JP6994832B2 - 見積業務支援システム、サーバ、回答者端末、依頼者端末、見積業務支援方法及びプログラム - Google Patents

見積業務支援システム、サーバ、回答者端末、依頼者端末、見積業務支援方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、見積依頼と見積回答とを含む見積業務を支援する見積業務支援システム、サーバ、回答者端末、依頼者端末、見積業務支援方法及びプログラムに関する。
電子商取引において、見積依頼と見積回答とを含む見積業務を支援する見積業務支援システムが普及している。
例えば、特許文献1には、見積依頼者が入力した見積依頼情報を見積回答者に送信し、見積回答者からの見積回答情報を受信する取引情報送受信装置が開示されている。この取引情報送受信装置は、見積依頼書に、見積依頼の識別番号を示すバーコードを付与する。
特許文献2には、見積依頼書と見積回答書の送受信を行うEDI(Electronic Data Interchange)システムが開示されている。このEDIシステムでは、見積依頼者と見積回答者がサーバを共有し、そのサーバを介して見積依頼書と見積回答書の送受信が行われる。このEDIシステムは、注文書に、注文内容をコード化したバーコードを付与する。
特開2003-196519号公報 特開2001-022863号公報
電子商取引では、取引の安全を図るために電子データの改竄を防止する必要がある。この点、特許文献1には、受信データにウイルスチェックを行うことが開示されている。特許文献2には、IDとパスワードによるユーザ認証、専用回線、ファイアウォール等によるアクセス制限、公開鍵及び秘密鍵を用いた取引データの暗号化及び復号化等が開示されている。この他、ハッシュによる電子データの改竄検知プログラムによって不正な改竄を検知することが一般的に知られている。
一方、見積回答書の電子データが副本として扱われ、見積回答書の印刷書面に検印が押されたものが原本として扱われることが多い。そのため、電子データだけでなく原本となる印刷書面における改竄防止も必要である。
特許文献1、2のシステムでは、注文書、見積依頼書にバーコードを付与する構成が開示されている。しかし、これらのバーコードが付与された印刷書面における改竄防止方法は開示されていない。
例えば、特許文献1のシステムでは、ユーザが検印を含む見積依頼書を作成した後である送信段階において、見積依頼書にコード情報であるバーコードを付与している。仮に、コード情報に含まれる情報を読み取って、その情報と印刷書面に記載されている文字列とを照合することによって改竄の有無を検出する構成を採用したとしても、検印後に改竄され、改竄後の内容にコード情報が付与された場合にその改竄を検出することができない。
したがって、印刷書面と電子データが混在する電子商取引において、特許文献1、2のシステムでは、見積回答書の内容の改竄防止策が不十分である。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、見積回答書の内容の改竄をより確実に防止することが可能な見積業務支援システム、サーバ、回答者端末、依頼者端末、見積業務支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係る見積業務支援システムは、依頼情報受付手段と、回答情報受付手段と、変換手段と、生成手段と、見積回答書入力手段と、送信手段と、受信手段と、読取手段と、記憶手段と、を備える。
依頼情報受付手段は、依頼者端末から、ネットワークを介して、見積依頼情報を受け付ける。回答情報受付手段は、依頼情報受付手段で受け付けた見積依頼情報に対する複数の情報を含む見積回答情報を受け付ける。変換手段は、回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報に含まれる複数の情報の間に区切りを設けて該複数の情報を結合し、一つの一次元又は二次元のコード情報に変換する。生成手段は、回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報とこの見積回答情報から変換手段により生成されたコード情報とに基づいて見積回答書を生成する。見積回答書入力手段は、生成手段が生成した見積回答書の第1の印刷書面にユーザが検印をしたものをスキャンによって電子化する。送信手段は、見積回答書入力手段により電子化された見積回答書を依頼者端末に、ネットワークを介して、送信する。受信手段は、依頼者端末に配置され、送信手段から、ネットワークを介して、電子化された見積回答書を受信する。読取手段は、受信手段により受信された電子化された見積回答書の第2の印刷書面に付与されたコード情報を読み取る。記憶手段は、読取手段が読み取ったコード情報に含まれる結合した複数の情報のそれぞれを区切りによって区別して記憶する。
本発明によれば、見積依頼者は、見積回答書の第2の印刷書面に記載されている複数の情報と、記憶手段に記憶される見積回答書のコード情報に基づく複数の情報と、を照合することによって見積回答書の内容の改竄の有無を確認することができる。これにより、見積回答書の電子データだけでなく原本となり得る印刷書面における改竄防止も可能となる。そのため、見積回答書の内容の改竄をより確実に防止することが可能な見積業務支援システム、見積業務支援方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る見積業務支援システムの構成を示すブロック図 図1に示すサーバの構成を示すブロック図 図1に示すサーバに記憶される情報テーブルの一例を示す図 図1に示す依頼者端末に記憶される情報テーブルの一例を示す図 図1に示すサーバによって生成される見積回答書の一例を示す図 図1に示す見積業務支援システムが行う制御処理の一例を示すフローチャート 図1に示す依頼者端末において記憶される見積回答履歴の一例を示す図 本発明の第2の実施の形態に係る見積業務支援システムの構成を示すブロック図 図8に示す回答者端末の構成を示すブロック図 図8に示す見積業務支援システムが行う制御処理の一例を示すフローチャート
