排出装置によって第2コンベアから排出することができる。
特に、移載装置が、取出部材と供給部材と、を有するので、第1コンベアによって移送され、外周にカップが被せられたコーンを、取出部材によって第1コンベアの支持アームから取り出すことができる。そして、取出部材による取り出しに伴って開口部が上方になるように転回したコーンを供給部材によって第2コンベアの支持プレートに供給することができる。
また、充填装置が、移送方向往復部材によって充填ノズルを移送方向に沿って往復移動させ、直交方向往復部材によって移送方向に対し直交する方向に往復移動させ、昇降部材によって充填ノズルを昇降させることができる。このため、各部材を同期させて駆動することで、充填ノズルをコーンの軸線を中心として回転させると共に昇降させることができ、所望の形状にアイスクリームを充填することができる。
コーン、カップ、キャップの例及び冷菓の例を説明する図である。 本実施例に係る製造装置の構成を説明する図である。 第1コンベアの構成を説明する平面図と正面図である。 コーン供給装置の構成を説明する側面図である。 コーン供給装置の構成を説明する正面図である。 カップを供給する供給装置の構成を説明する図である。 第1コンベアと第2コンベアとの接続関係及び移載装置の構成を説明する図であり、側面図と平面図である。 第1コンベアと第2コンベアとの接続関係及び移載装置の構成を説明する図であり正面図である。 移載装置の動作を説明する図である。 移載装置の動作を説明する図である。 移載装置の動作を説明する図である。 コーンにアイスクリームを充填する充填装置の構成を説明する図であり、正面図と平面図である。 コーンにアイスクリームを充填する充填装置の構成を説明する図であり、右側面図と左側面図である。 充填装置の要部を説明する図である。 コーンに充填されたアイスクリームを冷凍する冷凍装置の構成を説明する図である。 キャップを供給する供給装置の構成を説明する図である。 排出装置の構成を説明する図である。
以下、本発明に係る冷菓の製造装置について説明する。本発明に係る冷菓の製造装置は、ウエハースやワッフルからなるコーンのように有底の可食容器の内面に流動性を有する食品として代表的な例えばチョコレート(以下単に「チョコレート」という)を被覆すると共に、アイスクリームを充填した冷菓を連続した移送過程で製造し得るようにしたものである。
特に、コーンが、開口部の端部が該コーンの軸線に対して傾斜していたり、手巻き状の形状を有しているような場合であっても、確実に且つ充分な厚みを持ってチョコレートを付着させて被覆することが可能である。即ち、開口部を下方に向けて移送されるコーンの内面に対し、下方からシャワー状にチョコレートを噴射することで、コーンの形状や内面の凹凸の有無に関わらず付着させることが可能である。コーンの内面に付着した余分なチョコレートは、第1コンベアによる移送過程で下方に落下する。従って、コーンの形状の如何に関わらず、充分な厚みを持ったチョコレートを被覆することが可能となる。
また、コーンにアイスクリームを充填する際に、充填ノズルを三次元制御することで、所望の盛り形状を実現することが可能である。即ち、充填ノズルを第2コンベアの移送方向に沿った方向、移送方向に直交する方向、及び昇降方向の移動量と速度を制御することで、充填ノズルを三次元空間内で移動させると共にアイスクリームを吐出させることで意匠性を考慮して盛り付けることが可能である。
本発明に係る製造装置は、図1(a)に示すように、錐型に形成された有底の可食容器としてのコーン1の内面に流動性を有する食品となるチョコレートの層2(チョコレート層2、同図(d))を形成した後、同図(e)に示すようにアイスクリーム3を充填して盛り付けた冷菓を製造するものである。
そして、この製造過程で、コーン1の外周に同図(b)に示す合成樹脂製のカップ4を被せることで、可食容器であるコーン1を保護することが可能である。更に、コーン1に盛り付けたアイスクリーム3の上部を同図(c)に示す合成樹脂製のキャップ5によって被蓋することで、アイスクリーム3を外気に触れさせることなく流通させることが可能である。
先ず本実施例に係る冷菓の製造装置の概略構成について図2を用いて説明する。本実施例に係る製造装置は、コーン1の開口部1aを下方に向けて矢印方向に間欠移送する第1コンベアAと、コーン1の開口部1aを上方に向けて間欠移送する第2コンベアBを有している。第1コンベアAと第2コンベアBは、コーン1に対するチョコレート層2の形成及びアイスクリーム3の盛り付けを連続して行うために連結されており、互いに同期して駆動されるように構成されている。
第1コンベアAの移送方向の最も上流側に可食容器供給装置となるコーン供給装置Cが配置され、該コーン供給装置Cよりも下流側にコーン1の内面に流動性食品供給装置となるチョコレート噴射装置Dが配置され、該チョコレート噴射装置Dよりも下流側にカップ供給装置Eが配置されている。
また、第1コンベアAの下流側端部であって第2コンベアBとの連結部には移載装置Fが配置されており、該移載装置Fよりも下流側に粘性食品充填装置となるアイスクリーム充填装置Gが配置され、該アイスクリーム充填装置Gよりも下流側に冷却装置Hが配置され、該冷却装置Hよりも下流側にキャップ供給装置Iが配置されている。そして、第2コ
ンベアBの最も下流側に排出装置Jが配置されている。
以下、製造装置を構成する各装置の構成を装置毎に説明する。
