JP7002740B2 - 製本装置、製本方法 - Google Patents

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Description

本発明は、製本を行う製本装置、製本方法に関する。
従来、紙葉類(以下、本文と称する)を表紙と合わせて製本する無線綴機や、無線綴機により本文と表紙とが接合された冊子の端面を切り揃える断裁機を含む製本装置が知られている。無線綴機や断裁機は、ハンドユニットにより本文や冊子を把持した状態で順次加工を行うものがあり、そのような無線綴機と断裁機との間で正確に冊子を受け渡すものとして、例えば特許文献1に記載された冊子搬送装置が知られている。
この特許文献1で示される冊子搬送装置は、所定面を冊子の背に当接させて把持する把持部と、把持部を上方から支持する支持部と、支持部を2次元方向へ移動可能に支持し、小口断裁機へ支持部を搬送する搬送部と、把持部と支持部との間に設けられ、把持部を揺動及び上下動可能に支持すると共に把持部を固定する揺動固定部とを備える。この構成により、冊子搬送装置は把持部の下方に冊子が配置され且つ揺動固定部により該把持部が揺動可能な状態において、冊子の背と所定面とが当接するよう搬送部により支持部を冊子の方向へ移動させ、該冊子の背と該所定面とが当接した状態で把持部により冊子を把持させ、この把持状態において、揺動固定部により把持部を固定し、搬送部により支持部を小口断裁機へ搬送させている。
特開2016-124221号公報
しかしながら、上述したような冊子搬送装置は、無線綴機と断裁機との間に設ける必要があるため、これらを有する製本装置としてはその全長が増大することとなる。そのため、狭い空間内へ製本装置を設置することが困難になるという問題があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、コンパクトな製本装置、製本方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、本文を把持する第1把持部と、前記第1把持部により本文が把持された状態において、表紙貼機構により該本文に表紙が貼り付けられた後、該表紙付き本文の下方から上昇して表紙付き本文の背側に所定の面を当接させてこれを把持し、前記第1把持部が表紙付き本文を開放した後に、背側を上方に向けるように表紙付き本文を回転させて断裁機構へ搬送する第2把持部とを備える。
また、本発明の一態様は、製本装置の第1把持部が本文を把持し、前記第1把持部により本文が把持された状態において、表紙貼機構により該本文に表紙が貼り付けられた後、該表紙付き本文の下方に位置する第2把持部が上昇し、表紙付き本文の背側に所定の面を当接させてこれを把持し、前記第1把持部が表紙付き本文を開放した後に、背側を上方に向けるように表紙付き本文を回転させて断裁機構へ搬送する。
本発明によれば、コンパクトな製本装置、製本方法を実現できる。なお、本発明のその他の効果については、以下の発明を実施するための形態の項でも説明する。
第1の実施形態に係る製本システムを示すブロック図である。 第1の実施形態に係る製本システムが有する無線綴機のハンドユニットを示す概略側面図である。 第1の実施形態に係る無線綴機の構成を模式的に示すブロック平面図である。 第1の実施形態に係る製本システムが有する三方断裁機のハンドユニットを示す概略側面図である。 第1の実施形態に係る三方断裁機の断裁ユニットを説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略背面図である。 第1の実施形態に係る製本システムの制御系を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る製本システムの製本方法を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る無線綴機による表紙貼処理を説明するための主要部分の概略側面図であり、(a)は断裁カッターユニットによる本文背の断裁、(b)はガリカッターユニットによる本文背のガリ入れ、(c)は糊付けユニットによる本文背への糊付け、(d)は本文への表紙付け、(e)は表紙圧着ユニットによる本文への表紙圧着を示す。 第1の実施形態に係る受け渡し処理における無線綴機のハンドユニットによる本文の把持を解除する動作を説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略正面図である。 