JP7012335B2 - 曲げ角度測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、曲げ加工機によって種々の形態に曲げ加工されたワークの角度を測定可能とした曲げ角度測定装置に関する。
上記曲げ加工された角度測定装置に関し、本出願人は先に特許第4316695号を提案している。
その概要は、曲げ加工された製品の一辺に当接する測定基準部材を備え、他の辺に当接する半円状をなす回転子の外周にマグネスケールを配し該スケールの値を読む検出器を備え、検出した数値を表示する表示器を備え、表示器の表示が90度となるよう原点位置の調整を可能としたことに特性の存するものである。
ところで、加工の現場にあっては、
1)単なるL型の屈曲だけでなく、段曲げ加工といって、2回以上の屈曲によって例えば5mm~20mm程度の段差のついた形態(ある種Z型となる形態)に曲げられる加工が施されることがある。
2)切り起こし加工といって、例えば板材の一部を残しつつ円弧状(窓状)に切り、その切り片を直角方向に折り曲げて切り起こし状態(例えばブックエンドのような状態)とする加工が施されることがある。
3)又、曲げ加工されたワークに要求される測定角度は、そのスタート点が必ずしも零のような鋭い角度から始まるものではなく、多くの経験では45°付近をからスタートするものも多く、斯かる場合には、測定装置での読み取りのスタート点を、例えば45°を始点とし、これに180°を加えた225°を終点とする範囲での測定に変更するのが望ましいものとなる。
これらの場合にあって、上記装置にあっては、測定子の動きの範囲が限定的であること等により、これに対応することが困難であった。
特許第4316695号公報
本発明は、上記問題を解決しようとしてなされたもので、主に段曲げ加工、切り起こし加工による製品の角度測定に対応し、且つ、その他曲げ加工の多様化に伴う角度測定範囲の広がりにも対応を可能とする角度測定装置を提供しようとするものである。
又、上記角度測定装置にあっては半円状の外周にマグネスケール等のスケールが施された回転子が装着されているが、この回転子の一部を切除して前記段曲げ加工等に対応しようとしたとき、切除に伴って測定角度の範囲が狭まってしまうという問題が発生し、本発明はこれを解決しようとすることを第2の課題とする。
請求項1記載の曲げ角度測定装置は、曲げ加工されたワークの一辺に当接し上下方向に平行移動を自在とした基準面を有する基準部材及び胴体を備えた本体部を有する角度測定装置において、該本体部の基準面との直交方向に本体上部から傾斜面をもって突出させ、先端部の高さを上記基準部材の基準面が本体胴部から平行移動できる上限高さと等しい高さとした延出挺を形成し、半円状の子体の先端部側の一部を切り落としその切断面を子体の水平面と直角に交わる垂直面に形成すると共に、該水平面と及び垂直面に嵌合溝を刻設した回転子を形成し、該回転子をその上端部が該延出挺の先端部の高さと等しい高さとした回転部を配設し、ワークの他辺に接する直状の当接面を備え回転子の垂直面から本体胴部に挟まれる距離より短い長さの測定子を形成し、該測定子を前記回転子の嵌合溝にスライド自在に取着すると共にその抜き挿しによって水平面と垂直面への取着を交換可能とした測定部を配設し、上記回転子の回転軸を中心に回動する外周面に磁気スケール又は光学スケールを施し、該スケールから回転角度を読み取る検出部を配設し、該検出部の読み取った数値を表示する表示部を配設した、ことを特徴とする。
請求項2記載の曲げ角度測定装置は、測定子をスティック体としたことを特徴とする。
請求項3記載の曲げ角度測定装置は、延出挺の傾斜角度を45度としたことを特徴とする。
請求項1記載の曲げ角度測定装置によれば、測定部に形成した測定子が回転子の上端部となる垂直面から本体胴部に挟まれる距離より短い長さに形成されているので、段部に曲げ加工されたワークに対して、測定子をスライドさせて垂直面から本体部側に収納させつつワーク段部の上端から始まる側面に測定子を当接させることができる。次いで、その高さに合わせて基準面を上方に平行移動させ、ワーク段部の底面に基準面を当接させると、測定子の上端部の高さ(Hs)と上昇させた基準面の高さ(Hk)との差(Hs-Hk)が、ワークの段部の高さ(Hw)に相当する(ほぼ一致する)ものとなり、この状態で基準面と測定子のなす角度を測定することで、ワークの段部の曲げ角度を測定することができる。
