JP6999371B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、枠体及び枠体に開閉可能に取り付けられる障子を備える建具に関する。
従来、枠体及び枠体の内部に開閉可能に取り付けられる障子を備える建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の建具は、断熱性能を向上させるために枠体等を樹脂で構成し、内部に金属製の芯材を配置することで防火性能を向上させている。枠体の縦枠及び横枠の端面は、長手方向に対して傾斜するように形成され、傾斜した端部を突き合わせて接合することで枠体のコーナー部が形成される。このような建具において、防火性能を向上させるために、コーナー部に金属製のコーナー金具を配置して、枠体の縦枠と横枠とを連結することが提案されている。
特開2014-211074号公報
コーナー部に金属製のコーナー金具を配置する建具においては、コーナー金具を枠体に固定する際に、枠体に固定用のネジ孔を形成する必要がある。そのため、コーナー金具の固定用のネジ孔が枠体の下面に形成されると漏水の虞があるため、ネジ孔からの漏水を考慮して、枠体の下枠では、コーナー金具は、コーナー部の障子側(内側)の内隅に取り付けられることが好ましい。一方、枠体の上枠では、コーナー部の内側(障子側)の内隅に、コーナー金具が取り付けられる場合がある。
ところで、アーム部材によって障子を開閉する建具において、枠体の上枠の下面にアーム部材を移動可能に連結するアーム連結部材が取り付けられ、アーム連結部材が、左右方向の一方側又は他方側の縦枠に近接して配置されることがある。この場合に、アーム連結部材が枠体の上方側の縦枠に近接して取り付けられていると、コーナー金具を枠体の上枠の内側(障子側)の内隅に取り付けることができない。
従って、枠体に対して障子を開閉可能に支持するアーム部材を備える建具において、縦枠及び横枠の端部同士が接合されるコーナー部のうち、縦枠の端部と上枠の端部とが接合された上方側のコーナー部において、防火性能を向上できる構造を備えることが望まれる。
本発明は、枠体に対して障子を開閉可能に支持するアーム部材を備える建具において、縦枠の端部と上枠の端部とが接合された上方側のコーナー部において、防火性能を向上できる構造を備える建具を提供することを目的とする。
本発明は、建物開口部を形成する躯体(例えば、後述の躯体200)に沿って設けられる枠体(例えば、後述の枠体10)及び前記枠体の内部に開閉可能に取り付けられる障子(例えば、後述の障子20)を備える建具(例えば、後述の建具1)であって、前記枠体は、樹脂製の一対の縦枠(例えば、後述の吊元側縦枠13、戸先側縦枠14)と、前記一対の縦枠に接合される樹脂製の上枠(例えば、後述の上枠11)及び下枠(例えば、後述の下枠12)と、を有し、前記障子の外縁を構成する框体(例えば、後述の框体30)と、前記上枠の前記障子側の面である障子側面(例えば、後述の障子側面11h)に連結されると共に前記框体に連結され、前記枠体に対して前記障子を開閉可能に支持するアーム部材(例えば、後述のアーム部材61)と、前記上枠の少なくとも前記障子の戸先側及び吊元側のいずれか一方側に前記一対の縦枠のうちの一方の縦枠(例えば、後述の戸先側縦枠14)と近接して配置され、前記アーム部材を移動可能に前記上枠の前記障子側面に連結する連結部材(例えば、後述の枠側アーム連結部材611)と、前記一対の縦枠の端部と前記上枠の端部とが接合された上方側コーナー部(例えば、後述の上方側コーナー部102)のうち、前記連結部材に近接して配置される前記一方の縦枠の端部と前記上枠の端部とが接合された一方側コーナー部(例えば、後述の上方側一方側コーナー部103)における前記躯体側の面である躯体側面(例えば、後述の躯体側面103a)に配置されるL字状の上方側コーナー金具(例えば、後述の上方側枠側コーナー金具461)と、を備える建具に関する。
また、前記一対の縦枠の端部と前記下枠の端部とが接合された下方側コーナー部における前記障子側の面である障子側面に配置されるL字状の下方側コーナー金具(例えば、後述の下方側枠側コーナー金具462)を更に備えることが好ましい。
また、前記枠体は、前記枠体の外面において前記縦枠及び前記上枠の長手方向に延びて形成されると共に前記上方側コーナー金具が配置される溝部(例えば、後述の外側溝108)を有することが好ましい。
また、前記上方側コーナー金具は、板状に形成され、前記上方側コーナー部において前記縦枠と前記上枠との接合部分から離間するように外方に突出する形状に形成されることが好ましい。
