JP7006072B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、は複写機やプリンタなどの電子写真装置に用いられる感光体と画像形成装置に関する技術が開示されている。この先行技術では、感光体は、ドラム本体と、二つのフランジ部材とで構成されている。ドラム本体は、両端に嵌合穴が形成された筒体と、筒体の外周面に形成された感光層とで構成され、嵌合穴の中心に対してドラム本体の外周面の中心は偏心している。二つのフランジ部材は、それぞれ環板部と軸受部とを備え、軸受部の中心に対して環板部の中心は偏心している。ドラム本体の偏心方向と、二つのフランジ部材の偏心方向とをほぼ同じ向きにして、環板部が嵌合穴に圧入され、固定されている。
特開2002-365974号公報
円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを、帯電ロールの押圧荷重が一定の場合と比較し、抑制させることが、目的である。
請求項1の発明は、回転時の振れが両端部よりも中央部の方が大きい湾曲した円筒状の像保持体と、前記像保持体に押圧手段によって押圧され、前記像保持体を帯電する帯電ロールと、前記帯電ロールが前記像保持体に押圧する押圧荷重を前記像保持体の回転周期と異なる周期で変動させる変動手段と、帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記感光体の表面に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、を備えた画像形成装置である。
請求項2の発明は、回転時の振れが両端部よりも中央部の方が大きい湾曲した円筒状の像保持体と、前記像保持体に押圧手段によって押圧され、前記像保持体を帯電する帯電ロールと、前記帯電ロールの回転軸との前記像保持体の周面との距離を前記像保持体の回転周期と異なる周期で変動させる変動手段と、帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記感光体の表面に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、を備えた画像形成装置である。
請求項3の発明は、前記変動手段は、前記帯電ロールを押圧する前記押圧手段の押圧力を前記像保持体の回転周期と異なる周期で変動させる変動機構を有する、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項4の発明は、前記押圧手段は、圧縮コイルばねであり、前記変動機構は、前記圧縮コイルばねの圧縮量を周期的に変化させるカム機構である、請求項3に記載の画像形成装置である。
請求項5の発明は、前記変動手段は、前記帯電ロールに押し当たり、押当力が前記像保持体の回転周期と異なる周期で変動する押当部材を有し、前記押当部材の押当力が変動することで、前記帯電ロールの押圧力が変動する、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項6の発明は、前記押当部材は、前記帯電ロールを清掃する機能を有する清掃部材である、請求項5に記載の画像形成装置である。
請求項7の発明は、前記押当部材は、偏芯した回転軸を有する円柱状である、請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置である。
請求項8の発明は、前記押当部材は、回転軸と、前記回転軸に一端と他端とで周方向位置が異なるように螺旋状に巻き付けられた巻付部材と、を備えている、請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置である。
請求項9の発明は、前記像保持体の回転周期と異なる周期は、前記像保持体の回転周期よりも小さい周期である、請求項1~請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項10の発明は、前記像保持体の回転周期よりも小さい周期は、前記像保持体の回転周期の整数分の1以外の周期である、請求項9に記載の画像形成装置である。
請求項11の発明は、回転時の振れが両端部よりも中央部の方が大きい湾曲した円筒状の像保持体と、前記像保持体に押圧手段によって押圧され、前記像保持体を帯電する帯電ロールと、前記帯電ロールが前記像保持体に押圧する押圧荷重を前記像保持体の回転周期と同周期且つ逆位相で変動させる変動手段と、を備えた画像形成装置である。
請求項12の発明は、回転時の振れが両端部よりも中央部の方が大きい湾曲した円筒状の像保持体と、前記像保持体に押圧手段によって押圧され、前記像保持体を帯電する帯電ロールと、前記帯電ロールの回転軸との前記像保持体の周面との距離を前記像保持体の回転周期と同周期且つ逆位相で変動させる変動手段と、を備えた画像形成装置である。
請求項13の発明は、前記変動手段は、前記帯電ロールを押圧する前記押圧手段の押圧力を前記像保持体の回転周期と同周期且つ逆位相で変動させる変動機構を有する、請求項11又は請求項12に記載の画像形成装置である。
請求項14の発明は、前記押圧手段は、圧縮コイルばねであり、前記変動機構は、前記圧縮コイルばねの圧縮量を周期的に変化させるカム機構である、請求項13に記載の画像形成装置である。
請求項15の発明は、前記変動手段は、前記帯電ロールに押し当たり、押当力が前記像保持体の回転周期と同周期且つ逆位相で変動する押当部材を有し、前記押当部材の押当力が変動することで、前記帯電ロールの押圧力が変動する、請求項11又は請求項12に記載の画像形成装置である。
請求項16の発明は、前記押当部材は、前記帯電ロールを清掃する機能を有する清掃部材である、請求項15に記載の画像形成装置である。
請求項17の発明は、前記押当部材は、偏芯した回転軸を有する円柱状である、請求項15又は請求項16に記載の画像形成装置である。
請求項18の発明は、前記押当部材は、回転軸と、前記回転軸に一端と他端とで周方向位置が異なるように螺旋状に巻き付けられた巻付部材と、を備えている、請求項15又は請求項16に記載の画像形成装置である。
請求項19の発明は、前記像保持体は、前記両端部よりも前記中央部の振れ幅が20μm以上大きい請求項1~請求項18のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項1に記載の発明によれば、帯電ロールの押圧荷重が一定の場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、帯電ロールの回転軸と像保持体の周面との距離が一定の場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、押圧手段の押圧力が一定の場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、引張コイルばねの場合と比較し、押圧力を変動させる構造が簡単である。
請求項5に記載の発明によれば、押当部材の押当力が一定の場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、専用部品を用いる場合と比較し、構造が簡単である。
請求項7に記載の発明によれば、押当部材が非円柱状の場合と比較し、押当力を変動させる構造が簡単である。
