JP7469028B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品に関する。
使い捨ておむつ等の一般的な吸収性物品は、尿等の体液を吸収する吸液部位として、親水性繊維や吸水性ポリマー等の吸収性材料を含有する吸収体を備えている。吸収体における液拡散性や、吸収性物品の装着性等を向上させる観点から、吸収体の長手方向に延びる複数のスリット部や溝状部が形成された吸収体を具備する、吸収性物品が知られている。例えば、特許文献1には、厚み方向に圧縮された圧搾部が形成された第1領域を備え、該第1領域に複数の低剛性部からなる切欠けが形成された、使い捨ておむつが開示されている。
本出願人は、先に、厚み方向に貫通する孔からなる非積繊部が形成された吸収性コアを有する吸収体を具備し、該吸収性コアは該非積繊部と横方向に隣接する部位に、他の部位に比して吸水性ポリマー粒子の粒径が小さい、小粒径吸水性ポリマー存在領域を有している、吸収性物品を提案している(特許文献2)。
特許文献3には、一対の溝状部が設けられた吸収体を具備し、該一対の溝状部間に他の部位よりも剛性が高い高剛性部が形成されている、吸収性物品が開示されている。
特許文献4には、平面視において吸収性物品の長手方向及び幅方向の双方に交差して圧搾された溝状の圧搾部と、該圧搾部に交差する複数のスリット部又は低剛性部とが形成された吸収体を具備する、吸収性物品が開示されている。
特開2013-208329号公報 特開2016-112081号公報 特開2018-000472号公報 特開2018-110853号公報
吸収体に形成されたスリット部や溝状部等、吸収体において他の部位よりも低坪量である部分は、当該部分を起点に吸収体を変形させる折曲誘導部となり得る。着用者の肌へのフィット性を向上させ、尿や便等の排泄物の漏れを防止する観点から、吸収体は、着用者の肌の形状に沿って滑らかに湾曲することが望ましい。上述した各特許文献に記載の吸収体は、その湾曲性に改善の余地があった。
したがって、本発明の課題は、吸収体が着用者の肌に沿って滑らかに湾曲する、フィット性に優れた吸収性物品を提供することにある。
本発明は、吸収性コアを含む吸収体を備え、着用者の前後方向に対応する縦方向及び該縦方向に直交する横方向を有するとともに、着用時に、着用者の背側に配される背側部と、腹側に配される腹側部と、該腹側部及び該背側部の間に位置する股下部とを有する、吸収性物品であって、
前記股下部において前記吸収性コアに、部分的な低坪量部からなる複数の折曲誘導部がそれぞれ前記縦方向に延び且つ前記横方向に間隔を空けて形成されており、
複数の前記折曲誘導部それぞれの長手方向に沿う両側縁部の内、少なくとも内側の側縁部に、周方向の一部が前記折曲誘導部側に開放された凹部又は該折曲誘導部に隣り合う凹部が、前記縦方向に複数並んだ凹部列が形成されており、
前記横方向の両端側それぞれに位置する前記折曲誘導部の内側の側縁部に、外側の側縁部よりも多い個数の凹部が形成されている、吸収性物品を提供するものである。
本発明によれば、吸収体が着用者の肌に沿って滑らかに湾曲する、フィット性に優れた吸収性物品が提供される。
図1は、本発明の吸収性物品の一実施形態において、その展開且つ伸長状態における肌対向面側(内面側)を模式的に示す展開平面図である。 図2は、図1に示す吸収性物品のII-II線断面図である。 図3は、図2に示す吸収性コアの肌対向面側を示す平面図である。 図4は、図3に示す折曲誘導部の横方向Y内側縁の近傍を示す拡大平面図である。 図5は、図3に示す吸収体の湾曲状態を示す横方向に沿う断面図である。 図6は、図3に示す吸収体の湾曲状態を示す長手方向に沿う断面図である。 図7は、図3に示す一対の折曲誘導部の詳細を説明するための平面図である。 図8は、本発明に係る凹部の別の実施形態を示す図4相当図である。 図9は、図8に示す折曲誘導部及び凹部を示す横方向に沿う断面図である。 図10(a)は、本発明に係る凹部のさらに別の実施形態を示す図4相当図であり、図10(b)は、図10(a)に示す凹部の拡大平面図である。 図11は、本発明に係る折曲誘導部の別の実施形態を示す図3相当図である。
以下、本発明の吸収性物品を、その好ましい実施形態に基づき説明する。図1及び図2には、本発明の吸収性物品の一実施形態である展開型の使い捨ておむつ(以下、これを単に「おむつ」ともいう。)が示されている。図1には、おむつ1の肌対向面側から視た構成が示されている、同図に示すおむつ1は、その展開且つ伸長状態において、着用者の前後方向に対応し、着用者の腹側から股間部を介して背側に延びる縦方向Xと、該縦方向Xに直交する横方向Yとを有している。おむつ1は、その着用時に着用者の腹側に配される腹側部A及び背側に配される背側部Bと、腹側部A及び背側部Bの間に位置する股下部Cと有する。これら各部A,B,Cは、おむつ1の縦方向Xの全長を三等分した領域であり、着用者の前後方向に連続して延びている。股下部Cは、おむつ1の着用時に着用者の排泄部に対向配置される排泄部対向部(図示せず)を有している。
