JP7010582B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
例えば、本出願人は、先に、吸収体における排泄部対向部に、縦方向に沿って、該吸収体の厚み方向に向けて切り込まれた縦スリットが、複数、分散した状態で形成されており、前記吸収体の積層構造は、少なくとも前記排泄部対向部において、該積層構造を形成する複数層の前記吸収性シート間の一部が、前記縦スリットが形成された部位において非接合状態になっている吸収性物品を提案している(特許文献1)。
おむつ1における吸収性コア24は、図2に示す如きおむつ1の展開且つ伸長状態の平面視において、外装体3における腹側部Aの側縁部ASと背側部Cの側縁部CSとに挟まれた領域である股下部Bに配されている。具体的には、吸収性コア24の縦方向Xの前端24a及び後端24bそれぞれが、股下部Bに位置している。なお、本実施形態における吸収性コア24は、その全体が股下部B内に収まっているが、本発明の吸収性物品における吸収性コア24は、股下部Bから、腹側部A及び背側部Cの何れか一方又は双方に亘って配されていてもよい。
表面シート21及び裏面シート22も同様に、吸収性コア24よりも縦方向Xの長さが長く、吸収性コア24の縦方向Xの前後端24a,24bそれぞれから縦方向Xの外方に延出し、その延出部が、腹側部A及び背側部Cに配されている。本実施形態においては、表面シート21及び裏面シート22の縦方向Xの前後端の位置と、コアラップシート25の縦方向Xの前後端の位置とは同じになっている。
さらに外装体3は、一対のレッグ開口部LH,LHそれぞれの開口縁部にレッグギャザーを形成するレッグ弾性部材として、後身頃Rに伸長状態で配された1本又は複数本(本実施形態では複数本)の後側レッグ弾性部材34を備えている。尚、おむつ1においては、前身頃Fにはレッグ弾性部材は配されていないが、前身頃Fに前側レッグ弾性部材が配されていても良く、その前側レッグ弾性部材は、後側レッグ弾性部材34と同様の配置形態とすることができる。
ウエスト弾性部材33及び後側レッグ弾性部材34は、それぞれ糸状又は帯状であり、外装体3を構成する外層シート31と内層シート32との間に接着剤により挟持固定されている。
本実施形態におけるおむつ1の吸収性コア24は、図5(a)及び図5(b)に示すように、複数の凹部4として、吸収性コア24の前端側から後端側に向かって順に第1凹部4a、第2凹部4b、第3凹部4c及び第4凹部4dを有している。本明細書では、これら第1~4凹部を総称して凹部4ともいう。吸収性コア24に形成された複数の凹部4は、縦方向Xに間欠的に配置されており、それぞれ、吸収性コア24の後端側の縁部42と、吸収性コア24の前端側の縁部41とを有している。
また、凹部を「横方向に3等分」するとは、吸収性物品の横方向Yに沿う凹部4の長さを3等分するように該凹部4を3つの区分に区分することを意味する。
例えば、本実施形態では、図6(a)及び図6(b)に示すように、間隔が狭い部分47は、第1凹部4aを、横方向Yに3等分して3つの区分6a、6b、6cに区分した際の中央の区分6bに位置しており、且つ第1凹部4aと隣り合う第2凹部4bを、横方向Yに3等分して3つの区分7a、7b、7cに区分した際の中央の区分7bに位置している。第2凹部4bと第3凹部4cとの間、及び第3凹部4cと第4凹部4dとの間についても同様であり、間隔が狭い部分47は、隣り合う凹部4を、横方向Yに3等分して3つの区分に区分した際の中央の区分に位置している。
間隔が狭い部分47は、吸収性コア24を横方向Yに3等分したときの中央領域に位置することが好ましく、図6(b)に示すように吸収性コア24を横方向Yに二等分する横中心線CLy上に位置することがより好ましい。なお、横方向Yに3等分する吸収性コア24の幅は、吸収性コア24の縦方向Xにおける凹部4を有する位置での幅とする。
上記の効果をより確実に奏させるため、複数の凹部4は、着用時に臀部に当接し、かつヨレや歪が発生しやすい部分に配されることが好ましい。具体的には、複数の凹部4は、後方第1領域243及び後方第2領域244に配置されていることが好ましい。また、コア後方部242における最も前側に位置する凹部の前端F1、即ちおむつ1を縦方向Xに二等分する縦中心線CLxに最も近い凹部4の前端F1と縦中心線CLxとの縦方向Xにおける距離P1が、好ましくは40mm以上、より好ましくは50mm以上であり、また好ましくは110mm以下、より好ましくは100mm以下であり、また好ましくは40mm以上110mm以下、より好ましくは50mm以上100mm以下である。コア後方部242における最も前側に位置する凹部4とは、図5(b)に示すように、本実施形態においては第1凹部4aである。
