JP7001523B2 - 位置検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、位置検出方法、特に建築物の外壁タイルなどの位置を検出する方法に関する。
マンションなどの建築物の外壁タイルは、10年毎に全面打診調査を実施して定期報告することが義務付けられている。現状の一般的な調査方法は、調査員がタイルを1枚ずつ打診棒などで叩き、その打診音から浮きなどの不具合の有無を判別し、その判別結果を調査員が手書きやPDAなどによってタイル1枚毎に記録している。
しかし、このような調査方法は、煩雑であって多くの労力がかかるので、省力化、迅速化、簡易化が求められている。そこで、例えば、調査専用の無人ロボットが開発されている(例えば、特許文献1、2参照)。
なお、特許文献3には、トンネルなどのコンクリート構造物の打音検査において、位置検出装置を用いて作業者及びハンマーの位置を検出し、これらからハンマーの打撃位置を推定し、記録したハンマーの打音のデータと関連付けて記録することが開示されている。
特開平8-201353号公報 特開2015-28467号公報 特開2016-50876号公報
しかしながら、上記のようなロボットは、設置などの準備段階において多くの労力を要し、また、ロボットで調査可能な範囲は限定されるという課題があった。
そこで、本願発明の発明者は、調査員による打診調査の記録作業を簡素化することが可能となれば、省力化、迅速化が図られると考えた。記録作業のうち最も煩雑な作業は、個々のタイルを特定することである。タイルの調査結果はタイルを特定して行わなければならず、これに誤りがあると、調査結果の信頼性がなくなる。
そこで、発明者は、測域センサを設置し、この測域センサが位置検出可能な範囲内に存在するタイルを個々に打診して、タイル位置と判別結果とを組み合わせて記録すればよいと考えた。しかし、測域センサを正しく設置しないと、タイルの特定にずれが生じる。特に、測域センサは距離と角度を検出するものであり、測域センサを正しい角度に設置しないと、少しの角度ずれによってタイルの特定に誤りが生じるという問題がある。
なお、特許文献3に開示された技術では、ハンマーの打撃位置の推定誤差が大きいので、1枚毎にタイルを特定して調査することが必要なタイル調査方法には適用できない。
本発明は、以上の点に鑑み、タイルなどの位置を簡易に精度良く検出することが可能な位置検出方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の位置検出方法造は、建築物の外壁面上の位置を検出する位置検出方法であって、2次元の検出領域を走査して、前記検出領域内に存在する物体の予め定められた基準点を原点とした座標系における座標を検出する位置検出装置を、前記検出領域が前記外壁面と平行となるように設置する工程と、前記外壁面上の第1の点から当該外壁面に対して垂直に延びるように物体を設置し、前記位置検出装置により、前記検出領域内に存在する前記物体の前記座標系における前記第1の点に対応する点の座標を検出する工程と、前記第1の点から既知の方向に向かって離れた第2の点から当該外壁面に対して垂直に延びるように物体を設置し、前記位置検出装置により、前記検出領域内に存在する前記物体の前記座標系における前記第2の点に対応する点の座標を検出する工程と、前記第1の点に対応する点から前記第2の点に対応する点に向う方向が、前記既知の方向と同一の方向となるように、前記基準点を原点とした他の座標系に座標変換するための変換データを求める工程とを備えることを特徴とする。
本発明の第1の位置検出方法によれば、前記変換データを簡易に求めることができるので、位置検出装置の設置角度が基準角度からずれている場合であっても、位置検出装置の設置角度の補正を簡易に行うことが可能となるため、位置検出の精度の向上を簡易に図ることができる。
