JP7004347B2 - 長尺体用のベンダー - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 (1)販売日 平成28年7月26日 (2)販売した場所 株式会社エム・ティ・エス(愛知県岡崎市橋目町北山1番地) (3)販売した者 株式会社古賀機械製作所 (4)販売した物の内容 株式会社古賀機械製作所は、株式会社エム・ティ・エスに対して同社の代表取締役古賀弘司が発明した本願請求項1~7に記載のベンダー装置及び本願請求項8に記載のベンダーシステムを販売して同社に設置した。株式会社エム・ティ・エスはこの装置及びシステムを同社内にてベンダー加工に使用した。
本発明は、パイプなどの長尺体に対して曲げ加工を施すベンダー装置に関するものである。
金属製パイプや線材などに代表される長尺体の両端にベンダー装置を配置し、同ベンダー装置同士を接近させながらパイプの複数箇所に多種多様な方向で曲げ加工を施すことができるものにつては、特許文献1~3に示されるように種々提案されている。
また、特許文献4にあっては、第1のベンダー装置でパイプを把持して加工している間にパイプを軸方向に移動させ、その後に、第2のベンダー装置でパイプを把持して加工している間にパイプを軸方向に移動させると言うように、第1と第2のベンダー装置による曲げ加工とパイプの移動を、交互に行うものが提案されている。
ところが、従来のベンダー装置にあっては、一つのベンダーに関しては、パイプを曲げる方向が一方に限定されている。その結果、パイプを異なる方向に連続して曲げることが困難であった。
特公平05-013011号公報 特公平05-013012号公報 特許第4761369号公報 特開2014-240091号公報
本発明が解決しようとする課題は、パイプなどの長尺体を異なる方向に連続して曲げることが可能なベンダーを備えたベンダー装置の提供を図ることにある。
特に、今日ベンダー装置に要求される加工は、一つの長尺体に対して数十箇所に曲げ加工を施すと共に、各曲げ加工の位置精度誤差が1mm以下であることが求められる。
そこで、本発明は、長尺体について何十箇所などの多数の位置で曲げ加工を行う際にあっても、曲げ位置のずれを抑制することができたり、或いは、長尺体の表面に対して傷をつけるおそれを低減することができたりするなど、有利の効果を発揮し得る新たな構造のベンダー装置の提供を図らんとするものである。
本発明に係るベンダー装置は、長尺体に対する第1加工部と、前記長尺体に対する第2加工部とを備え、第1加工部に対して第2加工部を相対的に移動させることによって、前記長尺体に対する曲げ加工を施すベンダーを備えたものである。
このベンダー装置は、前記第1軸と前記第2軸とを動かす駆動部を備えるものであり、前記駆動部は、前記第1軸を中心に、前記第2加工部を一方向に公転させ且つ前記第2加工部を同じく一方向に自転させる一方側駆動状態と、前記第2軸を中心に、前記第1加工部を他方向に公転させ且つ前記第1加工部を同じく他方向に自転させる他方側駆動状態との2つの駆動状態を選択的に実現させるように構成されたものである。
そして、前記長尺体を一方側に曲げ加工する場合には、前記一方側駆動状態により、前記第2加工部を前記第1軸を中心に一方向に公転させながら、その公転の方向と同方向にその公転の回転角速度よりも大きな回転角速度によって前記第2加工部を自ら自転駆動させ、前記長尺体を他方側に曲げ加工する場合には、前記他方側駆動状態により、前記第1加工部を前記第2軸を中心に他方向に公転させながら、その公転の方向と同方向にその公転の回転角速度よりも大きな回転角速度によって前記第1加工部を自ら自転駆動させるように構成されたものである
これによって、2つの駆動状態を選択的に行うことで、1つのベンダーによって、左右2つの方向に長尺体に対する曲げ加工を施すことができる。
しかも、一方側に曲げ加工する場合には、前記第2加工部を公転させだけに止まらず、前記第2加工部を自ら回転駆動させるものであるため、曲げ位置のずれを抑制することができる。他方側に曲げ加工する場合にも、前記第1加工部を公転させだけに止まらず、前記第1加工部を自ら回転駆動させるものであるため、曲げ位置のずれを抑制することができる。
前記駆動部は、種々の構成を備えたものとして実施することができる。
例えば、前記駆動部は、公転駆動部と、自転駆動部とを備えたものとすることができる。
前記第1加工部及び前記第2加工部と、前記公転駆動部との間に、前記自転駆動部が配置される。
前記公転駆動部は、前記一方側駆動状態に際して前記第1軸を中心に前記第2軸を一方向に公転させると共に、前記他方側駆動状態に際して前記第2軸を中心に前記第1軸を他方向に公転させるよう構成される。
