JP7008429B2 - 路面用シート - Google Patents

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本発明は、道路の補修又は保護等に利用可能な路面用シートに関する。
舗装道路の路面に発生するホール又はクラックの補修としては、従来、常温アスファルト混合物などを埋め、その上から転圧して補修するのが一般的である。一方、出願人等は、ゴムベースの粘着剤付きシートを補修箇所に貼付する、より簡易な使用が可能な、補修又は保護用シートを提案してきた。
路面に貼付するシートに関連して、特許文献1は、繊維強化熱可塑性シートを複数枚積層した積層体の片面又は両面にアスファルト層を積層してなることを特徴とする道路補強用シートを開示している。
特許第3155697号公報
道路の補修又は保護等に利用する路面用シートは、道路の劣化部分の補修又は保護のために、路面に一時的に貼付されることが多い。しかしながら、例えば道路の劣化したジョイント部のような凹部を保護する場合のように、数か月程度の比較的長い期間にわたって使用される補修又は保護用シートは、より高い耐久性を有することが望ましい。
発明者らは、両面にラバーシートが設けられた中間シートを備えた路面用シートにおいて、その補修又は保護用シートの耐久性を向上させるため、引っ張り強度等が異なる複数の中間シートを用いて耐久性試験を行っていたところ、耐久性の向上には引っ張り強度等も重要であるが、寧ろ中間シートの延伸率が重要であるとの知見を得て本発明に想到した。
本発明の一側面は、中間シートと、少なくとも中間シートの両面上にそれぞれ設けられた第1のラバーシート及び第2のラバーシートと、を備え、中間シートにおける破断時の延伸率は15%以上である路面用シートである。
この路面用シートは、道路の補修又は保護用として用いることができるシートである。このシートは、路面に設置され、道路を走行する車両等の重量物の踏圧を繰り返し受ける。このシートが設置される路面は、必ずしも平坦ではなく、また、重量物の踏圧によりシートが受ける負荷も様々で負荷を受けるタイミングも不規則である。従って、耐久性の向上には、繰り返しの変形と回復に耐え得る適度な柔軟性が重要である。これに対し、上記の道路の補修又は保護用シートの中間シートは、両面から第1のラバーシート及び第2のラバーシートに保護されており、剥き出しの表面を有する態様に比べて破損し難く、更に、中間シートの破断時の延伸率を15%以上とすることで、第1のラバーシート及び第2のラバーシートの変形に追従する適度な柔軟性を有するので、耐久性の向上に有効である。
道路の補修又は保護用に用いた場合であっても、耐久性を向上できる路面用シートを提供できる。
図1は、第1の実施形態に係る路面用シートの断面図である。 図2は、第1の実施形態に係る中間シートの平面図である。 図3は、第2の実施形態に係る路面用シートの断面図である。 図4は、実施例1~7及び比較例に係る路面用シートにおける延伸率と引張強度との関係を示す図である。
実施形態に係る路面用シートは、中間シートと、少なくとも中間シートの両面上にそれぞれ設けられた第1のラバーシート及び第2のラバーシートと、を備え、中間シートにおける破断時の延伸率は15%以上である。
上記の実施形態に係る路面用シートは、道路の補修又は保護用として用いることができるシートである。このシートは、路面に設置され、道路を走行する車両等の重量物の踏圧を繰り返し受ける。このシートが設置される路面は、必ずしも平坦ではなく、また、重量物の踏圧によりシートが受ける負荷も様々で、負荷を受けるタイミングも不規則である。従って、耐久性の向上には、繰り返しの変形と回復に耐え得る適度な柔軟性が重要である。これに対し、上記の道路の補修又は保護用シートの中間シートは、両面から第1のラバーシート及び第2のラバーシートに保護されており、剥き出しの表面を有する態様に比べて破損し難く、更に、中間シートの破断時の延伸率を15%以上とすることで、第1のラバーシート及び第2のラバーシートの変形に追従する適度な柔軟性を有するので、耐久性の向上に有効である。
別の態様に係る路面用シートにおいて、中間シートは、複数の開口を含むメッシュ構造を有してよい。メッシュ構造とすることで、複数の開口のうち少なくとも一部の開口において第1のラバーシートと第2のラバーシートとの密着が生じ、互いに結合する。その結果、シート全体の一体化を図り、シート強度を上げることが可能になる。
