JP6996932B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、電池パックに関する。
電気車両(EV)、ハイブリッド車両(HEV)、プラグインハイブリッド車両(PHEV)などの車両には、駆動源であるモータを駆動する電力を供給する電源として、電池パックが搭載されている。電池パックには、複数の電池セルが収容されており、複数の電池セルは、互いに直列または並列に電気的に接続されている。電池セルは、充放電の際に温度が変化し、車両の走行時間に応じて温度が上昇する。各電池セルには、使用可能温度が定められており、使用可能温度を超えることを抑制することを目的として冷却機能を車両用電池パックに持たせる場合がある。
特許文献1には、電池を収容体内の液体に浸して冷却する技術が開示されている。
特開2014-49424号公報
ところで、電池パック内の電池セルを冷却する液体が揮発性液体の場合、気化した液体が電池パック外に放出されることで、電池パック内の液体が減少することがある。
本発明の目的は、容器内に貯留された液体の減少を抑制できる電池パックを提供することである。
本発明の電池パックは、電池セルと、容器と、シートとを含む。前記容器は、前記電池セルを収容する内部空間と、前記内部空間を外部空間に連通させる第1通気口とを有し、前記電池セルの少なくとも一部分が浸されるように、揮発性を有する液体が貯留される。前記シートは、伸縮性および気密性を有し、前記電池セルよりも前記第1通気口側に設けられ、前記内部空間を前記電池セル側の第1空間と前記第1通気口側の第2空間とに隔てて、前記第1空間を気密に閉塞することを特徴とする。
本発明の電池パックにおいては、伸縮性および気密性を有するシートが第1空間を気密に閉塞している。シートが第1空間を気密に閉塞しているため、第1空間に貯留された液体が気化したとしても、気化した液体が外部に流出することが抑制される。つまり、本発明に係る電池パックによれば、電池パック内の液体の減少を抑制できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電池パックを示す断面図である。 図2は、実施形態に係る電池パックを示す断面図である。 図3は、実施形態に係る電池パックを示す断面図である。 図4は、実施形態の第1変形例に係る電池パックを示す断面図である。 図5は、実施形態の第2変形例に係る電池パックを示す断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る電池パックにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図3を参照して、実施形態について説明する。実施形態は、電池パックに関する。図1は、実施形態に係る電池パックを示す断面図である。図2は、実施形態に係る電池パックを示す断面図である。図3は、実施形態に係る電池パックを示す断面図である。図2および図3は、実施形態に係る電池パックの使用状態の一例を示す断面図である。
実施形態に係る電池パック1は、例えば、モータを駆動源として含む車両(例えば、電気自動車やハイブリッド自動車)に搭載される車両用電池パックである。電池パック1は、モータに対する電力の供給などに供されるものである。
なお、以下の説明では、互いに直交する第1方向、第2方向、および第3方向のうち、第1方向を「奥行き方向」と称し、第2方向を「幅方向」と称し、第3方向を「高さ方向」と称する。また、典型的には、電池パック1が車両に搭載された状態において、奥行き方向、および幅方向は、水平方向に沿った方向であり、高さ方向は、鉛直方向に沿った方向に対応する。さらに、高さ方向において鉛直方向上側を「上側」と称し、鉛直方向下側を「下側」と称する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、電池パック1が車両に搭載された状態での方向として説明する。
図1に示すように、実施形態に係る電池パック1は、容器10M、電池セル21、およびシート41を含む。容器10Mは、内部空間10spを有する。容器10Mの形状は、略直方体状である。容器10Mは、内部空間10spに電池セル21を収容するものである。実施形態においては、容器10Mは、筐体10である。筐体10は、熱伝導性を有する箱状の部材である。筐体10は、例えば、鉄(Fe)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)などによって形成されている。なお、容器10Mの形状は、略直方体状に限られない。例えば、容器10Mの形状は、内部空間10spを有する円柱形状であってもよい。