また、前記自転駆動部は、前記一方側駆動状態に際して前記第2軸の公転によって前記第2加工部に自転する力を与えると共に、前記他方側駆動状態に際して前記第1軸の公転によって前記第1加工部に自転する力を与えるよう構成される。
さらに、前記第1加工部は第1軸を中心とする弧状をなし、前記第2加工部は第2軸を中心とする弧状をなし、前記第1加工部の弧状の半径と前記第2加工部の弧状の半径とは略等しいものとして実施することができる。
前記自転駆動部は、前記第1加工部に対して自由に回転する第1自由ギアと、第1加工部と一体に回転する第1一体ギアと、前記第2加工部に対して自由に回転する第2自由ギアと、第2加工部と一体に回転する第2一体ギアと、前記第1自由ギアを係止する第1係止部と、前記第2自由ギアを係止する第2係止部とを備えたものとして実施することができる。
ここで、前記第1一体ギアと前記第2自由ギアとが係合しており、前記第2一体ギアと前記第1自由ギアとが係合しているものとする。
そして、第1加工部と第2加工部とが動く前の初期状態では、前記第1自由ギアと前記第1係止部とが係合していると共に前記第2自由ギアと前記第2係止部とが係合している。そして、前記一方側駆動状態では、前記第1自由ギアと前記第1係止部とが係合していると共に前記第2自由ギアと前記第2係止部との係合が解除された状態で、前記第1自由ギアの回りを前記第2一体ギアが周回することにより、前記第2加工部が自転する。また、前記他方側駆動状態では、前記第2自由ギアと前記第2係止部とが係合していると共に前記第1自由ギアと前記第1係止部との係合が解除された状態で、前記第2自由ギアの回りを前記第1一体ギアが周回することにより、前記第1加工部が自転する。
前記第1加工部と前記第2加工部とを備えたベンダー装置の基台(ベンダー基台)は、長尺体の軸方向回りに、種々の向きに配置されることによって、長尺体を種々の方向に曲げることができる。特に、3軸ロボットアームの先端に前記ベンダー基台を設けることによって、長尺体を360度いずれの方向にも曲げることができる。
前記ベンダー装置は、単独でも使用することができるが、前記ベンダー装置を2つ備えたベンダーシステムとして実施することが生産効率を高める点で有利である。具体的には、前記ベンダー装置のそれぞれが前記長尺体の両端に配置され、前記ベンダー装置同士が互いに近づく方向に移動して、前記長尺体に対してその両端から中央に向けて複数の箇所に曲げ加工を施すように構成することができる。
本発明は、長尺体を異なる方向に連続して曲げることが可能なベンダー装置を提供することができたものである。
本発明は、長尺体を異なる方向に連続して曲げることが場合にあっても、それぞれの曲げ位置のずれを抑制することができるベンダー装置を提供することができたものである。
本発明は、長尺体を異なる方向に連続して曲げることが場合にあっても、長尺体の表面に対して傷をつけるおそれを低減することができるベンダー装置を提供することができたものである。
また、本発明は、長尺体に対して能率的な曲げ加工を施すことができるベンダーシステムを提供することができたものである。
本発明の実施の形態に係るベンダー装置の要部正面説明図。 (A)同ベンダー装置の要部平面説明図、(B)変更例の比較例の要部平面説明図。 同ベンダー装置のカップリングの斜視図。 同ベンダー装置の正面説明図。 同ベンダー装置の側面説明図。 本発明の他の実施の形態に係るベンダー装置の要部正面説明図。 本発明のさらに他の実施の形態に係るベンダー装置の要部正面説明。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態に係るベンダー装置を説明する。
(ベンダー装置の概要)
この実施の形態に係るベンダー装置は、図4及び図5に示すように、基台47に設けられたロボットアームと、その先端のアーム(第3アーム46)に設けられたベンダー基台40とを備えたものであって、このベンダー基台40に、長尺体tの曲げ加工を行うベンダーが搭載されたものである。
このロボットアームの具体例は後述するが、ロボットアームの動きによってベンダーを搭載したベンダー基台40が金属製パイプや金属線材などの長尺体tの軸回りに位置を変更することができる。そして所定の軸回りに位置となった状態で、ベンダーが作動することによって、長尺体tに対して種々の方向に曲げ加工を施すことができるものである。
(ベンダーの概要)
図1に示すように、この実施の形態に係るベンダーは、左側の第1軸11を備えた第1作動部10と、右側の第2軸21を備えた第2作動部20とが、長尺体tを挟んでほぼ対称に配置された構成を備えている。この第1作動部10は長尺体tに当接して力を付与する第1加工部12を備え、第2作動部20は長尺体tに当接して力を付与する第2加工部22を備える。
