JP7013964B2 - 車両用通知装置 - Google Patents

車両用通知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7013964B2
JP7013964B2 JP2018048410A JP2018048410A JP7013964B2 JP 7013964 B2 JP7013964 B2 JP 7013964B2 JP 2018048410 A JP2018048410 A JP 2018048410A JP 2018048410 A JP2018048410 A JP 2018048410A JP 7013964 B2 JP7013964 B2 JP 7013964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notification
condition
vehicle
unit
registered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018048410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019160069A (ja
Inventor
司 石垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2018048410A priority Critical patent/JP7013964B2/ja
Publication of JP2019160069A publication Critical patent/JP2019160069A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7013964B2 publication Critical patent/JP7013964B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

車両用通知装置に関し、特に、GNSS受信機による位置検出機能を備えた車両用通知装置に関する。
車両で用いられる通知装置が知られている。たとえば、ETC(登録商標)車載器は、車両の乗員に対して、カードの抜き忘れなど種々の通知をする。
特許文献1に開示されている装置は、ICカード抜き忘れ防止のため、ACC電源がオフになり、ICカードがETC車載器に装着されており、車両の位置が登録位置であることが検出された場合に、ICカードが抜き忘れられていることを通知する。
特開2006-195879号公報
特許文献1では、通知に関する位置の条件が、現在位置が登録位置であるという条件である一方で、現在位置には測定誤差がある。そのため、実際には、車両は登録位置に位置しているが通知がされない場合がある。
また、通知に関する位置の条件が、現在位置が登録位置であることであるため、近所への買い物など、走行距離が短く、ICカードを使用していない場合であっても、ICカードが抜き忘れられていることを通知してしまう。
本開示は、この事情に基づいて成されたものであり、第1の目的は、現在位置が登録位置であるのに、通知がされないことを抑制できる車両用通知装置を提供することにある。また、第2の目的は、不要な通知がされてしまうことを抑制できる車両用通知装置を提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、開示した技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための1つの開示は、
車両で用いられる車両用通知装置であって、
GNSS受信機(50)と、
GNSS受信機が受信する航法信号に基づいて定まる現在位置を取得する現在位置取得部(71)と、
車両の運転者に対して、予め設定された内容を通知する必要がある位置として登録されている登録位置を記憶している登録位置記憶部(60)と、
帰着時通知条件が成立したと判定したことに基づいて、予め設定された帰着時の通知を所定の通知部に行わせる通知判定部(75)とを備え、
通知判定部は、帰着時通知条件として車両の位置に関する条件である位置条件を含んでおり、現在位置および登録位置のいずれかを中心として定まる通知エリア(An)に、現在位置および登録位置の他方である判定対象位置が入ったと判定したことに基づいて、位置条件が成立したと判定するようになっており、かつ、
通知判定部は、現在位置および登録位置のいずれかと、有料道路を使うことが少ない近距離走行距離に基づいて定まる近距離エリアから、判定対象位置が出たことを位置条件として備える
この車両用通知装置では、帰着時通知条件に含まれている位置条件が、位置の一致ではなく、判定対象位置が通知エリアに入ったと判定したことである。そのため、現在位置が登録位置である状況では、現在位置取得部が取得する現在位置に誤差があっても、位置条件が成立しないと判定されてしまうことが抑制される。その結果、現在位置が登録位置であるのに、通知がされないことを抑制できる。
上記目的を達成するための別の開示は、
車両で用いられる車両用通知装置であって、
GNSS受信機(50)と、
GNSS受信機が受信する航法信号に基づいて定まる現在位置を取得する現在位置取得部(71)と、