実施形態においては、筐体10は、第1部分10aおよび第2部分10bを含む。第1部分10aは、上側が開口した箱状の形状を有し、第2部分10bは、下側が開口した箱状の形状を有する。筐体10は、第1部分10aの開口部と第2部分10bの開口部とが合わさるように、第1部分10aと第2部分10bとを接続することで形成される。つまり、第1部分10aは、第2部分10bの下側に配置される。
筐体10は、内部空間10spを外部空間60に連通させる通気口10ha(第1通気口10ha)を有する。実施形態においては、第2部分10bの上側の壁部が通気口10haを有する。通気口10haには、連通管11が接続されている。連通管11は、略円筒形の部材である。内部空間10spは、通気口10haおよび連通管11を介して外部空間60と連通している。ここで、外部空間60は、例えば、大気である。なお、例えば、電池パック1がケースに収容されている場合、外部空間60は、電池パック1とケースとの間の空間に相当する。
シート41は、少なくとも一部分が内部空間10spに設けられている。シート41は、気密性および伸縮性を有する。シート41は、電池セル21よりも通気口10ha側に設けられている。シート41は、内部空間10spを電池セル21側の第1空間10saと、通気口10ha側の第2空間10sbとに隔てて、第1空間10saを気密に閉塞している。実施形態において、第1空間10saは、第2空間10sbの下側に位置する。
第1部分10aは、第1部分10aの開口部を囲む第1部分10aの壁部の上側に位置する第1周縁面10aeを有する。第2部分10bは、第2部分10bの開口部を囲む第2部分10bの壁部の下側に位置する第2周縁面10beを有する。実施形態において、シート41の外周端は、第1周縁面10aeと第2周縁面10beとの間に挟み込まれている。シート41の外周端は、第1周縁面10aeの内周側の領域と、第2周縁面10beの内周側の領域との間に挟み込まれている。また、第1周縁面10aeの外周側の領域と、第2周縁面10beの外周側の領域とは接している。なお、第1周縁面10aeおよび第2周縁面10beの少なくとも何れか一方は、内周側の領域と外周側の領域との間に段差を有していてもよい。この段差は、第1周縁面10aeの内周側の領域と、第2周縁面10beの内周側の領域との間にシート41を挟み込んで保持する隙間ができるように形成される。
第1空間10saは、内部空間10spのうち、第1部分10aおよびシート41で囲まれた空間である。また、第2空間10sbは、内部空間10spのうち、第2部分10bおよびシート41で囲まれた空間である。例えば、電池パック1の温度が常温(本明細書においては、セ氏20度)以下の温度であるとき、シート41は、高さ方向と直交する平面に対して実質的に水平になるように設けられている。なお、例えば、電池パック1の温度が常温以下の温度であるとき、シート41は、下側に垂れ下がっていてもよい。例えば、シート41の一部は、電池セル21の上側の面と接していてもよい。
電池セル21は、第1空間10sa内に設けられている。電池セル21は、充放電可能な二次電池である。実施形態の電池セル21は、円筒型のリチウムイオン電池である。実施形態においては、電池セル21は、第1空間10sa内に複数設けられている。複数の電池セル21は、互いに直列または並列に接続されており、電池モジュールBMを構成している。複数の電池セル21は、奥行き方向および幅方向にマトリクス状に配置されている。複数の電池セル21の相互間には、一定の隙間が設けられている。
筐体10の第1空間10saには、電池セル21の少なくとも一部分が浸されるように液体31が貯留される。液体31は、電池セル21の温度が上昇したときに、電池パック1の冷媒となる。実施形態においては、液体31は、複数の電池セル21の相互間の隙間にも充填されており、複数の電池セル21と接している。液体31は、電池セル21の下側から半分程度までが浸されるように貯留されている。なお、電池セル21は、全体が液体31に浸されていてもよい。また、電池セル21が熱伝導性を有するケースなどに収容されている場合、電池セル21は、液体31と接していなくてもよい。この場合、電池セル21は、熱伝導性を有するケースなどを介して、液体31と熱交換を行う。