第1の実施形態に係る受け渡し処理における無線綴機のハンドユニットの上方への移動を説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略正面図である。 第1の実施形態に係る受け渡し処理における無線綴機のハンドユニットによる本文の把持およびプレス板の退去の動作を説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略正面図である。 第1の実施形態に係る受け渡し処理における三方断裁機のハンドユニットの上方への移動を説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略正面図である。 第1の実施形態に係る受け渡し処理における無線綴機のハンドユニットによる本文の把持解除および三方断裁機のハンドユニットによる冊子の把持の動作を説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略正面図である。 第1の実施形態に係る受け渡し処理における三方断裁機のハンドユニットにより冊子が把持された状態を説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略正面図である。 第1の実施形態に係る受け渡し処理における三方断裁機のハンドユニットによる冊子の回転動作を説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略正面図である。 第1の実施形態に係る断裁処理における三方断裁機の断裁ユニット上方にハンドユニットを位置付けた状態を説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略背面図である。 第1の実施形態に係る断裁処理における三方断裁機の断裁ユニットが有する前小口断裁ユニットにハンドユニットを位置付けた状態を説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略背面図である。 第1の実施形態に係る断裁処理における前小口断裁ユニットによる冊子の前小口側端部の断裁を説明するための、主要部分の概略側面図である。 第1の実施形態に係る断裁処理における三方断裁機の断裁ユニットが有する天地断裁ユニットにハンドユニットを位置付けた状態を説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略背面図である。 第1の実施形態に係る断裁処理における天地断裁ユニットによる冊子の天地側両端部の断裁を説明するための、主要部分の概略側面図である。 第2の実施形態に係る製本システムが有する三方断裁機の断裁ユニットを説明するための図であり、(a)は主要部分の概略側面図、(b)は主要部分の概略背面図である。 第2の実施形態に係る断裁処理における小口天地断裁ユニットによる冊子の前小口側端部の断裁を説明するための、主要部分の概略背面図である。
以下、本発明の複数の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各実施形態では、実施形態に係る製本装置が図1に示されるような無線綴機10、三方断裁機20、及びこれらを制御する制御部30を有する製本システム1に組み込まれた場合を例にとり説明を行う。
<第1の実施形態>
(装置構成)
製本システム1は、丁合機によって丁合された折丁または紙葉類(紙葉束)、印刷機または複写機によって作製された紙葉類、その他の既存の紙葉類(例えば年賀状束、アルバム用紙束)等である本文に、製本処理を施すことにより表紙付き本文(以後、冊子と称する)を作製する。図1に示されるように、製本システム1は、表紙を本文に貼り付ける表紙貼処理を行う無線綴機10と、無線綴機10から冊子を受け取り、冊子の天、地、前小口側端面を切り揃える断裁処理を行う三方断裁機20と、これら装置を制御する制御部30と、を有しており、本文の搬送方向Aの上流側に無線綴機10、下流側に三方断裁機20が配置されている。
(無線綴機10)
無線綴機10は、制御部30からの制御信号により表紙貼処理を行うものであり、図2に示されるように、大別して位置決めアクチュエータ12と、位置決めアクチュエータ12の移動部12aに取り付けられたハンドユニット14とを備えている。この位置決めアクチュエータ12と、ハンドユニット14と、制御部30とが、本実施形態に係る製本装置の一部を構成している。
