JP7006161B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents
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Description
また開示された一つの態様は、噴孔(38)から燃料を噴射する燃料噴射装置であって、燃料によって満たされる燃料室(35,36)、及び燃料室に燃料を供給する供給流路(32)、が形成された流路形成部材(20)と、燃料室の圧力の変動によって噴孔を開閉する噴孔弁体(50)と、燃料室に収容され、燃料室に臨む供給流路の供給開口(32b)を開閉する制御弁体(60,260,360,560,660)と、制御弁体への駆動力の伝達によって制御弁体を変位させる伝達部材(44)と、伝達部材に対する制御弁体の軸ずれ及び傾きの変動を規制する変動規制構造(90,290,390,490,690,790)と、制御弁体を伝達部材へ向けて付勢する筒状のバルブスプリング(70,470)と、を備え、流路形成部材は、バルブスプリングの位置を規定する環状構造部(229,329,429)、を有し、変動規制構造は、バルブスプリング及び環状構造部を含む燃料噴射装置とされる。
また開示された一つの態様は、噴孔(38)から燃料を噴射する燃料噴射装置であって、燃料によって満たされる燃料室(35,36)、及び燃料室に燃料を供給する供給流路(32)、が形成された流路形成部材(20)と、燃料室の圧力の変動によって噴孔を開閉する噴孔弁体(50)と、燃料室に収容され、燃料室に臨む供給流路の供給開口(32b)を開閉する制御弁体(60,260,360,560,660)と、制御弁体への駆動力の伝達によって制御弁体を変位させる伝達部材(44)と、伝達部材に対する制御弁体の軸ずれ及び傾きの変動を規制する変動規制構造(90,290,390,490,690,790)と、を備え、変動規制構造は、制御弁体に外嵌され、燃料室の区画壁に対して制御弁体を摺動可能に支持する環状部材(80)、を含む燃料噴射装置とされる。
また開示された一つの態様は、噴孔(38)から燃料を噴射する燃料噴射装置であって、燃料によって満たされる燃料室(35,36)、及び燃料室に燃料を供給する供給流路(32)、が形成された流路形成部材(20)と、燃料室の圧力の変動によって噴孔を開閉する噴孔弁体(50)と、燃料室に収容され、燃料室に臨む供給流路の供給開口(32b)を開閉する制御弁体(60,260,360,560,660)と、制御弁体への駆動力の伝達によって制御弁体を変位させる伝達部材(44)と、伝達部材に対する制御弁体の軸ずれ及び傾きの変動を規制する変動規制構造(90,290,390,490,690,790)と、を備え、制御弁体は、供給開口を閉じる閉塞底面(62)、を有し、供給開口の面積重心(Ac1)を閉塞底面の面積重心(Ac2)から偏心させた供給流路が、変動規制構造を兼ねる燃料噴射装置とされる。
本開示の第一実施形態による燃料噴射装置10は、図1に示す燃料供給システム1に用いられている。燃料噴射装置10は、内燃機関であるディーゼルエンジン(以下、「エンジン2」)の各燃焼室2bに、燃料タンク4に貯留された燃料を供給する。燃料供給システム1は、フィードポンプ5、高圧燃料ポンプ6、コモンレール3及び制御装置9等を、燃料噴射装置10と共に備えている。
図8及び図9に示す第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。第二実施形態の規制構造290は、第一実施形態と実質同一の凸状部47、嵌合穴64、シム92、及びコイルスプリング70に加えて、弁体円錐部265及び環状構造部229をさらに含んでいる。規制構造290は、第一実施形態と同様に、駆動伝達ピン46に対する制御弁体260の軸ずれ及び傾きを規制する。
図10及び図11に示す第三実施形態は、第二実施形態の変形例である。第三実施形態の規制構造390は、第二実施形態と実質同一の弁体円錐部265及びコイルスプリング70に加えて、環状構造部329をさらに含んでいる。一方で、規制構造390からは、凸状部47、嵌合穴64及びシム92(図8参照)に相当する構成が省略されている。
