JP7006026B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関する。
MFP(Multi-Function Peripheral)などの電子機器には、外部機器とのインタフェースとして、USB(Universal Serial Bus)インタフェースが備えられている。USBインタフェースに外部機器が接続されることにより、機器間のデータ通信のみだけでなく、電子機器から外部機器への電力供給が可能になる。
USBインタフェースに外部機器が接続されたときに、電力供給のホストとなる電子機器の各部に電力が供給される通常モードであれば、USBインタフェースを介して外部機器に直ちに電力が供給される。ところが、少なくとも一部に電力が供給されていない省電力モードである場合に、USBインタフェースに接続された外部機器への給電のためだけに、省電力モードを解除して通常モードに切り替えなければならないのであれば、それは無駄な電力の消費となる。
そこで、省電力モードでUSBインタフェースに外部機器が接続された場合に、省電力モードのまま外部機器への電力の供給を可能とする構成が提案されている。
特開2012-120433号公報 特開2014-68526号公報
しかしながら、省電力モードでUSBインタフェースに外部機器が接続された場合に、省電力モードのまま外部機器に電力を供給することが望ましい場合もあれば、省電力モードを解除して外部機器に電力を供給することが望ましい場合もある。
本発明の目的は、省電力モードである第1給電モード時に外部機器がインタフェースに接続された場合に、第1給電モードから第2給電モードに移行するか、または、第1給電モードのままインタフェース経由で外部機器に電力を供給するかを適切に設定することができる、電子機器を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る電子機器は、電源と、電源からの給電により動作する動作部と、外部機器が接続され、その接続された外部機器に給電可能なインタフェースとを備え、動作部は、インタフェースと信号線を介して接続された制御部を含み、制御部が電源を制御するモードとして、少なくとも制御部に給電される第1給電モードと、動作部に供給される電力が第1給電モードよりも多い第2給電モードとが設定されており、制御部は、第1給電モード時にインタフェースへの外部機器の接続を検出した後、インタフェース経由で第1情報を受信したことに応じて、第1給電モードから第2給電モードに移行し、インタフェース経由で第2情報を受信したことに応じて、インタフェース経由で外部機器への給電を開始する。
この構成によれば、第1給電モードでは、少なくとも制御部に電力が供給される。第2給電モードでは、動作部に供給される電力が第1給電モードよりも多い。第1給電モード時に外部機器がインタフェースに接続されて、制御部がインタフェース経由で第1情報を受信した場合、第1給電モードから第2給電モードに移行する。また、第1給電モード時に外部機器がインタフェースに接続されて、制御部がインタフェース経由で第2情報を受信した場合には、第1給電モードのまま、インタフェース経由で外部機器に電力が供給される。
よって、制御部が外部機器から第1情報を受信するか第2情報を受信するかに応じて、第1給電モードから第2給電モードに移行するか、または、第1給電モードのまま外部機器に電力を供給するかを適切に設定することができる。
本発明によれば、第1給電モード時に外部機器がインタフェースに接続された場合に、第1給電モードから第2給電モードに移行するか、または、第1給電モードのままインタフェース経由で外部機器に電力を供給するかを適切に設定することができる。
本発明の一実施形態に係るプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 メイン処理(その1)の流れを示すフローチャートである。 第1処理(その1)の流れを示すフローチャートである。 第2処理(その1)の流れを示すフローチャートである。 第3処理(その1)の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 メイン処理(その2)の流れを示すフローチャートである。 第1処理(その2)の流れを示すフローチャートである。 第2処理(その2)の流れを示すフローチャートである。 第3処理(その2)の流れを示すフローチャートである。 第1処理(その3)の流れを示すフローチャートである。 第2処理(その3)の流れを示すフローチャートである。 第3処理(その3)の流れを示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<プリンタの電気的構成>
図1に示されるプリンタ1は、電子機器の一例であり、画像形成部11、表示操作パネル12、USB(Universal Serial Bus)インタフェース(I/F)13および電源14を備えている。
画像形成部11は、動作部の一例であり、プリンタ1内の搬送路を1枚ずつ搬送されるプリント用紙などのシートに対して画像データに係るカラー画像またはモノクロ画像を形成する。画像形成の方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。
表示操作パネル12は、動作部の一例であり、たとえば、液晶タッチパネルからなり、各種の情報を表示する表示部および表示部へのタッチ操作に応じた信号を出力する出力部を有している。
USBインタフェース13は、インタフェースの一例であり、外部機器2とのUSB接続のためのインタフェースである。USBインタフェース13には、外部機器2に接続されるUSBケーブルのコネクタまたは外部機器2に設けられたUSBコネクタを差し込むためのUSBポートP1,P2が設けられている。USBポートP1は、たとえば、タイプAのUSBポートである。USBポートP1に接続される外部機器2は、プリンタ1に対して受動的に動作するファンクション機器であり、プリンタ1は、外部機器2に対して能動的に動作するホスト機器となる。USBポートP2は、たとえば、タイプBのUSBポートである。USBポートP2に接続される外部機器2は、プリンタ1に対して能動的に動作するホスト機器であり、プリンタ1は、外部機器2に対して受動的に動作するファンクション機器となる。
