JP6998728B2 - 運搬装置 - Google Patents
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Description
本発明の一態様に係る運搬装置は、設置面に接地する接地部と、前記接地部よりも上方に設けられた被支持物品を支持する支持部と、を備える運搬装置であって、前記支持部は、上方を向いて、前記被支持物品による上方からの荷重を受ける弾性部材からなる第1当接面と、前記第1当接面の下方において前記第1当接面と交差するように延びるとともに、前記支持部の幅方向と直交する奥行方向に対向し、前記被支持物品における前記奥行方向の両側を向く面に当接可能に構成された弾性部材からなる第2当接面と、を有している。
この発明によれば、第2当接面は、少なくともその一部が支持部の幅方向における外側方を向いて設けられ、かつ平面視して、略U字状、略V字状、または略コ字状に形成されている。このような第2当接面を支持部が有することで、支持部は幅方向における外側方に向かって開口する凹部を有することになる。このため、作業者は、この開口を通じて、被支持物品の一部を第2当接面に当接させることができる。
この発明によれば、奥行方向に沿って複数並べられた第2当接面のうち隣り合う第2当接面同士を外端面で繋げる構成としているため、隣り合う第2当接面のうち、一方の第2当接面に当接する被支持物品と、他方の第2当接面に当接する被支持物品との距離を外端面によって確保することができる。このため、隣り合う被支持物品の互いの接触を低減することができる。
この発明によれば、支持部は、被支持物品が当接する第2当接面よりも支持部の幅方向における外側方に位置する外端面を有している。外端面は弾性部材からなり、外端面は幅方向における外側方からの荷重を受け弾性変形することができる。このため、被支持物品を支持した支持部に、支持部の幅方向における外側方から接触体が接触した場合に、接触体からの荷重を外端面が吸収することができる。すなわち、接触体の接触によって被支持物品が傷付けられるといった事態を防ぐことができる。
この発明によれば、支持部は、支持杆と、支持杆とは別体である支持面部とから構成されている。このため、各部に求められる機能に応じて、各部に最適な部材を適用することができる。また、支持面部の部材を成形し易い弾性部材とすることで、複雑な形状の第1当接面および第2当接面を容易に形成することができる。
この発明によれば、一対の支持部の間には、所定の空間が確保されている。このため、運搬装置は、運搬時における作業者の足の運びと干渉しにくい構成となっている。したがって、作業者は、円滑に運搬装置を移動させることができる。
以下の説明に用いる図面は、説明を分かり易くするために、説明の対象となる部分を拡大している場合があり、各構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。また、以下の説明に用いる図面は、説明を分かり易くするために、省略した部分がある場合がある。
また、以降の説明において、矢印Dfで示す方向を運搬装置およびその構成要素の奥行方向と称し、奥行方向Dfと直交する矢印Dhで示す方向を運搬装置およびその構成要素の幅方向と称し、奥行方向Dfおよび幅方向Dhと直交する矢印Dvで示す方向を運搬装置およびその構成要素の上下方向と称する。奥行方向Dfは、作業者が運搬装置を押して移動させる際の進行方向であり、運搬装置の前後方向でもある。幅方向Dhは、運搬装置の左右方向でもある。また、奥行方向Dfにおいて作業者が運搬装置を移動させる際に位置する側を運搬装置およびその構成要素の「後」と称し、その反対側を「前」と称することがある。
図1に示すように、被支持物品10の下部構造10hが運搬装置1に支持され、被支持物品10と運搬装置1とによって什器ユニット200が構成されている。
また、図2に示すように、後側門形フレーム3の上下方向Dvにおける下方であって、幅方向Dhにおいて離間して一対で設けられた支持部5の間には、所定の空間Sが形成されている。
支持杆6と支持面部7との固定方法は、上述の方法に限られず、例えば公知の接着手段によって両者を固定してもよい。この場合、支持杆6および支持面部7に孔を設ける必要がなくなるため、その製造工程を簡略化することができる。また、支持面部7の孔が無くなるため、運搬装置1の外観をよりすっきりしたものとすることができる。
なお、他の図面において、支持杆孔6h、支持面部孔7h、および固定部材8は、図面の見易さの観点から省略されている場合がある。