本発明によれば、枠体に対して障子を開閉可能に支持するアーム部材を備える建具において、縦枠の端部と上枠の端部とが接合された上方側のコーナー部において、防火性能を向上させることができる構造を備える建具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る建具を室外側から見た様子を示す図である。 本実施形態の建具の縦断面図である。 本実施形態の建具の横断面図である。 本実施形態の建具が備えるアーム部材及びその周囲を示す縦断面図である。 本実施形態の建具が備えるアーム部材を下方側から見た斜視図である。 本実施形態の建具が備える上方側枠側コーナー金具及びアーム部材を示す斜視図である。 本実施形態の建具が備える上方側枠側コーナー金具を枠体から取り外した状態を示す斜視図である。 本実施形態の建具が備える上方側枠側コーナー金具の取り付け状態を示す断面図である。 本実施形態の建具が備える下方側枠側コーナー金具を示す斜視図である。 本実施形態の建具が備える下方側枠側コーナー金具の取り付け状態を示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた建具の枠体に収められる障子の面内方向を意味し、「見込方向」とは、室内外方向(即ち、奥行き方向)を意味する。
図1は、本発明の一実施形態に係る建具1を室外側から見た様子を示す図である。図1に示す建具1は、建物開口部を形成する躯体200沿って設けられ建物開口部に固定される枠体10と、枠体10の内部に複数のヒンジ15を介して開閉可能に取り付けられる外開きの障子20と、を備える防火仕様の勝手口ドアである。建物開口部は、躯体200(例えば、梁部材、柱部材、床部材などの建物構造物)により囲まれて形成される。
まず、枠体10の構成について説明する。枠体10は、上枠11、下枠12、吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14(一対の縦枠)が矩形に枠組みされて構成される。上枠11、下枠12、吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14は、何れも樹脂製であり、溶着によって接合される。これらの樹脂製の枠(上枠11、下枠12、吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14)は、内部に中空部を有する押出し形材であり、後述する中空部が枠の押し出し方向に沿って連続している。
図2は、本実施形態の建具1の縦断面図である。上枠11の内部は、複数の空間に区画されている。上枠11内部の複数の空間のうち、見込方向に並ぶ空間を室外側から室内側の順に中空部11a,11b,11cとすると、見込方向中央に位置する中空部11bに金属製の上枠芯材110が配置される。また、上枠11の室内側下部には、下方に延びる延出部11eが形成され、延出部11eの室外側の見付面にはクッション材11gを嵌合固定する嵌合部11fが設けられる。
本実施形態の上枠芯材110は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室内側を向くように中空部11bに配置される。上枠芯材110の下面と中空部11bの内壁の間には帯状の加熱発泡材90aが配置される。加熱発泡材90aは、火災等によって所定の温度に達すると発泡して隙間を塞ぐものである。
下枠12の内部も、上枠11と同様に複数の空間に区画されている。下枠12内部で見込方向に並ぶ空間を室外側から室内側の順に中空部12a,12b,12cとすると、見込方向中央に位置する中空部12bに金属製の下枠芯材120が配置される。本実施形態の下枠芯材120は、角筒状の長尺部材である。また、下枠12の室内側上部には、上方に延びる延出部12eが形成され、該延出部12eにもクッション材12gを嵌合固定する嵌合部12fが形成される。
図3は、本実施形態の建具1の横断面図である。吊元側縦枠13も、その内部が複数の空間に区画されている。吊元側縦枠13内部の複数の空間のうち、見込方向に並ぶ空間を室外側から室内側の順に中空部13a,13b,13cとすると、見込方向中央に位置する中空部13bに金属製の縦枠芯材130が配置される。吊元側縦枠13の室内側には見付方向戸先側に延びる延出部13eが形成され、該延出部13eにクッション材13gを嵌合固定する嵌合部13fが設けられる。
本実施形態の縦枠芯材130は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室内側を向くように中空部13bに配置される。縦枠芯材130の戸先側の面と中空部13bの内壁の間には帯状の加熱発泡材90bが配置される。
また、枠体10の吊元側縦枠13と障子20の吊元側縦框33の間には、上下方向に間隔をあけて複数のヒンジ15が配置される(図1参照)。中空部13aには、ヒンジ15を固定するネジ13iを締結する裏板部材13hが配置される。本実施形態では、ヒンジ15を締結するネジ13iは、裏板部材13hを貫通して中空部13bの縦枠芯材130まで達しており、ヒンジ15は縦枠芯材130にも締結固定される。