第1コンベアAは図3に示すように、開口部1aを下方に向けた(以下、単に「下向き」という)8個のコーン1を、一定のピッチで間欠移送し得るように構成されている。このため、第1コンベアAは、モーター11a、ゼネバ11bを有する間欠駆動機構11によって一定のピッチで間欠駆動される一対のチェン10を有している。
一対のチェン10には一定のピッチで複数のバー10aが配置されており、夫々のバー10aに8個の支持アーム10bが取り付けられている。支持アーム10bは下向きのコーン1の内面に接触して支持し得るように構成されており、チョコレート供給装置Dで噴射されたチョコレートによって形成されるチョコレート層2に対して悪影響を与えることがないような形状を有している。
第1コンベアAには、最も上流側にコーン供給装置Cが、その下流側にチョコレート噴射装置Dが、更に下流側にカップ供給装置Eが、下流側の端部に委細装置Fが配置される。特に、チョコレート噴射装置Dは間欠移送されるコーン1に向けて下方からチョコレートを噴射するため、第1コンベアAの移送レベルは、チョコレート噴射装置Dを設置するのに充分な高さを持って設定されている。
コーン供給装置Cは図4、図5に示すように、開口部1aを上方に向けて積層したコーン1を1個づつ取り出し、開口部1aが下方に向くように転回させて第1コンベアAの支持アーム10bに供給するものである。このため、コーン供給装置Cは、第1コンベアAのバー10aに取り付けられた支持アーム10bの数と同数のコーン収容部15と転回部16を有して構成されている。
コーン収容部15は、複数のコーン1を収容する収容部15aと、収容部15aに収容されたコーン1を分離する分離部15bと、を有して構成されている。収容部15aは、開口部1aを上方に向けた複数のコーン1を積層した状態で収容するものであり、これらのコーン1を略垂直な状態で収容し得るように筒状に構成されている。
また、分離部15bは、収容部15aに収容されている複数のコーン1を下方から順に1個づつ分離するものであり、上下に配置された一対のシャッター15cを有している。そして、この一対のシャッター15cを転回部16の動作と同期して交互に開閉することで、積層された状態で収容されているコーン1を最も下方から順に分離し得るように構成されている。
転回部16は、収容部15aに積層されて収容された最下端にあるコーン1を吸着して取り出し、転回させて開口部1aを下方に向け、第1コンベアAの支持アーム10bに接近させて吹き出すことで、該支持アーム10bに供給し得るように構成されている。このため、転回部16は、コーン1を吸着する吸着ヘッド16aと、吸着ヘッド16aを昇降させる昇降シリンダー16bと、吸着ヘッド16aを昇降させる過程でコーン1の開口部1aが下方に向くように転回させる転回部材16cと、を有して構成されている。
吸着ヘッド16aはコーン1の外形と略相似形に形成されており、第1コンベアAを横断する方向に配置されると共に昇降可能に構成された配管16dに取り付けられている。この吸着ヘッド16aは、配管16dに作用する負圧又は高圧に対応して、コーン1を吸着し又はコーン1を吹き出すように構成されている。このため、転回部16の上部には負圧が作用するバキュームホース16d1が配置されており、下部には高圧が作用するブローホース16d2が配置されている。
そして、吸着ヘッド16aが上昇したとき、配管16dはバキュームホース16d1と接続されて負圧が作用し、収容部15aに接近することでコーン1を吸着することが可能である。また、吸着ヘッド16aが下降したとき、配管16dはブローホース16d2と接続されて高圧が作用し、支持アーム10bに接近して吹き出すことでコーン1を供給することが可能である。
昇降シリンダー16bは吸着ヘッド16aを昇降ガイド16eに沿って昇降させるものである。この昇降シリンダー16bによる昇降過程で、吸着ヘッド16aは、収容部15aに接近させた上昇位置、支持アーム10bに接近させた下降位置、に位置し、上昇位置から下降位置に移行する間に中間部16fを通過する。特に、昇降シリンダー16bによって吸着カップ16aを中間部16fで昇降させる際に、転回部材16cによる吸着ヘッド16aの転回、及び配管16dに接続されるホース16d1、16d2の切り替えを行うように構成されている。
上記の如く構成されたコーン供給装置Cでは、昇降シリンダー16bによって吸着カップ16aを上昇位置に上昇させてバキュームホース16d1、配管16dを介して負圧を作用させることで、収容部15aに収容されたコーン1を取り出すことが可能である。そして、上昇位置から下降位置に移行する中間部16fを通過する間で、転回部材16cによって吸着ヘッド16aが転回してコーン1を上向きから下向きに転回させることが可能である。更に、中間部16fを通過したとき。配管16dにはブローホース16d2を介して高圧が作用し、第1コンベアAの支持アーム10bに対し、コーン1を下向きの状態で供給することが可能である。
チョコレート噴射装置Dは、第1コンベアAの支持アーム10bに支持されて移送されるコーン1の内面に、下方からチョコレートを噴射して付着させるものである。このチョコレート噴射装置Dから噴射されるチョコレートは保温されることで充分な流動性を有しており、コーン1の形状の如何に関わらず、万遍なく内面に付着することが可能であり、付着すると同時に固化を開始する。このため、コーン1の内面に充分に厚いチョコレート層2を形成することが可能である。