別の態様に係る路面用シートにおいて、上記の開口は四辺形であり、この開口の一辺の長さは、0.7mm以上、且つ5.0mm以下であり、中間シートの開口率は、30%以上、且つ70%未満であってよい。開口長さを0.7mm以上、あるいは開口率を30%以上とすることで、開口での第1のラバーシートと第2のラバーシートとの密着をより確実にすることができる。また、開口長さを3.0mm以下、あるいは開口率を70%未満とすることで、中間シートの強度を保ち、中間シートによる補強効果を維持できる。
別の態様に係る路面用シートにおいて、最外層となる両面のうち、一方の面には感圧性接着剤層が設けられており、他方の面には滑り止め層が設けられていてもよい。一方の面に感圧性接着剤層を有する場合は、路面上の所定の場所への固定を簡易に行なうことができる。また、他方の面に滑り止め層を設けることで、路面上での車両や歩行者の滑りを抑制し安全性を高めることができる。
別の態様に係る路面用シートにおいて、ラバーシートの軟化点が80℃以上であってよい。夏季日中の路面温度の上昇に対しても、シートの軟化を防止できる。
別の態様に係る路面用シートにおいて、中間シートの引張強度は、500N/25mm以上であってよい。中間シートの引張強度を500N/25mm以上とすることで、重量物の走行時の踏圧に耐えうる強度を担保することができる。
上記の態様において「中間シートにおける破断時の延伸率」とは、引張試験において、中間シートが破断する時に測定された中間シートの延伸率を示す。延伸率(%)は、引張試験前のシートの長さをWとし、破断時のシートの長さをWとすると、式(1)で示される。
延伸率(%)=100×(W-W)/W …(1)
以下、図面を参照しながら、路面用シートの実施形態について詳細に説明する。本説明において、同一要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る路面用シートの断面図であり、図2は、第1の実施形態に係る中間シートの平面図である。本実施形態では、図1及び図2に対してX軸、Y軸、Z軸を設定しているが、これらの各軸は、説明のために便宜的に設定されており、路面用シートの積層方向にZ軸が設定される。縦方向MDにX軸が設定され、横方向CDにY軸が設定される。縦方向MD(Machine Direction)とは、路面用シートが巻かれる方向を示し、横方向CD(CrossMachine Direction)とは、縦方向に垂直な方向を示す。
路面用シート1は、積層シートLSを備え、積層シートLSは、中間シート10、第1のラバーシート11、及び第2のラバーシート12を有する。中間シート10は、第1面10Aと第2面10Bとを有し、これらの両面上に、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12が設けられる。具体的には、例えば、第1面10A上に第1のラバーシート11が設けられ、第2面10B上に第2のラバーシート12が設けられる。
中間シート10は、第1のラバーシート11と第2のラバーシート12との間に位置し、第1のラバーシート11と第2のラバーシート12とは、共に積層シートLSの最外層を成す。第1のラバーシート11は、積層シートLSの外側に第3面11Aを有し、第2のラバーシート12は、積層シートLSの外側に第4面11Bを有する。第3面11A及び第4面11Bからなる両面のうち、一方の面(例えば第3面11A)の上には、感圧性接着剤層3が設けられ、他方の面(例えば第4面11B)の上には、滑り止め層5が設けられる。
中間シート10は、開口APを複数含むメッシュ構造を有することができる。開口APは、四辺形といった多辺形の二次元形状を有する。開口APの四辺形は、例えば、正方形、長方形又は菱形である。メッシュ構造は、例えば、格子状パターンをなし、縦方向MDに沿った複数の第1部21と、横方向CDに沿った複数の第2部22とを含む。第1部21は、第1線径D1を有し、また、第1間隔P1をもって複数配列することができる。第2部22は、第2線径D2を有し、また、第2間隔P2をもって複数配列することができる。第1部21と第2部22とが仮想的に重なる部分は、重複部分DPである。開口APは、第1間隔P1と第2間隔P2とによって形成される。
第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12が中間シート10に熱融着されると、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12の一部が共に中間シート10の開口AP内に侵入する。この開口AP内への侵入によって、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12を互いに密着させ一体化することができる。つまり本実施形態に係る第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12は、例えば、開口AP内に互いの密着面BDにおいて密着している。この密着は、複数の開口APの全てにおいて生じていてもよいし、一部で生じていてもよい。