戸先側縦枠14の内部も、複数の空間に区画されている。複数の空間のうち、見込方向で並ぶ空間を室外側から室内側の順に中空部14a,14b,14cとすると、見込方向中央に位置する中空部14bに金属製の縦枠芯材140が配置される。本実施形態の縦枠芯材140は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室内側を向くように中空部14bに配置される。縦枠芯材140の吊元側の面と中空部14bの内壁の間には帯状の加熱発泡材90cが配置される。戸先側縦枠14の室内側にも見付方向吊元側に延びる延出部14eが形成され、該延出部14eにクッション材14gを嵌合固定する嵌合部14fが設けられる。
また、戸先側縦枠14の吊元側を向く見込面には、後述する障子20のロックピン52が嵌合するロックピン受け金具16が固定される。ロックピン受け金具16は、上下方向に間隔をあけて複数設けられる。本実施形態のロックピン受け金具16は、締結部材としてのネジを介して縦枠芯材140に締結固定される。
枠体10の左上及び右上には、枠側コーナー金具46がそれぞれ配置される。枠側コーナー金具46は、L字状の金属部材であり、枠体10の外側に配置される。枠側コーナー金具46は締結部材としてのネジによって枠体10の内側の芯材に締結固定される。本実施形態では、枠体10の戸先側上部では上枠芯材110と縦枠芯材140が枠側コーナー金具46によって連結され、吊元側上部では上枠芯材110と縦枠芯材130が連結される。
次に、障子20の構成について説明する。障子20は、ガラス25と、ガラス25を囲うように構成される框体30と、を含むように構成される戸体である。
ガラス25は、室外側に配置される室外側ガラス25aと、室外側ガラス25aに対して隙間をあけて室内側に配置される室内側ガラス25bと、を備える複層ガラスである。室外側ガラス25aと室内側ガラス25bの間にはスペーサ26等が配置される。本実施形態では、室外側ガラス25aは網入ガラスで構成され、室内側ガラスはLow-E(Low Emissivity)ガラスで構成される。
框体30は、上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34が矩形に枠組みされて構成される。上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34は、何れも樹脂製であり、溶着によって接合される。これらの樹脂製の框(上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34)は、内部に中空部を有する押出し形材であり、後述する中空部が框の押し出し方向に沿って連続している。
上框31の内部は、複数の空間に区画されている。上框31内部の複数の空間のうち、見込方向に並ぶ空間を室外側から室内側の順に中空部31a,31b,31cとすると、見込方向中央に位置する中空部31bに金属製の上框芯材310が配置される。
本実施形態の上框芯材310は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室内側を向くように中空部31bに配置される。上框芯材310の下面と中空部31bの内壁の間には帯状の加熱発泡材90dが配置される。また、上框芯材310のU字の内側における室内側を向く面にも帯状の加熱発泡材90eが配置される。
上框31の室外側上部には、上枠11の一部に見込方向で対面する延出部31fが形成される。この延出部31fの上枠11に対面する側には、クッション材31gを嵌合固定する嵌合部31hが設けられる。延出部31fの内側に形成される中空部31iには金属(例えば、スチール)製の室外側芯材312が配置される。
本実施形態の室外側芯材312は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室外側を向くように中空部31iに配置される。また、室外側芯材312の室内側の面と中空部31iの内壁の間には帯状の加熱発泡材90fが配置される。
また、上框31の外側面には、上框31の長手方向に沿って延びる嵌合溝31jが形成される。嵌合溝31jには、金属(例えば、アルミニウム材)製の台座部315が嵌合固定される。上框31の嵌合溝31jの室内側に位置する中空部31kには室内側芯材313が配置される。上框31の室外側下部には押し縁部材36を嵌合する嵌合部31mが設けられ、上框31の室内側下部にはガラス止め部材37を嵌合する嵌合部31nが設けられる。
下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34の基本的構成は上框31と同様である。以下の説明において上框31と同様の構成については共通の規則性(アルファベット)で符号を付してその説明を省略する場合がある。
下框32は、見込方向に並ぶ複数の中空部32a,32b,32cのうち、見込方向中央に位置する中空部32bに下框芯材320が配置される。下框芯材320は金属によって筒状に成形される。下框32の室外側下部には延出部32fが形成され、該延出部32fの室内側にはクッション材32gを嵌合固定する嵌合部32hが設けられる。延出部32fの上方には樹脂製の押し縁部材36用の嵌合部32mが設けられる。下框32の室内側上部にはガラス止め部材37用の嵌合部32nが設けられる。