図1及び図2に示すように、おむつ1は、肌対向面を形成する液透過性の表面シート2と、非肌対向面を形成する液難透過性(撥水性も含む)の防漏シート3とを備えている。表面シート2と防漏シート3との間には、吸収体4が配されており、これらの部材が吸収性本体10を構成している。表面シート2及び防漏シート3は、それぞれ、吸収体4よりも大きな寸法を有し、吸収体4の外周縁から外方に延出している。表面シート2及び防漏シート3は、図1に示すように、吸収体4の縦方向Xに沿う両側縁から横方向Yの外方に延出している。本実施形態における表面シート2及び防漏シート3の各長手方向両端縁は、おむつ1の長手方向両端縁と略一致している。
図1及び図2に示すように、おむつ1は、液保持性の吸収体4を備えている。図1に示す吸収体4は略長方形状であり、その長手方向とおむつの縦方向Xとが一致するように配されている。吸収体4は、腹側部Aから背側部Bに亘って配されている。本実施形態の吸収体4は、図2に示すように、吸収性能を有する吸収性コア40と、該吸収性コア40を被覆する液透過性のコアラップシート48とを含んで構成されている。吸収体4は、コアラップシート48を具備しないものであってもよい。
本明細書において、おむつ1の「展開且つ伸長状態」とは、おむつ1を展開状態とし、その展開状態のおむつ1を各部の弾性部材を伸長させて設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで拡げた状態をいう。また、「肌対向面」は、おむつ又はその構成部材(例えば吸収体)に着目したときに、おむつの着用時に着用者の肌に向けられる面であり、「非肌対向面」は、おむつの着用時に着用者の肌とは反対側に向けられる面である。つまり、肌対向面は、着用者の肌に相対的に近い側の面であり、非肌対向面は、着用者の肌から相対的に遠い側の面である。「着用時」及び「着用状態」は、おむつの適正な着用位置が維持されて着用された状態を指す。
図2に示すように、吸収性本体10の非肌対向面側には、外装シート5が配されている。外装シート5は、おむつ1の着用状態において、外部から視認可能なおむつ1の外面を形成する部材である。同図に示す外装シート5は、吸収性本体10の非肌対向面に、腹側部Aから背側部Bに亘って縦方向Xに配されている。また、外装シート5は、展開且つ伸長状態のおむつ1の外形を形作っており、外装シート5の周縁は、腹側部A、股下部C及び背側部Bのそれぞれの輪郭線を形成している。
図1及び図2に示すように、おむつ1の肌対向面における縦方向Xに沿う両側部には、一対の防漏カフ6,6が設けられていてもよい。防漏カフ6は、撥水性且つ通気性の防漏カフ形成用シート61により形成されている。各防漏カフ6の自由端部の近傍には糸状の防漏カフ形成用弾性部材62が縦方向Xに伸長状態で1本以上配されている。防漏カフ6は、伸長状態で配された弾性部材62がおむつ1の着用時に収縮することによって少なくとも股下部Cで起立し、それによって尿等の排泄物が、横方向Yの外方へ流出するのを阻止する。
図1に示すように、本実施形態のおむつ1は、一対のファスニングテープ7,7が、後述する背側部Bのウエストフラップ部WFの縦方向Xに沿う両側縁それぞれに設けられている。各ファスニングテープ7は、ウエストフラップ部WFの縦方向Xに沿う両側縁から延出するように配されている。各ファスニングテープ7の横方向Y内方側の一端は、外装シート5と防漏カフ形成用シート61との間に固定されている(不図示)。
おむつ1の腹側部Aにおける非肌対向面には、ファスニングテープ7が具備する止着部71が着脱自在に止着可能な止着領域(不図示)が設けられている。止着領域は、ファスニングテープ7が具備する止着部71の素材に応じ、適切な素材のものが選択される。例えば止着部71がメカニカルファスナーのオス材である場合、止着領域としては、メカニカルファスナーのメス材として、該オス材と係合可能な繊維シート、例えば、編み物地、不織布を用いることができる。また、止着部71が粘着剤である場合、止着領域としては、例えば、合成樹脂製の平滑なフィルムを用いることができる。本実施形態では、おむつ1の腹側部Aにおける非肌対向面を形成する外装シート5が、止着領域となっている。
