JP7015174B2 - 液体用容器からの液体注出装置 - Google Patents

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本発明は、化粧品や洗剤などの液体を収容している液体用容器から液体を注出する液体注出装置に関する。
化粧品や洗剤などの液体を収容している液体用容器から液体を注出する手段として、上面部に吸い出し口を有し内部に液体を収容した液体用容器の底部を支持する支持体と、支持体に支持された液体用容器の外周に上部から嵌合して内部に液体用容器を収納する蓋体と、蓋体の頂面部に設けられた透孔を通して、支持体に支持されている前記液体用容器の吸い出し口から液体用容器内に吸い込み管を差し込んで液体を吸い込み外部へ吐出する注出ポンプとを備えた液体注出装置がある(例えば、特許文献1、2参照。)。
液体用容器からの液体注出装置にあっては、できるだけ液体用容器から最後の液体まで吸い出すことが望まれるが、特許文献1、2に記載されている液体用容器からの液体注出装置では、このような配慮は全くなされていない。液体用容器から最後の液体まで吸い出すためには、液体用容器内の液体を底部の1箇所に集め、その場所に注出ポンプの吸い込み管の先端が位置するようにすることが考えられる。
このような液体注出装置として、対象となる液体用容器の形状を、頭部、角柱状の胴部及び逆切妻屋根状の底部からなるものとし、液体用容器の底部を安定部材で支持し、頭部に注出ポンプを、該頭部に設けられた打ち抜き孔から注出ポンプのノズルを液体用容器内に差し込んで固定するようにしたものが開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特許文献3に記載された液体注出装置では、注出ポンプのノズルが可撓性のある材質で形成され、そして、ノズルの長さが、注出ポンプを液体用容器の頭部に固定したとき、その先端が逆切妻屋根状の底部に当接し先端部分が撓む長さとなっている。
特開平7-330003号公報 実公平7-38173号公報 特開平10-147335号公報
特許文献3に記載された液体用容器からの液体注出装置では、対象となる液体用容器の底部が逆切妻屋根状となっており、注出ポンプを液体用容器の頭部に固定したとき、その先端が逆切妻屋根状の底部に当接し先端部分が撓む長さとなっているので、ノズルの先端が逆切妻屋根状の底部に当接する位置によって先端部分の撓み方が一定しない。この結果、ノズルの先端に開口する吸い込み口の位置も一定せず、注出ポンプによる液体注出後の液体用容器内に、想定以上の量の液体が残ってしまう場合がある。
また、注出ポンプは液体用容器の液体の注出に繰り返し使用されるが、繰り返しの使用によりノズルの先端部に撓み癖がつき、ノズルの先端に開口する吸い込み口の位置が液体用容器の底部から離れてしまい、注出ポンプによる液体注出後の液体用容器内に、想定以上の量の液体が残ってしまう場合がある。
また、液体用容器には、頭部に設けられた打ち抜き孔が破断可能なフィルムで封止されている液体用容器がある。かかる液体用容器から液体を注出する液体注出装置として、注出ポンプのノズルを可撓性のない材質で形成し、その先端部を尖った形状に形成し、打ち抜き孔を封止しているフィルムにノズルを、その先端部を突き刺し破断して液体用容器内に差し込むようにした液体注出装置があるが(例えば、実開平7-45088号公報参照。)、このような打ち抜き孔がフィルムで封止されている液体用容器からの液体の注出に、特許文献3に記載された液体注出装置は使用できない。
本発明の目的は、液体用容器内に差し込んだ注出ポンプの先端の位置を容易に且つ確実に位置決めし、注出後の液体用容器内に残存する液体を最少にすることを可能にした液体用容器からの液体注出装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、上面部中央に吸い出し口を有し、底部が中心を最深部とする錐形に形成され、内部に液体を収容した液体用容器の前記底部を収納し支持する支持体と、前記支持体に支持された液体用容器の外周に上部から嵌合して内部に前記液体用容器を収納し、その先端部を前記支持体に係止可能とした蓋体と、前記蓋体の頂面部に設けられ、前記支持体に支持されている前記液体用容器の吸い出し口から前記液体用容器内に吸い込み管を差し込んで液体を吸い込み外部へ吐出する注出ポンプとからなり、前記蓋体を前記液体用容器の外周に上部から嵌合したとき、前記注出ポンプの前記吸い込み管が前記液体用容器の前記吸い出し口に差し込まれるようになっている液体用容器からの液体注出装置であって、前記支持体は、前記液体用容器の前記底部を収納して前記液体用容器を垂直方向に支持する支持枠部と、前記支持枠部内に、前記支持枠部の内壁から中心方向へ突出するように設けられ、その上面に前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁を当接させる台座を備えており、前記支持枠部はその上端部が、前記支持枠部に支持された前記液体用容器の外周に嵌合した前記蓋体の先端部に係止可能となっており、前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁が前記台座の上面に当接し、前記支持枠部に支持された前記液体用容器の外周に嵌合した前記蓋体の先端部が前記支持枠部の上端部に係止した位置をもって、前記支持体に支持されている前記液体用容器の垂直方向の位置を、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように位置決めするようにした位置決め手段が備えられており、前記支持枠部内に備えた前記台座の上面は、中心方向に向かって下向き傾斜しており、水平方向に対するその傾斜角は、前記錐形に形成されている前記液体用容器の前記底部の傾斜角より大きい角度となっていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記支持体に支持された液体用容器の外周に嵌合した前記蓋体の先端部が前記支持体に係止した位置で、前記支持体に収納されている前記液体用容器の垂直方向の位置を、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように前記位置決めする位置決め手段が備えられているので、前記支持体に支持された前記液体用容器の外周に前記蓋体を嵌合し、前記蓋体の先端部を前記支持体に係止させることにより、前記蓋体の前記液体用容器の外周への嵌合に伴って、前記支持体に支持されている前記液体用容器の前記吸い出し口から前記液体用容器内に差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端は、底部の最深部方向へ向かって進み、前記支持体の内部に備えられた前記位置決め手段により、前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように位置決めされる。