なお、以下の説明では、第1軸11及び第2軸21の軸方向を、上下方向として説明するが、本発明の説明において上下左右の位置は絶対的な位置を特定するものではなく、相対的な位置関係を示すものとして理解されるべきである。
前記の第1軸11と第2軸21とは、駆動部101によって動かされる。この駆動部101は、自転駆動部102と公転駆動部103とを備える。
自転駆動部102は、第1加工部12及び第2加工部22と、公転駆動部103との間に配置される。この自転駆動部102は、主として、第1自由ギア14、第1一体ギア15、第2一体ギア24、第2自由ギア25及びギア操作部材30によって構成されている。
公転駆動部103は、主として、電動機などによって構成される回転駆動源34と、回転駆動源34の出力軸33に接続されたカップリング32とによって構成されている。
(作動部及び自転駆動部について)
まず左側の第1作動部10について説明する。第1作動部10は、上下方向に伸びる第1軸11を備えている。第1軸11には、上から下方に、第1加工部12、第1自由ギア14及び第1一体ギア15が、回動可能に配置されている。なお、第1軸11は、これらの第1加工部12、第1自由ギア14及び第1一体ギア15の中心に位置している。第1一体ギア15は、第1加工部12と同体に回動するように連結されているが、第1自由ギア14は、第1加工部12及び第1一体ギア15とは連結されておらず、これらとは無関係に回動する。
次に右側の第2作動部20について説明する。第2作動部20は、上下方向に伸びる第2軸21を備えている。第2軸21には、上から下方に、第2加工部22、第2一体ギア及び第2自由ギア25が回動可能に配置されている。なお、第2軸21は、これらの第2加工部22、第2一体ギア及び第2自由ギア25の中心に位置している。第2一体ギア24は、第2加工部22と同体に回動するように連結されているが、第2自由ギア25は、第2加工部22及び第2一体ギア24とは連結されておらず、これらとは無関係に回動する。この連結の構造は種々変更して実施することができるが、例えば、第2一体ギア24と第2加工部22とを連結筒で一体に接続し、連結筒内に第2軸21を回動可能に通すと共に、連結筒の外周に第2自由ギア25を回動可能に配置する構造を示すことができる。
第1自由ギア14は第2自由ギア25と略同径であり、その歯車のピッチも略等しい。また、第1一体ギア15は第2一体ギア24と略同径であり、その歯車のピッチも略等しい。第1自由ギア14及び第2自由ギア25は、第1一体ギア15及び第2一体ギア24よりも大きな径とされていると共に多くの歯数を有する。
上下方向において同一レベルの第1自由ギア14と第2一体ギア24とが歯合しており、上下方向において同一レベルの第2自由ギア25と第1一体ギア15とが歯合している。第1自由ギア14及び第2一体ギア24は、第2自由ギア25及び第1一体ギア15とは上下方向において異なる位置に配置されている。
(加工部について)
第1加工部12と第2加工部22とはそれぞれ略円柱状をなしており、その周面に凹溝状の第1加工面13と第2加工面23とを備えている。第1加工面13と第2加工面23とは、平面視において、それぞれ第1軸11と第2軸21とを中心とした円弧状をなしている。そして第1軸11と第2軸21との間に長尺体tが配置され、両者の間に挟まれた状態をなす。第1加工面13と第2加工面23は、ともに縦断面において、長尺体tの外周面に沿うような略弧状をなしている。
(第1作動部と第2作動部との関係)
第1作動部10と第2作動部20との関係について説明する。第1自由ギア14と第2一体ギア24とは互いに係合しており、第1一体ギア15と第2自由ギア25とは互いに互いに係合している。そして第1作動部10と第2作動部20とをつなぐ位置にギア操作部材30が配置されている。このギア操作部材30は、左側に第1自由ギア14をロックする第1係止部16を備えていると共に、右側に第2自由ギア25をロックする第2係止部26を備えている。この実施の形態では、第1係止部16と第2係止部26とは連続したラック状のものとして実施されているが、両者はそれぞれ別体であってもよく、第1自由ギア14と第2自由ギア25とを回転不能にロックできるものであれば良い。このギア操作部材30は、初期状態において第1自由ギア14と第1係止部16とが係合しており、また第2自由ギア25と第2係止部26とが係合しているが、径の小さな第1一体ギア15及び第2一体ギア24には係合せずに無関係な状態を維持する。
なお、このギア操作部材30は、ベンダー基台40に対して固定されている。
(公転駆動部について)