電源14は、商用交流電源に接続されて、商用交流電源から供給される電力を各部に適した電力に変換して各部に供給する。
また、プリンタ1には、制御部15が設けられている。制御部15は、CPUを内蔵するASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ROMおよびRAMなどを備えている。制御部15には、画像形成部11、表示操作パネル12、USBインタフェース13および電源14が接続されている。CPUは、制御部15に入力される信号などに基づいて、ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、画像形成部11、表示操作パネル12および電源14の動作を制御する。また、制御部15は、USBポートP1,P2に接続された外部機器2との間でUSB-PD(Power Delivery)プロトコルによる通信を行う。CPUによる制御(プログラム)の実行時、RAMがワークエリアとして使用される。RAMには、NVRAM(Non Volatile RAM)などの不揮発性メモリが含まれている。
<メイン処理>
制御部15のCPUは、図2に示されるメイン処理を実行する。
メイン処理では、CPUは、USBポートP1,P2に外部機器2が接続されたか否かを判別する(S1)。
USBポートP1,P2のいずれにも、通信ライン(D+,D-)、電源ライン(VBUS)およびグランドライン(GND)が設けられている。
USBポートP1に外部機器2のコネクタまたは外部機器2に接続されているUSBケーブルのコネクタが差し込まれた時点で、電源ラインを通してファンクション機器となる外部機器2に端子電圧が加えられる。外部機器2の制御部は、その端子電圧を検出し、ホスト機器であるプリンタ1の制御部15へ通信ラインを介して信号を送信する。かかる通信により、プリンタ1の制御部15は、プリンタ1がホスト機器であり、外部機器2がファンクション機器であるという情報をUSBインタフェース13経由で受信する。
また、USBポートP2に外部機器2のコネクタまたは外部機器2に接続されているUSBケーブルのコネクタが差し込まれた時点で、電源ラインを通してファンクション機器となるプリンタ1に端子電圧が加えられる。プリンタ1の制御部15は、その端子電圧を検出し、ホスト機器である外部機器2の制御部へ通信ラインを介して信号を送信する。かかる通信により、プリンタ1の制御部15は、プリンタ1がファンクション機器であり、外部機器2がホスト機器であるという情報をUSBインタフェース13経由で受信する。
USBポートP1またはUSBポートP2に外部機器2が接続されると(S1:YES)、メイン処理が進行する。CPUは、USBポートP1に外部機器2が接続された場合、外部機器2がファンクション機器であると認識し、USBポートP2に外部機器2が接続された場合、外部機器2がホスト機器であると認識する。
外部機器2がホスト機器である場合(S2:YES)、CPUは、第1処理を実行する(S3)。第1処理については後述する。
外部機器2がホスト機器でない場合、つまり外部機器2がファンクション機器である場合(S2:NO)、CPUは、外部機器2から受信する情報に基づき、外部機器2が内蔵バッテリの電力で動作するバッテリ駆動型の機器であるか否かを判別する(S4)。
外部機器2がバッテリ駆動型のファンクション機器である場合(S4:YES)、CPUは、第2処理を実行する(S5)。第2処理については後述する。
外部機器2がバッテリを内蔵していない非バッテリ駆動型のファンクション機器である場合(S4:NO)、CPUは、第3処理を実行する(S6)。第3処理については後述する。
<第1処理>
メイン処理のステップS3で実行される第1処理の流れは、図3に示されている。前述したように、第1処理は、USBポートP2に外部機器2が接続された場合、つまり外部機器2がホスト機器である場合に実行される処理である。
第1処理では、CPUは、給電モードを第1給電モードから第2給電モードに切り替える(S301)。
第1給電モードは、画像形成部11および表示操作パネル12への給電を停止するモードであり、相対的に消費電力の小さいモードである。第2給電モードは、電源14から画像形成部11および表示操作パネル12への給電が行われるモードであり、相対的に消費電力の大きいモードである。たとえば、画像形成部11が電子写真方式により画像を形成するものである場合、画像形成部11への給電により、現像器でトナーが撹拌されたり、定着器がヒータにより加熱されたりする。表示操作パネル12への給電により、表示操作パネル12にメニュー画面が表示され、そのメニュー画面でのタッチ操作が有効になる。第1給電モードおよび第2給電モードのいずれでも、電源14から制御部15への給電は行われる。
次に、CPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを判別する(S302)。
給電要求を受けた場合(S302:YES)、CPUは、USBポートP2から外部機器2への給電を開始する(S303)。
外部機器2への給電は、外部機器2から給電停止要求が出されるまで続けられる(S304:NO)。
CPUは、外部機器2からの給電停止要求を受けた場合(S304:YES)、外部機器2への給電を停止する(S305)。