図12及び図13に示す第四実施形態は、第三実施形態の変形例である。第四実施形態の規制構造490は、弁体円錐部265、環状構造部429及びコイルスプリング470を含んでいる。環状構造部429からは、第三実施形態の部分環状壁229a(図10参照)に相当する構成が省略されている。一方で、環状構造部429は、第三実施形態と実質同一の環状溝329aを有している。環状溝329aにおいて内縁となる溝内側壁329dは、下シート面部28から溝底面329bへ向かうに従って拡径する外テーパ面状に形成されている。溝内側壁329dは、駆動伝達ピン46及び供給開口32bの各中心軸CL1,CL3と実質的に同軸となるよう設けられている。
図14に示す第五実施形態は、第一実施形態の別の変形例である。第五実施形態では、第一実施形態と同様に、凸状部47、嵌合穴64及びシム92を含む規制構造90が設けられている。一方で、第五実施形態では、弁室36の区画壁36a及び制御弁体560の形状が第一実施形態とは異なっている。
図15及び図16に示す第六実施形態は、第一実施形態のさらに別の変形例である。第六実施形態では、規制リング80を含む規制構造690が設けられている。規制リング80は、金属材料等により、全体として円環状に形成されている。規制リング80は、制御弁体660及びコイルスプリング70と共に、弁室36に収容されている。規制リング80は、区画壁36aの内周壁面36cに内嵌されており、且つ、制御弁体660の円柱部60aに外嵌されている。規制リング80は、弁室36の区画壁36aに対して制御弁体660を摺動可能に支持している。
図17~図20に示す第七実施形態は、第一実施形態のさらに別の変形例である。第七実施形態では、供給連通路32の中心軸CL3が、制御弁体660の中心軸CL2に対してずらされている。このように、供給開口32bの面積重心Ac1を下着座面62の面積重心Ac2から偏心させた供給連通路32が、第七実施形態の規制構造790を兼ねている。
偏心量:h > A = (4/3/π)×{(rs×Fs)/(ΔP×di^2)}
rs : コイルスプリング70の半径(mm)
Fs : コイルスプリング70の荷重(N)
ΔP : 弁室36と供給連通路32との差圧(Pa×10^-4)
di : 供給開口32bの直径(mm)
A < h < rv-rp
と規定される。
図21に示す第八実施形態は、第七実施形態の変形例である。第八実施形態の供給開口32bの面積重心Ac1は、供給連通路32のメイン流路部32cの中心軸CL3及び制御弁体660の中心軸CL2に対して偏心している。以上のように供給開口32bのみを偏心させた構成でも、差圧モーメントMpの作用によって制御弁体660の軸ずれ及び傾きの変動が規制され得る。したがって、第八実施形態でも、燃料噴射量の変動が抑制可能となる。
図22に示す第九実施形態は、第七実施形態の別の変形例である。第九実施形態の供給連通路32は、弁室36との接続部分にて、弁室36へ向かうに従って拡大されている。供給連通路32の接続部分のうちで、周方向にて制御連通路33に近接している側のみが拡大されている。こうした構成により、供給開口32bの面積重心Ac1は、メイン流路部32cの中心軸CL3及び制御弁体660の中心軸CL2に対して偏心する。故に、供給連通路32が変動規制構造として機能し、差圧モーメントMpの作用によって制御弁体660の軸ずれ及び傾きの変動が規制され得る。したがって、第九実施形態でも、燃料噴射量の変動が抑制可能となる。
図23及び図24に示す第十実施形態は、第七実施形態のさらに別の変形例である。第十実施形態の供給連通路32は、弁室36との接続部分にて、メイン流路部32c及び分岐流路部32dに分岐されている。下シート面部28には、メイン流路部32cの第一開口132cと分岐流路部32dの第二開口132dとが、供給開口32bとして形成されている。こうした構成により、第一開口132c及び第二開口132dを合わせた供給開口32bの面積重心Ac1は、供給連通路32の中心軸CL3及び制御弁体660の中心軸CL2に対して偏心する。故に、供給連通路32が変動規制構造として機能し、差圧モーメントMpの作用によって制御弁体660の軸ずれ及び傾きの変動が規制され得る。したがって、第十実施形態でも、燃料噴射量の変動が抑制可能となる。
図25~図27に示す第十一実施形態には、制御弁体660の軸ずれ及び傾きが生じた場合でも、供給連通路32から制御室135へ流入する燃料の流量係数を実質的に一定に維持する流量維持構造が設けられている。第十一実施形態では、流量維持構造としての二つの制御連通路33,133が、弁ボデー120のオリフィス形成部材123に形成されている。