請求項8に記載の発明によれば、巻付部材が回転軸に一端と他端とで周方向位置が同じになるように螺旋状に巻き付けられた場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項9に記載の発明によれば、像保持体の回転周期と異なる周期が、像保持体の回転周期よりも大きい場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項10に記載の発明によれば、像保持体の回転周期と異なる周期が、像保持体の回転周期の整数分の1である場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項11に記載の発明によれば、帯電ロールの押圧荷重が一定の場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項12に記載の発明によれば、帯電ロールの回転軸と像保持体の周面との距離が一定の場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項13に記載の発明によれば、押圧手段の押圧力が一定の場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項14に記載の発明によれば、引張コイルばね場合と比較し、押圧力を変動させる機構が容易である。
請求項15に記載の発明によれば、押当部材の押当力が一定の場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項16に記載の発明によれば、専用部品を用いる場合と比較し、構造が簡単である。
請求項17に記載の発明によれば、押当部材が非円柱状の場合と比較し、押当力を変動させる構造が簡単である。
請求項18に記載の発明によれば、巻付部材が回転軸に一端と他端とで周方向位置が同じになるように螺旋状に巻き付けられた場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
請求項19に記載の発明によれば、両端部よりも中央部の振れ幅が20μm以上大きい像保持体において、帯電ロールの押圧荷重が一定の場合と比較し、円筒状の像保持体の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラを抑制することができる。
第一本実施形態の画像形成装置の構成を示す概略図である。 プロセスカートリッジの構成を示す概略図である。 (A)(B)(C)は、感光体の基材の製造工程の工程図である。 (A)(B)は、感光体の基材の製造工程の工程図である。 感光体の基材の製造工程のしごき工程に用いるパンチ型としごき型を示した斜視図である。 (A)(B)(C)は、感光体の基材の製造工程の工程図である。 (A)(B)(C)は、感光体の基材の製造工程の工程図である。 (A)(B)(C)は、感光体の基材の製造工程の工程図である。 (A)は第一実施形態の画像形成装置の取付部の回転軸方向から見た側面図であり、(B)は斜視図である。 第一実施形態の画像形成装置の要部の回転軸方向に沿った断面及びカム駆動機構を模式的に示す構成図である。 第一実施形態の画像形成装置の取付部及び変動機構の回転軸方向から見た側面図である。 (A)は感光体における帯電ロールが接触する側が凹状の凹位相状態を説明する説明図であり、(B)は感光体における帯電ロールが接触する側が凸状の凸位相状態を説明する説明図である。 比較例の画像形成装置における感光体の湾曲に起因する画像濃度の周期的な変化を説明する説明図である。 第一実施形態における画像濃度の変化が非周期的であることを説明するためのグラフである。 第二実施形態の画像形成装置の取付部の回転軸方向から見た側面図である。 (A)は第二実施形態の画像形成装置の清掃部材を回転軸方向に直交する方向から見た正面図であり、(B)は回転軸方向から見た側面図である。 第二実施形態の画像形成装置の清掃部材が帯電部材に押し当たる押当力の周期的な変化を説明するためのグラフである。 第三実施形態の画像形成装置の取付部を回転軸方向から見た側面図である。 (A)は第三実施形態の画像形成装置の清掃部材の斜視図であり、(B)は回転軸方向から見た側面図である。 第三実施形態の画像形成装置の清掃部材が帯電部材に押し当たる押当力の周期的な変化を説明するためのグラフである。 第五実施形態の画像形成装置の取付部を回転軸方向から見た側面図及び清掃部材駆動機構を示す構成図ある。 第六実施形態の画像形成装置の取付部を回転軸方向から見た側面図及び清掃部材駆動機構を示す構成図ある。 他の実施形態の画像形成装置の要部を回転軸方向に直交する方向から見た正面図である。
<第一実施形態>
本発明の第一実施形態に係る画像形成装置について説明する。
[画像形成装置]
まず、本実施形態に係る画像形成装置10の構成を説明する。
図1に示すように、画像形成装置10は、被転写体の一例としての用紙等の記録媒体Pが収容される収容部32と、記録媒体Pに画像を形成する画像形成部14と、画像形成部14によって記録媒体Pに形成された画像を当該記録媒体Pに定着する定着装置36と、収容部32から画像形成部14へ記録媒体Pを搬送する搬送部16と、を備えている。
画像形成部14は、トナーを含む現像剤を用いて記録媒体Pに画像を形成する機能を有している。具体的には、画像形成部14は、画像(潜像)を保持する像保持体の一例としてのドラム状の感光体102を有している。なお、感光体102については後述する。
感光体102は、一方向(矢印A方向)へ回転するようになっている。感光体102の周囲には、感光体102の回転方向上流側から順に、帯電手段の一例としての帯電ロール60と、静電潜像形成手段の一例としての露光装置22と、現像手段の一例としての現像装置28と、転写手段の一例としての転写ロール24と、除去部30と、が設けられている。
帯電ロール60は、感光体102を帯電させる機能を有している。露光装置22は、帯電ロール60によって帯電した感光体102を露光して感光体102に静電潜像を形成する機能を有している。
帯電ロール60における感光体102と反対側の上方部には、帯電ロール60の表面に接触して清掃するロール状の清掃部材70が設けられている。なお、帯電ロール60及び清掃部材70についての説明は後述する。
現像装置28は、露光装置22によって感光体102に形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー画像を形成する機能を有している。
転写ロール24は、現像装置28によって感光体102に形成されたトナー画像を記録媒体Pに転写する機能を有している。
除去部30は、転写後の感光体102の表面に残留したトナーを除去する機能を有している。具体的には、除去部30は、感光体102の表面に接触して、トナーを除去する(掻き取る)除去部材としてのブレード30Aと、ブレード30Aで除去されたトナーを収容する収容部30Bと、を有している。
搬送部16は、収容部32に収容された記録媒体Pを送り出す送出ロール33と、送出ロール33によって送り出された記録媒体Pが搬送される搬送経路35と、搬送経路35に沿って設けられ送出ロール33によって送り出された記録媒体Pを、感光体102と転写ロール24との間へ搬送する複数の搬送ロール対34と、を備えている。