第1間隔P1は、横方向CDに沿った開口APの一辺の第1長さL1を規定し、第2間隔P2が、縦方向MDに沿った開口APの一辺の第2長さL2を規定する。第1間隔P1は、例えば、0.7mm以上、且つ5.0mm以下であり、第2間隔P2は、例えば、0.7mm以上、且つ5.0mm以下である。
開口APの一辺の長さ(第1長さL1及び第2長さL2)が0.7mm以上、且つ5.0mm以下であるとき、中間シート10の両側に設けられるラバーシートが中間シート10に熱融着といった方法で密着されたときに、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12が互いに密着しやすくなる。その結果、アンカー効果によって開口APを介して第1のラバーシート11と第2のラバーシート12とがより強固に密着して一体化され得る。なお、開口APの一辺の長さは、0.75mm以上、または1.0mm以上であってもよく、また、4mm以下、または3mm以下であってもよい。
開口APの一辺の長さが0.7mm未満であるとき、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12が共に中間シート10の開口AP内に侵入し難くなって、ラバーシート同士が密着できる量が減少する。一方、開口APの一辺の長さが5mmを超えるとき、中間シート10の第1のラバーシートに対する支持体としての補強機能が低下し、ラバーシートの剥離や抜け落ち等が生じやすくなる。
第2間隔P2に対する第1間隔P1の割合、即ち、第1間隔P1を第2間隔P2で除した値R1は、例えば、0.5~2.0である。この値R1が1.0のとき、開口APは、正方形の二次元形状を有する。
中間シート10の面積に対する開口APの面積の割合、即ち、開口率は、第1部21の第1線径D1と第2部22の第2線径D2とが共にDであり、第1間隔P1と第2間隔P2とが共にPであるとき、式(2)によって表される。
開口率(%)=100×(P/(P+D)) …(2)
以下、開口率とは、式(2)によって算出される値を示す。
中間シート10において、開口率は、例えば30%以上、且つ70%未満である。開口率がこの範囲の値を有するとき、中間シート10の両側に設けられる第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12が中間シート10に熱融着といった方法で密着されたときに、中間シート10の開口AP内にラバーシートの一部が侵入して、ラバーシート同士がより強固に密着して一体化され得る。なお、開口率は、例えば40%以上、あるいは50%以上であってもよく、65%以下であってもよい。
中間シート10の厚さは、特に制限されないが、例えば積層シートLSの機械的強度を担保する観点から0.2mm以上であることができる。積層シートLSの機械的強度をより担保するためには、中間シート10の厚さは、0.4mm以上であることができる。一方、中間シート10が第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12と共に積層シートLSを構成することを容易にするため、中間シート10の厚さは、2mm以下であることができる。中間シート10が第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12と共に積層シートLSを構成することをより容易にするためには、中間シート10の厚さは、1.5mm以下であることができる。
中間シート10では、破断時の延伸率を15%以上とすることができる。路面用シート1は、道路の補修又は保護用として用いることができるシートであり、路面に設置され、道路を走行する車両等の重量物の踏圧を繰り返し受ける。路面用シート1が設置される路面は、必ずしも平坦ではなく、また、自動車といった重量物の踏圧により路面用シート1が受ける負荷も様々で負荷を受けるタイミングも不規則である。従って、中間シート10の破断時の延伸率が15%以上であるとき、路面用シート1は、繰り返しの変形と回復に耐え得る適度な柔軟性を有し、路面用シート1の耐久性の向上が可能となる。より好ましくは中間シート10の破断時の延伸率が25%以上、30%以上、あるいは40%以上であってもよい。延伸率が高い程、路面用シート1は、より高い柔軟性を有し、路面への追従性が向上する。