外部機器2への給電開始後、CPUは、外部機器2からの給電停止要求を受けるまでの間、表示操作パネル12のタッチ操作による各種指示の入力または画像形成部11によるシートへの画像の形成のジョブ、つまり画像データを含む印刷ジョブの入力の有無を判別する(S306)。また、外部機器2からの給電要求がない場合(S302:NO)および外部機器2への給電の停止後にも、CPUは、タッチ操作または印刷ジョブの入力の有無を判別する(S306)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力があった場合(S306:YES)、CPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを再び判別する(S302)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力のない状態で一定時間が経過するまでの間、CPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かの判別(S302)およびタッチ操作または印刷ジョブの入力の有無の判別を繰り返す(S307:NO)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力がない状態が一定時間続くと(S307:YES)、CPUは、給電モードを第2給電モードから第1給電モードに戻す(S308)。
その後、CPUは、外部機器2への給電中であるか否かを判別する(S309)。
外部機器2への給電が行われていない場合(S309:NO)、CPUは、第1処理を終了する。
外部機器2への給電中である場合(S309:YES)、CPUは、外部機器2から給電停止要求を受けるか、または、外部機器2がUSBポートP2から外されて、外部機器2のUSB接続が解除されるまで、外部機器2への給電を継続する(S310,S311:NO)。
そして、外部機器2からの給電停止要求があるか(S210:YES)、または、外部機器2のUSB接続が解除されると(S311:YES)、CPUは、外部機器2への給電を停止して(S312)、第1処理を終了する。
<第2処理>
メイン処理のステップS3で実行される第1処理の流れは、図4に示されている。前述したように、第2処理は、USBポートP1に外部機器2が接続された場合であって、外部機器2がバッテリ駆動型のファンクション機器である場合に実行される処理である。
第2処理では、給電モードが第1給電モードのままにされる。
CPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを判別する(S51)。
CPUは、外部機器2から給電要求を受けた場合(S51:YES)、USBポートP1から外部機器2への給電を開始する(S52)。
外部機器2への給電は、外部機器2から給電停止要求を受けるか、または、外部機器2がUSBポートP1から外されて、外部機器2のUSB接続が解除されるまで続けられる。
外部機器2からの給電停止要求があるか(S53:YES)、または、外部機器2のUSB接続が解除されると(S54:YES)、CPUは、外部機器2への給電を停止して(S55)、第2処理を終了する。
CPUは、外部機器2から給電要求を受けるまでの間(S51:NO)、外部機器2のUSB接続が解除されたか否かを判別する(S56)。
外部機器2のUSB接続が解除されていなければ(S56:NO)、CPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを再び判別する(S51)。
外部機器2からの給電要求がないまま、外部機器2のUSB接続が解除された場合(S56:YES)、CPUは、第2処理を終了する。
<第3処理>
メイン処理のステップS6で実行される第3処理の流れは、図5に示されている。前述したように、第3処理は、USBポートP1に外部機器2が接続された場合であって、外部機器2がバッテリを内蔵していない非バッテリ駆動型のファンクション機器、言い換えれば、外部電源型のファンクション機器である場合に実行される処理である。
第3処理では、CPUは、給電モードを第1給電モードから第2給電モードに切り替える(S61)。
その後、CPUは、表示操作パネル12のタッチ操作または画像形成部11によるシートへの画像の形成のジョブ、つまり印刷ジョブの入力の有無を判別する(S62)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力があった場合(S62:YES)、そのタッチ操作または印刷ジョブの入力がなくなり(S62:NO)、タッチ操作または印刷ジョブの入力がなくなってから一定時間が経過するまで、CPUは、処理を次に進めない(S63:NO)。
そして、タッチ操作または印刷ジョブの入力がない状態が一定時間続くと(S63:YES)、CPUは、給電モードを第2給電モードから第1給電モードに戻して(S64)、第3処理を終了する。
<作用効果>
以上のように、第1給電モードでは、制御部15に電力が供給される。第2給電モードでは、画像形成部11および表示操作パネル12に供給される電力が第1給電モードよりも多い。第1給電モード時に外部機器2がUSBインタフェース13に接続されて、制御部15が外部機器2からUSBインタフェース13経由で外部機器2がホスト機器であるという情報または外部機器2が非バッテリ駆動型のファンクション機器であるという情報を受信した場合、第1給電モードから第2給電モードに移行される。
また、第1給電モード時に外部機器2がUSBインタフェース13に接続されて、制御部15がUSBインタフェース13経由で外部機器2がバッテリ駆動型のファンクション機器であるという情報を受信した場合には、第1給電モードのまま、外部機器2からの給電要求に応じて、USBインタフェース13経由で外部機器2に電力が供給される。
よって、制御部15が外部機器2から受信する情報に応じて、第1給電モードから第2給電モードに移行するか、または、第1給電モードのまま外部機器2に電力を供給するかを適切に設定することができる。
第1給電モードでは、電源14から表示操作パネル12への給電が行われない。そのため、第1給電モードでの電力消費を抑えることができる。第1給電モードから第2給電モードへの移行に応じて、電源14から表示操作パネル12への給電が開始される。これにより、表示操作パネル12にメニュー画面を表示させることができ、そのメニュー画面でのタッチ操作を有効にすることができる。
また、第1給電モードでは、電源14から画像形成部11への給電が行われない。そのため、第1給電モードでの電力消費を抑えることができる。第1給電モードから第2給電モードへの移行に応じて、電源14から画像形成部11への給電が開始される。これにより、画像形成部11によるシートへの画像の形成が可能となる。
