JP7011225B2 - 苗移植機 - Google Patents

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Description

本発明は、機体の側部に予備の苗を載せる台を備えた、圃場に苗を植え付ける苗移植機に関するものである。
苗移植機には、植付作業中に苗の補充ができるように、予備苗を載せる台を複数有する予備苗積載部を機体の側部に備えているものが知られている。例えば、特許文献1には、複数の予備苗載せ台が上下多段となった積層状態と、前記複数の予備苗載せ台が前後方向に略一直線状になって展開した展開状態とに切り替え可能に構成された予備苗積載部を備えた苗移植機が開示されている。
また、近年では、機械の大型化や植付速度の向上により、苗を補充する回数が多くなっており、苗移植機にはより多くの苗を積み込めることが求められている。
特開2012-205504号公報
しかしながら、安易に予備苗を載せる台を増設すると、作業者の動作範囲を狭めて作業性を悪化させるとともに、苗移植機のサイズの肥大化を招き、その上、予備苗を載せる台の設置位置によっては、苗の積み上げや積み下ろしが困難になるという問題があった。
したがって、本発明は、苗の積み込み作業のしやすさを維持しながら、機体サイズの肥大化を抑えつつ苗の積載量を向上させた苗移植機を提供することを目的とするものである。
本発明のかかる目的は、圃場を走行する走行車体と、圃場に苗を植え付ける苗植付装置とを備えた苗移植機において、前記走行車体の左右の側部には、それぞれ、回動可能な支持フレームが立設されており、前記支持フレームには、それぞれ、作業資材を積載可能な台を複数段備えた第一積載部および第二積載部が取り付けられており、前記第一積載部は、各台が上下多段に重なった積層状態と、各台が前後方向に略一直線状に並んだ展開状態とに切り替え可能に構成されるとともに前記支持フレームの左右方向の一方側に配設され、前記第二積載部は、積層状態の前記第一積載部よりも上方に配設され、前記支持フレームを挟んで左右方向の他方側に配設されたことを特徴とする苗移植機によって達成される。
本発明によれば、苗移植機が、第一積載部を積層状態から展開状態に切り替えられることによって、マット苗を略一直線状に並んだ各台の上でスライド移動させることができるので、第一積載部へのマット苗の積み込みや、第一積載部から苗載せ台へのマット苗の補充が容易になる。
また、第一積載部に加えて、支持フレームの第一積載部を取り付けた側とは反対側に第二積載部を取り付けたことによって、積み込みやすさを維持しながらより多くの苗マットを積んでおくことができ、長時間、予備の苗マットを補充することなく苗の植え付けを続行することができる。
また、第二積載部80が第一積載部38に対してフレーム軸部49bを挟みこむように取り付けられているので、第二積載部80を第一積載部38と同じ側に取り付けた場合よりも機体の重量バランスが良くなり、走行中や植付作業の際に生じる揺れや傾きに対し、支持フレーム49に負荷が掛かりにくい。しかも、フレーム軸部を回動させる際に、第一積載部と同じ側に取り付けた場合よりも回転軸のまわりの慣性モーメントを小さくでき、支持フレームに対し過剰な負荷が生じないようすることができる。
本発明の好ましい実施態様においては、前記第一積載部は、機体外側に位置するように前記支持フレームに配設されており、前記第二積載部は、各段の台を、前記支持フレームとの接続部分を支点にして折り畳むことが可能に構成されており、前記支持フレームを回動させて前記第二積載部を機体外側に位置させ、かつ、前記第二積載部の台を折り畳んだ状態において、前記走行車体の車幅が、前記第一積載部を機体外側に位置させた状態における前記走行車体の車幅よりも狭くなるように設けられている。
本発明のこの好ましい実施態様によれば、第二積載部の各台をそれぞれ上方に向けて回動させることで、各台を折り畳むことができるので、第二積載部に予備苗を載せないときには、操縦部の作業スペースをより広くとることができる。
また、支持フレームを回転させるとともに、各予備苗載せ台を折り畳むことにより、苗移植機の走行車体の車幅を所定の長さ狭くすることができるので、苗移植機の機体サイズの肥大化を抑え、走行中に第二積載部が外部と接触して破損する危険性を抑えることができる。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記第二積載部の最下段の台の位置が、積層状態の前記第一積載部の最下段の台の位置よりも下方に位置し、前記第一積載部の展開状態の台の位置よりも上方に位置するように構成されている。