第1軸11と第2軸21とは、以下に説明する公転駆動部103によって回転駆動する。
この実施の形態に係る公転駆動部103は、連結部材31、カップリング32及び回転駆動源34を備えている。
連結部材31は、第1一体ギア15と第2自由ギア25との下方に配置されている。この連結部材31は、ベアリングなどを有する第1軸受け部17及び第2軸受け部を備えている。これによって、第1軸11と第2軸21は、平行且つ等間隔を保った状態で、それぞれ円滑に回動する。なおこれらの部材は、第1軸11と第2軸21とを円滑に回動するために設けられたものであって、必ずしも必要ではない。
第1軸11と第2軸21とは、カップリング32に対して、接続されている。カップリング32の下方側には回転駆動源34の出力軸33が接続されている。
カップリング32は、追って詳細に説明するが、初期位置から、次に示す第1固定部18により第1軸受け部17を固定した状態下で、出力軸33が左方向(反時計回り)へ回転することによって、第1軸11を左方向に自転させると共に、第2軸21を第1軸11を中心に公転させるものであり、軸心違い継ぎ手を好適に用いることができる。なお、左方向への回転後、反対に右方向(時計回り)に回転させると、初期位置に戻るまでは、上記と反対の動きをなす。
初期位置に戻った後、次に示す第2固定部28により第2軸受け部27を固定すると共に第1軸受け部17の固定を解除した状態で、出力軸33が右方向に回転することにより、第2軸21を右方向に自転させるとともに、第2軸21を中心に第1軸11を右方向に公転させるものである。なお、右方向への回転後、反対に左方向に出力軸33を回転させると、初期位置に戻るまでは、上記と反対の動きをなす。
(固定部)
固定部は、それぞれ先に述べた第1固定部18と第2固定部28とを備える。上記のように、初期状態において、第1軸11が第2軸21に対する公転の軸になるときは、第1固定部18が第1軸受け部17に接近して、第1軸受け部17を固定すると共に、第2固定部28が第2軸受け部27から離反して、第2軸受け部27を開放する。他方、第2軸21が第1軸11に対する公転の軸になるときは、第2固定部28が第2軸受け部27に接近して、第2軸受け部27を固定すると共に、第1固定部18が第1軸受け部17から離反して、第1軸受け部17を開放する。これらの固定部18、28の具体例としては、先端に固定治具を備えたシリンダやチャッキング手段などを示すことができる。
(チャック)
図2に示すように、これらの第1作動部10と第2作動部20との後方には、チャック35が配置されている。チャック35は従来のベンダー装置と同様のもので、長尺体tを挟みつけて固定するものである。曲げ加工は、チャック35が長尺体tを挟み付けた状態で、第1作動部10及び第2作動部20によって長尺体tを右方向または左方向に曲げ加工を施すものであり、曲げ加工が完了して次の曲げ加工の位置へ移動する際には、チャック35の挟み付けは解放される。
(曲げ加工の動きについて)
この曲げ加工のための動きをさらに詳しく説明する。
(初期状態)
まず、初期状態では、長尺体tを中心として第1作動部10と第2作動部20とが左右対称の位置にある。言い換えれば、前後方向(長尺体tの長手方向)において、第1作動部10と第2作動部20とが同じ位置にあり、長尺体tが第1加工部12の第1加工面13と、第2加工部22の第2加工面23との間に挟まれている。
この初期状態では、ギア操作部材30は、その第1係止部16が第1自由ギア14に係合してロックしていると共に、その第2係止部26が第2自由ギア25に係止してロックしている。
(一方側駆動状態:左曲げ)
一方側駆動状態は、長尺体tを左方向に曲げる駆動状態であって、この操作にあっては、第1軸11は自転し、第2軸21は第1軸11を中心として公転する。この公転と自転は、前述の回転駆動源34の出力軸33がカップリング32を介して第1軸11と第2軸21とを作動させることによっておこなわれる。
第2軸21が公転することで、第2加工部22、第2一体ギア24及び第2自由ギア25も第1軸11を中心に公転する。
その際の第2一体ギア24の働きについて説明すると、第2一体ギア24は、第1自由ギア14と係合しながらその周囲を転動する。第1自由ギア14はギア操作部材30の第1係止部16によって係止されているため、回転せずに固定状態を保っている。その結果、第2一体ギア24は、上記の固定状態にある第1自由ギア14とのギア比に応じて自転する。この自転の回転方向は上記の公転の回転方向と同じになり、これと同体である第2加工部22も同方向に自転する。