図1及び図2に示すように、外装シート5は、吸収体4の縦方向Xに沿う両側縁から横方向Yの外方に延出しており、防漏カフ6を構成する防漏カフ形成用シート61とともにサイドフラップ部SFを形成している。サイドフラップ部SFは、吸収体4の縦方向Xに沿う両側縁から横方向Yの外方に延出する部材からなる部分である。本実施形態においてサイドフラップ部SFは、吸収体4の前記両側縁から横方向Yの外方に延出した防漏カフ形成用シート61、防漏シート3、及び外装シート5からなる。これらシートは、腹側部Aから背側部Bに亘って、吸収体4の両側縁それぞれから横方向Y外方に延出している。これらシートは、吸収体4の前記両側縁からの延出部において、接着剤、ヒートシール、超音波シール等の公知の接合手段によって互いに接合されている。
本実施形態のおむつ1では、図1に示すように、該おむつ1の縦方向Xに沿う両側部、具体的には一対のサイドフラップ部SF,SFそれぞれには、レッグギャザー形成用弾性部材65が、股下部Cを通って縦方向Xに延びるように伸長状態で配されている。このレッグギャザー形成用弾性部材65の収縮により、着用者の脚周りに配される左右の部分、即ちおむつ1の縦方向Xの両側部にレッグギャザーが形成されるようになされている。本実施形態においてレッグギャザー形成用弾性部材65は、サイドフラップ部SFにおける防漏カフ形成用シート61と防漏シート3との間に、縦方向Xに沿って伸長状態で固定されている。
本実施形態のおむつ1は、背側部Bにおいて、吸収体4の縦方向Xの端縁から同方向X外方に延出したウエストフラップ部WFを有している。ウエストフラップ部WFは、吸収体4の縦方向Xの端縁よりも同方向Xの外方に延出する部材からなる部分である。本実施形態においてウエストフラップ部WFは、吸収体4の前記端縁から縦方向Xの外方に延出した防漏カフ形成用シート61、表面シート2、防漏シート3、及び外装シート5からなる。これらシートは、吸収体4の前記端縁からの延出部において、接着剤、ヒートシール、超音波シール等の公知の接合手段によって互いに接合されている。ウエストフラップ部WFは、おむつ1の着用時に着用者の腰周りに対応する。ウエストフラップ部WFの横方向Yの両側部は、サイドフラップ部SFの縦方向Xの前後端部でもある。
本実施形態のおむつ1では、図1に示すように、背側部Bにおけるウエストフラップ部WFに、ウエストギャザー形成用弾性部材67が、横方向Yに延びるように伸長状態で配されている。斯かる弾性部材67の収縮により、着用者の背側のウエスト部に配される部分にウエストギャザーが形成されるようになされている。本実施形態においてウエストギャザー形成用弾性部材67は、ウエストフラップ部WFにおける表面シート2と防漏シート3との間に、横方向Yに沿って伸長状態で固定されている。おむつ1は、腹側部Aにおけるウエストフラップ部WFに、ウエストギャザー形成用弾性部材67を有していてもよい。
本実施形態における吸収性コアについて詳述する。図3に示すように、股下部Cにおいて吸収性コア40には、部分的な低坪量部からなる複数の折曲誘導部42がそれぞれ縦方向Xに延びて形成されている。即ち、折曲誘導部42の長手方向は、縦方向Xと一致している。本実施形態の吸収性コア40には、縦方向Xに延びる一対の折曲誘導部42,42が形成されている。本実施形態の折曲誘導部42は、図2に示すように、吸収性コア40の形成材料が存在しない非積繊部となっており、吸収性コア40を貫通する貫通孔となっている。折曲誘導部42は、吸収性コア40の他の部位に比して坪量が低く構成されていればよく、吸収性コア40の形成材料が存在する有底の凹部であってもよい。
複数の折曲誘導部42は、図3に示すように、互いに横方向Yに間隔を空けて形成されている。本実施形態の吸収性コア40は、一対の折曲誘導部42,42間に位置する中央吸収性コア40Cと、折曲誘導部42,42よりも横方向Yの外方に位置し、該吸収性コア40の横方向Yの両端部分を形成する、一対のサイド吸収性コア40Sとを備えている。
本実施形態の吸収性コア40は、一対の折曲誘導部42,42間、即ち中央吸収性コア40Cに複数の凹部41が形成されてなる凹部領域Eを有している。凹部領域Eでは、複数の円状の凹部41が縦方向X及び横方向Yそれぞれに離間して形成されている。具体的には、複数の凹部41が一定の間隔で縦方向Xに沿って直列した複数の縦凹部列R1と、複数の凹部41が一定の間隔で横方向Yに沿って直列した複数の横凹部列R2とを有するように、凹部41が規則的に配置されている(図4参照)。横方向Yにおいて隣り合う縦凹部列R1,R1どうしは、凹部41の配置位置が、縦方向Xに半ピッチ分ずれている。また、縦方向Xにおいて隣り合う横凹部列R2,R2どうしは、凹部41の配置位置が、横方向Yに半ピッチ分ずれている。即ち、本実施形態の凹部領域Eには凹部41が千鳥格子状に分散配置されている。
凹部領域Eを構成する凹部41は、折曲誘導部42近傍にも形成されている。折曲誘導部42の長手方向に沿う両側縁部の内、少なくとも内側の側縁部iに、凹部41が縦方向Xに複数並んだ凹部列3Rが形成されている。内側の側縁部iは、横方向Y内方側の側縁部である。斯かる内側の側縁部iに形成される凹部列3Rを、「変形誘導凹部列」3Rともいう。本実施形態の変形誘導凹部列3Rは、折曲誘導部42に隣り合う凹部41が、縦方向に複数並んで形成されている。前記内側の側縁部iを、以下、「内側縁部」iという。