定着装置36では、記録媒体Pを加熱及び加圧することで、転写ロール24によって記録媒体Pに転写されたトナー画像を、当該記録媒体Pへ定着するようになっている。
また、プロセスカートリッジ18には、図2に示されるように、除去部30によって除去されたトナーを搬送する搬送装置50と、搬送装置50によって搬送されたトナーを貯留する貯留部としての廃トナーボックス42と、が設けられている。
廃トナーボックス42の内部には、トナーを搬送する搬送体46が設けられている。搬送体46は、軸部46Aと、軸部46Aの外周面に軸部46Aの軸周りに螺旋状に形成された羽根46Bと、を有している。搬送体46では、軸部46Aが回転することで、羽根46Bが、軸部46Aの軸方向及び放射方向(図2の矢印E参照)へトナーを搬送する。 図1及び図2に示すように、画像形成装置10は、画像形成装置本体11(図1参照)に着脱可能に設けられたプロセスカートリッジ18を備えている。本実施形態のプロセスカートリッジ18は、感光体102と、帯電ロール60と、現像装置28と、除去部30と、が設けられている。
さらに、プロセスカートリッジ18には、現像装置28へ供給されるトナーを収容するトナーカートリッジ40が設けられている。
図2に示すように、プロセスカートリッジ18には、除去部30によって除去されたトナーを搬送する搬送装置50と、搬送装置50によって搬送された廃トナーを貯留する廃トナーボックス42と、が設けられている。廃トナーボックス42は、除去部30とは現像装置28を間に挟んでX方向の反対側に配置されている。
搬送装置50は、搬送路59及び搬送部材56を有している。搬送路59は、除去部30の収容部30Bから廃トナーボックス42へ廃トナーが搬送される通路である。搬送部材56は、搬送路59内に設けられ、図示していな軸部の軸周りに螺旋状に形成された羽根を有している。そして、図示してない駆動部によって搬送部材56が回転することで、除去部30の収容部30Bから廃トナーボックス42へ廃トナーが搬送される。
[感光体]
次に、感光体102について説明する。
図1及び図2に示す感光体102は、図8(C)に示す円筒状の基材104と、基材104の外周面104Aに形成された図示していない感光層と、を有している。なお、感光層は、基材104の外周面104Aに形成された下地層(アンダーコート層)及び表面に形成された保護層(オーバーコート層)等を含む。
(基材の製造方法)
次に、基材104の製造工程の一例について説明する。なお、各図中の矢印Hで示すように、最初の工程(図3(A))から最後の工程(図9)まで、この方向は一定であり、本実施形態では、H方向は鉛直方向上側である。
基材104は、円筒状の円筒材206(図4参照)を成形するインパクト加工と、この円筒材206を矯正して基材104(図8参照)を成形するしごき加工とを含んで製造される。
-インパクト加工-
図3及び図4に示すように、インパクト加工では、アルミニウムの塊であるスラグ202から、一方に底部205を有する円筒状の円筒材206を成形する。
図3(A)に示すように、インパクト加工には、金属塊の一例としてのアルミニウムの塊であるスラグ202が収められる凹状型204と、凹状型204に収められたスラグ202を押圧してスラグ202を円筒状にするための第一円柱型の一例としての円柱状のパンチ型200と、が用いられる。凹状型204の凹部204Aは円状とされ、この凹部204Aの内径は、一例として、32.0mmとされている。パンチ型200の外径は、一例として、30.6mmとされている。
図3(A)に示すように、インパクト工程では、先ず、スラグ202が凹状型204に収納され、さらに、パンチ型200が、凹状型204の上方に配置される。
次に、図3(B)及び図3(C)に示すように、パンチ型200が、下方に移動して凹状型204に収納されたスラグ202を押し潰して変形させる。これにより、スラグ202が、パンチ型200の周面に沿うように変形し、下側に底部205を有する円筒状の円筒材206(図3(C)を参照)が成形される。一例として、この円筒材206の厚さは、0.7mmとされ、内径30.6mmとされている。
次に、図4(A)に示すように、パンチ型200が上方に移動して、パンチ型200に密着している円筒材206が凹状型204から離間する。
更に、図4(B)に示すように、円筒材206が、パンチ型200から引き抜かれる(脱型される)。
-しごき加工-
しごき加工では、円筒材206の厚さを薄くして、円筒材206の形状を矯正する。
図5に示すように、しごき加工には、円筒材206(図4(B)を参照)に先端(図中下端)から挿入される第二円柱型の一例としてのパンチ型220と、円筒材206の内周面206A(図4(B)を参照)をパンチ型220の外周面220Aに倣わせる円環型222とが用いられる。
パンチ型220は、鉛直方向(一方向)に延びた円柱状とされており、一例として、パンチ型220の外径は、29.2mmとされている。また、円環型222は、円環状とされており、一例として、内径は、30.0mmとされている。
図6(A)に示すように、しごき加工では、先ず、パンチ型220を、先端から円筒材206の内部に挿入する。なお、図6(A)、図6(B)、図6(C)、図7(A)及び図7(B)においては、パンチ型220の外周面220Aと、円筒材206の内周面206Aとの隙間の図示は省略している。
図6(B)、図6(C)、図7(A)、図7(B)及び図7(C)に示すように、次に、パンチ型220が挿入された円筒材206を、円環型222の上方に移動させた位置から、その下方へ移動させて、円環型222の内部を通過させる。これにより、円環型222が、円筒材206をパンチ型220に押し付けることで、円筒材206の厚さが薄くなり、さらに、円筒材206の内周面206Aがパンチ型220の外周面220Aに倣う。
図8(A)及び図8(B)に示すように、円筒材206が、パンチ型220から引き抜かれる(脱型される)。
-切除工程-
切除工程では、円筒材206の底部205を含む下端部207を切除し、図8(C)に示すように、両端が開放された円筒状の基材104が成形される。
円筒材206の底部205を含む下端部207を切除し、図8(C)に示すように、両端が開放された円筒状の基材104が成形される。
(基材及び感光体の形状)
次に、基材104及び感光体102の形状について説明する。
図8(C)に示す基材104は、回転時の振れが両端部110よりも中央部112の方が大きい湾曲した円筒状となっている。この振れ幅の差は、20μm(真直度10μm)以上あり、本実施形態の振れ幅は30μmである。なお、このように基材104が回転時の振れが両端部よりも中央部の方が大きい湾曲した形状となるのは、インパクト加工及びしごき加工の際の芯ずれが主原因である。
図12に示すように、基材104の外周面104Aに感光層を形成した感光体102も同様に回転時の振れが両端部110よりも中央部112の方が大きい湾曲した円筒状である。そして、感光体102(基材104)の両端部110の開口端部に嵌め、回転軸103が貫通する図示していないフランジでセンタリングするため、両端部110よりも中央部112の方が大きく振れる。なお、図12の感光体102は、判り易くするため実際よりも極端に大きく湾曲させて図示している。