この第1自由ギア14と第2一体ギア24とのギア比率(1対x)は、xを1未満に設定することが適当であり、xを0.8~0.5程度とするがより好ましい。なお、第1軸11が公転する場合にも上記と実質的に同じ動きを示すものであり、第2自由ギア25と第1一体ギア15とのギア比率(1対x)も、xは上記と同じものとする。
前述のように、第1軸11と第2軸21とは、公転駆動部のカップリング32によって一方の軸が自転すると共に他方の軸が公転する。この公転に際して、両軸がカップリング32に対して固定されている場合には、他方の軸は1公転1自転となり、公転と同じ回転角速度で自転することになる。これに対して、この実施の形態では、上記のギア比率によって、公転する他方の軸に支持された加工部(第1加工部12又は第2加工部22)を、公転の回転角速度よりも大きな回転角速度で自転駆動させるものである。
他方、第2自由ギア25は、第2軸21が公転することによって、ギア操作部材30の第2係止部26の拘束から離れ、第1一体ギア15に係合しながら公転するが、第2自由ギア25は第2軸21とは回動可能な状態となっている。なお、第1一体ギア15はギア操作部材30とは係合しておらず、且つ、第1軸11とは回動可能な状態となっている。
従って、第1軸11を中心とする第2軸21の公転の方向が左方向(反時計回り)であるとすると、第1作動部10側では、第1加工部12及び第1一体ギア15は自由回転状態を維持し、第1自由ギア14のみが回転しない固定状態となる。第2作動部20側では、第2軸21、第2加工部22及び第2一体ギア24が左方向(反時計回り)に公転すると共に左方向(反時計回り)に自転駆動するが、第2自由ギア25のみが自由回転状態を維持する。
よって、第1加工面13は、第1軸11に対して回動可能な状態を保ちながら、第2自由ギア25の公転による力と、長尺体tのベンダー加工による力を受ける状態下で、長尺体tが第1加工面13に巻き付けられることになる。他方、第2加工面23は第1軸11を中心として左方向に公転すると共に、自らも第2軸21を中心として左方向に自転するものであり、この第2軸21の自転の角速度は、公転の角速度よりも大きくなる。この自転と公転の回転角度の差は、上記のギア比と長尺体tの外径によって変化するが、第2加工部22の自転角度は公転角度よりも大きいことが望ましく、約2倍程度であることがより望ましい。
具体的には、第2加工部22が左方向(反時計回り)に90度公転するとき、第2加工部22は左方向(反時計回り)に180度程度自転することが望ましいが、この角度は長尺体tの径にも影響され、厳密に設定する必要はない。
第2加工部22の自転角度は公転角度よりも大きいことによって、長尺体tは、第1加工面13に巻き付けられるように左方向に曲げるられるものであり、しかも、第2加工部22の積極的な自転(公転角速度よりも大きな自転角速度)の影響で、曲げ位置の狂いが抑制されながらの曲げ加工が実現する。
第2加工面23は、公転と共に、前述のとおりの積極的な自転をなすもので、その動きによって、長尺体tは第1加工面13の周面に沿って左方向に曲げられる。その際、長尺体tは、両加工面13、23間に挟まれた状態で左方向に曲げられ、チャック35によって基端側が固定された長尺体tに対しては、図2(B)に示す先端方向への力(実線の矢印)が加わり、長尺体tを先端方向に伸ばす方向に力が作用する。ところが、長尺体tは剛体であり、その力は長尺体tを先端方向に変形させるまでには至らず、逆に、その反力として両加工面13、23に作用して、両加工面13、23が長尺体tを挟み込んでいる位置を基端方向のチャック35に接近させる力(点線の矢印)として作用する。
この反力を受けた状態に加えて、この実施の形態にあっては、第2加工面23が共に左方向に強制的に自転しているため、長尺体tは、その右側にある第2加工面23から、長尺体tの基端方向への力を受けることになる(図2(A)の矢印a)。
その結果、第2加工面23が公転して左方向への曲げ加工がなされる際に、基端方向への力が長尺体tに対して、第2加工面23から加えられることになる。これによって、チャック35で基端側が固定された長尺体tに加えられる先端方向への力が相殺もしくは軽減される。
従って、長尺体tに対する曲げ加工位置が設定値よりも基端寄り(即ち、チャック35寄り)の位置にずれてしまうことを抑制することができるものである。
(他方側駆動状態:右曲げ)
次に、長尺体tを右方向に曲げる駆動状態である他方側駆動状態について説明する。この操作にあっては、前述の左曲げの動きと凡そ対称であるため、簡潔に説明する。
左方向に曲げる操作にあっては、第2軸21は自転し、第1軸11は第2軸21を中心として公転する。