これにより、前記注出ポンプにより吸い出され減少し、そして前記液体用容器の前記底部の錐形内に集まった液体は、前記底部の錐形内の最深部に位置する前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端から吸い込まれて注出されるので、注出後の前記液体用容器内に残存する液体を最少にすることができる。
そして、前記位置決め手段による位置決めは、前記支持枠部内に前記液体用容器の前記底部を収納し、前記液体用容器の前記底部の外周端縁を前記支持枠部内に備えられた台座に当接させ、そして、前記支持枠部内に収納されている前記液体用容器の外周に前記蓋体を嵌合し、前記蓋体の先端部を前記支持枠部の上端部に係止させるといった簡単な作業により行うことがきる。
また、前記台座の上面は、中心方向に向かって下向き傾斜しており、水平方向に対するその傾斜角は、前記錐形に形成されている前記液体用容器の前記底部の傾斜角より大きい角度となっているので、前記液体用容器が紙容器で、収容している液体の重みにより前記底面に膨出方向への変形が働いても、前記底面が前記台座の上面に受けられて膨出方向への変形が阻止されることになる。これにより前記液体用容器の底部の錐形の変化が抑えられ、その最深部の位置の変化も抑えられることになり、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内に位置するように確実に位置決めすることができる。
請求項2に記載の発明は、上面部中央に吸い出し口を有し、底部が中心を最深部とする錐形に形成され、内部に液体を収容した液体用容器の前記底部を収納し支持する支持体と、前記支持体に支持された液体用容器の外周に上部から嵌合して内部に前記液体用容器を収納し、その先端部を前記支持体に係止可能とした蓋体と、前記蓋体の頂面部に設けられ、前記支持体に支持されている前記液体用容器の吸い出し口から前記液体用容器内に吸い込み管を差し込んで液体を吸い込み外部へ吐出する注出ポンプとからなり、前記蓋体を前記液体用容器の外周に上部から嵌合したとき、前記注出ポンプの前記吸い込み管が前記液体用容器の前記吸い出し口に差し込まれるようになっている液体用容器からの液体注出装置であって、前記支持体は、前記液体用容器の前記底部を収納して前記液体用容器を垂直方向に支持する支持枠部と、前記支持枠部内に、前記支持枠部の内壁から中心方向へ突出するように設けられ、その上面に前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁を当接させる台座を備えており、前記蓋体は、前記液体用容器を支持している前記支持枠部の外周に、前記液体用容器とともに嵌合可能となっており、前記支持枠部の外面側には、前記蓋体の先端部を係止可能な係止段部が形成されており、前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁が前記台座の上面に当接し、前記支持枠部に支持された前記液体用容器の外周に嵌合した前記蓋体の先端部が前記支持枠部の外面側に形成されている係止段部に係止した位置をもって、前記支持体に支持されている前記液体用容器の垂直方向の位置を、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように位置決めするようにした位置決め手段が備えられており、前記支持枠部内に備えた前記台座の上面は、中心方向に向かって下向き傾斜しており、水平方向に対するその傾斜角は、前記錐形に形成されている前記液体用容器の前記底部の傾斜角より大きい角度となっていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記支持体に支持された液体用容器の外周に嵌合した前記蓋体の先端部が前記支持体に係止した位置で、前記支持体に収納されている前記液体用容器の垂直方向の位置を、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように前記位置決めする位置決め手段が備えられているので、前記支持体に支持された前記液体用容器の外周に前記蓋体を嵌合し、前記蓋体の先端部を前記支持体に係止させることにより、前記蓋体の前記液体用容器の外周への嵌合に伴って、前記支持体に支持されている前記液体用容器の前記吸い出し口から前記液体用容器内に差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端は、底部の最深部方向へ向かって進み、前記支持体の内部に備えられた前記位置決め手段により、前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように位置決めされる。
これにより、前記注出ポンプにより吸い出され減少し、そして前記液体用容器の前記底部の錐形内に集まった液体は、前記底部の錐形内の最深部に位置する前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端から吸い込まれて注出されるので、注出後の前記液体用容器内に残存する液体を最少にすることができる。
そして、前記位置決め手段による位置決めは、前記支持枠部内に前記液体用容器の前記底部を収納し、前記液体用容器の前記底部の外周端縁を前記支持枠部内に備えられた台座に当接させ、そして、前記支持枠部内に収納されている前記液体用容器の外周に前記蓋体を嵌合し、さらに前記支持枠部の外周に嵌合して、前記蓋体の先端部を前記支持枠部の外面側に形成されている係止段部に係止させるといった簡単な作業により行うことができる。
また、前記蓋体を前記支持枠部の外周に嵌合するので、前記蓋体と前記支持枠部とが一体化した状態となり、前記注出ポンプによる前記液体用容器からの液体の注出を安定した状態で容易に行うことができる。
また、前記台座の上面は、中心方向に向かって下向き傾斜しており、水平方向に対するその傾斜角は、前記錐形に形成されている前記液体用容器の前記底部の傾斜角より大きい角度となっているので、前記液体用容器が紙容器で、収容している液体の重みにより前記底面に膨出方向への変形が働いても、前記底面が前記台座の上面に受けられて膨出方向への変形が阻止されることになる。これにより前記液体用容器の底部の錐形の変化が抑えられ、その最深部の位置の変化も抑えられることになり、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内に位置するように確実に位置決めすることができる。