[帯電ロール及び清掃部材の支持構造]
次に、帯電ロール60及び清掃部材70の支持構造について説明する。
図9に示すように、帯電ロール60は、導電性の回転軸62の周囲に帯電層64が形成されたものであり、回転軸62の両端部が一対の軸受部材300にそれぞれ回転可能に支持されている(図10も参照)。
帯電ロール60における感光体102の反対側には、帯電ロール60の表面に接触して清掃する円柱状の清掃部材70が設けられている(図1及び図2も参照)。この清掃部材70は、回転軸72の周囲にスポンジ層74が形成されたものであり、回転軸72の両端部もそれぞれ前述した軸受部材300に回転可能に支持されている(図10も参照)。
このように、帯電ロール60及び清掃部材70は、それぞれ回転軸62、72の両端部が軸受部材300に回転可能に支持されている(図10も参照)。
なお、各図においては、清掃部材70は帯電ロール60に接しているように図示されているが、実際には、清掃部材70は帯電ロール60に対して圧力がかかり、食い込んでいる。
また、図12に示すように、帯電ロール60は、軸方向の両端部よりも中央部が膨らんだ形状となっている。なお、図12の帯電ロール60は、判り易くするため、中央部の膨みを実際よりも大きく図示している。
図10に示すように、感光体102、帯電ロール60及び清掃部材70は、プロセスカートリッジ18(図2参照)を構成するフレーム500に組み付けられている。感光体102は、回転軸103が貫通し、軸端部103Aが軸受孔502に回転自在に挿通されている。
図10及び図11に示すように、フレーム500における帯電ロール60及び清掃部材70の軸方向の両端部分には、軸受部材300が取り付けられる取付部510がそれぞれ一体的に設けられている。両方の取付部510には、それぞれガイド溝512が形成され、ガイド溝512内には軸受部材300が配置されている。軸受部材300はガイド溝512にガイドされて感光体102に対し、矢印Rで示す接離する方向(以降、「接離方向R」と記す)に沿って摺動する。
また、ガイド溝512内には、軸受部材300を感光体102側に付勢する圧縮コイルばね514が設けられている。そして、この圧縮コイルばね514のばね力で、軸受部材300が感光体102側に付勢され、帯電ロール60は感光体102に押圧されている。
図9及び図11に示すように、感光体102は、図示しない駆動機構によって図中の矢印K1の方向)に回転駆動されている。この感光体102の回転により帯電ロール60が矢印K2の方向に従動回転し、帯電ロール60の回転により清掃部材70が矢印K3の方向に従動回転する。
そして、清掃部材70が従動回転することにより、帯電ロール60の表面に付着したトナー及び外添剤等の異物が清掃部材70のスポンジ層74によってクリーニングされる。
[変動機構]
次に、軸受部材300を周期的にガイド溝512に沿って往復移動させる変動機構511について説明する。
図10及び図11に示す変動機構511によって、軸受部材300はガイド溝512内を感光体102に対し接離する方向に周期的に往復移動するようになっている。なお、後述するように、軸部材300の往復移動は、微小変位である。
変動機構511は、バネ受部材516及びカム機構520を含んで構成されている。バネ受部材516は、ガイド溝512内における圧縮コイルばね514に対する軸受部材300側の反対側に設けられている。
カム機構520は、カム円板522とカム回転軸524とを有している。カム回転軸524はカム円板522の円中心から離れた位置に設けられ、偏芯している。カム回転軸524は、画像形成装置本体11(図1参照)に設けられたカム駆動機構526(図10参照)によって回転する。カム駆動機構526(図10参照)は、プロセスカートリッジ18(図2参照)を画像形成装置本体11(図1参照)に装着すると、カム回転軸524に設けられた図示していないギアと噛み合うようになっている。
そして、カム回転軸524が回転すると、カム円板522が回転し、バネ受部材516がガイド溝512内を接離方向Rに周期的に往復移動する。これにより、圧縮コイルばね514の圧縮量(圧縮された状態の長さ)が周期的に変化し、軸受部材300を感光体102側へ付勢する付勢力(ばね力)が周期的に変化する。そして、軸受部材300が感光体102側に付勢される付勢力(ばね力)が周期的に変化することにより、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重が周期的に変化する。
別の観点から説明すると、軸受部材300が感光体102側へ付勢される付勢力(ばね力)が周期的に変化することにより、軸受部材300が、すなわち帯電ロール60の回転軸62が接離方向Rに周期的に往復移動する。つまり、帯電ロール60の回転軸62(の軸中心)と感光体102の周面102Bとの距離L(図11参照)が周期的に変化する。なお、往復移動量、つまり距離Lの変化量は、カム円板522の偏芯が圧縮コイルばね514の圧縮量の増加で吸収されるので、微小変位である。
変動機構511のカム機構520のカム円板522の回転周期(軸受部材300が感光体102側へ付勢される付勢力の変化の周期)に連動する、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期と異なる周期となっている。
また、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期よりも短い周期となっている。更に、その周期は、感光体102の回転周期の整数分の1以外の周期となっている。
<作用>
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重が一定及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lが一定である変動機構511を有しない比較例の画像形成装置について説明する。
図12に示すように、前述したように感光体102は、基材104の製造上の理由から、回転時の振れが両端部110よりも中央部112の方が大きい湾曲した円筒状である。
この場合、感光体102の回転に伴い、図12(A)に示すような帯電ロール60が接触する側が凹状の凹位相状態と、図12(B)に示すような帯電ロール60が接触する側が凸状の凸位相状態と、が感光体102の回転周期で現れる。
図12(A)の感光体102が凹位相状態の場合は、帯電ロール60のニップ幅は、両端部110が広く中央部112が狭くなり、中央部112の表面電位が低下する。図12(B)の感光体102が凸位相状態の場合は、帯電ロール60のニップ幅は、中央部112が広く両端部110が狭くなり、両端部110の表面電位が低下する。なお、図12では、感光体102のおける両端部110又は中央部112に帯電ロール60と間に隙間があるが、実際には隙間は発生しない。
そして、このような帯電ロール60の軸方向のニップムラに起因する感光体102の軸方向の帯電ムラにより、図13に示すような、記録媒体Pに形成された画像濃度、特にハーフトーン画像で濃度ムラが生じる。具体的には、感光体102が凹位相状態(図12(A))の場合は、中央部112の濃度が濃くなり(以降「中央高濃度部CN」とする)、感光体102が凸位相状態の場合(図12(B))は、両端部110の濃度が濃く(以降「端部高濃度部HN」とする)。