本発明の参考に係る第2の位置検出方法は、2次元の検出領域を走査して、前記検出領域内に存在する物体の予め定められた基準点を原点とする極座標系における距離及び角度を検出する2次元測域装置を設置する工程と、前記2次元測域装置により、前記検出領域内に存在する前記第1の点の前記極座標系における距離及び角度を検出する工程と、前記2次元測域装置により、前記検出領域内に存在し、前記第1の点から既知の方向に向かって離れた第2の点の前記極座標系における距離及び角度を検出する工程と、前記極座標系における前記第1の点から前記第2の点に向う方向が、前記既知の方向と同一の方向となるように、前記基準点又は前記第1の点を原点とした他の極座標系に座標変換するための角度を少なくとも求める工程とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の位置検出方法によれば、座標変換するための角度を求めることができるので、2次元測域装置の設置角度が基準角度からずれている場合であっても、2次元測域装置の設置角度の補正を簡易に行うことが可能となる。さらに、第1の点を原点とすることも可能であり、この場合、任意の位置に2次元測域装置を設置することができるため、設置作業の簡易化を図ることが可能となる。なお、第1の点を原点とした他の座標系に変換する場合には、座標変換するための変位も求める。
本発明の第3の位置検出方法は、建築物の外壁面上の位置を検出する位置検出方法であって、2次元の検出領域を走査して、前記検出領域内に存在する物体の予め定められた基準点を原点とする極座標系における距離及び角度を検出する2次元測域装置を、前記検出領域が前記外壁面と平行となるように設置する工程と、前記外壁面上の第1の点から当該外壁面に対して垂直に延びるように物体を設置し、前記2次元測域装置により、前記検出領域内に存在する前記物体の前記極座標系における前記第1の点に対応する点の距離及び角度を検出する工程と、前記第1の点から既知の方向に向かって離れた第2の点から当該外壁面に対して垂直に延びるように物体を設置し、前記2次元測域装置により、前記検出領域内に存在する前記物体の前記極座標系における前記第2の点に対応する点の距離及び角度を検出する工程と、前記第1の点に対応する点から前記第2の点に対応する点に向う方向が、前記既知の方向と同一の方向となるように、前記基準点又は前記第1の点を原点とした他の極座標系に座標変換するための変換角度を少なくとも求める工程とを備えることを特徴とする。
本発明の第3の位置検出方法によれば、座標変換するための変換角度を求めることができるので、2次元測域装置の設置角度が基準角度からずれている場合であっても、2次元測域装置の設置角度の補正を簡易に行うことが可能となる。さらに、第1の点を原点とすることも可能であり、この場合、任意の位置に2次元測域装置を設置することができるため、設置作業の簡易化を図ることが可能となる。なお、本発明において、垂直とは、完全なる垂直には限定されず、所望の精度で位置検出できる変換角度を求めることが可能な程度に、大略の垂直も含まれる。また、第1の点を原点とした他の座標系に変換する場合には、座標変換するための変位も求める。
本発明の第3の位置検出方法において、前記外壁面のタイル上に位置する第3の点から当該外壁面に対して垂直に延びるように物体を設置し、前記2次元測域装置により、前記検出領域内に存在する前記物体の前記極座標系における前記第3の点に対応する点の距離及び角度を検出する工程と、前記変換角度を用いて、前記第3の点に対応する点の前記他の座標系における角度を少なくとも求める工程と、前記第3の点に対応する点の前記他の座標系における距離及び角度から前記タイルを特定する工程とを備えることが好ましい。
この場合、外壁面の個々のタイルを簡易に特定することが可能となる。なお、第1の点を原点とした他の座標系に変換する場合には、第3の点に対応する点の前記他の座標系における距離も求める。
また、本発明の第3の位置検出方法において、前記第1の点及び前記第2の点は共に、タイルの角又は中心点、あるいは、タイルの目地上に位置することが好ましい。
この場合、タイル又はその目地の方向を基準として、第1の点から第2の点に向う既知の方向を簡易に定めることが可能となる。
また、本発明の第3の位置検出方法において、前記第3の点が位置するタイルの状態に関する情報を、前記第3の点に対応する点の前記他の座標系における距離及び角度と関連付けて記憶する工程を備えることが好ましい。