このとき、もしワーク段部の側面Wbの高さが非常に低い場合にあっても、本角度測定装置は、延出挺先端部の高さ(He)を、上記基準部材の基準面が本体胴部から平行移動できる上限高さと等しい高さ(Hmax)に設定してあるので、Hk≒Hmaxとすることで測定子の上端部の高さ(Hs)と上昇させた基準面の高さ(Hk)との差(Hs-Hk)を可及的に零に近づけることができ、その曲げ加工に対する角度を測定することが可能となる。
ワークに切り起こしによる曲げ加工が施されている場合には、その切り起こしされた空洞から切片に向かって回転子を挿入しようとするとき、該回転子を支持する延出挺が本体側から傾斜面をもって形成されているので、その傾斜面に沿って、空洞から切片の一定奥の位置まで回転子及び測定子を挿入することができる。このとき、回転子には一定の高さがあるので、切り起こしされた空洞の高さが低い場合には挿入が困難な場合もあり、可能な範囲での挿入となる。そして、該測定子を切片の切り起こし面に沿ってスライドさせると、更に奥まで測定子を挿入できる。次いで、ワークの底面側に合わせて基準部材を平行移動させると、該切片に接する測定子と板状部底面基準部材の基準面とが当接された状態となり、互いのなす角度を測定することができ、切り起こし曲げ加工されたワークの曲げ角度を測定することが可能となる。
このとき、切片の切り起こし角度が、大きく又は小さく変化した場合にも、挿入した回転子を基に測定子を奥までスライドさせることで、多様な曲げ角度にも対応することができる。
延出挺と回転子の水平面が平行となる角度、例えば、延出挺の傾斜角度を45°とした場合には、磁気スケール又は光学スケールによるスケール41の読み取りのスタート点を45°とする。そして、回転子の水平面に取着した測定子をワークの測定面に当接させ、基準部材を上下方向に平行移動させて基準面をワークWの他の辺に当接させ、互いの角度を測定する。回転子が45°回転した時点では、これに45°を加えた90°が測定値となり、更に回転子を回転させ、例えば90°回転した時点では45°を加えた135°が測定値となる。
このようにして、傾斜面をもつ延出挺とそれに軸着される回転子の水平面によって、延出挺と回転子の水平面が平行となる角度からこれに90°を加えた角度の範囲(例えば45°~135°)でのワークWの曲げ角度の測定が可能となる。
次いで、延出挺と回転子の水平面が直角となった段階で、測定子を回転子の水平面の嵌合溝から一旦引き抜き、回転子を約半回転させ、そこで抜いた測定子を回転子の垂直面の嵌合溝へと挿入する。そして、測定子がワークWの一の辺に当接したら、基準部材を上下方向に平行移動させて基準面をワークWの他の辺に当接させ、互いの角度を測定する。例えば回転子23が45°回転した時点では、これに135°を加えた180°が測定値となり、更に回転子23を回転させ、例えば90°回転した時点では135°を加えた225°が測定値となる。
このようにして、傾斜面をもつ延出挺とそれに軸着される回転子の垂直面によって、延出挺と回転子の垂直面が直交する角度からこれに90°を加えた角度(例えば135°~225°)の範囲でのワークWの曲げ角度の測定が可能となる。
請求項2記載の測定装置にあっては、測定子をスティック体とすることで、嵌合溝への挿入及び引き抜きが容易であると共にスライドも簡易となる。
請求項3記載の測定装置にあっては、ワークの切り起こされた跡の空洞に延出挺を通す際に、種々な曲げ角度の切片及び形状の空洞に対して均衡のとれた挿入を可能とする。
本発明曲げ角度測定装置の正面図である。 同上側面図である。 本発明曲げ角度測定装置の一部拡大正面図である。 本発明曲げ角度測定装置の回転子及び測定子の各態様を示す側面図及び正面図で、(a)が丸タイプのもの、(b)が丸平タイプのものを指す。 本発明曲げ角度測定装置での測定状態を示すもので、(a)が段曲げ加工されたワークの正面及び側面図、(b)がそれを測定する際の正面図である。 本発明曲げ角度測定装置での測定状態を示すもので、(a)が切り起こし加工されたワークの正面及び側面図、(b)がそれを測定する際の正面図である。 本発明曲げ角度測定装置での測定状態を示すもので、(a)が45°、(b)が135°に曲げ加工されたワークを測定する場合の一部拡大正面図である。 同上図で、(c)が回転子を半回転させて測定するときの135°、(d)が225°に曲げ加工された場合の一部拡大正面図である。