図28~図30に示す第十二実施形態は、第十一実施形態の変形例である。第十二実施形態では、流量維持構造としての制御連通路233がオリフィス形成部材123に形成されている。制御連通路233は、オリフィス形成部材123の内部にて、二つの連通分岐路233a,233bに分岐されている。制御連通路233は、各連通分岐路233a,233bの一端である各連通開口33a,133aを、底壁面36bに開口させている。各連通開口33a,133aは、第十一実施形態と実質同一の形状及び配置にて弁室136に臨んでおり、供給開口32bの両側に設けられている(図29参照)。各連通開口33a,133aから各連通分岐路233a,233bに流入した燃料は、制御連通路233の内部にて合流し、制御室135に流入する。
以上、本開示の複数の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
Claims (13)
- 噴孔(38)から燃料を噴射する燃料噴射装置であって、
燃料によって満たされる燃料室(35,36)、及び前記燃料室に燃料を供給する供給流路(32)、が形成された流路形成部材(20)と、
前記燃料室の圧力の変動によって前記噴孔を開閉する噴孔弁体(50)と、
前記燃料室に収容され、前記燃料室に臨む前記供給流路の供給開口(32b)を開閉する制御弁体(60,260,360,560,660)と、
前記制御弁体への駆動力の伝達によって前記制御弁体を変位させる伝達部材(44)と、
前記伝達部材に対する前記制御弁体の軸ずれ及び傾きの変動を規制する変動規制構造(90,290,390,490,690,790)と、を備え、
前記制御弁体及び前記伝達部材のうちの一方には、凸状部(47)が形成され、
前記制御弁体及び前記伝達部材のうちの他方には、前記凸状部を収容し、前記制御弁体及び前記伝達部材を相互に固定する凹状穴(64)が形成され、
前記変動規制構造は、前記凸状部及び前記凹状穴を含む燃料噴射装置。 - 前記制御弁体を前記伝達部材へ向けて付勢する筒状のバルブスプリング(70,470)、をさらに備え、
前記流路形成部材は、前記バルブスプリングの位置を規定する環状構造部(229,329,429)、を有し、
前記変動規制構造は、前記バルブスプリング及び前記環状構造部を含む請求項1に記載の燃料噴射装置。 - 噴孔(38)から燃料を噴射する燃料噴射装置であって、
燃料によって満たされる燃料室(35,36)、及び前記燃料室に燃料を供給する供給流路(32)、が形成された流路形成部材(20)と、
前記燃料室の圧力の変動によって前記噴孔を開閉する噴孔弁体(50)と、
前記燃料室に収容され、前記燃料室に臨む前記供給流路の供給開口(32b)を開閉する制御弁体(60,260,360,560,660)と、
前記制御弁体への駆動力の伝達によって前記制御弁体を変位させる伝達部材(44)と、
前記伝達部材に対する前記制御弁体の軸ずれ及び傾きの変動を規制する変動規制構造(90,290,390,490,690,790)と、
前記制御弁体を前記伝達部材へ向けて付勢する筒状のバルブスプリング(70,470)と、を備え、
前記流路形成部材は、前記バルブスプリングの位置を規定する環状構造部(229,329,429)、を有し、
前記変動規制構造は、前記バルブスプリング及び前記環状構造部を含む燃料噴射装置。 - 前記制御弁体は、前記バルブスプリングにおける一方の軸方向の端部(71)に内側から当接し、前記バルブスプリングにおける他方の軸方向の端部(73)に向かうに従って縮径する外テーパ面状の弁体円錐部(265)、を有する請求項2又は3に記載の燃料噴射装置。
- 前記環状構造部は、前記バルブスプリングに嵌合する環状溝(329a)及び部分環状壁(229a)の少なくとも一方を有する請求項2~4のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
- 前記バルブスプリングにおける軸方向の端部(71,73)の少なくとも一方には、軸方向の中央に向かうに従って縮径する内テーパ面状のスプリング円錐部(72,74)、が設けられている請求項2~5のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