本実施形態において、変形誘導凹部列3Rを構成する凹部を含む、凹部領域Eにおける凹部41は、吸収性コア40の肌対向面側に形成されているが、当該凹部41は、吸収性コア40の非肌対向面側に形成されていてもよい。
吸収性コア40には、横方向Yの両端側それぞれに位置する折曲誘導部42の内側縁部iに、外側の側縁部o(以下、「外側縁部」という。)よりも多い個数の凹部41が形成されている。本実施形態の吸収性コア40は、一対の折曲誘導部42,42の横方向Y外方、即ち一対のサイド吸収性コア40S,40Sに凹部は形成されていない。このように、折曲誘導部42の内側縁部iは、外側縁部oよりも凹部41が多く形成されていればよく、該外側縁部oに凹部41が形成されていなくともよい。
本実施形態のおむつ1は、着用された着用状態において、着用者の肌へのフィット性に優れる。斯かる効果について詳述すると、おむつ1は、縦方向Xに延びる複数の折曲誘導部42を具備するとともに、該折曲誘導部42の内側縁部iに変形誘導凹部列3Rが形成されているので、該折曲誘導部42を起点に横方向Yに湾曲し易く(図5参照)、さらに該変形誘導凹部列3Rに沿って吸収性コア40が縦方向Xに湾曲し易い(図6参照)。変形誘導凹部列3Rは、坪量が低いことで低剛性となっている折曲誘導部42の近傍に形成されているので、該凹部列3Rを構成する各々の凹部41が起点となって、吸収性コア40を細やかに変形させることができる。これに加え、折曲誘導部42の内側縁部iは、外側縁部oよりも凹部41が多く形成されているので、中央吸収性コア40Cの柔軟性が向上して、吸収性コア40を着用者の股間部の形状に容易に沿わせて変形させることができる。その結果、吸収体4は、着用者の肌に沿って滑らかに湾曲することができるので、おむつ1では優れたフィット性が奏されるとともに、尿や便等の排泄物の漏れを効果的に抑制できる。
着用者の股間部へのフィット性をより向上させる観点から、折曲誘導部42の外側縁部oに凹部41が形成されている場合、折曲誘導部42の内側縁部iに形成された凹部41の個数は、該折曲誘導部42の外側縁部oに形成された凹部41の個数に対して、好ましくは120%以上、より好ましくは135%以上であり、また好ましくは500%以下、より好ましくは450%以下であり、また好ましくは120%以上500%以下、より好ましくは135%以上450%以下である。折曲誘導部42の内側縁部iに形成された凹部41は、該折曲誘導部42の横方向Y内方側の側縁i1から同方向Y内方に1.5mm以内の領域に形成された凹部41とする。折曲誘導部42の外側縁部oに形成された凹部41は、該折曲誘導部42の横方向Y外方側の側縁o1から同方向Y外方に0.5mm以内の領域に形成された凹部41とする。
股下部Cにおける吸収性コア40の湾曲性をより向上させる観点から、吸収性コア40の縦方向X中央に凹部列3Rが存在することが好ましく、縦方向Xにおける吸収性コア40の全長を三等分して3つの領域に区分したとき、該3つの領域の内、真ん中の領域に変形誘導凹部列3Rが存在することがより好ましく、縦方向Xにおける吸収性コア40の全長を五等分して5つの領域に区分したとき、該5つの領域のうち一端に位置する領域から数えて3番目の領域に、変形誘導凹部列3Rが存在することがさらに好ましい。
折曲誘導部42が延びる方向と異なる方向に吸収性コア40を湾曲させ易くして、該吸収性コア40をより滑らかに変形させる観点から、変形誘導凹部列3Rにおいて、複数の凹部41が折曲誘導部42の側縁に沿って等間隔で並んでいることが好ましい。
上記と同様の観点から、変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41の縦方向XにおけるピッチP1(図4参照)は、好ましくは1.5mm以上、より好ましくは3mm以上であり、また好ましくは50mm以下、より好ましくは30mm以下であり、また好ましくは1.5mm以上50mm以下、より好ましくは3mm以上30mm以下である。変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41の縦方向XにおけるピッチP1は、縦方向Xにおける該凹部41の中心どうしの距離である。
