JP7009730B2 - 床構造 - Google Patents

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本発明は、床構造に関する。
特許文献1には、居室の床レベルよりも床レベルを下げる部位(落とし込み部)に於ける床板の取付構造に関する技術が開示されている。この先行技術では、H形鋼の梁のウエブに支持体を取り付け、この支持体に板受け部材を取り付けている。そして、板受け部材の水平板に床板を載置して支持することで、床板を落とし込むように取り付けている。
特開平9-144128号公報
特許文献1では、H形鋼の梁のウエブに支持体を取り付け、更にこの支持体に板受け部材を取り付けている。よって、施工工数が多く、施工性の向上に関して、改善の余地がある。
本発明は、上記事実に鑑み、木質パネルを梁に支持させる施工性を向上させることが目的である。
第一態様は、梁に設けられた受部材と、前記受部材に載置され、前記受部材にビス締結された木質パネルと、を備えた床構造である。
第一態様に記載の床構造では、木質パネルは、梁に設けられた受部材に載置されビス締結されている。よって、複数の部材を介して梁に受部材を設けて木質パネルを梁に支持させる場合と比較し、木質パネルを梁に支持させる施工性が向上する。
第二態様は、前記受部材は、前記梁にボルト接合されている、第一態様に記載の床構造である。
第二態様に記載の床構造では、梁に受部材をボルト接合するので、例えば、梁に受部材を溶接する場合と比較し、施工性が向上する。
第三態様は、前記受部材のボルト孔は、ルーズ孔である、第二態様に記載の床構造である。
第三態様に記載の床構造では、受部材の梁へのボルト締結位置を調整することで、木質パネルの位置を容易に調整することができる。
第四態様は、前記受部材は、前記梁の上端よりも下側で、前記木質パネルを支持する、第一態様~第三態様のいずれか一態様に記載の床構造である。
第四態様に記載の床構造では、受部材は木質パネルを梁の上端よりも下側で支持するので、高さ方向の空間効率を高めることができる。
本発明によれば、木質パネルを梁に支持させる施工性を向上させることができる。
本発明の一実施形態の床構造の垂直断面図である。 図1の2-2線に沿った水平断面図である。 図1の要部の拡大垂直断面図である。 本発明の他の実施形態の床構造の図1に対応する垂直断面図である。 本発明の他の実施形態の床構造の図1に対応する垂直断面図である。
<実施形態>
本発明の一実施形態の床構造について説明する。
[全体構造]
先ず、本発明の一実施形態の床構造の全体構造について説明する。なお、水平方向の直交する二方向をX方向及びY方向とし、それぞれ矢印X及び矢印Yで示す。また、X方向及びY方向と直交する鉛直方向をZ方向とし、矢印Zで示す。
図1及び図2に示すように、本実施形態の床構造100は、梁10に設けられた受部材110と、この受部材110に載置された木質パネル50と、を有している。なお、図2の断面図は、判り易くするため、木質パネル50は想像線(二点鎖線)で図示している。
図1に示すように、本実施形態の梁10は、上下のフランジ12、14とウエブ16とを有するH形鋼で構成された鉄骨梁である。また、本実施形態の受部材110は、短辺の取付部112と長辺の受部114とを有する鋼製でL字状の不等辺アングルで構成されている。
図1、図2及び図3に示すように、梁10のウエブ16の両側面には、受部材110の取付部112が、ボルト70及びナット80によってボルト接合されている。
図1に示すように、受部材110の受部114は、梁10の上側のフランジ12よりも下側に位置すると共に上側のフランジ12よりも水平方向(X方向)外側に延在している。
図3に示すように、本実施形態では、梁10のウエブ16にはネジ孔20が形成されている。また、受部材110の取付部112のボルト孔120は、ルーズ孔になっている。具体的には、受部材110の取付部112のボルト孔120は、ボルト70の軸部72よりも大きくボルト70の頭部74及びナット80よりも小さい。また、ボルト孔(ルーズ孔)120は、円形以外、楕円形や長孔であってもよい。
図1に示すように、受部材110の受部114には木質パネル50が載置されている。本実施形態の木質パネル50は、直交集成板(CLT(Cross Laminated Timber))で構成されている。なお、木質パネル50は、直交集成板(CLT)以外、例えば、単板積層材LVL(Laminated Veneer Lumber)で構成されていてもよい。
図1及び図2に示すように、受部材110の受部114には、図示していない貫通孔が形成されており、受部114に載置された木質パネル50は、木ネジ150によって受部114にビス締結されている。
なお、本実施形態では、木質パネル50には、木ネジ150用の下穴は形成されていないが、予め下穴を形成していてもよい。
本実施形態では、耐火被覆構造として、鉄骨造の梁10の周囲は、図示していないケイカル板等で囲まれている。また、木質パネル50の上には、図示していない構造用合板及び石膏ボード等が設けられ、更にその上は二重床構造になっている。また、木質パネル50の下には、図示していない石膏ボード等が設けられ、更にその下は吊り天井構造になっている。なお、これらの耐火被覆構造は一例であって、これに限定されるものではない。
[作用及び効果]
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