図5は、支持杆6の構成を示す斜視図である。図5に示すように、支持杆6は、板金加工により断面視して略コ字状に形成された外板6aと、板金加工により断面視して略コ字状に形成された内板6bとを重ね合わせて形成されている。内板6bの上端部および下端部が外板6aの上端部および下端部を覆うようにして、両者は溶接等の手段により固定されている。外板6aは、支持杆6が運搬装置1に取り付けられた際に、幅方向Dhにおいて外側方を向く面であり、複数の支持杆孔6hが設けられている。内板6bは、支持杆6が運搬装置1に取り付けられた際に、幅方向Dhにおいて内側方を向く面であり、支持杆孔6hは設けられていない。つまり、上述の固定部材8は、その先端が外板6aと内板6bとによって形成された空間内に留まるように、支持杆孔6hに挿通されている。外板6aおよび内板6bを重ね合わせて支持杆6を構成することで、支持部5は、被支持物品10を支持する際の被支持物品10からの荷重に余裕を持って耐えることが可能となる。
直進部61は、奥行方向Dfにおいて斜進部62と斜進部63とによって挟まれており、奥行方向Dfに沿って延びている。
斜進部62は、直進部61の一端と前側門形フレーム2とを繋いでいる。斜進部62と前側門形フレーム2とは、溶接等の手段により互いに固定されている。斜進部62は、前側門形フレーム2から、奥行方向Dfよりもやや幅方向Dhにおける内側方に傾くようにして延びて直進部61の一端と繋がっている。
斜進部63は、直進部61の他端と後側門形フレーム3とを繋いでいる。斜進部63と後側門形フレーム3とは、溶接等の手段により互いに固定されている。斜進部63は、後側門形フレーム3から、奥行方向Dfよりもやや幅方向Dhにおける内側方に傾くようにして延びて直進部61の他端と繋がっている。
また、第2当接面72は、幅方向Dhおよび奥行方向Dfの両方向において、被支持物品10の脚部10a(突出部10g)と当接可能に構成されている場合には限られない。第2当接面72を弾性部材で形成し、幅方向Dhおよび奥行方向Dfの少なくとも一方向において、被支持物品10の脚部10a(突出部10g)と当接可能に構成されてもよい。
被支持物品10(脚部10a)は、幅方向Dhにおいて離間して一対で設けられた支持部5によって支持されている。一対の支持部5の間には、公知の台座等の構成要素は設けられておらず、作業者100の足が進入することができる空間Sが設けられている。このため、作業者100は、運搬装置1によって被支持物品10を運搬する際には、後側門形フレーム3に手を掛けて運搬装置1を押しつつ、上述の空間Sに足を片足ずつ交互に進入させながら進むことができる。
また、図8に示すように、被支持物品10は、連結部10bと、一対の突出部10gからなる下部構造10hを有しており、連結部10b(連結部10bの下面)と第1当接面71とが当接し、突出部10g(突出部10gの側面)と第2当接面72とが当接することで、被支持物品10は運搬装置1に支持されている。このようにして、運搬装置1と、運搬装置1に支持された被支持物品10とによって什器ユニット200が構成されている。
なお、被支持物品10からの荷重に対する強度を高める観点から、後側門形フレーム3の上下方向Dvに延びる一対のフレームの間には連結杆を架設する場合がある。この場合であっても、当該連結杆の上下方向Dvにおける位置を作業者100の足の進入の妨げにならない位置とすることで、運搬装置1は作業者100の足が進入可能な空間Sを確保することができる。
また、弾性部材からなる第1当接面71および弾性部材からなる第2当接面72によって、被支持物品10同士の接触を緩和することができるため、その運搬の際に大きな音が生じたり、被支持物品10が傷付いたりしてしまうといった事態を低減することができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例1に係る運搬装置について、図9を参照しながら説明する。図9は、変形例1に係る運搬装置1Aの平面図である。以降の説明において、既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
また、図9に示すように、直進部61Aは、線分L上に形成されている。このため、支持杆6Aに取り付けられた支持面部7は、運搬装置1Aの幅方向Dhにおける外側方に突出している。