液体31は、揮発性を有する。液体31は、例えば、セ氏50度以上セ氏260度以下の範囲内で沸点を有する。液体31は、例えば、電池パック1が電池セル21の通常使用温度(例えば、セ氏30度)よりも低い温度のときに固体であってもよい。電池セル21の通常使用温度(例えば、セ氏30度)における液体31の熱伝導率は、空気の熱伝導率よりも高い。ここで、通常使用温度とは、電池セル21の電池出力や電池寿命に対する温度の影響を抑えながら電池セル21を使用することが可能な温度範囲である。リチウムイオン電池の通常使用温度は、例えば、セ氏30度からセ氏50度の温度範囲である。
液体31として、例えば、フッ素系不活性液体やパラフィンなどの有機溶剤や純水などを用いることができる。フッ素系不活性液体として、PFPE(パーフルオロポリエーテル:perfluoropolyether)、PFC(パーフルオロカーボン:perfluorocarbon)、ハイドロフルオロポリエーテル(HFPE: hydrofluoropolyether)、HFE(hydrofluoroether:ハイドロフルオロエーテル)などを含む液体を用いることができる。また、液体31として、不凍液を用いることもできる。例えば、不凍液として、エタノール(ethanol)や、エチレングリコール(ethylene glycol)を含む液体を用いることができる。また、液体31には、防錆材が添加されていてもよい。
シート41は、気密性、伸縮性、耐久性および耐薬品性を考慮して選択された材料を用いて形成される。例えば、シート41として、フッ素ゴムシート、シリコンゴムシート、ニトリルゴムシート、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン:polytetrafluoroethylene)ゴムシート、ウレタンゴムシート、天然ゴムシートなどのシートを用いることができる。
以下、図2および図3を参照して、実施形態に係る電池パック1の使用状態の一例について説明する。電池セル21の温度が上昇したとき、液体31は、電池セル21から熱量を受け取ることにより、電池セル21の温度の上昇を抑制する。このとき、電池セル21から熱量を受け取った液体31は、その熱量の一部を筐体10(容器10M)に伝える。また、電池セル21から熱量を受け取った液体31の一部は気化する。
第1空間10saは、シート41によって気密に閉塞されているため、気化した液体31の外部(外部空間60や第1空間10saなど)への流出は抑制されている。したがって、気化した液体31は、第1空間10sa内に留まる。液体31が気化したとき、第1空間10saの圧力は、外部空間60の圧力と比べて高くなる。
液体31の一部が気化することで第1空間10saの圧力が上昇したとき、図2に示すように、シート41は、第1空間10saの圧力P1によって、第2空間10sbに向けて伸びる。ここで、第2空間10sbは、シート41の伸びを許容できる程度の広さを有している。例えば、第2空間10sbは、電池セル21の温度が、電池セル21の通常使用温度の上限よりも低いときにシート41が筐体10(第2部分10b)の上側の壁部に接しない程度の広さを有している。
シート41が第2空間10sbに向けて伸びることで、第1空間10saは、大きくなり、第1空間10sa内の圧力は、一定の圧力以下に保たれる。このとき、図2の矢印P2で示すように、第2空間10sbの気体の一部は、通気口10haおよび連通管11を介して、外部空間60に排出される。第2空間10sbの気体の一部が外部空間60に排出されることで、筐体10(容器10M)内の圧力は、一定の圧力以下に保たれる。例えば、筐体10(容器10M)内の圧力は、液体31の温度が電池セル21の通常使用温度の上限温度であるときの第1空間10saの圧力(以下、許容上限圧力と称する)以下に保たれる。ここで、この許容上限圧力は、例えば、電池セル21の通常使用温度の上限温度の液体31と第1空間10saの気体とが気液平衡状態であるときの圧力である。つまり、許容上限圧力は、電池セル21の通常使用温度の上限温度のときの液体31の蒸気圧と大気圧との合計である。
図3に示すように、第1空間10saの圧力と第2空間10sbの圧力との差が所定の第1の値を超えたときに、シート41は、破れる。例えば、第1の値は、許容上限圧力以上であって電池パック1の最大耐久圧力未満である所定圧力と、大気圧との差である。第1空間10saは、シート41が破れることによりできた孔41hを介して第2空間10sbとつながる。図3の矢印P3および矢印P4で示すように、第1空間10saと第2空間10sbとがつながることで、第1空間10saの気体は、第2空間10sb、通気口10ha、および連通管11を介して外部空間60へ流出する。第1空間10saの気体が外部空間60へ流出することで、第1空間10saの圧力は一定以下に保たれる。