中間シート10の引張強度は、500N/25mm以上であってもよい。中間シート10の引張強度が500N/25mm以上であるとき、高い耐久性を有する路面用シート1が得られ易い。より好ましくは、600N/25mm以上、あるいは700N/25mm以上であってもよい。より高い耐久性が得られる。中間シート10の引張強度は、中間シート10に含まれる第1部21又は第2部22が引き揃えられた方向に沿って中間シート10に引張応力を加える引張試験により各方向での引張強度を測定し、その平均をとることで得られる。第1部21が引き揃えられた方向とは第1部21が並ぶ横方向CDであり、第2部22が引き揃えられた方向とは第2部22が並ぶ縦方向MDである。
なお、中間シート10は、500N/25mm以上の引張強度を有するとともに15%以上の破断時の延伸率の両方の充たすことが望ましい。中間シート10の引張強度を上げるだけでは通行車両により路面に加わる踏圧で生じる路面の変形に対する追従性や回復性が不足することで、路面用シート1が脆くなり、結果的に破断を生じる場合があるが、破断時の延伸率が高い素材を中間シート10として使用することで、路面用シート1の路面の変形に対する追従性と回復性を上げることができる。結果的に、路面用シート1の実質的な耐久性を大幅に改善することができる。
中間シート10は、例えば、6-ナイロン及び6,6-ナイロンを含むアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ビニロン樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、並びにフッ素樹脂からなる群より選択されるいずれか一以上を含む。中間シート10は、1種の材料を含んでいてもよいし、2種以上の材料の組み合わせを含んでいてもよい。中間シート10は、路面用シート1に対して特に強い機械的強度を付与することができる。
第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12は、任意のゴムを含むことができるが、当業者によって非架橋ゴムと称されるゴムを含んでいてもよい。第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12に含まれ得るゴムの例は、アクリロニトリルブタジエンゴム(ニトリルゴム)、ブタジエンゴム、スチレンゴム、ブチルゴム、及びクロロプレンゴムを含む。第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12は、ゴム以外の成分を含むことができる。ゴム以外の成分は、例えばパラフィン、酸化防止剤、及び顔料のような、ゴム材料の分野において通常含まれる成分から適宜選択できる。第1のラバーシート11のゴム組成は、第2のラバーシート12のゴム組成と同じであっても異なっていてもよい。
第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12は、ゴムを含むゴム組成物からなるシート状のゴム弾性体であり、通常、1.5~15MPa程度の弾性率を有する。第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12の厚さは、特に制限されないが、一定の耐久性を得るため、例えば0.2mm以上、又は0.5mm以上である。一方、作業性時の取り扱い性を確保するため、路面用シート1を道路に貼った場合に生じる補修部と周囲の路面との段差を抑えるため、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12の厚さは、例えば2.0mm以下、又は1.0mm以下である。第1のラバーシート11の厚さは、第2のラバーシート12の厚さと同じであっても異なっていてもよい。
第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12の軟化点は、80℃以上、又は90℃以上であってもよい。軟化点が高いことは、高温に曝される可能性のある路面用シート1にとって有利である。第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12の軟化点の上限は、特に制限されないが、中間シート10との加熱圧着に必要な温度が高温になりすぎないよう、例えば150℃以下、130℃以下であってもよい。