同様の観点から、凹部4の中心は、その中心が吸収性コアの横方向Yにおける幅W2を3等分にした際の真ん中の区分に位置すればよく、好ましくは5等分にした際の真ん中の区分に位置し、より好ましくは図6(b)に示すように吸収性コア24を横方向Yに二等分する横中心線CLyの線上に位置する。なお、横方向Yに3等分又は5等分する吸収性コア24の幅W2は、吸収性コア24の縦方向Xにおける凹部4を有する位置での幅とする。
凹部4が溝である場合、凹部4の厚み方向における深さは、吸収性コア24の厚みに対し、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上であり、また好ましくは90%以下、より好ましくは70%以下であり、また好ましくは5%以上90%以下、より好ましくは10%以上70%以下である。なお、上記の吸収性コア24の厚さは、縦方向X及び横方向Yにおける凹部4を有する位置での厚さである。
凹部4の坪量は、好ましくは0g/m2以上、より好ましくは60g/m2以上であり、また好ましくは540g/m2以下、より好ましくは420g/m2以下であり、また好ましくは0g/m2以上540g/m2以下、より好ましくは60g/m2以上420g/m2以下である。
凹部4以外の部分即ち凹部非形成部分の坪量は、好ましくは80g/m2以上、より好ましくは90g/m2以上であり、また好ましくは600g/m2以下、より好ましくは500g/m2以下であり、また好ましくは80g/m2以上600g/m2以下、より好ましくは90g/m2以上500g/m2以下である。凹部4以外の部分の坪量は、上記と同様、縦方向Xにおいて、吸収性コア24における最も前側に位置する凹部4の前端F1と、最も後側に位置する凹部4の後端BBとの間に有する凹部4以外の部分即ち凹部4非形成部分の平均坪量である。
例えば、図5(b)及び図6(b)に示すように、凹部4は、吸収性コアの後端側の縁部42が、平面視において後端側に向かって凸に湾曲した円弧状であるものの他、ブーメラン状(三日月状)のように後端側に向かって凸に屈曲した形状のものや、後端側に向かって凸に段差を有する形状のもの、後端側に向かって先細る形状等が挙げられる。凹部4がこのような凸の形状であることで、吸収性コア24が臀部の割れ目より外方の部分に沿ってより変形し易くなる。
また、凹部4は、図6(b)及び図7(a)~図7(c)に示すように、吸収性物品の縦方向Xの後端側の縁部42が前記後端側に向かって凸の円弧状であることが好ましい。また、臀部へのフィット性を向上させる観点から、凹部は、環形以外の形状であることが好ましい。また、凹部4は、吸収性物品の縦方向Xの前端側の縁部41が、直線状でもよく、該前端側に凸の形状でもよく、図7(c)に示すように吸収性物品の縦方向Xの後端側に凸に湾曲した形状でもよい。
同様の観点から、間隔が狭い部分47の長さL2は、間隔が広い部分49の長さL3に対して、好ましくは80%以下、より好ましくは70%以下である。
より具体的には、図9に示すように、吸収性コア24において、後方第1領域243、場合によってはこれに加えてさらに最幅狭部240における後方第1領域243寄りの部分が、横中心線CLyを折曲線として、肌対向面側から見て山折り状態に変形、即ち横方向Yに沿う断面視において逆V字状に変形して、肌対向面に向けて凸となる隆起部245が形成される。
その隆起部245は、着用者の臀部の割れ目にフィットすると共に、複数の凹部が形成されている領域の横方向中央部付近、あるいは後方第2領域244の横方向中央部付近が、着用者の臀部の曲面形状に沿うように、着用者の肌側に向けて凹に凹状に変形して臀部に密着する。これにより、吸収性物品が着用者の股下の形状に沿って密着しやすくなり、フィット性をより向上させることができる。
これに対して、本発明に係る吸収性コアは、複数の凹部4を有することで吸収性コアを柔らかくして変形を容易にする他、隣り合う2つの凹部4間に間隔が狭い部分47と間隔が広い部分49とを有し、且つ間隔が狭い部分47が、隣り合う2つの凹部4それぞれの横方向Yにおける中央部に位置することで、ヨレや歪の発生を防止しながら臀部の形状に合わせて吸収性コアを変形させることができる。すなわち、間隔が狭い部分47においては、吸収性コア24を大きく変形させることができ、該部分を臀部の割れ目にフィットさせることができるとともに、間隔が広い部分49においては、吸収性コアを小さく変形させることができ、該部分を、割れ目の両側に位置する臀部の凸状の隆起部分にもフィットさせることができる。
このように、本発明の吸収性物品の吸収性コアは、特定の態様で凹部を有し、臀部の形状に合わせて過不足なく変形することができるため、ヨレや歪の発生を防止することができる。従って、本発明の吸収性物品は、臀部の外形形状に適合するように変形して着用者の肌に密着し得るため、臀部に対するフィット性に優れている。
