JP7004446B2 - 縦葺屋根構造及び縦葺材 - Google Patents
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Description
各縦葺材3は、金属板を曲げ加工することで形成されており、例えば、ロールフォーミングを用いて成型される。縦葺材3を構成する金属板としては、例えば、塗装鋼板、亜鉛めっき鋼板、ステンレス鋼板,ガルバリウム鋼板(登録商標),エスジーエル(登録商標)等により構成される。縦葺材3は、図2に示すように、本体部31と、下側折返部45と、上側折返部46とを備えている。
本実施形態の屋根構造は、軒側縦葺材3aと棟側縦葺材3bとが軒棟方向に縦継ぎされているが、この縦継ぎ部分において止水構造を有している。止水構造は、図6に示すように、第1の止水部5,第2の止水部6,第3の止水部7を有している。さらに、本実施形態の屋根構造は、これら止水部5,6,7によって止水された雨水を効果的に排水できる排水構造を有している。この排水構造は、軒側縦葺材3aの平面部32と上側折返部46との間や、軒側縦葺材3aの上側折返部46と棟側縦葺材3bの平面部32との間に浸入した雨水を排水できる。
横方向に隣り合う第1の縦葺屋根材2aと第2の縦葺屋根材2bとは、嵌合部34と被嵌合部37とが嵌合することで連結されている。ここで、図8A,8Bに、第1の縦葺屋根材2aの嵌合部34と、第2の縦葺屋根材2bの被嵌合部37とが嵌合した状態の断面図を示す。
上記実施形態の軒側縦葺材3aと棟側縦葺材3bとは、上側折返部46と下側折返部45とが係合していたが、単に重なり合うのみであってもよく、軒側縦葺材3aと棟側縦葺材3bとの連結部分は、上記実施形態の構造に限定されない。
以上説明したように、上記実施形態の縦葺屋根構造は、以下に示す特徴を有している。上記実施形態の縦葺屋根構造は、第1の縦葺屋根材2aと第2の縦葺屋根材2bとが横方向に隣り合って配置された縦葺屋根構造である。第1の縦葺屋根材2aは、軒側縦葺材3aと、軒側縦葺材3aの棟側の端部に対し、軒側の端部を上方から重ねるようにして連結された棟側縦葺材3bとを備える。軒側縦葺材3a及び棟側縦葺材3bは、軒棟方向に延びた平面部32と、平面部32の横方向の両端部から立ち上げられた一対の立上部33とを有する。軒側縦葺材3aは、棟側縦葺材3bと重なる部分において、一対の立上部33のうちの第2の縦葺屋根材2b側の立上部33の一部が切欠されて平面部32から流れる雨水を流通させる通水部81を有する。第2の縦葺屋根材2bは、通水部81を流通した雨水を受けて、軒側に向かって排水可能に構成された排水樋83を有する。以下、この特徴を有する縦葺屋根構造を第1の態様の縦葺屋根構造という。
2b 第2の縦葺屋根材
3 縦葺材
3a 軒側縦葺材
3b 棟側縦葺材
31 本体部
32 平面部
33 立上部
36 敷き込み片
45 下側折返部
46 上側折返部
81 通水部
83 排水樋
9 被覆領域
92 固着具
Claims (5)
- 第1の縦葺屋根材と第2の縦葺屋根材とが横方向に隣り合って配置された縦葺屋根構造であって、
前記第1の縦葺屋根材は、
軒側縦葺材と、
前記軒側縦葺材の棟側の端部に対し、軒側の端部を上方から重ねるようにして連結された棟側縦葺材と
を備え、
前記軒側縦葺材及び前記棟側縦葺材は、
軒棟方向に延びた平面部と、
前記平面部の横方向の両端部から立ち上げられた一対の立上部と
を有し、
前記軒側縦葺材は、前記棟側縦葺材と重なる部分において、前記一対の立上部のうちの前記第2の縦葺屋根材側の立上部の一部が切欠されて前記平面部から流れる雨水を流通させる通水部を有し、
前記第2の縦葺屋根材は、前記通水部を流通した雨水を受けて、軒側に向かって排水可能に構成された排水樋を有する
ことを特徴とする縦葺屋根構造。 - 前記軒側縦葺材及び前記棟側縦葺材は、前記立上部から打入された固着具により屋根下地に固定されている
ことを特徴とする請求項1記載の縦葺屋根構造。 - 前記軒側縦葺材の棟側の端部の上面は、前記通水部に向かって下り傾斜している
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の縦葺屋根構造。 - 前記棟側縦葺材は、前記棟側縦葺材の軒側の端部に、前記棟側縦葺材の下方において棟側に折り返される下側折返部を有し、
前記軒側縦葺材は、前記軒側縦葺材の棟側の端部に、前記軒側縦葺材の上方において軒側に折り返されて前記下側折返部に係止される上側折返部を有し、
前記上側折返部の上面が、前記軒側縦葺材の棟側の端部の上面として、前記通水部に向かって下り傾斜している
ことを特徴とする請求項3記載の縦葺屋根構造。 - 前記棟側縦葺材は、前記棟側縦葺材の軒側の端部に、前記棟側縦葺材の下方において棟側に折り返される下側折返部を有し、
前記軒側縦葺材は、
本体部と、
前記本体部の棟側の端部から軒側に延出して、前記本体部の棟側の端部の上方に重なり、前記下側折返部に係止される上側折返部と
を有し、
前記本体部は、平面視において、前記上側折返部に重なった被覆領域を有し、
前記被覆領域の上面が、前記通水部に向かって下り傾斜している
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の縦葺屋根構造。
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