このような中央高濃度部CN及び端部高濃度部HNは、それぞれ感光体102の回転周期Sで発生する。そして、このような周期的な濃度変化は目視で目立ち易い。
なお、中央高濃度部CN及び端部高濃度部HNは、必ず発生するとは限らない。また、中央高濃度部CN及び端部高濃度部HNのいずれか一方のみが発生する場合もある。また、端部高濃度部HNは、両端部共に発生する場合もあるし、いずれか一方の端部のみが発生する場合もある。
また、本実施形態の帯電ロール60は、軸方向の両端部よりも中央部が膨らんだ形状となっているので、端部高濃度部HN(図12(B))の方が発生しやすい。
これに対して本実施形態の画像形成装置10では、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期と異なる周期となっており、また感光体102の回転周期よりも短い周期であり、更に整数分の1以外の周期となっている。
ここで、図14は、感光体102の湾曲に起因する振れ変化と、帯電ロール60の押圧荷重の変化及び回転軸62の周期的な変位(距離Lの変化)に起因する振れと、これらに起因する画像濃度の変化と、の関係を概念的に表したグラフである。なお、グラフの縦軸の中心が0点である。また、具体的に前述の中央高濃度部CN及び端部高濃度部HNの濃度変化を表しているのではなく、前述のように、感光体102の周期及び帯電ロール60の周期に起因する濃度の変化を概念的に表しているグラフである。
図14に示すように、実線で表した感光体102及び帯電ロール60の両方の振れに起因する画像濃度の変化、つまり画像の濃度ムラは、感光体102の回転周期から外れ、非周期的に変化し、画像濃度の濃さも変動する。
そして、前述したように、画像の濃度ムラは周期的に発生すると、目視において目立ち易いが、非周期的な濃度ムラは目視において目立ち難い。よって、比較例のように、周期的な濃度ムラと比較し、本実施形態の濃度ムラの方が目視で目立ち難く、濃度ムラが抑制される。
このように、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期と異なる周期となっているので、濃度ムラの方が目視で目立ち難く、濃度ムラが抑制される。
また、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期よりも短い周期であるので、感光体102の回転周期よりも長い場合と比較し、濃度ムラの方が目視で目立ち難く、濃度ムラが抑制される。
また、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期の整数分の1以外であるので、整数分の1の場合と比較し、濃度ムラの方が目視で目立ち難く、濃度ムラが抑制される。
<第二実施形態>
次に、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置について説明する。なお、第一実施形態と同じ部材は同じ符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化する。また、本実施形態は、第一実施形態とは帯電ロール及び清掃部材の支持構造が異なり、他の構造は同様である。
[帯電ロール及び清掃部材の支持構造]
次に、本実施形態の画像形成装置13の帯電ロール60及び清掃部材170の支持構造について説明する。
第一実施形態とは、変動機構511(図11を参照)が設けられていない点と、後述するように清掃部材170の回転軸172が偏芯している点と、が主な違いである。
図15及び図16に示すように、円柱状の清掃部材170は、回転軸172の周囲にスポンジ層174が形成されたものである。回転軸172は、清掃部材170の外形円形のスポンジ層174の円中心からずれており、偏芯している。なお、第一実施形態の円柱状の清掃部材70(図9等を参照)とは、回転軸172が偏芯している以外は、同様の構造である。
図15に示すように、帯電ロール60及び清掃部材170のそれぞれ回転軸62、172の両端部は、軸受部材300に回転可能に支持されている。
フレーム500(図10参照)の取付部513には、ガイド溝512が形成されている。軸受部材300は、ガイド溝512内に設けられ、ガイド溝512にガイドされて感光体102に対し、矢印Rで示す接離方向Rに沿って摺動する。
ガイド溝512内には、軸受部材300を感光体102側に付勢する圧縮コイルばね514が設けられている。前述したように、本実施形態では変動機構511(図11を参照)が設けられていないので、ガイド溝512内にはカム円板522及びバネ受部材516は設けられていない(図11参照)。よって、圧縮コイルばね514は、取付部513の端部515に当たるように構成されている。そして、この圧縮コイルばね514のばね力で、軸受部材300が感光体102側に付勢され、帯電ロール60は感光体102に押圧されている。
感光体102は、図示しない駆動機構によって図中の矢印K1の方向に回転駆動され、この感光体102の回転により帯電ロール60が矢印K2の方向に従動回転し、帯電ロール60の回転により清掃部材170が矢印K3の方向に従動回転する。清掃部材70が従動回転することにより、帯電ロール60の表面に付着したトナー及び外添剤等の異物が清掃部材170のスポンジ層174によってクリーニングされる。
清掃部材170の従動回転に伴い、スポンジ層174の厚い層厚部分174A(図16も参照)が帯電ロール60に接触している際は帯電ロール60に押し当たる押当力が大きくなり、スポンジ層174の薄い層薄部分174B(図16も参照)が帯電ロール60に接触している際は帯電ロール60に押し当たる押当力が小さくなる。つまり、図17に示すように、清掃部材170の帯電ロール60に押し当たる押当力が周期的に変化する。
ここで、清掃部材170が帯電ロール60に押し当たる押当力によって、帯電ロール60に撓みが生じている。清掃部材170が帯電ロール60に押し当たる押当力が大きくなると帯電ロール60の撓みが大きくなる。そして、帯電ロール60の撓みが大きくなることで感光体102に押圧する押圧荷重が大きくなる。一方、清掃部材170が帯電ロール60に押し当たる押当力が小さくなると帯電ロール60の撓みが小さくなり、感光体102に押圧する押圧荷重が小さくなる。
また、清掃部材170の周長は、感光体102の周長よりも短く、更に整数分の1以外となっている。よって、清掃部材170が帯電ロール60に押し当たる押当力の変化の周期、すなわち帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期は、感光体102の回転周期よりも短い周期となる。更に、その周期は、感光体102の回転周期の整数分の1以外の周期となる。
<作用>
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の画像形成装置13では、清掃部材170が帯電ロール60に押し当たる押当力の変化の周期、すなわち帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期は、感光体102の回転周期と異なる周期となっており、また感光体102の回転周期よりも短い周期であり、更に整数分の1以外の周期となっている。