車両の運転者に対して、予め設定された内容を通知する必要がある位置として登録されている登録位置を記憶している登録位置記憶部(60)と、
帰着時通知条件が成立したと判定したことに基づいて、予め設定された帰着時の通知を所定の通知部に行わせる通知判定部(75)とを備え、
通知判定部は、帰着時通知条件として車両の位置に関する条件である位置条件を含んでおり、現在位置および登録位置のいずれかと、有料道路を使うことが少ない近距離走行距離に基づいて定まる近距離エリア(As)から、現在位置および登録位置の他方である判定対象位置が出たことを位置条件として備える。
走行距離が短いときに、都度、通知されることは煩わしく、運転者にとって不要な通知であることが多い。この車両用通知装置では、移動距離が短く、近距離エリアから判定対象位置が出ていない場合には、帰着時の通知は行われない。そのため、近所への買い物など、走行距離が短いときには帰着時の通知が行われないことになる。よって、帰着時に不要な通知がされてしまうことを抑制できる。
ETC車載器1における通知判定が車両2の移動距離により相違することを説明する図である。 ETC車載器1の構成を示すブロック図である。 通知判定部75が実行する処理の流れを説明する図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すETC車載器1は車両2に搭載される。ETC車載器1は車両用通知装置に相当する。図1では、車両2a、2b、2cにそれぞれETC車載器1が搭載されている。3台の車両2a、2b、2cを区別しないときは車両2と記載する。
ETC車載器1は、車両2の現在位置が通知エリアAnに入ったと判定したことを通知条件の一つとして通知を行う。車両2の現在位置は、通知エリアAnに入ったか否かを判定する対象となる位置、すなわち判定対象位置である。
通知エリアAnは登録位置Pを中心として定まる半径rnのエリアである。登録位置Pは、ユーザが任意に設定できる位置である。なお、図1では、図示の都合上、登録位置Pをある程度の大きさで示しているが、実際は、座標で登録される。ユーザはたとえば自宅の駐車場など、帰宅時に車両2を駐車する位置を登録位置として登録することができる。
半径rnは、ETC車載器1が取得する現在位置の誤差を考慮して予め設定される。たとえば、半径rnは、ETC車載器1が取得する位置の誤差に一定距離を追加した長さとすることができる。また、その誤差に1.1など、1よりも大きい係数を乗じた値を半径rnとすることもできる。
ETC車載器1は、車両2が通知エリアAnに入ったと判定したことを通知条件の一つとしており、入ったと判定するためには、一度、車両2が通知エリアAnの外に出る必要がある。そのため、車両2aのように、通知エリアAnを出ていない場合には、車両2aの位置が通知エリアAn内でも通知を行わない。
加えて、ETC車載器1は、車両2が通知エリアAnを出た場合も、車両2cのように近距離エリアAsを出た場合と、車両2bのように近距離エリアAsを出ていない場合とで、処理を異ならせる。近距離エリアAsも登録位置Pを中心とする円形のエリアである。ただし、近距離エリアAsの半径rsは半径rnよりも大きい。半径rsは、有料道路を使うことが少ない近距離走行距離の上限を意味する値として設定される。半径rsの具体的な値は、統計値などにより決定される。
[ETC車載器1の構成]
図2にETC車載器1の構成を示す。ETC車載器1は、路側通信部10、カードインターフェース(以下、カードIF)20、操作部30、通知部40、GNSS受信機50、不揮発性メモリ60、制御部70を備えている。
路側通信部10は、有料道路の料金所に設置された路側機との間で、料金収受のための信号の送受信を行う。カードIF20は装着部であり、ICカード21が着脱可能に装着される。ICカード21は記録媒体であり、料金収受のために必要な情報が記録されている。ICカード21には、クレジットカードを用いることができる。ICカード21には、カードの有効期限、カード番号などが記録されている。
操作部30は、ボタンを備えており、このボタンをユーザが操作することで、ユーザはETC車載器1に対して、種々の操作を行うことができる。操作部30により行うことができる操作には、登録位置Pを登録する操作が含まれる。
通知部40は、ユーザに対して種々の通知を行う。通知部40は、表示により通知を行う表示部41と、音により通知を行うスピーカ42とを備える。音には音声も含まれる。表示部41はランプの点消灯により表示を行うものでもよいし、画像を表示するものでもよい。
GNSS受信機50は、衛星航法システムであるGNSS(Global Navigation Satellite System)が備える航法衛星が送信する航法信号を受信し、受信した航法信号に基づいて現在位置を逐次算出する。現在位置は、緯度と経度を含む座標で表される。また、座標に高度が含まれていてもよい。GNSS受信機50は算出した現在位置を制御部70へ出力する。
不揮発性メモリ60は、書き込み可能なメモリであり、登録位置Pが記憶される。よって、不揮発性メモリ60は登録位置記憶部である。不揮発性メモリ60には、たとえば、フラッシュメモリを用いることができる。