下框32の下面に形成される嵌合溝32jには、樹脂製の下がり止め部材38が配置される。樹脂製の下がり止め部材38は、通常使用時の障子20の下がりを防止するためのものであり、その下部が室内側から室外側に向かうにつれて下側に近づくように傾斜した形状で成形される。また、火災発生時の障子20の下がりを防止するため、下框32には樹脂製の下がり止め部材38とは別部材として金属製の下がり止め部材39が設けられる。
吊元側縦框33は、見込方向に並ぶ複数の中空部33a,33b,33cのうち、見込方向中央に位置する中空部33bに縦框芯材330が配置される。本実施形態の縦框芯材330は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室内側を向くように中空部33bに配置される。縦框芯材330の吊元側縦枠13側の面と中空部33bの内壁の間には帯状の加熱発泡材90gが配置される。また、縦框芯材330のU字の内側における室内側を向く面にも帯状の加熱発泡材90hが配置される。
吊元側縦框33には吊元側縦枠13側に延出する延出部33fが形成される。延出部33fの室内側にはクッション材33gを嵌合固定する嵌合部33hが設けられる。また、延出部33fの内側には中空部33iが形成される。吊元側縦框33の吊元側の面に形成される嵌合溝33jには、台座部315が嵌合固定される。また、吊元側縦框33における台座部315の室内側に位置する中空部33kには金属(例えば、スチール)製の室内側芯材313が配置される。吊元側縦框33の室外側の戸先側には押し縁部材36用の嵌合部33mが設けられ、室内側の戸先側にはガラス止め部材37用の嵌合部33nが設けられる。
戸先側縦框34は、見込方向に並ぶ複数の中空部34a,34b,34cのうち、見込方向中央に位置する中空部34bに縦框芯材340が配置される。本実施形態の縦框芯材340は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が戸先側縦枠14の見込面を向くように中空部34bに配置される。縦框芯材340のU字の内側における戸先側縦枠14側を向く面には帯状の加熱発泡材90iが配置される。
戸先側縦框34には戸先側縦枠14側に延出する延出部34fが形成される。延出部34fの室内側にはクッション材34gを嵌合固定する嵌合部34hが設けられる。延出部34fの内側に形成される中空部34iには室外側芯材312が配置される。また、室外側芯材312の室内側の面と中空部34iの内壁の間には帯状の加熱発泡材90jが配置される。戸先側縦框34の室外側の吊元側には押し縁部材36用の嵌合部34mが設けられ、室外側の吊元側にはガラス止め部材37用の嵌合部34nが設けられる。
戸先側縦框34の戸先側面に形成される嵌合溝34jにはスライドプレート51が嵌合される。スライドプレート51は、室外側ハンドル55及び室内側ハンドル56の操作に連動して戸先側縦框34の長手方向(上下方向)に移動可能に構成される。スライドプレート51の戸先側の見込面にはロックピン52が形成されており、ロックピン52が戸先側縦枠14に固定されるロックピン受け金具16に係合することで、障子20が閉鎖位置で固定される。
框体30の内側(ガラス25側)の見込面にはガラス外れ止め部材40及び加熱発泡材91が配置される。ガラス外れ止め部材40は、框体30を構成する上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34の見込面のそれぞれに複数配置され、室外側へのガラス25の外れを防止する金属製部材である。
本実施形態のガラス外れ止め部材40は、締結部材としてのネジによって框体30の内側の芯材(上框芯材310、下框芯材320、縦框芯材330及び縦框芯材340)に締結固定される。加熱発泡材91は、帯状の部材であり、ガラス25の4周を囲うように上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34のそれぞれに配置される。
また、框体30の内側のコーナー(内隅)には框側コーナー金具65がそれぞれ配置される。框側コーナー金具65は、締結部材としてのネジによって框体30の内側の芯材(上框芯材310、下框芯材320、縦框芯材330及び縦框芯材340)に締結固定される。より具体的には、框体30の戸先側上部では、上框芯材310と縦框芯材340が框側コーナー金具65によって連結され、吊元側上部では、上框芯材310と縦框芯材330が框側コーナー金具65によって連結される。框体30の戸先側下部では、下框芯材320と縦框芯材340が框側コーナー金具65によって連結され、吊元側下部では、下框芯材320と縦框芯材330が框側コーナー金具65によって連結される。
また、枠体10に開閉可能に吊り込まれる障子20は、上枠11と上框31を接続するアーム部材61によって所定以上開かないように開閉範囲が規制される。