また、本変形例の運搬装置1Aによれば、外端面73は、幅方向Dhにおいて線分Lよりも大きく外側方に位置している。このため、幅方向Dhにおける外側方から接触体が接近した際に、外端面73が接触体と接触することで、接地部4と接触体との接触等を防ぐことができる。
その他の構成は、上記の実施形態の運搬装置1と同様である。このため、本変形例の運搬装置1Aにおいても、上記の実施形態の運搬装置1と同様の効果を奏する。
次に、本発明の一実施形態の変形例2に係る運搬装置の支持面部について、図10を参照しながら説明する。図10は、変形例2に係る運搬装置の支持面部7Aの構成を示す斜視図である。
さらに、本変形例に係る支持面部7Aは、外端面73Aから奥行方向Dfに沿って延出した延出面74を有している。延出面74は、弾性部材で形成され、支持面部7Aと一体または別体で形成されている。奥行方向Dfにおいて隣り合う外端面73Aのそれぞれから延出面74が延出していることで、図10に示すように、延出面74の間にはスリット部75が形成されている。
また、本変形例の支持面部7Aによれば、作業者は、スリット部75を通じて、脚部10aを第2当接面72Aに当接させることができる。
その他の構成は、上記の実施形態の運搬装置1と同様である。このため、本変形例の支持面部7Aを備える運搬装置においても、上記の実施形態の運搬装置1と同様の効果を奏する。
次に、本発明の一実施形態の変形例3に係る運搬装置の支持面部について、図11を参照しながら説明する。図11(a)は、変形例3に係る運搬装置の支持面部9の第一の構成を示す斜視図である。
図11(a)に示す第一の構成においては、第2当接面92は、第1面92aと、第2面92bと、第3面92cとから構成されている。第1面92aは、奥行方向Dfにおける前方を向いて設けられている。第2面92bは、幅方向Dhにおける外側方を向いて設けられている。第3面92cは、奥行方向Dfにおける後方を向いて設けられている。第1面92aと第3面92cとは互いに対面するように設けられている。第2面92bは、第1面92aと第3面92cとの間に位置し、第1面92aと第3面92cとを繋いでいる。
図11(b)に示す第二の構成においても、図11(a)に示す第一の構成と同様に、第2当接面92は、上下方向Dvにおいて第1当接面91と交差するように第1当接面91の上方に設けられている。
図11(b)に示す第二の構成においては、第2当接面92は、第1面92aと第3面92cのみから構成されている。より具体的には、第2当接面92は、第1当接面91を間に挟んで互いに離間して設けられた第1面92aおよび第3面92cによって構成されている。このような構成においても、第1当接面91は、上方を向いて設けられ、被支持物品による上方からの荷重を受け弾性変形することができる。第2当接面92は、奥行方向Dfにおいて被支持物品と当接し弾性変形することができる。支持面部9が弾性変形可能な第1当接面91に加えて、弾性変形可能な第2当接面92を有しているため、被支持物品が奥行方向Dfに位置ずれを起こそうとしても、第2当接面92が弾性変形して被支持物品の動きを吸収することができる。
また、図11(b)に示す第二の構成においては、第2面92bを設けていないため、作業者は、運搬装置の幅方向Dhにおける外側方から滑り込ませるようにして被支持物品を支持面部9に挿入することができる。
なお、本変形例に係る支持面部9は、第1当接面91と、第2当接面92と、外端面93とが一体に形成された弾性部材から構成されている場合には限られない。例えば、支持面部9は、各面が別体として形成された構成としてもよい。高剛性の金属材料等で支持面部9のベース部材を形成し、当該ベース部材に弾性部材からなるシート状の部材を適宜貼り付けることで各面を形成してもよい。
次に、本発明の一実施形態の変形例4に係る運搬装置の支持面部について、図12を参照しながら説明する。図12(a)は、変形例4に係る運搬装置の支持面部19の構成を示す斜視図である。図12(b)は、変形例4に係る運搬装置の支持面部19の構成を示す奥行方向Dfにおける断面図である。
図12(a)および図12(b)に示すように、支持面部19は、第1当接面191と、第2当接面192と、外端面193とを有している。第1当接面191と、第2当接面192と、外端面193とは一体に形成され、支持面部19は弾性部材から構成されている。弾性部材としては、不織布等を用いることができる。