第2給電モード時に表示操作パネル12にタッチ操作による指示の入力および画像データを含む印刷ジョブの入力がなされずに一定時間が経過したことに応じて、第2給電モードから第1給電モードに移行される。これにより、電力消費をさらに抑制することができる。
また、外部機器2への給電の開始後、外部機器2から給電停止要求が出されるか、または、USBインタフェース13のUSBポートP1,P2と外部機器2との接続が解除されたことに応じて、外部機器2への給電が停止されるので、外部機器2への無駄な給電を抑制することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係るプリンタ51には、図6に示されるように、第1制御部52および第2制御部53が設けられている。
第1制御部52は、CPU、ROMおよびRAMを備えている。
第2制御部53は、CPUを内蔵するASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ROMおよびRAMなどを備えており、第1制御部52よりも消費電力が大きい。
第1制御部52のCPUおよび第2制御部53のCPUは、単独または協働により、画像形成部11、表示操作パネル12および電源14の動作を制御し、USBポートP1,P2に接続された外部機器2との間でUSB-PD(Power Delivery)プロトコルによる通信を行う。第1制御部52のCPUによる制御(プログラム)の実行時には、第1制御部52のRAMがワークエリアとして使用される。第2制御部53のCPUによる制御の実行時には、第2制御部53のRAMがワークエリアとして使用される。
なお、図6において、図1に示される各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。また、その同一の参照符号が付された部分の説明を省略する。<メイン処理>
図7に示されるメイン処理の開始時は、電源14から第1制御部52への給電が行われており、第2制御部53への給電が停止されている。
メイン処理では、第1制御部52のCPUは、USBポートP1,P2に外部機器2が接続されたか否かを判別する(S11)。
USBインタフェース13のUSBポートP1またはUSBポートP2に外部機器2が接続されると(S11:YES)、メイン処理が進行し、第1制御部52のCPUは、電源14を制御して、第2制御部53への給電を開始させる(S12)。
その後、第2制御部53のCPUは、第1制御部52への給電を停止する(S13)。
そして、第2制御部53のCPUは、USBインタフェース13に接続された外部機器2がホスト機器である場合、つまりUSBポートP2に外部機器2が接続された場合(S14:YES)、第2制御部53のCPUは、第1処理を実行する(S15)。第1処理については後述する。
USBインタフェース13に接続された外部機器2がホスト機器でない場合、つまり外部機器2がファンクション機器である場合(S14:NO)、第2制御部53のCPUは、外部機器2から受信する情報に基づき、外部機器2が内蔵バッテリの電力で動作するバッテリ駆動型の機器であるか否かを判別する(S16)。
外部機器2がバッテリ駆動型のファンクション機器である場合(S16:YES)、第2制御部53のCPUは、第2処理を実行する(S17)。第2処理については後述する。
外部機器2がバッテリを内蔵していない非バッテリ駆動型のファンクション機器である場合(S17:NO)、第2制御部53のCPUは、第3処理を実行する(S18)。第3処理については後述する。
<第1処理>
メイン処理のステップS15で実行される第1処理の流れは、図8に示されている。前述したように、第1処理は、USBポートP2に外部機器2が接続された場合、つまり外部機器2がホスト機器である場合に実行される処理である。
第1処理では、第2制御部53のCPUは、画像形成部11および表示操作パネル12への給電のモードを第1給電モードから第2給電モードに切り替える(S1501)。
次に、第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを判別する(S1502)。
給電要求を受けた場合(S1502:YES)、第2制御部53のCPUは、USBポートP2から外部機器2への給電を開始する(S1503)。
外部機器2への給電は、外部機器2から給電停止要求が出されるまで続けられる(S1504:NO)。
第2制御部53のCPUは、外部機器2からの給電停止要求を受けた場合(S1504:YES)、外部機器2への給電を停止する(S1505)。
外部機器2への給電開始後、第2制御部53のCPUは、外部機器2からの給電停止要求を受けるまでの間、表示操作パネル12のタッチ操作による各種指示の入力または画像形成部11によるシートへの画像の形成のジョブ、つまり画像データを含む印刷ジョブの入力の有無を判別する(S1506)。また、外部機器2からの給電要求がない場合(S1502:NO)および外部機器2への給電の停止後にも、第2制御部53のCPUは、タッチ操作または印刷ジョブの入力の有無を判別する(S1506)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力があった場合(S1506:YES)、第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを再び判別する(S1502)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力のない状態で一定時間が経過するまでの間、第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かの判別(S1502)およびタッチ操作または印刷ジョブの入力の有無の判別を繰り返す(S1507:NO)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力がない状態が一定時間続くと(S1507:YES)、第2制御部53のCPUは、給電モードを第2給電モードから第1給電モードに戻す(S1508)。