チョコレート噴射装置Dは図3に示すように、コーン供給装置Cの下流側で第1コンベアAの移送レベルよりも下方で且つ上向きに配置された複数のノズル18aと、該ノズル18aよりも下方に配置されたチョコレートタンク18bを有している。ノズル18aとチョコレートタンク18bとは、ポンプ18c、配管18dによって接続されており、ポンプ18cを駆動することによってノズル18aからチョコレートを上方に噴射し得るように構成されている。
ノズル18aから噴射されたチョコレートは流動性を有するため、第1コンベアAによって移送されている間に垂れることがある。このため、第1コンベアAの下方であってチョコレート噴射装置Dよりも下流側には、コーン1から垂れたチョコレートを回収する樋18eが配置されている。
上記の如く構成されたチョコレート噴射装置Dでは、ポンプ18cを駆動することで、チョコレートタンク18bに貯留されているチョコレートをノズル18aから上方に向けて噴射してコーン1の内面に付着させることが可能である。そして、コーン1の内面に付着して固化することのない余分のチョコレートは、第1コンベアAによる移送中にコーン1から垂れて樋18eに落下し、チョコレートタンク18bに回収される。
カップ供給装置Eは、第1コンベアAの支持アーム10bに下向きに支持されて内面にチョコレート層2が形成されたコーン1の外周に合成樹脂製のカップ4を被せるものである。カップ4は合成樹脂による成形品であるため、成形後、アイスクリームの製造装置までの搬送過程で異物が付着する虞がある。このため、コーン1の外周に被せる直前にカップ4の内部に付着した異物を除去し、その後、第1コンベアAによって移送されるコーン1の外周に被せるようにしている。
カップ供給装置Eに於けるカップ4を下向きで移送されるコーン1の外周に被せるための構造は、前述したコーン供給装置Cと類似しているため、該コーン供給装置Cと類似した機能を有する部分には同一の符号を付して簡単に説明する。尚、カップ供給装置Eでは、収容した複数のカップ4を転回して供給する機構に加えて、カップ4に付着している虞のある異物を除去するための異物除去装置19が配置されている。
即ち、カップ供給装置Eは図6に示すように、第1コンベアAのバー10aに取り付けられた支持アーム10bの数と同数のカップ収容部15と転回部16、及び異物除去装置19を有して構成されている。
カップ収容部15は、上向きで積層された複数のカップ4を収容する収容部15aと、積層されたカップ4を一対のシャッター15cによって下から順に1個づつ分離する分離部15bとを有して構成されている。
転回部16は、カップ4を吸着する吸着ヘッド16aと、吸着ヘッド16aを昇降させる昇降シリンダー16bと、吸着ヘッド16aを昇降させる過程でカップ4が下方に向くように転回させる転回部材16cと、を有して構成されている。この転回部16では、収容部15aの最下端にあるカップ4を吸着して取り出し、下向きに転回させて第1コンベアAによって移送されるコーン1の外周に被せることが可能である。
昇降シリンダー16bは吸着ヘッド16aを昇降ガイド16eに沿って昇降させるものである。この昇降シリンダー16bによる昇降過程で、吸着ヘッド16aは、収容部15aに接近させた上昇位置、支持アーム10bに接近させた下降位置、に位置し、上昇位置から下降位置に移行する間に中間部16fを通過する。特に、昇降シリンダー16bによって吸着カップ16aを中間部16fで昇降させる際に、転回部材16cによる吸着ヘッド16aの転回、及び配管16dに接続されるホース16d1、16d2の切り替えを行うように構成されている。
異物除去装置19は、カップ4が中間部16fを通過する際に略水平な姿勢となる位置に対向して配置されている。この異物除去装置19は空気をイオン化するイオナイザ19aと、イオン化した空気の噴射ノズル19bを有して構成されている。そして、イオナイザ19aでイオン化した空気を噴射ノズル19bから略水平なカップ4に噴射することで、カップ4に帯電した静電気を除電すると共に吹き飛ばして、該カップ4に付着した虞のある異物を除去することが可能である。
上記の如く構成されたカップ供給装置Eでは、昇降シリンダー16bによって吸着カップ16aを上昇位置に上昇させてバキュームホース16d1、配管16dを介して負圧を作用させることで、収容部15aに収容されたカップ4を取り出すことが可能である。そして、上昇位置から下降位置に移行する中間部16fを通過する間で、転回部材16cによって吸着ヘッド16aが転回してコーン1を上向きから下向きに転回することが可能である。更に、中間部16fを通過したとき。配管16dにはブローホース16d2を介して高圧が作用し、第1コンベアAの支持アーム10bに対し、カップ4を上向きから下向きに転回させ、第1コンベアAによって移送されるコーン1と対向したとき、配管16dに高圧を作用させることで、コーン1の外周にカップ4を被せることが可能である。
そして、転回部16の中間部16fに於ける更なる転回によってカップ4を下向きに転回させ、該中間部16fを通過したとき。配管16dにはブローホース16d2を介して高圧が作用し、第1コンベアAの支持アーム10bに支持されたコーン1の外周にカップ4を被せることが可能である。
内面にチョコレート層2が形成され、外周にカップ4が被せられたコーン1は、第2コンベアBに移載されてアイスクリーム3が充填される。このため、第2コンベアBでは外周にカップ4が被せられたコーン1は、開口部1aを上方に向けた上向きの姿勢で移送され、この移送過程で、アイスクリーム3の充填、盛り付け、冷却、キャップ5の被害が行われ、下流側から排出される。
