JP6994065B2 - 足場、および、足場の組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、足場、および、足場の組立方法に関する。
立軸バルブ水車発電機では、円柱状の外側ケーシングを通して水を落下させ、水車を回転させて発電する。落下する水は、外側ケーシングの内壁の凹凸に衝突するので、外側ケーシングの内壁の凹凸が大きいほど、水の落下エネルギーの損失が大きくなり、発電効率が低下する。発電効率の低下を抑制するため、外側ケーシングの据付作業では、外側ケーシングが中心軸に対して水平垂直になるように芯出し確認が行われる。
立軸バルブ水車発電機の外側ケーシングの据付作業では、足場を設置し、設置した足場を利用して、足場の周囲に外側ケーシングを構築する。この種の足場は、高さが20m程度になることもある。そのため、高所での作業の安全性を考慮して、足場は、単管足場や枠組足場ではなく鉄板で形成される。
しかしながら、足場を鉄板で形成した場合、地上に設置したセオドライトから足場の上方に位置する外側ケーシングの上端部の芯出し確認をする際に、足場の鉄板が邪魔になる。そのため、外側ケーシングの芯出し確認が困難であるという問題がある。
特開2006-307506号公報
本発明は、外側ケーシングの芯出し確認を容易にすることを課題とする。
上記課題を解決するため、実施形態に係る足場は、芯出し確認用の目印を有する複数の円筒状外側ケーシングユニットを積層して外側ケーシングを構築する際に使用する足場である。実施形態に係る足場は、円形の足場踏板と足場踏板の外周部に足場踏板と直交する方向に立設された複数の支柱とを備える足場ユニットを有する。足場踏板は、足場踏板の直径に沿って形成され、足場踏板の下方から外側ケーシングユニットの芯出し確認用の目印を視認可能な開口部を有する。
複数の足場ユニットは、複数の足場ユニットそれぞれの開口部を鉛直方向に重ねて最下段に配置された足場ユニットの下方から外側ケーシングユニットの芯出し確認用の目印を視認できるように支柱を介して積層される
実施形態に係る足場の組み立て状態を示す側面図である。 実施形態に係る円形足場踏板の平面図である。 実施形態に係る振れ止めユニットの側面図である。 実施形態に係る外側ケーシングについて説明するための図である。 実施形態に係る足場の組み立て手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る足場の組み立て手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る足場組立用テンプレートの側面図である。 実施形態に係る足場組立用テンプレートの平面図である。 実施形態に係る足場の組み立てについて説明するための図である。 実施形態に係る足場の組み立てについて説明するための図である。 実施形態に係る足場の組み立てについて説明するための図である。 実施形態に係る足場の組み立てについて説明するための図である。 実施形態に係る外側ケーシングの芯出し確認のフローチャートである。 実施形態に係る外側ケーシングの芯出し確認について説明するための図である。 実施形態に係る足場の組み立てについて説明するための図である。
以下、本実施形態を、図面を用いて説明する。説明には、適宜、相互に直交するX軸、Y軸、Z軸からなるXYZ座標系を用いる。
本実施形態では、立軸バルブ水車発電機の外側ケーシングを構築する場合に使用する足場について説明する。立軸バルブ水車発電機の外側ケーシングの高さは、20m以上であることがある。
図1は、実施形態に係る足場1の組み立て状態を示す側面図である。足場1は、立軸バルブ水車発電機の外側ケーシング30を構築する基礎ベース20の上に、複数の足場ユニット1aを積層して組み立てられる。足場ユニット1aは、振れ止めユニット10によって、外側ケーシング30に固定される。
足場ユニット1aは、円形足場踏板4、支柱3、手摺6、振れ止めユニット10を有している。梯子7は、足場ユニット1aの設置後に円形足場踏板4に取り付けられる。
図2は、円形足場踏板4の平面図である。円形足場踏板4は、円盤状の平板である。円形足場踏板4の直径は、例えば、約10mである。図2に示されるように、円形足場踏板4は、6個の踏板分割片4a~4fを組み合わせることにより形成される。詳細には、踏板分割片4a~4fそれぞれは、H形鋼もしくはC形鋼で形成された骨組みと一体になっており、それぞれの骨組みをボルトで締結することにより円形足場踏板4を組み立てる。踏板分割片4a~4fは、表面に滑り止め用の突起を有する鋼板で形成される。