本発明曲げ角度測定装置の概略は、図1及び図2に示す如く、ワークWの一辺に当接して平行移動する基準面14cを有する基準部材14と胴体12を備えた本体部10と、該本体部から突出させた延出挺21の軸体22に回転子23を軸着した回転部20と、ワークWの他辺に当接する測定子31を回転子23に配した測定部30と、回転角度を計測する磁気スケール又は光学スケールいずれかのスケール41を配した検出部40と、検出部が読み取った数値を表示する表示部50とから成る。
本体部10は、グリップ11を有する胴体12を備え、その胴体12の上面沿った横辺14aと側面に沿った縦辺14bとでL字状をなす基準部材14を配し、横辺14aには、ワークWの一辺に当接する直線状の平滑な上記基準面14cを形成する。縦辺14bは、胴体12に刻設された溝部12aに嵌合して上下方向に移動自在とし、その一部に胴体12に固定するための固定ボルト15を配する。横辺14aの先にはワークWとの衝突を避ける抜け溝14dを刻設する。
尚、本発明装置で、基準部材14が平行移動する上下方向とは、本装置を横に持ったとき該基準部材が測定子と直交する方向を指すもので、図5における基準部材14の上下に移動する方向を指す。
固定ボルト15の緩締により、基準部材14が胴体溝部12aに沿って上下方向への平行移動及びその固定が自在となり、基準部材14の基準面14cの相対的高さを任意の高さに調整可能とする。
上記本体部10の胴体12の先方部12bから基準面14cとの直交方向に向けて延出挺21を突出させ、その先に回転子23を形成するが、該胴体12の先方部12bから回転子23に至る延出挺21は、その上面を傾斜面21aに形成する。
具体的には、その傾斜角度は、回転子23の高さ等によって左右されるが、例えば45度程度の角度とすれば、後述する切り起こし加工されたワークWの測定等に適切なものとなる。
該延出挺21の先には孔溝に軸体22が渡架され、該軸体22に回転子23が軸着される。
該回転子23は、半円状の回転子23の先端部(上側)の一部を切り落とし、その切断面を回転子23の水平の測定面(以下水平面という)23aと直角に交わる垂直の測定面(以下垂直面という)23cに形成する。
即ち、回転子23の子体のうちその先端側(本体から遠ざかる側)となり軸体22側を残して、その一部を切り落とし状態とする。そしてその切断面は、半円状の回転子23の直径側を水平面23aとしたとき、これと直交する垂直面23cとし、当該水平面23abと垂直面23cとは互いに直角に交わる関係とする。
そして、該水平面23aと垂直面23cの端面には、後述する測定子31がスライドと抜き挿しを自在とする嵌合溝23b、23dを刻設する。
切り落としの結果、回転子23の外周面23eは、半円の更に半分の周縁となるが、中心をなす軸体22に対して正確に90°ではなく、図3の如く、水平方向及び垂直方向に若干プラスされた角度となり、例えば120~130°程度となる。
上記延出挺21の先端部の高さ(He)の設定にあたっては、その高さを上記基準部材の基準面14cが本体胴部から平行移動できる上限高さ(Hmax)と等しい高さとする(He≒Hmax)。
これは、後述する如くもしワーク段部の側面Wbの高さが非常に低い場合にあっても、本角度測定装置は、測定子上端部の高さ(Hs)と基準面高さ(Hk)の差を最小限にとどめてその曲げ角度を測定可能とするためである。このとき、測定子上端部の高さ(Hs)とは、測定子31をスライドさせてその上端部を回転子の上端部となる垂直面23cに揃えた場合の溝部12aからの高さ(距離)をいう。
即ち、図5(b)に示す如く、回転子の高さ(Hh)は、切り落とされた回転子23に形成される垂直面23cを基準面に対して水平状態としたとき、延出挺21の先端部21bの高さと等しい高さとなり、そして、延出挺先端部21bの高さ(He)をHe≒Hmaxとしたとき、Hh≒Heであることから、Hh≒Hmaxとなる。又、段部の測定にあたっては、測定子の上端部高さ(Hs)を回転子の高さ(Hh)に揃え、(Hs≒Hh)とする。
