JP7010707B2 - 食品用保存剤及び食品の保存方法 - Google Patents

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Description

本発明は、食品を保存するための保存剤及び食品の保存方法に関する。
従来より、食肉や魚介類等の食品を新鮮な状態で保存・搬送する方法として、食品をクラッシュアイス等で冷却することが行われている。例えば、特許文献1には、塩水と、真水氷柱から削り出した微細氷とを含むシャーベット氷の塩分濃度及び温度が管理され、熟成域に保持されたシャーベット氷に、魚介類、肉類、果物類又は野菜類をそのまま48時間以上浸漬・保存し熟成を行う方法が開示されている。
当該方法によれば、魚介類、肉類、果物類又は野菜類の鮮度を保つことができると共に、その熟成を促進させることができるとされている。例えば、同文献の段落0031には、豚肉をシャーベット氷に直接浸漬させて熟成させた際に、24時間経過時点では食味にほとんど変化はなかったが、48時間経過後は明らかに旨みが向上したとの記載がある。具体的には、48時間、72時間、及び120時間経過後に食味試験を行っている。
特開2012-249563号公報
上記特許文献1のように、食品の熟成を目的として、ある程度決まった時間で食品を熟成させる方法として、シャーベット氷を所定の温度範囲内に保持した上で食品を熟成させることは可能である。
一方で、食品の流通過程においては、120時間、即ち5日間以内で搬送が完了するものもあれば、それ以上の日数を要する場合もある。また、食品を保存する場合は、5日以上保存することが多いので、上記特許文献1の熟成方法では対応できないおそれがある。
さらに、本願発明者等が検証をおこなった結果では、食肉においては、上記特許文献1の方法で保存した場合、食品に塩分が移ってしまい食品本来の風味が失われることがあり、或いは食肉等においてはドリップが発生して風味が低下するという不都合がある。
本発明は、上記課題を解決するために、長時間保存しても塩分の移動が抑制され、食肉等の食品にドリップが生じにくい保存剤、及び食品の保存方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の食品の保存剤は、食品を保存するための保存剤であって、リン酸緩衝生理食塩水とクラッシュアイスとを混合してなることを特徴とする。当該保存剤によれば、従来の食塩水を含むシャーベット氷と比較して、塩分の移動が抑制され、食品のドリップが少なくなる。
また、本発明の食品の保存剤において、前記リン酸緩衝生理食塩水の濃度が0.3~2.5%であり、前記保存剤全体として30~50質量%であり、前記クラッシュアイスは、前記保存剤全体として50~70質量%であることが好ましい。また、本発明の食品の保存剤は、前記食品が食肉又は魚介類である場合に特に好適である。
リン酸緩衝生理食塩水の濃度が0.3%未満の場合、及び保存剤全体として30質量%未満である場合は、食品のドリップが増加して風味が低下するおそれがある。リン酸緩衝生理食塩水の濃度が2.5%を超える場合、及び保存剤全体として50重量%を超える場合は、食材の味への影響が大きくなり、風味が低下するおそれがある。
また、保存剤全体としてクラッシュアイスの質量%が50%未満の場合、PBSの割合が多くなるため、食材の味への影響が大きくなり、風味が低下するおそれがある。一方で、保存剤全体としてクラッシュアイスの質量%が70%を超える場合は、PBSの割合が少なくなるため、食品のドリップが増加して風味が低下するおそれがある。
本発明の食品の保存方法は、容器内に収納されたリン酸緩衝生理食塩水とクラッシュアイスとを混合してなる保存剤中に食品を浸漬してなることを特徴とする。当該保存方法によれば、従来の保存方法と比較して、塩分の移動が抑制され、食品のドリップが少なくなる。
本発明の食品の保存方法においては、前記リン酸緩衝生理食塩水の濃度が0.3~2.5%であり、前記保存剤全体として30~50質量%であり、前記クラッシュアイスは、前記保存剤全体として50~70質量%であることが好ましい。また、本発明の食品の保存方法は、前記食品が食肉又は魚介類である場合に特に好適である。
また、本発明の食品の保存方法においては、前記容器がアルミパウチ容器であることが好ましい。当該構成によれば、簡易に食品を包装して搬送及び保存が可能となり、内容物に対する外部からの影響を抑えることができる。特に、前記容器は、複数の前記容器を収納可能な段ボール箱をさらに備えることにより、搬送及び保存がいっそう容易になる。
本発明によれば、長時間保存しても塩分の移動が抑制され、食肉等の食品にドリップが生じにくい保存剤、及び食品の保存方法を提供することができる。