本発明のこのさらに好ましい実施態様によれば、第二積載部の最下段の高さ位置が、略一直線状である展開状態の第一積載部の高さ位置よりも上方に位置していることによって、作業者が第二積載部に積まれたマット苗を展開状態の第一積載部に移しかえるときに、第二積載部の設置位置が高くなりすぎず、また、上から下に降ろすことになるので、移しかえがしやすく作業者の負担が少ない。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記支持フレームには、作業資材を積載可能な台を1段以上備えた第三積載部が、前記第一積載部および前記第二積載部の上方で、前記支持フレームを挟んで左右方向の他方側に前記第二積載部が配設されており、前記走行車体には、測位衛星から電波を受信可能な受信アンテナと、受信アンテナを前記走行車体の最上部に位置するように支持するアンテナフレームを備え、前記第三積載部は、前記受信アンテナよりも下方に位置するように構成されている。
本発明のこのさらに好ましい実施態様によれば、第三積載部を受信アンテナの高さ位置より下方に位置することによって、第三積載部の高さ位置を予備の苗マットの積み上げや積み下ろしがしやすい高さに保つことができる。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記アンテナフレームは、上部に回動支軸を備えて回動可能に構成されており、前記回動支軸は前記走行車体の操縦部の上方の所定の高さに位置されており、前記第三積載部の最上段が、前記回動支軸と同じ高さに位置するように構成されている。
本発明のこのさらに好ましい実施態様によれば、第三積載部を受信アンテナの高さ位置より下方に位置することによって、予備苗載せ台を増加させながら苗移植機の機体の大型化を防止することができる。
本発明によれば、苗の積み込み作業のしやすさを維持しながら、機体サイズの肥大化を抑えつつ苗の積載量を向上させた苗移植機を提供することが可能になる。
図1は、本発明の実施態様に係る苗移植機の平面図である。 図2は、図1の苗移植機の側面図である。 図3は、図1の苗移植機の一部を示した略正面図である。 図4は、図1の苗移植機1の第一積載部、第二積載部および第三積載部の側面を示す要部拡大図である。 図5は、図4において第一積載部を積層状態から展開状態に変更させた状態を示す要部拡大図である。 図6は、図1の苗移植機の支持フレームのフレーム軸部を反転させた状態を示す略正面図である。 図7は、図1の操縦部のハンドル周辺の構成を示す略斜視図である。 図8は、図7のハンドルを前方に倒した状態を示す略斜視図である。 図9は、図1の操縦部の底部を構成するステップ部材を示した斜視図である。 図10は、図9のステップ部材の分解斜視図である。 図11は、本発明の他の実施態様に係る苗移植機の操縦部の底部を構成するステップ部材を示した斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、添付図面を参照しつつ、詳細に説明を加える。
図1は本発明の好ましい実施態様に係る正面図であり、図2は図1の苗移植機1の側面図、図3は図1の苗移植機1の一部を示した略平面図である。
図1および図2に示されるように、苗移植機1は、乗用型田植機であり、圃場を走行する走行車体2と圃場に苗を植え付ける苗植付装置4とを備えている。走行車体2の後側には昇降リンク装置3が設けられ、昇降リンク装置3を介して苗植付装置4が昇降可能に装着されている。また、走行車体2の後部上側には、施肥装置5の本体部分が設けられている。
以下、苗移植機1の前進方向を前方(F)と、後進方向を後方(B)とし、前進方向に向かって左側を左方向(L)と、右側を右方向(R)とする。また、左右方向のうち、苗移植機1の中心に向かう方向を機体内側、苗移植機1の中心から離れる方向を機体外側と呼ぶ。
走行車体2は、駆動輪である左右一対の前輪10(10L、10R)及び左右一対の後輪11(11L、11R)(走行装置)を備えた四輪駆動車両である。走行車体2のメインフレーム15の前端部には、ミッションケース12が配置されており、ミッションケース12の側方には、左右のそれぞれに前輪ファイナルケース13(13L、13R)が設けられ、左右の前輪ファイナルケース13(13L、13R)に取り付けられた操向方向を変更可能な前輪支持部からは、機体外向きに前輪車軸が左右に延びて、それぞれに前輪10(10L、10R)が取り付けられている。
また、走行車体2のメインフレーム15の後端部には、後輪ローリング軸に支持された左右の後輪ギヤケース18が設けられており、後輪ギヤケース18(18L、18R)からは、左右方向の機体外向きに突出する左右の後輪車軸が延びて、それぞれに後輪11が取り付けられている。