本実施形態の凹部領域Eの凹部41は、圧搾加工を施すことで、吸収性コア40の形成材料を圧密化することにより形成されている。即ち、変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41は、その底部が圧密化されている。斯かる構成により、吸収性コア40の変形性がより向上して、フィット性がより向上する。これら凹部41は、圧搾加工が施されていない部位よりも高密度となっている。フィット性をより向上させる観点から、変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41の密度は以下の範囲内であることが好ましい。凹部41の密度は、凹部41における坪量及び厚みから算出される。厚みは30N/mの荷重下で測定される。
変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41の密度は、吸収性コア40における他の部位の密度に対して、好ましくは15%以上、より好ましくは30%以上であり、また好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは15%以上90%以下、より好ましくは30%以上80%以下である。
変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41の密度は、好ましくは0.01g/cm以上、より好ましくは0.03g/cm以上であり、また好ましくは0.5g/cm以下、より好ましくは0.3g/cm以下であり、また好ましくは0.01g/cm以上0.5g/cm以下、より好ましくは0.03g/cm以上0.3g/cm以下である。
上記と同様の観点から、変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41の坪量は、好ましくは0.001g/m以上、より好ましくは0.003g/m以上であり、また好ましくは0.3g/m以下、より好ましくは0.1g/m以下であり、また好ましくは0.001g/m以上0.3g/m以下、より好ましくは0.003g/m以上0.1g/m以下である。上記と同様の観点から、凹部領域Eにおける凹部41の坪量も上記と同様の範囲内であることが好ましい。
吸収性コア40をより滑らかに変形させる観点から、変形誘導凹部列3Rは、以下の構成を具備することが好ましい。
変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41の面積は、好ましくは0.005mm以上、より好ましくは0.01mm以上であり、また好ましくは50mm以下、より好ましくは30mm以下であり、また好ましくは0.005mm以上50mm以下、より好ましくは0.01mm以上30mm以下である。
変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41の個数は、好ましくは5個以上、より好ましくは10個以上であり、また好ましくは200個以下、より好ましくは100個以下であり、また好ましくは5個以上200個以下、より好ましくは10個以上100個以下である。
変形誘導凹部列3Rの縦方向Xの長さは、好ましくは10mm以上、より好ましくは15mm以上であり、また好ましくは300mm以下、より好ましくは200mm以下であり、また好ましくは10mm以上300mm以下、より好ましくは15mm以上200mm以下である。変形誘導凹部列3Rの縦方向Xの長さは、該凹部列3Rの最も腹側部A側に位置する凹部41の中心から、最も背側部B側に位置する凹部41の中心までの長さである。変形誘導凹部列3Rについて、縦方向Xに隣り合う凹部41の中心どうしの距離が15mm以上である場合、これら凹部41は別々の変形誘導凹部列3Rを構成するものとする。例えば、本実施形態の吸収性コア40は、折曲誘導部42に沿って縦方向Xに隣り合う凹部41の中心どうしの距離が15mm以上である箇所を2箇所有しているので(図3参照)、1本の折曲誘導部42につき3本の変形誘導凹部列3Rを具備している。
変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41の平面視形状は、特に制限されない。例えば、円形、楕円形、三角形、四角形、五角形以上の多角形、直線又は曲線の線状等であってもよい。凹部領域Eにおける凹部41の平面視形状も、特に制限されず、上述した形状であってもよい。
折曲誘導部42が、吸収性コア40の他の部位に比して坪量が低い低坪量部である場合、例えば吸収性コア40の形成材料が存在する有底の凹部である場合、フィット性を向上させる観点から、該折曲誘導部42の坪量は、変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41の坪量よりも小さいことが好ましい。折曲誘導部42の坪量は、変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41の坪量に対して好ましくは10%以上、より好ましくは15%以上であり、また好ましくは90%以下、より好ましくは85%以下であり、また好ましくは10%以上90%以下、より好ましくは15%以上85%以下である。