制御部70は、CPU、ROM、RAM、I/O、およびこれらの構成を接続するバスラインなどを備えたコンピュータである。ROMには、汎用的なコンピュータを制御部70として機能させるためのプログラムが格納されている。CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMに記憶されたプログラムを実行することで、制御部70は、現在位置取得部71、決済処理部72、装着検出部73、登録処理部74、通知判定部75として機能する。これらの機能が実行されると、プログラムに対応する方法が実行される。
なお、CPUが実行するプログラムを記憶する記憶媒体はROMに限られず、非遷移的実体的記録媒体に記憶されていればよい。また、制御部70が備える機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等を用いて(換言すればハードウェアとして)実現してもよい。また、制御部70が備える機能の一部又は全部を、CPUによるソフトウェアの実行とハードウェア部材の組み合わせによって実現してもよい。
[制御部70の機能]
現在位置取得部71は、GNSS受信機50が算出した現在位置を、逐次、取得する。なお、GNSS受信機50が現在位置を算出せず、現在位置取得部71がGNSS受信機50から航法信号を取得して、現在位置取得部71が現在位置を算出してもよい。
決済処理部72は、路側通信部10を介して料金所などに設置されたETC路側機と通信を行い、決済に必要な情報を送受信する。決済に必要な情報には、ICカード21に記録された情報がある。決済処理部72はICカード21に記録された情報を、装着検出部73から取得する。
装着検出部73は、カードIF20にICカード21が装着されているか否かを検出する。ICカード21が装着されているか否かは、ICカード21から情報が読み取れるか否かで判断することができる。また、ICカード21が装着されているときに、カードの脱落を防止するロック機構の作動位置を検出することで、ICカード21が装着されているか否かを検出してもよい。
登録処理部74は、操作部30に対してユーザが位置登録操作をした場合、位置登録操作がされたときの現在位置を現在位置取得部71から取得し、取得した現在位置を登録位置Pとして不揮発性メモリ60に記録する。
通知判定部75は、帰着時通知条件が成立したと判定したことに基づいて、予め設定された帰着時の通知を通知部40に行わせる。なお、通知判定部75は、車両2が出発するときにも種々の通知を通知部40に行わせることができる。
帰着時通知条件は、ICカード21についての条件と、車両2の位置に関する条件である位置条件とを含んでいる。ICカード21についての条件には、ICカード21が装着されているという条件が含まれる。
位置条件は、第1位置条件と第2位置条件の2つを含んでいる。第1位置条件は、車両2の現在位置が通知エリアAnに入ったことである。通知エリアAnに入るためには、車両2が一度、通知エリアAn外に位置する必要がある。第2位置条件は、車両2の現在位置が近距離エリアAsを出たことである。通知エリアAnおよび近距離エリアAsはいずれも登録位置Pを中心とするエリアであることから、位置条件は、車両2の現在位置と登録位置Pとの関係についての条件ということができる。
通知を行わせるタイミングは、ICカード21が装着されている状態で、第1位置条件が成立したと判定したときである。ただし、第1位置条件が成立したと判定するのは、車両2の現在位置が通知エリアAnに入った瞬間ではない。車両2の現在位置が通知エリアAn内に入っている状態が一定時間以上継続した場合に、車両2の現在位置が通知エリアAn内に入ったと判定する。車両2が通知エリアAnの縁をかすめた程度では、車両2が通知エリアAnに入ったと判定すべきではないからである。一定時間はこの趣旨で予め定められている。たとえば、一定時間は、数秒程度、あるいは、10秒程度とすることができる。
第2位置条件が成立していることを通知の条件とするかどうかは、通知の内容に応じて異なる。通知の内容は、たとえば、ICカード21が装着されたままであることを通知するものである。別の通知の内容としては、ICカード21の有効期限が切れていることを通知するもの、ICカード21の有効期限が切れる月を通知するものがある。これらは、ICカード21に関する通知である。通知の内容は、ICカード21に関するもの以外にも、ETC車載器1に不具合が生じていることを通知するもの、お疲れ様と発話するもの、など種々の内容とすることができる。
これら種々の内容の通知のうち、どの通知は第2位置条件を帰着時通知条件に含み、どの通知は第2位置条件を帰着時通知条件に含まないかは、予め設定されている。
[通知判定部75の処理の流れ]
図3を用いて通知判定部75が実行する処理の流れを説明する。通知判定部75は、図3に示す処理を、通電中、継続的に実行する。
図3においてステップ(以下、ステップを省略)S1では、不揮発性メモリ60から登録位置を取得する。S2では、現在位置取得部71から車両2の現在位置を取得する。S3では、S2で取得した現在位置が近距離エリアAs内であるか否かを判断する。この判断がNOであればS4に進む。S4では、車両2が近距離エリアAsを出たこと、すなわち、第2位置条件が成立したことを、制御部70が備えるRAM、あるいは、不揮発性メモリ60など、所定の記憶部に記録する。S4を実行後はS2に戻る。
S3の判断がYESであればS5に進む。S5では、S2で取得した車両2の現在位置が通知エリアAn内であるか否かを判断する。この判断は、S2で取得した車両2の現在位置と通知エリアAnの比較のみで行う。S5の判断がNOであればS2へ戻り、YESであればS6へ進む。
