JP6861576B2 - 建具 - Google Patents

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本発明は、扉の戸先部の垂れ下がりを防止した建具に関する。
テラス、バルコニー等への出入口には、大型のガラスをアルミや樹脂の框で框組みし、蝶番で枠に取付けるドア(通称、テラスドア)がよく用いられる。このようなドアは、ガラスの複層化などにより重量が重くなったが、框は見付けの細いものが好まれるため、戸先部が垂れ下がりやすい問題があった。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、戸先部の垂れ下がりを防止できる建具の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による建具は、扉と、扉に支持したパネルとを備え、扉は、吊元框のパネル保持溝内の下部に固定してあり、下框のパネル保持溝内に延びるパネル支持片を備えたパネル支持具を有し、パネル支持片にパネルを載置してパネル支持具でパネルの自重を吊元框に負担させてあることを特徴とする。
請求項1記載の発明による建具は、扉は、吊元框のパネル保持溝内の下部に固定してあり、下框のパネル保持溝内に延びるパネル支持片を備えたパネル支持具を有し、パネル支持片にパネルを載置してパネル支持具でパネルの自重を吊元框に負担させてあることで、戸先部の垂れ下がりを防止できる。
本発明の第1実施形態に係る建具の下部を拡大して示す室内側正面図である。 同建具の縦断面図である。 同建具の横断面図である。 本発明の建具の第2実施形態を示す室外側正面図である。 (a)は第2実施形態の建具の吊元側下部を一部切欠きして示す室外側正面図、(b)は同建具の縦断面図、(c)は同建具の横断面図である。 (a)は第2実施形態の建具の吊元側下部を一部切欠きして示す室外側正面図であって、吊元框の中空部内に設けられる補強裏板の他の例を示し、(b)は同建具の縦断面図、(c)は同建具の横断面図である。 第2実施形態の建具の変形例を示す室外側正面図である。 第2実施形態の建具の他の変形例を示す室外側正面図である。 第2実施形態の建具のさらに別の変形例を示す室外側正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜3は、本発明の建具の第1実施形態を示している。本建具は、テラス、バルコニー等への出入口に設置されるテラスドアに適用したものであり、躯体開口部に固定した枠(図示省略)に蝶番7にて取付けられる扉1を有している。
扉1は、上框8と下框6と戸先框9と吊元框3とを框組みした框体にガラスパネル2を嵌め込んで構成してある。各框8,6,9,3は、図2,3に示すように、室外側に配置された金属形材8a,6a,9a,3aと室内側に配置された樹脂形材8b,6b,9b,3bとを結合して構成してある。また各框8,6,9,3は、内周側が開口したガラス保持溝10を有し、ガラス保持溝10にガラスパネル2の周縁部をグレージングチャンネル11で保持してある。ガラスパネル2は、断熱性の優れた複層ガラスを用いている。
扉1は、吊元框3の内周側下部にパネル支持具4を設けてある。パネル支持具4は、ステンレス等の金属板をL形に曲げて形成したものであり、吊元框3の内周側面に当接し、吊元框3の金属形材3aにネジ12で固定される取付片13と、取付片13の下端部より内周側に水平にのびるパネル支持片5を有している。図2に示すように、パネル支持片5と下框6のガラス保持溝10の底面10aとの間には隙間14が設けてあり、よってパネル支持片5は下框6から離間している。なお、パネル支持具4のパネル支持片5の直下で下框6のガラス保持溝10の底面10aを切除することで、パネル支持片5が下框6に接触しないようにしてもよい。パネル支持片5の上面にはガラスライナー15が貼り付けて設けてあり、その上にガラスパネル2を載置してある。よって、パネル支持具4のパネル支持片5にガラスパネル2の自重がかかり、パネル支持片5と連続するパネル支持具4の取付片13が吊元框3にネジ12で固定してあるため、ガラスパネル2の自重を吊元框3で負担することとなる。