本実施形態の折曲誘導部42は、平面視において横方向Yの内側の側縁i1が同方向Yに突出した凸部43を有している。即ち、本実施形態の折曲誘導部42は、縦方向Xにおいて幅が異なっている。斯かる構成により、折曲誘導部42が延びる方向と異なる方向に吸収性コア40を湾曲し易くして、該吸収性コア40をより滑らかに変形し得る。斯かる効果をより確実に奏させる観点から、折曲誘導部42の幅は以下の範囲内であることが好ましい。折曲誘導部42の幅は、該折曲誘導部42の横方向Yの長さである。
折曲誘導部42の最小幅W1(図7参照)は、折曲誘導部42の最大幅W2(図7参照)に対して好ましくは10%以上、より好ましくは15%以上であり、また好ましくは90%以下、より好ましくは75%以下であり、また好ましくは10%以上90%以下、より好ましくは15%以上75%以下である。
折曲誘導部42の最小幅W1(図7参照)は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また好ましくは20mm以下、より好ましくは15mm以下であり、また好ましくは0.5mm以上20mm以下、より好ましくは1mm以上15mm以下である。
折曲誘導部42の最大幅W2(図7参照)は、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上であり、また好ましくは30mm以下、より好ましくは20mm以下であり、また好ましくは2mm以上30mm以下、より好ましくは3mm以上20mm以下である。
折曲誘導部42の輪郭形状は、直線部分を含んでいてもよく、曲線部分を含んでいてもよい。また、折曲誘導部42の輪郭形状は、直線部分及び曲線部分の双方を含んでいてもよい。
着用者の股間部及び胴回りに沿って、おむつ1をより湾曲させる観点から、横方向Yにおける一対の折曲誘導部42,42間の長さが異なっていることが好ましい。本実施形態の吸収性コア40では、一対の折曲誘導部42,42間において、横方向Yにおける凸部43間の長さD1が最短となっている。
上記と同様の観点から、横方向Yにおける一対の折曲誘導部42,42間の長さは以下の範囲内であることが好ましい。
横方向Yにおける一対の折曲誘導部42,42間の最短長さD1(図7参照)は、同方向Yにおける一対の折曲誘導部42,42間の最長長さD2(図7参照)に対して好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上であり、また好ましくは80%以下、より好ましくは70%以下であり、また好ましくは20%以上80%以下、より好ましくは30%以上70%以下である。
横方向Yにおける一対の折曲誘導部42,42間の最短長さD1(図7参照)は、好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上であり、また好ましくは50mm以下、より好ましくは45mm以下であり、また好ましくは5mm以上50mm以下、より好ましくは10mm以上45mm以下である。
横方向Yにおける一対の折曲誘導部42,42間の最長長さD2(図7参照)は、好ましくは20mm以上、より好ましくは30mm以上であり、また好ましくは100mm以下、より好ましくは90mm以下であり、また好ましくは20mm以上100mm以下、より好ましくは30mm以上90mm以下である。
図8~図11には、本発明に係る吸収性コアの別の実施形態が示されている。斯かる実施形態については、上述した実施形態と異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、上述した実施形態についての説明が適宜適用される。
図8に示す吸収性コア40aは、凹部領域Eにおいて、変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41aと、それ以外の凹部41bとが異なる形状を有している。具体的には、変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41aは、周方向の一部が折曲誘導部42側に開放されている。即ち、図9に示すように、横方向Yに沿う断面形状において、折曲誘導部42を形成する空間と、変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41aを形成する空間とが横方向Yに連続している。平面視において変形誘導凹部列3Rを構成する凹部41aは、それ以外の凹部41bの一部と同じ形状を有している。