移載装置Fは、第1コンベアAによって下向きで移送された外周にカップ4が被せられたコーン1を、カップ4を含めて上向きになるように転回して第2コンベアBに移載する。このため、移載装置Fは第1コンベアAの移送方向下流端と、第2コンベアBの上流端との間に両コンベアA、Bを接続して配置されている。
外周にカップ4が被せられたコーン1(以下単に「コーン1」ということがある)は、移載装置Fによって下向きから上向きに転回する。このため、第2コンベアBの移送レベルは、コーン1の転回に必要とされる高さ方向の寸法に対応させて、第1コンベアAの移送レベルよりも低く設定されている。
第2コンベアBは、図3、図8に示すように、一対のチェン20を有しており、このチェン20を横断して支持プレート20aが取り付けられている。そして、支持プレート20aには上向きに転回したコーン1(カップ4)を受け入れて支持するために複数の支持穴20bが形成されている。支持プレート20aに形成された支持穴20bは、第1コンベアAのバー10aに設けた支持アーム10bと同じ数で且つ同じピッチで形成されている。
移載装置Fは、第1コンベアAによって移送されたコーン1が、該第1コンベアAの下流側端部で下向きの姿勢から略水平な姿勢に移行したとき、支持アーム10bから離脱させて第2コンベアBに移載するものである。そして、コーン1は、第1コンベアAの支持アーム10bから第2コンベアBの支持プレート20aに形成された支持穴20bに移載される過程で、開口部1aが上方にある上向き状態となる。
このため、移載装置Fは、図7、図8に示すように、第1コンベアAの下流側端部と対向して配置され該第1コンベアAによって移送されたコーン1を受け取って第2コンベアBの移送方向に移動させて取り出す取出部材21と、上向きに転回したコーン1を第2コンベアBの支持プレート20aに形成した支持穴20bに供給する供給部材23と、を有して構成されている。
取出部材21は、第2コンベアBを横断して配置された摺動板21aと、この摺動板21aを第2コンベアBの移送方向に沿って往復移動させる往復シリンダー21bと、コーン1を受け取る受取部材24を有している。
摺動板21aの上面には供給部材23を構成する供給シリンダー23aが配置されており、該供給シリンダー23aのシリンダーロッドにブラケット23bが取り付けられている。このブラケット23bには複数のロッド23cが配置され、これらのロッド23cに取出部材21を構成する受取部材24が取り付けられている。
受取部材24は、供給部材23を構成するロッド23cの下端部に取り付けた複数の保持プレート24aと、保持プレート24aの先端(第1コンベアA側の端部)の両側に取り付けたバー24bと、を有して構成されている。この受取部材24は、取出部材21によって第2コンベアBの移送方向に沿って往復移動可能に、且つ供給部材23によって昇降可能に構成されている。
受取部材24の隣接する保持プレート24aの間隔は、カップ4の外径と略等しい寸法を有しており、コーン1をカップ4の外側を挟んで保持することが可能である。このため、保持プレート24aは、第1コンベアAのバー10aに設けた支持アーム10bの数よりも1個多い数に設定されている。
各保持プレート24aの先端(第1コンベアA側の端部)の両側には、夫々バー24bが略垂直に起立して取り付けられている。隣接する保持プレート24aの対向する位置に設けたバー24bどうしの間隔はコーン1の開口部1aの外径よりも僅かに小さい寸法を有している。従って、第1コンベアAによって移送されたコーン1の開口部1aと当接することが可能となる。
上記の如く構成された受取部材24では、バー24bによってコーン1を第1コンベアAの支持アーム10bから離脱させた(取り出した)とき、該コーン1は保持プレート24aに保持されて自由な転回が許容される。しかし、コーン1の自由な転回を許容したのでは、転回後の上向き姿勢を安定して実現することが困難となる虞がある。
このため、コーン1の転回を規制して確実に上向きになるように、取出部材21の摺動板21aの下面には、コーン1を取り出したときにカップ4の端部と接触し、該端部が下方に向かうように案内するガイドバー22aが設けられている。また、保持プレート24aにはコーン1に被せたカップ4の外周面と接触して確実に上向きに転回するように案内する三角形状のガイドプレート22bが設けられている。
上記の如く構成された移載装置Fによるコーン1の移載段階について図9~図11により説明する。
図9(a)は、移載装置Fの初期位置であり、受取部材24は取出部材21の往復シリンダー21bによって最も第1コンベアAに接近した位置にあり、且つ供給部材23の昇降シリンダー23aによって下降位置にある。このとき、第2コンベアBは停止しており、第1コンベアAが稼働している。
第1コンベアAによる支持アーム10bの間欠移送に伴って、同図(b)に示すように、コーン1は下向きの姿勢から略水平の姿勢に変化する。コーン1の姿勢が下向きから水平に変化するのと同時に受取部材24が上昇し、受取部材24の隣接するバー24bの間にコーン1が入り込み、バー24bが開口部1aに係合する。
第1コンベアAの移送が停止すると、図10(a)に示すように、取出部材21の往復シリンダー21bによって摺動板21aが第2コンベアBの移送方向下流側に向かって移動する。この移動に伴って受取部材24も移動し、バー24bがコーン1の開口部1aに当接して該コーン1を支持アーム10bから離脱させる。従って、コーン1を第1コンベアAから取り出すこととなる。