<1>
表面シート、裏面シート及びこれらの間に配された吸収性コアを有し、着用者の前後方向に相当する縦方向とこれに直交する横方向とを有する吸収性物品であって、
前記吸収性コアは、前記縦方向における前記吸収性物品の中央位置より後方に位置するコア後方部に、前記縦方向に間欠的に配置された、前記横方向に延びる凹部を複数有しており、
前記凹部は、前記吸収性物品の前記縦方向の後端側の縁部が前記後端側に向かって凸状の形状であり、
前記吸収性コアは、隣り合う2つの前記凹部間に前記縦方向の間隔が狭い部分と該間隔が広い部分とを有しており、
前記間隔が狭い部分が、隣り合う2つの前記凹部それぞれの前記横方向における中央部に位置している吸収性物品。
前記間隔が狭い部分は、隣り合う2つの前記凹部それぞれを、前記横方向Yに3等分して3つの区分に区分したときの中央の区分に位置している、前記<1>に記載の吸収性物品。
<3>
前記間隔が狭い部分は、前記吸収性コアを前記横方向に3等分して3領域に区分したときの中央の領域に位置している、前記<1>又は<2>に記載の吸収性物品。
<4>
前記間隔が狭い部分は、前記吸収性コアを前記横方向に二等分する横中心線上に位置している、前記<1>~<3>の何れか1に記載の吸収性物品。
<5>
前記吸収性物品の中央位置に最も近い前記凹部の前端と、前記吸収性物品を縦方向に二等分する縦中心線との前記縦方向における距離P1が、好ましくは40mm以上、より好ましくは50mm以上であり、また好ましくは110mm以下、より好ましくは100mm以下であり、また好ましくは40mm以上110mm以下、より好ましくは50mm以上100mm以下である、前記<1>~<4>の何れか1に記載の吸収性物品。
<6>
前記吸収性物品の中央位置に2番目に近い前記凹部の後端と、前記縦中心線との縦方向における距離P2が、好ましくは60mm以上、より好ましくは70mm以上であり、また好ましくは120mm以下、より好ましくは110mm以下であり、また好ましくは60mm以上120mm以下、より好ましくは70mm以上110mm以下である、前記<1>~<5>の何れか1に記載の吸収性物品。
<7>
前記吸収性物品の中央位置に最も近い前記凹部の前端と、該凹部と隣り合う前記凹部の後端との前記縦方向における距離P3が、好ましくは6mm以上、より好ましくは10mm以上であり、また好ましくは100mm以下、より好ましくは80mm以下であり、また好ましくは6mm以上100mm以下、より好ましくは10mm以上80mm以下である、前記<1>~<6>の何れか1に記載の吸収性物品。
<8>
前記吸収性物品の中央位置に最も近い前記凹部の前端と、前記中央位置に最も遠い前記凹部の後端との前記縦方向における距離P4が、好ましくは20mm以上、より好ましくは30mm以上であり、また好ましくは120mm以下、より好ましくは110mm以下であり、また好ましくは20mm以上120mm以下、より好ましくは30mm以上110mm以下である、前記<1>~<7>の何れか1に記載の吸収性物品。
<9>
前記凹部は、その前記横方向における両端部それぞれが、該端部に最も近接する前記コア後方部の前記横方向における側部それぞれから好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上離間した位置に配され、また好ましくは55mm以下、より好ましくは50mm以下離間した位置に配され、また好ましくは5mm以上55mm以下、より好ましくは10mm以上50mm以下離間した位置に配される、前記<1>~<8>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記横方向における前記凹部の幅W1が、好ましくは20mm以上、より好ましくは30mm以上であり、また好ましくは110mm以下、より好ましくは100mm以下であり、また好ましくは20mm以上110mm以下、より好ましくは30mm以上100mm以下である、前記<1>~<9>の何れか1に記載の吸収性物品。
<11>
前記横方向における前記凹部の幅W1は、前記横方向における前記コア後方部の幅W2に対し、好ましくは15%以上、より好ましくは25%以上であり、または好ましくは95%以下、より好ましくは85%以下であり、または好ましくは15%以上95%以下、より好ましくは25%以上85%以下である、前記<1>~<10>の何れか1に記載の吸収性物品。
<12>
前記縦方向における前記凹部の幅L1は、好ましくは2mm以上、より好ましくは4mm以上であり、また好ましくは50mm以下、より好ましくは40mm以下であり、また好ましくは2mm以上50mm以下、より好ましくは4mm以上40mm以下である、前記<1>~<11>の何れか1に記載の吸収性物品。
<13>