下框6の戸先側のガラス保持溝10内には、図1に示すように、ガラス保持溝10の底面10aに貼り付けてガラスライナー16が設けてあり、その上にガラスパネル2を載置してある。したがってガラスパネル2の戸先側は、下框6に支持されている。ガラスライナー16の厚さは、ガラス保持溝10の底面10aからガラスパネル2の下端面までの距離と同じになっており、これによりガラスパネル2が傾くことなく保持される。
以上に述べたように本建具は、吊元框3の下部にパネル支持具4を有し、ガラスパネル2の吊元側がパネル支持具4で支持してあり、パネル支持具4によりガラスパネル2の自重を吊元框3に負担させているので、戸先部の垂れ下がりを防止できる。本建具は、このように吊元框3にパネル支持具4を設けたことで、框8,6,9,3の見付寸法を大きくすることなく、戸先部の垂れ下がりを防止することができ、意匠性に優れる。また本建具は、各框8,6,9,3の室内側が樹脂形材8b,6b,9b,3bで覆われていると共に、ガラスパネル2に複層ガラスを用いているため、断熱性に優れる。
図4,5は、本発明の建具の第2実施形態を示している。本建具もテラスドアに適用したものであって、上框8、下框6、戸先框9及び吊元框3は、同一の断面形状の樹脂押出形材を用いている。各框8,6,9,3は、図4に示すように、それぞれ長手方向の両端部を斜め45°に切断し、切断した端部を突き合わせて溶着して框組みしてある。各框8,6,9,3は、図5に示すように、内周側が開口したガラス保持溝10を有し、ガラス保持溝10の室外側の壁は着脱自在な押縁17になっている。ガラスパネル2は、押縁17を外した状態で框組した框体に室外側から嵌め込まれ、室内側面の外周縁部を框8,6,9,3に接着剤18で接着し、室外側から押縁17で押さえてガラス保持溝10に取付けてある。
第1実施形態の建具は、框8,6,9,3が分離した状態で工場から出荷され、サッシ業者の工場にて框8,6,9,3とガラスパネル2とを組み立てるいわゆるノックダウン方式をとるが、第2実施形態のものは框体にガラスパネル2を組み込んだ完成品の状態で工場から出荷される。
図5に示すように、第2実施形態の建具も第1実施形態と同様に、吊元框3の内周側下部にL形のパネル支持具4が取付けてあり、ガラスパネル2の吊元側をパネル支持具4で支持し、パネル支持具4によりガラスパネル2の自重を吊元框3に負担させている。パネル支持具4のパネル支持片5は、下框6のガラス保持溝10の底面10aから浮かせてある。パネル支持片5の上面には、ゴムパッキン19が設けてある。
吊元框3は、中空部20内にコ字形断面のスチール製の補強材21が全長にわたって設けてあり、補強材21は吊元框3の内周側壁22にねじ23で固定してある。さらに吊元框3の中空部20内には、補強裏板24がパネル支持具4の取付片13と対向する高さ位置に設けてある。補強裏板24は、スチール板をコ字形に曲げて形成したものであって、内周側壁25と、外周側壁26と、内周側壁25と外周側壁26の上部を連結する連結壁27を有している。内周側壁25は、補強材21とパネル支持具4の取付片13と共に吊元框3の内周側壁22にねじ28で固定してある。外周側壁26は、吊元框3の外周側壁29に当接ないし近接しており、吊元框3の外周側壁29にねじ30で固定してある。
補強材21と補強裏板24は、框組みする前に予め吊元框3の中空部20内に挿入し、ねじ固定される。その際、補強材21を吊元框3の中空部20に先に挿入し、補強裏板24を後から挿入してもよいが、補強材21と補強裏板24を溶接等により一体化し、それらをまとめて中空部20に挿入することもできる。
図4に示すように、下框6のガラス保持溝10内の戸先側位置にはガラスライナー16が設けてあり、ガラスパネル2の戸先側はこのガラスライナー16を介して下框6に支持されている。吊元框3の上下方向中央より下側のガラス保持溝10内にはガラススペーサー31が設けてあり、ガラススペーサー31により輸送中などにガラスパネル2が動くのを防いでいる。