位置決めアクチュエータ12は、少なくとも鉛直方向を含む3次元方向に移動自在になった任意のアクチュエータであり、例えばリニア誘導モータ型のアクチュエータを用いることができる。位置決めアクチュエータ12は、対象物をX方向に沿って移動させるX軸ステージ12xと、対象物をY方向に沿って移動させるY軸ステージ12yと、対象物をZ方向に沿って移動させるZ軸ステージ12zとを備える。本実施の形態においては、X軸、Y軸は水平面の直交2軸とし、Z軸は鉛直方向に沿った軸である。
より具体的には、Y軸ステージ12yがX軸ステージ12xに対してX方向に沿ってスライド可能に取り付けられ、Z軸ステージ12zがY軸ステージ12yに対してY方向に沿ってスライド可能に取り付けられ、移動部12aがZ軸ステージ12zに対してZ方向に沿ってスライド可能に取り付けられる。なお、移動部12aをX軸周りで回動可能に構成するようにしてもよい。
ハンドユニット14は、本文Bの表表紙側の面である表面および裏表紙側の面である裏面を締め付ける一対のクランプ板142と、これを調整可能なクランプ用アクチュエータ144とを備える。
一対のクランプ板142は、弾性部材によって互いに接近するように付勢することも可能であるが、本実施形態においては、一対のクランプ板142間の距離が電動モータ、油空圧シリンダ等のクランプ用アクチュエータ144によって電力または油空圧等を利用して調整可能となっている。また、一対のクランプ板142のそれぞれには、上端部略中央に本文Bを支えるための支持板142aが設けられている。
本実施形態においては、この一対のクランプ板142によりハンドユニット14が所定の場所に載置(場合によっては固定)された本文Bを把持し、後述する表紙貼りユニット16(図3参照)へ搬送する。この時、ハンドユニット14は本文Bの下方部分を把持することが好ましい。この下方部分は、後述する表紙貼りユニット16による加工を邪魔しない限界の位置とすることが好ましい。このような位置としては、例えば本文Bの背端面から10mm程度離れた位置である。なお、本文Bを把持する際、ハンドユニット14の位置を固定して、本文Bの下方部分を把持するように本文Bをハンドユニット14に設置するようにしてもよい。
X軸ステージ12xには、図3に示されるように、断裁カッターユニット16a、ガリカッターユニット16b、糊付けユニット16c、表紙圧着ユニット16d(以後、これらユニットを区別しない場合は表紙貼りユニット16と称する)が搬送方向A(ここではY軸方向に相当)に沿って製本工程の順番に一列に連なるよう配置されている。これらユニットを移動部12aが順に巡ることにより、本文Bに表紙貼処理が施され、冊子が作製される。なお、表紙圧着ユニット16dは、本実施形態に係る製本装置の一部を構成している。
(三方断裁機20)
三方断裁機20は、制御部30からの制御信号により断裁処理を行うものであり、図4に示されるように、大別して位置決めアクチュエータ22と、位置決めアクチュエータ22の移動部22aに取り付けられたハンドユニット24と、ここでは図示しない後述する断裁ユニット26(図5参照)と、を備えている。この位置決めアクチュエータ22と、ハンドユニット24と、断裁ユニット26と、制御部30とが、本実施形態に係る製本装置の一部を構成している。
位置決めアクチュエータ22は、少なくとも鉛直方向を含む3次元に移動自在になった任意のアクチュエータであり、例えばリニア誘導モータ型のアクチュエータを用いることができる。本実施形態においては、X,Y,Zの3軸と、θの1軸周りとに合計4軸方向で自由度を持たせ、高精度な位置決めを可能とするため、X,Y,Z軸ステージ22x,22y,22zと、回動軸22θとを備えている。なお、X,Y,Z軸ステージ22x,22y,22zは、それぞれ前述した無線綴機10のX,Y,Z軸ステージ12x,12y,12zと同様の構成を有するものであるため、その説明を省略する。回動軸22θは、移動部22aからハンドユニット24にわたってX軸方向に延在するように、それらの内部に組み込まれており、ハンドユニット24は図示しない駆動装置によりこの回動軸22θ周り、換言するとX軸周りで回動自在にされている。
ハンドユニット24は、冊子Cの背側端部を締め付ける一対のクランプ板242と、クランプ板242を駆動するクランプ用アクチュエータ244と、クランプ板242が摺動可能に挿通されてクランプ用アクチュエータ244に取り付けられた当接プレート246とを備える。
