JP6999879B1 - 包丁収納器 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明は、包丁収納器に収納した包丁類の刃部の上方の開口部は上蓋によって覆われて安全性が確保されているが、柄部の上方は開口されていることから、包丁類を前記包丁収納器から手前斜め上方向へ出し入れする際にも刃部が触って障害になるものがなく、包丁類の出し入れが容易な包丁収納器であり、さらには、本発明は、包丁収納器から包丁類を不用意に引抜いたり包丁収納器から包丁類が落下したりすることを防止するための保持部材を有する構造であることから、幼児等にとっても、また、保管する上からも安全な機能を備えている極めて安全性の高い包丁収納器に関する。
当該包丁収納ケース内に収納された包丁は、長さ方向に配設された一対の保持片によって挟まれ、その刃部が一対の保持片のいずれかにもたれ掛かるようにして収納される形態であることから、包丁の刃部がいずれか一方の保持片に常時接触している状態で収納されることになり、包丁が水滴に濡れた状態で収納された場合、包丁及びその刃部の錆びを促進してしまうおそれがある。
当該包丁収納ケースは、一対の保持片間の間隔並びに板体の前端の突縁に形成された包丁挿入口の幅によっては、出刃包丁等の厚刃の包丁を収納することに制限があるとともに、包丁収納ケースの長さ方向の寸法によっては、収納する包丁の柄の長さに制限が生じるものと思慮される。
また、当該包丁収納ケースには、包丁を当該包丁ケース内に押え込み、固定する機能がないと思慮されることから、子供が容易に包丁を取り出すことができ、安全性に問題があるように思慮される。
さらには、当該包丁収納ケースは、台所の流し前の壁を貫通するように埋設する形態であることから、必要に応じて適宜他の場所へ移動して配設するなどに困難性があるものと思慮される。
また、当該包丁さしには、包丁を当該包丁さし内に固定する機能がないと思慮されることから、子供が容易に包丁を取り出すことができ、安全性に問題があるように思慮される。
また、受台によって包丁の柄を支えることは明示されているが、包丁差しの長手方向の寸法によって、収納する包丁の柄の長さに制限が生じるものと思慮される。
また、複数の包丁を収納する構造とした場合、長手方向に長大になってしまい、包丁収納器具の付設場所も含めて、実用性に課題が生じてしまうおそれがある。
また、当該包丁収納器は、包丁の刃部を傾斜状態にして収納する形態であることから、包丁が水滴に濡れた状態で収納された場合、刃部の下向き面(下側)に水滴が付着したままの状態となり、包丁全体を錆びやすくしてしまうおそれがある。
さらには、スリットの形状によっては、出刃包丁等の厚刃の包丁を収納することに制限があり、また、蓋を取外して使用した場合、包丁の刃部がほぼ露出し、外見にさらされる状態になることから、危険性を伴うとともに、他の人に恐怖感を覚えさせるおそれがある。
当該包丁収納器には、幼児等が当該包丁収納器から包丁を容易に取出すことを機能的に防止できず、安全性を必ずしも担保することができないおそれがある。
なお、柄保持部3eの形成数は、これに限定されるものではない。
W4>W1・・・・・・・・・・式(1)
前記包丁類支持部材10、11の下底部10c、11cから上底部10b、11bまでの寸法H2、H3は、包丁収納器1から包丁類20の出し入れを行う際に刃部20bが上蓋70との接触を避けるため、図1、図4及び備5に示すように、前記本体一面3jの本体底面部3cから本体上底部3aまでの寸法H1より3~4cm程度小さく形成した構造とし、その関係は、下記の式(2)に示している。
H1>H2≧H3・・・・・・・式(2)
W1>W2・・・・・・・・・・式(3)
h1>h2>h3・・・・・・・式(4)
W4>W1>W2≧W3・・・・式(5)
なお、ガイド3dの形成数は、前述の包丁類支持部材10、11の配設数に応じることから、固定的ではなく、また、包丁類支持部材10、11を本体3と一体形成した場合は、ガイド3dを形成する必要はない。
なお、本体3を格子状や網目状等のくり抜きを形成した構造とした場合、本体排水開口31を形成する必要はない。
包丁類支持部材10、11の下底部10c、11cから凹部10d、11dの開口高寸法を3~5mm程度、開口横幅は1~2cm程度に形成されているが、特に凹部10d、11dは形成せず、平坦な構造としてもよし、本体3を格子状や網目状等のくり抜きを形成した構造とした場合、包丁類支持部材10、11の下底部10c、11cに凹部10d、11dを形成する必要はない。
なお、上蓋傾斜部70b及び上蓋排水口70aを形成せず、平坦な構造としてもよいが、好ましくは、上記のようにすると、上蓋70の上表面からの排水が促進され、上蓋70の上部を乾燥した状態で有効に活用することができる。
そうすることによって、下受皿80が包丁収納器1を構成する本体3の本体底面部3cを確実に受け止め、安定的な包丁収納器1とすることができる。
なお、下受皿80の下受皿底面部80bに下受皿立面部80cを形成するのは、図1及び図12に示すように、下受皿底面部80bの四側面それぞれの全部に限定されるものではなく、四側面それぞれの一部だけに形成してもよい。
そうすることによって、包丁収納器1の内部からの排水や包丁収納器1そのものの乾燥性をよくすることができ、包丁収納器1を常に衛生的に管理することができる。
そうすることによって、包丁収納器1を構成する本体3の本体底面部3cの下面と下受皿80の下受皿底面部80bの上面との間に間隙が生じ、前述の本体3及び包丁類支持部材10、11に格子状や網目状等のくり抜きを形成することと併せて、水滴に濡れた状態の包丁類20を包丁収納器1の内部に収納した場合でも、外部への排水が促進される。