この場合、外壁面の個々のタイルを当該タイルに係る情報との関連付けを図ることが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る位置検出方法を説明する2次元の概念図であり、図1Aは補正前の状態を、図1Bは補正後の状態を示す。 本発明の第3の実施形態に係る位置検出方法のフローチャート。 タイル調査方法を説明する概念図。 タイル調査システムのブロック図。
本発明の第1の実施形態に係る位置検出方法について説明する。
本位置検出方法は、図1Aを参照して、2次元又は3次元の検出領域R内に存在する物体の位置を、位置検出装置10を用いて検出する方法である。
位置検出装置10として、例えば、レンジセンサ、レーザスキャナ、レーザレンジファインダ、測域センサなどを用いることができる。例えば、測域センサは、検出領域R内の物体の物理的な形状データを取得することが可能な走査型の光波測距装置である。測距方式として、例えば、TOF(Time of Flight)方式、AM(amplitude modulation)方式を採用すればよい。
以下、位置検出装置10がレーザ式の2次元測域センサである場合を例に挙げて説明する。ただし、本発明の第1の実施形態に係る位置検出方法は、これに限定されない。
測域センサ10は、詳しくは図示しないが、測距センサと、測距センサを回転又は回動させるモータなどの走査手段と、モータの角度位置を検出するエンコーダなどの走査角度検出手段とを備えている。
測距センサは、検出可能距離内に存在する物体上の測定点までの距離を測定する。測距センサは、例えば、パルス状のレーザ光を測定光として出力する発光部を備え、出力された測定光は、レンズ系を経て光学窓を介して、走査領域に向けて出射される。そして、測定光に対する反射光が、光学窓を介しミラーを経て、受光部に入力され、受光部で光信号が電気信号に変換されて信号処理部に入力される。このとき、エンコーダからのパルスに同期して所定のインタバルで発光部からパルス状の測定光が出力されるように制御されており、測定光が物体の表面で反射した反射光が受光部に入力される。なお、光学窓は全周に亘ることもあるが、一般的には270度などの部分的な開口となっている、
これにより、図1Aを参照して、測域センサ10は、検出領域R内において、測定点Pの距離と角度の情報、より具体的には、個々の測域センサ10に固有の予め定められた基準点Oを原点とし、この基準点Oからの距離rと、個々の測域センサ10に固有の予め定められた方向からの角度θとからなる、極座標系(円座標系)CLにおける位置データ(r,θ)を測定点Pに関して取得することができる。
そして、測域センサ10を用いた場合、本発明の第1の実施形態に係る位置検出方法は、図2を参照して、測域センサ10を設置する設置工程STEP1と、測域センサ10により、検出領域R内に存在する第1の点P1の極座標系CLにおける位置データD1(r1,θ1)を取得する第1の点検出工程STEP2と、測域センサ10により、検出領域R内に存在し、第1の点P1から既知の方向に向かって離れた第2の点P2の極座標系CLにおける位置データD2(r2,θ2)を取得する第2の点検出工程STEP3と、第1の点P1から第2の点P2に向う方向が、前記既知の方向と同一の方向となるように、基準点Oを原点とした極座標系CLを、基準点Oを原点とした他の極座標系CGに変換するための変換データMを求める変換データ取得工程STEP4とを備える。
この変換データMが、測域センサ10を設置した状態において、極座標系CLを極座標系CGに変換する際の固有の変換データとなる。なお、位置データD1,D2が本発明の座標に、極座標系CLが本発明の座標系に、極座標系CGが本発明の他の座標系にそれぞれ相当する。
測域センサ10の設置角度に応じて、物体に係る座標系(例えば、地表面座標系)CGに対する個々の測域センサ10に固有の予め定められた極座標系CLの基準となる角度の差が変化するので、この差を補正するために変換データM、すなわち補正角度Δθを求める必要がある。