その後、第2制御部53のCPUは、外部機器2への給電中であるか否かを判別する(S1509)。
外部機器2への給電中である場合(S1509:YES)、第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電停止要求を受けるか、または、外部機器2がUSBポートP2から外されて、外部機器2のUSB接続が解除されるまで、外部機器2への給電を継続する(S1510,S1511:NO)。
そして、外部機器2からの給電停止要求があるか(S1510:YES)、または、外部機器2のUSB接続が解除されると(S1511:YES)、第2制御部53のCPUは、外部機器2への給電を停止する(S1512)。
その後、第2制御部53のCPUは、電源14を制御して、第1制御部52への給電を開始させる(S1513)。
そして、第1制御部52のCPUは、第2制御部53への給電を停止して(S1514)、第1処理を終了する。
また、第2給電モードから第1給電モードに戻された時点で外部機器2への給電が行われていない場合(S1509:NO)、第2制御部53のCPUは、電源14を制御して、第1制御部52への給電を開始させる(S1513)。
その後、第1制御部52のCPUは、第2制御部53への給電を停止して(S1514)、第1処理を終了する。
<第2処理>
メイン処理のステップS17で実行される第1処理の流れは、図9に示されている。前述したように、第2処理は、USBポートP1に外部機器2が接続された場合であって、外部機器2がバッテリ駆動型のファンクション機器である場合に実行される処理である。
第2処理では、給電モードが第1給電モードのままにされる。
第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを判別する(S171)。
第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電要求を受けた場合(S171:YES)、USBポートP1から外部機器2への給電を開始する(S172)。
外部機器2への給電は、外部機器2から給電停止要求を受けるか、または、外部機器2がUSBポートP1から外されて、外部機器2のUSB接続が解除されるまで続けられる。
外部機器2からの給電停止要求があるか(S173:YES)、または、外部機器2のUSB接続が解除されると(S174:YES)、第2制御部53のCPUは、外部機器2への給電を停止する(S175)。
その後、第2制御部53のCPUは、電源14を制御して、第1制御部52への給電を開始させる(S177)。
そして、第1制御部52のCPUは、第2制御部53への給電を停止して(S178)、第2処理を終了する。
また、第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電要求を受けるまでの間(S171:NO)、外部機器2のUSB接続が解除されたか否かを判別する(S176)。
外部機器2のUSB接続が解除されていなければ(S176:NO)、第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを再び判別する(S171)。
外部機器2からの給電要求がないまま、一定時間が経過するか、または、外部機器2のUSB接続が解除された場合(S176:YES)、第2制御部53のCPUは、電源14を制御して、第1制御部52への給電を開始させる(S177)。
そして、第1制御部52のCPUは、第2制御部53への給電を停止して(S178)、第2処理を終了する。
<第3処理>
メイン処理のステップS18で実行される第3処理の流れは、図10に示されている。前述したように、第3処理は、USBポートP1に外部機器2が接続された場合であって、外部機器2がバッテリを内蔵していない非バッテリ駆動型のファンクション機器、言い換えれば、外部電源型のファンクション機器である場合に実行される処理である。
第3処理では、第2制御部53のCPUは、画像形成部11および表示操作パネル12への給電のモードを第1給電モードから第2給電モードに切り替える(S181)。
その後、第2制御部53のCPUは、表示操作パネル12のタッチ操作または画像形成部11によるシートへの画像の形成のジョブ、つまり印刷ジョブの入力の有無を判別する(S182)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力があった場合(S182:YES)、そのタッチ操作または印刷ジョブの入力がなくなり(S182:NO)、タッチ操作または印刷ジョブの入力がなくなってから一定時間が経過するまで、第2制御部53のCPUは、処理を次に進めない(S183:NO)。
そして、タッチ操作または印刷ジョブの入力がない状態が一定時間続くと(S183:YES)、第2制御部53のCPUは、給電モードを第2給電モードから第1給電モードに戻す(S184)。
その後、第2制御部53のCPUは、電源14を制御して、第1制御部52への給電を開始させる(S185)。
そして、第1制御部52のCPUは、第2制御部53への給電を停止して(S186)、第3処理を終了する。
<作用効果>
以上のように、第2実施形態に係るプリンタ51においても、第1実施形態に係るプリンタ1と同様の効果を奏することができる。
また、第1給電モードでは、第1制御部52が電源14からの給電を受けて、第1制御部52のCPUにより、第2制御部53への給電が行われないように電源14が制御される。第2制御部53は、第1制御部52よりも消費電力が大きいので、第2制御部53への給電が行われないことにより、電力消費を抑えることができる。
第1給電モード時に外部機器2がUSBインタフェース13に接続されたことに応じて、給電モードが第1給電モードから第3給電モードに移行される。第3給電モードでは、第2制御部53への給電が開始されるとともに、画像形成部11および表示操作パネル12への給電のモードが第2給電モードとされる。これにより、第2制御部53のCPUによる制御を開始することができる。
そして、第2制御部53への給電が開始されると、第1制御部52への給電が停止される。これにより、第1制御部52による無駄な電力消費を抑制することができる。