これにより、第2作動部20側では、第2加工部22及び第2一体ギア24は自由回転状態を維持し、第2自由ギア25のみが回転しない固定状態となる。第1作動部10側では、第1軸11が右方向(時計回り)に公転し、第1加工部12及び第1一体ギア15が右方向(時計回り)に公転すると共に右方向(時計回り)に公転角速度よりも大きな回転角速度で自転するが、第1自由ギア14のみが自由回転状態を維持する。
その結果、第1加工面13は第2軸21を中心として右方向に公転すると共に、自らも第1軸11を中心として公転の角速度よりも大きな角速度で右方向に自転する。第2加工面23は、自由回転状態を維持し、長尺体tとの摩擦抵抗によって右方向に従動する。
この動きによって、長尺体tは第2加工面23の周面に沿って右方向に曲げられると共に、長尺体tの曲げ位置の狂いが抑制される。
(カップリングについて)
前述のカップリング32は、回転駆動源34の出力軸33の一方向への回転によって、初期位置から、第1軸11を左方向に自転させると共に、第2軸21を第1軸11を中心に公転させるものであればよく、その具体的構造は特に限定されないが、軸心違い継ぎ手を好適に用いることができる。より具体的には、図3に示すシュミットカップリング(登録商標)を例示することができる。このカップリング32の下部のディスクの中央に出力軸33を接続し、上部のディスクの左右両側に第1軸11と第2軸21とをそれぞれ接続する。その際、補助ディスク36の直径上の両端に第1軸11と第2軸21とを固定し、この補助ディスク36をカップリング32の上部のディスクに固定したものを図示したが、補助ディスク36を介さずに第1軸11と第2軸21とをカップリング32の上部のディスクに直接接続することもできる。
なお、この実施の形態では、前述のとおり、第1軸11に対して第1加工部12と第1一体ギア15とを回動可能とし、第2軸に対して第2加工部22と第2一体ギア24とを回動可能としたが、カップリング32に対して第1軸11と第2軸21とを回動可能に接続することによって、第1軸11に対して第1加工部12と第1一体ギア15とを回動不能に固定し、第2軸に対して第2加工部22と第2一体ギア24とを回動不能に固定しても、同じ動きが実現する。
(ロボットアームについて)
このベンダー基台40は、ロボットアームによって長尺体tの軸周りに回動可能である。その構造を説明するが、先ず、図4と図5とを参照してベンダー装置bの全体について説明する。
基台47がレール48の上に移動を可能に設けられている。レール48は、長尺体tと平行に伸びている。したがって、曲げ加工の進行に伴い基台47は長尺体tに対して位置を変更し、次々に複数の個所に対して曲げ加工を施す。
基台47には、第1関節軸41を介して第1アーム44が設けられ、第1アーム44の先に第2関節軸42を介して第2アーム45が設けられ、第2アーム45の先に第3関節軸43を介して第3アーム46が設けられている。この第3アーム46にベンダー基台40が設けられる。
このように、ロボットアームは、基台47と長尺体tとの間に構成されるリンク機構を構成するものであり、電動機などの駆動源49によって各アームが各関節軸を中心に回動することによって、長尺体tを中心にベンダー基台40が回動するものである。その結果、ベンダー装置bは長尺体tを種々の方向に曲げることができるものである。
なお、各駆動源49は、関節軸41、42の軸心上に配置することもできるし、第3関節軸43のように軸心とは異なる位置に設けてチェーンドライブなどで、その回転駆動力を伝達させるようにしてもよい。
また、基台47はレール48によって移動させるもののほか、他の移動手段によって長尺体tに対して移動するもののほか、長尺体tを基台47に対して動かすものであってもよい。
このベンダー装置bは、図4に示すように、長尺体tの両端に一台ずつ設けることができる。そして、両長尺体tを互いに接近する方向に移動することによって、長尺体tをその両端から中央方向に向けて順次曲げ加工を施すことができる。
なお、図示は省略するが、両ベンダー装置bの間に、長尺体tを保持する保持装置を配置し、長尺体tのほぼ中央を保持させておくこともできる。
(第2の実施の形態)
先の実施の形態にあっては、初期状態において、ギア操作部材30の第1係止部17は第1自由ギア14のみを固定し、また、第2係止部27は第2自由ギア25のみを固定するものであった。
これに対して、この実施の形態にあっては、初期状態において、ギア操作部材30の第1係止部17は第1自由ギア14のみならず第1一体ギア15をも回動不能に固定し、また、第2係止部27は第2自由ギア25のみならず第2一体ギア24をも回動不能に固定するように構成する。これによって、曲げ加工に際しては、公転の軸となる側の第1加工部12又は第2加工部22も、停止状態を維持することになる。その結果、図2を参照して示した狂いの抑制のメカニズムに関して、公転の軸となる側の第1加工面13又は第2加工面23が停止した状態を維持することにより、曲げ位置の狂いを小さくすることができるものである。