一対のクランプ板242は、弾性部材によって互いに接近するように付勢することも可能であるが、本実施形態においては、一対のクランプ板242間の距離が電動モータ、油空圧シリンダ等のクランプ用アクチュエータ244によって電力または油空圧等を利用して調整可能となっている。
当接プレート246は、その下面に冊子Cの背と当接する当接面246aが形成されており、この当接面246aは冊子Cの背全面に対して一様に当接可能な平面状に形成されることが好ましい。なお、この当接プレート246とクランプ用アクチュエータ244とを一体的に形成するようにしてもよい。
当接面246aの位置は、移動部22aに対して所定の位置に維持されるため、例え冊子Cのサイズが変わったとしても不変である。したがって、本実施形態では、冊子Cを把持した状態において、当接面246aと、後述する断裁ユニット26による断裁時において基準となる基準面とを一致させることで、冊子Cを精度よく断裁することを可能としている。具体的には、移動部22aの位置から当接面246aの位置(基準位置)は不変であり予め把握できるため、どの位置に移動部22aを移動させれば、当接面246aと基準面とが一致するかも予め把握できる。したがって、当該位置に移動部22aを移動させれば、冊子Cのサイズや種類に関係なく当接面246aを高精度に基準面へ配置することができる。なお、基準面は、詳細は後述する製本情報の内容と、断裁ユニット26の前小口、天および地用の断裁刃の位置とに基づいて予め設定すればよい。
断裁ユニット26は、図5に示されるように、冊子Cの前小口側端部を断裁する前小口断裁ユニット26aと、前小口断裁ユニット26aの上方に並列して配設された冊子Cの天および地側両端部を断裁する天地断裁ユニット26bと、を単位ユニットとして備えている。断裁ユニット26の下方には、切断されて落下した切り屑を受ける図示しない切屑受けが配置されている。なお、図5(b)は、断裁ユニット26の背面側、換言すれば後述する当たり面261,265側から見た図である。
前小口断裁ユニット26aは、冊子Cの裏面(または表面)が当接可能となった鉛直な当たり面261と、当たり面261の下部に設けられた断裁ユニット26の左右方向(前小口断裁ユニット26aの長手方向)に延びる孔である刃受け部262と、刃受け部262に対して接離するように水平方向に往復動可能となった前記左右方向に延びる小口断裁刃263と、当たり面261に対して接離するように水平方向に往復動可能となったプレス板264と、小口断裁刃263及びプレス板264をそれぞれ水平方向に往復動させるための図示しない駆動部と、を備える。
前小口断裁ユニット26aの当たり面261とプレス板264とには、その上方中央部分が切欠かれており、当該ユニットに冊子Cが位置付けられた際に、ハンドユニット24がこれらに接触しないようにされている。
天地断裁ユニット26bは、前記左右方向に並列するよう互いに離間して配設され、冊子Cの裏面が当接可能となった鉛直な2つの当たり面265と、各当たり面265の左右方向一端部にそれぞれ設けられた鉛直方向に延びる孔である2つの刃受け部266と、それぞれが刃受け部266のそれぞれに対して個別に接離するように水平方向に往復動可能となった鉛直方向に延びる2つの天地断裁刃267と、当たり面265に対して接離するように水平方向に往復動可能となったプレス板268と、天地断裁刃267及びプレス板268をそれぞれ水平方向に往復動させるための図示しない駆動部と、冊子Cの天または地側端面を検出可能な図示しない検出手段(非接触センサ等)と、を備える。なお、前述したように当接面246aを基準面へ配置できるため、前小口断裁ユニット26aにはこの検出手段は必要ない。
2つの天地断裁刃267は、別個に構成されて、別個に動作するようになっていてもよく、連結体によって互いに連結して一体的に動作(冊子Cの天地側両端部を同時に断裁)するようにしてもよい。図5(b)記載の記号Dで示される、2つの当たり面265間の距離は、ハンドユニット24が通過可能な長さとすることが好ましく、本実施形態においてはクランプ用アクチュエータ244が通過可能な長さとしている。
上述した当たり面261,265、刃受け部262,266、断裁刃263,267、及びプレス板264,268それぞれの位置は調整可能とすることもできるが、ハンドユニット24による冊子Cの位置の変更により、基本的には調整不要とすることができるため、冊子Cのサイズによらずに一定位置に配置される。よって、これらの寸法または形状は、処理する可能性のある冊子Cの全てのサイズに対応し得る寸法及び形状となっている。なお、2つの天地断裁刃267が同時に冊子Cの天地側両端部を断裁する場合には、冊子Cのサイズに対応するために、天地断裁刃267の位置(刃間隔)を変更可能にすることが好ましい。この場合は、天地断裁刃267の位置の変更に対応するため、刃受け部266の左右方向長さを天地断裁刃267の厚みの数倍の長さに形成しておくと良い。