路面用シート1では、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12が、それらの間に設けられる中間シート10を、その両面から保護しているので、中間シート10は、剥き出しの表面を有する態様に比べて破損し難い。また、中間シート10は、破断時の延伸率として15%以上を有し、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12の変形に追従する適度な柔軟性を有する。中間シート10が第1のラバーシート11と第2のラバーシート12との間に位置することにより、路面用シート1の耐久性の向上が可能となる。
感圧性接着剤層3は、路面用シート1を道路の路面(ジョイント部を含んでもよい)に貼付するために設けられる。路面用シート1に感圧性接着剤層3を備えることで、路面又は道路のジョイント部に路面用シート1を貼り付けるだけでその部位を簡便な方法で補修又は保護することができる。感圧性接着剤層3は、適切な感圧接着性及び耐熱性等の特性を有する層であればよく、例えば、ゴム及び粘着付与剤を含む層であってもよい。感圧性接着剤層3が含み得るゴムの例は、天然ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリスチレンブタジエン、ポリイソブチレン、及びブチルゴムを含む。感圧性接着剤層3中のゴムは、低いガラス転移温度を有する弾性ブロックBと、熱可塑性ブロックAとを含むA-B-A型ブロックコポリマーであってもよい。感圧性接着剤層3は、無極性アクリレート、極性アクリレート、イオン架橋されたアクリレート又はこれらの組み合わせをゴムとして含んでいてもよい。感圧性接着剤層3の厚さは、特に制限されないが、例えば0.1mm~0.4mmである。いくつかの形態に係る路面用シートは、感圧性接着剤層を有しないことがあり得る。この場合、例えば、別途準備された(感圧性)接着剤を用いて路面用シートを路面に貼付してもよい。
滑り止め層5は、滑り止めの機能を有する層として通常用いられているものの中から、適宜選択できる。滑り止め層5は、図1に示されるように凹凸表面を有していてもよいし、摩擦力を付与するための各種の粒子が滑り止め層の表面に配置されていてもよい。あるいは、滑り止め層を設けることに替えて、第2のラバーシート12に滑り止めの機能を付与してもよい。例えば、第2のラバーシート12としてエンボス加工等の方法によって形成された凹凸表面を有するものを使用し、凸部の表面上に滑り止め用の粒子を配置してもよい。例えば、酸化アルミニウム又は珪砂のような微粒子を含む滑り止め骨材を配置してもよい。いくつかの形態に係る路面用シートは、滑り止め層を有しないこともあり得る。滑り止め層5の厚さは、例えば0.5mm~0.7mmである。
路面用シート1の製造は、例えば、第1のラバーシート11、中間シート10、及び第2のラバーシート12をこの順に重ねた後に、加熱及び加圧によって、これら3つのシートを熱融着して一体化させる方法によることができる。加熱及び加圧の条件は、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12の軟化点等を勘案して適宜調整されてよく、例えば、温度80~150℃に加熱し、圧力0.1~5MPa程度に加圧することができる。加圧時間は、30秒~1分程度であることができる。熱融着によって、中間シート10と、その両面上にそれぞれ設けられた第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12とが一体化するので、路面用シート1はより確実に破断時の高い延伸率を得ることができる。なお、感圧性接着剤層3、滑り止め層5は、当該技術分野における通常の方法によって形成することができる。
本実施形態に係る路面用シート1は、道路の補修又は保護用として用いることができるシートである。路面用シート1は、路面に設置され、道路を走行する車両等の重量物の踏圧を繰り返し受ける。この路面は、必ずしも平坦ではなく、また、重量物の踏圧により路面用シート1が受ける負荷も様々で負荷を受けるタイミングも不規則である。従って、耐久性の向上には、繰り返しの変形と回復に耐え得る適度な柔軟性が重要である。ここで、路面用シート1は中間シート10を備えており、中間シート10は、両面から第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12に保護されており、剥き出しの表面を有する態様に比べて破損し難い。更に、中間シート10は、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12の変形に追従する適度な柔軟性を有するので、耐久性の向上に有効である。