また、第2処理では、外部機器2から給電要求を受信せずに一定時間が経過したことに応じて、画像形成部11および表示操作パネル12への給電のモードが第2給電モードから第1給電モードに移行されて、第2制御部53への給電が停止される。これにより、無駄な電力消費を一層抑制することができる。
また、外部機器2への給電の開始後、外部機器2から給電停止要求が出されるか、または、USBインタフェース13のUSBポートP1,P2と外部機器2との接続が解除されたことに応じて、外部機器2への給電が停止されるので、外部機器2への無駄な給電を抑制することができる。
<第3実施形態>
図6に示されるプリンタ51では、図7に示されるメイン処理に代えて、第1制御部52のCPUにより、図2に示されるメイン処理が実行されてもよい。
<第1処理>
第1制御部52のCPUは、図2に示されるメイン処理を実行する場合、メイン処理のステップS3では、図11に示す第1処理を実行する。
第1処理では、第1制御部52のCPUは、画像形成部11および表示操作パネル12への給電のモードを第1給電モードから第2給電モードに切り替える(S321)。
その後、第1制御部52のCPUは、電源14を制御して、第2制御部53への給電を開始させる(S322)。
そして、第2制御部53のCPUは、電源14を制御して、第1制御部52への給電を停止させる(S323)。
次に、第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを判別する(S324)。
給電要求を受けた場合(S324:YES)、第2制御部53のCPUは、USBポートP2から外部機器2への給電を開始する(S325)。
外部機器2への給電は、外部機器2から給電停止要求が出されるまで続けられる(S326:NO)。
第2制御部53のCPUは、外部機器2からの給電停止要求を受けた場合(S326:YES)、外部機器2への給電を停止する(S327)。
外部機器2への給電開始後、第2制御部53のCPUは、外部機器2からの給電停止要求を受けるまでの間、表示操作パネル12のタッチ操作による各種指示の入力または画像形成部11によるシートへの画像の形成のジョブ、つまり画像データを含む印刷ジョブの入力の有無を判別する(S328)。また、外部機器2からの給電要求がない場合(S324:NO)および外部機器2への給電の停止後にも、第2制御部53のCPUは、タッチ操作または印刷ジョブの入力の有無を判別する(S328)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力があった場合(S328:YES)、第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを再び判別する(S324)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力のない状態で一定時間が経過するまでの間、第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かの判別(S324)およびタッチ操作または印刷ジョブの入力の有無の判別を繰り返す(S329:NO)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力がない状態が一定時間続くと(S329:YES)、第2制御部53のCPUは、給電モードを第2給電モードから第1給電モードに戻す(S330)。
その後、第2制御部53のCPUは、外部機器2への給電中であるか否かを判別する(S331)。
外部機器2への給電中である場合(S331:YES)、第2制御部53のCPUは、外部機器2から給電停止要求を受けるか、または、外部機器2がUSBポートP2から外されて、外部機器2のUSB接続が解除されるまで、外部機器2への給電を継続する(S332,S333:NO)。
そして、外部機器2からの給電停止要求があるか(S332:YES)、または、外部機器2のUSB接続が解除されると(S333:YES)、第2制御部53のCPUは、外部機器2への給電を停止する(S334)。
その後、第2制御部53のCPUは、電源14を制御して、第1制御部52への給電を開始させる(S335)。
そして、第1制御部52のCPUは、第2制御部53への給電を停止して(S336)、第1処理を終了する。
また、第2給電モードから第1給電モードに戻された時点で外部機器2への給電が行われていない場合(S331:NO)、第2制御部53のCPUは、電源14を制御して、第1制御部52への給電を開始させる(S335)。
その後、第1制御部52のCPUは、第2制御部53への給電を停止して(S336)、第1処理を終了する。
<第2処理>
第1制御部52のCPUは、図2に示されるメイン処理を実行する場合、メイン処理のステップS5では、図12に示す第2処理を実行する。
第2処理では、給電モードが第1給電モードのままにされる。
第1制御部52のCPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを判別する(S501)。
第1制御部52のCPUは、外部機器2から給電要求を受けた場合(S501:YES)、USBポートP1から外部機器2への給電を開始する(S502)。
外部機器2への給電は、外部機器2から給電停止要求を受けるか、または、外部機器2がUSBポートP1から外されて、外部機器2のUSB接続が解除されるまで続けられる。
外部機器2からの給電停止要求があるか(S503:YES)、または、外部機器2のUSB接続が解除されると(S504:YES)、第1制御部52のCPUは、外部機器2への給電を停止して(S505)、第2処理を終了する。
また、第1制御部52のCPUは、外部機器2から給電要求を受けるまでの間(S501:NO)、外部機器2のUSB接続が解除されたか否かを判別する(S506)。
外部機器2のUSB接続が解除されていなければ(S506:NO)、第1制御部52のCPUは、外部機器2から給電要求を受けたか否かを再び判別する(S501)。