そして、通常のワーク段部の測定にあたっては、測定子31の上端部の高さ(Hs)と上昇させた基準面14cの高さ(Hk)との差(Hs-Hk)がワークWの段部の高さ(Hw)に相当するところ、ワーク段部の高さが非常に低い場合に、延出挺先端部21bの高さ(He)を基準部材の上限高さ(Hmax)と略等しいものとすると、測定子上端部の高さ(Hs)と基準面の高さ(Hk)との差(Hs-Hk)は、(Hs≒Hh)、(Hh≒He)の関係から、測定子上端部の高さ(Hs)と基準面の上限高さ(Hmax)との差と略等しいものとなる。
つまり、測定子上限部の高さと基準面上限の高さが等しいことから、測定子の高さと基準面の高さの差が可及的に零に近いものとなるからである。
具体的には、延出挺21の高さ及び回転子23の高さは、32mm~34mm程度とする。
そして、上記回転子23の角度を基準面14cに対して直角とした場合の測定子23の高さは、垂直面23cが測定子23の上端部に該当するものとなり、その垂直面23cの高さを、該延出挺21の先端部21bの高さと等しい高さとする。
上記延出挺21の高さを上記基準部材の基準面14cが本体胴部から平行移動できる上限高さと等しい高さとした効果を維持する為である。
さて、該回転子23には、ワークWの他辺に接する直状の当接面を備えた測定子31を配設するが、該測定子31は、回転子23の水平の測定面23aと垂直の測定面23cに刻設した嵌合溝23b、23dとスライド及び抜き挿しが自在な状態で嵌着される。
即ち、上記の如く回転子23は、半円状の子体の先端部側(上側)の一部を切り落としその切断面を子体の水平面23aと直角に交わる垂直面23cを形成するが、該回転子23に配設される測定子31は、先ず、回転子23の水平面23aに刻設された嵌合溝23bにスライド自在に嵌着される。と同時に、必要に応じて、該測定子31を嵌合溝23bから引く抜き、垂直面23cに刻設された嵌合溝2dへと挿入し、同様にスライド自在な態様とする。これは逆方向にも可能とし、互いに引き抜きと挿入を交番的に繰り返しできる態様とする。
該測定子31は、直線状のスティック状に形成した態様とすることができ(以下スティック体という)、該スティック体には、断面円形の円柱状の形態(丸タイプ310)のもの(図4(a)、側面図(イ)、正面図(ロ)と、断面が円形と角形を合わせたタイプ(丸平タイプ320)のものがある(図4(b)側面図(イ)、正面図(ロ)参照)。
このとき、スティック体の上記嵌合溝23b、23dへの嵌合は、スライドと抜き挿しを可能とする緩さを備える一方で、そのスライドが摺動状態となるきつさを備えたものとすることが望ましい。測定子をスライドさせた後、手を放せばその位置に固定させることができるからである。
ここで、測定子に形成する直状の当接面とは、上記スティック体にあって、断面円形でその外周面が縦方向に一定長さの直線状をなす面をいい、断面が円形と角形を組み合わせたタイプとした場合には、その角形の外周面が縦方向に一定長さの平坦面をなす面をいい、いずれも直線部を備えたもので、これを線体及び面体を含めて直状の当接面という。
上記測定子31は、その長さを、上記回転子23の上端部となる垂直面23cから本体部10の胴体12に挟まれる距離より短くなる寸法とする(図5参照)。
即ち、測定子は、測定対象となるワークWに対し、基準部材14の基準面14cにその一辺を当接させ他辺に測定子を当接させて角度測定を行う上で、一定の長さが必要とされるが、一方で、段曲げ加工されたワークWに対しては、測定子が過剰に長い場合には、その測定を妨害してしまう。
そこで、測定子31に一定の長さを保ちつつ、段曲げ加工されたワークWへの測定を可能にする目的で、その長さを回転子23の垂直面23cから本体部10の胴体12に挟まれる距離より短くなる寸法とする。
ここで基端とされる本体部10の胴体12とは、具体的には図1及び図5に示す如く、該胴体12には、基準部材14との嵌合を図る目的で溝部12aが刻設されているので、この溝部12aの底辺を指すものとする。
さて、回転子23は、半円状の子体の先端部側(上側)の一部が切り落とされるが、残された子体の外周面23eには磁気スケール41が施される。磁気スケールとは、一般にマグネスケールと呼ばれるものを用いることができ、該マグネスケールは、S/Nの磁気信号を交番的に配列し、これを角度目盛りに対応させて例えばシート状にスケールとしたもので、読み取りのための検出器42が配される。