図8に示す実施形態の凹部領域Eでは、複数の凹部41bが一定の間隔で縦方向Xに沿って直列した複数の縦凹部列R1と、複数の凹部41bが一定の間隔で横方向Yに沿って直列した複数の横凹部列R2とを有するように、凹部41bが規則的に配置されている。横方向Yにおいて隣り合う縦凹部列R1,R1どうしは、凹部41の配置位置が縦方向Xにおいて一致している。また、縦方向Xにおいて隣り合う横凹部列R2,R2どうしは、凹部41bの配置位置が横方向Yにおいて一致している。
図10(a)及び(b)に示す吸収性コア40bは、凹部領域Eに、一方向に長い形状の凹部41cを有している。斯かる構成により、折曲誘導部42が延びる方向と異なる方向に吸収性コア40bを湾曲し易くして、該吸収性コア40bがより滑らかに変形し得る。斯かる効果をより確実に奏させる観点から、凹部41cの縦方向Xにおける長さL3〔図10(b)参照〕は、該凹部41cの横方向Yにおける長さL1〔図10(b)参照〕よりも短いことが好ましい。上記と同様の観点から、凹部41cの寸法は以下の範囲内であることが好ましい。
凹部41cの縦方向Xにおける長さL3〔図10(b)参照〕は、該凹部41cの横方向Yにおける長さL1〔図10(b)参照〕に対して好ましくは10%以上、より好ましくは20%以上であり、また好ましくは80%以下、より好ましくは65%以下であり、また好ましくは10%以上80%以下、より好ましくは20%以上65%以下である。
凹部41cの縦方向Xにおける長さL3〔図10(b)参照〕は、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下であり、また好ましくは1mm以上10mm以下、より好ましくは2mm以上5mm以下である。
凹部41cの横方向Yにおける長さL1〔図10(b)参照〕は、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上であり、また好ましくは20mm以下、より好ましくは15mm以下であり、また好ましくは3mm以上20mm以下、より好ましくは5mm以上15mm以下である。
折曲誘導部42aは、図11に示すように曲線状に形成されていてもよい。図11に示す一対の折曲誘導部42a,42aそれぞれは、縦方向Xの中央周辺において、横方向Y内方側に向かって湾曲している。この折曲誘導部42aによって輪郭が形成される中央吸収性コア40Cは、縦方向Xの中央に、該縦方向Xに沿う両側縁が横方向Y内側に括れた括れ部を有している。着用者の股間部、腹回り、及び臀部に沿っておむつ1をより湾曲させる観点から、横方向Yにおける一対の折曲誘導部42a,42a間の長さは、股下部Cよりも腹側部A及び背側部Bが長いことが好ましい。これら各部A,B,Cの横方向Yにおける一対の折曲誘導部42a,42a間の長さは、これら各部A,B,Cの任意の3箇所で測定される、横方向Yにおける一対の折曲誘導部42,42間の長さを平均した値である。
図11に示す吸収性コア40cは、縦方向Xにおける中央域に、一対の折曲誘導部42a,42a間の長さが短い部分を有し、縦方向Xにおける該中央域の前後の領域それぞれに、該一対の折曲誘導部42a,42a間の長さが長い部分を有している。「縦方向Xにおける中央域」は、吸収性コア40cの縦方向X全長を三等分して3つの領域に区分したとき、これら三領域のうちの真ん中の領域である。斯かる構成により、着用者の股間部に沿っておむつ1をより湾曲させることができる。上記と同様の観点から、吸収性コア40cにおいて一対の折曲誘導部42a,42a間の長さが短い部分は股下部Cに位置し、一対の折曲誘導部42a,42a間の長さが長い部分は腹側部A及び背側部Bそれぞれに位置していることが好ましい。
上述した実施形態におけるおむつの各部の形成材料について詳述する。表面シート2、防漏シート3及び吸収体4としてはそれぞれ、吸収性物品に従来用いられているものを特に制限なく用いることができる。表面シート2としては例えば、液透過性の不織布及び開孔フィルム等を用いることができる。防漏シート3としては、液難透過性の樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布等とのラミネート等を用いることができる。吸収体4は、吸収性コア40として、木材パルプ、親水化処理された合成繊維等の親水性繊維の集合体や、該集合体に吸水性ポリマーを保持させたものを用いることができる。また、コアラップシート48としては、表面シート2と同様のものを用いることができる。また、防漏カフ形成用シート61としては、撥水性の不織布を用いることができる。