S6では、S5の判断が最初にYESになってから、継続してS5の判断がYESになっている時間が一定時間を経過したか否かを判断する。この判断がNOであればS2へ戻り、YESであればS7へ進む。S6の判断がYESになった場合、第1位置条件が成立したと判定したことになる。第1位置条件が成立したことは、車両2が登録位置Pに帰着したと判定したことを意味する。
S7では、ICカード21が装着されているか否かを、装着検出部73の検出結果を取得して判断する。S7の判断がNOであれば通知をすることなく図3に示す処理を終了する。
S7の判断がYESであればS8へ進む。S8では、近距離エリアAsを出たことが記録されているか、すなわち、第2位置条件が成立しているか否かを判断する。この判断がYESであればS9へ進む。
S9では、帰着時通知処理を実行する。帰着時通知処理には、ICカード21が装着されたままであることを通知する処理が含まれる。通知は音声により行われることが好ましい。また、音声と表示の両方により行われてもよいし、表示のみにより行われてもよい。
S8の判断がNOであればS10へ進む。S10へ進む場合には、近距離エリアAsを出ずに登録位置Pに帰着したことになる。そこで、S10では、近距離帰着時処理を実行する。近距離帰着時処理は、種々の処理とすることができるが、S9とは異なり、ICカード21が装着されたままであることは通知しない。近距離の移動の場合には、有料道路を使用していないことが通常だからである。
近距離帰着時処理は、有料道路を使用していない場合、換言すれば、ICカード21を使用していない場合でも、通知する内容を通知する処理である。具体的な近距離帰着時処理は種々設定することができ、たとえば、ICカード21の有効期限が切れていることを通知する処理を実行することもできる。単にICカード21が装着されていることを通知する場合と異なり、ICカード21を使用していない場合でも、通知するべきであるからである。また、近距離帰着時処理を、何も通知しない処理とすることもできる。
[実施形態のまとめ]
この実施形態で説明したETC車載器1は、帰着時通知条件が成立した場合に帰着時の通知を行うようになっており、帰着時通知条件には第1位置条件が含まれている。第1位置条件は、車両2の現在位置と登録位置Pの一致ではなく、車両2の現在位置が登録位置Pを中心とする通知エリアAnに入ったことである。そのため、車両2の現在位置が登録位置Pである状況では、現在位置取得部71が取得する現在位置に誤差があっても、第1位置条件が成立しないと判定されてしまうことが抑制される。その結果、車両2の現在位置が登録位置Pであるのに、通知がされないことを抑制できる。
また、帰着時通知条件は、ICカード21についての条件と位置条件であり、帰着時通知条件には、ACC電源がオフであるという条件は含まれていない。帰着時通知条件にACC電源がオフであるという条件が含まれている場合、車両2の運転者がACC電源をオフにした後すぐに降車してしまうと、通知がされたときには、すでに運転者は車両2を降車していたということも考えられる。
それに対して、本実施形態では、帰着時通知条件にACC電源がオフであるという条件が含まれておらず、車両2が通知エリアAn内に入ったと判定したときに帰着時の通知を行う(S6~S9)。これにより、帰着時通知条件にACC電源がオフであるという条件が含まれている場合よりも早い時点で、帰着時の通知を行うことが可能になる。よって、帰着時の通知をしたときに、すでに運転者が車両2を降車してしまっていたという事態を抑制できる。
また、本実施形態では、帰着時通知条件に第2位置条件が含まれている。第2位置条件は、車両2の現在位置が近距離エリアAsを出たことである。この第2位置条件が成立していることを条件に帰着時通知処理(S9)を実行する。よって、移動距離が短く、近距離エリアAsから車両2が出ていない場合には、帰着時の通知は行われない。そのため、近所への買い物など、走行距離が短いことからICカード21を使用していないときにまで、ICカード21が装着されたままであるという、不要な通知がされてしまうことを抑制できる。
以上、実施形態を説明したが、開示した技術は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も開示した範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。なお、以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
<変形例1>
実施形態のETC車載器1は、登録位置Pを中心とする円形のエリアを通知エリアAn、近距離エリアAsとしており、これら通知エリアAn、近距離エリアAsと、判定対象位置である車両2の現在位置との関係を判断していた。これに対して、変形例1では、車両2の位置を中心とする半径rnのエリアを通知エリアAnとし、車両2の位置を中心とする半径rsのエリアを近距離エリアAsとし、登録位置Pを判定対象位置とする。このようにして、通知エリアAnおよび近距離エリアAsと判定対象位置との関係を判断してもよい。
<変形例2>