該検出器42には、キャリブレーション装置(図示省略)が連結され、該キャリブレーション装置はインターフェイスを介して読み取り制御部のカウンターに入力され、それを発信器によって表示部へと発信する。このとき、キャリブレーション装置には原点調整が必要とされるが、この原点調整には、スコヤとしての基準面14cを備えた基準部材14を基準として回転子のストッパー及びそのピンを利用する等して原点調整することができる。
スケール41には、上記マグネスケール以外にも又は光学スケールを用いることができる。
光学スケールとは、例えば一般にリニアスケールと呼ばれるものを用いることができ、該リニアスケールは、反射率の異なる素材を区画して交番的に配列し、これを角度目盛りに対応させてステンレスのシート状としてスケールとしたものをいう。読み取りのための検出器42には、一方にLED等の光源を配し他方に該光源からの反射光を感知するフォトダイオードを配した光センサーを配したものを用いることができる。
この明暗の対比による光学スケールでは、その検出方式をインクリメンタル式によらず、アブソリュート式のものとすることができ、該アブソリュート式とした場合には上記のような原点調整の要なく、いずれの位置からも角度測定が可能となる。
又、上記磁気スケール及び光学スケールは、例えばシート状としたものを回転子の外周面に沿って施すのが原則であるが、それ以外にも、回転子の外周に沿った側壁面に施すことも可能である。このとき、検出器42はこの側壁面に対向して設けなければならない。
本発明にあっては、読み取りのスタート点を、従来の如く基準面と測定子のなす角度が零となる角度からスタートさせるのでなく、延出挺21の傾斜角と合わせた角度を読み取りのスタート点とする設定を図る。例えば、延出挺21の傾斜角が45°である場合には、その読み取りのスタート点を45°に設定し、それ以後、90°を経過する135°までを一つの角度の測定範囲と定める。
即ち、45°以下の角度測定の必要性はあまりないと判断し、これを捨象し、替わりに45°からの測定を重視し、回転子23の回転のスタート点を45°とし、読み取り値をその実質の回転に45°をプラスした値を表示する。例えば、90°の表示をするときは、回転子は実質45°だけ回転したときとなる。斯くして、実質90°の範囲となる135°までの測定を可能とする。
次いで、90°を経過した135°においては、測定子を回転子の水平面から一旦引き抜き、これを垂直面へと挿し替えるが、このとき水平面と垂直面との間に自動スイッチを付設し、該スイッチ等によってキャリブレーション装置が感知し、これを二つめの測定範囲と定め、計測の値に反映させ得る構成とする。例えば、135°を越えて更に90°を加えた225°の範囲にあっては、垂直面に取着した測定子の測定する角度についてはこれに135°を加え、垂直面の測定子が例えば実質45°を計測した場合には、これに135°を加えて180°の測定値を表示する構成とする。同様に、垂直面の測定子が例えば実質90°を計測した場合には、これに135°を加えて225°の測定値を表示するものとする。
斯かる構成によって、ある意味測定範囲をずらすことができ、実質の測定範囲は従来の如く0°~180°であるが、その測定対象が45°~225°の範囲へと変更されたものとなる。必要とされるワークWの測定角度がずれる場合、これに対応した範囲での測定がカバーされるものとなる。
このとき読み取りスタート点の変更は、上記測定精度の向上をめざす原点調整とは異なり、ワークWの曲げ角度の測定に対し測定範囲の変更をめざすもので、その手段は、上記の如く、回転子と測定子の間に自動スイッチを付設させ、それをキャリブレーション装置との関係で自動的に読み取り、表示器へと反映させるのが望ましい。一方、これに限定されず、スタート点を例えば45°とすること、及び測定子の挿し換えで測定子が水平面から垂直面へと切り換わったことは、測定を実施する者には明らかなことなので、自動化によらず測定者が手で押すボタンスイッチとしても良い。
表示部50には、表示画面51を配し、該表示部50は、上記検出部からの送信を受けて、これを液晶画面に数値表示する表示画面51を本体部10の一部、例えば、胴体12の先方部12bに配設する。
この表示画面は、読み取りスタート点の変更を自動化によらない場合は、水平面での測定と垂直面での測定を区分けし、それぞれを二つの画面で別々に表示する態様としても良い。