本発明の実施形態における各構成を示す説明図。 本発明の実施例1,2及び比較例1,2の保存剤及び保存方法のドリップ検査の結果を示すグラフ。 本発明の実施例1,2及び比較例1,2の保存剤及び保存方法の官能試験の結果を示すグラフ。 本発明の実施例3,4及び比較例3,4の保存剤及び保存方法のドリップ検査の結果を示すグラフ。 本発明の実施例3,4及び比較例3,4の保存剤及び保存方法の官能試験の結果を示すグラフ。
次に、本発明の実施形態の一例である食品の保存剤について、図1~図5を参照して説明する。本実施形態の保存剤1は、リン酸緩衝生理食塩水2とクラッシュアイス3とを混合したものである。リン酸緩衝生理食塩水2は、英文名で「Phosphate buffered saline」であり、細胞を扱う実験等で用いられることがある緩衝液である。以下、リン酸緩衝生理食塩水を必要に応じて「PBS」と略称する。
クラッシュアイス3は、真水を氷結させた氷の塊を細かく砕いたものであり、その大きさは保存する食品によって適宜調節することができる。このクラッシュアイス3は、粒度の小さい氷を生成したものでも用いることができる。
PBS2の濃度は0.3~2.5%であり、保存剤全体として30~50質量%となるように配合される。クラッシュアイス3は、保存剤全体として50~70質量%となるように配合される。本実施形態では、上記割合でPBS2とクラッシュアイス3の質量%を合計すると100%となるように割合を調節している。なお、PBS2は、以下の実施例1に示す配合に限られず、製品として販売されているものを広く用いることが可能である。
本実施形態の保存剤を適用する食品4としては、幅広く適用が可能であるが、ドリップ抑制という観点からは、食肉及び魚介類が好適である。食肉としては、牛肉、豚肉、鶏肉等の他、馬肉等の他の動物の肉が対象となる。魚介類としては、加工前の鮮魚、貝類の他、魚の切り身、殻を外した状態の貝類等が対象となる。
次に、本実施形態の食品の保存方法について、図1を参照して説明する。本実施形態の食品の保存方法は、PBS2及びクラッシュアイス3を所定の割合で配合した保存剤1を容器6内に収納し、その保存剤1中に食品4を浸漬して保存する方法である。本実施形態では、容器6としてアルミパウチ容器を使用している。また、食品4は、直接保存剤1に投入してもよく、必要に応じてミートペーパー5で包んでもよい。
また、複数の容器6は、それぞれ密封されて段ボール箱7に収納可能であり、段ボール箱7内に収納された状態で搬送され、その状態で保存も可能となる。搬送の際に、冷蔵装置付きの搬送車で搬送を行えば、保冷箱のような容器を用いることなく、段ボール箱7での搬送が可能となる。
容器6は、特に製品について限定はなく、一般に市販されているアルミパウチ容器を使用することができる。形状についても、保存される食品4の形状に適合するように適宜選択することができる。
ミートペーパー5についても、特に製品について限定はなく、一般に市販されているものを使用することができる。また、ミートペーパー5は、必ずしも必要ではなく、食品4を直に保存剤1の中に浸漬してもよい。
次に、具体的な実施例について説明する。実施例1におけるPBS2は、水1リットル中に、塩化ナトリウム(NaCl)8.00g、塩化カリウム(KCl)0.20g、リン酸水素二ナトリウム(NaHPO)1.44g、リン酸二水素カリウム(KHPO)0.24gを配合したものを使用している。このPBS2は、pHが7.4となっている。
クラッシュアイス3は、汎用的な製氷機により製氷された氷を手作業で砕いたものを使用している。実施例1における保存剤1は、上述のPBS2が40質量%、上述のクラッシュアイス3が60質量%となるように配合した。
実施例1における容器6は、一般に広く流通しているアルミパウチ容器を用いている。この容器6の中に上述した保存剤1を適量収納している。保存剤1の量は、食品4の質量と同等とすることが好ましく、具体的には食品4に対して80~100質量%とすることが好ましい。
保存剤1が食品4に対して80重量%未満であると、食品4の保存状態を良好に保つことが困難となる。一方で、保存剤1が食品4に対して100質量%を超えても、食品の保存状態に変化はなく、保存剤1が無駄になるため好ましくない。
実施例1における食品4は食肉である豚肉のタンを選択した。また、実施例1においては、保存剤1が入った容器6内に食品4を直接浸漬している。また、この容器6を段ボール箱7内に収納し、2℃に温度管理された冷蔵室内で保存した。段ボール箱7は、広く一般に流通しているものを使用することができる。
