JP7011274B1 - 医療システム及び医療プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、医療システム及び医療プログラムに関するものである。
まず、本実施の形態に係る医療関連システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る医療関連システムを示すブロック図である。なお、実際には、医療関連システム100においては、電子カルテ情報格納装置2の個数は任意であるが、図示されているものに着目して説明する。
図2は、端末装置を示すブロック図である。図1の端末装置1は、ユーザによって用いられるコンピュータであり、例えば、タブレット端末、又はパーソナルコンピュータ等として構成することができるが、本実施の形態では、タブレット端末である場合について説明する。端末装置1は、図2に示すように、例えば、通信部11、タッチパッド12、ディスプレイ13、記録部14、及び制御部15を備える。
図2の通信部11は、外部装置(例えば、医療支援装置3)との間で通信を行う通信手段であり、例えば、公知の通信回路等を用いて構成することができる。
図2のタッチパッド12は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド12の具体的な構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
図2のディスプレイ13は、制御部15の制御に基づいて各種の画像を表示する表示手段である。このディスプレイ13の具体的な構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド12とディスプレイ13とを相互に重畳させてタッチパネルとして一体形成しても構わない。
図2の記録部14は、端末装置1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、公知の記録装置を用いて構成される。この公知の記録装置としては、例えば、フラッシュメモリ等を用いて構成することができる。
図1の制御部15は、端末装置1を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである(他の装置の制御部も同様とする)。特に、実施の形態に係るプログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して端末装置1にインストールされることで、制御部15の各部を実質的に構成する(他の装置の制御部も同様とする)。なお、この制御部15により行われる処理については後述する。
図1の電子カルテ情報格納装置2は、医療に関する様々な情報が格納されている装置であり、例えば、不図示で公知の電子カルテ装置に格納されている情報と同じ情報が格納されているいわゆるDWH(Data Ware House:データウェアハウス)として構成されている場合について説明する。電子カルテ情報格納装置2は、例えば、通信部21、記録部22、及び制御部23を備える。
図1の通信部21は、外部装置(例えば、医療支援装置3)との間で通信を行う通信手段であり、例えば、端末装置1の通信部11と同様にして構成することができる。
図1の記録部22は、電子カルテ情報格納装置2の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、公知の記録装置を用いて構成される。この公知の記録装置としては、例えば、外部記録装置としてのハードディスク、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、DVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体、又はFlash、ROM、USBメモリ、又は、SDカードの如き電気的記録媒体、あるいは、その他の任意の記録媒体を用いることができる(後述する医療支援装置3も同様である)。
図1のカルテ側医療情報DB221は、前述の第1医療情報格納手段であり、具体的には、カルテ側医療情報を格納するカルテ側医療情報格納手段である。「カルテ側医療情報」とは、医療に関連する医療情報であり、本実施の形態では、病気である癌に関する様々な情報が医療情報である場合について説明する。図3は、カルテ側患者情報テーブルを例示した図であり、図4は、カルテ側検査情報テーブルを例示した図であり、図5は、カルテ側処方歴詳細情報テーブルを例示した図である。図1のカルテ側医療情報DB221の「カルテ側医療情報」は、例えば、図3のカルテ側患者情報テーブルT91、図4のカルテ側検査情報テーブルT92、及び図5のカルテ側処方歴詳細情報テーブルT93等を含む。なお、実際には、「カルテ側医療情報」は、実際には、この図示されているテーブル以外にも多数(例えば、数十個~数百個以上等)のテーブルを含んでいるが、本実施の形態では、図示されているテーブルを代表して説明する。なお、「テーブル」とは、例えば、相互に関連付けられている複数種類の情報を示す概念であるものと解釈してもよい。
図3のカルテ側患者情報テーブルT91は、患者に関する情報を示すテーブルである。カルテ側患者情報テーブルT91においては、図3に示すように、例えば、項目「患者ID」に対応する情報と、項目「患者名」に対応する情報と、項目「性別」に対応する情報と、項目「生年月日」に対応する情報と、項目「更新日」に対応する情報とが相互に関連付けられている。