例えば、第1空間10saの圧力は、許容上限圧力以下に保たれる。この場合、シート41は、第1空間10saの圧力が一定以上に上昇したときに第1空間10saの圧力を逃がすための安全装置として機能する。シート41の破れやすさは、例えば、シート41の厚さや材料の選択によって所望の破れやすさになるように調節できる。
なお、シート41が破れたか否かは、例えば、電池セル21の温度監視装置や電圧監視装置などの情報を基に推測することができる。例えば、温度監視装置が一定以上の温度を検知したときに、シート41の点検を推奨するアラートを搭載車両に設けてもよい。
筐体10には、リリーフ弁52が設けられていてもよい。リリーフ弁52は、液体31とシート41との間の位置に配置される。通常時におけるリリーフ弁52は、閉状態であり、第1空間10saは、気密状態に保たれている。リリーフ弁52は、第1空間10saの圧力と筐体10(容器10M)の外部空間60における圧力との差が所定の第2の値よりも大きい値になったときに閉状態から開状態になる。例えば、第2の値は、許容上限圧力以上であって電池パック1の最大耐久圧力未満である所定圧力と、大気圧との差である。なお、第2の値は、第1の値よりも大きい値に設定される。リリーフ弁52が閉状態から開状態になることで、リリーフ弁52は、第1空間10saの気体の一部を外部空間60に放出して、第1空間10saの圧力を一定以下の圧力に保つ。例えば、リリーフ弁52は、第1空間10saの圧力を第1空間10saの圧力と外部空間60の圧力との差が第2の値以下になるように保つ。
なお、電池パック1において、リリーフ弁52は省略されてもよい。
なお、第1空間10saの過度の圧力上昇を抑制する手段は、シート41でなくてもよい。この場合、液体31とシート41との間の位置にリリーフ弁52が設けられる。リリーフ弁52は、第1空間10sa内の圧力と筐体10(容器10M)の外部空間60における圧力との差が所定の第1の値よりも大きくなったときに閉状態から開状態になり、第1空間10saの圧力を一定以下の圧力に保つ。
図1から図3に示すように、筐体10には、コネクタ51が設けられている。コネクタ51は、液体31とシート41との間の位置に配置されている。電池セル21(電池モジュールBM)は、コネクタ51を介して、電池パック1の外の電装品71と電気的に接続される。実施形態においては、コネクタ51は、電池セル21(電池モジュールBM)に電気的に接続されたバスバなどの接続部材61と、電装品71に電気的に接続された電線62とを電気的に接続する。コネクタ51は、防水コネクタである。コネクタ51は、第1空間10saの気密状態が保持されるように筐体10に設けられる。つまり、コネクタ51は、コネクタ51と筐体10との間に隙間ができないように設けられる。例えば、コネクタ51と筐体10との間は、止水部材などでシールされてもよい。また、接続部材61は、短絡を防止するため、樹脂などでコーティングされたものが好ましい。
以上、説明したように実施形態に係る電池パック1は、電池セル21と、容器10Mと、シート41とを含む。容器10Mは、電池セル21を収容する内部空間10spと、内部空間10spを外部空間60に連通させる通気口10haとを有し、電池セル21の少なくとも一部分が浸されるように、揮発性を有する液体31が貯留される。シート41は、伸縮性および気密性を有し、電池セル21よりも通気口10ha側に設けられ、内部空間10spを電池セル21側の第1空間10saと通気口10ha側の第2空間10sbとに隔てて、第1空間10saを気密に閉塞する。
液体31は、電池セル21の温度が上昇したときに電池セル21から熱量を受け取ることで、電池セル21の温度上昇を抑制する。液体31の少なくとも一部は、電池セル21から熱量を受け取ることによって気化する。実施形態の電池パック1においては、シート41によって第1空間10saが気密に閉塞されているため、第1空間10sa内の気化した液体31が外部空間60に流出することが抑制されている。気化した液体31の外部空間60への流出が抑制されることで、電池パック1内の液体31の減少を抑制することができる。また、電池パック1の温度が常温である場合においても、気密された第1空間10saにおいては、蒸気量は一定(例えば、飽和蒸気量)に保たれ、液体31の気化が一定以上進まないため、容器10M内における液体31の減少は抑制される。