図2に示されるように、円形足場踏板4を組み立てると、円形足場踏板4の中央には、昇降用開口4gが形成される。昇降用開口4gは、人が通り抜けることが可能な大きさである。また、円形足場踏板4は、直径に沿って開口する開口部4sを有している。開口部4sは、円形足場踏板4の相互に直交する2本の直径に沿って開口している。鉛直方向(+Z側)から見た開口部4sの形状は、X軸方向もしくはY軸方向を長手方向とする矩形である。円形足場踏板4の周囲には、アイプレート取付部4hが形成される。
図1に戻り、支柱3は、鋼鉄で形成された1本もしくは2本以上の円柱の支柱3aを繋ぎ合わせて形成される。具体的には、支柱3aは、両端にボルト穴を有するフランジ3bを有している。支柱3は、2つの支柱3aをボルトで締結することにより形成される。支柱3の長さは、例えば、約3mである。支柱3は、円形足場踏板4にボルトで締結される。支柱3は、円形足場踏板4の外周部に複数立設される。
手摺6は、鉄製のパイプで形成される。例えば、手摺6のZ軸方向の長さは約1mであり、X軸方向の長さは約2mである。手摺6は、円形足場踏板4の外周部および昇降用開口4gの付近に形成される。
図3は、振れ止めユニット10の側面図である。図3に示されるように、振れ止めユニット10は、巾木11、ボルト12、ナット13、調整部14、押圧部15、支柱部16からなる。巾木11は、矩形状の鉄板である。巾木11には、ボルト12を通す開口が設けられている。ナット13は、巾木11に設けられた開口とナット13の穴が合うようにして、巾木11に溶接される。巾木11は、踏板分割片4a~4fそれぞれの周囲に、XY平面に対して垂直に溶接される。
調整部14は、円筒状の部品であり、内面にねじ溝が形成されている。ボルト12は、ナット13および巾木11を介して、調整部14に挿入される。押圧部15は、外側ケーシングを押圧するための部品である。押圧部15は、円盤状の鉄板からなる。支柱部16は、調整部14と押圧部15とを接続する円柱状の部品である。巾木11と外側ケーシング30との距離は、ボルト12を調整部14にねじ込むことにより調整される。
ここで、外側ケーシング30の構造について説明する。外側ケーシング30は、図1に示されるように、複数の外側ケーシングユニット31を積層して構築される。図4に示されるように、外側ケーシングユニット31は、複数の湾曲した鉄板32を溶接することにより、円筒状に形成される。外側ケーシングユニット31には、芯出し確認の際の目印となるケガキ33が記されている。図4では、ケガキ33は、外側ケーシングユニット31の相互に直交する2本の直径と交差する位置に配置された鉄板32の+Z側の端に記される。ここでは、ケガキ33は、-X側の内壁と+Y側の内壁に黒い三角印で、+X側の内壁と-Y側の内壁に破線で示された三角印で記されている。ケガキ33は、開口部4sの位置と対応する位置に記される。外側ケーシングユニット31のZ軸方向の高さは、足場ユニット1aのZ軸方向の高さと同程度である。また、外側ケーシングユニット31の内径と足場ユニット1aの外径との差は、例えば、約20cmである。
次に、足場1の組み立て手順について、図5と図6に示されるフローチャートを参照しながら説明する。最初に、足場ユニット1aの組み立てに使用する足場組立用テンプレート40を作成する(ステップS11)。図7は、足場組立用テンプレート40の側面図である。図8は、足場組立用テンプレート40の平面図である。足場組立用テンプレート40は、C形鋼をボルトで締結して組み立てる。具体的には、図7および図8に示されるように、足場組立用テンプレート40は、ベース部41、支柱部42、テーブル部43を有する。ベース部41は、長手方向をY軸方向とする1対のC形鋼41a、長手方向をX軸方向とする1対のC形鋼41b、直交するC形鋼41aとC形鋼41bとに約45度の角度で接続されたC形鋼41cとから構成される。支柱部42は、C形鋼41bの所定の位置にZ軸方向に立設され、ボルトで締結される。支柱部42のZ軸方向の長さは、支柱3の長さに対応して調整される。テーブル部43は、支柱部42の+Z側の端に、ボルトで締結される。以上で、足場組立用テンプレート40の組み立てを終了する。
次に、足場組立用テンプレート40を使用して、足場ユニット1aを組み立てる(ステップS12)。足場ユニット1aの組み立て手順については、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