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態では、サーバによってオンラインで見積回答書が作成される見積業務支援システムを説明する。第2の実施の形態では、サーバではなく見積回答者の端末によって見積回答書が作成される見積業務支援システムを説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、第1の実施の形態に係る見積業務支援システム100は、見積回答書を作成するサーバ200と、見積依頼者が操作する依頼者端末400と、見積回答者が操作する回答者端末500と、印刷書面をスキャンによって電子化するスキャン装置900と、印刷書面に付与されたコード情報を読み取る読取装置600と、を備える。なお、見積依頼者とは依頼者端末400のユーザであって、見積回答者に見積を依頼する者である。見積回答者とは回答者端末500のユーザであって、見積依頼者からの見積依頼に回答する者である。
サーバ200は、WAN(World Area Network)300を介して依頼者端末400、回答者端末500と通信を行う。サーバ200の詳細な構成については後述する。
依頼者端末400は、見積依頼者から見積依頼情報の入力を受け付けて、その見積依頼情報をサーバ200に送信する。見積依頼情報とは見積依頼の内容を示す情報である。また、依頼者端末400は、有線又は無線のLAN(Local Area Network)を介して、読取装置600、印刷装置700との通信を行う。依頼者端末400は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等を備える。
回答者端末500は、サーバ200から見積依頼情報を受信して、見積回答者がその見積依頼情報に対して入力した見積回答情報をサーバ200に送信する。見積回答情報とは見積依頼に対する回答を示す情報である。また、回答者端末500は、有線又は無線のLANを介して、印刷装置800、スキャン装置900との通信を行う。回答者端末500は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等である。
読取装置600は、印刷書面に付与されたコード情報を光学的に読み取る。読取装置600は、読み取ったコード情報を依頼者端末400に送信する。コード情報は、一次元又は二次元のコード情報等である。
印刷装置700は、依頼者端末400から受信した印刷データを印刷用紙に印刷する。印刷装置800は、回答者端末400から受信した印刷データを印刷用紙に印刷する。スキャン装置900は、印刷書面を光学的にスキャンして電子化し、その電子化されたデータを回答者端末500に送信する。
なお、印刷装置700、800は、見積業務支援システム100の構成要素ではないため、図1において破線で示している。印刷装置800とスキャン900は、印刷機能とスキャン機能を有するプリンタとして一体化されていてもよい。
以下、サーバ200の詳細な構成を説明する。
図2に示すように、サーバ200は、外部装置と通信するための通信部210と、プログラム、データ等を記憶するメモリ220と、ユーザインターフェースである入出力部230と、サーバ200の全体の動作を制御する制御部240とを備える。
通信部210は、通信を行うためのインターフェースを備え、外部装置と通信を行う。
メモリ220は、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)、揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)等から構成される。メモリ220は、制御部240が各種機能を制御するためのプログラム、各種データ等を記憶する。各種データには、例えば、後述する見積回答書10を生成するためのテンプレート、情報テーブル等が含まれる。
入出力部230は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)ディスプレイ、スピーカー、操作ボタン、タッチパネル等から構成される。入出力部230は、制御部240からの入力信号に基づいて、文字、画像等のデータを表示装置に出力したり、音声データをスピーカーに出力したりする。また、入出力部230は、操作ボタン、タッチパネル等から入力されたユーザ操作を受け付ける。
制御部240は、CPU(Central Processing Unit)を備える。制御部240は、メモリ220に記憶された各種プログラムを実行することにより、サーバ200の全体の動作を制御する。
ここで、サーバ200の制御部240の機能的構成について説明する。制御部240は、依頼情報受付部241、回答情報受付部242、変換部243、生成部244として機能する。
依頼情報受付部241は、通信部210が依頼者端末400から受信した見積依頼情報を受け付ける。見積依頼情報には、複数の情報が含まれる。例えば、見積依頼者を示す情報と、見積対象となる製品の製品番号、名前、数量、仕様等の見積内容を示す情報とが含まれる。
回答情報受付部242は、通信部210が回答者端末500から受信した見積回答情報を受け付ける。見積回答情報には、見積依頼情報に対する複数の情報が含まれる。例えば、見積依頼情報と、見積回答者名を示す情報と、見積金額を示す情報等が含まれる。