次に、アーム部材61及び枠側コーナー金具46の構成について説明する。
図4は、本実施形態の建具1が備えるアーム部材61及びその周囲を示す縦断面図である。図5は、本実施形態の建具1が備えるアーム部材61を下方側から見た斜視図である。図6は、本実施形態の建具1が備える上方側枠側コーナー金具461及びアーム部材61を示す斜視図である。図7は、本実施形態の建具1が備える上方側枠側コーナー金具461を枠体10から取り外した状態を示す斜視図である。図8は、本実施形態の建具1が備える上方側枠側コーナー金具461の取り付け状態を示す断面図である。図9は、本実施形態の建具1が備える下方側枠側コーナー金具462を示す斜視図である。図10は、本実施形態の建具1が備える下方側枠側コーナー金具462の取り付け状態を示す断面図である。
アーム部材61は、枠体10に対して障子20を開閉可能に支持する。アーム部材61は、図4~図6に示すように、枠側アーム連結部材611(連結部材)と、框側アーム連結部材612と、規制バー613と、を備える。アーム部材61は、枠側アーム連結部材611を介して、上枠11の障子側面11hに連結される。上枠11の障子側面11hは、上枠11における障子20側の面であり、上枠11における障子20と対向する面である。また、上枠11の障子側面11hは、上枠11の下面でもある。
枠側アーム連結部材611は、上枠11の障子側面11hに取り付けられる。枠側アーム連結部材611は、アーム部材61を移動可能に上枠11の障子側面11hに連結する。枠側アーム連結部材611は、上枠11の長手方向に沿って延びる。枠側アーム連結部材611は、左右方向において、枠体10の上方側の内側における障子20の戸先側に寄って配置されており、障子20の戸先側の戸先側縦枠14に近接して配置される。本実施形態では、「枠側アーム連結部材611が戸先側縦枠14に近接して配置される」とは、戸先側縦枠14と枠側アーム連結部材611との間にコーナー金具を配置できない程度に、戸先側縦枠14と枠側アーム連結部材611とが近い位置に配置されることを意味する。枠側アーム連結部材611は、長手方向に沿って形成されるスライド溝611aを有する。
枠側アーム連結部材611は、上枠11の下面に配置された状態で、長手方向の両端部において、上枠11の下面から、中空部11bに配置された上枠芯材110(図2参照)にネジ611bにより締結固定される。上枠芯材110は、金属製であり、予め形成された締結孔を通じてネジ611bが締結される。
框側アーム連結部材612は、障子20の外縁を構成する框体30の上框31の上面に配置される。框側アーム連結部材612は、ネジ等の締結部材612aによって、上框31の中空部31bに配置された上框芯材310(図2参照)に締結固定される。
規制バー613は、障子20の開閉範囲を規制する部材であり、1枚の長尺状の板材から構成される。規制バー613における枠体10側の一端部613aは、枠側アーム連結部材611のスライド溝611aに沿ってスライド移動可能に、ネジ613cによって、枠側アーム連結部材611のスライド溝611aに連結される。規制バー613における框体30側の他端部613bは、ネジ613dによって、回動可能に框側アーム連結部材612に連結される。
図6に示すように、上記説明した金属製の枠側コーナー金具46は、枠体10のコーナー部101に取り付けられる。コーナー部101は、上下方向に延びる一対の縦枠(吊元側縦枠13、戸先側縦枠14)及び左右方向に延びて縦枠に接合される一対の横枠(上枠11、下枠12)の端部同士を接合する角及びその周辺部である。本実施形態においては、コーナー部101は、縦枠(吊元側縦枠13、戸先側縦枠14)の端面及び横枠(上枠11、下枠12)の端面を長手方向に対して傾斜させて形成し、傾斜した縦枠(吊元側縦枠13、戸先側縦枠14)の端面及び傾斜した横枠(上枠11、下枠12)の端面を突き合わせて接合することで構成される。
本実施形態においては、図5に示すように、枠体10のコーナー部101について、上方側の左右のコーナー部を上方側コーナー部102といい、下方側の左右のコーナー部を下方側コーナー部105という。また、左右の上方側コーナー部102のうちの枠側アーム連結部材611に近接する上方側コーナー部を上方側一方側コーナー部103といい、左右の上方側コーナー部102のうちの枠側アーム連結部材611から離間して配置される上方側コーナー部を上方側他方側コーナー部104という。本実施形態においては、上方側一方側コーナー部103は、上方側コーナー部102のうち、戸先側縦枠14側(図5における右側)に設けられるコーナー部である。上方側他方側コーナー部104は、上方側コーナー部102のうち、吊元側縦枠13側(図5における左側)に設けられるコーナー部である。また、「枠側アーム連結部材611に近接する上方側コーナー部102」とは、枠側アーム連結部材611と上方側コーナー部102との間にコーナー金具を配置できない程度に、枠側アーム連結部材611と近い位置に配置されている上方側コーナー部102を意味する。