外部機器2からの給電要求がないまま、一定時間が経過するか、または、外部機器2のUSB接続が解除された場合(S506:YES)、第1制御部52のCPUは、第2処理を終了する。
<第3処理>
第1制御部52のCPUは、図2に示されるメイン処理を実行する場合、メイン処理のステップS6では、図13に示す第3処理を実行する。
第3処理では、第1制御部52のCPUは、画像形成部11および表示操作パネル12への給電のモードを第1給電モードから第2給電モードに切り替える(S601)。
その後、第1制御部52のCPUは、電源14を制御して、第2制御部53への給電を開始させる(S602)。
そして、第2制御部53のCPUは、電源14を制御して、第1制御部52への給電を停止させる(S603)。
その後、第2制御部53のCPUは、表示操作パネル12のタッチ操作または画像形成部11によるシートへの画像の形成のジョブ、つまり印刷ジョブの入力の有無を判別する(S604)。
タッチ操作または印刷ジョブの入力があった場合(S604:YES)、そのタッチ操作または印刷ジョブの入力がなくなり(S604:NO)、タッチ操作または印刷ジョブの入力がなくなってから一定時間が経過するまで、第2制御部53のCPUは、処理を次に進めない(S605:NO)。
そして、タッチ操作または印刷ジョブの入力がない状態が一定時間続くと(S605:YES)、第2制御部53のCPUは、給電モードを第2給電モードから第1給電モードに戻す(S606)。
その後、第2制御部53のCPUは、電源14を制御して、第1制御部52への給電を開始させる(S607)。
そして、第1制御部52のCPUは、第2制御部53への給電を停止して(S608)、第3処理を終了する。
<作用効果>
以上のように、第3実施形態においても、第2実施形態と同様の効果を奏することができる。
そのうえ、第3実施形態では、第2実施形態と比較して、第2制御部53よりも消費電力の小さい第1制御部52のCPUによる制御が行われる時間が長く確保されるので、電力消費を一層抑えることができる。
<変形例>
以上、本発明の3つの実施形態について説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、電子機器の一例として、プリンタ1,51を取り上げたが、本発明は、プリンタ1,51に限らず、プリント用紙などのシートに画像を形成する画像形成機能に加えて、原稿の画像を読み取る画像読取機能などの機能を併せて有する複合機に適用されてもよい。また、画像読取機能を単独で有するスキャナなどに適用されてもよく、外部機器に電力を供給可能なインタフェースを備える電子機器に広く適用することができる。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1,51:プリンタ
2:外部機器
11:画像形成部
12:表示操作パネル
13:USBインタフェース
14:電源
15:制御部
52:第1制御部
53:第2制御部

Claims (15)

  1. 電源と、
    前記電源からの給電により動作する動作部と、
    外部機器が接続され、その接続された前記外部機器に給電可能なインタフェースと
    を備える電子機器であって
    前記動作部は、前記インタフェースと信号線を介して接続された制御部を含み、
    前記制御部が前記電源を制御するモードとして、少なくとも前記制御部に給電される第1給電モードと、前記動作部に供給される電力が前記第1給電モードよりも多い第2給電モードとが設定されており、
    前記制御部は、
    前記第1給電モード時に前記インタフェースへの前記外部機器の接続を検出した後、
    前記インタフェース経由で、前記外部機器が前記電子機器に対して能動的に動作するホスト機器であるという第1情報を受信したことに応じて、前記第1給電モードから前記第2給電モードに移行し、
    前記インタフェース経由で、前記外部機器が前記電子機器に対して受動的に動作するファンクション機器であり、かつ、内蔵バッテリの電力で動作するバッテリ駆動型のデバイスであるという第2情報を受信したことに応じて、前記インタフェース経由で前記外部機器への給電を開始する、電子機器。
  2. 電源と、
    前記電源からの給電により動作する動作部と、
    外部機器が接続され、その接続された前記外部機器に給電可能なインタフェースと
    を備える電子機器であって
    前記動作部は、前記インタフェースと信号線を介して接続された制御部を含み、
    前記制御部が前記電源を制御するモードとして、少なくとも前記制御部に給電される第1給電モードと、前記動作部に供給される電力が前記第1給電モードよりも多い第2給電モードとが設定されており、
    前記制御部は、
    前記第1給電モード時に前記インタフェースへの前記外部機器の接続を検出した後、
    前記インタフェース経由で、前記外部機器が前記電子機器に対して受動的に動作するファンクション機器であり、かつ、バッテリを内蔵していない非バッテリ駆動型のデバイスであるという第1情報を受信したことに応じて、前記第1給電モードから前記第2給電モードに移行し、
    前記インタフェース経由で、前記外部機器が前記電子機器に対して受動的に動作するファンクション機器であり、かつ、内蔵バッテリの電力で動作するバッテリ駆動型のデバイスであるという第2情報を受信したことに応じて、前記インタフェース経由で前記外部機器への給電を開始する、電子機器。
  3. 請求項1または2に記載の電子機器であって、
    前記インタフェースは、USB(Universal Serial Bus)インタフェースであり、
    前記制御部は、前記外部機器との間でUSB-PD(Power Delivery)プロトコルによる通信を行う、電子機器。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記動作部は、情報を表示かつ指示を受け付ける表示受付部を含み、
    前記制御部は、前記第1給電モードでは、前記電源から前記表示受付部への給電が行われず、前記第1給電モードから前記第2給電モードへの移行に応じて、前記電源から前記表示受付部への給電が開始されるように、前記電源を制御する、電子機器。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記動作部は、シートに画像を形成する画像形成部を含み、