例えば、図1A及び図1Bを参照して、地表面座標系CGにおいて、第1の点P1から第2の点P2に向う方向が垂直上向き(直交座標系(XZ座標系)におけるZ軸正の方向)である場合、極座標系CLが基準点Oを同じく原点とする地表面座標系CGに座標変換させるように、位置データD1が示す点P1から位置データD2が示す点P2に向う方向が垂直上向きとなるような補正角度Δθを求める。その後、必要に応じて、極座標系における地表面座標系CGをXZ座標系における地表面座標系に変換することもできる。
以上のように変換データMを簡易に求めることができるので、測域センサ10の設置角度が不明又は基準角度からずれている場合であっても、測域センサ10の設置角度の補正を簡易に行うことが可能となり、位置検出の精度の向上を簡易に図ることができる。
具体的には、極座標系をXZ座標系に変換する場合、極座標系の角度方向の精度がXZ座標系における座標の特定に大きく影響するため、従来は、水準器などを用いて測域センサ10の取付角度を調整して測域センサ10を設置していた。しかし、これでは、設置作業が煩雑であり、特に設置すべき個所が多い場合には、多大な労力が必要であった。上述した方法では、測域センサ10を厳密な角度で設置する必要がないので、設置作業が簡素化する。
なお、位置検出装置10は、3次元測域センサなどのように、球座標系における測定点の座標(位置データ)を取得するものであってもよい。また、位置検出装置10は、X軸方向などの1方向、又はX軸方向とY軸方向との2方向などに直線的に走査して、XYZ座標系における測定点の座標を取得するものであってもよい。さらに、位置検出装置10は、斜交座標系、円筒座標系などの座標系における測定点の座標を取得するものであってもよい。
また、第3の点などの検出を追加するなど、3以上の点を用いてこれらの点を結ぶ複数の方向に基づいて、変換データMを平均値などとして求めてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る位置検出方法について説明する。
本位置検出方法は、本発明の第1の実施形態による極座標の角度補正に加えて、座標系の原点を、測域センサ10に固有の予め定められた基準点Oから、第1の点Pに変換する変位補正を行うものである。これにより、測域センサ10を設置する際に、基準点Oの位置を座標系の原点と合致させる必要が無くなり、設置作業が簡素化すると共に、座標系の原点を自動的に変換することが可能となる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る位置検出方法について説明する。本位置検出方法は、図3を参照して、マンションなどの建築物の外壁面Aを調査する場合に不具合箇所の位置を特定する際に用いることができる。特に、外壁面Aに張り付けられたタイルBを調査員が打診棒20で叩き、打音によって浮きなどの不具合のあるタイルBを特定する際に好適に適用することができる。なお、タイルの他に、石材、モルタル、サンディング、木材などの壁面仕上げ材に関して調査を行う際にも適用することができる。
以下、タイルBを調査する方法を例に挙げて、本位置検出方法について説明する。
建築物の外壁面Aには、同じ形状のタイルBが規則正しく広範囲に亘って張り付けられている。タイルBの張り付け態様は、建築物の設計図面等に基づいて調査前に既知である場合も多いが、調査時には図面が失われている場合や、施工時や改修時にタイルの張り付けの態様を変更している場合もあり、現場で確認することが好ましい。
なお、後述するが、本タイル調査方法によれば、タイルBの張り付け態様だけでなく、窓などの構造物の位置も特定することが可能であるので、図面が失われた建築物の壁面形状を現地で簡易且つ迅速に入力することも可能である。
本タイル調査方法は、例えば、以下で説明するタイル調査システム100を用いて行うことが好ましい。
タイル調査システム100は、上記の測域センサ10と、打診棒20と、調査員が身に着ける端末装置30と、入力装置40と、情報機器50とを備えている。ここで、情報機器50は、端末装置30を小型化、軽量化するために、端末装置30と無線などを通して通信可能に接続されたPCなどとすることが好ましい。