実施例1のドリップ検査の結果を図2に示す。比較例1は、実施例1におけるPBS2を生理食塩水に変更した以外は、実施例1と同一の条件としたものである。比較例2は、豚肉のタンを食品用ラップに包んで4℃に温度管理された冷蔵室内で保存したものである。
図2から明らかなように、1日保存の状態で、比較例1では既にドリップが発生しており、比較例2においても既にドリップが発生している。これに対し、実施例1ではドリップはマイナスの値となっている。7日保存の状態では、比較例1及び比較例2ではさらにドリップが生じているのに対し、実施例1ではマイナスの値が大きくなっている。上記1日保存及び7日保存のいずれの結果においても、実施例1の検定における有意差は、P値が0.05よりも小さいことから、「有意差あり」という結果であった。
次に、官能試験の結果を図3に示す。この官能試験では、豚肉のタンの見た目、におい、味、食感について、5人の評価者がそれぞれ5点を満点として評価を行った。具体的には、5点が「特によい」、4点が「よい」、3点が「普通」、2点が「悪い」、1点が「特に悪い」とした。実施例1では、7日保存のものが、「見た目:23、におい:21、味:23、食感:25」となっており、全ての評価項目について、比較例1「見た目:21、におい:22、味:19、食感:20」及び比較例2「見た目:15、におい:10、味:5、食感:15」に比べて評価点が上回る結果となった。
また、実施例1は、保存前の状態の食品4(「見た目:20、におい:19、味:19、食感:19」図示省略。)に比べても、全ての評価項目において高い点数となっている。これは、実施例1の保存剤1が食品4の熟成を促しているためと考えられる。
比較例1及び比較例2では、7日保存のものが、全ての評価項目について、実施例1及び実施例2のタンに比べて大きく評価を下げている。特に、比較例2の味は、血の味を強く感じ、評価を著しく下げている。これは、食品4にドリップが発生した結果であると思われる。
次に、細菌検査の結果を表1及び表2に示す。表1は大腸菌群数の検査結果であり、表2は大腸菌数の検査結果である。実施例1では、14日経過時点であっても大腸菌群数、及び大腸菌数は、共に食用として問題のない「陰性」となっている。これに対し、比較例1では、大腸菌群数及び大腸菌数共に8日目から陽性となり、比較例2では5日目から陽性となっている。
Figure 0007010707000001
Figure 0007010707000002
次に、本発明における実施例2について説明する。実施例2は、食品4が実施例1と同様の豚のタンであり、実施例1と異なるところは、食品4をミートペーパー5で包んだ状態で保存剤1入りの容器6に浸漬した点である。その他の条件は、上記実施例1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
実施例2におけるドリップ検査の結果は図2に示す通りである。実施例2では、1日保存の状態でドリップはマイナスの値となっている。7日保存の状態では、マイナスの値が大きくなっている。上記1日保存及び7日保存のいずれの結果においても、実施例2の検定における有意差は、P値が0.05よりも小さいことから、「有意差あり」という結果であった。
次に、実施例2における官能試験の結果を図3に示す。試験結果は、全ての評価項目について実施例1と同様であった(「見た目:23、におい:21、味:23、食感:25」)。即ち、実施例2についても、7日保存のものが、全ての評価項目について、比較例1及び2に比べて評価点が上回る結果となった。
実施例2における細菌検査の結果は表1及び表2に示す通りである。実施例2においても、14日経過時点で大腸菌群数、及び大腸菌数は、共に食用として問題のない「陰性」となっている。
次に、本発明における実施例3について説明する。実施例3は、食品4が豚のハラミである。他の条件は、実施例1と同様となっている。実施例3におけるドリップ検査の結果は図4に示す通りである。比較例3は、実施例3におけるPBS2を生理食塩水に変更した以外は、実施例3と同一の条件としたものである。比較例4は、豚肉のハラミを食品用ラップに包んで4℃に温度管理された冷蔵室内で保存したものである。
実施例3では、1日保存の状態でドリップはマイナスの値となっている。7日保存の状態では、ドリップはプラスに転じているものの、比較例1及び2に比べて小さい値となっている。上記1日保存及び7日保存のいずれの結果においても、実施例3の検定における比較例との有意差は、P値が0.05よりも小さいことから、「有意差あり」という結果であった。