また、実施形態に係る電池パック1は、容器10Mに取り付けられたリリーフ弁52をさらに含んでいてもよい。リリーフ弁52は、シート41と液体31との間に位置し、第1空間10saの圧力と外部空間60の圧力との差が所定の第1の値を超えると、閉状態から開状態になることで第1空間10saと外部空間60とを連通させる。リリーフ弁52が設けられていることによって、第1空間10saの圧力を、一定の圧力以下に保つことができる。
また、実施形態のシート41は、第1空間10saの圧力と第2空間10sbの圧力との差が所定の第1の値を超えると破れるシートであってもよい。シート41が破れることで、第1空間10saの圧力の上昇を抑制できる。
さらに、実施形態に係る電池パック1は、第1空間10saの圧力と第2空間10sbの圧力との差が所定の第1の値を超えると破れるシート41に加えて、容器10Mに取り付けられたリリーフ弁52を含んでもよい。このリリーフ弁52は、シート41と液体31との間に位置し、第1空間10saの圧力と外部空間60の圧力との差が所定の第2の値を超えると、閉状態から開状態になることで第1空間10saと外部空間60とを連通させる。ここで、第2の値は、第1の値よりも大きい。例えば、シート41が破れた後も第1空間10saの圧力が上昇しつづけた場合、リリーフ弁52が開状態になることによって、第1空間10saの圧力を一定以下に保つことができる。
なお、第2空間10sbの広さは、シート41の伸縮性、液体31の量、筐体10(容器10M)の大きさを考慮して決定される。また、第2空間10sbと外部空間60との間には、電池パック1内への水などの浸入を抑制するフィルタなどが設けられていてもよい。
[実施形態の第1変形例]
図4を参照して、実施形態の第1変形例について説明する。実施形態の第1変形例は、電池パックに関する。図4は、実施形態の第1変形例に係る電池パックを示す断面図である。
本変形例の電池パック1において、上記の実施形態に係る電池パック1と異なる点は、例えば、容器10Mが第1筐体10、連通管11、および第2筐体12を含む点である。
本変形例の第1筐体10は、略直方体形状を有する。図4に示すように、第1筐体10は、内部空間10spに電池セル21を収容している。電池セル21は、第1筐体10の内部空間10sp内に複数収容されている。第1筐体10の内部空間10sp内において、複数の電池セル21によって、電池モジュールBMが構成されている。
第1筐体10の内部空間10spには、電池セル21(電池モジュールBM)の少なくとも一部が浸されるように液体31が貯留されている。液体31は、揮発性を有する。例えば、液体31は、セ氏50度以上セ氏260度未満の範囲で沸点を有する。液体31は、電池セル21の温度が上昇したときに、電池パック1の冷媒となる。
上述の実施形態と同様に、液体31として、例えば、フッ素系不活性液体、アセトン、パラフィンなどの有機溶剤や純水などを用いることができる。例えば、フッ素系不活性液体として、PFPE(パーフルオロポリエーテル:perfluoropolyether)、PFC(パーフルオロカーボン:perfluorocarbon)、ハイドロフルオロポリエーテル(HFPE: hydrofluoropolyether)、HFE(hydrofluoroether:ハイドロフルオロエーテル)などを含む液体を用いることができる。また、液体31として、不凍液を用いることもできる。不凍液として、エタノール(ethanol)や、エチレングリコール(ethylene glycol)を含む液体を用いることができる。また、液体31には、防錆材が添加されていてもよい。
第1筐体10は、第2通気口10hbを有する。第2通気口10hbは、液体31よりも上側に位置する。連通管11の一端は、第2通気口10hbに接続されている。
第2筐体12は、第1筐体10の上側に設けられている。第2筐体12は、第1通気口10haおよび第3通気口10hcを有する。第1通気口10haは、第2筐体12の内部空間10spと外部空間60とを連通させている。
本変形例に係る電池パック1においては、連通管13が設けられており、連通管13は、第1通気口10haに接続されている。第2筐体12の内部空間10spは、第1通気口10haおよび連通管13を介して外部空間60と連通している。第3通気口10hcには、一端が第2通気口10hbに接続されている連通管11の他端が接続されている。第1筐体10の内部空間10spと第2筐体12の内部空間10spとは、第2通気口10hb、連通管11、および第3通気口10hcを介して、連通している。