請求項3に記載の発明は、上面部中央に吸い出し口を有し、底部が中心を最深部とする錐形に形成され、内部に液体を収容した液体用容器の前記底部を収納し支持する支持体と、前記支持体に支持された液体用容器の外周に上部から嵌合して内部に前記液体用容器を収納し、その先端部を前記支持体に係止可能とした蓋体と、前記蓋体の頂面部に設けられ、前記支持体に支持されている前記液体用容器の吸い出し口から前記液体用容器内に吸い込み管を差し込んで液体を吸い込み外部へ吐出する注出ポンプとからなり、前記蓋体を前記液体用容器の外周に上部から嵌合したとき、前記注出ポンプの前記吸い込み管が前記液体用容器の前記吸い出し口に差し込まれるようになっている液体用容器からの液体注出装置であって、前記支持体は、前記液体用容器の前記底部を収納して前記液体用容器を垂直方向に支持する支持枠部と、前記支持枠部内に、前記支持枠部の内壁から中心方向へ突出するように設けられ、その上面に前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁を当接させる台座と、前記支持枠部を上面に立設させる支持台を備えており、前記蓋体は、弾性変形可能な材料で形成され、前記液体用容器を支持している前記支持台の外周に、前記支持枠部、前記液体用容器とともに嵌合可能となっており、また、前記蓋体の先端側の内側面に凸部が形成され、前記支持台の外側面には、前記蓋体の先端側の内側面に形成された凸部が係脱可能な凹部が形成されており、前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁が前記台座の上面に当接し、前記支持台の外周に嵌合した前記蓋体の先端側の内側面に形成されている凸部が前記支持台の外側面に形成されている凹部に係止した位置をもって、前記支持体に支持されている前記液体用容器の垂直方向の位置を、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように位置決めするようにした位置決め手段が備えられており、前記支持枠部内に備えた前記台座の上面は、中心方向に向かって下向き傾斜しており、水平方向に対するその傾斜角は、前記錐形に形成されている前記液体用容器の前記底部の傾斜角より大きい角度となっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記支持体に支持された液体用容器の外周に嵌合した前記蓋体の先端部が前記支持体に係止した位置で、前記支持体に収納されている前記液体用容器の垂直方向の位置を、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように前記位置決めする位置決め手段が備えられているので、前記支持体に支持された前記液体用容器の外周に前記蓋体を嵌合し、前記蓋体の先端部を前記支持体に係止させることにより、前記蓋体の前記液体用容器の外周への嵌合に伴って、前記支持体に支持されている前記液体用容器の前記吸い出し口から前記液体用容器内に差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端は、底部の最深部方向へ向かって進み、前記支持体の内部に備えられた前記位置決め手段により、前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように位置決めされる。
これにより、前記注出ポンプにより吸い出され減少し、そして前記液体用容器の前記底部の錐形内に集まった液体は、前記底部の錐形内の最深部に位置する前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端から吸い込まれて注出されるので、注出後の前記液体用容器内に残存する液体を最少にすることができる。
そして、前記位置決め手段による位置決めは、前記支持枠部内に前記液体用容器の前記底部を収納し、前記液体用容器の前記底部の外周端縁を前記支持枠部内に備えられた台座に当接させ、そして、前記支持枠部内に収納されている前記液体用容器の外周に前記蓋体を嵌合し、さらに前記支持台の外周に嵌合して、前記蓋体の先端側の内側面に形成されている凸部を前記支持台の外側面に形成されている前記凹部に係合させるといった簡単な作業により行うことができる。
また、前記蓋体を前記支持台の外周に嵌合するので、前記蓋体と前記支持枠部とが一体化した状態となり、前記注出ポンプによる前記液体用容器からの液体の注出を安定した状態で容易に行うことができる。
また、前記台座の上面は、中心方向に向かって下向き傾斜しており、水平方向に対するその傾斜角は、前記錐形に形成されている前記液体用容器の前記底部の傾斜角より大きい角度となっているので、前記液体用容器が紙容器で、収容している液体の重みにより前記底面に膨出方向への変形が働いても、前記底面が前記台座の上面に受けられて膨出方向への変形が阻止されることになる。これにより前記液体用容器の底部の錐形の変化が抑えられ、その最深部の位置の変化も抑えられることになり、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内に位置するように確実に位置決めすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項からまでのいずれか1に記載の、前記台座は複数の台座片からなり、前記支持枠部内に、周方向に所定の間隔を空けて起立させて配置されており、その上辺が前記台座の上面となっていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記台座は複数の台座片からなり、前記支持枠部内に、周方向に所定の間隔を空けて起立させて配置されており、その上辺が前記台座の上面となっているので、上面を中心方向に向かって下向き傾斜させた前記台座を容易に形成することができる。
請求項に記載の発明は、請求項から4までのいずれか1に記載の、前記支持枠部は、前記支持枠部の内壁に接している前記台座から上方に突出している高さが、前記液体用容器の胴部高さの5%以上且つ前記液体用容器の胴部高さを超えない高さであることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記支持枠部は、前記支持枠部の内壁に接している前記台座から上方に突出している高さが、前記液体用容器の胴部高さの5%以上且つ前記液体用容器の胴部高さを超えない高さであるので、前記支持枠部内に収納した前記液体用容器を、前記台座から上方に突出している前記支持枠部の内壁により確実に垂直方向に誘導し且つ垂直方向に保持することができ、前記支持枠部内に収納した前記液体用容器の前記底部の外周端縁が前記支持枠部内に備えられた台座に確実に当接させることができる。
これにより、前記液体用容器の垂直方向の位置を、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内に位置するように容易に且つ確実に位置決めすることができる。
