JP5195058B2 - 帯電装置 - Google Patents
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Description
一方向に回転駆動される感光体ドラムを所定の電位に帯電させる帯電装置において、
回転支軸を有しない中空の弾性材からなり、感光体ドラムの表面に接触して該感光体ドラムの回転に従動回転する帯電ローラと、
帯電ローラの従動回転位置を決めるために、帯電ローラの外周面に複数の箇所で接触可能な略箱形状の規制部材と、
帯電ローラを感光体ドラムとの接触状態を保って軸方向に移動させる移動手段と、
を備え、
帯電ローラは他端部を前記規制部材によって一端部側に付勢されていること、
を備えたことを特徴とする。
まず、本発明に係る帯電装置を搭載した画像形成装置について図1を参照して説明する。図1は電子写真方式によるプリンタの概略構成を示し、プロセスユニット1は、矢印E方向に回転駆動される感光体ドラム2、帯電装置3、現像器6、残留トナーのクリーニングブレード7、トナー回収部8、転写ローラ9、レーザ走査光学ユニット10を備えている。
帯電装置3は、帯電ローラ4と規制部材5とで構成されている。帯電ローラ4は、回転支軸を有しない(シャフトレス)中空の弾性材からなり、感光体ドラム2の表面に接触して感光体ドラム2の回転に基づいて従動回転する。詳しくは、この帯電ローラ4は、PA,PI,PFA,PTEEなどの導電性樹脂や非導電性樹脂に導電性コート処理を施したチューブ、あるいは、導電性ゴムからなり、表面抵抗は105〜108Ωであり、外径は8.5mm(外径30mmの感光体ドラム2に対する)、肉厚は0.1mmである。なお、これらの数値は例示であることは勿論である。
以下に説明する各種の移動手段を用いるため、帯電ローラ4としては図3(A),(B),(C),(D)に示す4種のものを用意した。第1例は、(A)に示すように、帯電ローラ4の一端部4aを斜めにカットしたカム面11を形成したものである。第2例は、(B)に示すように、帯電ローラ4の一端部4aに比較的硬い材料からなるカム部材12を設けたものである。第3例は、(C)に示すように、帯電ローラ4の一端部4aの内面にカム部材13を設けたものである。第4例は、(D)に示すように、帯電ローラ4の一端部4aを軸方向とは直交する端面としたものである。
第1実施例は、図4に示すように、図3(A)に示した第1例である帯電ローラ4を用い、帯電ローラ4の軸方向において、規制部材5を帯電ローラ4の他端部4bに接触させて一端部4aでは高くなるように傾斜した状態で設置し、感光体ドラム2の保持フレーム21の端面21aを帯電ローラ4のカム面11に対向配置し、該端面21aをガイド部として機能させるようにした。
第2実施例は、図5に示すように、図3(B)に示した第2例である帯電ローラ4を用い、移動手段としては前記第1実施例と同じ構成とした。それゆえ、帯電ローラ4は他端部4bが規制部材5にて一端部4a側(矢印A方向)に付勢され、カム部材12の傾斜した端面が保持フレーム21の端面21aに弾性的に当接する。従って、帯電ローラ4が感光体ドラム2の回転に従動回転しているとき、カム部材12が保持フレーム21の端面21aに圧接されつつ帯電ローラ4が感光体ドラム2との接触状態を保って軸方向(矢印A,A’方向)に往復移動する。その作用効果は第1実施例と同様である。
第3実施例は、図6に示すように、図3(C)に示した第3例である帯電ローラ4を用い、保持フレーム21の上部を帯電ローラ4の一端部4aに突出させ、該突出部21bをガイド部として機能させるようにした。このような構成の移動手段において、帯電ローラ4は他端部4bが規制部材5にて一端部4a側(矢印A方向)に付勢され、カム部材13が保持フレーム21の突出部21bに弾性的に当接する。従って、帯電ローラ4が感光体ドラム2の回転に従動回転しているとき、傾斜したカム部材13が保持フレーム21の突出部21bに圧接されつつ帯電ローラ4が感光体ドラム2との接触状態を保って軸方向(矢印A,A’方向)に往復移動する。その作用効果は第1実施例と同様である。
第4実施例は、図7に示すように、図3(A)に示した第1例である帯電ローラ4を用い、帯電ローラ4の他端部4bと規制部材5の他端部5bとの間にコイルばね15を圧縮状態で介在させ、感光体ドラム2の保持フレーム21の端面21aを帯電ローラ4のカム面11に対向配置し、該端面21aをガイド部として機能させるようにした。
第5実施例は、図8に示すように、図3(B)に示した第2例である帯電ローラ4を用い、移動手段としては前記第4実施例と同じ構成とした。それゆえ、帯電ローラ4は他端部4bがコイルばね15にて一端部4a側(矢印A方向)に付勢され、カム部材12の傾斜した端面が保持フレーム21の端面21aに弾性的に当接する。従って、帯電ローラ4が感光体ドラム2の回転に従動回転しているとき、カム部材12が保持フレーム21の端面21aに圧接されつつ帯電ローラ4が感光体ドラム2との接触状態を保って軸方向(矢印A,A’方向)に往復移動する。その作用効果は第1実施例と同様である。
第6実施例は、図9に示すように、図3(C)に示した第3例である帯電ローラ4を用い、かつ、前記第3実施例と同様に保持フレーム21に設けた突出部21bを帯電ローラ4の一端部4aに突出させた。このような構成の移動手段において、帯電ローラ4は他端部4bがコイルばね15にて一端部4a側(矢印A方向)に付勢され、カム部材13が保持フレーム21の突出部21bに弾性的に当接する。従って、帯電ローラ4が感光体ドラム2の回転に従動回転しているとき、傾斜したカム部材13が保持フレーム21の突出部21bに圧接されつつ帯電ローラ4が感光体ドラム2との接触状態を保って軸方向(矢印A,A’方向)に往復移動する。その作用効果は第1実施例と同様である。