図4のカルテ側検査情報テーブルT92は、患者に対して行った検査に関する情報を示すテーブルである。カルテ側検査情報テーブルT92においては、図4に示すように、例えば、項目「検査結果ID」に対応する情報と、項目「患者ID」に対応する情報と、項目「検査コード」に対応する情報と、項目「検査項目名」に対応する情報と、項目「検査値」に対応する情報と、項目「検査日」に対応する情報と、項目「更新日」に対応する情報とが相互に関連付けられている。なお、項目「患者ID」に対応する情報、及び項目「更新日」に対応する情報は、図3の同一名称の情報と同様である(後述する図5の同一名称の情報も同様である)。
図5のカルテ側処方歴詳細情報テーブルT93は、患者に対して治療のために処方した薬剤に関する情報を示すテーブルである。カルテ側処方歴詳細情報テーブルT93においては、図5に示すように、例えば、項目「処方歴ID」に対応する情報と、項目「患者ID」に対応する情報と、項目「薬剤コード」に対応する情報と、項目「薬剤名」に対応する情報と、項目「用量」に対応する情報と、項目「単位」に対応する情報と、項目「日数」に対応する情報と、項目「処方日」に対応する情報と、項目「更新日」に対応する情報とが相互に関連付けられている。
図1の制御部23は電子カルテ情報格納装置2を制御する制御手段である。この制御部23により行われる処理については後述する。
図1の医療支援装置3は、前述の医療システムであり、例えば、通信部31、記録部32、及び制御部33を備える。
図1の通信部31は、外部装置(例えば、端末装置1及び電子カルテ情報格納装置2)との間で通信を行う通信手段であり、例えば、端末装置1の通信部11と同様にして構成することができる。
図1の記録部32は、医療支援装置3の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、公知の記録装置を用いて構成される。
図1の支援側医療情報DB321は、前述の第2医療情報格納手段であり、具体的には、支援側医療情報を格納する支援側医療情報格納手段である。「支援側医療情報」とは、医療に関する医療情報であり、本実施の形態では、病気である癌に関する様々な情報が医療情報である場合について説明する。図6は、支援側医療情報として格納されている各種テーブルを例示した図である。図1の支援側医療情報DB321には、支援側医療情報として、例えば図6に示すように、患者情報テーブルT1、エピソード情報テーブルT2、治療情報テーブルT3、効果判定情報テーブルT4、副作用情報テーブルT5、及び検査情報テーブルT6が格納されている。
図6の患者情報テーブルT1は、患者に関する情報を示すテーブルである。図7は、患者情報テーブルを例示した図である。患者情報テーブルT1においては、図7に示すように、例えば、図3のカルテ側患者情報テーブルT91の各情報と同じ情報が相互に関連付けられている。
図6のエピソード情報テーブルT2は、患者の病気(本実施の形態では癌)の状態に関する情報を示すテーブルである。図8は、エピソード情報テーブルを例示した図である。エピソード情報テーブルT2においては、図8に示すように、例えば、項目「エピソードID」に対応する情報と、項目「患者ID」に対応する情報と、項目「癌種区分」に対応する情報と、項目「癌組織」に対応する情報と、項目「癌分化度」に対応する情報と、項目「癌部位」に対応する情報と、項目「TNM分類」に対応する情報と、項目「ステージ」に対応する情報と、項目「更新日」に対応する情報とが相互に関連付けられている。なお、項目「患者ID」に対応する情報、及び項目「更新日」に対応する情報は、図7の同一名称の情報と同様である。
図6の治療情報テーブルT3は、患者の病気の治療に関する情報を示すテーブルである。図9は、治療情報テーブルを例示した図である。治療情報テーブルT3においては、図9に示すように、例えば、項目「治療情報ID」に対応する情報と、項目「エピソードID」に対応する情報と、項目「患者ID」に対応する情報と、項目「薬剤名」に対応する情報と、項目「処方日」に対応する情報と、項目「更新日」に対応する情報とが相互に関連付けられている。なお、項目「エピソードID」に対応する情報、項目「患者ID」に対応する情報、及び項目「更新日」に対応する情報は、図8の同一名称の情報と同様である(後述する図12の同一名称の情報も同様である)。
図6の効果判定情報テーブルT4は、患者に対して行った治療の効果に関する情報を示すテーブルである。図10は、効果判定情報テーブルを例示した図である。効果判定情報テーブルT4においては、図10に示すように、例えば、項目「効果判定情報ID」に対応する情報と、項目「エピソードID」に対応する情報と、項目「患者ID」に対応する情報と、項目「治療情報ID」に対応する情報と、項目「効果判定結果」に対応する情報と、項目「効果判定日」に対応する情報と、項目「更新日」に対応する情報とが相互に関連付けられている。なお、項目「エピソードID」に対応する情報、項目「患者ID」に対応する情報、項目「治療情報ID」に対応する情報、及び項目「更新日」に対応する情報は、図9の同一名称の情報と同様である(後述する図11の同一名称の情報も同様である)。
図6の副作用情報テーブルT5は、患者に対して行った治療の副作用に関する情報を示すテーブルである。図11は、副作用情報テーブルを例示した図である。副作用情報テーブルT5においては、図11に示すように、例えば、項目「副作用情報ID」に対応する情報と、項目「エピソードID」に対応する情報と、項目「患者ID」に対応する情報と、項目「治療情報ID」に対応する情報と、項目「副作用名」に対応する情報と、項目「グレード」に対応する情報と、項目「副作用発現日」に対応する情報と、項目「副作用収束日」に対応する情報と、項目「更新日」に対応する情報とが相互に関連付けられている。