尚、上記説明にあって、延出挺の先端部の高さと基準部材の基準面の上限高さとの関係及び回転子の上端部となる垂直面と延出挺の先端部の高さとの関係にあって、相互に「等しい」関係を述べたが、これは製作の状況等に応じて同等の効果を奏する範囲で若干の幅を備えたものとする。
次に上記実施態様に基づく本発明の作用効果を説明する。
本曲げ角度測定装置の測定にあたって、先ず、主として測定対象とする段曲げ加工されたワークWの測定を説明する。
段曲げ加工されたワークWとは、図6(a)に示す如くで、一の曲げ加工が施されて上面Wcが形成され、次いで二の曲げ加工で側面Wbと基体となる底面Waとが形成され、いわゆる段差の形成される態様のワークWを指す。斯かるワークWにおいて底面Waと側面Wbとの曲げ角度を測定する際、側面Wbの高さ(Hw)が一定以下に小さい(背が低い)場合には、上述の如く測定子の上端が上面Wcに衝突して、それに妨害されて測定が不可能となってしまう。
そこで、本発明装置における上記ワークWの測定にあたっては、先ず、回転子23の一部に配設された測定子31を回転子23先端から下方で本体部10側に向かってスライドさせる。すると、該測定子31は、その長さが回転子23の上端部となる垂直面23cから本体胴部に挟まれる距離より短い寸法に形成されているので、測定子31の上端部を回転子23の垂直面23cと一致する(面一となる)位置まで下げることで、回転子23の垂直面23cから本体部10の間の空間にそれを収納させることができる。即ち、切り落とした回転子23の切断面となる垂直面23cより上には測定子31の頭の出ない状態とすることができる。
そして、ワークWの上面Wcと該測定子31の上端部を揃えた状態としたところで、本体部10の基準部材14を上昇させ、その基準面14cがワークWの底面Waに当接したところで、固定ボルト15を締めてその位置に固定する。次いで、ワークWに対し、その底面Waに基準面14cをしっかりと当接させ、同時にその側面Wbに測定子31の測定面31aを当接させた状態とする。
すると、測定子31の上端部の高さ(Hs)と上昇させた基準面14cの高さ(Hk)との差(Hs-Hk)が、ワークWの段部の高さ(Hw)に相当(ほぼ一致)するものとなり、この状態で基準面14cと測定子31のなす角度を測定することで、ワークWの段部の曲げ角度を測定することができる。
このとき、もしワーク段部の側面Wbの高さが非常に低い(段部の背が低い)場合にあっても、本角度測定装置は、その段部の曲げ角度の測定を可能とすることができる。
即ち、上記の如く、ワークWの段部の高さに対して基準面14cの高さ(Hk)との差(Hs-Hk)が相当するものとなるが、本発明にあっては上記延出挺先端部21bの高さ(He)を、先端部の高さを上記基準部材の基準面14cが本体胴部から平行移動できる上限高さと等しい高さに設定してあるので、Hk≒Hmaxとすることで(Hs-Hk)を可及的に零に近づけることができ、つまり(Hmax)≒(Hs)の状態で、(Hs-Hk)≒0とすることができる。
この結果、仮にワークWの側面Wbが非常に小さく、可及的に零に近い場合にあっても、測定子31の当接面31が確保できる範囲において、その曲げ加工に対する角度を測定することが可能となる。
次いで、測定対象を切り起こし曲げ加工されたワークWの測定を説明する。
切り起こし曲げ加工とは、図6(a)に示す如く、平板状のワークWに対し、一辺を残して窓状に切り込みが施され、窓状部分を曲げ加工して起こしたものをいい、そこには切り取られた空洞部分Wfと切り起こされた切片Weとが形成され、このとき、その板状部Wdに対する切り起こされた切片Weの曲げ角度を測定することが求められる。
従来の装置にあってはこの測定が困難であったが、本発明装置にあっては、先ず、切り起こしされたワークの空洞部WFから切片Weに向かって回転子23の先端部を挿入する。すると、該回転子23を支持する延出挺21が本体部10から傾斜面21aをもって形成されているので、空白部を形成した傾斜面21aに沿って侵入が許され、その空洞Wfから切片Weの一定の奥の位置まで回転子23とそれに支持された測定子31を挿入することが可能となる。このとき、回転子23には一定の高さがあるので、切り起こしされた空洞Wfの高さが低い場合には、挿入が困難となる場合もあり、回転子23の挿入が可能な範囲で測定するものとする。