路面用シート1は、例えば、道路のジョイント部の保護、路面のポットホール若しくはクラックの簡易補修、道路ジョイント部の段差修正、スリップ防止、路面補修箇所の保護、道路標示の一時的マスキングのような目的で使用することができる。道路のジョイント部として使用されるゴムジョイントには、一般に荷重支持のための鋼材が埋設されているが、この鋼材とゴムマトリックスとの密着性が経年劣化で弱くなることがある。このような劣化したゴムジョイントを有するジョイント部を保護するためにも、路面用シート1を用いることができる。ジョイント部の保護のために用いられる路面用シート1は、数か月にわたって使用される場合がある。従って、中間シート10において破断時の高い延伸率を有する路面用シート1によれば、そのような保護の用途において特に有用である。路面用シート1は、上述する用途以外にも、路面に埋設または路面上に設置する各種センサー、デバイス、マーカ等種々のものを固定あるいは保護するために使用されることもできる。
また、路面用シート1の中間シート10は、上述の通り、複数の開口APを含むメッシュ構造であってもよく、この場合、複数の開口APのうち少なくとも一部の開口APを介して第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12が密着して一体化し易い。第1のラバーシート11と第2のラバーシート12とが開口AP内で密着し、互いに結合すると、アンカー効果が生じ、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12の少なくとも一方と、中間シート10との剥離を抑制でき、耐久性の向上に有利になる。更に、中間シート10の第1間隔P1(開口APの一辺の第1長さL1)は、例えば、0.7mm以上、且つ5.0mm以下である。中間シート10の第2間隔P2(開口APの一辺の第2長さL2)は、例えば、0.7mm以上、且つ5.0mm以下にすることができる。その結果、開口APを介して結び付く第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12の一体化がより強固になり、耐久性の向上に更に有利になる。
また、上述の通り、路面用シート1の一方の面側には、感圧性接着剤層3が設けられていてもよく、他方の面には滑り止め層5が設けられていてもよい。道路を補修又は保護する際、例えば、感圧性接着剤層3側を補修又は保護される路面に貼付することにより、路面用シート1のズレ防止等に有利である。また、滑り止め層5によりスリップの防止に有利である。
(第2実施形態)
図3は、第2の実施形態に係る路面用シート1Pの断面図である。図3に設けられたX軸、Y軸、及びZ軸は、本実施形態の説明のために便宜的に設定されており、図1と同様に、路面用シート1Pの積層方向にZ軸が設定される。縦方向MDにX軸が設定され、横方向CDにY軸が設定される。なお、第1の実施形態に係る路面用シート1と第2の実施形態に係る路面用シート1Pとは、同様の要素や構造を備えており、以下では、相違点を中心に説明し、同様の要素や構造には同一の符号を付して詳細な説明は省略した。
本実施形態の路面用シート1Pは、積層シートLSを備え、積層シートLSは、中間シート10P、第1のラバーシート11、及び第2のラバーシート12を有する。中間シート10Pの第1面10A上に第1のラバーシート11が設けられ、中間シート10Pの第2面10B上に第2のラバーシート12が設けられることができる。第1のラバーシート11と第2のラバーシート12とは、共に積層シートLSの最外層を成す。第1のラバーシート11の第3面11A上に、感圧性接着剤層3が設けられ、第2のラバーシート12の第4面11B上には、滑り止め層5が設けられることができる。
本実施形態に係る中間シート10Pは、開口APを備えていない点を除き、実質的に第1の本実施形態に係る中間シート10と共通する。第1のラバーシート11と第2のラバーシート12とは、互いに独立し、それぞれ中間シート10Pに密着している。
路面用シート1Pは、両面から第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12に保護された中間シート10Pを備えているので、中間シート10Pが剥き出しの表面を有する態様に比べて破損し難い。更に、中間シート10Pは、第1のラバーシート11及び第2のラバーシート12の変形に追従する適度な柔軟性を有するので、耐久性の向上に有効である。
以上、本発明について各実施形態を例に説明したが、いくつかの形態に係る路面用シートは、上述の部材の部材に加えて、他の部材を更に含み得る。例えば、路面用シートを保存又は運搬する際には、感圧性接着剤層の表面を保護する保護シートを感圧性接着剤層上に設けてもよい。