図6の検査情報テーブルT6は、患者に対して行った検査に関する情報を示すテーブルである。図12は、検査情報テーブルを例示した図である。検査情報テーブルT6においては、図12に示すように、例えば、項目「検査情報ID」に対応する情報と、項目「エピソードID」に対応する情報と、項目「患者ID」に対応する情報と、項目「検査項目名」に対応する情報と、項目「検査値」に対応する情報と、項目「検査日」に対応する情報と、項目「更新日」に対応する情報とが相互に関連付けられている。
図1の入力画面関連情報DB322は、入力画面関連情報を格納する入力画面関連情報格納手段である。「入力画面関連情報」とは、ユーザが医療情報を医療支援装置3に入力するための各種入力画面に関連する情報である。図13は、入力画面関連情報を例示した図であり、図14は、各入力画面を例示した図である。なお、図14の各入力画面においては、本願の特徴部分以外の要素は適宜省略されている。
まず、入力画面について説明する。「入力画面」とは、医療情報を支援側医療情報DB321に格納するための画面であり、例えば、医療支援装置3側で生成される入力画面情報(入力画面を表示するための情報)に基づいて、端末装置1のディスプレイ13に表示される画面である。「入力画面」は、例えば、図14に示すように、患者情報入力画面、エピソード情報入力画面、治療情報入力画面、効果判定情報入力画面、副作用情報入力画面、及び検査情報入力画面を含む。なお、これらの各入力画面については、任意の技術(例えば、タブを用いて画面を切り替える技術等)を適用して、端末装置1側で所定操作を行うことにより各画面が切り替えられるように構成してもよい。
「患者情報入力画面」とは、図7の患者情報テーブルT1の各情報を入力するための画面であり、例えば、入力欄P11~P12等が表示される画面である。各入力欄は、入力画面の各入力欄の左側に表示されている情報の名称に対応する情報(つまり、図7~図12の各テーブルにおける各項目に対応する情報)を入力して格納するための欄であり、また、適宜各情報を表示することも可能となっている欄である(他の各画面の入力欄も同様とする)。入力欄P11~P12等は、例えば、図7の項目「患者名」、及び項目「性別」に対応する情報等を入力等するための欄であり、例えば、各欄を一意に識別するための入力欄IDとして「ID11」~「ID12」等が対応付けられている欄である。
「エピソード情報入力画面」とは、図8のエピソード情報テーブルT2の各情報を入力するための画面であり、例えば、入力欄P21~P22等が表示される画面である。入力欄P21~P22等は、例えば、図8の項目「癌種区分」、及び項目「癌組織」に対応する情報等を入力等するための欄であり、例えば、各欄を一意に識別するための入力欄IDとして「ID21」~「ID22」等が対応付けられている欄である。
「治療情報入力画面」とは、図9の治療情報テーブルT3の各情報を入力するための画面であり、例えば、入力欄P31~P32が表示される画面である。入力欄P31~P32は、例えば、図9の項目「薬剤名」、及び項目「処方日」に対応する情報を入力等するための欄であり、例えば、各欄を一意に識別するための入力欄IDとして「ID31」~「ID32」が対応付けられている欄である。
「効果判定情報入力画面」とは、図10の効果判定情報テーブルT4の各情報を入力するための画面であり、例えば、入力欄P41~P42等が表示される画面である。入力欄P41~P42等は、例えば、図10の項目「効果判定結果」、及び項目「効果判定日」に対応する情報等を入力等するための欄であり、例えば、各欄を一意に識別するための入力欄IDとして「ID41」~「ID42」が対応付けられている欄である。
「副作用情報入力画面」とは、図11の副作用情報テーブルT5の各情報を入力するための画面であり、例えば、入力欄P51~P52等が表示される画面である。入力欄P51~P52等は、例えば、図11の項目「副作用名」、及び項目「グレード」に対応する情報等を入力等するための欄であり、例えば、各欄を一意に識別するための入力欄IDとして「ID51」~「ID52」等が対応付けられている欄である。
「検査情報入力画面」とは、図12の検査情報テーブルT6の各情報を入力するための画面である。なお、本実施の形態では、患者に対して行われる候補となる検査項目として「KRAS」及び「NRAS」等が予め定められており、この候補となる検査項目の内の任意の検査項目の検査が行われる場合を例示して説明する。図14の「検査情報入力画面」とは、例えば、入力欄P61~P64等が表示される画面である。入力欄P61~P62は、図12の項目「検査項目名」=「KRAS」に関連付けられている項目「検査値」に対応する情報及び項目「検査日」に対応する情報を入力等するための欄であり、例えば、入力欄IDとして「ID61」~「ID62」が対応付けられている欄である。入力欄P63~P64は、図12の項目「検査項目名」=「NRAS」に関連付けられている項目「検査値」に対応する情報及び項目「検査日」に対応する情報を入力等するための欄であり、例えば、入力欄IDとして「ID63」~「ID64」が対応付けられている欄である。
次に、入力画面関連情報について説明する。図13の入力画面関連情報においては、例えば、項目「入力画面」に対応する情報と、項目「入力欄ID」に対応する情報と、項目「医療情報」の項目「テーブル」に対応する情報と、項目「医療情報」の項目「情報」に対応する情報とが相互に関連付けられている。