(第3の実施の形態)
図6を参照しながら第3の実施の形態について説明する。第1の実施の形態にあっては、カップリング32にシュミットカップリングを用いたが、この第3の実施の形態にあってはシュミットカップリングを用いずに、実施することができるようにしたものである。
具体的には、カップリング32の代わりに、第1接続部71と第2接続部72を有する接続部材73を設けたものである。接続部材73に対して、第1軸11と第2軸21が、第1接続部71と第2接続部72の位置に配置されている。そして、回転駆動源34が、シリンダなどの移動用部材74によって図の左右に移動可能に配置されている。これにより、回転駆動源34の出力軸33が第1接続部71と第2接続部72の位置に移動することができる。出力軸33が第1接続部71の位置に移動した場合には、接続部材73が第1軸11を中心として回転することにより、第1軸11を自転させるとともに第2軸21を公転させる。出力軸33が第2接続部72の位置に移動した場合には、第2軸21を自転させるとともに第1軸11を公転させるものである。
なお、電動機を左右二つ設けることによって、回転駆動源34の移動を不要としてもかまわないが、電動機の大きさと出力を考慮すると、一つの電動機で上記の交互の公転を実現する方が望ましい。
また、自転駆動部102として先の実施の形態のように、公転の動きによって自転駆動を実現させることが、省スペース、省エネルギーなどの観点からは望ましいが、自転専用の電動機などの動力源を設けて、強制的な自転を行わせるようにしてもよい。
(第4の実施の形態)
図7に示す実施の形態にあっては、自転駆動部102を用いずに、公転駆動部103のみを駆動部101として用いたものである。これによって、第1加工部12は第1軸11に支持された状態で自由回転状態となり、第2加工部22は第2軸21に支持された状態で自由回転状態となる。その結果、それぞれの公転に際して、第1加工部12及び第2加工部22は従動状態となる。この実施の形態にあっては、曲げ位置について先のそれぞれの実施の形態に比して不利ではあるが、大きな曲げ加工を必要としないものであったり、長尺体tの径や肉厚が小さいものである場合には、この構成でも対応可能であり、自転駆動部102を必要としない点で、装置の小型化には有利であり、小型の装置には有利に実施することができるものである。
b ベンダー装置
t 長尺体
10 第1作動部
11 第1軸
12 第1加工部
13 第1加工面
14 第1自由ギア
15 第1一体ギア
16 第1係止部
17 第1軸受け部
18 第1固定部
20 第2作動部
21 第2軸
22 第2加工部
23 第2加工面
24 第2一体ギア
25 第2自由ギア
26 第2係止部
27 第2軸受け部
28 第2固定部
30 ギア操作部材
31 連結部材
32 カップリング
33 出力軸
34 回転駆動源
35 チャック
40 ベンダー基台
41 第1関節軸
42 第2関節軸
43 第3関節軸
44 第1アーム
45 第2アーム
46 第3アーム
47 基台
48 レール
49 駆動源
51 第1テーパ部
52 第1大経部
61 第2テーパ部
62 第2大経部
71 第1接続部
72 第2接続部
73 接続部材
74 移動用部材
101 駆動部
102 自転駆動部
103 公転駆動部

Claims (4)

  1. 長尺体に対する第1加工部と、前記長尺体に対する第2加工部とを備え、第1加工部に対して第2加工部を相対的に移動させることによって、前記長尺体に対する曲げ加工を施すベンダーを備え、
    前記第1加工部を支持する第1軸と、前記第2加工部を支持する第2軸とを動かす駆動部を備え、
    前記駆動部は回転動力源を備え、前記回転動力源の回転出力により、
    前記第1軸を中心に、前記第2加工部を一方向に公転させる一方側駆動状態と、
    前記第2軸を中心に、前記第1加工部を他方向に公転させる他方側駆動状態と、
    の2つの駆動状態を選択的に実現させ、
    前記長尺体を一方側と他方側へと選択的に曲げることができるように構成されたベンダー装置において、
    前記第1加工部と前記第2加工部とを備えたベンダー基台は、前記長尺体を中心に前記ベンダー基台を回動させるロボットアームの先端に取り付けられ、
    前記ロボットアームが、前記長尺体を中心に前記ベンダー基台を回転させた状態で、前記長尺体を一方側と他方側へと選択的に曲げるように構成され、
    前記第1軸と前記第2軸とは軸心違い継ぎ手を介して回転駆動源の出力軸に接続され、