本発明に係る液体用容器からの液体注出装置によれば、上面部中央に吸い出し口を有し、底部が中心を最深部とする錐形に形成され、内部に液体を収容した液体用容器からの液体の注出に際し、液体用容器内に差し込んだ注出ポンプの吸い込み管の先端を液体用容器の底部の錐形内に容易に且つ確実に位置するように位置決めすることができるので、注出後の液体用容器内に残存する液体を最少にすることができ、液体の無駄を極力防止することができる。
本発明に係る液体用容器からの液体注出装置の実施の形態の第1例を示す分解断面図である。 図1に示す液体注出装置における支持体を示す拡大斜視図である。 図1に示す液体注出装置における支持体と、支持体に支持された液体用容器との関係を示す説明図である。 本発明で液体が注出される液体用容器の一例を示す斜視図である。 図4のA-A断面図である。 図4に示す液体用容器の組み立て加工前のカートンブランクを示す展開図である。 図4に示す液体用容器の上面部を形成する工程を示す説明図である。 図4に示す液体用容器の上面部を形成する工程を示す説明図である。 図1に示す液体注出装置における支持体に支持された液体用容器の外周に嵌合した蓋体の先端部が支持体に係止した状態を示す説明図である。 本発明に係る液体用容器からの液体注出装置の実施の形態の第2例を示す分解断面図である。 図10に示す液体注出装置における支持体を示す拡大斜視図である。 図10に示す液体注出装置における支持体に支持された液体用容器の外周に嵌合した蓋体の先端部が支持体に係止した状態を示す説明図である。 本発明に係る液体用容器からの液体注出装置の実施の形態の第3例を示す分解断面図である。 図13に示す液体注出装置における支持体を示す拡大斜視図である。 図13に示す液体注出装置における支持体に支持された液体用容器の外周に嵌合した蓋体の先端部が支持体に係止した状態を示す説明図である。
以下、本発明に係る液体用容器からの液体注出装置の実施の形態の一例を図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図9は、本発明に係る液体用容器からの液体注出装置の実施の形態の第1例を示すものであり、図1は第1例の液体注出装置の分解断面図、図2は図1に示す液体注出装置における支持体を示す拡大斜視図、図3は図1に示す液体注出装置における支持体と、支持体に支持された液体用容器との関係を示す説明図、図4は本発明で液体が注出される液体用容器の一例を示す斜視図、図5は図4のA-A断面図、図6は図4に示す液体用容器の組み立て加工前のカートンブランクを示す展開図、図7は図4に示す液体用容器の上面部を形成する工程を示す説明図、図8は図4に示す液体用容器の上面部を形成する工程を示す説明図、図9は図1に示す液体注出装置における支持体に支持された液体用容器の外周に嵌合した蓋体の先端部が支持体に係止した状態を示す説明図である。
第1例の液体注出装置1は、上面部101の中央に吸い出し口102を有し、底部103が中心を最深部Dとする錐形に形成され、内部に液体を収容した液体用容器100の底部103を収納し支持する支持体2と、支持体2に支持された液体用容器100の外周に上部から嵌合して内部に液体用容器100を収納し、その先端部3を支持体2に係止可能とした蓋体4と、蓋体4の頂面部5に設けられ、支持体2に支持されている液体用容器100の吸い出し口102から液体用容器100内に吸い込み管6を差し込んで液体を吸い込み外部へ吐出する注出ポンプ7とからなり、蓋体4を液体用容器100の外周に上部から嵌合したとき、注出ポンプ7の吸い込み管6が液体用容器100の吸い出し口102に差し込まれるようになっている。
そして、支持体2に支持された液体用容器100の外周に嵌合した蓋体4の先端部3が支持体2に係止した位置で、支持体2に収納されている液体用容器100の垂直方向の位置を、液体用容器100の吸い出し口102から差し込まれた注出ポンプ7の吸い込み管6の先端6aが液体用容器100の底部103の錐形内に位置するように位置決めする位置決め手段8が備えられている。
支持体2について説明すると、支持体2は、底部103が中心を最深部Dとする錐形に形成された液体用容器100の底部103を収納し支持できるものであれば、その形状及び材質に特に限定されない。
第1例の支持体2は、図2に示すように、上部に収納口9を開口し、液体用容器100の底部103を収納して液体用容器100を垂直方向に支持する支持枠部10と、支持枠部10内に、支持枠部10の内壁から中心方向へ突出するように設けられ、支持枠部10に収納された液体用容器100を、その底部103の外周端縁104を上面11に当接させて支持する台座12を備えている。
支持枠部10の形状は、液体用容器100が支持枠部10内に納まる形状となっており、液体用容器100の外形に応じた形状に形成されている。第1例で使用される液体用容器100は後述するように、胴部断面形状が略正方形となっており、支持枠部10の形状も略正方形となっている。
また、支持枠部10は支持台13の上面に液体用容器100の外面に沿う複数の支持枠片10aを間隔を空けて立設した構成となっており、第1例では液体用容器100のそれぞれの角部外面に沿うように設けられている。
また、支持枠部10内に設けられた台座12は、その上面11が中心方向に向かって下向き傾斜しており、水平方向に対するその傾斜角θ1は、錐形に形成されている液体用容器100の底部103の傾斜角θ2と同じ或いは底部103の傾斜角θ2より大きい角度となっている。第1例では、台座12の上面11の水平方向に対する傾斜角θ1は、液体用容器100の底部103の傾斜角θ2より僅かに大きい角度となっている(図3参照。)。
また、支持枠片10aで構成される支持枠部10内に設けられた台座12は、複数の台座片12aからなり、支持枠部10内に、周方向に所定の間隔を空けて起立させて配置されており、その上辺が台座12の上面11となっている
第1例では、台座12を構成する台座片12aは、支持枠部10を構成する各支持枠片10aの内壁に台座片12aの外側縦辺が固定されている。台座片12aの外側縦辺の高さH1は、少なくとも、台座片12aの上面11に液体用容器100の底部103の外周端縁104が当接して支持されたとき、底部103の先端のシール部105が支持台13に当接しない高さとなっている(図3参照。)。
また、支持体2にあって、支持枠部10は、支持枠部10の内壁に接している台座12から上方に突出している突出部分10Aの高さH2が、液体用容器100の胴部107の高さH3の5%以上で且つ液体用容器100の胴部107の高さH3を超えない、または同じ高さとなっている(図3参照)。