よって、第一実施形態と同様、図14に示すように、画像の濃度の変化は、感光体102の回転周期から外れ、非周期的に変化し、濃度の濃さも変動する。そして、前述したように、画像の濃度ムラは周期的に発生すると、目視において目立ち易いが、非周期的な濃度ムラは目視において目立ち難い。よって、比較例(図13参照)のように周期的な濃度ムラと比較し、本実施形態の濃度ムラの方が目立ち難く、濃度ムラが抑制される。
また、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期よりも短い周期であるので、感光体102の回転周期よりも長い場合と比較し、濃度ムラの方が目視で目立ち難く、濃度ムラが抑制される。
また、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期の整数分の1以外であるので、整数分の1の場合と比較し、濃度ムラの方が目視で目立ち難く、濃度ムラが抑制される。
<第三実施形態>
次に、本発明の第三実施形態に係る画像形成装置について説明する。なお、第一実施形態及び第二実施形態と同じ部材は同じ符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化する。また、本実施形態は、第二実施形態とは清掃部材の構造が異なり、他は同様である。
[帯電ロール及び清掃部材の支持構造]
次に、画像形成装置15の帯電ロール60及び清掃部材270の支持構造について説明する。そして、前述したように、第二実施形態とは、清掃部材270の構造が主な違いである。
図18及び図19に示すように、清掃部材270は、回転軸272の周囲に帯状のスポンジからなる巻付部材274を軸方向に間隔をあけて螺旋状に巻き付けて接着剤等で接着した構造である。また、巻付部材274の一端(始点)274Aと他端(終点)274Bとで周方向位置(位相)が異なるように巻かれている。
図18に示すように、帯電ロール60及び清掃部材270のそれぞれ回転軸62、272の両端部は、軸受部材300に回転可能に支持されている。
感光体102は、図示しない駆動機構によって図中の矢印K1の方向に回転駆動され、この感光体102の回転により帯電ロール60が矢印K2の方向に従動回転し、帯電ロール60の回転により清掃部材270が矢印K3の方向に従動回転する。清掃部材270が従動回転することにより、帯電ロール60の表面に付着したトナー及び外添剤等の異物が清掃部材270の巻付部材274によってクリーニングされる。
ここで、前述のように清掃部材270は、巻付部材274の一端(始点)274Aと他端(終点)274Bとで周方向位置(位相)が異なるように巻かれている(図18も参照)。よって、清掃部材270が従動回転すると、巻付部材274が帯電ロール60に押し当たる(接触する)巻き数が変化する。
具体的には、図19(A)に示すように、四分の三周は、巻数が7巻きで、四分の一周は巻数が6巻きである。そして、清掃部材270の巻付部材274の巻き数が7巻きの7巻き部分が帯電ロール60に接触するときは、帯電ロール60に押し当たる押当力が大きくなり、巻付部材274の巻き数が6巻きの6巻き部分が帯電ロール60に接触するときは、帯電ロール60に押し当たる押当力が小さくなる。つまり、図20に示すように、清掃部材270の帯電ロール60に押し当たる押当力が周期的に変化する。
そして、清掃部材270の帯電ロール60に押し当たる押当力が大きくなると帯電ロール60の撓みが大きくなり、感光体102に押圧する押圧荷重が大きくなる。一方、清掃部材270の帯電ロール60に押し当たる押当力が小さくなると帯電ロール60の撓みが小さくなり、感光体102に押圧する押圧荷重が小さくなる。
なお、前述した図20は、清掃部材270の押当力の変化を模式的に示すグラフであり、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化も同様である。
また、清掃部材270が帯電ロール60に押し当たる押当力の変化の周期、すなわち帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期は、感光体102の回転周期よりも短い周期となっている。更に、その周期は、感光体102の回転周期の整数分の1以外の周期となっている。
<作用>
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の画像形成装置15では、清掃部材270が帯電ロール60に押し当たる押当力の変化の周期、すなわち帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期は、感光体102の回転周期と異なる周期となっており、また感光体102の回転周期よりも短い周期であり、更に整数分の1以外の周期となっている。
よって、第一実施形態と同様、図14に示すように、画像の濃度の変化は、感光体102の回転周期から外れ、非周期的に変化し、濃度の濃さも変動する。そして、前述したように、画像の濃度ムラは周期的に発生すると、目視において目立ち易いが、非周期的な濃度ムラは目視において目立ち難い。よって、比較例(図13)のように周期的な濃度ムラと比較し、本実施形態の濃度ムラの方が目立ち難く、濃度ムラが抑制される。
また、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期よりも短い周期であるので、感光体102の回転周期よりも長い場合と比較し、濃度ムラの方が目視で目立ち難く、濃度ムラが抑制される。
また、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期の整数分の1以外であるので、整数分の1の場合と比較し、濃度ムラの方が目視で目立ち難く、濃度ムラが抑制される。
<第四実施形態>
次に、本発明の第四実施形態に係る画像形成装置について説明する。なお、第一実施形態~第三実施形態と同じ部材は同じ符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化する。また、本実施形態は、第一実施形態とは、変動機構511(図10及び図11)のカム駆動機構526(図10参照)による、カム円板522の回転周期が異なる。
[変動機構]
本実施形態の変動機構511のカム機構520のカム円板522の回転周期、すなわち帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期と同周期で且つ逆位相になっている。
また、図12(A)に示すような帯電ロール60が接触する側が凹状の凹位相状態のときは押圧荷重が大きく、図12(B)に示すような帯電ロール60が接触する側が凸状の凸位相状態のときは押圧荷重が小さくなるように構成されている。
<作用>
次に、本実施形態の作用について説明する。
前述のように、本実施形態の画像形成装置では、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期及び帯電ロール60の回転軸62の感光体102の周面102Bとの距離Lの変化の周期は、感光体102の回転周期と同周期で且つ逆位相になっている。また、図12(A)に示すような帯電ロール60が接触する側が凹状の凹位相状態のときは、押圧荷重が大きく、図12(B)に示すような帯電ロール60が接触する側が凸状の凸位相状態のときは押圧荷重が小さくなるように構成されている。