また、中間シートに含まれる開口は、例えば、穿孔機といった装置を用いて形成されることができて、開口の大きさは、穿孔機の孔のサイズによって決められる。更に、例えば、織物からなる中間シートとし、複数の開口は網目によって形成されていてもよい。この場合、例えば、所定の方向に沿って引き揃えられた複数の経糸(例えば第1部に該当)と、経糸と垂直な方向に沿って引き揃えられた複数の緯糸(例えば第2部に該当)とによって形成されてもよい。複数の経糸と複数の緯糸との間隔によって開口の大きさが決められる。
以下、本発明の実施例および比較例により、さらに路面用シートについて説明する。本発明は、下記例に制限されない。
(実施例1)
第1のラバーシート、中間シート、及び第2のラバーシートをこの順に重ねたシートを準備した。このシートに対して、120~130℃の加熱下で圧力0.4MPaを30秒間加圧して、中間シートの両面に第1のラバーシート及び第2のラバーシートを熱融着させた。熱融着して得られた積層シートの最外層となる両面のうち、第1のラバーシート側の面に感圧性接着剤層を形成し、第2のラバーシート側の面に滑り止め層を形成して、路面用シートを作製した。
中間シートは、開口を持つメッシュ構造を有するポリエステルシート(品番TB15、NBCメッシュテック社製)とし、第1のラバーシート及び第2のラバーシートは、アクリロニトリルブタジエンゴムを含むラバーシートとした。中間シートの厚さは、0.8mmである。第1のラバーシート及び第2のラバーシートの厚さは0.60~0.63mmであり、第1のラバーシート及び第2のラバーシートの軟化点は100℃付近である。第1のラバーシート及び第2のラバーシートは、少なくとも一部の開口内で密着して互いに結合していた。なお、後述の実施例2~7及び比較例においても同様に、第1のラバーシート及び第2のラバーシートは、少なくとも一部の開口内で密着して互いに結合していた。
感圧性接着剤層は、ブタジエンを含む合成ゴム系感圧性接着剤とし、滑り止め層は、酸化アルミニウムと硅砂の微粒子を含む滑り止め骨材とした。感圧性接着剤層の厚さは、約0.2mmであり、滑り止め層の厚さは、約0.6mmである。
実施例1では、通常の引張試験機を用いて路面用シートに対する引張試験を行った。引張速度は300mm/minとし、摂氏21℃~23℃の温度下及び相対湿度45%RHの湿度下で、路面用シートが破断するときの引張強度(N/25mm)及び延伸率(%)を求めた。引張強度(N/25mm)は、引張荷重値を路面用シートの幅で除した値であり、路面用シートの幅を25mmとした。実施例1では、路面用シートの延伸率の測定結果を中間シートの延伸率とした。延伸率(%)の見積もりは、上述の実施形態で説明した式(1)によった。
(実施例2)
実施例2では、中間シートに開口を持つメッシュ構造を有するポリエステルシート(品番TB20、NBCメッシュテック社製)を用いた以外は、実施例1と同様の手順によって路面用シートを作製した。実施例2の中間シートの厚さは、0.6mmである。実施例2においても、第1のラバーシート及び第2のラバーシートは、少なくとも一部の開口内で密着して互いに結合していた。実施例2においては、実施例1と同様の装置及び手順により、引張試験を行った。
(実施例3)
実施例3では、中間シートに開口を持つメッシュ構造を有する6-ナイロンシート(品番NB20、NBCメッシュテック社製)を用いた以外は、実施例1と同様の手順によって路面用シートを作製した。実施例3の中間シートの厚さは、0.5mmである。実施例3においては、実施例1と同様の装置及び手順により、引張試験を行った。
(実施例4)
実施例4では、中間シートに開口を持つメッシュ構造を有する6,6-ナイロンシート(品番NMG10、NBCメッシュテック社製)を用いた以外は、実施例1と同様の手順によって路面用シートを作製した。実施例4の中間シートの厚さは、1.2mmである。実施例4においては、実施例1と同様の装置及び手順により、引張試験を行った。
(実施例5)
実施例5では、中間シートに開口を持つメッシュ構造を有するポリプロピレンシート(品番PP30、NBCメッシュテック社製)を用いた以外は、実施例1と同様の手順によって路面用シートを作製した。実施例5の中間シートの厚さは、0.6mmである。実施例5においては、実施例1と同様の装置及び手順により、引張試験を行った。
(実施例6)
実施例6では、中間シートに開口を持つメッシュ構造を有するポリエステルシート(品番T-100G、前田工繊社製)を用いた以外は、実施例1と同様の手順によって路面用シートを作製した。実施例6の中間シートの厚さは、0.2mmである。実施例6においては、実施例1と同様の装置及び手順により、引張試験を行った。