コーン1が支持アーム10bから取り出されたとき、該コーン1は自由に落下することとなる。例えば、カップ4が第2コンベアBの移送方向下流側に向けて勢いよく飛び出したような場合、端部がガイドバー22aに接触して規制される。また、下方に落下したときはカップ4の外周面の一部がガイドプレート22bに接触することで、該ガイドプレート24bの傾斜面に沿って転回する。
そして、同図(b)に示すように、コーン1は開口部1aを上方にした上向き姿勢をとった状態で、隣接する保持プレート24aによってカップ4が挟まれ、安定した姿勢を保持することが可能である。
次いで、図11(a)に示すように、供給部材23の昇降シリンダー23aによって受取部材24が下降し、待機していた第2コンベアBの支持プレート20aに形成された支持穴20bにコーン1を供給する。その後、同図(b)に示すように、受取部材24の下降位置を保持して第2コンベアBが間欠移送され、この移送過程で保持プレート24aに挟まれたコーン1は、該保持プレート24aから離脱する。
上記の如くして1サイクルが終了した後、取出部材21の往復シリンダー21bによって、受取部材24を第1コンベアAの下流側端部に接近させることで、受取部材24が初期位置に復帰する。
移載装置Fよりも第1コンベアBの移送方向下流側にアイスクリーム充填装置Gが配置されている。このアイスクリーム充填装置Gは、充填ノズルを旋回させつつ上昇させることによって、上向きで移送されてきたコーン1にアイスクリーム3を充填すると共に開口部1aよりも上部に所望の形状で盛り上がるように盛り付けることが可能である。
充填ノズルの構造は特に限定するものではなく、1個の吐出口を有する構造であって良く、並列させた2個以上の吐出口、或いは同心円状に配置した2個以上の吐出口を有する構造であって良い。そして、充填ノズルを構成する吐出口の数及び旋回径、旋回速度、上昇速度、アイスクリームの充填速度等の条件を適宜設定することによって、コーン1にアイスクリームを渦巻状に、或いは円錐状に盛り付けることが可能である。
このため、アイスクリーム充填装置Gは、図12~図14に示すように、充填ノズル26を第2コンベアBの移送方向(Y方向)に沿って往復移動させるY方向移動装置28と、第2コンベアBの移送方向に対し直交する方向(X方向)に往復移動させるX方向移動装置29と、上下方向に昇降させる昇降装置30と、を有して構成されている。
上記したY方向移動装置28、X方向移動装置29、昇降装置30は、第2コンベアBを横断して構成されたフレーム27に配置されている。このフレーム27は、第2コンベアBを横断して両側に取り付けられたブラケット27aと、該ブラケット27aから垂直に起立して配置された4本のスタンド27bと、4本のスタンド27bの頂部を連結して第2コンベアBを横断して設けたプレート27cと、を有している。従って、フレーム27は第2コンベアBを横断する方向に門型に形成されている。
フレーム27の夫々のブラケット27aに於ける第2コンベアBの移送方向に沿って配置された2本のスタンド27bの中間部には、昇降装置30を構成するねじ30aが垂直方向に起立して配置されている。このねじ30aは上端部がプレート27cを貫通して配置されており、該プレート27cに取り付けた昇降モータ30bと図示しないタイミングベルト等の伝動部材を介して接続されている。そして、ねじ30aは昇降モータ30bによって正回転駆動又は逆回転駆動される。
また、スタンド27bには昇降台30cが昇降可能に取り付けられている。この昇降台30cは昇降装置30を構成するものであり、所定位置にねじ30aと螺合したナット30dが取り付けられている。従って、昇降台30cは昇降モータ30bの回転方向に対応して上昇又は下降することが可能である。
上記の如くしてスタンド27bに昇降可能に取り付けられた昇降台30cに、Y方向移動装置28及びX方向移動装置29が夫々構成されている。
昇降台30cは、図14に示すように、第2コンベアBによる移送方向であるY方向に沿って形成された平行部30c1と、第2コンベアBを横断する方向であるX方向に形成された横断部30c2と、からなる平面視がコ字状に形成されている。
昇降台30cの平行部30c1及び横断部30c2には、X方向移動装置29を構成する複数のX方向直線ガイド29aがX方向に沿って、予め設定された位置に配置されている。前記複数のX方向直線ガイド29aを接続して、同図に二点鎖線で示すように平面視がコ字状に形成されたX方向移動台29bが配置されている。
また、横断部30c2にはX方向に沿って正回転及び逆回転可能なX方向駆動モータ29cと、該X方向駆動モータ29cによって駆動されるねじ29dが配置されている。そして、ねじ29dに螺合したナット29eがX方向移動台29bと連結されている。
このため、X方向駆動モータ29cが正回転又は逆回転可したとき、X方向移動台29bがX方向直線移動ガイド29aに案内されてX方向、即ち、第2コンベアBの移送方向を横断する方向に移動することが可能である。従って、X方向駆動モータ29cの回転方向を適宜転換することによって、X方向移動台29bはX方向に沿って往復移動する。
X方向移動台29bにはY方向に沿って一対のY方向直線ガイド28aが配置されている。このY方向直線ガイド28aを接続して、同図に示すように平面視がコ字状のY方向移動台28bが配置されている。