また、上方側一方側コーナー部103において、図5に示すように、躯体200側の面を躯体側面103a(外側面)といい、躯体200側と反対側の面を障子側面103b(内側面)という。上方側一方側コーナー部103の躯体側面103aは、上方側一方側コーナー部103における躯体200と対向する面であり、上方側一方側コーナー部103を構成する枠体10の外周側の面である。上方側一方側コーナー部103の障子側面103bは、上方側一方側コーナー部103における障子20と対向する面であり、上方側一方側コーナー部103を構成する枠体10の内周側の面である。
また、上方側他方側コーナー部104において、図5に示すように、躯体200側の面を躯体側面104aといい、躯体200側と反対側の面を障子側面104b(内側面)という。上方側他方側コーナー部104の躯体側面104a(外側面)は、上方側他方側コーナー部104における躯体200と対向する面であり、上方側他方側コーナー部104を構成する枠体10の外周側の面である。上方側他方側コーナー部104の障子側面104bは、上方側他方側コーナー部104における障子20と対向する面であり、上方側他方側コーナー部104を構成する枠体10の内周側の面である。
枠側コーナー金具46は、L字状に形成され、枠体10の左右の上方側の外側に配置される上方側枠側コーナー金具461(上方側コーナー金具)と、枠体10の左右の下方側の内側に配置される下方側枠側コーナー金具462(下方側コーナー金具)(図9参照)と、を有する。枠側コーナー金具46は、上下方向に延びる一対の縦枠(吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14)及び左右方向に延びて縦枠に接合される一対の横枠(上枠11及び下枠12)の接続部分において接合状態を補強する。
上方側枠側コーナー金具461について説明する。
上方側枠側コーナー金具461は、図6に示すように、枠体10の上方側の外側の左右の上方側コーナー部102に配置される。具体的には、上方側枠側コーナー金具461は、上方側一方側コーナー部103の躯体側面103a(外周面)と、上方側他方側コーナー部104の躯体側面104a(外周面)と、に配置される。特に、本発明では、上方側枠側コーナー金具461を、上方側一方側コーナー部103の躯体側面103a(外周面)に配置することができる。
本実施形態においては、図5に示すように、上記のように、枠側アーム連結部材611は、上枠11の障子側面11h(下面)に取り付けられ、左右方向において、枠体10の上方側の内側における障子20の戸先側縦枠14に近接して配置される。そのため、枠体10の上方側の上方側一方側コーナー部103における躯体200とは反対側の障子側面103bにおいて、戸先側縦枠14に近接した位置には、アーム部材61の枠側アーム連結部材611が配置されている。よって、枠体10の上方側一方側コーナー部103の障子側面103b(内側面)には、上方側枠側コーナー金具461を取り付けることができない。これに対して、本発明では、上方側一方側コーナー部103の躯体側面103a(外周面)に、上方側枠側コーナー金具461を取り付け可能である。
上方側枠側コーナー金具461は、枠体10の室内側の部分において、枠体10の外側溝108(溝部)に配置される。枠体10の外側溝108は、枠体10の室内側の部分において、上方側コーナー部102の躯体側面103a,104aからU字状に窪んで形成され、上枠11、吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14の長手方向に沿って延びる。
上方側枠側コーナー金具461は、図7に示すように、L字状の金属部材により板状に形成され、上枠11、吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14の外側溝108が延びる方向に沿って延びる。上方側枠側コーナー金具461は、外側溝108におけるU字状の窪みから外側に飛び出ないように外側溝108に配置されるとともに、上方側コーナー部102において縦枠(吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14)と上枠11との接合部分から離間するように外方に突出する形状に形成される。
上方側枠側コーナー金具461は、図8に示すように、締結部材としてのネジ109aによって枠体10の内側の芯材(上枠芯材110、縦枠芯材130及び縦枠芯材140)に締結固定される。より具体的には、枠体10の戸先側上部では、上枠芯材110と縦枠芯材140が上方側枠側コーナー金具461によって連結され、吊元側上部では、上枠芯材110と縦枠芯材130が上方側枠側コーナー金具461によって連結される。
上方側枠側コーナー金具461は、図7及び図8に示すように、両端部側に配置される端部側取付延在板461aと、端部側取付延在板461aの間に配置される中間L字状突出板461bと、を有する。上方側枠側コーナー金具461は、端部側取付延在板461a、中間L字状突出板461b、端部側取付延在板461aの順に連続して接続される。