メインフレーム15上には、エンジン20が搭載されており、エンジン20の回転動力は、ベルト伝動装置21及び油圧式無段変速装置(HST)23を介してミッションケース12に伝達されると、ミッションケース12内のトランスミッションにより変速された後、走行動力と外部取出動力に分離して取り出されるように構成されている。
取り出された走行動力は、一部が前輪ファイナルケース13(13L、13R)に伝達されて前輪10(10L、10R)を駆動させ、残りが後輪ギヤケース18(18L、18R)に伝達されて後輪11(11L、11R)を駆動させるように構成されている。
一方、取り出された外部取出動力は、走行車体2の後部に設けられた植付クラッチケース25に伝達され、それから植付伝動軸26によって苗植付装置4へ伝動されるとともに、施肥伝動機構28によって施肥装置5へ伝動されるように構成されている。
走行車体2の前部には、フロントカバー32が取り付けられており、フロントカバー32に覆われている部分には、苗移植機1の走行を制御する制御装置100が格納されている。制御装置100は、自律走行を制御する自動運転制御部150と、外部との通信を行う車体通信部151と、走行基準登録部152とを備えている。自動運転制御部150は、苗移植機1の走行モードを自動直進モードに切り替えることで自律走行により圃場を直進走行させるように構成されており、走行基準登録部152は、自動直進モードで走行するときの基準となる走行基準線を登録するように構成されている。
フロントカバー32の後方には操縦部33が設けられている。操縦部33には、前輪10(10L、10R)を操向操作するハンドル34と、ハンドル34の操舵角(切れ角)を検出する操舵角センサ140と、ハンドル34の操作を制御可能な操舵装置141とが設けられている。
ハンドル34の下側には、車体通信部151と通信して情報を送受信することが可能なタブレット190を保持するタブレット台212が設けられており、タブレット台212には、自動直進モードのオンオフを行う自動直進入切スイッチ130と、自動直進モードの走行基準となる走行基準線の始点および終点を設定する基準点設定スイッチ131とが設けられている。
フロントカバー32の下端には、操縦部33の底部をなすフロアステップ35が設けられており、フロアステップ35の後部には、エンジン20を覆うエンジンカバー30が取り付けられて、エンジンカバー30の上には座席31が設置されている。エンジンカバー30及びフロアステップ35の後部には、フロアステップ35よりも一段高いリヤステップ36が、後輪フェンダを兼ねるように形成されている。
昇降リンク装置3は、苗植付装置4を昇降する平行リンク機構であって、1本の上リンク40と左右一対の下リンク41(41L、41R)を備えている。上リンク40と、下リンク41L,41Rとは、それぞれの基部が、走行車体2のメインフレーム15後端部に立設したリンクベースフレーム42に回動自在に取り付けられ、それぞれの先端部には縦リンク43が上下方向に延びるように連結されている。縦リンク43の下端部には、苗植付装置4に回転自在に取り付けられた連結軸44が挿入連結されている。
メインフレーム15の後部には、昇降油圧式シリンダ46が設けられており、昇降油圧式シリンダ46を油圧で伸縮させることにより、上リンク40が上下方向に回動するように構成されている。上リンク40が上下方向に回動すると、縦リンク43も連動して昇降するとともに、下リンク41L,41Rが縦リンク43の姿勢を保つように動くので、縦リンク43に連結されている苗植付装置4もほぼ一定姿勢のまま昇降する。
したがって、苗移植機1は、昇降油圧式シリンダ46を伸縮させることによって、苗植付装置4を一定姿勢のまま昇降させることができる。
苗植付装置4は、マット苗を複数列載せることができ、列ごとに載せたマット苗を後方に滑らせて送れるように傾斜した苗載せ台51を備えており、苗載せ台51の後端部には、苗載せ台51の列ごとに、苗取出口51aが設けられている。また、苗載せ台51の後方には、苗載せ台51の各列の苗取出口51aから一定間隔で苗を一株ずつ取り出して圃場に植付ける苗植付具52が設けられている。