次に、蓋体4について説明すると、第1例の蓋体4は、頂面部5と、支持体2に支持されている液体用容器100の外周に上部から嵌合して内部に液体用容器100を収納する筒壁部14とで構成されており、筒壁部14を液体用容器100の外周に上部から嵌合したとき、その先端部3が支持体2に備えられている支持枠部10の上端部15に係止可能となっている。
そして、蓋体4の筒壁部14の先端部3と支持体2に備えた支持枠部10の上端部15と台座12の上面11とで、支持体2に支持された液体用容器100の垂直方向の位置を、蓋体4の筒壁部14を支持体2に支持されている液体用容器100に上部から嵌合したとき、吸い込み管6の先端6aが液体用容器100の底部103の錐形内に位置するように位置決めする位置決め手段8を構成している。
次に、支持体2に支持された液体用容器100から液体を吸い込み外部へ吐出する注出ポンプ7について説明する。
注出ポンプ7は、筒状シリンダ部16と、筒状シリンダ部16の上部に設けられ、筒状シリンダ部16内に摺動自在に嵌合するピストンの操作部を兼ねる注出ノズル17と、筒状シリンダ部16の下部に設けられた吸い込み管6で構成されている。
このように構成され注出ポンプ7は、筒状シリンダ部16が蓋体4の頂面部5に貫通して固定され、頂面部5の上面側に注出ノズル17が配置され、頂面部5の下面側に吸い込み管6が配置されており、蓋体4を液体用容器100の外周に上部から嵌合したとき、注出ポンプ7の吸い込み管6が液体用容器100の吸い出し口102に差し込まれるようになっている。
第1例で使用される液体用容器100は後述するように、上面部101の中央に有する吸い出し口102は、封止シート106で封止されており、蓋体4を液体用容器100の外周に上部から嵌合したとき、注出ポンプ7の吸い込み管6が封止シート106を破断して吸い出し口102から液体用容器100内へ差し込まれるようになっている。
そして、注出ポンプ7の吸い込み管6の長さにあっては、蓋体4の筒壁部14を支持体2に支持されている液体用容器100に上部から嵌合し、位置決め手段8を構成する筒壁部14の先端部3が支持体2に備えられている支持枠部10の上端部15に係止したとき、当該位置で、吸い込み管6の先端6aが液体用容器100の底部103の錐形内に位置する長さに設定されている。第1例では、吸い込み管6の先端6aが液体用容器100の底部103の錐形内の最深部Dに位置する長さに設定されている。
次に、第1例で使用される液体用容器100について説明すると、液体用容器100は、胴部107の断面形状が略正方形となっており、支持体2内に納まる形状となっている。
なお、液体用容器100の断面形状は、略正方形に限定せず多角形や円形、楕円形であってもよく、支持体2と蓋体4に収納可能な形状であればよい。
液体用容器100は、少なくとも片面に樹脂層を形成した紙素材からなり、胴部縦折線108,109,110を介して4つの胴部パネル111,112,113,114を備え、胴部パネル114にシール縦折線115を介して連設した縦方向シールパネル116によって胴部パネル111の縁部が接合されて四角の筒状に形成された胴部107を有している。
液体用容器100の上面部101にあっては次のように構成されている。胴部パネル111,113の上端に、頂部横折線117,118を介して互いに対向し上下に重ねられる一対の上面部形成パネル119,120が連設され、そして、上面部形成パネル119の下側に重なる上面部形成パネル120の上端には、上面部形成パネル119の内面にシールされるシールパネル121が連設されている。
また、胴部パネル112,114の上端に、前記した一対の上面部形成パネル119,120の間に位置して互いに対向し、一対の上面部形成パネル119,120の重ね合わせに伴って折り畳まれる一対の側面パネル122,123が、頂部横折線124,125を介して連設されている。
また、上面部形成パネル119,120には、それぞれの中央に位置して吸い出し口102となる穴126a,126bが形成されており、穴126a,126bは上面部形成パネル119,120を重ねたとき穴126aと穴126bの中心が一致するように開口している。そして、上面部形成パネル120の裏面には、封止シート106が穴126bを塞ぐように設けられており、注出ポンプ7の吸い込み管6を突き刺すことにより破断できるようになっている。
封止シート106は、上面部形成パネル120の裏面に貼付されて設けられてもよく、液体用容器100を構成する樹脂層を形成した紙素材に積層された積層物と一体となって設けられてもよい。また、封止シート106は、不透水であり、かつ破断可能であれば、その材質に特に限定されるものではない。封止シート106としては、樹脂膜、金属箔、紙、またはそれらの積層体が例示される。
上面部形成パネル119,120と側面パネル122,123とによる液体用容器100の上面部101の形成にあっては、胴部107を形成した後、先ず、上面部形成パネル120を内側へ折り、これに伴うように、側面パネル122,123を三角形状に内面側へ折り畳み、胴部107の上側収納口を上面部形成パネル120で塞ぐ。そして、上面部形成パネル120の上端に連設されているシールパネル121を上面部形成パネル119の内面にS1の範囲でシールするとともに、上面部形成パネル120の両側縁を三角形状に折り畳んだ側面パネル122,123をS2の範囲でシールする(図7参照。)。
次に、側面パネル122,123を外側(図7で示す矢印方向。)に折り畳むようにして上面部形成パネル119を上面部形成パネル120の上に重ね(図8参照。)、折り畳まれて胴部107の外側へ突出した側面パネル122,123を下方(図8で示す矢印方向。)へ折り、胴部107へ接着等により固定して上面部101が形成される。
また、液体用容器100の底部103にあっては、本例では次のように構成されている。
胴部パネル111,113の下端に、底部横折線127,128を介して互いに対向する一対の切妻屋根形底部形成パネル129,130が連設されている。切妻屋根形底部形成パネル129,130の下部には帯状の外側シールパネル131,132が連設されている。
また、胴部パネル112,114の下端に、底部横折線133,134を介して互いに対向する一対の妻壁形底部形成パネル135,136が連設されている。妻壁形底部形成パネル135,136の下部には外側シールパネル131,132よりも低い高さの帯状の内側シールパネル137,138が連設されている。
そして、切妻屋根形底部形成パネル129,130と妻壁形底部形成パネル135,136とによる底部103の形成にあっては、切妻屋根形底部形成パネル129,130間に妻壁形底部形成パネル135,136が折り込まれて、対向する外側シールパネル131,132の対向面同士がシールされるとともに、外側シールパネル131,132と内側シールパネル137,138との対向面同士および内側シールパネル137,138の対向面同士もまたシールされ、いわゆる逆切妻屋根状の四角錐形に形成されている(図4、図5参照。)。