前小口断裁ユニット26a、天地断裁ユニット26bのそれぞれに冊子Cのサイズに応じた基準面が設定されており、断裁ユニット26は、自己が有する上述した各構成要素を用いて、移動部22aが所定の位置に位置付けられた際、即ちハンドユニット24の当接面246aが基準面に位置した状態で冊子Cの各端面を断裁する。
(制御部30)
制御部30は、無線綴機10および三方断裁機20に電気的に接続され、各種制御信号をそれぞれに送出してこれらを制御するものである。具体的には、図6に示されるように、位置決めアクチュエータ12,22へ位置決め信号を送出して位置決めアクチュエータ12,22を制御し、移動部12a,22aを予め決められた移動経路に沿って移動させる。当該移動により、本文Bまたは冊子Cを表紙貼りユニット16や、断裁ユニット26へそれぞれ搬送する。また、表紙貼りユニット16、断裁ユニット26上や、所定の位置において、決められた位置にハンドユニット14,24を固定するか、または予め決められた動き(位置、速度、向き等)をハンドユニット14,24が行うように制御する。また、これらの位置において制御部30は把持信号を送出してハンドユニット14,24を制御し、一対のクランプ板142,242による本文Bの把持、把持解除を行わせる。
また、制御部30は、移動部12aの現在位置に応じて駆動信号により表紙貼りユニット16のモータ等の駆動要素を駆動させて、カッターやローラ等の作動要素の作動の開始、終了を制御する。
同様に、制御部30は、移動部22aの現在位置に応じて、駆動信号により断裁ユニット26の駆動部等の駆動要素や上述した検出手段を駆動させて、断裁刃263,267、プレス板264,268等の作動要素の作動の開始、終了を制御する。なお、表紙貼りユニット16および断裁ユニット26の各種作動要素は、同期して動作する必要はなく、制御部30からの制御信号に応じて独立的に動作を開始・終了することができる。
本実施の形態においては、制御部30には、タッチパネル等の入力手段を介したユーザからの外部入力に応じて、製本情報が入力される。入力される製本情報としては、製本対象となる本文Bや冊子Cのサイズ(高さ、幅、厚み等)、紙質、その他の製本条件、冊子Cの天、地、前小口側端部の断裁位置等が挙げられる。制御部30は、この製本情報に応じて位置決めアクチュエータ12,22の位置制御及び表紙貼りユニット16、断裁ユニット26における各作動要素の動作を制御する。
また、製本情報に含まれる断裁位置とは、基準面からの位置を示しており、本実施形態においては、天および地側端部の断裁では検出手段により天および地側端面の位置が検出されるため、当該端面が基準面となる。
なお、制御部30は、ハンドユニット14が本文Bの下方部分を把持するため、製本情報に含まれる本文Bのサイズから、ハンドユニット14による本文Bの把持時における本文Bの下方に位置する端面の位置を、背の位置として算出することができる。したがって、ハンドユニット14を表紙貼りユニット16に対し正確に位置付けることができる。即ち、制御部30は、製本情報に基づくことによりハンドユニット14,24と、本文Bおよび冊子Cとの位置を正確に把握(算出)することが可能となる。他の形態としては、本文Bの前小口や天、地側端面を検出する検出手段を設け、その検出結果により制御部30が本文Bの背を算出するようにしてもよい。
制御部30は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等のハードウェアを備えたPC(Personal Computer)等の情報処理装置により実現するようにしてもよい。例えば、当該ハードウェアを製本システム1に組み込み、タッチパネルディスプレイ等で各種情報を入力または外部装置からのデータを受信することで各種制御を行うようにしてもよい。
(装置動作)
本実施形態に係る製本システム1は、上述した構成を有して製本処理を実施する。以下に、製本処理について、図7~図20を参照しつつ説明する。
図7に示されるように、本実施形態に係る製本処理は、無線綴機10による表紙貼処理(S101)と、当該処理後に行われる三方断裁機20による断裁処理(S103)との間に、無線綴機10のハンドユニット14から三方断裁機20のハンドユニット24へ、直接冊子Cを受け渡す受け渡し処理(S102)を組み込んだものである。