実施形態では、位置条件には第1位置条件と第2位置条件が含まれていたが、第2位置条件を省略することもできる。また、第2位置条件はそのままとする場合、第1位置条件は、車両2の現在位置と登録位置Pが一致したこと、とすることもできる。
<変形例3>
実施形態のETC車載器1は、そのETC車載器1が備える通知部40にICカード21に関する通知を行わせていた。しかし、これに限られず、ETC車載器1がETC車載器1の外部にある表示装置やスピーカと接続され、それら外部にある表示装置やスピーカを通知部として用いて、ICカード21に関する通知を行わせてもよい。
<変形例4>
実施形態では、S9で実行する帰着時通知処理に、ICカード21が装着されたままであることを通知する処理が含まれていた。しかし、帰着時通知処理で、ICカードが装着されたままであることを通知せず、他の内容、たとえば、「お疲れ様」と通知するようにしてもよい。
<変形例5>
実施形態では、帰着時通知条件は、ICカード21についての条件と位置条件とを含んでいた。しかし、通知内容が、ICカード21が装着されたままであることを通知するもの以外であれば、帰着時通知条件にICカード21についての条件が含まれていなくてもよい。
1:ETC車載器(車両用通知装置) 2:車両 10:路側通信部 20:カードIF(装着部) 21:ICカード(記録媒体) 30:操作部 40:通知部 41:表示部 42:スピーカ 50:GNSS受信機 60:不揮発性メモリ 70:制御部 71:現在位置取得部 72:決済処理部 73:装着検出部 74:登録処理部 75:通知判定部 An:通知エリア As:近距離エリア P:登録位置

Claims (5)

  1. 車両で用いられる車両用通知装置であって、
    GNSS受信機(50)と、
    前記GNSS受信機が受信する航法信号に基づいて定まる現在位置を取得する現在位置取得部(71)と、
    前記車両の運転者に対して、予め設定された内容を通知する必要がある位置として登録されている登録位置を記憶している登録位置記憶部(60)と、
    帰着時通知条件が成立したと判定したことに基づいて、予め設定された帰着時の通知を所定の通知部に行わせる通知判定部(75)とを備え、
    前記通知判定部は、前記帰着時通知条件として前記車両の位置に関する条件である位置条件を含んでおり、前記現在位置および前記登録位置のいずれかを中心として定まる通知エリア(An)に、前記現在位置および前記登録位置の他方である判定対象位置が入ったと判定したことに基づいて、前記位置条件が成立したと判定するようになっており、かつ、
    前記通知判定部は、前記現在位置および前記登録位置のいずれかと、有料道路を使うことが少ない近距離走行距離に基づいて定まる近距離エリアから、前記判定対象位置が出たことを前記位置条件として備える車両用通知装置。
  2. 前記通知判定部は、前記通知エリアに前記判定対象位置が入ったと判定したときに、前記通知を行わせる請求項1に記載の車両用通知装置。
  3. 前記通知判定部は、前記通知エリアに前記判定対象位置が入っている状態が一定時間以上継続した場合に、前記通知エリアに前記判定対象位置が入ったと判定する請求項1または2に記載の車両用通知装置。
  4. 車両で用いられる車両用通知装置であって、
    GNSS受信機(50)と、
    前記GNSS受信機が受信する航法信号に基づいて定まる現在位置を取得する現在位置取得部(71)と、
    前記車両の運転者に対して、予め設定された内容を通知する必要がある位置として登録されている登録位置を記憶している登録位置記憶部(60)と、
    帰着時通知条件が成立したと判定したことに基づいて、予め設定された帰着時の通知を所定の通知部に行わせる通知判定部(75)とを備え、
    前記通知判定部は、前記帰着時通知条件として前記車両の位置に関する条件である位置条件を含んでおり、前記現在位置および前記登録位置のいずれかと、有料道路を使うことが少ない近距離走行距離に基づいて定まる近距離エリア(As)から、前記現在位置および前記登録位置の他方である判定対象位置が出たことを前記位置条件として備える車両用通知装置。
  5. 着脱可能に記録媒体が装着される装着部(21)と、
    前記装着部に前記記録媒体が装着されているか否かを検出する装着検出部(73)とを備え、
    前記通知判定部は、前記帰着時の通知として、前記記録媒体が装着されたままであることを通知し、前記記録媒体が装着されたままであるという通知に対する前記帰着時通知条件として、前記記録媒体が前記装着部に装着されているという条件を含んでいる請求項に記載の車両用通知装置。
JP2018048410A 2018-03-15 2018-03-15 車両用通知装置 Active JP7013964B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018048410A JP7013964B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 車両用通知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018048410A JP7013964B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 車両用通知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019160069A JP2019160069A (ja) 2019-09-19