このように構成された第1例の液体注出装置1による液体用容器100からの液体の注出は次のようにして行われる。
先ず、支持体2に備えられている支持枠部10に、内部に液体を収容した液体用容器100の底部103を収納し、底部103の外周端縁104は支持枠部10内に設けられている台座12の上面11に当接させ支持させる。
支持枠部10は、支持枠部10の内壁に接している台座12から上方に突出している突出部分10Aの高さH2が、液体用容器100の胴部107の高さH3の5%以上且つ液体用容器100の胴部107の高さH3を超えない高さとなっているので、支持枠部10に収納された液体用容器100は、突出部分10Aの内壁により垂直方向に誘導され、且つ垂直方向に保持されるとともに、底部103の外周端縁104は支持枠部10内に設けられている台座12の上面11に確実に当接し、垂直方向の位置が決められる。
また、支持枠部10内に設けられた台座12は、その上面11が中心方向に向かって下向き傾斜しており、水平方向に対するその傾斜角θ1は、錐形に形成されている液体用容器100の底部103の傾斜角θ2と同じ或いは底部103の傾斜角θ2より大きい角度となっているので、液体用容器100が収容している液体の重みにより底部103の底面に膨出方向への変形が働いても、底面が台座12の上面11に受けられて膨出方向への変形が阻止されることになる。これにより液体用容器100の底部103の錐形の変形が抑えられ、その最深部Dの位置の変化も抑えられる。
次に、支持体2に支持させた液体用容器100の外周に上部から蓋体4の筒壁部14を嵌合する。蓋体4の筒壁部14を液体用容器100の外周に嵌合したとき、蓋体4の頂面部5に設けられている注出ポンプ7の吸い込み管6が、液体用容器100の上面部101の中央に有する吸い出し口102を封止している封止シート106を破断して吸い出し口102から液体用容器100内へ差し込まれる。
液体用容器100へ蓋体4の筒壁部14を、筒壁部14の先端部3が支持体2に備えた支持枠部10の上端部15に当接するまで嵌合すると、蓋体4の筒壁部14の先端部3と支持体2に備えた支持枠部10の上端部15と台座12の上面11とで構成される位置決め手段8により、液体用容器100内へ差し込まれた注出ポンプ7の吸い込み管6の先端6aが液体用容器100の底部103の錐形内に位置決めされる。第1例では、吸い込み管6の先端6aが液体用容器100の底部103の錐形内の最深部Dに位置決めされる(図9参照)。
この状態から、注出ポンプ7を操作することにより、液体用容器100内の液体は吸い込み管6から吸い込まれ、注出ノズル17から吐出される。液体用容器100内の液体は吸い込み管6から吸い込まれて減少し、そして液体用容器100の底部103の錐形内に集まる。底部103の錐形内に集まった液体は、底部103の錐形内に位置する吸い込み管6の先端6aから吸い込まれるので、注出後の液体用容器100内に残存する液体を最少にすることができる。
図10乃至図12は、本発明に係る液体用容器からの液体注出装置の実施の形態の第2例を示すものであり、図10は第2例の液体注出装置の分解断面図、図11は図10に示す液体注出装置における支持体を示す拡大斜視図、図12は図10に示す液体注出装置における支持体に支持された液体用容器の外周に嵌合した蓋体の先端部が支持体に係止した状態を示す説明図である。
第2例の液体注出装置1は、第1例の液体注出装置1と基本構成において変わるところはなく、第1例と同一の構成については同一の符号を付して説明する。
第2例と第1例との主な違いは、位置決め手段8の構成にある。
第2例では、支持体2は、図11に示すように、第1例と同様、上部に収納口9を開口し、液体用容器100の底部103を収納して液体用容器100を垂直方向に支持する支持枠部10と、支持枠部10内に、支持枠部10の内壁から中心方向へ突出するように設けられ、支持枠部10に収納された液体用容器100の底部103の外周端縁104を上面11に当接させて支持する台座12を備えている。第2例では、支持枠部10の外面側には、蓋体4の先端部3に係止可能な係止段部18が形成されている。
また、支持枠部10は支持台13の上面に液体用容器100の外面に沿う複数の支持枠片10aを間隔を空けて立設した構成となっており、第2例では、支持台13は外周が支持枠部10の外面側に突出し、この突出部が係止段部18となっている。
また、蓋体4は、筒壁部14が液体用容器100を支持している支持体2の支持枠部10の外周に、液体用容器100とともに嵌合可能となっており、筒壁部14を液体用容器100の外周に上部から嵌合し、更に支持体2の支持枠部10の外周に嵌合したとき、その先端部3が支持枠部10の外面側に形成されている係止段部18に係止可能となっている。
そして、蓋体4の筒壁部14の先端部3と支持体2に備えた支持枠部10の外面側に形成されている係止段部18と台座12の上面11とで、支持体2に支持された液体用容器100の垂直方向に位置を、蓋体4の筒壁部14を支持体2に支持されている液体用容器100に上部から嵌合したとき、吸い込み管6の先端6aが液体用容器100の底部103の錐形内に位置するように位置決めする位置決め手段8を構成している。
さらに、第2例では、蓋体4の筒壁部14の内面に、液体用容器100の外周に嵌合したとき液体用容器100の胴部107の外面に接触して保持する保持部19が形成されている。保持部19と液体用容器100の胴部107の外面との接触は、内容物が消尽された液体用容器100が蓋体4の筒壁部14の開口部を下に向けても落下しない程度の摩擦力を生じる圧力をもって接触している。保持部19にあっては、接触して保持できれば特に限定されないが、第2例ではリブにより形成されている。
このように構成された第2例の液体注出装置1による液体用容器100からの液体の注出は次のようにして行われる。
先ず、第1例と同様に、支持体2に備えられている支持枠部10に、内部に液体を収容した液体用容器100の底部103を収納し、底部103の外周端縁104は支持枠部10内に設けられている台座12の上面11に当接させ支持させる。
次に、支持体2に支持させた液体用容器100の外周に上部から蓋体4の筒壁部14を嵌合し、更に筒壁部14を支持体2の支持枠部10の外周に嵌合し、その先端部3が支持枠部10の外面側に形成されている係止段部18に当接するまで嵌合すると、蓋体4の筒壁部14の先端部3と支持体2に備えた支持枠部10の外面側に形成されている係止段部18と台座12の上面11とで構成される位置決め手段8により、液体用容器100内へ差し込まれた注出ポンプ7の吸い込み管6の先端6aが液体用容器100の底部103の錐形内の最深部Dに位置決めされる(図12参照)。
