JP6996466B2 - 車両用保持装置 - Google Patents
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Description
これによれば、出没部材がウエイト部を有していない場合に比べると、出没部材の重量が重くなるため、出没部材の重力の分力が大きくなり、出没部材における開口部に対する没入動作をスムーズにすることができる。また、ウエイト部の重量を調節することにより、出没部材の重力の分力の大きさを調節することができる。したがって、出没部材を開口部に対する没入方向へ引き込む引き込み力を調節することができる。
図1に示すように、カップホルダ10は、例えば、車両の車室内の運転席と助手席との間に配設されるコンソールボックス11に設けられている。カップホルダ10は、保持対象物であるペットボトル12が上方から挿入される挿入凹部13を有している。そして、カップホルダ10は、ペットボトル12を挿入凹部13内で起立状態に保持する。
例えば、挿入凹部13に挿入されているペットボトル12の重心G10が、挿入凹部13よりも重力方向Z1の上側に位置している場合を考える。この場合、例えば、車両が急停止する際には、ペットボトル12は、車両の前方向への慣性力を受けて、車両の前方向へ倒れようとする。このとき、出没部材15が、車両の前方向への慣性力を受けて、収容凹部14の傾斜面14aにおいて発生する分力F1に抗して、収容凹部14の傾斜面14a及びガイド面14bに摺接しながら収容凹部14から突出し、出没部材15の当接面15dがペットボトル12に当接する。そして、出没部材15は、ペットボトル12を押圧し、挿入凹部13の内周面13bと協働してペットボトル12を挟み込む。これにより、ペットボトル12が車両の前方向への慣性力を受けても、ペットボトル12の起立状態が保持される。
(1)出没部材15は、車両の前方向への慣性力を受けると収容凹部14の傾斜面14aにおいて発生する分力F1に抗して収容凹部14(開口部14h)から突出するとともに、車両の前方向への慣性力を受けなくなると、収容凹部14の傾斜面14aにおいて発生する分力F1によって収容凹部14内に没入する。これによれば、出没部材15は、車両の前方向への慣性力を受けると収容凹部14から突出してペットボトル12を押圧し、挿入凹部13の内周面13bと協働してペットボトル12を挟み込む。これにより、ペットボトル12が車両の前方向への慣性力を受けても、ペットボトル12の起立状態が保持される。また、出没部材15は、車両の前方向への慣性力を受けなくなると収容凹部14に対する没入方向に移動するため、ペットボトル12が、出没部材15と挿入凹部13の内周面13bとによって挟み込まれた状態が解除される。よって、出没部材15が車両の前方向への慣性力を受けていない状態であれば、出没部材15は、収容凹部14内に没入しているため、ペットボトル12を挿入凹部13からスムーズに取り出すことができ、さらには、ペットボトル12を挿入凹部13へスムーズに挿入することもできる。以上のことから、ペットボトル12が車両の前方向への慣性力を受けても、ペットボトル12の起立状態を保持することができ、且つペットボトル12における挿入凹部13への挿入やペットボトル12における挿入凹部13からの取り出しを容易に行うことができる。
○ 実施形態において、出没部材15は、ウエイト部15gを有していなくてもよく、例えば、出没部材15が、当接面15dを有する板状の当接壁と、下側摺接面15aを有する板状の傾斜壁と、から構成されていてもよい。
○ 実施形態において、出没部材15の当接面15dは、クッション材16が収容凹部14の底面14cに接触している状態において、収容凹部14から突出していなくてもよい。
○ 実施形態において、出没部材15の底側面15cにクッション材16が取り付けられているのではなく、収容凹部14の底面14cにクッション材16が取り付けられていてもよい。
〇 実施形態において、出没部材15が一定以上の車両の慣性力を受けると、収容凹部14の傾斜面14aにおいて発生する分力F1に抗して収容凹部14から突出するようにしてもよい。ここで、「一定以上の車両の慣性力」とは、挿入凹部13に挿入されているペットボトル12が車両の慣性力によって倒れてしまうと想定される慣性力のことである。この場合、車両の慣性力が一定以上になるまでは、出没部材15が収容凹部14から突出しないように、収容凹部14の傾斜面14aにおいて発生する分力F1が調整されている。この分力F1の調整は、例えば、ウエイト部15gの重量を調節したり、収容凹部14の傾斜面14aの傾斜角度を調節したりすることにより行われる。
○ 実施形態において、カップホルダ10に保持される保持対象物としては、ペットボトル12に限らず、例えば、缶や紙コップ等の飲料容器であってもよい。また、保持対象物としては、飲料容器に限らず、例えば、携帯電話等を保持対象物としてもよい。
Claims (4)
- 保持対象物が上方から挿入される挿入凹部を有するとともに前記保持対象物を前記挿入凹部内で起立状態に保持する車両用保持装置であって、
前記挿入凹部の内周面の一部分に形成される開口部と、
前記開口部に対して出没方向へ移動可能な出没部材と、
前記出没部材を前記開口部に対する没入方向へ引き込む引き込み力を発生させる引き込み力発生部と、を有し、
前記出没部材は、前記開口部から前記挿入凹部内へ突出する突出方向へ作用する車両の慣性力を受けると前記引き込み力に抗して前記開口部から突出するとともに、前記慣性力を受けなくなると前記引き込み力によって前記没入方向に移動することを特徴とする車両用保持装置。 - 前記挿入凹部の内周面の一部分には、前記開口部を有する収容凹部が形成されており、
前記引き込み力発生部は、前記収容凹部における重力方向の下側に位置する内面であって、前記挿入凹部の内周面から離間するにつれて前記重力方向の下側に向けて傾斜する傾斜面であり、
前記出没部材は、前記傾斜面に沿って延びるとともに前記傾斜面に摺接可能な下側摺接面を有していることを特徴とする請求項1に記載の車両用保持装置。 - 前記出没部材は、ウエイト部を有していることを特徴とする請求項2に記載の車両用保持装置。
- 前記収容凹部における重力方向の上側に位置する内面は、前記挿入凹部の内周面から離間するにつれて前記重力方向の下側に向けて傾斜するとともに前記傾斜面と平行に延びるガイド面であり、
前記出没部材は、前記ガイド面に沿って延びるとともに前記ガイド面に摺接可能な上側摺接面を有していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車両用保持装置。
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| JP2018186726A JP6996466B2 (ja) | 2018-10-01 | 2018-10-01 | 車両用保持装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020055401A JP2020055401A (ja) | 2020-04-09 |
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Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005329824A (ja) | 2004-05-20 | 2005-12-02 | Kojima Press Co Ltd | 車両用カップホルダ |
| JP2010076710A (ja) | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Nissan Motor Co Ltd | 車両搭載用収納ケース |
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| JP2017077761A (ja) | 2015-10-19 | 2017-04-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用トレイ |
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| JP2020055401A (ja) | 2020-04-09 |
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