無線綴機10による表紙貼処理を説明する。先ず、ハンドユニット14が所定の位置で待機された本文Bを把持し、位置決めアクチュエータ12により断裁カッターユニット16a上の所定の位置へ移動する。なお、この本文Bの把持は、事前に入力された本文Bのサイズを含む製本情報に基づき、所定の位置に待機された本文Bの下方部分を算出してハンドユニット14を制御することにより実現できる。ハンドユニット14が断裁カッターユニット16a上の所定の位置に到達すると、図8(a)に示されるように、断裁カッターユニット16aに備えられるミーリングカッター161がその軸周りに回転及び前後動することにより、本文Bの背が断裁される。
断裁後、ハンドユニット14がガリカッターユニット16b上の所定の位置に到達すると、図8(b)に示されるように、ガリカッターユニット16bに備えられるガリカッター162がその軸周りに回転及び前後動することにより本文Bの背にガリ溝が形成される。
ガリ溝形成後、ハンドユニット14が糊付けユニット16c上の所定の位置に到達すると、図8(c)に示されるように、糊付けユニット16cに備えられる、表面に所定量の接着剤164が塗布されたローラ163が回転及び上下前後動することにより本文Bの背に接着剤164が塗布される。
塗布後、ハンドユニット14が表紙圧着ユニット16d上の所定の位置に到達すると、図8(d)に示されるように、ハンドユニット14が降下し、予め設置された表紙Eに本文Bの背が押付けられる。
その後、図8(e)に示されるように、表紙圧着ユニット16dに備えられる互いに接近する方向に移動可能な一対のプレス板165により本文Bの背近傍の両端部が表紙Eと共に押圧される。これにより、本文Bに表紙Eが固着された冊子Cが得られ、表紙貼処理は終了となる。
次に、無線綴機10および三方断裁機20による受け渡し処理を説明する。一対のプレス板165による本文Bおよび表紙Eの押圧後、図9に示されるように、ハンドユニット14が本文Bの表面側に位置するクランプ板142を僅かに離間させて一対のクランプ板142による本文Bの把持を解除、即ち本文Bを開放する。この状態において表紙Eが固着された本文B、即ち冊子Cはプレス板165により支持された状態となる。なお、一対のクランプ板142の双方を互いに離間させて本文Bを開放するようにしてもよいが、冊子Cの撓みを抑制する観点で言えば、一対のクランプ板142が冊子Cに対して相対移動可能に、締め付けを緩めて一対のクランプ板142が冊子Cに当接した状態を維持してこれを把持の解除としてもよい。
把持の解除後、ハンドユニット14が、図10に示されるように上方に移動して所定の位置に位置付けられ、図11に示されるように再度冊子Cを把持する。当該把持に応じて、一対のプレス板165が互いに離間する方向へ退去する。なお、ここでの所定の位置とは、冊子Cの前小口側端部であり、後述する三方断裁機20のハンドユニット24による冊子Cの把持時に、これを阻害しない位置である。
把持後、ハンドユニット14が三方断裁機20のハンドユニット24上方に移動した後、図12に示されるようにハンドユニット24が上昇し、図13に示されるように当接面246aと冊子Cの背とを当接させると共に、一対のクランプ板242を互いに接近させて冊子Cを把持する。この時、ハンドユニット24が冊子Cの中央を把持するようにハンドユニット14を位置付けることが好ましいが、多少の誤差を生じたとしても問題は無い。それは三方断裁機20の天地断裁ユニット26bが検出手段を有しているためである。
ハンドユニット24の把持に応じてハンドユニット14の一対のクランプ板142による本文Bの把持が解除されると共に、ハンドユニット14が退去することにより、図14に示されるようなハンドユニット24のみが冊子Cを把持した状態となる。その後、冊子Cの背が上方を向くようにハンドユニット24が回転することにより、冊子Cを回転させ、図15に示されるように冊子Cの背を上方に、前小口を下方に位置した状態とする。この状態でハンドユニット24が、図16に示されるように天地断裁ユニット26bの上方へ移動する。
移動後、図17に示されるように、ハンドユニット24が下降し、天地断裁ユニット26bを通過して前小口断裁ユニット26aの所定位置に位置付けられる。この時、当接面246aが前小口断裁ユニット26aの基準面と面一となる。この状態で冊子Cの裏面C1を前小口断裁ユニット26aの当たり面261に当接させる。好ましくは、ハンドユニット24の鉛直方向位置が調整された状態で、水平方向に移動させて裏面C1を当たり面261に当接させるとよく、これによって、裏面C1は当たり面261に対して摺動することなく、従って擦り傷などが発生するおそれを防ぐことができる。
