JP7011407B2 - 口腔用組成物 - Google Patents
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項1. (A)モノテルペンと、(B)ホスホコリン基含有重合体と、(C)塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウムと、(D)水と、(E)シリカとを含有し、前記(E)成分の吸水量(mL/g)と含有量(重量%)との積が7.4~48である、口腔用組成物。
項2. 前記(A)成分が、l-メントールである、項1に記載の口腔用組成物。
項3. 前記(B)成分が、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体である、項1又は2に記載の口腔用組成物。
項4. 前記(E)成分が増粘性シリカを含み、前記増粘性シリカの含有量が2.5重量%以上である、項1~3のいずれかに記載の口腔用組成物。
項5. 前記(E)成分が研磨性シリカを含み、前記研磨性シリカの含有量が5.5重量%以上である、項1~4のいずれかに記載の口腔用組成物。
項6. (A)モノテルペン、(B)ホスホコリン基含有重合体、(D)水、及び(E)シリカを含み、前記(E)成分の吸水量(mL/g)と含有量(重量%)との積が7.4~48である口腔用組成物における当該(A)成分の析出を抑制するために使用される析出抑制剤であって、(C)塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウムを有効成分とする、析出抑制剤。
項7. (A)モノテルペン、(B)ホスホコリン基含有重合体、(D)水、及び(E)シリカを含み、前記(E)成分の吸水量(mL/g)と含有量(重量%)との積が7.4~48である口腔用組成物において、当該(A)成分の析出を抑制する析出抑制方法であって、口腔用組成物に、前記(A)成分と前記(B)成分と前記(D)成分と前記成分(E)と共に、(C)塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウムを配合する、析出抑制方法。
本発明の口腔用組成物は、モノテルペン(以下、(A)成分と表記することがある)と、ホスホコリン基含有重合体(以下、(B)成分と表記することがある)と、塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウム(以下、(C)成分と表記することがある)と、水(以下、(D)成分と表記することがある)と、(E)シリカ(以下、(E)成分と表記することがある)とを含有することを特徴とする。以下、本発明の口腔用組成物について詳述する。
本発明の口腔用組成物は、(A)成分として、モノテルペンを含有する。モノテルペンとは、分子内にイソプレン単位が2個含まれる構造を有し、清涼化作用等を有する公知の成分である。
本発明の口腔用組成物は、(B)成分として、ホスホコリン基含有重合体を含有する。ホスホコリン基含有重合体は、後述する所定の総吸水値で含まれる(E)シリカと共存させることによって、シリカの分散性を向上させることができる。
本発明の口腔用組成物は、(C)成分として、塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウムを含有する。このように塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウムを含有させることによって、モノテルペンとホスホコリン基含有重合体を共存させて保存した際に生じるモノテルペンの析出物の生成を抑制することが可能になる。
本発明の口腔用組成物は、基剤として水を含有する。前記(A)成分は、(B)成分と水存在下で共存する状態で保存すると、析出を生じる傾向を示すが、本発明の口腔用組成物によれば、このような(A)成分の析出を効果的に抑制することができる。また、後述の(E)成分は、所定の総吸水値となる含有量で水との共存下で保存すると、分散性不良でケーキング(振とうによる再分散が困難な沈積物の形成)や離水を生じる傾向を示すが、本発明の口腔用組成物によれば、このようなシリカの分散性をケーキングも離水も生じさせないほどに効果的に向上させることができる。
シリカは、無水ケイ酸または二酸化ケイ素と同義である。シリカは、増粘作用や汚れ除去作用を有する公知の成分である。
本発明の口腔用組成物は、前述する成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲で、口腔用組成物の製剤形態に応じて、当該技術分野で通常使用される成分を含有していてもよい。このような成分としては、例えば、防腐剤、殺菌剤、抗菌剤、消炎剤、研磨剤、グルコシルトランスフェラーゼ(GTase)阻害剤、プラーク抑制剤、知覚過敏抑制剤、歯石予防剤、歯質強化/再石灰化剤、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、血行促進剤、増粘剤、湿潤剤、賦形剤、香料、甘味剤、色素、消臭剤、界面活性剤、溶剤、pH調整剤等が挙げられる。
また、本発明の口腔用組成物のpHについては、口腔内への適用が許容される範囲で適宜設定すればよいが、例えば、4~8、好ましくは5~7.5、更に好ましくは6~7が挙げられる。ここで、pHとは、25℃の温度条件下で測定される値である。
前述するように、塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウムは、モノテルペン、ホスホコリン基含有重合体、所定の総吸水値で配合されるシリカ及び水を含む口腔用組成物において、モノテルペンの析出を抑制することができる。従って、本発明は、更に、モノテルペン、ホスホコリン基含有重合体、所定の総吸水値で配合されるシリカ及び水を含む口腔用組成物におけるモノテルペンの析出を抑制するために使用される析出抑制剤であって、塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウムを有効成分とする析出抑制剤を提供する。また、本発明は、モノテルペン、ホスホコリン基含有重合体、所定の総吸水値で配合されるシリカ及び水を含む口腔用組成物におけるモノテルペンの析出を抑制する析出抑制方法であって、口腔用組成物に、モノテルペン、ホスホコリン基含有重合体、所定の総吸水値で配合されるシリカ及び水と共に、塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウムを配合する、析出抑制方法を提供する。