苗移植機1には、走行車体2の前端側から上方に延びるようにアンテナフレーム124が設けられており、苗移植機1の最上部に位置するアンテナフレーム124の頂部には、GNSS衛星から電波を受信する受信アンテナ122および受信アンテナ122と接続した位置情報取得装置であるGNSSユニット121が、走行車体2の前輪10の車軸の直上に位置するように配設されている。GNSSユニット121は、受信アンテナ122で一定時間毎にGNSS座標を取得することにより、地球上での位置情報を所定間隔で取得することができるように構成されている。また、GNSSユニット121には、図示しないが、ジャイロセンサや加速度センサを利用した慣性航法装置と、これらを制御する制御基板が内蔵されている。
苗移植機1は、GNSSユニットおよび121受信アンテナ122を備えていることにより、自律走行に必要な自己の位置情報を定期的に取得することができる。
アンテナフレーム124は、下部フレーム124aと、上部フレーム124bとが回動支軸124dによって連結されており、上部フレーム124bが回動支軸124dを軸として後方へ回動するように構成されている。また、アンテナフレーム124の回動支軸124dの位置する高さは、作業者がフロアステップ35上で起立しても回動支軸124dが頭部と干渉しない程度の高さに設定されており、アンテナフレーム124の上部の回動角度は、GNSSユニットおよび受信アンテナ122が回動支軸124dの高さ位置よりも下方に位置しないように制限されている。
したがって、アンテナフレーム124の上部は、後方に回動して折り畳まれた場合でも、フロアステップ35で作業している作業者の邪魔になることがない。
また、このように、苗移植機1の機体の最上部に位置する受信アンテナ122の高さを上下させることができるので、苗移植機1は、受信アンテナ122を高く位置させることで電波の受信感度を良好に保ちつつ、アンテナフレーム124の上部を折り畳むことで車高を下げることができ、受信アンテナ122の高さが障害となる場合、例えば、苗移植機1を輸送する場合や納屋へ格納する場合などに、GNSSユニット121を取り外す必要がない。
また、図1、図2および図3に示されるように、走行車体2の前部のフロントカバー32の左右両側の位置で、フロアステップ35の側部に、上下方向に延びた支持フレーム49が設けられている。支持フレーム49は、フロアステップ35に取り付けられたフレーム基部49aの上側に、上下方向を軸として回動可能に構成された軸回動部49cが取り付けられている。軸回動部49cからはアーム49dが前後にずれるように二股になって機体内側に突き出し、二股のアーム49dの先端部からは、それぞれフレーム軸部49bが上方向に延びるように構成されている。
したがって、支持フレーム49は、軸回動部49cを駆動させることによって、アーム49dと、アーム49dから延びた2本のフレーム軸部49bを、上下方向を軸として回動させることができる。
左右の支持フレーム49(49L、49R)の、苗移植機1の機体外側にあたるフレーム軸部49bの側部には、それぞれ左右一対の第一積載部38(38R,38L)が取り付けられている。第一積載部38には、予備のマット苗を積載する台である第一上部予備苗載せ台38aと、中部苗載せ台38bと、下部苗載せ台38cとが、それぞれ上段、中段、下段に位置するように設けられている。
また、左右の支持フレーム49(49L、49R)の、苗移植機1の機体内側にあたるフレーム軸部49bの側部には、左右一対の第二積載部80(80L、80R)が設けられている。第二積載部80は、第一積載部38と同じく上中下3段式の、マット苗を積載可能な台であり、第二予備上部予備苗載せ台80aと、第二中部予備苗載せ台80bと、第二下部予備苗載せ台80cとが、それぞれ上段、中段、下段に位置するように設けられている。
このように、苗移植機1は、第一積載部38に加えて、支持フレーム49の第一積載部38を取り付けた側とは反対側に第二積載部80を取り付けたことによって、積み込みやすさを維持しながらより多くの苗マットを積んでおくことができ、長時間、予備の苗マットを補充することなく苗の植え付けを続行することができる。
また、第二積載部80が第一積載部38に対してフレーム軸部49bを挟みこむように取り付けられているので、第二積載部80を第一積載部38と同じ側に取り付けた場合よりも機体の重量バランスが良くなり、走行中や植付作業の際に生じる揺れや傾きに対し、支持フレーム49に負荷が掛かりにくい。しかも、フレーム軸部49bを回動させる際に、第二積載部80を第一積載部38と同じ側に取り付けた場合よりも回転軸のまわりの慣性モーメントを小さくでき、支持フレーム49に対し過剰な負荷が生じないようすることができる。
さらに、左右の支持フレーム49(49L、49R)の、苗移植機1の機体外側にあたる側部には、第二積載部80の第二上部予備苗載せ台80aよりも上方に位置するように、マット苗を積載可能な予備苗載せ台を備えた第三積載部90(90L、90R)が設けられており、第一積載部38の下方に位置するように肥料載せ台99(99L、99R)が設けられている。