次に、実施例3における官能試験の結果を図5に示す。試験結果は、「見た目:24、におい:23、味:23、食感:24」であり、7日保存のものが、全ての評価項目について、比較例1「見た目:21、におい:17、味:18、食感:19」及び比較例2「見た目:10、におい:10、味:5、食感:15」に比べて評価点が上回る結果となった。実施例3における細菌検査の結果は表1及び表2に示す通りである。実施例3においても、14日経過時点で大腸菌群数、及び大腸菌数は、共に食用として問題のない「陰性」となっている。
次に、本発明における実施例4について説明する。実施例4は、食品4が実施例3と同様の豚のハラミであり、実施例3と異なるところは、食品4をミートペーパー5で包んだ状態で保存剤1入りの容器6に浸漬した点である。その他の条件は、上記実施例3と同様であるので、詳細な説明は省略する。
実施例4におけるドリップ検査の結果は図4に示す通りである。実施例4では、1日保存の状態でドリップはマイナスの値となっている。7日保存の状態では、ドリップはプラスに転じているものの、比較例1及び2に比べて小さい値となっている。上記1日保存及び7日保存のいずれの結果においても、実施例4の検定における比較例との有意差は、P値が0.05よりも小さいことから、「有意差あり」という結果であった。
次に、実施例4における官能試験の結果を図5に示す。試験結果は、「見た目:24、におい:24、味:24、食感:24」であった。即ち、実施例4についても、7日保存のものが、全ての評価項目について、比較例3及び4に比べて評価点が上回る結果となった。
実施例4における細菌検査の結果は表1及び表2に示す通りである。実施例4においても、14日経過時点で大腸菌群数、及び大腸菌数は、共に食用として問題のない「陰性」となっている。これに対し、比較例3及び4は、大腸菌群数及び大腸菌数共に、比較例3では9日目から陽性となり、比較例4では7日目から陽性となっている。
以上のように、本発明の各実施例によれば、食品4を少なくとも14日まで保存可能であり、食品4が食肉である場合は、熟成がなされて味等が保存前よりも良好となるという結果であった。また、本発明の各実施例では、容器6がアルミパウチ容器、又はこれに加えて段ボール箱7による包装となるため、包装材が簡易で汎用的であり、包装及び流通過程におけるコストを低減させることができる。
なお、上記各実施形態において、保存剤1はPBS2及びクラッシュアイス3から形成されているが、他に、酸化防止剤(ビタミンC)等の添加物を添加してもよい。また、食品4としては、上記実施形態のみならず、牛肉、豚肉、鶏肉、馬肉、魚介類等、幅広い食材の保存が可能である。また、容器6については、上記実施形態のようにアルミパウチ容器が好ましいが、他の合成樹脂製の袋や、ある程度の剛性を有する蓋付きの合成樹脂製容器でもよい。
1…保存剤、2…リン酸緩衝生理食塩水(PBS)、3…クラッシュアイス、4…食品、5…ミートペーパー、6…容器、7…段ボール箱。

Claims (9)

  1. 食品を保存するための保存剤であって、
    リン酸緩衝生理食塩水とクラッシュアイスとを混合してなることを特徴とする保存剤。
  2. 請求項1に記載の保存剤であって、
    前記リン酸緩衝生理食塩水の濃度が0.3~2.5%であり、前記保存剤全体として30~50質量%であり、
    前記クラッシュアイスは、前記保存剤全体として50~70質量%であることを特徴とする保存剤。
  3. 請求項1又は2に記載の保存剤であって、
    前記食品が食肉又は魚介類であることを特徴とする保存剤。
  4. 食品を保存する方法であって、
    容器内に収納されたリン酸緩衝生理食塩水とクラッシュアイスとを混合してなる保存剤中に食品を浸漬してなることを特徴とする食品の保存方法。
  5. 請求項4に記載の食品の保存方法であって、
    前記リン酸緩衝生理食塩水の濃度が0.3~2.5%であり、前記保存剤全体として30~50質量%であり、
    前記クラッシュアイスは、前記保存剤全体として50~70質量%であることを特徴とする食品の保存方法。
  6. 請求項4又は5に記載の食品の保存方法であって、
    前記食品が食肉又は魚介類であることを特徴とする食品の保存方法。
  7. 請求項6に記載の食品の保存方法であって、
    前記食品をミートペーパーにより包んだ状態で前記保存剤に浸漬してなることを特徴とする食品の保存方法。
  8. 請求項4~7のいずれか1項に記載の食品の保存方法であって、
    前記容器がアルミパウチ容器であることを特徴とする食品の保存方法。
  9. 請求項4~8のいずれか1項に記載の食品の保存方法であって、
    前記容器は、複数の前記容器を収納可能な段ボール箱をさらに備えていることを特徴とする食品の保存方法。

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