本変形例においては、第2筐体12は、第1部分12aおよび第2部分12bを含む。第1部分12aは、上側が開口した箱状の形状を有し、第2部分12bは、下側が開口した箱状の形状を有する。第2筐体12は、高さ方向からみて第1部分12aの開口部と第2部分12bの開口部とが合わさるように、第1部分12aと第2部分12bとを接続することで形成される。ここで、第2部分12bは、第1部分12aの上側に配置されている。また、第1部分12aが、第3通気口10hcを有しており、第2部分12bが、第1通気口10haを有している。第2部分12bの内側壁面は、下側に向かって凹んだ椀状になっている。第3通気口10hcは、椀状の内側壁面の底に相当する位置に配置されている。つまり、第3通気口10hcは、第2筐体12の最も下側の部分に開口している開口部である。
シート41の少なくとも一部分は、第2筐体12の内部空間10spに設けられている。シート41は、第2筐体12における第1通気口10haと第3通気口10hcとの間に配置されている。シート41は、気密性および伸縮性を有する。シート41は、内部空間10spを電池セル21側の第1空間10saと、第1通気口10ha側の第2空間10sbとに隔てている。シート41は、第1空間10saを気密に閉塞している。本変形例においては、第1空間10saは、第2空間10sbの下側に位置する。ここで、第2空間10sbは、シート41の伸びを許容できる程度の広さを有している。例えば、第2空間10sbは、電池セル21の温度が、電池セル21の通常使用温度の上限温度よりも低いときにシート41が第2筐体12(第2部分12b)の上側の壁部に接しない程度の広さを有している。
第1部分12aは、第1部分12aの開口部を囲む第1部分12aの壁部の上側に位置する第1周縁面12aeを有する。第2部分12bは、第2部分12bの開口部を囲む第2部分12bの壁部の下側に位置する第2周縁面12beを有する。本変形例において、シート41の外周端は、第1周縁面12aeと第2周縁面12beとの間に挟み込まれている。また、第1周縁面12aeの外周側の領域と、第2周縁面12beの外周側の領域とは接している。なお、第1周縁面12aeおよび第2周縁面12beの少なくとも何れか一方は、内周側の領域と外周側の領域との間に段差を有していてもよい。この段差は、第1周縁面12aeの内周側の領域と、第2周縁面12beの内周側の領域との間にシート41を挟み込んで保持する隙間ができるように形成される。
第1空間10saは、内部空間10spのうち、第1部分10aおよびシート41で囲まれた空間である。第2空間10sbは、内部空間10spのうち、第2部分10b、連通管11、第1筐体10、およびシート41で囲まれた空間である。例えば、電池パック1の温度が常温以下の温度であるとき、シート41は、高さ方向と直交する平面に対して実質的に水平になるように設けられている。なお、例えば、電池パック1の温度が常温以下の温度であるとき、シート41は、下側に垂れ下がっていてもよい。例えば、シート41の一部は、電池セル21の上側の面と接していてもよい。
上述の実施形態と同様に、シート41は、気密性、伸縮性、耐久性および耐薬品性を考慮して選択された材料を用いて形成される。例えば、シート41として、フッ素ゴムシート、シリコンゴムシート、ニトリルゴムシート、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン:polytetrafluoroethylene)ゴムシート、ウレタンゴムシート、天然ゴムシートなどのシートを用いることができる。
本変形例の場合、第3通気口10hcは、椀状の内側壁面の底に相当する位置に配置されている。例えば、気化した液体31が第2部分12bの第1空間10saで冷めて液化したときに、液体31は、内側壁面に沿って移動し、スムーズに第1筐体10内に戻ることができる。
容器10Mにおけるシート41と液体31との間の位置には、リリーフ弁52が設けられている。本変形例においては、リリーフ弁52は、第1筐体10および/または、第2筐体12の第1空間10sa側に設けられる。なお、第1空間10saの圧力が所定の圧力(例えば、許容上限圧力)以上になったときにシート41が破れるものである場合は、リリーフ弁52は省略されてもよい。