よって、感光体102の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラ、すなわち図13に示すような、中央高濃度部CN及び端部高濃度部HNが抑制される。
<第五実施形態>
次に、本発明の第五実施形態に係る画像形成装置について説明する。なお、第一実施形態~第四実施形態と同じ部材は同じ符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化する。また、本実施形態は、第二実施形態とは清掃部材170が従動回転でなく、清掃部材駆動機構600で回転することがことなっている。
[清掃部材駆動機構]
図21に示すように、本実施形態の画像形成装置17は、清掃部材駆動機構600を有している。清掃部材駆動機構600は、画像形成装置本体11(図1参照)に設けられている。そして、清掃部材170の回転軸172が清掃部材駆動機構600によって回転する。なお、清掃部材駆動機構600は、プロセスカートリッジ18(図2参照)を画像形成装置本体11(図1参照)に装着すると、回転軸172に設けられた図示していないギアと噛み合うようになっている。
この清掃部材170の回転周期は、感光体102の回転周期と同周期で且つ逆位相になっている。よって、清掃部材170が帯電ロール60に押し当たる押当力の変化(帯電ロール60の撓みの大きさの変化)の周期、すなわち帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期は、感光体102の回転周期と同周期で且つ逆位相になっている。
また、図12(A)に示すような帯電ロール60が接触する側が凹状の凹位相状態のときは押圧荷重が大きく、図12(B)に示すような帯電ロール60が接触する側が凸状の凸位相状態のときは押圧荷重が小さくなるように構成されている。
<作用>
次に、本実施形態の作用について説明する。
前述のように、本実施形態の画像形成装置17では、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期は、感光体102の回転周期と同周期で且つ逆位相になっている。また、図12(A)に示すような帯電ロール60が接触する側が凹状の凹位相状態のときは、押圧荷重が大きく、図12(B)に示すような帯電ロール60が接触する側が凸状の凸位相状態のときは、押圧荷重が小さくなるように構成されている。
よって、感光体102の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラ、すなわち図13に示すような、中央高濃度部CN及び端部高濃度部HNが抑制される。
<第六実施形態>
次に、本発明の第六実施形態に係る画像形成装置について説明する。なお、第一実施形態~第五実施形態と同じ部材は同じ符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化する。また、本実施形態は、第三実施形態とは清掃部材270が従動回転でなく、清掃部材駆動機構600で回転することが異なっており、また第五実施形態とは清掃部材の構造が異なり、他は同様である。
[清掃部材駆動機構]
図22に示すように、本実施形態の画像形成装置19は、清掃部材270の回転軸272が清掃部材駆動機構600によって回転する。なお、清掃部材駆動機構600は、プロセスカートリッジ18(図2参照)を画像形成装置本体11(図1参照)に装着すると、回転軸272に設けられた図示していないギアと噛み合うようになっている。
この清掃部材270の回転周期は、感光体102の回転周期と同周期で且つ逆位相になっている。よって、清掃部材270が帯電ロール60に押し当たる押当力の変化の周期(帯電ロール60の撓みの周期)、すなわち帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期は、感光体102の回転周期と同周期で且つ逆位相になっている。
また、図12(A)に示すような帯電ロール60が接触する側が凹状の凹位相状態のときは、押圧荷重が大きくなり、図12(B)に示すような帯電ロール60が接触する側が凸状の凸位相状態のときは押圧荷重が小さくなるように構成されている。
<作用>
次に、本実施形態の作用について説明する。
前述のように、本実施形態の画像形成装置19では、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の変化の周期は、感光体102の回転周期と同周期で且つ逆位相になっている。また、図12(A)に示すような帯電ロール60が接触する側が凹状の凹位相状態のときは、押圧荷重が大きく、図12(B)に示すような帯電ロール60が接触する側が凸状の凸位相状態のときは押圧荷重が小さくなるように構成されている。
よって、感光体102の湾曲に起因する画像濃度の周期的なムラ、すなわち図13に示すような、中央高濃度部CN及び端部高濃度部HNが抑制される。
<その他>
尚、本発明は、上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、感光体102(基材104)は、回転時の振れが両端部110よりも中央部112の方が大きい湾曲した円筒状となっており、この振れ幅は、20μm(真直度10μm)以上であったが、これに限定されない。振れ幅が20μm(真直度10μm)未満であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、帯電ロール60には、帯電ロール60を清掃する機能を有する円柱状(ロール状)で回転する清掃部材70、170、270が押し当てられていたが、これに限定されない。円柱状以外の板状等の回転しない清掃部材であってもよい。或いは、清掃機能を有しない押当部材、例えば帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重の軸方向のばらつき抑制すための押当部材であってもよい。更に、押当部材を有していなくてもよい。
また、例えば、第二実施形態、第三実施形態、第五実施形態及び第六実施形態では、清掃部材170、270の回転軸172、272は、帯電ロール60と同じ軸受部材300に回転可能に支持されていたが、これに限定されない。
例えば、図23に示すように、清掃部材170の回転軸172が軸受部材300とは別の軸受部材800に独立して回転可能に支持されていてもよい。なお、図示は省略するが、清掃部材270の回転軸272が軸受部材800に独立して回転可能に支持されていてもよい。
このように、清掃部材170、270の回転軸172、272が帯電ロール60とは別の軸受部材800に回転可能に支持される構成した場合では、清掃部材170、270の回転に伴い、帯電ロール60を支持する軸受部材300(回転軸62)がR方向に移動し、帯電ロール60が感光体102に押圧する押圧荷重が周期的に変化する。
また、画像形成装置の構成としては、上記実施形態の構成に限られず種々の構成とすることが可能である。更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
10 画像形成装置
