JP7011996B2 - 転圧機械 - Google Patents
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Description
この締固め作業には、施工路面に敷かれた凝固前のアスファルトがローラに付着しないよう、ローラに水を噴霧することが行われている。
ところで、このような締め固め作業に用いる水を作業現場近くで補給することが困難な場合があるため、可能な限り容量の大きい水タンクを備える必要があった。
そこで、水タンクの左右端部にも水を貯留可能な凸部(3a)を設け、水タンクの容量を増加させるとともに、剛性を高めた水タンクが開発されている(特許文献1)。
一方、タンク形状の簡素化及び固定方法の簡素化をすると、タンクがずれてフレームに接触し、タンクが破損する虞があった。
これにより、固定部材がリブ部の前側に取付けられることで、簡単に着脱することが可能とされる。
これにより、水タンクを機体前後方向後方について規制する後規制部及び機体左右方向について規制する左右規制部が配設されることで、水タンクが前後方向及び左右方向に移動しないよう規制したうえで固定部材によって水タンクを固定することができ、的確に水タンクを後側フレームに取付けることが可能とされる。
これにより、固定部材によって水タンクが骨格部材に押圧されるとき、凸条が骨格部材の立面部に押圧されるので、固定部材と骨格部材の立面部とによって凸条を挟むように押圧することで水タンクの前側下端を支持することが可能とされる。
これにより、簡単な形状のタンクであっても確実にタンクをフレームに固定することができる。
図1を参照すると、機体1の側面図が示されている。
後側フレーム3rは、骨格部材41及び外側壁60を備えている。骨格部材41には、第1平面部(立面部)51及び第2平面部(骨格部材の上部)52が形成されている。
第2平面部52は、第1平面部51の上端から機体前後方向後方に向かって延びるよう形成されている。この第2平面部52には、水タンク11が上側に配設される。また、第2平面部52には、左右一対のタンク規制部(規制部)55が例えば溶接されている。
従って、水タンク11を機体前後方向後方及び機体左右方向について規制する規制部55が骨格部材41の第2平面部52に配設されることで、水タンク11が前後方向及び左右方向に移動しないよう規制したうえで固定部材70によって水タンク11を固定することができ、的確に水タンク11を後側フレーム3rに取付けることができる。
従って、固定部材70によって水タンク11が骨格部材41に押圧されるとき、凸条36が骨格部材41の第1平面部51に押圧されるので、固定部材70と骨格部材41の第1平面部51とによって凸条36を挟むように押圧することで水タンク11の前側下端を支持することができる。
例えば、本実施形態では、固定部材70を前リブ部61a、62aの前面に取付けるようにしたが、前リブ部61a、62aの後面に取付け、前リブ部61a、62aと水タンク11の前面31との間に挟まれるように取り付けるようにしてもよい。
3r 後側フレーム
11 水タンク
23 下槽
31 前面(リブ部に対応する面)
36 凸条
41 骨格部材
51 第1平面部(立面部)
52 第2平面部(骨格部材の上部)
55 タンク規制部(規制部)
60 外側壁
61a、62a 前リブ部(リブ部)
70 固定部材
Claims (4)
- 機体の後側フレームの骨格を形成する骨格部材と、
前記骨格部材の上部に配設される水タンクと、
前記骨格部材に固定され、前記後側フレームの左右方向の外面を形成する外側壁と、を備えた転圧機械において、
前記水タンクを前記後側フレームに固定する固定部材を備え、
前記外側壁は、前記水タンクの前面より機体前後方向前方の位置で前端を機体左右方向中央に向かって折り曲げてリブ部を形成しており、
前記リブ部は、前記水タンクの前面より上方に向かって立つような角度で機体前後方向について傾斜し、該リブ部を貫通して形成された丸穴を有しており、
前記固定部材は、機体上下方向に延びる長穴が形成されて前記リブ部に沿うように延在する一端と、前記リブ部に沿うように延在し、前記水タンクの前面に向けて延びる他端と、を有し、前記長穴及び前記丸穴を貫通したボルトにより締め付けられた状態で、前記他端が前記水タンクの前面を押圧するように構成され、
前記骨格部材は、前記水タンクの機体前後方向後方の面に対応する位置に形成されて前記水タンクの機体前後方向後方への移動を規制する規制部を有する転圧機械。 - 前記固定部材の前記一端は、前記リブ部の前側に取付けられる、請求項1に記載の転圧機械。
- 前記規制部は、前記水タンクの機体前後方向後方の面に対応する位置に形成される後規制部及び前記水タンクの機体左右方向の側面に対応する位置に形成される左右規制部を有する、請求項1に記載の転圧機械。
- 前記水タンクは、前側下端に機体左右方向に延びて形成される凸条を備え、
前記骨格部材は、上部より下側に前記凸条の機体前後方向後側の面に沿って形成される立面部を備える、請求項1に記載の転圧機械。
Priority Applications (1)
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JP2018182346A JP7011996B2 (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 転圧機械 |
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JP2018182346A JP7011996B2 (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 転圧機械 |
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JP7011996B2 true JP7011996B2 (ja) | 2022-01-27 |
Family
ID=69996154
Family Applications (1)
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JP2018182346A Active JP7011996B2 (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 転圧機械 |
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JPH11140814A (ja) * | 1997-11-06 | 1999-05-25 | Sakai Heavy Ind Ltd | 転圧機械における水タンクへのシート取り付け構造 |
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2018
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Patent Citations (2)
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JP2008297866A (ja) | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Sakai Heavy Ind Ltd | 転圧車両における散水タンク周りの構造 |
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