測域センサ10は、レーザを照射し、打診棒20の先端部付近によってはね返ってくる反射光を受けることで、打診棒20までの距離、角度を検出することが可能である。
測域センサ10は、図示しない固定治具を用いて、建築物の外壁面Aに、外壁面Aと測域面とが平行又は略平行となるように固定される。固定治具は、例えば、地面、ベランダなどに設置されるカメラ用の三脚などに、回転可能又は方向変更可能に取り付けられている。また、固定治具は、地面に設置され、単管パイプなどを組んで設置した足場を構成する足場材などに固定されていてもよい。固定治具は、クランプ等の把持具などによって測域センサ10の取付方向を固定した状態で、測域センサ10を所定の場所に設置した状態で固定する。
なお、測域センサ10の側域面と外壁面Aとが平行又は略平行になるように、そして、外壁面Aと接触して測域センサ10が傷付かないように、測域センサ10の外壁面A側を保護し、測域面に平行な端面を有するように突出したカバーなどを、測域センサ10に取り付けることが好ましい。
打診棒20は、タイルBなどを叩いて、タイルBの浮きなどの不具合を調査員が打音から判別するために使用されるものである。打診棒20は、市販品などを用いればよく、本発明の物体に相当する。
端末装置30は、LEDディスプレイなどからなる表示部、測域センサ10、入力装置40及び情報機器50と送受信するための送受信部などを備えている。端末装置30は、調査員が一人で携帯可能な携帯端末装置であることが好ましく、特に、メガネ型やヘッドマウントディスプレイ型などのウェアラブル端末であることが好ましい。
表示部は、入力装置40の操作を促す旨、入力装置40から入力された情報、建築物の外壁面Aなどに関する情報、測域センサ10の設置位置に関する情報、測域センサ10によって検出した物体の位置に関する情報、位置などのタイルBを特定する情報、タイルBの状況に関する情報、情報機器50から受信した情報などを、文字、記号、図面などによって表示する。
入力装置40は、スイッチ、キーボード、タッチスクリーン、ジョグダイアル、音声入力装置などからなる。入力装置40を用いて、測域センサ10より発信されるデータからタイルBの位置に係る情報を検出させる指示、タイルBの状態に係る情報などの情報を入力することができる。入力装置40に入力された情報は、送信部を介して端末装置30及び情報機器50に送信される。入力装置40は、例えば片手で操作可能なスイッチなどの小型装置であることが好ましい。
入力装置40は、端末装置30と一体化されていてもよい。また、入力装置40は、打診棒20に取り付けられていてもよい。
端末装置30は、さらに、カメラを備えていることが好ましい。これにより、調査した領域、外観から判別可能なタイルBの不具合状態をカメラで撮影してその画像を記録しておくことができる。さらに、カメラで撮像した画像の範囲の位置情報も合わせて記憶させておけば、画像整理作業の軽減が図られる。さらに、必要に応じてテープやチョークなどでタイルBなどに印を付け、これをカメラで撮像してもよい。
情報機器50は、例えば、パーソナルコンピュータやPDAなどであり、端末装置30と有線、好ましくは無線にて送受信可能となっている。情報機器50は、詳細は図示しないが、CPU、マルチプロセッサなどからなる演算処理装置、ROM、RAMなどのメモリからなる記憶装置、測域センサ10、端末装置30及び入力装置40と送受信するための送受信装置、I/O回路等により構成されている。なお、以下で説明する情報機器50が行う処理を端末装置30で行うものであってもよい。
上記で説明した測域センサ100を用いる場合、本発明の第3の実施形態に係る位置検出方法は、上述した第1及び第2の実施形態に係る位置検出方法と同様に、設置工程STEP1、第1の点検出工程STEP2、第2の点検出工程STEP3、及び変換データ取得工程STEP4を備えている。
設置工程STEP1においては、測距センサ10を建築物の外壁面Aに上述した固定治具を用いて設置する。調査範囲の座標系における原点の位置は、建築物に係る既知のCADデータなどに基づいて特定することができ、例えば、入力装置40などによってその位置情報のテキストデータを端末装置30に入力する。また、後述するように、原点の位置を自動的に求めることも可能であり、この場合、設置情報のテキストデータを入力する必要はない。なお、設置位置の精度を向上させるために、測域センサ10はタイルBの目地の交点など、特定が容易な位置に設置することが好ましい。