13 画像形成装置
15 画像形成装置
17 画像形成装置
19 画像形成装置
22 露光装置(静電潜像形成手段)
24 転写ロール(転写手段の一例)
28 現像装置(現像手段の一例)
60 帯電ロール
62 回転軸
70 清掃部材
102 感光体(像保持体の一例)
170 清掃部材(押当部材の一例)
172 回転軸
270 清掃部材(押当部材の一例)
272 回転軸
274 巻付部材
511 変動機構
514 圧縮コイルばね(押圧手段の一例)
520 カム機構
P 記録媒体(被転写体の一例)

Claims (19)

  1. 回転時の振れが両端部よりも中央部の方が大きい湾曲した円筒状の像保持体と、
    前記像保持体に押圧手段によって押圧され、前記像保持体を帯電する帯電ロールと、
    前記帯電ロールが前記像保持体に押圧する押圧荷重を前記像保持体の回転周期と異なる周期で変動させる変動手段と、
    帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
    前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 回転時の振れが両端部よりも中央部の方が大きい湾曲した円筒状の像保持体と、
    前記像保持体に押圧手段によって押圧され、前記像保持体を帯電する帯電ロールと、
    前記帯電ロールの回転軸との前記像保持体の周面との距離を前記像保持体の回転周期と異なる周期で変動させる変動手段と、
    帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
    前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、
    を備えた画像形成装置。
  3. 前記変動手段は、
    前記帯電ロールを押圧する前記押圧手段の押圧力を前記像保持体の回転周期と異なる周期で変動させる変動機構を有する、
    請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記押圧手段は、圧縮コイルばねであり、
    前記変動機構は、前記圧縮コイルばねの圧縮量を周期的に変化させるカム機構である、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記変動手段は、前記帯電ロールに押し当たり、押当力が前記像保持体の回転周期と異なる周期で変動する押当部材を有し、
    前記押当部材の押当力が変動することで、前記帯電ロールの押圧力が変動する、
    請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記押当部材は、前記帯電ロールを清掃する機能を有する清掃部材である、
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記押当部材は、偏芯した回転軸を有する円柱状である、
    請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記押当部材は、
    回転軸と、
    前記回転軸に一端と他端とで周方向位置が異なるように螺旋状に巻き付けられた巻付部材と、
    を備えている、
    請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記像保持体の回転周期と異なる周期は、前記像保持体の回転周期よりも短い周期である、
    請求項1~請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記像保持体の回転周期よりも短い周期は、前記像保持体の回転周期の整数分の1以外の周期である、
    請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 回転時の振れが両端部よりも中央部の方が大きい湾曲した円筒状の像保持体と、
    前記像保持体に押圧手段によって押圧され、前記像保持体を帯電する帯電ロールと、
    前記帯電ロールが前記像保持体に押圧する押圧荷重を前記像保持体の回転周期と同周期且つ逆位相で変動させる変動手段と、
    帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
    前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、
    を備えた画像形成装置。
  12. 回転時の振れが両端部よりも中央部の方が大きい湾曲した円筒状の像保持体と、
    前記像保持体に押圧手段によって押圧され、前記像保持体を帯電する帯電ロールと、
    前記帯電ロールの回転軸との前記像保持体の周面との距離を前記像保持体の回転周期と同周期且つ逆位相で変動させる変動手段と、
    帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
    前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナーを含む現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、
    を備えた画像形成装置。
  13. 前記変動手段は、
    前記帯電ロールを押圧する前記押圧手段の押圧力を前記像保持体の回転周期と同周期且つ逆位相で変動させる変動機構を有する、
    請求項11又は請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記押圧手段は、圧縮コイルばねであり、
    前記変動機構は、前記圧縮コイルばねの圧縮量を周期的に変化させるカム機構である、
    請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記変動手段は、前記帯電ロールに押し当たり、押当力が前記像保持体の回転周期と同周期且つ逆位相で変動する押当部材を有し、
    前記押当部材の押当力が変動することで、前記帯電ロールの押圧力が変動する、
    請求項11又は請求項12に記載の画像形成装置。
  16. 前記押当部材は、前記帯電ロールを清掃する機能を有する清掃部材である、
    請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 前記押当部材は、偏芯した回転軸を有する円柱状である、
    請求項15又は請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記押当部材は、
    回転軸と、
    前記回転軸に一端と他端とで周方向位置が異なるように螺旋状に巻き付けられた巻付部材と、
    を備えている、
    請求項15又は請求項16に記載の画像形成装置。
  19. 前記像保持体は、前記両端部よりも前記中央部の振れ幅が20μm以上大きい
    請求項1~請求項18のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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