第1筐体10における液体31と第2通気口10hbとの間の位置には、コネクタ51が設けられる。コネクタ51は、電池セル21(電池モジュールBM)と、電池パック1の外の電装品71とを電気的に接続する。本変形例においては、コネクタ51は、電池セル21(電池モジュールBM)に電気的に接続されたバスバなどの接続部材61と、電装品71に電気的に接続された電線62とを電気的に接続する。接続部材61は、短絡を防止するため、樹脂などでコーティングされたものが好ましい。
以上、説明したように第1変形例に係る電池パック1において、容器10Mは、第1筐体10と、連通管11と、第2筐体12とを含む。第1筐体10は、電池セル21を収容し、液体31が貯留され、液体31よりも上側に第2通気口10hbを有している。連通管11は、第2通気口10hbと接続されている。第2筐体12は、第1通気口10haと、連通管11を介して第2通気口10hbに連通する第3通気口10hcとを有している。シート41は、第2筐体12における第1通気口10haと第3通気口10hcとの間の位置に配置されている。
第1変形例に係る電池パック1は、電池セル21を収容し、液体31が貯留された第1筐体10と、シート41が内部空間10spに設けられた第2筐体12とを含んでいる。シート41を第1筐体10とは別の第2筐体12に設けることにより、電池パック1の搭載空間の広さや形状に合わせて電池パック1を配置できる。つまり、第1筐体10は、内部にシート41が設けられておらず、第2空間10sbに相当する空間も削減されている。したがって、電池セル21(電池モジュールBM)を収容する第1筐体10は、上述の実施形態の筐体10(容器10M)よりも小型化できる。例えば、車両における電池パックの搭載空間が上述の実施形態に係る電池パック1を搭載するのに十分な広さでない場合、第1変形例に係る電池パック1の第1筐体10をその搭載空間に配置し、他の空間に第2筐体12を配置できる。
なお、第1筐体10と第2筐体12との間には、連通管11以外の管が接続されていてもよい。また、第1筐体10と第2筐体12とを接続する連通管11などの管には、フィルタが設けられていてもよい。
[実施形態の第2変形例]
図5を参照して、実施形態の第2変形例について説明する。実施形態の第2変形例は、電池パックに関する。図5は、実施形態の第2変形例に係る電池パックを示す断面図である。
本変形例の電池パック1において、上記の実施形態に係る電池パック1と異なる点は、例えば、筐体10(容器10M)に針部81が設けられている点である。
図5に示すように、針部81は、第2空間10sbに配置され、シート41と対向する筐体10の内側壁面10uwからシート41に向かって突出している。本変形例において、針部81は、筐体10(第2部分10b)の上側の内側壁面10uwに設けられている。針部81のシート41側の先端は鋭角に尖っている。針部81の基端側から先端側の長さは、シート41が所定の高さ位置に達したときに、針部81の先端がシート41を貫通するように設定される。ここで、所定の高さ位置とは、第1空間10saの圧力と第2空間10sbの圧力との差が上述の第1の値に達したときのシート41の高さ位置である。第1空間10saの圧力と第2空間10sbの圧力との差が上述の第1の値を超えると針部81の先端がシート41を貫通して、シート41を破る。つまり、シート41は、第1空間10saの圧力上昇に伴って針部81に向けて膨らむ。そして、第1空間10saの圧力と第2空間10sbの圧力との差が上述の第1の値を超えると、針部81は、シート41を貫通してシート41を破る。なお、本変形例においては、針部81が一つ設けられている例を用いて説明したが、針部81は、内側壁面10uwに複数設けられていてもよい。
以上、説明したように第2変形例に係る電池パック1は、第2空間10sbに配置され、シート41と対向する筐体10(容器10M)の内側壁面10uwからシート41に向かって突出している針部81をさらに含む。
針部81は、第1空間10saの圧力と第2空間10sbの圧力との差が所定の第1の値を超えるとシート41を貫通して、シート41を破る。針部81が設けられることにより、シート41が自発的に破れるものでない場合でも、第1空間10saの圧力と第2空間10sbの圧力との差が上述の第1の値を超えたときにシート41を破くことができる。
上記の実施形態および各変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 電池パック
10 筐体、第1筐体