中間L字状突出板461bは、L字状の退避L字状板461cと、退避L字状板の両端部に配置される接続傾斜板461dと、を有する。中間L字状突出板461bは、接続傾斜板461d、退避L字状板461c、接続傾斜板461dの順に接続される。
退避L字状板461cは、上方側外側コーナー部101bにおける縦枠(吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14)と上枠11との接合部分から外方に離間した位置において、上方側外側コーナー部101bのL字に沿って配置される。退避L字状板461cの見付方向の幅は、端部側取付延在板461aの見付方向の幅よりも小さく形成される。
接続傾斜板461dは、端部側取付延在板461aの上方側外側コーナー部101b側の端部と退避L字状板461cの端部とを接続する。接続傾斜板461dは、端部側取付延在板461aの上方側コーナー部102側の端部から退避L字状板461cの端部に向かうに従って、外側溝108の底面から外方に離間するように傾斜する。接続傾斜板461dの見込方向の幅は、端部側取付延在板461aの上方側外側コーナー部101b側の端部から退避L字状板461cの端部に向かうに従って、広くなるように形成される。
下方側枠側コーナー金具462について説明する。
図9及び図10に示すように、下方側枠側コーナー金具462は、それぞれ、枠体10の下方側コーナー部105の内側の障子側面105a(内側面)に配置される。下方側コーナー部105の障子側面105aは、下方側コーナー部105における障子20と対向する面であり、下方側コーナー部105を構成する枠体10の内周側の面である。本実施形態においては、下方側枠側コーナー金具462は、下方側コーナー部105の躯体側面105b(外周面)には配置されない。下方側コーナー部105の躯体側面105bは、下方側コーナー部105における躯体200と対向する面であり、下方側コーナー部105を構成する枠体10の外周側の面である。本実施形態においては、コーナー金具の固定用のネジ孔が枠体の下面に形成されると漏水の虞があるため、ネジ孔からの漏水を考慮して、下方側枠側コーナー金具462は、枠体10の下方側コーナー部105の障子側面105aに取り付けられる。
下方側枠側コーナー金具462は、図10に示すように、L字状の金属部材であり、下方側コーナー部105の障子側面105aに沿って配置される。左右の下方側枠側コーナー金具462は、左右対称で、同一形状である。下方側枠側コーナー金具462は、締結部材としてのネジ109bによって枠体10の内側の芯材(下枠芯材120、縦枠芯材130及び縦枠芯材140)に締結固定される。より具体的には、枠体10の戸先側下部では、下枠芯材120と縦枠芯材140が下方側枠側コーナー金具462によって連結され、吊元側下部では、下枠芯材120と縦枠芯材130が下方側枠側コーナー金具462によって連結される。
以上説明した上記実施形態の構成によれば、以下のような効果を奏する。
建具1は、枠体10及び枠体10の内部に開閉可能に取り付けられる障子20を備え、上枠11の障子側面11hに連結されると共に框体30に連結され、枠体10に対して障子20を開閉可能に支持するアーム部材61と、上枠11の障子20の戸先側に戸先側縦枠14と近接して配置され、アーム部材61を移動可能に上枠11の障子側面11hに枠体10に連結する枠側アーム連結部材611と、縦枠14の端部と上枠11の端部とが接合された上方側コーナー部102のうち、一方側コーナー部103における躯体側面103aに配置されるL字状の上方側枠側コーナー金具461と、を備える。
これにより、アーム部材61を上枠11の障子側面11hに連結する枠側アーム連結部材611が上枠11の障子20の戸先側に戸先側縦枠14と近接して配置されていても、上方側枠側コーナー金具461を、上方側一方側コーナー部103の躯体側面103aに配置することができる。よって、枠体10の上方側において、防火性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、枠体10における下方側コーナー部105の障子側面105aに配置されるL字状の下方側枠側コーナー金具462を更に備える。これにより、下方側枠側コーナー金具462を、下方側コーナー部105の障子側面105aに配置することで、枠体10の下方側において、防火性能を向上させることができる。また、下方側枠側コーナー金具462を、下枠12の上面に連結できるため、下方側枠側コーナー金具462を連結するためのネジ孔は、下枠12の下面に形成されない。これにより、下枠12からの漏水を低減でき、水密性を向上できる。
また、本実施形態では、枠体10は、枠体10の外面において、縦枠(吊元側縦枠13、戸先側縦枠14)及び上枠11の長手方向に延びて形成されると共に上方側枠側コーナー金具461が配置される外側溝108を有する。