図1の格納場所特定情報DB323は、前述の連関情報格納手段であり、具体的には、格納場所特定情報を格納する格納場所特定情報格納手段である。「格納場所特定情報」とは、前述の連関情報であり、具体的には、各入力画面における少なくも1個以上の入力欄を示す情報と、カルテ側医療情報DB221における医療情報の予め定められている格納場所(つまり、第1格納場所)を示す情報とが相互に関連付けられている情報である。図15は、格納場所特定情報を例示した図である。図15の格納場所特定情報においては、例えば、項目「入力欄ID」に対応する情報と、項目「カルテ側格納場所情報」に対応する情報とが相互に関連付けられている。なお、項目「入力欄ID」に対応する情報は、図13の同一名称の情報と同様である。
図1の制御部33は医療支援装置3を制御する制御手段であり、機能概念的には、例えば、処理部331を備える。処理部331は、格納場所特定情報DB323に格納されている格納場所特定情報に基づいて、支援側医療情報DB321に医療情報を格納することに関する処理を行う処理手段である。なお、この制御部33の各部により行われる処理については後述する。
次に、このように構成される医療関連システム100によって実行される格納場所特定情報格納処理、及び支援側医療情報格納処理について説明する。
まず、格納場所特定情報格納処理について説明する。図16は、格納場所特定情報格納処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。「格納場所特定情報格納処理」とは、概略的には、医療支援装置3によって実行される処理であり、具体的には、格納場所特定情報を格納する処理である。
図16のSA1において医療支援装置3の処理部331は、各入力画面を表示する。具体的には任意であるが、例えば、入力画面を表示するための入力画面情報を生成し、生成した入力画面情報を端末装置1に送信することにより、当該端末装置1のディスプレイ13に各入力画面を表示する。詳細には、図13の入力画面関連情報を参照して、項目「入力画面」の情報が示す入力画面であって、当該項目「入力画面」の情報に関連付けられている項目「入力欄ID」の情報が識別する入力欄を含む入力画面を表示するための入力画面情報を生成して端末装置1に送信する。一方、端末装置1の制御部15は、医療支援装置3から送信された入力画面情報を受信し、受信した入力画面情報に基づいて、入力画面をディスプレイ13に表示する。
図16のSA2において医療支援装置3の処理部331は、電子カルテ情報格納装置2のカルテ側医療情報DB221に関するテーブル名情報及び項目名情報を取得する。具体的には任意であるが、例えば、医療支援装置3の処理部331は、テーブル名等要求信号(テーブル名情報及び項目名情報を要求するための信号)を電子カルテ情報格納装置2に送信する。一方、電子カルテ情報格納装置2の制御部23は、テーブル名等要求信号を受信した場合に、自己のカルテ側医療情報DB221に格納されているテーブルのテーブル名情報及び当該テーブルに含まれている項目を示す項目名情報を取得し、取得したテーブル名情報及び項目名情報を医療支援装置3に送信する。なお、例えば、カルテ側医療情報DB221に含まれている全てのテーブルについてのテーブル名情報及び項目名情報を送信することととし、また、各テーブルのデータ構造を把握することが可能となるように、各テーブルに何れの項目が含まれているかを把握可能となる任意の形態にて各情報を送信する。一方、医療支援装置3の処理部331は、電子カルテ情報格納装置2から送信されたテーブル名情報及び項目名情報を受信して取得する。
図16のSA3において医療支援装置3の処理部331は、格納場所表示画面を表示する。図17は、格納場所表示画面の表示例である。「格納場所表示画面」とは、SA2で取得したテーブル名情報及び項目名情報を表示するための画面であり、例えば、当該各情報を表形式で表示するための画面であり、図17に示すように、テーブル名情報を表示するための領域であるテーブル名情報表示領域R1(表における図面最上段の領域)、及び項目名情報を表示するための領域である項目名情報表示領域R2(表における図面2段目以下の領域)を含む画面である。SA3の処理について具体的には任意であるが、例えば、SA2で取得したテーブル名情報及び項目名情報を表示する格納場所表示画面を表示するための画面情報を生成し、生成した画面情報を端末装置1に送信することにより、端末装置1のディスプレイ13に格納場所表示画面を表示する。
図16のSA4において医療支援装置3の処理部331は、相互に関連付ける入力欄IDと、テーブル名情報及び項目名情報との組み合わせの情報を取得する。具体的には任意であるが、例えば、支援側医療情報DB321の各テーブルの各項目(図7~図12)には、カルテ側医療情報DB221の各テーブルの各項目(図3~図5)の情報と同じ情報を転記して格納するべき項目(以下、「転記項目」)(本実施の形態では、例えば、図9の治療情報テーブルT3の「薬剤名」及び「処方日」、及び図12の検査情報テーブルT6における項目「検査値」及び項目「検査日」)が含まれていることとし、この項目の情報を入力するための入力欄を識別する入力欄IDと、カルテ側医療情報DB221側の転記される対象となる情報のテーブル及び項目を示すテーブル名情報及び項目名情報との組み合わせの情報を取得する。
図16のSA5において医療支援装置3の処理部331は、格納場所特定情報を格納する。具体的には任意であるが、例えば、図15の格納場所特定情報において、SA4で取得した組み合わせの情報の内の入力欄IDを、項目「入力ID」の情報として格納し、また、当該組み合わせの情報の内のテーブル名情報及び項目名情報を、項目「カルテ側格納場所情報」の情報として格納する。