当接後、図18に示されるように、プレス板264を水平方向に移動させて冊子Cを当たり面261に向かって押さえ付け、その状態で、小口断裁刃263を水平方向に移動させて断裁を行う。切断された切り屑は、鉛直方向に落下して切屑受けで受けることができるため、切り屑の処理も容易である。こうして、基準面に基づき、正しい位置を断裁することができる。
前小口側端部の断裁後、図19に示されるように、ハンドユニット24が上昇し、天地断裁ユニット26bの所定位置に位置付けられる。この時、当接面246aが天地断裁ユニット26bの基準面と面一となる。この状態で冊子Cの裏面C1を天地断裁ユニット26bの当たり面265に当接させる。好ましくは、前小口断裁ユニット26aの場合と同様に、ハンドユニット24の鉛直方向位置が調整された状態で、水平方向に移動させて裏面C1を当たり面265に当接させるとよい。
当接後、図20に示されるように、プレス板268を水平方向に移動させて冊子Cを当たり面265に向かって押さえ付け、その状態で、天地断裁刃267を水平方向に移動させて断裁を行う。切断された切り屑は、前小口断裁ユニット26aの場合と同様に、鉛直方向に落下して切屑受けで受けることができる。こうして、基準面に基づき、正しい位置を断裁することができる。
以上に説明した第1の実施形態に係る製本システム1によれば、無線綴機から三方断裁機への冊子の受け渡し専用の装置をシステム内に組み込むことなく、直接無線綴機10のハンドユニット14から三方断裁機20のハンドユニット24へ精度良く冊子Cを受け渡すことができる。したがって、製本システム1内に受け渡し装置を配備する必要はなく、極めてコンパクトに、且つ低コストで製本システムを実現することが可能となる。
また、第1の実施形態に係る製本システム1によれば、三方断裁機20が、前小口断裁ユニット26aと天地断裁ユニット26bとが上下に配設された断裁ユニット26を備えているため、前小口を断裁するユニットと天地を断裁するユニットとが水平に設けられる従来の三方断裁機と比較して、搬送方向Aにおいてコンパクトな製本システムを実現することが可能となる。また、前小口断裁ユニット26aと天地断裁ユニット26bとが上下に配設されているため、切り屑を1つの切屑受けで受けることができ、低コスト化も実現できる。
なお、本実施形態においては、前小口断裁ユニット26aの上方に天地断裁ユニット26bを配置したが、これを逆にしてもよく、また断裁の順番はどちらが先でもよい。
<第2の実施形態>
以上に説明した第1の実施形態においては、三方断裁機20の断裁ユニット26が、前小口断裁ユニット26aと天地断裁ユニット26bとの2つの単位ユニットを備えて冊子Cの断裁を行うと説明した。しかしながら、ハンドユニット24を回動軸22θ周りで90°回転させることにより、1つの単位ユニットで冊子Cの断裁を行うようにしてもよい。
本実施形態においては、三方断裁機20が断裁ユニット26の代わりに、図21に示される断裁ユニット26’を備える。この断裁ユニット26’は、断裁ユニット26と比較すると、前小口断裁ユニット26aを有しておらず、天地断裁ユニット26bが有する各構成要素に対応する、当たり面265’、刃受け部266’、断裁刃267’、およびプレス板268’を有する小口天地断裁ユニット26cを備える。これら構成要素は、冊子Cの前小口側端部を断裁するため、天地断裁ユニット26bが有する各構成要素よりも鉛直方向に長く形成されている。また、前小口側端部の断裁時にハンドユニット24に接触しないよう、プレス板268は左右に2つに分かれてそれぞれが別個に往復動可能にされている。
このような小口天地断裁ユニット26cを備えることにより、前小口側端部の断裁時には、図22に示されるようにハンドユニット24を90°回転させ、前小口側に位置する断裁刃267’およびプレス板268’のみを作動させれば冊子Cの前小口側端部を断裁することができる。次いで、天地側両端部を断裁するには、図19および図20で説明したように断裁すればよい。
以上に説明した第2の実施形態に係る製本システムによれば、断裁ユニット26に代えて断裁ユニット26’を備えることにより、断裁ユニット26のような前小口と天地との断裁でユニットを分ける必要がないため、更なる低コスト化を実現できる。