- 前記流路形成部材には、前記燃料室の燃料を低圧側(37)に流出させる流出流路(34)、前記燃料室に臨む前記流出流路の流出開口(34b)の周囲を囲むシート面(527)、がさらに形成され、
前記制御弁体は、前記シート面への着座によって前記流出開口を塞ぐ上着座面(561)、を有し、
前記シート面及び前記上着座面は、前記制御弁体の変位軸に対して実質的に直交する平面状である請求項1~6のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。 - 噴孔(38)から燃料を噴射する燃料噴射装置であって、
燃料によって満たされる燃料室(35,36)、及び前記燃料室に燃料を供給する供給流路(32)、が形成された流路形成部材(20)と、
前記燃料室の圧力の変動によって前記噴孔を開閉する噴孔弁体(50)と、
前記燃料室に収容され、前記燃料室に臨む前記供給流路の供給開口(32b)を開閉する制御弁体(60,260,360,560,660)と、
前記制御弁体への駆動力の伝達によって前記制御弁体を変位させる伝達部材(44)と、
前記伝達部材に対する前記制御弁体の軸ずれ及び傾きの変動を規制する変動規制構造(90,290,390,490,690,790)と、を備え、
前記変動規制構造は、前記制御弁体に外嵌され、前記燃料室の区画壁に対して前記制御弁体を摺動可能に支持する環状部材(80)、を含む燃料噴射装置。 - 前記環状部材は、前記供給流路から前記燃料室へ流入する燃料を流通させる燃料流通部(86)、を有する請求項8に記載の燃料噴射装置。
- 噴孔(38)から燃料を噴射する燃料噴射装置であって、
燃料によって満たされる燃料室(35,36)、及び前記燃料室に燃料を供給する供給流路(32)、が形成された流路形成部材(20)と、
前記燃料室の圧力の変動によって前記噴孔を開閉する噴孔弁体(50)と、
前記燃料室に収容され、前記燃料室に臨む前記供給流路の供給開口(32b)を開閉する制御弁体(60,260,360,560,660)と、
前記制御弁体への駆動力の伝達によって前記制御弁体を変位させる伝達部材(44)と、
前記伝達部材に対する前記制御弁体の軸ずれ及び傾きの変動を規制する変動規制構造(90,290,390,490,690,790)と、を備え、
前記制御弁体は、前記供給開口を閉じる閉塞底面(62)、を有し、
前記供給開口の面積重心(Ac1)を前記閉塞底面の面積重心(Ac2)から偏心させた前記供給流路が、前記変動規制構造を兼ねる燃料噴射装置。 - 前記制御弁体を前記伝達部材へ向けて付勢し、復元力によって前記制御弁体を傾ける傾斜モーメント(Ms)を生じさせるバルブスプリング(70)、をさらに備え、
前記制御弁体には、前記燃料室及び前記供給流路の間の差圧によって前記傾斜モーメントとは逆向きの差圧モーメント(Mp)が作用し、
前記閉塞底面の面積重心に対する前記供給開口の面積重心の偏心量は、想定される前記傾斜モーメントの最大値より前記差圧モーメントが大きくなるように規定されている請求項10に記載の燃料噴射装置。 - 前記制御弁体を前記伝達部材へ向けて付勢し、復元力によって前記制御弁体を傾ける傾斜モーメント(Ms)を生じさせる筒状のバルブスプリング(70)、をさらに備え、
前記バルブスプリングの半径rsと、前記バルブスプリングの荷重Fsと、前記燃料室及び前記供給流路の差圧ΔPと、前記供給開口の直径diと、前記閉塞底面の面積重心に対する前記供給開口の面積重心の偏心量hとの間に、
h > (4/3/π)×{(rs×Fs)/(ΔP×di^2)}
の関係が成り立つ請求項10に記載の燃料噴射装置。 - 噴孔(38)から燃料を噴射する燃料噴射装置であって、
燃料によって満たされる第一燃料室(136)、連通通路(33,133,233)によって前記第一燃料室と連通された第二燃料室(135)、及び前記第一燃料室に燃料を供給する供給流路(32)、が形成された流路形成部材(120)と、
前記第二燃料室の圧力の変動によって前記噴孔を開閉する噴孔弁体(50)と、
前記第一燃料室に収容され、前記第一燃料室に臨む前記供給流路の供給開口(32b)を開閉する制御弁体(660)と、備え、
前記供給開口が開口する前記第一燃料室の壁面(36b)には、前記連通通路の連通開口(33a,133a)が複数形成されている燃料噴射装置。
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