次に、支援側医療情報格納処理について説明する。図18は、支援側医療情報格納処理のフローチャートである。「支援側医療情報格納処理」とは、概略的には、電子カルテ情報格納装置2及び医療支援装置3によって実行される処理であり、具体的には、支援側医療情報を格納する処理である。
図18のSB1において医療支援装置3の処理部331は、情報を格納する対象となる患者の患者IDを特定する。具体的には任意であるが、例えば、支援側医療情報格納処理の起動時に受信した患者氏名情報を取得し、図7の患者情報テーブルT1を参照して、前述の取得した患者氏名情報と同じ情報が格納されている項目「患者名」の情報に関連付けられている項目「患者ID」の情報を、情報を格納する対象となる患者の患者IDとして特定する。
図18のSB2において医療支援装置3の処理部331は、各入力画面を表示する。具体的には、図16のSA1と同様な処理を行って、端末装置1のディスプレイ17に各入力画面を表示する。
図18のSB3において医療支援装置3の処理部331は、カルテ側医療情報DB221側に格納されている医療情報であっての転記される対象の候補となる医療情報(以下、「転記候補医療情報」)を表示するか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、支援側医療情報を格納する場合、ユーザが、タッチパッド12を介して図14の各入力欄をタップして選択し、選択した入力欄に対して格納する医療情報を入力する操作を行うことに着目し、「転記項目」(前述)に対応する入力欄が選択されたか否かに基づいて判定する。
図18のSB7において医療支援装置3の処理部331は、各入力画面に入力された医療情報を格納するか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、ユーザがタッチパッド12を介して情報を格納するための所定操作(例えば、不図示の記録ボタンをタップする操作等)を行った場合に、端末装置1の制御部15が、入力欄に入力された医療情報及び当該医療情報が入力された入力欄を識別する入力欄IDの組み合わせの情報を、医療支援装置3に送信することととする。そして、医療支援装置3の処理部331は、当該組み合わせの情報を端末装置1から受信していない場合に、医療情報を格納しないものと判定し(SB7のNO)、SB3に移行する。また、当該組み合わせの情報を端末装置1から受信した場合に、医療情報を格納するものと判定し(SB7のYES)、SB8に移行する。
図18のSB8において医療支援装置3の処理部331は、医療情報を格納する。具体的には任意であるが、例えば、端末装置1から受信した各組み合わせの情報(入力欄に入力された医療情報及び入力欄IDの組み合わせの情報)に基づいて、入力欄に入力された医療情報を、支援側医療情報DB321に格納する。
「SB8の第1処理」において、図13の入力画面関連情報を参照して、端末装置1から受信した医療情報及び入力欄IDの内の入力欄IDと同じ情報が格納されている項目「入力欄ID」の情報に関連付けられている項目「テーブル」の情報及び項目「情報」の情報を特定し、特定した項目「テーブル」の情報が示すテーブルを、端末装置1から受信した医療情報を格納する対象となるテーブルとして特定し、また、特定した項目「情報」の情報が示す項目を、端末装置1から受信した医療情報を格納する対象となる項目として特定する。
「SB8の第2処理」において、「SB8の第1処理」の特定結果に従って、端末装置1から受信した医療情報を格納する。
図18のSB4において医療支援装置3の処理部331は、転記候補医療情報要求信号(少なくとも「転記候補医療情報」を要求するための信号)を電子カルテ情報格納装置2に送信する。具体的には任意であるが、例えば、SB3で受信した入力欄ID(つまり、ユーザがタップして選択した入力欄の入力欄ID)を取得し、図15の格納場所特定情報を参照して、当該取得した入力欄IDと同じ情報が格納されている項目「入力欄ID」の情報に関連付けられている項目「カルテ側格納場所情報」の情報を取得し、取得した項目「カルテ側格納場所情報」の情報が示すテーブル及び項目を、ユーザに選択された入力欄に関連付けられている格納場所として特定する。そして、特定した格納場所を示す情報(つまり、前述の取得した項目「カルテ側格納場所情報」の情報)と、SB1で特定した患者IDとを含む転記候補医療情報要求信号を生成して電子カルテ情報格納装置2に送信する。
一方、図18のSC1において電子カルテ情報格納装置2の制御部23は、SB4で送信された転記候補医療情報要求信号を受信する。ここでは、例えば、「カルテ側処方歴詳細情報-薬剤名」及び「IDp1」を含む転記候補医療情報要求信号を受信する。
図18のSC2において電子カルテ情報格納装置2の制御部23は、「転記候補医療情報」を取得する。具体的には任意であるが、例えば、SC1で受信した転記候補医療情報要求信号に含まれている格納場所を示す情報及び患者IDを取得し、カルテ側医療情報DB221を参照して、格納場所を示す情報が示すテーブル及び項目の医療情報を特定した上で、この特定した医療情報の内の前述の取得した患者IDと同じ情報が格納されている項目「患者ID」に関連付けられている医療情報を、「転記候補医療情報」として取得する。
なお、「転記候補医療情報」以外にも任意の情報を取得するように構成してもよく、例えば、複数の「転記候補医療情報」が存在する場合に、ユーザが視認して適切に情報を選択できるように、例えば、各テーブルについて予め定められている他の情報(以下、「参照用情報」)も取得するように構成してもよく、本実施の形態では、「参照用情報」も取得する場合について説明する。