次いで、該測定子31を切片Weの切り起こし面に沿ってスライドさせると、更に奥まで測定子31を挿入することができる。
そして、ワークの板状部Wd側に合わせて基準部材14を平行移動させると、該切片Weには測定子31が板状部Wd底面には基準面14cが当接された状態となる。
そこで、両者のなす角度を測定することで、上記切り起こし曲げ加工されたワークWの曲げ角度を測定することが可能となる。
このとき、ワークWの切り起こし角度が、直角だけでなく、より大きく又は小さく変化した場合にも、挿入した回転子23を基に測定子31を奥までスライドさせることで、多様な角度の変化にも対応することができる。
又、延出挺21の傾斜角度を45度とすると、ワークの切り起こしされた跡の空洞Wfに延出挺21を挿入する際に、種々な曲げ角度の切片及び形状の空洞Wfに対して均衡のとれた挿入が可能となる。
図7(a)に示す如く、延出挺21と回転子23の水平面23aが平行となる角度、例えば、延出挺21の傾斜角度を45°とした場合には、磁気スケール又は光学スケールによるスケール41の読み取りのスタート点を45°とする。そして、回転子23をワークWの測定面に向かって回転させ、回転子23の水平面23aに取着した測定子31を測定面に当接させる。このとき、水平面23aに対する測定子31の位置は、図示の如く、測定子31の端部が回転子23の円周部に揃う位置とするか、或いは、ワークWの測定面の状況に応じてこれをスライドさせても良く、いずれにあっても可能な限り測定子31がワークWの測定面に適合する態様とする。そして、測定子31がワークWの一の辺に当接したら、基準部材14を上下方向に平行移動させて基準面14cをワークWの他の辺に当接させ、互いが合致した時点で固定ネジ15で固定し、互いの角度を測定する。例えば回転子23が45°回転した時点では、これに45°を加えた90°が測定値となる。更に回転子23を回転させ、例えば90°回転した時点では45°を加えた135°が測定値となる。
このようにして、傾斜面をもつ延出挺21とそれに軸着される回転子23の水平面23aによって、延出挺21と回転子23の水平面23aが平行となる角度からこれに90°を加えた角度(例えば45°~135°)の範囲でのワークWの曲げ角度の測定が可能となる。
次いで、図7(b)に示す如く、延出挺21と回転子23の水平面23aが直角となった段階、即ち回転子23が90°回転し表示が135°となった段階で、測定子31を回転子23の水平面23aから一旦引き抜き、回転子23を約半回転させて水平面23aに替わり垂直面23cがワークWの測定面に向かう状態とし、そこで引き抜いた測定子31を回転子23の垂直面23cの嵌合溝23dへと挿入する。このとき、嵌合溝23b、23dに付設された自動スイッチで又は手押しのボタンスイッチを手押しすれば、これをキャリブレーションが感知して、測定を水平面23aから垂直面23cへと変更する。そして、回転子23をワークWの測定面に向かって回転させ、今度は回転子23の垂直面23cに取着した測定子31を測定面に当接させる(図8(c))。このとき、垂直面23cに対する測定子31の位置は、測定子31の端部が回転子23の水平面23aに揃う位置とするか、或いは、ワークWの測定面の状況に応じてこれをスライドさせても良く、いずれにあっても可能な限り測定子31がワークWの測定面に適合する態様とすることは上記と同様である。そして、測定子31がワークWの一の辺に当接したら、基準部材14を上下方向に平行移動させて基準面14cをワークWの他の辺に当接させ、互いが合致した時点で固定ネジ15で固定し、互いの角度を測定する。例えば回転子23が45°回転した時点では、これに135°を加えた180°が測定値となる。更に回転子23を回転させ、例えば90°回転した時点では135°を加えた225°が測定値となる(図8(d))。
このようにして、傾斜面をもつ延出挺21とそれに軸着される回転子23の垂直面23cによって、延出挺21と回転子23の垂直面23cが直交する角度からこれに90°を加えた角度(例えば135°~225°)の範囲でのワークWの曲げ角度の測定が可能となる。