変換部243は、回答情報受付部242が受け付けた見積回答情報を一次元又は二次元のコード情報に変換する。具体的には、変換部243は、見積回答情報に含まれる複数の情報の間に区切りを設けて、それらの複数の情報を結合して暗号化する。この暗号化には見積回答者固有の暗号化方式が使用される。この際、変換部243は、メモリ220に記憶されている情報テーブルを参照する。
図3は、サーバ200のメモリ220に記憶されている情報テーブルの一例を示している。この情報テーブルは見積回答者名と見積回答者毎に割り当てられる公開鍵とが関連付けられた情報である。例えば、会社Aには公開鍵Aが割り当てられている。そのため、見積回答者が会社Aである場合、変換部243は公開鍵Aを使用して暗号化を行う。変換部243は、暗号化したデータを一次元又は二次元のコード情報に変換する。
なお、依頼者端末400には、図4に示すように、見積回答者名と公開鍵と秘密鍵とが関連付けられた情報テーブルが記憶される。依頼者端末400は、読取装置600が読み取ったコード情報がサーバ200の変換部243によって暗号化されているため、この情報テーブルから公開鍵に対応する秘密鍵を抽出して復号化を行う。
生成部244は、見積回答情報と変換部243によって変換されたコード情報とに基づいて見積回答書10を生成する。ここで、サーバ200の生成部244によって生成される見積回答書10の一例を説明する。
図5に示すように、見積回答書10には、検印が押される検認欄20と、コード情報であるバーコード30と、見積内容を示す情報40と、見積金額を示す情報50と、が含まれる。コード情報は、二次元のコード情報であってもよいが、この例では、一次元のコード情報であるバーコード30である。
ここで、検認欄20には、一例として、会社Aの代表取締役社長の検印が示されている。これは、後述するように、見積回答書10の印刷書面に押印されるものである。サーバ200の生成部244によって生成される見積回答書10は印刷書面ではなく、印刷が予定されている電子データに過ぎない。このように、見積回答書10は、実際には、検印が未だ押印されていない状態であるため、図5では検印が破線で示されている。なお、検印は、社長印に限らず、担当者印、決裁者印等であってもよい。
以下、図6に示すフローチャートを参照しながら、見積業務支援システム100が行う制御処理を説明する。この制御処理は、サーバ200と依頼者端末400と回答者端末500とが協働することによって実行される。
まず、依頼者端末400は、サーバ200に見積依頼情報を送信する(ステップS101)。具体的には、依頼者端末400は、見積依頼を行う見積依頼者から見積対象となる製品の製品番号、名前、数量、仕様等の見積内容を示す情報の入力を受け付ける。依頼者端末400は、これらの入力情報に、依頼者端末400を示す情報すなわち見積依頼者を示す情報を付加し、この情報を見積依頼情報としてサーバ200に送信する。
サーバ200の制御部240の依頼情報受付部241は、通信部210を介して依頼者端末400から送信された見積依頼情報を受け付ける。サーバ200の制御部240は、依頼情報受付部241が受け付けた見積依頼情報を、通信部210を介して回答者端末500に送信する(ステップS102)。
回答者端末500は、サーバ200に見積回答情報を送信する(ステップS103)。具体的には、回答者端末500は、見積回答を行う見積回答者から見積対象となる見積金額を示す情報の入力を受け付ける。回答者端末500は、受け付けた見積金額を示す情報に、回答者端末500を示す情報すなわち見積回答者を示す情報を付加し、この情報を見積回答情報としてサーバ200に送信する。
サーバ200の制御部240の回答情報受付部242は、通信部210を介して回答者端末500から送信された見積回答情報を受け付ける。サーバ200の制御部240の変換部243は、回答情報受付部242が受け付けた見積回答情報を、一次元又は二次元のコード情報に変換する(ステップS104)。
具体的には、変換部243は、見積回答情報に含まれる複数の情報の間に区切りを設けて、それらの複数の情報を結合し、結合した複数の情報を、メモリ220に記憶されている情報テーブルに基づく暗号化方式によって暗号化する。また、変換部243は、暗号化したデータを一次元又は二次元のコード情報に変換する。
サーバ200の制御部240の生成部244は、見積回答情報と変換部243によって変換されたコード情報とに基づいて見積回答書10を生成し、生成した見積回答書10を示すデータを回答者端末500に送信する(ステップS105)。
回答者端末500は、見積回答者の操作に応じて印刷装置800を制御して見積回答書10を印刷する。この見積回答書10の印刷書面には、検認者によって検印が押印された後、見積回答者の操作に基づくスキャン装置900のスキャンによって電子化される。回答者端末500は、検印を含めて電子化された見積回答書10を示すデータをスキャン装置900から取得し、サーバ200へ送信する(ステップS106)。
サーバ200は、回答者端末500から受信した電子化された見積回答書10を示すデータを依頼者端末400に送信する(ステップS107)。
依頼者端末400は、見積依頼者の操作に応じて印刷装置700を制御して、サーバ200からの受信データである見積回答書10を印刷する。この見積回答書10の印刷書面に含まれるコード情報は、見積回答者の操作に基づいて読取装置600によって読み取られる。依頼者端末400は、読み取られたコード情報を読取装置600から取得する。依頼者端末400は、見積回答書を示すデータに含まれる見積回答者の公開鍵に対応する秘密鍵を情報テーブルから抽出する。依頼者端末400は、抽出した秘密鍵によって、取得したコード情報の復号化を行い、復号化によって得られた結合した複数の情報のそれぞれを区切りによって区別して記憶する(ステップS108)。