ここでは、例えば、図5では、項目「薬剤名」=「A1薬」及び「B1薬」が具体的に図示されているが、SC2の処理を行う時点においては、「B1薬」は未だ格納されておらず、図5の最上段の情報に加えて、不図示である項目「患者ID」=「IDp1」に関連付けられている情報として、項目「薬剤名」=「A2薬」(対応する項目「処方日」及び項目「更新日」=「2020/6/22」)、及び項目「薬剤名」=「A3薬」(対応する項目「処方日」及び項目「更新日」=「2020/6/25」)が格納されている場合を例示して説明する。
図18のSC3において電子カルテ情報格納装置2の制御部23は、転記候補医療情報応答信号(少なくとも「転記候補医療情報」を送信するための信号)を医療支援装置3に送信する。具体的には任意であるが、例えば、SC2で取得した「転記候補医療情報」及び「参照用情報」を含む転記候補医療情報応答信号を生成して医療支援装置3に送信する。
一方、図18のSB5において、医療支援装置3の処理部331は、SC3で送信された転記候補医療情報応答信号を受信する。ここでは、例えば、「転記候補医療情報」=「A1薬」等及び「参照用情報」=「2020/7/1」(ここでは、処方日及び更新日が同じ)等を含む転記候補医療情報応答信号を受信する。
図18のSB6において、医療支援装置3の処理部331は、転記候補医療情報表示画面を表示する。図19は、転記候補医療情報表示画面の表示例である。「転記候補医療情報表示画面」とは、少なくとも「転記候補医療情報」を表示するための画面であり、任意で、「参照用情報」も表示する画面である。SB6の処理について具体的には任意であるが、例えば、SB5で受信した転記候補医療情報応答信号に含まれる「転記候補医療情報」及び「参照用情報」を取得し、取得した「転記候補医療情報」及び「参照用情報」に基づいて、転記候補医療情報表示画面を表示するための画面情報を生成し、生成した画面情報を端末装置1に送信することにより、当該端末装置1のディスプレイ13に表示する。
そして、前述した図18のSB7及びこれらのSB3~SB4、SC1~SC3、SB5~SB6等を適宜繰り返し行って、図14の治療情報入力画面の入力欄P31~P32に対して、「A1薬」、及び「2020/7/1」を入力して不図示の記録ボタンをタップした場合、端末装置1の制御部15は、「A1薬」及び「ID31」、及び「2020/7/1」及び「ID32」の各組み合わせの情報を、医療支援装置3に送信する。そして、医療支援装置3の処理部331は、当該各組み合わせの情報を受信した場合、医療情報を格納するものと判定し(SB7のYES)、SB8に移行する。
また、例えば、図14の効果判定情報入力画面の入力欄P41~P42に対して、「進行」、及び「2020/8/15」を入力して不図示の記録ボタンをタップした場合、端末装置1の制御部15は、「進行」及び「ID41」、及び「2020/8/15」及び「ID42」の各組み合わせの情報を、医療支援装置3に送信する。医療支援装置3の処理部331は、当該各組み合わせの情報を受信し、受信した組み合わせの情報に基づいて、「SB8の第1処理」及び「SB8の第2処理」を行い、図10の最上段の情報を格納する。
また、例えば、図14の副作用情報入力画面の入力欄P51~P52に対して、「嘔吐」、及び「2」等を入力して不図示の記録ボタンをタップした場合、端末装置1の制御部15は、「嘔吐」及び「ID51」、及び「2」及び「ID52」の各組み合わせの情報等を、医療支援装置3に送信する。医療支援装置3の処理部331は、当該各組み合わせの情報を受信し、受信した組み合わせの情報に基づいて、「SB8の第1処理」及び「SB8の第2処理」を行い、図11の最上段の情報を格納する。なお、この場合、図6に示すように、副作用情報テーブルT5は、前述の効果判定情報テーブルT4と同様にして、治療情報テーブルT3に関連付けられているので、当該効果判定情報テーブルT4と同様にして格納する。
図20は、転記候補医療情報表示画面の表示例である。また、例えば、図14の検査情報入力画面の入力欄P61~P64等に情報を入力するために、まず、ユーザが、入力欄P61をタップして選択した場合、前述の場合と同様にして、図18のSB3のYES、SB4、SC1~SC3、及びSB5の後にSB6において、例えば、図20の転記候補医療情報表示画面をディスプレイ13に表示する。
このように本実施の形態によれば、格納場所特定情報(連関情報)に基づいて医療情報を格納することに関する処理を行うことにより、例えば、支援側医療情報DB321における医療情報の予め定められている格納場所(第2格納場所)に関連付けられている入力欄とカルテ側医療情報DB221における医療情報の予め定められている格納場所(第1格納場所)とを相互に関連付けて処理することができるので、医療情報を効率的に格納することが可能となる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。本出願における「システム」とは、複数の装置によって構成されたものに限定されず、単一の装置によって構成されたものを含む。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。