また、外装シート5としては、例えば各種製法による不織布を用いることができ、例えば、スパンボンド不織布、エアスルー不織布、スパンレース不織布、ヒートロール不織布、メルトブローン不織布、又はこれらの積層不織布等を用いることができる。外装シート5は、図2に示すように一枚のシートで構成されていてもよく、これに代えて、複数枚のシートの積層体で構成されていてもよい。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されない。例えば、上述した実施形態において吸収性コア40は、変形誘導凹部列3Rとともに、他の凹部41を有していたが、吸収性コア40は、凹部として、変形誘導凹部列3Rのみを有していてもよい。
また、上述した実施形態において吸収性コア40は、サイド吸収性コア40Sに凹部を有していなかったが、中央吸収性コア40Cにおける凹部の個数よりも少ないことを条件として、吸収性コア40は、サイド吸収性コア40Sに凹部を有していてもよい。
また、上述した実施形態において折曲誘導部42は縦方向Xにおいて異なる幅を有していたが、折曲誘導部42は縦方向Xにおいて同じ幅を有していてもよい。
また、吸収体4は、股下部Cにおいて、横方向Yに括れた部位を有していてもよい。即ち、吸収体4の長手方向両端縁は、おむつ1の長手方向両端縁よりも内方に位置していてもよい。
また、折曲誘導部42が吸収性コア40の形成材料が存在する有底の凹部である場合、該折曲誘導部42は、吸収性コア40の肌対向面側に形成されていてもよく、吸収性コア40の非肌対向面側に形成されていてもよい。
1 吸収性物品(使い捨ておむつ)
10 吸収性本体
2 表面シート
3 防漏シート
4 吸収体
5 外装シート
7 ファスニングテープ
40 吸収性コア
41 凹部
42 折曲誘導部
3R 変形誘導凹部列
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
E 凹部領域
SF サイドフラップ部
WF ウエストフラップ部
X 縦方向
Y 横方向
Z 厚み方向

Claims (9)

  1. 吸収性コアを含む吸収体を備え、着用者の前後方向に対応する縦方向及び該縦方向に直交する横方向を有するとともに、着用時に、着用者の背側に配される背側部と、腹側に配される腹側部と、該腹側部及び該背側部の間に位置する股下部とを有する、吸収性物品であって、
    前記股下部において前記吸収性コアに、部分的な低坪量部からなる複数の折曲誘導部がそれぞれ前記縦方向に延び且つ前記横方向に間隔を空けて形成されており、
    前記折曲誘導部は、平面視において前記横方向の内側の側縁が該横方向に突出し且つ前記縦方向に離間した2個の凸部を有しており、
    前記横方向における複数の前記折曲誘導部間に複数の凹部が形成された凹部領域を有し、該凹部領域において複数の前記凹部が前記縦方向に沿って直列した複数の縦凹部列と、複数の前記凹部が一定の間隔で前記横方向に沿って直列した複数の横凹部列とが形成されており、
    前記凹部領域において、複数の前記折曲誘導部それぞれの長手方向に沿う両側縁部の内、少なくとも内側の側縁部に、前記凹部が前記縦方向に複数並んだ変形誘導凹部列が形成されており、
    前記変形誘導凹部列を構成する凹部が、周方向の一部が前記折曲誘導部側に開放された凹部又は該折曲誘導部に隣り合う凹部であり、
    前記横方向の両端側それぞれに位置する前記折曲誘導部の内側の側縁部に、外側の側縁部よりも多い個数の凹部が形成されている、吸収性物品。
  2. 前記凹部領域には、前記凹部が千鳥格子状に配置されている、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記縦方向における前記吸収性コアの全長を五等分して5つの領域に区分したとき、該5つの領域のうち一端に位置する領域から数えて3番目の領域に、前記変形誘導凹部列が存在する、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記変形誘導凹部列において、複数の前記凹部が前記折曲誘導部の側縁に沿って等間隔で並んでいる、請求項1~3の何れか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記凹部の底部が圧密化されている、請求項1~4の何れか1項に記載の吸収性物品。
  6. 前記縦方向において前記折曲誘導部の幅が異なっている、請求項1~5の何れか1項に記載の吸収性物品。
  7. 前記吸収性コアは、前記折曲誘導部を一対有しており、
    前記縦方向において、前記一対の折曲誘導部間の前記横方向の長さが異なっている、請求項1~の何れか1項に記載の吸収性物品。
  8. 前記股下部における前記一対の折曲誘導部間の長さは、前記腹側部又は前記背側部における前記一対の折曲誘導部間の長さよりも短い、請求項に記載の吸収性物品。
  9. 前記凹部は、前記縦方向の長さが、前記横方向の長さ以下である、請求項1~の何れか1項に記載の吸収性物品。
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