JP7013964B2 true JP7013964B2 (ja) 2022-02-01

Family

ID=67994889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018048410A Active JP7013964B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 車両用通知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7013964B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004110639A (ja) 2002-09-20 2004-04-08 Clarion Co Ltd 報知装置
JP2004317302A (ja) 2003-04-16 2004-11-11 Denso Corp 車両の構成物位置報知装置およびプログラム
JP2005257670A (ja) 2004-02-12 2005-09-22 Denso Corp 車両用案内装置
JP2010019753A (ja) 2008-07-11 2010-01-28 Pioneer Electronic Corp ナビゲーション装置、etcカード挿入忘れ警告方法、及びetcカード挿入忘れ警告プログラム
JP2014021595A (ja) 2012-07-13 2014-02-03 Toyota Motor Corp 情報提供装置、情報提供システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004110639A (ja) 2002-09-20 2004-04-08 Clarion Co Ltd 報知装置
JP2004317302A (ja) 2003-04-16 2004-11-11 Denso Corp 車両の構成物位置報知装置およびプログラム
JP2005257670A (ja) 2004-02-12 2005-09-22 Denso Corp 車両用案内装置
JP2010019753A (ja) 2008-07-11 2010-01-28 Pioneer Electronic Corp ナビゲーション装置、etcカード挿入忘れ警告方法、及びetcカード挿入忘れ警告プログラム
JP2014021595A (ja) 2012-07-13 2014-02-03 Toyota Motor Corp 情報提供装置、情報提供システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019160069A (ja) 2019-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1120749B1 (en) Charging device
JP4845331B2 (ja) 車両用自動課金装置の監視システム
US9691188B2 (en) Tolling system and method using telecommunications
JP4941274B2 (ja) 路車間通信システム
US6845362B2 (en) Charging system which carries out data processing for fee payment
US7250876B2 (en) Device and system for toll payment
JPH08221625A (ja) 移動体通信用路上機、移動体通信用移動体搭載機および移動体通信システム
JP2009151558A (ja) 路車間通信システム
JP2005274213A (ja) 経路設定装置、地図表示装置、ナビゲーションシステム
US20140344027A1 (en) Method and system for providing information about parking fees in metered car parks
JP7013964B2 (ja) 車両用通知装置
JP4152180B2 (ja) 自動料金収受システム
JP4432862B2 (ja) 車載ナビゲーション装置
JP6511767B2 (ja) 逆走判断装置
KR102345086B1 (ko) 차량 탑재 기기, 제어 방법, 및 프로그램
JP6804929B2 (ja) 車載機器
JP2008040871A (ja) ナビゲーション装置
JP7069951B2 (ja) 車載器
KR102507929B1 (ko) 단말 장치, 후방 서버, 차량 탑재 트랜스폰더, 판정 시스템, 판정 방법, 및 프로그램
JP6159180B2 (ja) タクシーメータ
JP6341042B2 (ja) 逆走判断装置
JP2010033223A (ja) タクシーメータ
JP5287025B2 (ja) 車載器
JP2008009912A (ja) 自動料金収受システム用車載装置及び料金収受方法
JP2005292084A (ja) ナビゲーション装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220103