また、上記実施の形態で説明したフィルタリング及びソートについては、これらの両方を行うように構成してもよいし、あるいは、一方のみを行うように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、「転記項目」の情報をユーザが入力して格納する場合について説明したが、これに限らない。例えば、「転記項目」の情報を自動的に格納するように構成してもよい。このような構成の具体的な実装手法は任意であるが、例えば、他の支援側医療情報格納処理を実行するように構成してもよい。
図21は、他の支援側医療情報格納処理のフローチャートである。「他の支援側医療情報格納処理」とは、概略的には、電子カルテ情報格納装置2及び医療支援装置3によって実行される処理であり、具体的には、「転記項目」の情報を自動的に格納する処理である。この他の支援側医療情報格納処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、所定時間(例えば、24時間等)毎に繰り返し起動することとし、他の支援側医療情報格納処理が起動したところから説明する。
図21のSD1において医療支援装置3の処理部331は、医療情報要求信号を電子カルテ情報格納装置2に送信する。「医療情報要求信号」とは、「転記項目」の情報に対応する医療情報がカルテ医療情報DB221に新たに格納された場合に、当該格納された医療情報の送信を要求するための信号である。なお、「転記項目」の情報に対応するカルテ医療情報DB221側の医療情報を「カルテ側転記対象医療情報」とも称する。具体的には任意であるが、例えば、図15の格納場所特定情報における項目「カルテ側格納場所情報」に、「転記項目」の情報として転記される対象となるカルテ側医療情報DB221のテーブル名情報及び項目名情報の組み合わせの情報が格納されており、この各情報に基づいて、「カルテ側転記対象医療情報」を特定可能となる点に着目して、以下の処理を行う。
一方、図21のSE1において電子カルテ情報格納装置2の制御部23は、SD1で送信された医療情報要求信号を受信する。ここでは、例えば、「カルテ側格納場所情報」=「カルテ側処方歴詳細情報-薬剤名」、「カルテ側処方歴詳細情報-処方日」、及び「カルテ側検査情報-検査値(KRAS)」等を含む医療情報要求信号を受信する。
図21のSE2において電子カルテ情報格納装置2の制御部23は、新たに格納された「カルテ側転記対象医療情報」を取得する。具体的には任意であるが、例えば、概略的には、「他の支援側医療情報格納処理」が1日の終わりの時間帯に実行するように構成されていることとし、カルテ側医療情報DB221の各テーブルの「カルテ側転記対象医療情報」に関連付けられている項目「更新日」の情報として、現在の日付を示す情報が格納されている場合に、当該「カルテ側転記対象医療情報」が新たに格納されたものとする場合について説明する。
図21のSE3において電子カルテ情報格納装置2の制御部23は、医療情報応答信号を医療支援装置3に送信する。「医療情報応答信号」とは、前述の「カルテ側転記対象医療情報」、「カルテ側関連情報」、及び「カルテ側格納場所情報」の組み合わせの情報を送信するための信号である。なお、「カルテ側関連情報」とは、カルテ側医療情報DB221の各テーブルにおいて「カルテ側転記対象医療情報」に関連付けられている情報であり、具体的には、後述する処理において、医療支援装置3側に「カルテ側転記対象医療情報」を格納する場合に必要となる情報である。「カルテ側関連情報」については、本実施の形態では、「カルテ側転記対象医療情報」が図4のカルテ側検査情報テーブルT92内の情報である場合、「カルテ側関連情報」が項目「患者ID」及び項目「検査項目名」の情報となり、また、「カルテ側転記対象医療情報」が図5のカルテ側処方歴詳細情報テーブルT93内の情報である場合、「カルテ側関連情報」が項目「患者ID」の情報となることとして説明する。なお、カルテ側関連情報については、この例示に限らず、適用されるデータ構造等に基づいて任意の他の情報を用いてもよい。
一方、図21のSD2において、医療支援装置3の処理部331は、SE3で送信された医療情報応答信号を受信する。ここでは、例えば、「A1薬」、「IDp1」、及び「カルテ側処方歴詳細情報-薬剤名」の組み合わせの情報等を含む医療情報応答信号を受信する。
図21のSD3において、医療支援装置3の処理部331は、SD2で受信した医療情報応答信号に基づいて、支援側医療情報DB321の医療情報を格納する。具体的には任意であり、概略的には、例えば、医療情報応答信号に含まれている「カルテ側転記対象医療情報」及び「カルテ側関連情報」の格納場所を特定し、特定した格納場所に当該「カルテ側転記対象医療情報」及び「カルテ側関連情報」を格納する。詳細には、例えば、「SD3の第1処理」~「SBD3の第2処理」を実行する。
「SD3の第1処理」において、まず、SD2で受信した医療情報応答信号に含まれる「カルテ側格納場所情報」を取得し、図15の格納場所特定情報を参照し、当該取得した「カルテ側格納場所情報」と同じ情報に関連付けられている項目「入力欄ID」の情報を特定し、図13の入力画面関連情報を参照して、当該特定した項目「入力欄ID」の情報と同じ情報に関連付けられている項目「医療情報」の情報が示すテーブル及び項目を、医療情報応答信号に含まれる「カルテ側格納場所情報」に含まれる「カルテ側転記対象医療情報」の格納場所として特定し、また、当該「カルテ側転記対象医療情報」の格納場所として特定した同じテーブルの「カルテ側関連情報」の種類に対応する項目を「カルテ側関連情報」の格納場所として特定する。
「SD3の第2処理」において、「SD3の第1処理」の特定結果に従って、SD2で受信した医療情報応答信号に含まれる「カルテ側転記対象医療情報」及び「カルテ側関連情報」を格納する。