そのため、上方側枠側コーナー金具461を外側溝108に配置できるため、上方側枠側コーナー金具461を枠体10の外側に取り付けても、上方側枠側コーナー金具461は、上方側枠側コーナー金具461が外側溝108から外側に突出しない。これにより、上方側枠側コーナー金具461は、枠体10を躯体200(図2参照)に取り付ける際に躯体200と干渉しないため邪魔にならない。また、上方側枠側コーナー金具461が外側溝108に収まっており、外観上もスッキリするため、意匠性を向上できる。また、上方側枠側コーナー金具461を外側溝108に配置するだけで、上方側枠側コーナー金具461を上方側外側コーナー部101bに容易に取り付けることができる。
また、本実施形態では、上方側枠側コーナー金具461は、板状に形成され、上方側コーナー部102において縦枠(吊元側縦枠13、戸先側縦枠14)と上枠11との接合部分から離間するように外方に突出する形状に形成される。これにより、上枠11と吊元側縦枠13との接合部分又は上枠11と戸先側縦枠14との接合部分において、上方側枠側コーナー金具461を、上枠11と吊元側縦枠13との接合部分又は上枠11と戸先側縦枠14との接合部分に生じたバリを避けた状態で取り付けることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態や変形例に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態の枠体10及び框体30は、何れも樹脂製であるが、枠体10及び框体30の見込方向室外側及び室内側の少なくとも何れか一方に、アルミ等の金属製のカバー部材を追加的に配置する構成としてもよい。即ち、樹脂製の枠及び樹脂製の框は、その内部、室内側又は室外側に金属部材を取り付けたものであってもよい。
上記実施形態では、勝手口ドアを本発明の建具の一例として説明したがこの構成に限定されるわけではなく、スイング式の開閉ドアや開閉窓等、障子を開閉する構成を備える種々の建具に本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、アーム部材61を枠体10に連結する枠側アーム連結部材611が、障子20の戸先側の戸先側縦枠14に近接して配置される場合について説明したが、これに限定されない。枠側アーム連結部材611が、障子20の吊元側の吊元側縦枠13に近接して配置されていてもよいし、枠側アーム連結部材611が、上枠11の下面の長手方向の全域に配置されることで、障子20の戸先側縦枠14及び吊元側縦枠13の両方に近接して配置されていてもよい。
1 建具
10 枠体
11 上枠(横枠)
11h 障子側面
12 下枠(横枠)
13 吊元側縦枠(縦枠)
14 戸先側縦枠(縦枠)
20 障子
30 框体
61 アーム部材
101 コーナー部
102 上方側コーナー部
103 上方側一方側コーナー部(一方側コーナー部)
103a 躯体側面
105 下方側コーナー部
105a 障子側面
108 外側溝(溝部)
461 上方側枠側コーナー金具(上方側コーナー金具)
462 下方側枠側コーナー金具(下方側コーナー金具)
611 枠側アーム連結部材(連結部材)

Claims (3)

  1. 建物開口部を形成する躯体に沿って設けられる枠体及び前記枠体の内部に開閉可能に取り付けられる障子を備える建具であって、
    前記枠体は、樹脂製の一対の縦枠と、前記一対の縦枠に接合される樹脂製の上枠及び下枠と、を有し、
    前記障子の外縁を構成する框体と、
    前記上枠の前記障子側の面である障子側面に連結されると共に前記框体に連結され、前記枠体に対して前記障子を開閉可能に支持するアーム部材と、
    前記上枠の少なくとも前記障子の戸先側及び吊元側のいずれか一方側に前記一対の縦枠のうちの一方の縦枠と近接して配置され、前記アーム部材を移動可能に前記上枠の前記障子側面に連結する連結部材と、
    前記一対の縦枠の端部と前記上枠の端部とが接合された上方側コーナー部のうち、前記連結部材に近接して配置される前記一方の縦枠の端部と前記上枠の端部とが接合された一方側コーナー部における前記躯体側の面である躯体側面に配置されるL字状の上方側コーナー金具と、
    前記一対の縦枠の端部と前記下枠の端部とが接合された下方側コーナー部における前記障子側の面である障子側面に配置されるL字状の下方側コーナー金具と、を備える建具。
  2. 前記枠体は、前記枠体の外面において前記縦枠及び前記上枠の長手方向に延びて形成されると共に前記上方側コーナー金具が配置される溝部を有する請求項に記載の建具。
  3. 前記上方側コーナー金具は、板状に形成され、前記上方側コーナー部において前記縦枠と前記上枠との接合部分から離間するように外方に突出する形状に形成される請求項1又は2に記載の建具。
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