表1~表13に示す組成の液剤を調製し、得られた液剤5mLをガラス製スクリュー管瓶(容量6mL)に充填し、遮光条件下で室温(25℃)で1日間静置した。1日間静置後の各液剤の外観を観察し、以下に示す判定基準に従って析出物生成およびシリカ分散の程度を評価した。なお、表中の各成分の含有量の単位は、重量%である。
<析出物の生成の程度の判定基準>
◎:析出物は全く認められず、澄明な状態が維持できている。
○:僅かにだけ析出物が生成していたが、全体的に澄明な状態が維持できている。
×:析出物が多く生成しており、澄明な状態が失われている。
××:析出物が著しく多く生成しており、澄明な状態が失われている。
なお、l-メントールの析出は、液面付近における針状の結晶を視認することにより確認した。
(1)ケーキング
○:1日静置後に、上下に激しく20回振って撹拌させた際、全てのシリカが溶液中に分散される。
×:1日静置後に、上下に激しく20回振って撹拌させた際、容器底部に一部のシリカが分散せずに凝集した状態で付着している。
(2)分散度
1日静置後の、液剤全体が占める高さに対するシリカ分散領域(白濁部位)が占める高さの比率を「分散度」とした。さらに、シリカのみを同じ含有濃度で精製水に分散させた液剤を「参照用液剤」(例えば、実施例1における参照用液剤はシリカ4%分散液であり、実施例3における参照用液剤はシリカ5%分散液というように、評価対象となる液剤と同じシリカを同じ総吸水値で含むシリカ単独分散液をいう)とし、参照用液剤を一日放置後の、参照用液剤全体が占める高さに対するシリカ分散領域(白濁部位)が占める高さの比率を「参照用分散度」とした。参照用分散度を100とした場合の各溶剤の分散度の値を「相対分散度」として導出し、分散性の指標の1つとした。(したがって、比較例における相対分散度は全て100である。)これによって、シリカの絶対含有量による分散性評価への影響を排除した。
分散度の計算式:(液剤中のシリカ分散領域の高さ)/(液剤全体の高さ)
相対分散度の計算式:(評価対象となる各液剤の分散度)/(シリカのみを精製水に分散させた参照用液剤の分散度)×100
なお、シリカの含有量が比較的多く分散度が100となる場合については相対分散度が計算できないため「○」評価とし、ケーキングの有無で分散性を評価した。
表14に示す組成の練歯磨剤を製造した。得られた練歯磨剤をチューブ容器に入れて保存した。以下に示す判定基準に従って、析出物生成及びシリカ分散の程度を評価した。なお、表中の各成分の含有量の単位は、重量%である。
チューブ容器に入れた練歯磨剤を、遮光条件下、4℃で1か月静置した後、容器から内容物を取り出して広げ、析出物の有無を目視にて確認した。
◎:析出が認められなかった。
×:析出が認められた。
なお、l-メントールの析出の有無は、針状の結晶を視認できるか否かにより判断した。
チューブ容器に入れた練歯磨剤を、遮光条件下、50℃で1か月静置した後、容器を切り開き、製剤表面の離水を目視にて確認した。
◎:離水が認められない、または、やや表面が濡れている程度である。
×:離水が認められた。
表15に示す組成の練歯磨剤を製造した。なお、表中の各成分の含有量の単位は、重量%である。得られた口腔用組成物については、いずれも保存後に析出物の生成が抑制されており、かつ、離水も抑制されていたためシリカが良好に分散していた。
表16に示す組成の液剤を50℃の温度条件下で調製し、得られた液剤5mLをガラス製スクリュー管瓶(容量6mL)に充填し、遮光条件下で、4℃で3日間静置した。3日間静置後の各液剤の外観を観察し、以下に示す判定基準に従って、析出物の生成の程度を評価した。なお、調製直後の液剤は、いずれも析出物が認められず、澄明な外観であった。
<析出物の生成の程度の判定基準>
◎:析出物は全く認められず、澄明な状態が維持できている。
○:僅かにだけ析出物が生成していたが、全体的に澄明な状態が維持できている。
×:析出物が多く生成しており、澄明な状態が失われている。
××:析出物が著しく多く生成しており、澄明な状態が失われている。
Claims (7)
- (A)モノテルペンと、(B)ホスホコリン基含有重合体と、(C)塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウムと、(D)水と、(E)シリカとを含有し、
前記(E)成分の吸水量(mL/g)と含有量(重量%)との積が7.4~48である、口腔用組成物。 - 前記(A)成分が、l-メントールである、請求項1に記載の口腔用組成物。
- 前記(B)成分が、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体である、請求項1又は2に記載の口腔用組成物。
- 前記(E)成分が増粘性シリカを含み、前記増粘性シリカの含有量が2.5重量%以上である、請求項1~3のいずれかに記載の口腔用組成物。
- 前記(E)成分が研磨性シリカを含み、前記研磨性シリカの含有量が5.5重量%以上である、請求項1~4のいずれかに記載の口腔用組成物。
- (A)モノテルペン、(B)ホスホコリン基含有重合体、(D)水、及び(E)シリカを含み、前記(E)成分の吸水量(mL/g)と含有量(重量%)との積が7.4~48である口腔用組成物における当該(A)成分の析出を抑制するために使用される析出抑制剤であって、
(C)塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウムを有効成分とする、析出抑制剤。 - (A)モノテルペン、(B)ホスホコリン基含有重合体、(D)水、及び(E)シリカを含み、前記(E)成分の吸水量(mL/g)と含有量(重量%)との積が7.4~48である口腔用組成物において、当該(A)成分の析出を抑制する析出抑制方法であって、
口腔用組成物に、前記(A)成分と前記(B)成分と前記(D)成分と前記成分(E)と共に、(C)塩化セチルピリジニウム及び/又は塩化ベンザルコニウムを配合する、析出抑制方法。
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