    前記制御部は、前記第1給電モードでは、前記電源から前記画像形成部への給電が行われず、前記第1給電モードから前記第2給電モードへの移行に応じて、前記電源から前記画像形成部への給電が開始されるように、前記電源を制御する、電子機器。
  6. 請求項4に記載の電子機器であって、
    前記制御部は、前記第2給電モード時に前記表示受付部に指示が受け付けられずに一定時間が経過したことに応じて、前記第2給電モードから前記第1給電モードに移行する、電子機器。
  7. 請求項5に記載の電子機器であって、
    前記制御部は、前記第2給電モード時に前記画像形成部によりシートに形成される画像のデータを前記外部機器から前記インタフェース経由で受信せずに一定時間が経過したことに応じて、前記第2給電モードから前記第1給電モードに移行する、電子機器。
  8. 請求項1~7のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記制御部は、前記外部機器への給電の開始後、前記インタフェース経由で給電停止要求を受信するか、または、前記インタフェースと前記外部機器との接続が解除されたことに応じて、前記外部機器への給電を停止する、電子機器。
  9. 請求項1~8のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記動作部は、シートに画像を形成する画像形成部を含み、
    前記制御部は、第1制御部と、前記第1制御部より消費電力が多い第2制御部とを含み、
    前記第1制御部は、
    前記第1給電モードでは、前記電源からの給電を受けて、前記第2制御部への給電が行われないように、前記電源を制御し、
    前記第1給電モード時に前記インタフェースへの前記外部機器の接続を検出したことに応じて、前記第1給電モードから前記第2制御部に給電されるとともに前記第2給電モードとされる第3給電モードに移行し、前記第2制御部への給電が開始されるように、前記電源を制御し、
    前記第2制御部は、前記第3給電モード時に前記インタフェース経由で、前記外部機器への給電の要求および前記画像形成部によりシートに形成される画像のデータを受信する、電子機器。
  10. 請求項9に記載の電子機器であって、
    前記第2制御部は、前記第3給電モードでは、前記第1制御部への給電が停止されるように、前記電源を制御する、電子機器。
  11. 請求項9または10に記載の電子機器であって、
    前記第2制御部は、前記第3給電モード時に前記給電の要求および前記画像のデータを受信せずに一定時間が経過したことに応じて、前記第3給電モードから前記第1給電モードに移行し、前記第2制御部への給電が停止されるように、前記電源を制御する、電子機器。
  12. 請求項9~11のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記第2制御部は、
    前記第3給電モード時に、前記インタフェース経由で前記給電の要求を受信したことに応じて、前記インタフェース経由で前記外部機器に給電し、
    前記外部機器への給電の開始後、前記インタフェース経由で給電停止要求を受信するか、または、前記インタフェースと前記外部機器との接続が解除されたことに応じて、前記外部機器への給電を停止する、電子機器。
  13. 請求項1~8のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記制御部は、第1制御部と、前記第1制御部より消費電力が多い第2制御部とを含み、
    前記第1制御部は、
    前記第1給電モードにおいて、
    前記電源からの給電を受けて、前記第2制御部への給電が行われないように、前記電源を制御し、
    前記第1給電モード時に前記インタフェースへの前記外部機器の接続を検出し、
    前記インタフェース経由で前記第1情報を受信する、電子機器。
  14. 請求項13に記載の電子機器であって、
    前記動作部は、情報を表示かつ指示を受け付ける表示受付部を含み、
    前記第1制御部は、
    前記第1給電モードでは、前記電源から前記表示受付部への給電が行われないように、前記電源を制御し、
    前記第1給電モード時に前記インタフェース経由で前記第1情報を受信したことに応じて、前記第1給電モードから前記第2給電モードに移行し、前記第2制御部への給電が開始されるように、前記電源を制御し、
    前記第2制御部は、
    前記第1給電モードから前記第2給電モードへの移行に応じて、前記電源から前記表示受付部への給電が開始されるように、前記電源を制御し、
    前記第2給電モード時に前記表示受付部に指示が受け付けられずに一定時間が経過したことに応じて、前記第2給電モードから前記第1給電モードに移行する、電子機器。
  15. 請求項13に記載の電子機器であって、
    前記動作部は、シートに画像を形成する画像形成部を含み、
    前記第1制御部は、
    前記第1給電モードでは、前記電源から前記画像形成部への給電が行われないように、前記電源を制御し、
    前記第1給電モード時に前記インタフェース経由で前記第1情報を受信したことに応じて、前記第1給電モードから前記第2給電モードに移行し、前記第2制御部への給電が開始されるように、前記電源を制御し、
    前記第2制御部は、
    前記第1給電モードから前記第2給電モードへの移行に応じて、前記電源から前記画像形成部への給電が開始されるように、前記電源を制御し、
    前記第2給電モード時に前記画像形成部によりシートに形成される画像のデータを前記外部機器から前記インタフェース経由で受信せずに一定時間が経過したことに応じて、前記第2給電モードから前記第1給電モードに移行する、電子機器。
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