測域センサ10の外観から検出領域Rのおおよその範囲は分かる。そこで、検査領域Rが調査範囲と重なるような設置態様で測域センサ10を固定する。
第1の点検出工程STEP2においては、調査員が打診棒20を外壁面Aのある点に、打診棒20の延伸方向が外壁面Aに対して垂直又は略垂直となるように押し当てた状態で、調査員が現在、第1の点P1に関して押し当てている旨を入力装置40から入力する。これにより、この状態で検出領域Rに存在する物体(打診棒)の距離r1、角度θ1からなる位置データD1を測距センサ10が検出し、この位置データD1が情報機器50に送信され、第1の点P1に係る位置データD1として情報機器50にて記録される。
第1の点P1は、例えば、打診棒20の先端によってタイルBの角部、タイルBの中心、タイルBの目地の交点などを押し当てた状態において、測域センサ10の検出領域Rに存在する打診棒20の位置である。
なお、打診棒20を外壁面Aに対してなるべく垂直となるように押し当てることが好ましい。そして、外壁面Aに押し当てるものは打診棒20に限定されず、細長い棒状体のものを用いてもよい。この場合、外壁面Aに対して簡易に垂直状態に押し当てることが可能となるように、先端部が平面状になっており、この平面状の先端部から垂直方向に棒状のものが延伸している態様であることが好ましい。また、打診棒20などを外壁面Aに押し当てるのではなく、打診棒20などの先端と外壁面Aとの間に隙間があってもよい。
第2の点検出工程STEP3においては、第1の点検出工程STEP2と同様に、第2の点P2に関する位置データD2が情報機器50にて記録される。第2の点P2は、例えば、第1の点P1からタイル数枚分など、垂直方向又は水平方向などの既知の方向に離れて位置する。
例えば、第1の点P1に関しては打診棒20を所定のタイルBの右上角を押し当てた場合、第2の点P2に関しては当該タイルBから1個又は複数個のタイルBの分だけ垂直方向又は水平方向などの既知の方向に離れたタイルBの右上角に打診棒20の先端を押し当てる。また、第1の点P1に関してタイルBの目地に打診棒20を押し当てた場合、第1の点P1から例えば目地に沿って垂直方向又は水平方向などの既知の方向に離れた目地に打診棒20の先端を押し当てる。
既知の方向は、例えば、タイルBの張り付けの規則性に基づいて得られる。例えば、タイルBの目地の交点などを用いて、水平方向、垂直方向を指定することが可能である。
検出精度を向上させるために、測域センサ10の基準点Oと第1の点P1とを結んで延長した直線上、又はその近傍に第2の点P2が位置することが好ましい。例えば、既知の方向を垂直方向とする場合は、第1の点P1及び第2の点P2が基準点Oの直上か真下に、既知の方向を水平方向とする場合は、第1の点P1及び第2の点P2が基準点Oの真横に位置することが好ましい。
変換データ取得工程STEP4においては、前述したように、第1の点P1から第2の点P2に向う方向を求め、この方向が既知の方向と同一となり、且つ、第1の点P1を原点Oとするような補正データMを求める。以下、この補正データMを用いて調査作業が行われる。
本発明の第3の実施形態に係る位置検出方法は、さらに、検出領域R内に存在する全数のタイルBの調査が未完の間は(STEP6:NO)、検出領域R内に存在する個々のタイルBの状況を調査するタイル調査工程STEP5を行う。検出領域R内に存在する全数のタイルBの調査が完了した後(STEP6:YES)、測域センサ10の位置を変えて設置する設置工程S1を経て、前記STEP2からSTEP6を繰り返す。そして、建築物の外壁面Aの全範囲又は所定の定められた範囲内の全てのタイルBに関する調査が完了した時点で(STEP7:YES)、調査が終了する。