ここで、依頼者端末400は、上記のようにコード情報から得られた情報を見積回答履歴として記憶する。この見積回答履歴は、図6に示す制御処理が繰り返されるたびに蓄積される。例えば、図7に示すように、依頼者端末400は、見積回答者と見積内容と見積金額と見積回答登録日とを関連付けて見積回答履歴として蓄積していく。
以上説明したように、本実施の形態に係る見積業務支援システム100によれば、見積依頼者は、見積回答書10の印刷書面に記載されている複数の情報と、依頼者端末400に記憶される見積回答書10のコード情報に基づく複数の情報と、を照合することによって見積回答書10の内容の改竄の有無を確認することができる。両者に相違点があれば、改竄されていることになるからである。これにより、見積回答書10の電子データだけでなく原本となり得る印刷書面における改竄防止も可能となる。
また、見積業務支援システム100は、コード情報が付与された見積回答書10が作成された後に検印が押印される構成となっている。この場合、検印後に見積回答書10の印刷書面の記載内容が改竄された場合に、改竄後の内容でコード情報が付与されることはない。そのため、コード情報は改竄前の情報となり、見積回答書10の印刷書面の記載内容は改竄後の情報となるため、見積依頼者は上記の照合によって改竄を検出可能である。また、見積依頼者は、改竄を検出した場合、見積回答者に問い合わせをするため、見積回答者も改竄を知ることができる。
変換部243は、見積回答者固有の暗号化方式によって暗号化したうえで、その暗号化したデータをコード情報に変換し、依頼者端末400は、読取装置600が読み取ったコード情報を、その暗号化方式に対応する復号方式によって復号化している。この場合、見積依頼者及び見積回答者を除いた第三者は、秘密鍵がないために、暗号化されたコード情報を復号化することが困難である。そのため、セキュリティ性が向上する。
また、サーバ200の変換部243は、複数の情報の間に区切りを設けてコード情報に変換している。依頼者端末400は、その区切りによってコード情報に含まれる複数の情報を区別して記憶している。かかる構成によれば、コード情報に含まれる複数の情報が自動的に依頼者端末400に記憶されるため、見積依頼者がデータを集計する負担が軽減される。
以上のように、本実施の形態に係る見積業務支援システム100によれば、見積回答書の内容の改竄をより確実に防止することが可能となる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る見積業務支援システム150は、サーバ200を備えていない点で第1の実施の形態に係る見積業務支援システム100と異なる。なお、以下の説明において、第1の実施の形態で説明した構成要素と共通する構成要素には同一の符号を付する。
図8に示すように、見積業務支援システム150は、見積依頼者が操作する依頼者端末400と、見積回答者が操作する回答者端末550と、印刷書面をスキャンによって電子化するスキャン装置900と、印刷書面に付与されたコード情報を読み取る読取装置600と、を備える。なお、スキャン装置900は、見積回答書入力手段として機能する。
依頼者端末400は、見積依頼者から見積依頼情報の入力を受け付けて、その見積依頼情報を回答者端末550に送信する。また、依頼者端末400は、有線又は無線のLANを介して、読取装置600、印刷装置700との通信を行う。依頼者端末400は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等である。
回答者端末550は、WAN300を介して依頼者端末400と通信を行う。回答者端末550は、依頼者端末400から見積依頼情報を受信して、見積回答者がその見積依頼情報に対して入力した見積回答情報を依頼者端末400に送信する。また、回答者端末550は、有線又は無線のLANを介して、印刷装置800、スキャン装置900との通信を行う。回答者端末550は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等を備える。
ここで、依頼者端末400には、複数の見積回答者に割り当てられる暗号化方式に対応するすべての秘密鍵の情報(例えば秘密鍵A、B、C、Dの情報)が予め記憶される。例えば、図4に示す情報テーブルが依頼者端末400に記憶される。一方、回答者端末550には、回答者端末550を使用する見積回答者に対応する公開鍵(見積回答者が会社Aであれば、公開鍵Aの情報)が予め記憶されている。例えば、図3に示す情報テーブルが回答者端末550に記憶される。
以下、回答者端末550の詳細な構成を説明する。
図9に示すように、回答者端末550は、外部装置と通信するための通信部510と、プログラム、データ等を記憶するメモリ520と、ユーザインターフェースである入出力部530と、回答者端末550の全体の動作を制御する制御部540とを備える。
回答者端末550の通信部510、メモリ520、入出力部530、制御部540の構成は、第1の実施の形態のサーバ200の通信部210、メモリ220、入出力部230、制御部240とほとんど同じである。ただし、メモリ520は、制御部540が各種機能を制御するためのプログラム、図4に示す見積回答書10を生成するためのテンプレート、回答者端末550に割り当てられている公開鍵の情報等の各種データを記憶する。
ここで、回答者端末550の制御部540の機能的構成について説明する。制御部540は、依頼情報受付部541、回答情報受付部542、変換部543、生成部544として機能する。
依頼情報受付部541は、通信部510が依頼者端末400から受信した見積依頼情報を受け付ける。回答情報受付部542は、見積回答者によって入出力部530から入力された見積回答情報を受け付ける。なお、見積依頼情報及び見積回答情報の内容は、第1の実施の形態と同じである。