前記縦方向における前記凹部の幅L1は、前記縦方向Xにおける前記縦中心線から前記吸収性コアの後端までの長さに対し、好ましくは1%以上、より好ましくは2%以上であり、または好ましくは30%以下、より好ましくは25%以下であり、または好ましくは1%以上30%以下、より好ましくは2%以上25%以下である、前記<1>~<12>の何れか1に記載の吸収性物品。
<14>
前記縦方向における前記凹部の幅L1は、前記横方向における前記凹部の幅W1に対して、好ましくは1%以上、より好ましくは3%以上であり、または好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下であり、または好ましくは1%以上50%以下、より好ましくは3%以上40%以下である、前記<1>~<13>の何れか1に記載の吸収性物品。
隣り合う2つの前記凹部の少なくとも一方は、該凹部の前記横方向における中央部の前記縦方向の長さが最大である、前記<1>~<14>の何れか1に記載の吸収性物品。
<16>
前記凹部は、前記吸収性コアの肌対向面側及び非肌対向面側のいずれか一方に開口した底部を有する溝である、前記<1>~<15>の何れか1に記載の吸収性物品。
<17>
前記凹部は、その厚み方向における深さが、前記吸収性コアの厚みに対し、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上であり、また好ましくは90%以下、より好ましくは70%以下であり、また好ましくは5%以上90%以下、より好ましくは10%以上70%以下である、前記<16>に記載の吸収性物品。
<18>
前記凹部は、前記吸収性コアの厚み方向に貫通した貫通孔である、前記<1>~<15>の何れか1に記載の吸収性物品。
<19>
前記凹部は、前記後方部において前記吸収性コアの形成材料の坪量が、前記凹部以外の部分に比して少ない、前記<1>~<17>の何れか1に記載の吸収性物品。
<20>
前記凹部の坪量は、好ましくは0g/m2以上、より好ましくは60g/m2以上であり、また好ましくは540g/m2以下、より好ましくは420g/m2以下であり、また好ましくは0g/m2以上540g/m2以下、より好ましくは60g/m2以上420g/m2以下である、前記<1>~<19>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記凹部は、前記吸収性物品の前記縦方向の後端側の縁部が前記後端側に向かって凸の円弧状である、前記<1>~<20>の何れか1に記載の吸収性物品。
<22>
前記凹部は、前記横方向において円弧の両端を結んだ線分の幅W3に対し、前記円弧の頂部から該線分に垂直に引いた線分の長さL4が、好ましくは1.5%以上、より好ましくは3.5%以上であり、また好ましくは65%以下、より好ましくは50%以下であり、また好ましくは1.5%以上65%以下、より好ましくは3.5%以上50%以下である、前記<21>に記載の吸収性物品。
<23>
前記凹部は、前記吸収性物品の前記縦方向の前端側の縁部が、前記縦方向の後端側に向かって凸に湾曲した形状である、前記<1>~<22>の何れか1に記載の吸収性物品。
<24>
前記凹部の個数が、好ましくは2個以上、より好ましくは3個以上であり、また好ましくは25個以下、より好ましくは10個以下であり、また好ましくは2個以上25個以下、より好ましくは3個以上10個以下である、前記<1>~<23>の何れか1に記載の吸収性物品。
<25>
前記狭い部分から前記広い部分に亘って前記間隔が連続的に変化している、前記<1>~<24>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記間隔が狭い部分の長さL2は、好ましくは2mm以上、より好ましくは10mm以上であり、また好ましくは50mm以下、より好ましくは20mm以下であり、また好ましくは2mm以上50mm以下、より好ましくは10mm以上20mm以下である、前記<1>~<25>の何れか1に記載の吸収性物品。
<27>
前記間隔が狭い部分の長さL2は、前記縦方向における前記縦中心線から前記吸収性コアの後端までの長さLBに対し、好ましくは1%以上、より好ましくは5%以上であり、または好ましくは30%以下、より好ましくは15%以下であり、または好ましくは1%以上30%以下、より好ましくは5%以上15%以下である、前記<1>~<26>の何れか1に記載の吸収性物品。
<28>
前記間隔が広い部分の長さL3は、好ましくは4mm以上、より好ましくは10mm以上であり、また好ましくは50mm以下、より好ましくは30mm以下であり、また好ましくは4mm以上50mm以下、より好ましくは10mm以上30mm以下である、前記<1>~<27>の何れか1に記載の吸収性物品。