また、X方向移動台29bにはY方向に沿って正回転及び逆回転可能なY方向駆動モータ28cと、該Y方向駆動モータ28cによって駆動されるねじ28dが配置されている。そして、ねじ28dに螺合したナット28eがY方向移動台28bと連結されている。従って、Y方向駆動モータ28bの回転方向を適宜転換することによって、Y方向移動台28bはY方向に沿って往復移動する。
上記構成に於いて、各モータ28c、29c、30b、ねじ28d、29d、30a、ナット28e、29e、30dの構造を限定するものではない。しかし、意匠性の高いアイスクリームの盛り付けを行うためには各モータ28c、29c、30bをサーボモータとし、各ねじ28d、29d、30aをボールねじとし、各ナット28e、29e、30dをボールナットとすることが好ましい。このように構成することで、動きの精度及び応答精度を向上させることが可能となる。
前述したY方向移動台28bにはアイスクリーム3を吐出してコーン1に充填するための充填ノズル26が配置されている。この充填ノズル26は、第2コンベアBの支持プレート20aに形成された支持穴20bと同数で且つ各支持穴20bに対向し得る間隔で配置されている。
各充填ノズル26は、バルブ31aを構成する筒状の本体に取り付けられている。このバルブ31aには2系列の供給孔が形成されており、夫々の供給孔には弁シリンダー31bによって回動される回転式の弁部材が収容されている。また、バルブ31aには、夫々の充填ノズル26の位置に対応させて、アイスクリームを供給するための配管31cが接続されている。
このため、2系列の配管31cを介して各供給孔に異なるアイスクリームを供給し、弁シリンダー31bによって弁部材を同時に、或いは選択的に回動させることでアイスクリームの吐出、停止を制御することが可能である。従って、各供給孔に供給された異なるアイスクリームを、充填ノズル26から同時に或いは選択的に吐出することが可能である。
上記の如く構成されたアイスクリーム充填装置Gでは、配管31c、バルブ31aにアイスクリームを供給し、弁シリンダー31bを開放操作することによって、供給されたアイスクリームを充填ノズル26から吐出させてコーン1に充填することが可能である。そして、充填ノズル26からコーン1にアイスクリームを充填させつつ、各モータ28c、29c、30bを駆動することで、充填ノズル30は各モータ28c、29c、30bの回転に伴って旋回、或いはX方向又はY方向に往復移動しつつ上昇することが可能となる。
従って、予め設定された意匠に対応させて各モータ28c、29c、30bの回転を制御すると共に単独種の、或いは異なる種類のアイスクリームの吐出を制御することで、アイスクリームを渦巻状に或いは円錐状に盛り付けることが可能である。
アイスクリーム充填装置Gよりも第2コンベアBの移送方向下流側には、冷却装置Hが配置されている。この冷却装置Hは、アイスクリーム充填装置Gに於いてコーン1に盛り付けられたアイスクリーム4を冷却して形状を保持させるための装置である。尚、アイスクリーム4を冷却するための冷媒としては特に限定するものではないが、本実施例では液体窒素を利用している。
冷却装置Hは、図15に示すように、第2コンベアBを横断し且つ移送方向に沿って予め設定された長さを持って形成されたフード35を有している。フード35の上部には、液体窒素を収容すると共に収容された液体窒素の液面を管理することが可能で、且つ気化した窒素ガスの流量を調節し得るように構成したタンク36aが配置されている。また、フード35の内部には、第2コンベアBによって移送されるコーン1に盛り付けたアイスクリーム3に対して窒素ガスを噴射する複数のノズル36bが配置されている。そして、タンク36aとノズル36bを接続して配管36cが配置されている。
フード35は内部に噴射された窒素ガスによる冷却効果を充分に発揮させるために、略密閉に近い空間として形成されている。このため、フード35の所定位置には排気ダクト37が構成されており、該フード35の内部に噴射された窒素ガスを排気ダクト37を介して大気中に排気し得るように構成されている。また、フード35に於ける移送方向上流側及び下流側には、第2コンベアBによって移送されるコーン1に盛り付けたアイスクリーム3を回避するための開口35aが形成されている。
上記の如く構成された冷却装置Hでは、第2コンベアBによって移送されるアイスクリーム3を盛り付けたコーン1をフード35の内部を通過させ、この過程でノズル36bから窒素ガスを噴射することによって、アイスクリーム3を冷却することが可能である。特に、タンク36aに収容した液体窒素から気化した極めて低温の窒素ガスを噴射することが可能であるため、アイスクリーム3の表面を固化させて盛り付けた形状を保持することが可能となる。
冷却装置Hよりも第2コンベアBの移送方向下流側に、キャップ供給装置Iが配置されている。このキャップ供給装置Iは、第2コンベアBによって移送され、冷却装置Hによって冷却されて盛り付け形状を保持したアイスクリーム3の上部を、キャップ5によって被蓋するものである。
キャップ供給装置Iの構造は前述したカップ供給装置Eの構造と略同一であるため、同一の部分又は類似の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