変換部543は、回答情報受付部542が受け付けた見積回答情報を一次元又は二次元のコード情報に変換する。具体的には、変換部543は、見積回答情報に含まれる複数の情報の間に区切りを設けて、それらの複数の情報を結合して暗号化する。この暗号化にはメモリ520に記憶されている公開鍵を用いた見積回答者固有の暗号化方式が使用される。変換部543は、暗号化したデータを一次元又は二次元のコード情報に変換する。
生成部544は、見積回答情報と変換部543によって変換されたコード情報とに基づいて見積回答書10を生成する。見積回答書10は、第1の実施の形態の場合と同じ内容であり、例えば図4に一例として示される見積回答書10である。
以下、図10に示すフローチャートを参照しながら、見積業務支援システム150が行う制御処理を説明する。この制御処理は、依頼者端末400と回答者端末550とが協働することによって実行される。
まず、依頼者端末400は、回答者端末550に見積依頼情報を送信する(ステップS201)。具体的には、依頼者端末400は、見積依頼を行う見積依頼者から見積対象となる製品の製品番号、名前、数量、仕様等の見積内容を示す情報の入力を受け付ける。依頼者端末400は、これらの入力情報に、依頼者端末400を示す情報すなわち見積依頼者を示す情報を付加し、この情報を見積依頼情報として回答者端末550に送信する。
回答者端末550の制御部540の依頼情報受付部541は、通信部510を介して依頼者端末400から送信された見積依頼情報を受け付ける。また、回答者端末550の制御部540の回答情報受付部542は、受け付けた見積依頼情報に対する見積回答を行う見積回答者から見積対象となる見積金額を示す情報の入力を受け付ける。回答者端末550の制御部540の回答情報受付部542は、受け付けた見積金額を示す情報に、回答者端末550を示す情報すなわち見積回答者を示す情報を付加し、この情報を見積回答情報として受け付ける(ステップS202)。
回答者端末550の制御部540の変換部543は、回答情報受付部542が受け付けた見積回答情報を、一次元又は二次元のコード情報に変換する(ステップS203)。
具体的には、変換部543は、見積回答情報に含まれる複数の情報の間に区切りを設けて、それらの複数の情報を結合し、結合した複数の情報を、メモリ520に記憶されている情報テーブルに基づく暗号化方式によって暗号化する。変換部543は、暗号化したデータを一次元又は二次元のコード情報に変換する。
回答者端末550の制御部540の生成部544は、見積回答情報と変換部543によって変換されたコード情報とに基づいて見積回答書10を生成する(ステップS204)。
回答者端末550は、見積回答者の操作に応じて印刷装置800を制御して見積回答書10を印刷する。この見積回答書10の印刷書面には、検認者によって検印が押印された後、見積回答者の操作に基づくスキャン装置900のスキャンによって電子化される。回答者端末550は、検印を含めて電子化された見積回答書10を示すデータをスキャン装置900から取得し、依頼者端末400に送信する(ステップS205)。
依頼者端末400は、見積依頼者の操作に応じて印刷装置700を制御して、回答者端末550からの受信データである見積回答書10を印刷する。この見積回答書10の印刷書面に含まれるコード情報は、見積回答者の操作に基づいて読取装置600によって読み取られる。依頼者端末400は、読み取られたコード情報を読取装置600から取得する。
また、依頼者端末400は、自装置に記憶されている秘密鍵の情報(例えば秘密鍵A、B、C、Dの情報)のうち、見積回答者端末550に対応する秘密鍵を使用して、取得したコード情報の復号化を行い、復号化によって得られた結合した複数の情報のそれぞれを区切りによって区別して記憶する(ステップS206)。
ここで、依頼者端末400は、上記のようにコード情報から得られた情報を見積回答履歴として記憶する。この見積回答履歴は、図10に示す制御処理が繰り返されるたびに蓄積される。その結果、例えば、図7に示すように、依頼者端末400は、見積回答者と見積内容と見積金額と見積回答登録日とを関連付けて見積回答履歴として蓄積していく。
以上説明したように、本実施の形態に係る見積業務支援システム150によれば、見積依頼者は、見積回答書10の印刷書面に記載されている複数の情報と、依頼者端末400に記憶される見積回答書10のコード情報に基づく複数の情報と、を照合することによって見積回答書10の内容の改竄の有無を確認することができる。両者に相違点があれば、改竄されていることになるからである。これにより、見積回答書10の電子データだけでなく原本となり得る印刷書面における改竄防止も可能となる。
また、見積業務支援システム150は、コード情報が付与された見積回答書10が作成された後に検印が押印される構成となっている。この場合、検印後に見積回答書10の印刷書面の記載内容が改竄された場合に、改竄後の内容でコード情報が付与されることはない。そのため、コード情報は改竄前の情報となり、見積回答書10の印刷書面の記載内容は改竄後の情報となるため、見積依頼者は上記の照合によって改竄を検出可能である。また、見積依頼者は、改竄を検出した場合、見積回答者に問い合わせをするため、見積回答者も改竄を知ることができる。
変換部543は、見積回答者固有の暗号化方式によって暗号化したうえで、その暗号化したデータをコード情報に変換し、依頼者端末400は、読取装置600が読み取ったコード情報を、その暗号化方式に対応する復号方式によって復号化している。この場合、見積依頼者及び見積回答者を除いた第三者は、秘密鍵がないために、暗号化されたコード情報を復号化することが困難である。そのため、セキュリティ性が向上する。