第7実施例は、図10に示すように、図3(D)に示した第4例である帯電ローラ4を用い、一端部4aの直交する端面に保持フレーム21の上部に設けたカム部材25を当接させている。帯電ローラ4を矢印A方向に付勢する機構は前記第1実施例と同様に傾斜して配置された規制部材5による。カム部材25は、傾斜したカム面25aを有し、ピン26を支点として図示しないモータ又は感光体ドラム2の図示しない駆動機構から分岐した駆動機構により回転される。
第8実施例は、図11に示すように、図3(D)に示した第4例である帯電ローラ4を用い、一端部4aの直交する端面に保持フレーム21の上部に設けたカム部材27を当接させている。帯電ローラ4を矢印A方向に付勢する機構は前記第1実施例と同様に傾斜して配置された規制部材5による。カム部材27は、ほぼ楕円形状を有し、ピン28を支点として図示しないモータ又は感光体ドラム2の図示しない駆動機構から分岐した駆動機構により回転される。
第9実施例は、図12に示すように、図3(D)に示した第4例である帯電ローラ4を用い、一端部4aの直交する端面に感光体ドラム2の外周面に設けたカム部材31のカム面31aを当接させている。帯電ローラ4を矢印A方向に付勢する機構は前記第1実施例と同様に傾斜して配置された規制部材5による。
第10実施例は、図13に示すように、図3(D)に示した第4例である帯電ローラ4を用い、一端部4aの直交する端面に前記第7実施例で示したカム部材25を当接させている。帯電ローラ4を矢印A方向に付勢する機構は前記第4実施例と同様にコイルばね15による。従って、帯電ローラ4は他端部4bがコイルばね15にて一端部4a側(矢印A方向)に付勢され、帯電ローラ4の一端部4aの垂直な端面がカム部材25のカム面25aに弾性的に当接する。帯電ローラ4が感光体ドラム2の回転に従動回転しているとき、カム部材25もピン26を支点として回転駆動され、帯電ローラ4の端面がカム部材25のカム面25aに圧接されつつ帯電ローラ4が感光体ドラム2との接触状態を保って軸方向(矢印A,A’方向)に往復移動する。その作用効果は第1実施例と同様である。
第11実施例は、図14に示すように、図3(D)に示した第4例である帯電ローラ4を用い、一端部4aの直交する端面に前記第8実施例で示したカム部材27を当接させている。帯電ローラ4を矢印A方向に付勢する機構は前記第4実施例と同様にコイルばね15による。従って、帯電ローラ4は他端部4bがコイルばね15にて一端部4a側(矢印A方向)に付勢され、帯電ローラ4の一端部4aの垂直な端面がカム部材27の外周面に弾性的に当接する。帯電ローラ4が感光体ドラム2の回転に従動回転しているとき、カム部材27もピン28を支点として回転駆動され、帯電ローラ4の端面がカム部材27の外周面に圧接されつつ帯電ローラ4が感光体ドラム2との接触状態を保って軸方向(矢印A,A’方向)に往復移動する。その作用効果は第1実施例と同様である。
第12実施例は、図15に示すように、図3(D)に示した第4例である帯電ローラ4を用い、一端部4aの直交する端面に前記第9実施例で示したカム部材31のカム面31aを当接させている。帯電ローラ4を矢印A方向に付勢する機構は前記第4実施例と同様にコイルばね15による。従って、帯電ローラ4は他端部4bがコイルばね15にて一端部4a側(矢印A方向)に付勢され、帯電ローラ4の一端部4aの垂直な端面がカム部材31のカム面31aに弾性的に当接する。帯電ローラ4が感光体ドラム2の回転に従動回転しているとき、カム部材31も感光体ドラム2と同期して回転し、帯電ローラ4の端面がカム部材31のカム面31aに圧接されつつ帯電ローラ4が感光体ドラム2との接触状態を保って軸方向(矢印A,A’方向)に往復移動する。その作用効果は第1実施例と同様である。
なお、本発明に係る帯電装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。
2…感光体ドラム
3…帯電装置
4…帯電ローラ
4a…一端部
4b…他端部
5…規制部材
11…カム面
12,13…カム部材
15…コイルばね
21a…端面(ガイド部)
21b…突出部(ガイド部)
25,27,31…カム部材
Claims (7)
- 一方向に回転駆動される感光体ドラムを所定の電位に帯電させる帯電装置において、
回転支軸を有しない中空の弾性材からなり、感光体ドラムの表面に接触して該感光体ドラムの回転に従動回転する帯電ローラと、
帯電ローラの従動回転位置を決めるために、帯電ローラの外周面に複数の箇所で接触可能な略箱形状の規制部材と、
帯電ローラを感光体ドラムとの接触状態を保って軸方向に移動させる移動手段と、
を備え、
帯電ローラは他端部を前記規制部材によって一端部側に付勢されていること、
を特徴とする帯電装置。 - 帯電ローラは前記規制部材の傾斜面によって一端部側に付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
- 帯電ローラは他端部を前記規制部材に設けたばね部材によって一端部側に付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
- 前記移動手段は、帯電ローラの一端部をカットしたカム面と、該カム面に当接するガイド部とを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の帯電装置。
- 前記移動手段は、帯電ローラの一端部に設けたカム部材と、該カム部材に当接するガイド部とを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の帯電装置。
- 前記移動手段は、帯電ローラの一端部の内面に設けたカム部材と、該カム部材に当接するガイド部とを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の帯電装置。
- 前記移動手段は、帯電ローラの一端部に当接するカム部材を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の帯電装置。
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