    前記軸心違い継ぎ手は、回転駆動源の出力軸の一方向への回転によって前記第1軸を一方向に自転させると共に前記第2軸を前記第1軸を中心に公転させるものであり、前記回転駆動源の出力軸の他方向への回転によって、前記第2軸を他方向に自転させると共に、前記第1軸を前記第2軸を中心に公転させるものであることを特徴とするベンダー装置。
  2. 長尺体に対する第1加工部と、前記長尺体に対する第2加工部とを備え、第1加工部に対して第2加工部を相対的に移動させることによって、前記長尺体に対する曲げ加工を施すベンダーを備え、
    前記第1加工部を支持する第1軸と、前記第2加工部を支持する第2軸とを動かす駆動部を備え、
    前記駆動部は回転動力源を備え、前記回転動力源の回転出力により、
    前記第1軸を中心に、前記第2加工部を一方向に公転させる一方側駆動状態と、
    前記第2軸を中心に、前記第1加工部を他方向に公転させる他方側駆動状態と、
    の2つの駆動状態を選択的に実現させ、
    前記長尺体を一方側と他方側へと選択的に曲げることができるように構成されたベンダー装置において、
    前記第1加工部と前記第2加工部とを備えたベンダー基台は、前記長尺体を中心に前記ベンダー基台を回動させるロボットアームの先端に取り付けられ、
    前記ロボットアームが、前記長尺体を中心に前記ベンダー基台を回転させた状態で、前記長尺体を一方側と他方側へと選択的に曲げるように構成され、
    第1接続部と第2接続部を有する接続部材を備え、
    前記第1軸と前記第2軸は、前記接続部材に対して、前記第1接続部と前記第2接続部の位置に配置され、
    前記回転駆動源は、移動用部材によって移動可能に配置され、前記回転駆動源の前記回転出力の出力軸が前記第1接続部と前記第2接続部の位置に移動することができるように構成され、
    前記出力軸が前記第1接続部の位置に移動した場合には、前記接続部材が前記第1軸を中心として回転することにより、前記第1軸を自転させるとともに前記第2軸を公転させ、前記出力軸が前記第2接続部の位置に移動した場合には、前記第2軸を自転させるとともに前記第1軸を公転させるように構成されたものであることを特徴とするベンダー装置。
  3. 長尺体に対する第1加工部と、前記長尺体に対する第2加工部とを備え、第1加工部に対して第2加工部を相対的に移動させることによって、前記長尺体に対する曲げ加工を施すベンダーを備え、
    前記第1加工部を支持する第1軸と、前記第2加工部を支持する第2軸とを動かす駆動部を備え、
    前記駆動部は回転動力源を備え、前記回転動力源の回転出力により、
    前記第1軸を中心に、前記第2加工部を一方向に公転させる一方側駆動状態と、
    前記第2軸を中心に、前記第1加工部を他方向に公転させる他方側駆動状態と、
    の2つの駆動状態を選択的に実現させ、
    前記長尺体を一方側と他方側へと選択的に曲げることができるように構成されたベンダー装置において、
    前記第1加工部と前記第2加工部とを備えたベンダー基台は、前記長尺体を中心に前記ベンダー基台を回動させるロボットアームの先端に取り付けられ、
    前記ロボットアームが、前記長尺体を中心に前記ベンダー基台を回転させた状態で、前記長尺体を一方側と他方側へと選択的に曲げるように構成され、
    前記一方側駆動状態は、前記第1軸を中心に前記第2加工部を一方向に公転させ且つ前記第2加工部を同じく一方向に自転させるものであり、
    前記他方側駆動状態は、前記第2軸を中心に前記第1加工部を他方向に公転させ且つ前記第1加工部を同じく他方向に自転させるものであり、
    前記長尺体を一方側に曲げ加工する場合には、前記一方側駆動状態により、前記第1軸を中心に前記第2加工部を一方向に公転させながら、その公転の方向と同方向にその公転の回転角速度よりも大きな回転角速度によって前記第2加工部を自ら自転駆動させ、
    前記長尺体を他方側に曲げ加工する場合には、前記他方側駆動状態により、前記第2軸を中心に他方向に前記第1加工部を公転させながら、その公転の方向と同方向にその公転の回転角速度よりも大きな回転角速度によって前記第1加工部を自ら自転駆動させるように構成されたものであることを特徴とするベンダー装置。
  4. 前記第1軸と前記第2軸との一端側に前記第1加工部と前記第2加工部とが配置され、
    前記駆動部は、前記第1軸と前記第2軸との他端側に配置され、前記第1加工部と前記第2加工部よりも一端側には配置されていないことを特徴とする請求項1~3の何れかに記載のベンダー装置。
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