また、上記実施の形態の特徴及び変形例の特徴を任意に組合わせてもよい。
付記1の医療システムは、第1医療情報格納手段における予め定められている第1格納場所に格納されている患者に関する医療情報を格納する第2医療情報格納手段であって、前記第2医療情報格納手段にける予め定められている第2格納場所に当該医療情報を格納する前記第2医療情報格納手段と、前記第2医療情報格納手段におけるいずれかの前記第2格納場所に関連付けられている情報入力欄であって、当該関連付けられている前記第2医療情報格納手段の前記第2格納場所に格納される医療情報が入力される前記情報入力欄であり、表示手段に表示される前記情報入力欄を示す情報と、前記第1医療情報格納手段における前記第1格納場所を示す情報と、を相互に関連付けている連関情報が格納されている連関情報格納手段と、前記連関情報格納手段に格納されている前記連関情報に基づいて、前記第2医療情報格納手段に医療情報を格納することに関する処理を行う処理手段と、を備える。
付記1に記載の医療システム、及び請求項5に記載の医療プログラムによれば、連関情報に基づいて医療情報を格納することに関する処理を行うことにより、例えば、第2格納場所に関連付けられている情報入力欄と第1格納場所とを相互に関連付けて処理することができるので、医療情報を効率的に格納することが可能となる。
2 電子カルテ情報格納装置
3 医療支援装置
11 通信部
12 タッチパッド
13 ディスプレイ
14 記録部
15 制御部
21 通信部
22 記録部
23 制御部
31 通信部
32 記録部
33 制御部
100 医療関連システム
221 カルテ側医療情報DB
321 支援側医療情報DB
322 入力画面関連情報DB
323 格納場所特定情報DB
331 処理部
T91 カルテ側患者情報テーブル
T92 カルテ側査情報テーブル
T93 カルテ側処方歴詳細情報テーブル
P11 入力欄
P12 入力欄
P21 入力欄
P22 入力欄
P31 入力欄
P32 入力欄
P41 入力欄
P42 入力欄
P51 入力欄
P52 入力欄
P61 入力欄
P62 入力欄
P63 入力欄
P64 入力欄
R1 テーブル名情報表示領域
R2 項目名情報表示領域
T1 患者情報テーブル
T2 エピソード情報テーブル
T3 治療情報テーブル
T4 効果判定情報テーブル
T5 副作用情報テーブル
T6 検査情報テーブル
Claims (5)
- 第1医療情報格納手段における予め定められている第1格納場所に格納されている患者に関する医療情報を格納する第2医療情報格納手段であって、前記第2医療情報格納手段にける予め定められている第2格納場所に当該医療情報を格納する前記第2医療情報格納手段と、
前記第2医療情報格納手段におけるいずれかの前記第2格納場所に関連付けられている情報入力欄であって、当該関連付けられている前記第2医療情報格納手段の前記第2格納場所に格納される医療情報が入力される前記情報入力欄であり、表示手段に表示される前記情報入力欄を示す情報と、前記第1医療情報格納手段における前記第1格納場所を示す情報と、を相互に関連付けている連関情報が格納されている連関情報格納手段と、
前記連関情報格納手段に格納されている前記連関情報に基づいて、前記第2医療情報格納手段に医療情報を格納することに関する処理を行う処理手段と、
を備える医療システム。 - 前記処理手段は、
前記表示手段に前記情報入力欄が複数表示されている場合において、複数の前記情報入力欄の内の少なくとも1個の情報入力欄がユーザによって選択された場合、
前記連関情報格納手段に格納されている前記連関情報に基づいて、当該選択された少なくとも1個の情報入力欄に関連付けられている前記第1格納場所を特定する第1処理と、
前記第1処理で特定した前記第1格納場所に格納されている医療情報を表示する第2処理と、を行う、
請求項1に記載の医療システム。 - 前記処理手段は、
前記第2処理において、前記第1処理で特定した前記第1格納場所に格納されている医療情報を、所定の基準に基づいて、フィルタリング又はソートして表示する、
請求項2に記載の医療システム。 - 前記処理手段は、
前記第1医療情報格納手段の前記第1格納場所に医療情報が新たに格納された場合、
少なくとも前記連関情報格納手段に格納されている前記連関情報に基づいて、前記第1格納場所に関連付けられている前記第2格納場所を特定し、前記第1格納場所に新たに格納された医療情報を、当該特定した前記第2格納場所に格納する、
請求項1から3の何れか一項に記載の医療システム。 - コンピュータを、
第1医療情報格納手段における予め定められている第1格納場所に格納されている患者に関する医療情報を格納する第2医療情報格納手段であって、前記第2医療情報格納手段にける予め定められている第2格納場所に当該医療情報を格納する前記第2医療情報格納手段と、
前記第2医療情報格納手段におけるいずれかの前記第2格納場所に関連付けられている情報入力欄であって、当該関連付けられている前記第2医療情報格納手段の前記第2格納場所に格納される医療情報が入力される前記情報入力欄であり、表示手段に表示される前記情報入力欄を示す情報と、前記第1医療情報格納手段における前記第1格納場所を示す情報と、を相互に関連付けている連関情報が格納されている連関情報格納手段と、
前記連関情報格納手段に格納されている前記連関情報に基づいて、前記第2医療情報格納手段に医療情報を格納することに関する処理を行う処理手段と、
として機能させる医療プログラム。
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