また、回答者端末550の変換部543は、複数の情報の間に区切りを設けてコード情報に変換している。依頼者端末400は、その区切りによってコード情報に含まれる複数の情報を区別して記憶している。かかる構成によれば、コード情報に含まれる複数の情報が自動的に依頼者端末400に記憶されるため、見積依頼者がデータを集計する負担が軽減される。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変形及び応用が可能である。以下、さらなる変形例について説明する。
(変形例)
上記実施の形態において、サーバ200又は回答者端末550は、電子化された見積回答書を示すデータを依頼者端末400に送信し、依頼者端末400は印刷装置700を制御して、それを印刷している。しかし、本発明はこれに限られない。
例えば、見積業務支援システム100、150は、回答者端末500、550が検印を含む電子化された見積回答書を示すデータを印刷装置800から印刷する構成であってもよい。例えば、見積回答者が見積依頼者に印刷装置800から印刷された印刷書面を郵送すれば、見積依頼者は、その印刷書面に付与されているコード情報を読取装置600によって読み取らせることができる。この場合、見積依頼者が電子化された見積回答書を示すデータを印刷する必要がなくなるため、依頼者端末400に接続されている印刷装置700が不要となる。
見積業務支援システム100、150では、コード情報としてバーコード30を使用している。コード情報が二次元コードであれば、多くの情報量をコード情報に含ませることができる。しかし、コード情報がバーコード30である場合、多くの情報量を含ませることができない。そこで、バーコード30には、最小限の符号化情報を含ませて、依頼者端末400に、その符号化情報と関連付けられた詳細な情報を記憶させてもよい。
見積業務支援システム100、150は、回答者端末500、550が検印を含む電子化された見積回答書を示すデータを印刷装置800から印刷する構成であってもよい。例えば、見積回答者が見積依頼者に印刷装置800から印刷された印刷書面を郵送すれば、見積依頼者は、その印刷書面に付与されているコード情報を読取装置600によって読み取らせることができる。この場合、見積依頼者が電子化された見積回答書を示すデータを印刷する必要がなくなるため、依頼者端末400に接続されている印刷装置700が不要となる。
また、本発明に係る見積業務支援システム100、150は、上記装置によらず、例えば、コンピュータがプログラムを実行することで、見積業務支援システム100、150の機能を実現してもよい。見積業務支援システム100、150の機能を実現するためのプログラムは、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、HDD(Hard Disc Drive)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータにダウンロードされてもよい。
10 見積回答書、20 検認欄、30 バーコード(コード情報)、40,50 情報、100,150 見積業務支援システム、200 サーバ、300 WAN、400 依頼者端末、500,550 回答者端末、600 読取装置、700,800 印刷装置、900 スキャン装置(見積回答書入力手段)、210,510 通信部、220,520 メモリ、230,530 入出力部、240,540 制御部、241,541 依頼情報受付部、242,542 回答情報受付部、243,543 変換部、244,544 生成部

Claims (13)

  1. 依頼者端末から、ネットワークを介して、見積依頼情報を受け付ける依頼情報受付手段と、
    前記依頼情報受付手段で受け付けた見積依頼情報に対する複数の情報を含む見積回答情報を受け付ける回答情報受付手段と、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報に含まれる複数の情報の間に区切りを設けて該複数の情報を結合し、一つの一次元又は二次元のコード情報に変換する変換手段と、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報とこの見積回答情報から前記変換手段により生成されたコード情報とに基づいて見積回答書を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した前記見積回答書の第1の印刷書面にユーザが検印をしたものをスキャンによって電子化する見積回答書入力手段と、
    前記見積回答書入力手段により電子化された前記見積回答書を依頼者端末に、ネットワークを介して、送信する送信手段と、
    前記依頼者端末に配置され、前記送信手段から、ネットワークを介して、前記電子化された前記見積回答書を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された電子化された前記見積回答書の第2の印刷書面に付与された前記コード情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った前記コード情報に含まれる結合した複数の情報のそれぞれを前記区切りによって区別して記憶する記憶手段と、
    を備える見積業務支援システム。
  2. 前記変換手段は、見積回答者固有の暗号化方式によって前記結合した複数の情報を暗号化し、該暗号化したデータを前記コード情報に変換し、
    前記記憶手段は、前記読取手段が読み取った前記コード情報を、前記暗号化方式に対応する復号方式によって前記結合した複数の情報を復号化する、
    請求項1に記載の見積業務支援システム。