(実施例7)
実施例7では、中間シートに開口を持つメッシュ構造を有するポリエステルシート(品番GS40K、サカイ産業社製)を用いた以外は、実施例1と同様の手順によって路面用シートを作製した。実施例7の中間シートの厚さは、0.9mmである。実施例7においては、実施例1と同様の装置及び手順により、引張試験を行った。
(比較例)
比較例では、中間シートに開口を持つメッシュ構造を有するガラスシート(品番M340、ユニチカ社製)を用いた以外は、実施例1と同様の手順によって路面用シートを作製した。比較例の中間シートの厚さは、0.6mmである。比較例においては、実施例1と同様の装置及び手順により、引張試験を行った。
図4は、実施例1~7及び比較例に係る路面用シートにおける延伸率と引張強度の代表的測定値を示す図である。図4では、実施例1~7をE1~E7で表記し、比較例をCで表記している。
表1は、実施例1~5に係る路面用シートにおける破断時の延伸率(%)、引張強度(N/25mm)、開口の一辺の長さ(mm)、開口率(%)、及び線径(mm)を示す表である。なお、破断時の延伸率(%)は、MD/CDそれぞれ2回、計4回の測定で得られた数値範囲を示す。引張強度(N/25mm)は、4回の測定で得られた数値の平均値を示す。開口の一辺の長さ(mm)では、第1長さが第2長さに略同一であり、線径(mm)では、第1線径が第2線径に略同一であるとした。表1は、道路の補修又は保護のために、実施例1~5に係る路面用シートを9週間に渡って道路上に設置した後に、路面用シートにおける外観の劣化の有無に関する評価を行った結果(表中、外観評価と表記)、破断の有無に関する評価を行った結果(表中、破断評価と表記)、及び総合評価を行った結果を更に示す。
表2は、実施例6、実施例7、および比較例に係る路面用シートにおける破断時の延伸率(%)、引張強度(N/25mm)、開口の一辺の長さ(mm)、開口率(%)、及び線径(mm)を示す表である。表2は、道路の補修又は保護のために、実施例6、7と比較例に係る路面用シートを9週間に渡って道路上に設置した後の外観評価、破断評価及び総合評価を更に示す。
表1及び表2において、外観評価では、路面用シートに外観の劣化が見られなかったときに「A」と表記され、路面用シートに外観の劣化が見られたときに「B」と表記されている。外観の劣化は、例えば、路面用シートに含まれる各層の層間剥離によって引き起こされる。破断評価では、路面用シートに破断が見られなかったときに「A」と表記され、路面用シートに破断が見られたときに「B」と表記されている。外観評価及び破断評価において共に「A」と評価されたとき、総合評価を「A(特に良好)」とし、外観評価及び破断評価のいずれか一方において「A」と評価されたとき、総合評価を「B(良好)」とした。外観評価及び破断評価の両方において「B」と評価されたとき、総合評価を「C(不良)」とした。
Figure 0007008429000001
Figure 0007008429000002
1…路面用シート、3…感圧性接着剤層、5…滑り止め層、10,10P…中間シート、11…第1のラバーシート、12…第2のラバーシート、AP…開口。

Claims (6)

  1. 中間シートと、
    少なくとも前記中間シートの両面上にそれぞれ設けられた第1のラバーシート及び第2のラバーシートと、を備え、
    前記中間シートは、開口を含み、
    前記第1のラバーシート及び前記第2のラバーシートの一部は、前記開口内で互いに密着し、
    前記中間シートにおける破断時の延伸率は15%以上である路面用シート。
  2. 前記中間シートは、前記開口を複数含むメッシュ構造を有する請求項1記載の路面用シート。
  3. 前記開口は四辺形であり、前記開口の一辺の長さは、0.7mm以上、且つ5.0mm以下であり、前記中間シートの開口率は、30%以上、且つ70%未満である、請求項2記載の路面用シート。
  4. 最外層となる両面のうち、一方の面には感圧性接着剤層が設けられており、他方の面には滑り止め層が設けられている、請求項1~3のいずれか一項記載の路面用シート。
  5. 前記第1のラバーシート及び前記第2のラバーシートの軟化点が80℃以上である、請求項1~4のいずれか一項記載の路面用シート。
  6. 前記中間シートの引張強度は、500N/25mm以上である、請求項1~5のいずれか一項記載の路面用シート。
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