図1等に示すように、木質パネル50は、梁10に設けられた受部材110の受部114に載置されている。よって、複数の部材を介して梁10に受部材を設けて木質パネル50を梁10に支持させる場合と比較し、木質パネル50を梁10に支持させる施工性が向上する。
また、木質パネル50は、受部材110の受部114に載置され、木ネジ150によって受部114にビス締結されている。よって、木質パネル50への特別な加工等を行うことなく、受部材110を介して梁に木質パネル50を支持させることができる。更に、本実施形態では、木質パネル50に木ネジ150用の下穴を形成していない。よって、木質パネル50を梁10に支持させる施工性が更に向上する。
なお、梁10、受部材110及び木質パネル50を建築現場とは別の場所で組み付けてユニット化してもよい。
本実施形態では、図1に示すように、受部材110の受部114は、梁10の上側のフランジ12よりも下側で木質パネル50を支持している。よって、例えば梁10の上側のフランジ12で支持する場合と比較し、木質パネル50の位置が低くなるので、鉛直方向の空間効率を高めることができる。
また、本実施形態では、梁10に受部材110をボルト接合しているので、例えば梁10に受部材を溶接する場合よりも施工性が向上する。また、溶接による溶接歪みが生じないので部材寸法精度を容易に確保することができる。
更に、本実施形態では、図3に示すように、受部材110の取付部112のボルト孔120はルーズ孔である。よって、受部材110の梁10へのボルト締結位置が調整可能である。したがって、受部材110に載置する木質パネル50の位置を容易に調整することができる。
ここで、木質パネル50を水平且つ所定高さに設置するためには位置調整が必要となる。
しかし、梁10の上側のフランジ12に木質パネル50を載置する場合、位置調整が困難であると共に梁10のたわみや施工誤差等により精度確保が困難である。
これに対して、本実施形態では、前述のように、受部材110の梁10へのボルト締結位置を調整することできるので、受部材110に載置する木質パネル50の位置調整が容易であると共に梁10にたわみや施工誤差等があっても容易に精度確保することができる。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、受部材110は、梁10のウエブ16にボルト締結したが、これに限定されない。例えば、梁10のウエブ16に受部材110の受部114部分を溶接した構造であってもよい。
また、例えば上記実施形態では、梁10は、H形鋼で構成された鉄骨梁であったが、これに限定されない。H形鋼以外の鉄骨で構成された鉄骨梁であってもよい。更に、鉄骨梁以外、例えば、図4に示す床構造102及び図5に示す床構造104のように、鉄筋コンクリート造の梁11であってもよい。また、図示は省略するが、鉄骨鉄筋コンクリート造の梁であってもよい。
図4に示す床構造102及び図5に示す床構造104では、L字状のアングルで構成された受部材210、211の取付部212、213を、鉄筋コンクリート造の梁11に貫通させた貫通ボルト270及びナット280で梁11にボルト締結している。また、図示されていないが、受部材210、211の取付部212、213のボルト孔はルーズ孔になっており、上記実施形態と同様に位置調整が可能となっている。
図4に示す床構造102では、受部材210の受部214は、梁11の上面11Aよりも下側で木質パネル50を支持している。
図5に示す床構造104では、受部材211の受部215は、梁11の上面11Aと一致し、上面11Aと受部材211とで木質パネル50を支持する置きスラブ形式となっている。
更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
10 梁
11 梁
11A 上面(梁の上端の一例)
12 フランジ(梁の上端の一例)
50 木質パネル
100 床構造
102 床構造
104 床構造
110 受部材
120 ボルト孔
150 木ネジ
210 受部材
211 受部材

Claims (6)

  1. の幅方向の両面に設けられた一対の受部材と、
    一対の前記受部材にそれぞれ載置され、前記受部材にビス締結された木質パネルと、
    を備え
    一対の前記受部材は、前記梁の上端よりも下側で、それぞれ前記木質パネルを支持し、
    前記木質パネルの上面は、前記梁の上端よりも上側に位置している、
    床構造。
  2. 前記受部材は、前記梁の両面を貫通したボルトとナットで接合されている、
    請求項1に記載の床構造。
  3. 前記ボルトは、一対の前記受部材に形成されたルーズ孔に挿入されている、
    請求項2に記載の床構造。
  4. 前記梁は、H形鋼で構成され、
    前記受部材は、前記梁のウエブの両面に接合されている、
    請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の床構造。
  5. 前記木質パネルの上には、構造用合板又は石膏ボードが設けられている、
    請求項1~請求項4のいずれか1項の記載の床構造。
  6. 前記木質パネルの上には、石膏ボードが設けられ、
    前記木質パネルの下には、石膏ボードが設けられ、
    前記梁は鉄骨造とされると共に前記梁の周囲はケイカル板で囲まれている、
    請求項1~請求項4のいずれか1項の記載の床構造。
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