タイル調査工程STEP5においては、調査員が打音の異常を認識した場合には、入力装置40からタイルBが異常である旨を入力すると共にこのタイルBの中心部付近に打設棒20の先端を押し当てながら入力装置40から位置検出を指示する旨を入力する。これにより、異常があるタイルBの位置が特定されるので、異常があるタイルBを特定することが可能となる。このとき、タイルBの位置の特定する際には補正データMを用いる。なお、必要に応じて、極座標系をXY座標に変換して、タイルBを特定する。
タイルBのサイズは既知であり、既知でない場合も調査員が測定すればサイズは特定される。また、例えば、打診棒20をタイルBの対角線の両端を押し当てることによって、これらの位置を検出させてタイルBのサイズを特定してもよい。
なお、タイルBの異常がある旨だけでなく、異常の種別、例えばタイルBの浮き、割れ、欠損、表面白華など、さらには、タイルBが補修済である旨、モルタル下地の浮きなどを入力してもよい。なお、タイルBの欠落、割れ、白華は調査員が視認によって判別できる。
また、打音が正常であると認識した場合は、漏れなくタイルBの全数を確実に調査するために異常が無い旨を位置と組み合わせて記録してもよいが、作業の簡素化のために記録を省略してもよい。
なお、測域センサ10の検出性能に応じて、1か所に固定した測域センサ10によって検出可能な領域Rの範囲は異なる。隣接するタイルBを混同しない程度に許容誤差範囲内に収まるように、検出範囲Rを定める必要がある。この際、測距センサ10の測距分解能や測角分解能、タイルBのサイズ、外壁面Aと検出領域Rとの間の隙間などを考慮すればよい。検出領域Rは、例えば半径数mの範囲である。
設置位置変更工程STEP7においては、測域センサ10の検出領域Rが少なくとも1つのタイルBにおいて重なり合うように、測域センサ10の設置位置を変更することが好ましい。これにより、検出領域Rが重なり合うタイルBによって、設置位置の異なる測域センサ10がそれぞれ検出した位置データを同じ座標系に統合することが可能となる。
なお、建築物の特異点、例えば建築物躯体の角部などを基準として座標系を統合してもよい。また、統合する点を、前述の第1の点P1又は第2の点P2のように調査員が入力装置40からその旨を指示して入力してもよい。この場合、タイルBの中心点、タイルBの目地の交点、シール目地の交点など特定のような点にて統合することが好ましい。これにより、見通しの悪く複雑な形態の外壁面Aであっても、タイル調査の簡易化を図ることが可能となる。
以上のようにして既定の調査範囲内の全タイルBを調査した段階で、調査作業は完了する。これらの調査作業は、全て単独の調査員によって行うことが可能であるので、省人化を図ることが可能となる。
なお、外壁面Aに凹凸がある場合、窪み面、水平面などの各面ごとに上述したタイル位置調査方法を行うことが好ましい。そして、外壁面Aが垂直面でなく斜め面である場合でも、外壁面Aと検出領域Rが平行となるように測域センサ10を設置すれば、タイルBの特定は可能である。
さらに、タイルBの他に、外壁面Aの状態、例えば、手摺り、バルコニー、柱などの突出による入隅部、出隅部、さらに、窓、サッシ開口、換気口などの開口の存在、塗装面、シール目地面、格子面、コンクリートの素面であるなどの外壁面Aの状態を位置情報と共に記録してもよい。
この場合、1つの点によって点位置を、2つの点によってこれらの間を結び線、又はこの線を対角線とする矩形領域など、入力装置40への入力指示に伴って入力することが可能である。これにより、建築物や外壁面Aの形態も入力可能であるので、建築物の図面やCADデータなどが存在しない場合であっても、又、設計時から形態などが変更されている場合であっても、調査を行うことが可能である。
さらに、これにより、タイルBの不具合の状況を示す図面を自動的、又は半自動的に作成することも可能である。不具合箇所又は詳細な点検が必要な箇所なども自動的に表示することが可能であり、報告書の作成の容易化及び作業の省力化を図ることができる。
なお、調査員が打診音からタイルBの不具合状態を判別するのではなく、マイクロフォンなどを用いてサンプリングした打診音データに基づいてタイルBの不具合を判別してもよい(例えば、特開平5-281202号公報、特開平7-209262号公報、特開2007-309827号公報参照)。また、打診音データとタイルBの位置データを関連付けて保存又は送信しておき、情報機器50又はこれに接続された別の装置を用いて打診音データからタイルBの不具合状態を判別してもよい。