第三積載部90が設けられていることにより、より多くの予備の苗マットを積んでおくことができ、肥料載せ台99が設けられていることにより、より多くの肥料を積んでおくことができるので、より長時間、予備の苗マットを補充することなく苗の植え付けを続行することができ、作業効率が向上する。
また、第三積載部90は、設置されている高さ位置がアンテナフレーム124の回動支軸124dと同じ高さ位置、すなわち、標準的な一般男性がフロアステップ35上で起立しても頭部と干渉しない程度の高さであり、受信アンテナ122の高さ位置より下方に位置するように構成されている。
第三積載部90を受信アンテナ122の高さ位置より下方に位置することによって、第三積載部90の高さ位置を予備の苗マットの積み上げや積み下ろしがしやすい高さに保つことができ、さらに、第三積載部90をアンテナフレーム124の回動支軸124dと同じ高さに位置することによって、予備苗載せ台を増加させながら苗移植機1の機体の大型化を防止することができる。
図4は、図1の苗移植機1の第一積載部38、第二積載部80および第三積載部90の側面を示す要部拡大図であり、図5は、図4の第一積載部38を積層状態から展開状態に変更させた状態を示す要部拡大図である。
図4に示されるように、第一積載部38の第一上部予備苗載せ台38a、第一中部予備苗載せ台38b、および第一下部予備苗載せ台38cは、それぞれ上下方向に並んだ状態に位置されており、この状態を積層状態と呼ぶ。一方、図5に示されるように、第一上部予備苗載せ台38a、第一中部予備苗載せ台38b、および第一下部予備苗載せ台38cがそれぞれ前後方向に一直線状に並んだ状態に位置されており、この状態を展開状態と呼ぶ。
図4に示されるように、第一上部予備苗載せ台38aと第一中部予備苗載せ台38bとは、第1移動リンク部材39aにより回動可能に連結されており、第一上部予備苗載せ台38aと第一下部予備苗載せ台38cとは、第2移動リンク部材39bにより回動可能に連結され、第2予備苗載せ台38bと第一下部予備苗載せ台38cとは第3移動リンク部材39cにより回動可能に連結されている。すなわち、第一上部予備苗載せ台38aと第一下部予備苗載せ台38cのそれぞれが、平行リンク機構により連動するように第一中部予備苗載せ台38bに接続されている。また、第2移動リンク部材39bは、回転動力を発生させる切替駆動装置70に取り付けられており、切替駆動装置70は、支持フレーム49によって支持されている。
図5に示されるように、切替駆動装置70が第2移動リンク部材39bを回動させることにより、第一上部予備苗載せ台38aが、連動する第1移動リンク部材39aによって姿勢を保ちながら第2予備苗載せ台38bの前方に移動するとともに、第一下部予備苗載せ台38cが連動する第3移動リンク部材39cにより姿勢を保ちながら第2予備苗載せ台38bの後方に移動して、第一上部予備苗載せ台38aと第一中部予備苗載せ台38bと第一下部予備苗載せ台38cとが一直線に並ぶように構成されている。また、この状態で切替駆動装置70が第2移動リンク部材39bを逆に回動させることで、第一上部予備苗載せ台38aと第一中部予備苗載せ台38bと第一下部予備苗載せ台38cとを元に位置に戻すことができる。
したがって、苗移植機1は、第一積載部38に対し、切替駆動装置70を駆動させ、第2移動リンク部材39bを回転させることにより、図4の積層状態と図5の展開状態と自在に切り替えることができる。
このように、苗移植機1が、第一積載部38を積層状態から展開状態に切り替えられることによって、マット苗を略一直線状に並んだ第一上部予備苗載せ台38a、第一中部予備苗載せ台38b、および第一下部予備苗載せ台38cの上でスライド移動させることができるので、第一積載部38へのマット苗の積み込みや、第一積載部38から苗載せ台51へのマット苗の補充が容易になり、作業効率の向上、収納性の向上が図られる。
また、苗移植機1が、第一積載部38を展開状態から積層状態に切り替えられることによって、展開状態により前後に広がった第一積載部38をコンパクトに収納できるので、マット苗の積み込みや補充が終わった後に、第一積載部38が作業者の作業の邪魔になることを防ぐことができる。
図4および図5に示されるように、第二積載部80の第二上部予備苗載せ台80aは、第一積載部38の第一上部予備苗載せ台38aよりも上方に位置しており、第二下部予備苗載せ台80cは、第一積載部38の第一中部予備苗載せ台38bよりも上方で、かつ、第一積載部38の第一上部予備苗載せ台38aよりも下方に位置するように配置されている。