キャップ供給装置Iは図16に示すように、第2コンベアBの支持プレート20aに形成された取り付けられた支持穴20bの数と同数のキャップ収容部15と転回部16、及び異物除去装置19を有して構成されている。
キャップ収容部15は、上向きで積層された複数のキャップ5を収容する収容部15aと、積層されたキャップ5を一対のシャッター15cによって下から順に1個ずつ分離する分離部15bとを有して構成されている。
転回部16は、キャップ5を吸着する吸着ヘッド16aと、吸着ヘッド16aを昇降させる昇降シリンダー16bと、吸着ヘッド16aを昇降させる過程でキャップ5が下方に向くように転回させる転回部材16cと、を有して構成されている。この転回部16では、収容部15aの最下端にあるキャップ5を吸着して取り出し、下向きに転回させて第2コンベアBによって移送されるコーン1に盛り付けられたアイスクリーム3の上部に被蓋することが可能である。
昇降シリンダー16bは、吸着ヘッド16aを、上昇位置及び下降位置、上昇位置から下降位置に移行する間を通過するように昇降させるものである。そしてこの昇降過程で、吸着ヘッド16aの転回、及び配管16dに作用する圧力の切り替え、更に異物除去装置19によるキャップ5に付着した虞のある異物の除去を行うように構成されている。
上記の如く構成されたキャップ供給装置Iでは、昇降シリンダー16bによって吸着カップ16aを上昇位置に上昇させて収容部15aに収容されたキャップ5を取り出すことが可能である。そして、中間部16fを通過する間で、コーン1を上向きから下向きに転回することが可能である。そして、キャップ5が略水平な姿勢を有する間に、異物除去装置19によって該キャップ5に付着している虞のある異物を除去することが可能である。
更に、中間部16fを通過したとき、キャップ5を下向きに転回させ、第2コンベアBによって移送されるコーン1と対向したとき、該コーン1に盛り付けたアイスクリーム3にキャップ5によって被蓋することが可能である。
キャップ供給装置Iの第2コンベアBの移送方向下流側であって、該第2コンベアBの末端部には排出装置Jが配置されている。この排出装置Jは、外周にカップ4が被せられ、内部にチョコレート層2が形成されると共にアイスクリーム3が盛り付けられてキャップ5が被蓋されたコーン1(製造された氷菓)を次工程に排出するものである。排出装置Jの構造は特に限定するものではなく、第2コンベアBによって移送されたコーン1を該第2コンベアBから排出し得るものであれば良い。
本実施例では、図17に示すように、第2コンベアBの移送方向下流側端部に、第3コンベア40を直交する方向に配置し、第2コンベアBと第3コンベア40を跨いで門型のフレーム41を構成している。
フレーム41には第2コンベアBの移送方向と同方向に往復移動可能な移送ヘッド42が配置されている。この移送ヘッド42はフレーム41に第2コンベアBの移送方向と並行に設置した直線ガイド43aに搭載されており、該直線ガイド43aと平行にねじ43bが配置されている。ねじ43bは移送モータ43cによって正回転或いは逆回転駆動される。そして、ねじ43bに螺合したナット(図示せず)が移送ヘッド42に接続されることで、移送モータ43cの回転に伴って、第2コンベアBの移送方向と同方向に、或いは逆方向に移動することが可能である。
また、移送ヘッド42には複数の吸着カップ42aが配置されており、夫々の吸着カップ42aに負圧が作用し得るように構成されている。更に、移送ヘッド42は昇降シリンダー42bを有しており、該昇降シリンダー42bによって吸着カップ42aを昇降させることが可能なように構成されている。
移送ヘッド42に配置した吸着カップ42aの数は限定するものではなく、第1コンベアA、第2コンベアBに於けるサイクルタイムを考慮して適宜設定することが好ましい。本実施例では、吸着カップ42aは一度に3枚の支持プレート20aからコーン1を排出し得るように、支持プレート20aに形成した支持穴20bの数8個との積である24個配置している。
上記の如く構成された製造装置では、コーン1の形状の如何に関わらず、第1コンベアAによる移送過程で下向きにしたコーン1の内面に充分な厚さのチョコレート層2を形成することが可能である。そして、第2コンベアBに移載する際には、両コンベアA、Bを跨いで配置された移載装置Fによって、第1コンベアAでは下向きに移送されてきたコーン1を確実に上向きに転回させて第2コンベアBに移載することが可能である。
また、第2コンベアBによる移送過程で、アイスクリーム充填装置Gに於いて充填ノズル30を旋回させ、或いは旋回させることなく、アイスクリームを吐出してコーン1に充填すると共に盛り付けることが可能である。特に、アイスクリーム充填装置Gを構成する各モータ28c、29c、30bの回転方向及び回転数、バルブ31aの開閉動作を適宜制御することで高度な意匠性を発揮してアイスクリームを盛り付けることが可能である。
本発明に係る氷菓の製造装置は、ウエハースやワッフル等からなるコーンの内面にチョコレートに代表される流動性を有する食品層を形成すると共にアイスクリームに代表される粘性を有する食品を意匠性を考慮して盛り付けて製造する際に利用して有利である。
A 第1コンベア
B 第2コンベア
C コーン供給装置
D チョコレート噴射装置
E カップ供給装置
F 移載装置
G アイスクリーム充填装置
H 冷却装置
I キャップ供給装置
J 排出装置
1 コーン
1a 開口部
2 チョコレート層
3 アイスクリーム
4 カップ
5 キャップ
10 チェン