<29>
前記間隔が広い部分の長さL3は、前記縦方向における前記縦中心線から前記吸収性コアの後端までの長さLBに対し、好ましくは2%以上、より好ましくは5%以上であり、または好ましくは30%以下、より好ましくは20%以下であり、または好ましくは2%以上30%以下、より好ましくは5%以上20%以下である、前記<1>~<28>の何れか1に記載の吸収性物品。
<30>
前記間隔が狭い部分の長さL2は、前記間隔が広い部分の長さL3に対して、好ましくは80%以下、より好ましくは70%以下である、前記<1>~<29>の何れか1に記載の吸収性物品。
前記表面シートと前記裏面シート及び前記吸収性コアを具備する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配された外装体とを備え、着用時に着用者の腹側に配される腹側部と着用者の背側に配される背側部とその間に位置する股下部とを有し、前記腹側部及び前記背側部それぞれにおける前記外装体の両側部が接合されていることによって、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されている、前記<1>~<30>の何れか1に記載の吸収性物品。
<32>
前記吸収性コアの前記縦方向の前端及び後端それぞれが、前記股下部に配されている、前記<1>~<31>の何れか1に記載の吸収性物品。
<33>
前記外装体は、前記一対のレッグ開口部それぞれの開口縁部にレッグギャザーを形成するレッグ弾性部材を備える、前記<1>~<32>の何れか1に記載の吸収性物品。
<34>
前記吸収性コアは、平面視において、前記横方向の長さが最も短い最幅狭部の前記縦方向の前端に、前記最幅狭部よりも前記横方向の長さが長いコア前方部が連接されていると共に、前記最幅狭部の前記縦方向の後端に前記最幅狭部よりも前記横方向の長さが長い前記コア後方部が連接されている形状をなしている、前記<1>~<33>の何れか1に記載の吸収性物品。
<35>
前記コア後方部は、前記最幅狭部の前記縦方向の後端に連接され、前記縦方向の前側から後側へ向かうに従って前記横方向の長さが漸次増加する後方第1領域と、該後方第1領域の前記縦方向の後端に連接され、前記横方向の幅が略一定となっている後方第2領域とを有している、前記<1>~<34>の何れか1に記載の吸収性物品。
<36>
複数の前記凹部は、前記後方第1領域及び前記後方第2領域に配置されている、前記<1>~<35>の何れか1に記載の吸収性物品。
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
24 吸収性コア
240 最幅狭部
241 コア前方部
242 コア後方部
243 後方第1領域
244 後方第2領域
245 隆起部
25 コアラップシート
3 外装体
31 外層シート
32 内層シート
4 凹部
41 前端側の縁部
42 後端側の縁部
43 凸の頂部
46 間隔
47 間隔が狭い部分
49 間隔が広い部分
A 腹側部
B 股下部
C 背側部
CLx 縦中心線
CLy 横中心線
S サイドシール部
X 縦方向
Y 横方向
Claims (4)
- 表面シート、裏面シート及びこれらの間に配された吸収性コアを有し、着用者の前後方向に相当する縦方向とこれに直交する横方向とを有する吸収性物品であって、
前記吸収性コアは、前記横方向の長さが最も短い最幅狭部と、前記縦方向における前記吸収性物品の中央位置より後方に位置し且つ該最幅狭部より後方に位置するコア後方部とを有し、該コア後方部に、前記縦方向に間欠的に配置された、前記横方向に延びる凹部を複数有しており、
前記凹部は、前記吸収性物品の前記縦方向の後端側の縁部が前記後端側に向かって凸状の形状であり、
前記吸収性コアは、隣り合う2つの前記凹部間に前記縦方向の間隔が狭い部分と該間隔が広い部分とを有しており、
前記間隔が狭い部分が、隣り合う2つの前記凹部それぞれの前記横方向における中央部に位置しており、
前記凹部は、前記コア後方部において前記吸収性コアの形成材料の坪量が、前記凹部以外の部分に比して少ない、吸収性物品。 - 隣り合う2つの前記凹部の少なくとも一方は、該凹部の前記横方向における中央部の前記縦方向の長さが最大である、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記狭い部分から前記広い部分に亘って前記間隔が連続的に変化している、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記凹部は、前記吸収性コアの厚み方向に貫通した貫通孔である、請求項1~3の何れか1項に記載の吸収性物品。
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