第二積載部80の最下段の高さ位置が、略一直線状である展開状態の第一積載部38の高さ位置よりも上方に位置していることによって、作業者が第二積載部80に積まれたマット苗を展開状態の第一積載部38に移しかえるときに、第二積載部80の設置位置が高くなりすぎず、また、上から下に降ろすことになるので、マット苗の移しかえがしやすく作業者の負担が少ない。
また、図4および図5に示されるように、第三積載部90は、第二積載部80の第二上部予備苗載せ台80aよりも上方に位置しており、積層状態における第一積載部38の第一上部予備苗載せ台38aと充分に離れている。したがって、マット苗を第一積載部38に載せた状態で第一積載部38を積層状態から展開状態に変形させたり、展開状態から積層状態に変形させたりしても、第一上部予備苗載せ台38aに載せたマット苗が第三積載部90と干接触することがなく、苗を痛めることがない。
図6は、図1の苗移植機1の支持フレーム49のフレーム軸部49bを反転させた状態を示す略正面図である。
図6に示されるように、支持フレーム49の軸回動部49cを180度回動させることにより、フレーム軸部49bを反転するように位置させて、第一積載部38および第三積載部90と、第二積載部80の左右方向の位置を入れ替えることができる。
また、第二積載部80の第二上部予備苗載せ台80aと、第二中部予備苗載せ台80bと、第二下部予備苗載せ台80cとは、それぞれ支持フレーム49との取り付け部分に回動軸が設けられ、上方に向けて回動可能に構成されている。
このように、第二上部予備苗載せ台80aと、第二中部予備苗載せ台80bと、第二下部予備苗載せ台80cとをそれぞれ上方に向けて回動させることで、各予備苗載せ台を折り畳むことができるので、第二積載部80に予備苗を載せないときには、操縦部33の作業スペースをより広くとることができる。
また、支持フレーム49を180度回動させるとともに、各予備苗載せ台を折り畳むことにより、苗移植機1の走行車体2の車幅を幅dだけ狭めることができるので、苗移植機1の機体サイズの肥大化を抑え、の走行中に第二積載部80が外部と接触して破損する危険性を抑えることができる。
図7は、図1の操縦部33のハンドル34周辺の構成を示す略斜視図であり、図8は、図7のハンドル34を前方に倒した状態を示す略斜視図である。
図7に示されるように、フロントカバー32の後方にある操縦部33には、ハンドル34を支持するステアリングコラム210が設けられており、ステアリングコラム210には、コラム上部210aを回動可能な回動軸211が設けられている。ステアリングコラム210のコラム上部210aには、タブレット台212が取り付けられており、タブレット台212の上下には、タブレット190を保持するタブレットホルダ213が設けられ、タブレット台212の左右の側面には、それぞれ、搭乗者が把持可能なグリップ214(214L、214R)が設けられている。
タブレット台212の左のグリップ214Lの先端には、自動直進モードのオンオフを行う自動直進入切スイッチ130が設けられており、右のグリップ214Rの先端には、自動直進モードの走行基準となる走行基準線の始点および終点を設定する基準点設定スイッチ131が設けられている。
図8に示されるように、自動直進モードがオンの状態のとき、ステアリングコラム210のコラム上部210aは、搭乗者によりハンドル34またはタブレット台212のグリップ214が前方に押し込まれると、回動軸211を中心にして前方に向けて所定角度、回動するように構成されている。
コラム上部210aを回動させて前方に倒すことで、タブレットホルダ213に保持されたタブレット190を、タッチパネル191が上方を向くように位置させることができるので、タブレット190がタブレットホルダ213に保持された状態でも、搭乗者は、タッチパネル191に表示される画像が見やすくなり、タブレット190のタッチ操作が容易になる。また、従来のようにタブレット190をわざわざ取り出す手間が省かれて作業性が向上する。
また、苗移植機1が自律走行により圃場を走行しているときには、搭乗者は、ハンドル34を操作する必要がないので、コラム上部210aを前方に倒してタブレット190のタッチ操作が容易な状態にしても、苗移植機1の走行に支障をきたすことがない。
図9は、図1の操縦部33の底部を構成するステップ部材400を示した斜視図であり、図10は、図9のステップ部材400の分解斜視図である。