第1当接面191は、上方を向いて設けられ、被支持物品による上方からの荷重を受ける。第2当接面192は、上下方向Dvにおいて第1当接面191と交差するように第1当接面191の上方に設けられている。外端面193は、支持面部19の幅方向Dhにおける外側方の面を構成し、奥行方向Dfに沿って連続して設けられている。
なお、本変形例に係る支持面部19は、第1当接面191と、第2当接面192と、外端面193とが一体に形成された弾性部材から構成されている場合には限られない。例えば、支持面部19は、各面が別体として形成された構成としてもよい。高剛性の金属材料等で支持面部19のベース部材を形成し、当該ベース部材に弾性部材からなるシート状の部材を適宜貼り付けることで各面を形成してもよい。
次に、本発明の一実施形態の変形例5に係る運搬装置について、図13から図15を参照しながら説明する。図13は、変形例5に係る運搬装置1Bの斜視図である。
図13に示すように、運搬装置1Bは、支持杆16および支持面部7を有する支持部15と、一対の支持部15の間に設けられた支持部連結杆17とを備えている。その他の構成は、上記の実施形態の運搬装置1と同様である。
支持板16bの上端部において、折曲部160の幅方向Dhにおける外側方の端部から上下方向Dvにおける下方に向かって突出する突出部164が複数設けられ、各突出部164には、支持杆孔16hが設けられている。また同様にして、支持板16bの下端部において、折曲部160の幅方向Dhにおける外側方の端部から上下方向Dvにおける上方に向かって突出する突出部164が複数設けられ、各突出部164には、支持杆孔16hが設けられている。
図15に示すように、支持板16bには、支持板16bの幅方向Dhにおける外側方を向く外側面165と、上下方向Dvにおいて対面するように一対で設けられた折曲部160とによって部分的に閉塞された空間16Sが形成されている。空間16Sは、少なくとも幅方向Dhにおける外側方に向けて開口している。
支持杆16と支持面部7との固定方法は、上述の方法に限られず、例えば公知の接着手段によって両者を固定してもよい。この場合、支持杆16および支持面部7に孔を設ける必要がなくなるため、その製造工程を簡略化することができる。また、支持面部7の孔が無くなるため、運搬装置1Bの外観をよりすっきりしたものとすることができる。
直進部161は、奥行方向Dfにおいて斜進部162と斜進部163とによって挟まれており、奥行方向Dfに沿って延びている。
斜進部162は、直進部161の一端と前側門形フレーム2とを繋いでいる。斜進部162と前側門形フレーム2とは、溶接等の手段により互いに固定されている。斜進部162は、前側門形フレーム2から、奥行方向Dfよりもやや幅方向Dhにおける内側方に傾くようにして延びて直進部161の一端と繋がっている。
斜進部163は、直進部161の他端と後側門形フレーム3とを繋いでいる。斜進部163と後側門形フレーム3とは、溶接等の手段により互いに固定されている。斜進部163は、後側門形フレーム3から、奥行方向Dfよりもやや幅方向Dhにおける内側方に傾くようにして延びて直進部161の他端と繋がっている。
本変形例においても、上記の実施形態と同様に、直進部161は、線分Lよりも幅方向Dhにおいて内側方に位置しているため、支持杆16に支持面部7を取り付けた際に、支持面部7が運搬装置1Bの幅方向Dhにおける外側方に突出しないように構成することができる。
また、本変形例においては、上述の折曲部160は、直進部161のみならず斜進部162および斜進部163においても形成されている。このため、支持板16bからなる支持杆16の捩れに対する剛性が全体的に増強されている。
図13および図14に示すように、支持部連結杆17は、運搬装置1Bの奥行方向Dfにおける中央付近であって、支持杆16の上下方向Dvにおける下端付近に位置して設けられている。図13に示すように、後側門形フレーム3の上下方向Dvにおける下方であって、幅方向Dhにおいて離間して一対で設けられた支持部15の間には、所定の空間Sが形成されている。空間Sの奥行方向Dfにおける前方には支持部連結杆17が設けられている。作業者は運搬装置1Bを移動させる際に、空間Sに足を片足ずつ交互に進入させながら進むことができる。
支持部連結杆17は、鉄等の金属製のパイプ等から形成されている。支持部連結杆17の一端は、一対に設けられた支持杆16の一方の支持杆16に溶接等の手段で固定されている。同様にして、支持部連結杆17の他端は、他方の支持杆16に溶接等の手段で固定されている。