なお、冊子Cの天地側両端部を同時に断裁するために、小口天地断裁ユニット26cには、当たり面265’、刃受け部266’、断裁刃267’、およびプレス板268’が左右方向に一組ずつ分かれて設けられているが、これを片方のみとし、ハンドユニット24が移動することにより冊子Cの各端面を切り揃えるようにしてもよい。
また、断裁ユニット26’が、天地断裁ユニット26bを有しておらず、前小口断裁ユニット26aが有する各構成要素に対応する、当たり面、刃受け部、断裁刃、およびプレス板を有するユニットを備えるようにしてもよい。この場合、冊子Cの天地側両端部を断裁する際に、ハンドユニット24を90°回転させる。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の各実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
1 製本システム(製本装置)
10 無線綴機
14 ハンドユニット(第1把持部)
16 表紙貼りユニット(表紙貼機構)
165 プレス板(押圧部)
20 三方断裁機
24 ハンドユニット(第2把持部)
26 断裁ユニット(断裁機構)
26a 前小口断裁ユニット
26b 天地断裁ユニット
26c 小口天地断裁ユニット
267’ 断裁刃
B 本文(紙葉類)
C 冊子(表紙付き本文)
E 表紙

Claims (6)

  1. 本文を把持する第1把持部と、
    前記第1把持部により本文が把持された状態において、表紙貼機構により該本文に表紙が貼り付けられた場合、前記第1把持部により本文が把持された状態にある該表紙付き本文の下方に位置し、前記第1把持部と共に表紙付き本文を把持可能な第2把持部と
    を備え、
    前記第2把持部は、表紙付き本文の下方から上昇して該第2把持部の所定の面を表紙付き本文の背に当接させて該背側から該本文を把持し、前記第1把持部が表紙付き本文を開放した後に、背側を上方に向けるように表紙付き本文を回転させて断裁機構へ搬送する
    ことを特徴とする製本装置。
  2. 前記第1把持部により本文が把持された状態において、前記表紙貼機構により該本文に表紙が貼り付けられた後、本文および表紙をその背側の表表紙側と裏表紙側とから押圧する押圧部を更に備え、
    前記第1把持部は、本文の背側端部を把持しており、前記押圧部による本文の背側の押圧が維持された状態において、本文を開放すると共に、該本文の下方から小口側に移動して本文を再度把持する
    ことを特徴とする請求項1記載の製本装置。
  3. 前記表紙貼機構を有する無線綴機と、前記断裁機構を有する三方断裁機とを備え、
    前記第1把持部は、前記無線綴機のハンドユニットであり、
    前記第2把持部は、前記三方断裁機のハンドユニットである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の製本装置。
  4. 背側を上方に向けた状態にある表紙付き本文の前小口側端部を断裁する前小口断裁部と、
    前記前小口断裁部の上方に位置して背側を上方に向けた状態にある表紙付き本文の天および地側端部を断裁する天地断裁部と
    を前記断裁機構として備えることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の製本装置。
  5. 略鉛直または略水平に延在する断裁刃を有し、表紙付き本文の前小口、天、および地側端部を断裁する断裁部を前記断裁機構として備え、
    前記第2把持部は、前小口側端部と、天および地側端部とで、その断裁時に表紙付き本文を90°回転させる
    ことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の製本装置。
  6. 製本装置の第1把持部が本文を把持し、
    前記第1把持部により本文が把持された状態において、表紙貼機構により該本文に表紙が貼り付けられた後、該表紙付き本文の下方に位置する第2把持部が上昇して該第2把持部の所定の面を表紙付き本文の背に当接させて該背側から該本文を把持することにより、前記第1把持部と前記第2把持部とにより前記表紙付き本文を把持し、
    前記第1把持部が表紙付き本文を開放した後に、前記第2把持部が背側を上方に向けるように表紙付き本文を回転させて断裁機構へ搬送する
    ことを特徴とする製本方法。
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