框が樹脂製の建具の場合、パネル支持具4を吊元框3の内周側壁22にねじ止めしただけでは、吊元框3の内周側壁22がガラスパネル2の荷重により変形してパネル支持具4のパネル支持片5が垂れ下がり、戸先部の垂れ下がりを防止する効果が十分に発揮されないおそれがある。第2実施形態の建具は、上述のように吊元框3の中空部20内に内周側壁25と外周側壁26と連結壁27とを有する補強裏板24を設けたので、ガラスパネル2の荷重がかかって吊元框3の内周側壁22が変形しようとすると、補強裏板24の外周側壁26が吊元框3の外周側壁29に当接することで補強裏板24の回動が規制され、これにより吊元框3の中空部20全体で変形に対して抵抗するため、吊元框3の内周側壁22の変形とパネル支持具4のパネル支持片5の垂れ下がりを効果的に防ぐことができる。その結果、建具の戸先部の垂れ下がりを防ぐことができる。補強裏板24は短尺(上下寸法が短い)の部材のため、吊元框3の中空部20とのガタが小さくても中空部20内に容易に挿入することができる。
図6は、補強裏板24の他の例を示している。この補強裏板24は、アルミ合金の押出形材で形成した角パイプ状のもので、内周側壁25と、外周側壁26と、内周側壁25と外周側壁26とを連結する室外側及び室内側の連結壁32,32を有している。この押出形材で形成した補強裏板24は、寸法精度が高いので、吊元框3の中空部20とのガタをより小さくでき、ガタが小さいことで吊元框3の内周側壁22の変形及びパネル支持具4のパネル支持片5の垂れ下がりを抑える効果が向上する。
図7〜9は、第2実施形態の建具の変形例を示している。図7に示した例は、下框6のガラス保持溝10内のガラスライナー16を無くし、戸先框9の中間より上側のガラス保持溝10内にガラススペーサー33を設け、ガラスパネル2の戸先側を当該ガラススペーサー33を介して戸先框9で支持している。上框8のガラス保持溝10内にもガラススペーサー34を設け、ガラスパネル2が上下に動くのを規制している。
図8に示した例では、下框6の戸先側のガラス保持溝10内にガラスライナー16が設けてあると共に、戸先框9の中間より上側のガラス保持溝10内にガラススペーサー33が設けてあり、これによりガラスパネル2の戸先側を下框6と戸先框9とで支持している。
図9に示した例では、上框8と戸先框9とのコーナー部内周側にL形のパネル支持具35が設けてある。パネル支持具35は、水平な取付片36と垂直なパネル支持片37を有し、取付片36が上框8のガラス保持溝10の底面10aにねじで固定され、パネル支持片37は戸先框9のガラス保持溝10の底面10aから浮かせてある。したがって、ガラスパネル2の戸先側がパネル支持具35を介して上框8に支持されている。
このように本建具は、ガラスパネル2の吊元側が吊元框3下部に設けたパネル支持具4で支持される点は共通し、ガラスパネル2の戸先側は下框6で支持することもできるし、戸先框9や上框8で支持することもできる。この点は、第1実施形態の建具についても同様である。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。框は、アルミや樹脂で一体形成したものでもよい。パネルは単板ガラスであってもよいし、ガラス以外のパネルであってもよい。パネル支持具の形状、材質、吊元框への取付け方は、適宜変更することができる。パネルの吊元側がパネル支持具で支持されていれば、必ずしもパネル支持具が下框から離間していなくてもよい。吊元框の中空部内の補強材、補強裏板の形状、材質は、適宜変更することができる。長尺の補強材を省略し、補強裏板のみを設けたものや、補強裏板を省略し、長尺の補強材のみを設けたものであってもよい。本発明は、テラスドアに限らず、玄関ドア、勝手口ドア、開き窓等、あらゆる建具に適用することができる。
1 扉
2 ガラスパネル(パネル)
3 吊元框
4 パネル支持具
5 パネル支持片
6 下框

Claims (1)

  1. 扉と、扉に支持したパネルとを備え、扉は、吊元框のパネル保持溝内の下部に固定してあり、下框のパネル保持溝内に延びるパネル支持片を備えたパネル支持具を有し、パネル支持片にパネルを載置してパネル支持具でパネルの自重を吊元框に負担させてあることを特徴とする建具。
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