  3. 依頼者端末と、サーバと、回答者端末と、を備える見積業務支援システムであって、
    前記サーバは、
    前記依頼者端末から、ネットワークを介して、見積依頼情報を受け付け、前記回答者端末に、ネットワークを介して、送信する依頼情報受付手段と、
    見積依頼情報に対する複数の情報を含む見積回答情報を、ネットワークを介して、前記回答者端末から受け付ける回答情報受付手段と、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報に含まれる複数の情報の間に区切りを設けて該複数の情報を結合し、一つの一次元又は二次元のコード情報に変換する変換手段と、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報と前記変換手段により生成されたコード情報とに基づいて見積回答書を生成し、前記回答者端末に送信する生成手段と、
    前記回答者端末から、ネットワークを介して、電子化された検印済の見積回答書を受信して、前記依頼者端末にネットワークを介して送信する手段と、
    を備え、
    前記回答者端末は、
    前記サーバから送信された見積依頼情報を、ネットワークを介して、受け付ける依頼情報受付手段と、
    前記依頼情報受付手段で受け付けた見積依頼情報に対する複数の情報を含む見積回答情報の入力を受け付け、前記サーバに、ネットワークを介して、送信する手段と、
    前記サーバから、ネットワークを介して、見積回答書を受信する手段と、
    ユーザが検印した見積回答書を受け付けて、ネットワークを介して、前記サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記依頼者端末は、
    見積依頼情報を、ネットワークを介して、前記サーバに送信する手段と、
    前記サーバから、ネットワークを介して、検印済の見積回答書を受信する手段と、
    受信した検印済の見積回答書に含まれているコード情報に含まれる結合された複数の情報のそれぞれを区別して記憶する記憶手段と、
    を備える、
    見積業務支援システム。
  4. 依頼者端末と回答者端末と、を備え、
    前記回答者端末は、
    前記依頼者端末から、ネットワークを介して、見積依頼情報を受け付ける依頼情報受付手段と、
    見積依頼情報に対する複数の情報を含む見積回答情報を受け付ける回答情報受付手段と、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報に含まれる複数の情報の間に区切りを設けて該複数の情報を結合し、一つの一次元又は二次元のコード情報に変換する変換手段と、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報と前記変換手段により生成されたコード情報とを含む見積回答書を生成する生成手段と、
    検印済の見積回答書を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した検印済の見積回答書を、ネットワークを介して、前記依頼者端末に送信する手段と、
    を備え、
    前記依頼者端末は、
    見積依頼情報を、ネットワークを介して、前記回答者端末に送信する手段と、
    前記回答者端末から、ネットワークを介して、検印済の見積回答書を受信する手段と、
    受信した検印済の見積回答書に含まれているコード情報に含まれる結合された複数の情報のそれぞれを区別して記憶する記憶手段と、
    を備える、
    を備える見積業務支援システム。
  5. 依頼者端末と、サーバと、回答者端末と、を備える見積業務支援システムの前記サーバであって、
    前記依頼者端末から、ネットワークを介して、見積依頼情報を受け付け、前記回答者端末にネットワークを介して送信する依頼情報受付手段と、
    前記回答者端末に送信した見積依頼情報に対する見積回答情報を、ネットワークを介して、前記回答者端末から受け付ける回答情報受付手段と、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報に含まれる複数の情報をコード情報に変換する変換手段と、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報と前記変換手段により生成されたコード情報とを含む見積回答書を生成し、前記回答者端末に送信する生成手段と、
    前記回答者端末から、ネットワークを介して、検印済の見積回答書を受信して、前記依頼者端末にネットワークを介して送信する手段と、
    を備えるサーバ。
  6. 依頼者端末と、サーバと、回答者端末と、を備える見積業務支援システムの前記回答者端末であって、
    前記依頼者端末から送信された見積依頼情報を、前記サーバとネットワークとを介して、受信して受け付ける依頼情報受付手段と、
    受け付けた見積依頼情報に対する複数の情報を含む見積回答情報の入力を受け付け、前記サーバにネットワークを介して送信する手段と、
    前記サーバから、ネットワークを介して、送信した見積回答情報に基づいて生成された見積回答書を受信する手段と、
    ユーザが検印をした見積回答書を受け付けて、ネットワークを介して、前記サーバに送信する送信手段と、
    を備える回答者端末。
  7. 見積依頼情報を、ネットワークを介して、回答書を作成するシステム宛に送信する手段と、
    ネットワークを介して、複数の情報を含む見積回答情報と該見積回答情報に含まれている情報をコード化したコード情報をと含み、見積回答者の検印が付された見積回答書を受信する受信手段と、