なお、本発明は、上述した実施例に具体的に記載した第1、第2又は第3の実施形態に係る位置検出方法に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内であれば適宜変更することができる。
10…位置検出装置、測域センサ(2次元測域装置)、 20…打診棒(物体)、 30…端末装置、 40…入力装置、 50…情報機器、 100…タイル調査システム、 A…外壁面、 B…タイル、 R…検出領域。

Claims (5)

  1. 建築物の外壁面上の位置を検出する位置検出方法であって、
    2次元の検出領域を走査して、前記検出領域内に存在する物体の予め定められた基準点を原点とした座標系における座標を検出する位置検出装置を、前記検出領域が前記外壁面と平行となるように設置する工程と、
    前記外壁面上の第1の点から当該外壁面に対して垂直に延びるように物体を設置し、前記位置検出装置により、前記検出領域内に存在する前記物体の前記座標系における前記第1の点に対応する点の座標を検出する工程と、
    前記第1の点から既知の方向に向かって離れた第2の点から当該外壁面に対して垂直に延びるように物体を設置し、前記位置検出装置により、前記検出領域内に存在する前記物体の前記座標系における前記第2の点に対応する点の座標を検出する工程と、
    前記第1の点に対応する点から前記第2の点に対応する点に向う方向が、前記既知の方向と同一の方向となるように、前記基準点を原点とした他の座標系に座標変換するための変換データを求める工程とを備えることを特徴とする位置検出方法。
  2. 建築物の外壁面上の位置を検出する位置検出方法であって、
    2次元の検出領域を走査して、前記検出領域内に存在する物体の予め定められた基準点を原点とする極座標系における距離及び角度を検出する2次元測域装置を、前記検出領域が前記外壁面と平行となるように設置する工程と、
    前記外壁面上の第1の点から当該外壁面に対して垂直に延びるように物体を設置し、前記2次元測域装置により、前記検出領域内に存在する前記物体の前記極座標系における前記第1の点に対応する点の距離及び角度を検出する工程と、
    前記第1の点から既知の方向に向かって離れた第2の点から当該外壁面に対して垂直に延びるように物体を設置し、前記2次元測域装置により、前記検出領域内に存在する前記物体の前記極座標系における前記第2の点に対応する点の距離及び角度を検出する工程と、
    前記第1の点に対応する点から前記第2の点に対応する点に向う方向が、前記既知の方向と同一の方向となるように、前記基準点又は前記第1の点を原点とした他の極座標系に座標変換するための変換角度を少なくとも求める工程とを備えることを特徴とする位置検出方法。
  3. 前記外壁面のタイル上に位置する第3の点から当該外壁面に対して垂直に延びるように物体を設置し、前記2次元測域装置により、前記検出領域内に存在する前記物体の前記極座標系における前記第3の点に対応する点の距離及び角度を検出する工程と、
    前記変換角度を用いて、前記第3の点に対応する点の他の座標系における距離及び角度を求める工程と、
    前記第3の点に対応する点の前記他の座標系における距離及び角度から前記タイルを特定する工程とを備えることを特徴とする請求項2に記載の位置検出方法。
  4. 前記第1の点及び前記第2の点は共に、タイルの角又は中心点、あるいは、タイルの目地上に位置することを特徴とする請求項3に記載の位置検出方法。
  5. 前記第3の点が位置するタイルの状態に関する情報を、前記第3の点に対応する点の前記他の座標系における距離及び角度と関連付けて記憶する工程を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の位置検出方法。
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