例えば、空間16Sにおける外側面165に溶接用の治具を臨ませて、支持杆16と支持部連結杆17の一端とを溶接により溶着させてもよい。また、ボルト等の固定部材を支持板16bの外側面165に設けられた挿通孔から支持部連結杆17の一端に向けて螺入することで支持杆16と支持部連結杆17とを互いに固定させてもよい。また、ボルト等の固定部材を支持板16bの外側面165に設けられた挿通孔から支持部連結杆17の一端に向けて螺入して両者を固定した上で、さらに空間16Sにおける外側面165に溶接用の治具を臨ませて、支持杆16と支持部連結杆17の一端とを溶接により溶着させてもよい。
支持部連結杆17の支持杆16への固定作業は、作業者が支持板16bの外側面165と対面するようにして、少なくとも幅方向Dhにおける外側方に向けて開口した空間16S内にアクセスすることで行うことができる。このため、固定作業に必要となる作業スペースを十分に確保することができ、支持部連結杆17の支持杆16への固定作業が容易となる。
また、支持部連結杆17の支持杆16への固定は、支持板16bの外側面165側で行われるため、固定に伴う溶接痕等の固定痕は主に支持板16bの外側面165上に形成される。支持板16bの外側面165は、支持面部7が取り付けられることによって遮蔽される面である。従って、完成した運搬装置1Bにおいては、上述の固定痕は外観上にほとんど表れないため、運搬装置1Bの外観を良化することができる。
また、本変形例の運搬装置1Bによれば、支持部連結杆17は、運搬装置1Bの奥行方向Dfにおける中央付近に位置して設けられているため、運搬装置1Bは作業者の足が進入可能な空間Sを確保することができる。
その他の構成は、上記の実施形態の運搬装置1と同様である。このため、本変形例の運搬装置1Bにおいても、上記の実施形態の運搬装置1と同様の効果を奏する。
2 前側門形フレーム
3 後側門形フレーム
4 接地部
5、15 支持部
6、6A、16 支持杆
6a 外板
6b 内板
7、7A、9、19 支持面部
8 固定部材
10 被支持物品
11、11A 凹部
16b 支持板
17 支持部連結杆
19A 挿入孔
61、61A、161 直進部
62、63、162、163 斜進部
71、71A、91、191 第1当接面
72、72A、92、192 第2当接面
73、73A、93、193 外端面
74 延出面
75 スリット部
100 作業者
200 什器ユニット
Df 奥行方向
Dh 幅方向
Dv 上下方向
F 設置面
L 線分
S 空間
Claims (6)
- 設置面に接地する接地部と、前記接地部よりも上方に設けられた被支持物品を支持する支持部と、を備える運搬装置であって、
前記支持部は、
上方を向いて、前記被支持物品による上方からの荷重を受ける弾性部材からなる第1当接面と、
前記第1当接面の下方において前記第1当接面と交差するように延びるとともに、前記支持部の幅方向と直交する奥行方向に対向し、前記被支持物品における前記奥行方向の両側を向く面に当接可能に構成された弾性部材からなる第2当接面と、
を有することを特徴とする運搬装置。 - 前記第2当接面は、少なくともその一部が前記幅方向における外側方を向いて設けられ、かつ平面視して、略U字状、略V字状、または略コ字状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の運搬装置。
- 前記支持部は、前記第2当接面よりも前記幅方向における外側方に位置して、前記幅方向における外側方からの荷重を受ける外端面を有し、
前記外端面は、前記奥行方向に沿って複数並べられた前記第2当接面のうち隣り合う前記第2当接面同士を繋げていることを特徴とする請求項1または2に記載の運搬装置。 - 前記外端面は、弾性部材からなることを特徴とする請求項3に記載の運搬装置。
- 前記支持部は、前記第1当接面と前記第2当接面とが一体に形成された弾性部材からなる支持面部と、前記支持面部が取り付けられた支持杆とを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の運搬装置。
- 前記支持部は、前記幅方向において離間して一対で設けられ、一方の前記支持部と他方の前記支持部との間には、運搬時における作業者の足が進入可能な空間が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の運搬装置。
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