    受信した検印が付された見積回答書に含まれているコード情報から複数の情報を再生して記憶する記憶手段と、
    を備える依頼者端末。
  8. 依頼者端末から、ネットワークを介して、見積依頼情報を受け付ける依頼情報受付手段と、
    前記依頼情報受付手段で受け付けた見積依頼情報に対する複数の情報を含む見積回答情報の入力を受け付ける回答情報受付手段と、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報に含まれる複数の情報をコード情報に変換する変換手段と、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報と前記変換手段により生成されたコード情報とを含む見積回答書を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された見積回答書に検印がされた検印付見積回答書を生成する生成手段と、
    生成した検印付見積回答書を、ネットワークを介して、前記依頼者端末に送信する手段と、
    を備える回答者端末。
  9. コンピュータが実行する方法であって、
    見積依頼情報を、ネットワークを介して、受け付ける依頼情報受付ステップと、
    前記依頼情報受付ステップで受け付けた見積依頼情報に対する複数の情報を含む見積回答情報を受け付ける回答情報受付ステップと、
    前記回答情報受付ステップで受け付けられた見積回答情報に含まれる複数の情報の間に区切りを設けて該複数の情報を結合し、コード情報に変換する変換ステップと、
    前記回答情報受付ステップで受け付けられた前記見積回答情報と前記変換ステップで生成された前記コード情報とに基づいて見積回答書を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップにおいて生成された前記見積回答書にユーザが検印をしたものの電子情報を入力する見積回答書入力ステップと、
    前記見積回答書入力ステップにより入力した検印済の見積回答書を、ネットワークを介して、見積もり依頼者宛に送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにより送信された検印済の見積回答書を、ネットワークを介して、受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した見積回答書の印刷書面に付与された前記コード情報を読み取った情報を受信する読取ステップと、
    前記読取ステップにおいて読み取られた前記コード情報に含まれる結合した複数の情報のそれぞれを前記区切りによって区別して記憶する記憶ステップと、
    を含む見積業務支援方法。
  10. コンピュータを、
    依頼者端末からネットワークを介して見積依頼情報を受け付け、回答者端末にネットワークを介して送信する依頼情報受付手段、
    前記回答者端末に送信した見積依頼情報に対する見積回答情報を、ネットワークを介して、前記回答者端末から受け付ける回答情報受付手段、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報に含まれる複数の情報をコード情報に変換する変換手段、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報と前記変換手段により生成されたコード情報とを含む見積回答書を生成し、前記回答者端末に送信する生成手段、
    前記回答者端末から、ネットワークを介して、検印済の見積回答書を受信して、前記依頼者端末にネットワークを介して送信する手段、
    として機能させるコンピュータプログラム。
  11. コンピュータを、
    依頼者端末から送信された見積依頼情報を、サーバとネットワークとを介して、受信して受け付ける依頼情報受付手段、
    受け付けた見積依頼情報に対する複数の情報を含む見積回答情報の入力を受け付け、前記サーバにネットワークを介して送信する手段、
    前記サーバから、ネットワークを介して、送信した見積回答情報に基づいて生成された見積回答書を受信する手段、
    検印された見積回答書を受け付けて、ネットワークを介して、前記サーバに送信する送信手段、
    として機能させるコンピュータプログラム。
  12. コンピュータを、
    見積依頼情報を、ネットワークを介して、回答書を作成するシステム宛に送信する手段、
    ネットワークを介して、複数の情報を含む見積回答情報と該見積回答情報に含まれている情報をコード化したコード情報とを含み、検印が付された見積回答書を受信する受信手段、
    受信した検印が付された見積回答書に含まれているコード情報から複数の情報を再生して記憶する記憶手段、
    として機能させるコンピュータプログラム。
  13. コンピュータを、
    見積依頼情報をネットワークを介して受け付ける依頼情報受付手段、
    前記依頼情報受付手段で受け付けた見積依頼情報に対する複数の情報を含む見積回答情報の入力を受け付ける回答情報受付手段、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報に含まれる複数の情報をコード情報に変換する変換手段、
    前記回答情報受付手段で受け付けた見積回答情報と前記変換手段により生成されたコード情報とを含む見積回答書を生成する生成手段、
    前記生成手段により生成された見積回答書に検印がされた検印付見積回答書を生成する生成手段、
    生成した検印付見積回答書を、ネットワークを介して、依頼者端末に送信する手段、
    として機能させるプログラム。
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