この状態から、注出ポンプ7を操作することにより、液体用容器100内の液体は吸い込み管6から吸い込まれ、注出ノズル17から吐出される。
また、第2例では、蓋体4の筒壁部14の内面に、液体用容器100の外周に嵌合したとき液体用容器100の胴部107の外面に接触して保持する保持部19が形成されているので、液体用容器100の外周に上部から蓋体4の筒壁部14を嵌合することにより、液体用容器100内へ差し込まれる注出ポンプ7の吸い込み管6は、液体用容器100の底部103の錐形内の最深部Dに向かって確実に差し込まれることになり、注出ポンプ7の吸い込み管6の先端6aを液体用容器100の底部103の錐形内に確実に達せさせることができる。
その他の構成及び効果は第1例と同様なので、第1例を援用し、その説明を省略する。
図13乃至図15は、本発明に係る液体用容器からの液体注出装置の実施の形態の第3例を示すものであり、図13は第3例の液体注出装置の分解断面図、図14は図13に示す液体注出装置における支持体を示す拡大斜視図、図15は図13に示す液体注出装置における支持体に支持された液体用容器の外周に嵌合した蓋体の先端部が支持体に係止した状態を示す説明図である。
第3例の液体注出装置1は、第1例の液体注出装置1と基本構成において変わるところはなく、第1例と同一の構成については同一の符号を付して説明する。
第3例と第2例、第1例との主な違いは、蓋体4及び位置決め手段8の構成にある。
第3例では、蓋体4は、弾性変形可能な材料で形成されており、筒壁部14が液体用容器100を支持している支持体2の支持枠部10を上面に立設する支持台13の外周に、液体用容器100とともに嵌合可能となっている。
また、蓋体4の筒壁部14の先端側の内側面に凸部20が形成されており、また、支持台13の外側面には、蓋体4の筒壁部14を嵌合したとき、筒壁部14の先端側の内側面に形成されている凸部20が係脱可能な凹部21が形成されている。
そして、蓋体4の筒壁部14の先端側の内側面に形成されている凸部20と支持台13の外側面に形成されている凹部21とで、支持体2に支持された液体用容器100の垂直方向に位置を、蓋体4の筒壁部14を支持体2に支持されている液体用容器100に上部から嵌合したとき、吸い込み管6の先端6aが液体用容器100の底部103の錐形内に位置するように位置決めする位置決め手段8を構成している。
さらに、第3例では、蓋体4の筒壁部14の内面に、第2例と同様に、液体用容器100の外周に嵌合したとき、液体用容器100の胴部107の外面に接触して保持する保持部19が形成されている。
その他の構成は第1例と同様なので、第1例を援用し、その説明を省略する。
このように構成された第3例の液体注出装置1による液体用容器100からの液体の注出は次のようにして行われる。
先ず、第1例、第2例と同様に、支持体2に備えられている支持枠部10に、内部に液体を収容した液体用容器100の底部103を収納し、底部103の外周端縁104は支持枠部10内に設けられている台座12の上面11に当接させ支持させる。
次に、支持体2に支持させた液体用容器100の外周に上部から蓋体4の筒壁部14を嵌合し、更に筒壁部14を支持体2の支持台13の外周に嵌合する。このとき、筒壁部14の先端側の内側面に形成されている凸部20は支持体2の外周面の押圧により弾性変形し、支持台13の外周への筒壁部14の嵌合を可能にする。
そして、筒壁部14の先端側の内側面に形成されている凸部20が支持台13の外側面に形成されている凸部20に到達すると、弾性変形していた凸部20が復元し支持台13の外側面に形成されている凹部21に係合する。
このようにして、筒壁部14を支持台13の外側面に、凸部20が凹部21に係合するまで嵌合すると、凸部20と凹部21とで構成される位置決め手段8により、液体用容器100内へ差し込まれた注出ポンプ7の吸い込み管6の先端6aが液体用容器100の底部103の錐形内の最深部Dに位置決めされる(図15参照)。
この状態から、注出ポンプ7を操作することにより、液体用容器100内の液体は吸い込み管6から吸い込まれ、注出ノズル17から吐出される。
その他の構成及び効果は第1例、第2例と同様なので、第1例を援用し、その説明を省略する。
なお、第1例、第2例では、支持体2に備えられている支持枠部10は支持台13の上面に液体用容器100の外面に沿う複数の支持枠片10aを間隔を空けて立設した構成となっているが、筒状に構成されていてもよい。
また、液体用容器100は、少なくとも、上面部101の中央に吸い出し口102を有し、底部103が中心を最深部Dとする錐形に形成されていればよい。
また、第1例、第2例では、液体用容器100は紙素材で成形されているが、これに限定されるものではなく、樹脂素材で成形されていてもよく、また胴部107の形状にあっても、略正方形の筒状に限定されるものではなく、円筒状に形成されたものであってもよい。
1 液体注出装置
2 支持体
3 先端部
4 蓋体
5 頂面部
6 吸い込み管
6a 先端
7 注出ポンプ
8 位置決め手段
9 収納口
10 支持枠部
10a 支持枠片
10A 突出部分
11 上面
12 台座
12a 台座片
13 支持台
14 筒壁部
15 上端部
16 筒状シリンダ部
17 注出ノズル
18 係止段部
19 保持部
20 凸部
21 凹部
100 液体用容器
101 上面部
102 吸い出し口
103 底部
104 外周端縁
105 シール部
106 封止シート
107 胴部
108、109,110 胴部縦折線
111、112、113、114 胴部パネル
115 シール縦折線
116 縦方向シールパネル
117、118 頂部横折線
119、120 上面部形成パネル
121 シールパネル
122、123 側面パネル
124、125 頂部横折線
126a、126b 穴
127、128 底部横折線
129、130 切妻屋根形底部形成パネル
131、132 外側シールパネル
133、134 底部横折線
135、136 妻壁形底面形成パネル
137、138 内側シールパネル
D 最深部

Claims (5)

  1. 上面部中央に吸い出し口を有し、底部が中心を最深部とする錐形に形成され、内部に液体を収容した液体用容器の前記底部を収納し支持する支持体と、前記支持体に支持された液体用容器の外周に上部から嵌合して内部に前記液体用容器を収納し、その先端部を前記支持体に係止可能とした蓋体と、前記蓋体の頂面部に設けられ、前記支持体に支持されている前記液体用容器の吸い出し口から前記液体用容器内に吸い込み管を差し込んで液体を吸い込み外部へ吐出する注出ポンプとからなり、前記蓋体を前記液体用容器の外周に上部から嵌合したとき、前記注出ポンプの前記吸い込み管が前記液体用容器の前記吸い出し口に差し込まれるようになっている液体用容器からの液体注出装置であって、