10a、12a 第1部分
10b、12b 第2部分
10ha 通気口、第1通気口
10hb 第2通気口
10hc 第3通気口
10M 容器
10sa 第1空間
10sb 第2空間
10sp 内部空間
11、13 連通管
12 第2筐体
21 電池セル
31 液体
41 シート
41h 孔
51 コネクタ
52 リリーフ弁
60 外部空間
61 接続部材
62 電線
71 電装品
81 針部
P1 圧力
P2~P4 矢印

Claims (5)

  1. 電池セルと、
    前記電池セルを収容する内部空間と、前記内部空間を外部空間に連通させる第1通気口とを有し、前記電池セルの少なくとも一部分が浸されるように、揮発性を有する液体が貯留される容器と、
    伸縮性および気密性を有し、前記電池セルよりも前記第1通気口側に設けられ、前記内部空間を前記電池セル側の第1空間と前記第1通気口側の第2空間とに隔てて、前記第1空間を気密に閉塞するシートと、
    を備え、
    前記容器は、上側に開口部を有する箱状の第1部分と下側に開口部を有する箱状の第2部分とを有し、前記第1部分の前記開口部と前記第2部分の前記開口部とが接続された筐体であり、
    前記第1部分は、前記電池セルを収容し、前記液体が貯留され、
    前記第2部分は、前記第1通気口を有し、
    前記シートは、前記第1部分と前記第2部分との間に挟み込まれていることを特徴とする電池パック。
  2. 電池セルと、
    前記電池セルを収容する内部空間と、前記内部空間を外部空間に連通させる第1通気口とを有し、前記電池セルの少なくとも一部分が浸されるように、揮発性を有する液体が貯留される容器と、
    伸縮性および気密性を有し、前記電池セルよりも前記第1通気口側に設けられ、前記内部空間を前記電池セル側の第1空間と前記第1通気口側の第2空間とに隔てて、前記第1空間を気密に閉塞するシートと、
    を備え、
    前記容器は、第1筐体と、連通管と、第2筐体と、を含み、
    前記第1筐体は、前記電池セルを収容し、前記液体が貯留され、前記液体よりも上側に第2通気口を有し、
    前記連通管は、前記第2通気口と接続され、
    前記第2筐体は、前記第1通気口と、前記連通管を介して前記第2通気口に連通する第3通気口とを有し、
    前記シートは、前記第2筐体における前記第1通気口と前記第3通気口との間に配置されていることを特徴とする電池パック。
  3. 前記シートは、前記第1空間の圧力と前記第2空間の圧力との差が所定の第1の値を超えると破れる請求項1または2に記載の電池パック。
  4. 電池セルと、
    前記電池セルを収容する内部空間と、前記内部空間を外部空間に連通させる第1通気口とを有し、前記電池セルの少なくとも一部分が浸されるように、揮発性を有する液体が貯留される容器と、
    伸縮性および気密性を有し、前記電池セルよりも前記第1通気口側に設けられ、前記内部空間を前記電池セル側の第1空間と前記第1通気口側の第2空間とに隔てて、前記第1空間を気密に閉塞するシートと、
    前記容器に取り付けられたリリーフ弁と、
    を備え、
    前記シートは、前記第1空間の圧力と前記第2空間の圧力との差が所定の第1の値を超えると破れ、
    前記リリーフ弁は、前記シートと前記液体との間に位置し、前記第1空間の圧力と前記外部空間の圧力との差が所定の第2の値を超えると、閉状態から開状態になることで前記第1空間と前記外部空間とを連通させ、
    前記第2の値は、前記第1の値よりも大きいことを特徴とする電池パック。
  5. 電池セルと、
    前記電池セルを収容する内部空間と、前記内部空間を外部空間に連通させる第1通気口とを有し、前記電池セルの少なくとも一部分が浸されるように、揮発性を有する液体が貯留される容器と、
    伸縮性および気密性を有し、前記電池セルよりも前記第1通気口側に設けられ、前記内部空間を前記電池セル側の第1空間と前記第1通気口側の第2空間とに隔てて、前記第1空間を気密に閉塞するシートと、
    を備え、
    前記容器に取り付けられたリリーフ弁をさらに備え、
    前記リリーフ弁は、前記シートと前記液体との間に位置し、前記第1空間の圧力と前記外部空間の圧力との差が所定の第1の値を超えると、閉状態から開状態になることで前記第1空間と前記外部空間とを連通させることを特徴とする電池パック。
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