図9および図10に示されるように、フロアステップ35とエンジンカバー30と、リアステップ36とは、ステップ部材400によって一体的に構成されている。ステップ部材400は、フロアステップ35とリアステップ36との間にある段差部36aおよびエンジンカバー30の中ほどで分割して、上段のトップパーツ401と下段のボトムパーツ402に分解できるように構成されている。また、トップパーツ401は中央で分割して、左側のトップレフトパーツ401Lと、右側のトップライトパーツ401Rに分解でき、ボトムパーツ402は、中央で分割して、左側のボトムレフトパーツ402Lと、右側のボトムライトパーツ402Rに分解できるように構成されている。
したがって、苗移植機1は、ステップ部材400をより小さいパーツに分解することができ、フロアステップ35、エンジンカバー30、およびリアステップ36を簡易に取り外すことができるので、図2のエンジン20周りのメンテナンスが容易になる。
また、ステップ部材400を構成するトップパーツ401(トップレフトパーツ401L、トップライトパーツ401R)とボトムパーツ402(ボトムレフトパーツ402L、ボトムライトパーツ402R)とは、それぞれ所定の樹脂材を一体成型することにより形成されている。
一般に、樹脂材を型に流し込んでパーツを成型する場合、パーツが大きいと成型に必要な型も大きくなるとともに、成型しにくくなって製造コストがかさむ。従来のものは、フロアステップ35とリアステップ36とが一体的に成型され、エンジンカバー30が独立して取り外しできるように構成されていたが、本実施態様においては、ステップ部材400を、フロアステップ35とリアステップ36からエンジンカバー30を分けず、上下左右に分割してトップレフトパーツ401L、トップライトパーツ401R、ボトムレフトパーツ402L、およびボトムライトパーツ402Rに分解できるように構成したことによって、各パーツを成型する型の肥大化を抑えることができ、かつ、成型しやすくなるので、従来に比べ製造コストを低減させることができる。
図11は本発明の他の実施態様に係る苗移植機の操縦部の底部を構成するステップ部材410を示した斜視図である。
図11に示されるように、ステップ部材410は、フロアステップ411とエンジンカバー412と、リアステップ413とから構成されている。エンジンカバー412は、フロアステップ411から取り外し可能に構成されており、リアステップ413は、エンジンカバー412の後部と嵌合するように凹部が形成され、図2のエンジン20の燃料タンクを兼ねるように構成されている。
このように、リアステップ413と燃料タンクを兼ねることで、操縦部の部品点数を減らして苗移植機の製造コストを下げることができる。また、エンジンカバー412の上面は、リアステップ413の上面と高さが同じになるように構成されており、エンジンカバーがリアステップよりも高く突き出ている従来の操縦部よりも段差部分が少なくなっているので、搭乗者の操縦部における作業性を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施態様につき説明を加えたが、本発明は、かかる実施態様に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、図1および図2に示される第三積載部90は、第三予備苗載せ台90aが一段だけ設けられているが、必ずしも一段である必要はなく、予備苗載せ台を上下方向に複数段重ねるように設けてもよい。
1 苗移植機
2 走行車体
3 昇降リンク装置
4 苗植付装置
5 施肥装置
10 前輪
11 後輪
12 ミッションケース
13 前輪ファイナルケース
15 メインフレーム
18 後輪ギヤケース
20 エンジン
21 ベルト伝動装置
23 油圧式無段変速装置(HST)
25 植付クラッチケース
26 植付伝動軸
27 ロータ
27a 第1ロータ
27b 第2ロータ
28 施肥伝動機構
30 エンジンカバー
31 座席
32 フロントカバー
33 操縦部
34 ハンドル
35 フロアステップ
36 リヤステップ
36a 段差部
38 第一積載部
38a 第一上部予備苗載せ台
38b 第一中部予備苗載せ台
38c 第一下部予備苗載せ台
39a 第1移動リンク部材
39b 第2移動リンク部材
39c 第3移動リンク部材
40 上リンク
41 下リンク
42 リンクベースフレーム
43 縦リンク
44 連結軸
46 昇降油圧式シリンダ
49 支持フレーム
49a フレーム基部
49b フレーム軸部
49c 軸回動部
49d アーム
51 苗載せ台
51a 苗取出口
52 苗植付具
80 第二積載部
90 第三積載部
99 肥料載せ台
100 制御装置