    前記支持体は、前記液体用容器の前記底部を収納して前記液体用容器を垂直方向に支持する支持枠部と、前記支持枠部内に、前記支持枠部の内壁から中心方向へ突出するように設けられ、その上面に前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁を当接させる台座を備えており、前記支持枠部はその上端部が、前記支持枠部に支持された前記液体用容器の外周に嵌合した前記蓋体の先端部に係止可能となっており、
    前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁が前記台座の上面に当接し、前記支持枠部に支持された前記液体用容器の外周に嵌合した前記蓋体の先端部が前記支持枠部の上端部に係止した位置をもって、前記支持体に支持されている前記液体用容器の垂直方向の位置を、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように位置決めするようにした位置決め手段が備えられており、
    前記支持枠部内に備えた前記台座の上面は、中心方向に向かって下向き傾斜しており、水平方向に対するその傾斜角は、前記錐形に形成されている前記液体用容器の前記底部の傾斜角より大きい角度となっていることを特徴とする液体用容器からの液体注出装置。
  2. 上面部中央に吸い出し口を有し、底部が中心を最深部とする錐形に形成され、内部に液体を収容した液体用容器の前記底部を収納し支持する支持体と、前記支持体に支持された液体用容器の外周に上部から嵌合して内部に前記液体用容器を収納し、その先端部を前記支持体に係止可能とした蓋体と、前記蓋体の頂面部に設けられ、前記支持体に支持されている前記液体用容器の吸い出し口から前記液体用容器内に吸い込み管を差し込んで液体を吸い込み外部へ吐出する注出ポンプとからなり、前記蓋体を前記液体用容器の外周に上部から嵌合したとき、前記注出ポンプの前記吸い込み管が前記液体用容器の前記吸い出し口に差し込まれるようになっている液体用容器からの液体注出装置であって、
    前記支持体は、前記液体用容器の前記底部を収納して前記液体用容器を垂直方向に支持する支持枠部と、前記支持枠部内に、前記支持枠部の内壁から中心方向へ突出するように設けられ、その上面に前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁を当接させる台座を備えており、前記蓋体は、前記液体用容器を支持している前記支持枠部の外周に、前記液体用容器とともに嵌合可能となっており、前記支持枠部の外面側には、前記蓋体の先端部を係止可能な係止段部が形成されており、
    前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁が前記台座の上面に当接し、前記支持枠部に支持された前記液体用容器の外周に嵌合した前記蓋体の先端部が前記支持枠部の外面側に形成されている係止段部に係止した位置をもって、前記支持体に支持されている前記液体用容器の垂直方向の位置を、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように位置決めするようにした位置決め手段が備えられており、
    前記支持枠部内に備えた前記台座の上面は、中心方向に向かって下向き傾斜しており、水平方向に対するその傾斜角は、前記錐形に形成されている前記液体用容器の前記底部の傾斜角より大きい角度となっていることを特徴とする液体用容器からの液体注出装置。
  3. 上面部中央に吸い出し口を有し、底部が中心を最深部とする錐形に形成され、内部に液体を収容した液体用容器の前記底部を収納し支持する支持体と、前記支持体に支持された液体用容器の外周に上部から嵌合して内部に前記液体用容器を収納し、その先端部を前記支持体に係止可能とした蓋体と、前記蓋体の頂面部に設けられ、前記支持体に支持されている前記液体用容器の吸い出し口から前記液体用容器内に吸い込み管を差し込んで液体を吸い込み外部へ吐出する注出ポンプとからなり、前記蓋体を前記液体用容器の外周に上部から嵌合したとき、前記注出ポンプの前記吸い込み管が前記液体用容器の前記吸い出し口に差し込まれるようになっている液体用容器からの液体注出装置であって、
    前記支持体は、前記液体用容器の前記底部を収納して前記液体用容器を垂直方向に支持する支持枠部と、前記支持枠部内に、前記支持枠部の内壁から中心方向へ突出するように設けられ、その上面に前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁を当接させる台座と、前記支持枠部を上面に立設させる支持台を備えており、前記蓋体は、弾性変形可能な材料で形成され、前記液体用容器を支持している前記支持台の外周に、前記支持枠部、前記液体用容器とともに嵌合可能となっており、また、前記蓋体の先端側の内側面に凸部が形成され、前記支持台の外側面には、前記蓋体の先端側の内側面に形成された凸部が係脱可能な凹部が形成されており、
    前記支持枠部に収納された前記液体用容器の前記底部の外周端縁が前記台座の上面に当接し、前記支持台の外周に嵌合した前記蓋体の先端側の内側面に形成されている凸部が前記支持台の外側面に形成されている凹部に係止した位置をもって、前記支持体に支持されている前記液体用容器の垂直方向の位置を、前記液体用容器の前記吸い出し口から差し込まれた前記注出ポンプの前記吸い込み管の先端が前記液体用容器の前記底部の錐形内の最深部に位置するように位置決めするようにした位置決め手段が備えられており、
    前記支持枠部内に備えた前記台座の上面は、中心方向に向かって下向き傾斜しており、水平方向に対するその傾斜角は、前記錐形に形成されている前記液体用容器の前記底部の傾斜角より大きい角度となっていることを特徴とする液体用容器からの液体注出装置。
  4. 前記台座は複数の台座片からなり、前記支持枠部内に、周方向に所定の間隔を空けて起立させて配置されており、その上辺が前記台座の上面となっていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1に記載の液体用容器からの液体注出装置。
  5. 前記支持枠部は、前記支持枠部の内壁に接している前記台座から上方に突出している高さが、前記液体用容器の胴部高さの5%以上且つ前記液体用容器の胴部高さを超えない高さであることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1に記載の液体用容器からの液体注出装置。
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