10a バー
10b 支持アーム
11 間欠駆動機構
11a モーター
11b ゼネバ
15 コーン収容部
15a 収容部
15b 分離部
15c シャッター
16 転回部
16a 吸着ヘッド
16b 昇降シリンダー
16c 転回部材
16d 配管
16d1 バキュームホース
16d2 ブローホース
16e 昇降ガイド
16f 中間部
18a ノズル
18b チョコレートタンク
18c ポンプ
18d 配管
18e 樋
19 異物除去装置
19a イオナイザ
19b 噴射ノズル
20 チェン
20a 支持プレート
20b 支持穴
21 取出部材
21a 摺動板
21b 往復シリンダー
22a ガイドバー
22b ガイドプレート
23 供給部材
23a 供給シリンダー
23b ブラケット
23c ロッド
24 受取部材
24a 保持プレート
24b バー
26 充填ノズル
27 フレーム
27a ブラケット
27b スタンド
27c プレート
28 Y方向移動装置
28a Y方向直線ガイド
28b Y方向移動台
28c Y方向駆動モータ
28d ねじ
28e ナット
29 X方向移動装置
29a X方向直線ガイド
29b X方向移動台
29c X方向駆動モータ
29d ねじ
29e ナット
30 昇降装置
30a ねじ
30b 昇降モータ
30c 昇降台
30c1 平行部
30c2 横断部
30d ナット
31a バルブ
31b 弁シリンダー
31c 配管
35 フード
36a タンク
36b ノズル
36c 配管
37 排気ダクト
40 第3コンベア
41 フレーム
42 移送ヘッド
42a 吸着カップ
42b 昇降シリンダー
43a 直線ガイド
43b ねじ
43c 移送モータ

Claims (3)

  1. 錐型のコーンからなる有底の可食容器の内面に流動性を有する食品を被覆すると共にアイスクリームを充填して冷菓を製造する装置であって、
    可食容器の開口部を下方に向けて支持する複数の支持アームを有し、該支持アームを間欠移送する第1コンベアと、
    前記第1コンベアの移送方向上流側に配置され、可食容器を開口部を下方に向けて該第1コンベアの支持アームに供給する可食容器供給装置と、
    前記可食容器供給装置よりも前記第1コンベアの移送方向下流側に配置され、開口部を下方に向けて移送される可食容器の内面に流動性を有する食品を噴射して付着させる流動性食品供給装置と、
    前記流動性食品供給装置よりも前記第1コンベアの移送方向下流側に配置され、開口部を下方に向けて移送される可食容器の上方からカップを供給して該可食容器の外周に被せるカップ供給装置と、
    前記第1コンベアの移送方向下流側の端部に接続され、外周にカップが被せられた複数の可食容器を開口部を上方に向けて支持する支持プレートを有する第2コンベアと、
    前記第1コンベアの下流側端部と前記第2コンベアの上流側端部の上方にわたって配置され、前記第1コンベアによって開口部を下方に向けて移送され外周にカップが被せられた可食容器を転回させて開口部を上方に向けて前記第2コンベアの支持プレートに移載する移載装置と、
    前記移載装置よりも前記第2コンベアの移送方向下流側に配置され、開口部を上方に向けて移送される可食容器にアイスクリームを充填する粘性食品充填装置と、
    前記粘性食品充填装置よりも前記第2コンベアの移送方向下流側に配置され、可食容器に充填されたアイスクリームを冷却する冷却装置と、
    前記冷却装置よりも第2コンベアの移送方向下流側に配置され、可食容器に充填されて冷却されたアイスクリームの上方からキャップを供給して被蓋するキャップ供給装置と、
    前記第2コンベアの移送方向下流側端部に配置され、内面に流動性を有する食品が付着すると共にアイスクリームが充填され且つ外周にカップが被せられると共にキャップによって被蓋された可食容器を、該第2コンベアから排出する排出装置と、
    を有することを特徴とする冷菓の製造装置。
  2. 前記移載装置は、
    外周にカップが被せられた可食容器が前記第1コンベアの下流側の端部で開口部が下方に向けて支持された状態から水平状態に移行する過程で該カップの開口端部と係合して可食容器を受け取ると共に前記第2コンベアの移送方向に移動させて前記第1コンベアから取り出す取出部材と、
    前記取出部材による可食容器の取り出しに伴って開口部を上方に向けて転回した可食容器を前記第2コンベアの支持プレートに供給する供給部材と、
    を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載した冷菓の製造装置。
  3. 前記充填装置は、
    前記第2コンベアによって移送される可食容器にアイスクリームを充填する充填ノズルと、
    前記第2コンベアによる移送平面内に於いて、該第2コンベアの移送方向に沿って前記充填ノズルを往復移動させる移送方向往復部材と、
    前記第2コンベアによる移送平面内に於いて、該第2コンベアの移送方向に対し直交する方向に前記充填ノズルを往復移動させる直交方向往復部材と、
    前記第2コンベアによる移送平面内に対し、前記充填ノズルを昇降させる昇降部材と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載した冷菓の製造装置。
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