さて、測定子31には、スティック体型とした場合、丸タイプ、丸平タイプ、その組み合わせタイプがあるが、先ず、丸タイプ(図4(a)参照)とした場合には、該スティック状の測定子を手で摘んで自由にスライドさせることができ、且つ、それが摺動状態となるので、任意の位置で固定させることができ、ストッパー等を要さず作業が簡便となる。装置的にも軽量で小型化することができ、現場での測定作業に適したものとなる。
このとき、測定子が断面円形のスティック体であると、例えば、ワークWとの当接面が平坦面である場合に、該平坦面に断面円形の当接面が一本の接線となり、その結果、当接面が一本の線状に確定され、安定で精度の高い測定が可能となる。
測定子31を丸平タイプ(図4(b)参照)とした場合には、例えば、ワークWとの当接面が円柱等の曲面である場合に、上記とは逆に、ワークWの曲面に対し平坦な測定子の当接部が一本の接線を形成し、その結果、同様に当接部が一本の線状に確定され、安定で精度の高い測定が可能となる。
上記回転子23の一部に割溝23fを刻んで締結用の締ネジ23gを螺着させると、使用中にスティック体としての測定子31の嵌合が緩んだ場合等にも該締ネジ23gで嵌め合いを調整することができる。
上記磁気スケール又は光学スケールによるスケール41及びその検出器42によって読み取られた測定値は、検出器42を介して表示部50の表示画面51に表示される。
このとき読み取りスタート点の変更を、回転子と測定子との間に設けたスイッチ等で自動化した場合は、そのまま単一画面に表示させるが、自動化によらない場合は、水平面での測定と垂直面での測定を二つの画面に分けて表示すると、整理のし易いものとなる。
以上の如く、本発明曲げ角度測定装置によって、冒頭で述べた段曲げ加工、切り起こし加工されたワークへの対応及び測定角範囲の変更への対応が可能となるという顕著な効果がもたらされる。
10 本体部
11 グリップ
12 胴体
12a 溝部
12b 先方部
13 該当ナシ
14 基準部材
14a 横辺
14b 縦辺
14c 基準面
15 固定ボルト
20 回転部
21 延出挺
21a 傾斜面
21b 先端部
22 軸体
23 回転子
23a 水平面
23b 嵌合溝
23c 垂直面
23d 嵌合溝
23e 外周面
23f 割溝
23g 締ネジ
30 測定部
31 測定子
31a 当接面
310 スティック体型の丸タイプ測定子
320 スティック体型の丸平タイプ測定子
40 検出部
41 スケール
42 検出器
43 キャリブレーション装置
50 表示部
51 表示画面
W ワーク
Wa 底面
Wb 側面
Wc 上面
Wd 板状部
We 切片
Wf 空洞
Hk 基準面高さ
Hmax 基準面上限の高さ
He 延出挺先端部の高さ
Hh 回転子高さ
Hs 測定子上端部の高さ
Hw ワーク側面の高さ

Claims (3)

  1. 曲げ加工されたワークの一辺に当接し上下方向に平行移動を自在とした基準面を有する基準部材及び胴体を備えた本体部を有する角度測定装置において、
    該本体部の基準面との直交方向に本体上部から傾斜面をもって突出させ、先端部の高さを上記基準部材の基準面が本体胴部から平行移動できる上限高さと等しい高さとした延出挺を形成し、半円状の子体の先端部側の一部を切り落としその切断面を子体の水平面と直角に交わる垂直面に形成すると共に、該水平面と及び垂直面に嵌合溝を刻設した回転子を形成し、該回転子をその上端部が該延出挺の先端部の高さと等しい高さとした回転部を配設し、
    ワークの他辺に接する直状の当接面を備え回転子の垂直面から本体胴部に挟まれる距離より短い長さの測定子を形成し、該測定子を前記回転子の嵌合溝にスライド自在に取着すると共にその抜き挿しによって水平面と垂直面への取着を交換可能とした測定部を配設し、
    上記回転子の回転軸を中心に回動する外周面に磁気スケール又は光学スケールを施し、該スケールから回転角度を読み取る検出部を配設し、
    該検出部の読み取った数値を表示する表示部を配設した、
    ことを特徴とする曲げ角度測定装置。
  2. 前記測定子をスティック体としたことを特徴とする請求項1記載の曲げ角度測定装置。
  3. 前記延出挺の傾斜角度を45度としたことを特徴とする請求項1又は2記載の曲げ角度測定装置。
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