そうすることによって、水滴に濡れた状態の包丁類20を包丁収納器1の内部に収納した場合でも、調理台等に載置してある包丁収納器1に傾斜が付き、前述の下受皿排水口80aと相まって、キッチンシンク等への排水を促進させることができるようになる。
なお、下受皿下面小凸部80e及び下受皿下面大凸部80fは、ともに形成しなくてもよいが、好ましくは、上記のようにすると、載置している包丁収納器1に傾斜を付けることができることと併せて、包丁収納器1の下側を乾燥状態に保つことができる。
なお、その場合は、下側に配設する包丁収納器1の本体底面部3cから本体上底部3aまでの寸法H1を通常の高さより若干高めに形成することによって、下側の包丁収納器1から包丁類20の出し入れをする際、包丁類20の刃部20bが上側の包丁収納器1に取付けてある下受皿80の下受皿底面部80bの下面への接触がしにくくなり、包丁類20の出し入れが一層容易にできるようになる。
そうすることによって、包丁類20を収納したままの状態で包丁収納器1を食器洗浄器等で洗浄し、乾燥することができることから、包丁類20及び包丁収納器1を常に衛生的な状態で管理することができるが、必ずしも耐熱性の素材に限定されるものではない。
また、保持部材を機能させることによって、幼児等からも包丁類を安全に管理することができるとともに、包丁収納器に収納してある包丁類が落下することを防止する機能が保持部材によって働くことから、一層包丁類を安全に管理することができることとなる。
さらには、当該包丁収納器は、設置場所をキッチン内の配置状況に応じて自由に移動させることができる包丁収納器であるとともに、上蓋を取付けることによって、その上部を安全なものとしたり、同一包丁収納器を複数台上下に重ねてその機能を損なうことなく使用したりすることが可能な包丁収納器であることから、一般家庭はもとより、数多くの包丁類を常時取扱う飲食店等においても、包丁類の保管場所節減等からも有用な包丁収納器であることから、幅広い利用が期待できる。
また、当該包丁収納器は、包丁類を収納したままの状態で包丁収納器を食器洗浄器等で容易に洗浄し、乾燥することができることから、包丁類及び包丁収納器を常に衛生的な状態で管理することができることとなり、産業上利用の可能性は極めて大であることが期待できる。
3 本体
3a 本体上底部
3b 上側開口
3c 本体底面部
3d ガイド
3e 柄保持部
3f 突起部
3g 本体正面
3h 本体裏面
3i 本体反対面
3j 本体一面
3k 本体内面
3l 本体排水開口
10 包丁類支持部材
10a 峰支持部
10b 上底部
10c 下底部
10d 凹部
11 包丁類支持部材
11a 峰支持部
11b 上底部
11c 下底部
11d 凹部
20 包丁類
20a 柄部
20b 刃部
20c 刃先
20d 峰部
60 保持部材
60a 取付部材
70 上蓋
70a 上蓋排水口
70b 上蓋傾斜部
80 下受皿
80a 下受皿排水口
80b 下受皿底面部
80c 下受皿立面部
80d 下受皿上面凸部
80e 下受皿下面小凸部
80f 下受皿下面大凸部
Claims (2)
- 立体容器の本体一面(3j)には、本体上底部(3a)に単数又は複数の包丁類(20)の柄部(20a)を保持するための切込である柄保持部(3e)を形成するとともに、前記立体容器内部には、前記包丁類(20)の峰部(20d)を支点支持するための切込である峰支持部(10a、11a)を有する包丁類支持部材(10、11)を配設して、前記包丁類(20)の刃部(20b)が上向きで、刃先(20c)が柄部(20a)より低く傾斜する姿勢で前記包丁類(20)の刃先(20c)から柄部(20a)の一部までを前記立体容器内部に収納し、前記本体一面(3j)には、前記包丁類(20)の刃部(20b)を前記立体容器内部に保持するための保持部材(60)を取付ける突起部(3f)を形成し、前記保持部材(60)の少なくとも一端に備えた取付部材(60a)によって前記突起部(3f)に取付けた前記保持部材(60)の少なくとも一端は、前記突起部(3f)を中心に左右回転自在に保持されるようになっている包丁収納器。
- 前記立体容器は、前記本体上底部(3a)によって形成された上側開口(3b)を有し、前記上側開口(3b)には、前記立体容器内部に収納されている前記包丁類(20)の刃先(20c)から柄部(20a)の一部までを上側から覆うとともに、前記柄部(20a)の一部から前記本体一面(3j)に形成されている前記柄保持部(3e)の上方までが開口となるように形成されている上蓋(70)を取付けて構成されている請求項1に記載の包丁収納器。
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JP2021098317A JP6999879B1 (ja) | 2021-04-27 | 2021-04-27 | 包丁収納器 |
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JP2022169411A JP2022169411A (ja) | 2022-11-09 |
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Family Applications (1)
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2021
- 2021-04-27 JP JP2021098317A patent/JP6999879B1/ja active Active
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