121 GNSSユニット
122 受信アンテナ
124 アンテナフレーム
124a 下部フレーム
124b 上部フレーム
124d 回動支軸
130 自動直進入切スイッチ
131 基準点設定スイッチ
140 操舵角センサ
141 操舵装置
150 自動運転制御部
152 走行基準登録部
190 タブレット
191 端末制御部
192 タッチパネル
193 記憶部
194 端末通信部
210 ステアリングコラム
210a コラム上部
211 回動軸
212 タブレット台
213 タブレットホルダ
214 グリップ
400 ステップ部材
401 トップパーツ
401L トップレフトパーツ
401R トップライトパーツ
402 ボトムパーツ
402L ボトムレフトパーツ
402R ボトムライトパーツ
410 ステップ部材
411 フロアステップ
412 エンジンカバー
413 リアステップ

Claims (5)

  1. 圃場を走行する走行車体と、圃場に苗を植え付ける苗植付装置とを備えた苗移植機において、
    前記走行車体の左右の側部には、それぞれ、回動可能な支持フレームが立設されており、
    前記支持フレームには、それぞれ、作業資材を積載可能な台を複数段備えた第一積載部および第二積載部が取り付けられており、
    前記第一積載部は、各台が上下多段に重なった積層状態と、各台が前後方向に略一直線状に並んだ展開状態とに切り替え可能に構成されるとともに前記支持フレームの左右方向の一方側に配設され、
    前記第二積載部は、積層状態の前記第一積載部よりも上方、かつ、前記支持フレームを挟んで左右方向の他方側に配設され
    前記走行車体の前輪を操向操作するハンドルがステアリングコラムにより支持され、
    前記ステアリングコラムには前記ステアリングコラムの上部を回動可能な回動軸が設けられ、
    前記ステアリングコラムの上部の後側には、情報を送受信可能なタブレットを保持するタブレット台が取り付けられ、前記タブレット台の左右に搭乗者が把持可能なグリップが配置されており、
    前記グリップが前方に押圧されて、前記回動軸を中心に前記ステアリングコラムの上部が前方へ回動されると、前記タブレットのタッチパネルが上方を向くよう構成されたことを特徴とする苗移植機。
  2. 前記第一積載部は、機体外側に位置するように前記支持フレームに配設されており、
    前記第二積載部の最下段の台の位置が、積層状態の前記第一積載部の最上段の台の位置よりも下方に位置し、前記第一積載部の展開状態の台の位置よりも上方に位置しており、
    前記第二積載部は、各段の台を、前記支持フレームとの接続部分を支点にして折り畳むことが可能に構成されており、
    前記支持フレームを回動させて前記第二積載部を機体外側に位置させ、かつ、前記第二積載部の台を折り畳んだ状態において、前記走行車体の車幅が、前記第一積載部を機体外側に位置させた状態における前記走行車体の車幅よりも狭くなるように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
  3. 前記走行車体のステップ部材は、フロアステップと、エンジンを覆うエンジンカバーと、リアステップを備え、
    前記リアステップが、前記エンジンカバーの後部と嵌合する凹部を有し、前記エンジンの燃料タンクを兼ねており、
    前記エンジンカバーの上面が、前記リアステップの上面と同一の高さに構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の苗移植機。
  4. 前記支持フレームには、作業資材を積載可能な台を1段以上備えた第三積載部が、前記第一積載部および前記第二積載部の上方で、前記支持フレームを挟んで左右方向の他方側に前記第二積載部が配設されており、
    前記走行車体には、測位衛星から電波を受信可能な受信アンテナと、受信アンテナを前記走行車体の最上部に位置するように支持するアンテナフレームを備え、
    前記第三積載部は、前記受信アンテナよりも下方に位置することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の苗移植機。
  5. 前記アンテナフレームは、上部に回動支軸を備えて回動可能に構成されており、前記回動支軸は前記走行車体の操縦部の上方の所定の高さに位置されており、
    前記第三積載部の最上段が、前記回動支軸と同じ高さに位置することを特徴とする請求項4に記載の苗移植機。
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