最初に、支柱3aを繋ぎ、支柱3を構築する。次に、図9に示されるように、足場組立用テンプレート40のベース部41の四隅に支柱3を立てる(ステップS31)。次に、図10に示されるように、踏板分割片4a~4fそれぞれの骨組みをボルトで締結して円形足場踏板4を組み立てる(ステップS32)。踏板分割片4a~4fそれぞれの周囲には、巾木11が溶接されている。円形足場踏板4を組み立てると、円形足場踏板4には、図2に示されるように、円形足場踏板4の相互に直交する2本の直径に沿って開口する開口部4sが形成される。円形足場踏板4は、支柱3にボルトで締結される。
次に、図11に示されるように、手摺6を円形足場踏板4に取り付ける(ステップS33)。手摺6は、円形足場踏板4の周囲および昇降用開口4gの付近に取り付ける。最後に、アイプレート取付部4hにアイプレートを取り付ける(ステップS34)。
図5に戻り、1段目の外側ケーシングユニット31をクレーンで吊り上げ、所定の位置に配置する(ステップS13)。
次に、完成した足場ユニット1aのアイプレートに玉掛けをし、図12に示されるように、1段目の外側ケーシングユニット31の内側に、クレーンで足場ユニット1aを吊り込む(ステップS14)。次に、基礎ベース20に設けられているバルブブラケット取付面に足場ユニット1aを固定する(ステップS15)。次に、梯子7を円形足場踏板4の昇降用開口4g付近に取り付ける(ステップS16)。
次に、外側ケーシングユニット31の芯出し確認を行う(ステップS17)。芯出し確認の手順については、図13を参照して説明する。最初に、図14に示されるように、設置した足場ユニット1aの円形足場踏板4の中心下方に位置する基礎ベース20の中央に、セオドライト70を設置する(ステップS51)。
次に、外側ケーシングユニット31の+Z側の端に記されているケガキ33をセオドライト70で確認する(ステップS52)。具体的には、セオドライト70で、開口部4sを介して、外側ケーシングユニット31に記された4個のケガキ33それぞれまでの距離を測定する。
セオドライト70から4個のケガキ33それぞれまでの距離の差が、芯出し精度の条件を満たしている場合(ステップS53:Yes)、ステップS55に移行する。一方、セオドライト70から4個のケガキ33それぞれまでの距離の差が、芯出し精度の条件を満たしていない場合(ステップS53:No)、芯出し精度を上げるための調整を行う(ステップS54)。例えば、セオドライト70から外側ケーシングユニット31の+X側に記されたケガキ33までの距離が指定された距離より近い場合、外側ケーシングユニット31の+X側の内壁を外側(+X側)に押す。外側ケーシングユニット31の上端を押す場合、作業者は、足場ユニット1aの円形足場踏板4の上で、外側ケーシングユニット31を押す作業を行う。また、+Y側に記されたケガキ33との距離が指定された距離より遠い場合、クレーン等を使用して、外側ケーシングユニット31の+Y側の外壁を外側ケーシングユニット31の内側(-Y側)に押す。
次に、セオドライト70をレーザー鉛直機に置き換える(ステップS55)。次に、円形足場踏板4の昇降用開口4gを透明なアクリル板で塞ぎ、レーザー鉛直機からレーザー光を+Z方向に照射する。そして、アクリル板のレザー光が当たっている位置から4個のケガキ33それぞれまでの距離をメジャー等で測定する(ステップS56)。
4個のケガキ33までの距離の差が、芯出し精度の条件を満たしていない場合(ステップS57:No)、ステップS54に戻り、調整作業を継続する。一方、4個のケガキ33までの距離の差が、芯出し精度の条件を満たしている場合(ステップS57:Yes)、芯出し確認作業を終了する。
図5に戻り、振れ止めユニット10を使用して、足場ユニット1aを外側ケーシングユニット31の内壁に固定する(ステップS18)。具体的には、押圧部15を外側ケーシングユニット31の内壁に当接させ、円形足場踏板4に溶接された巾木11にボルト12を通し、調整部14にボルト12をねじ込む。円形足場踏板4の周囲に取り付けられた複数の振れ止めユニット10の押圧部15で外側ケーシングユニット31の内壁を押圧することにより、足場ユニット1aは外側ケーシング30の内壁に固定される。
1段目の外側ケーシングユニット31は、基礎ベース20に固定される。外側ケーシングユニット31は、必要に応じて周囲をコンクリートで固定される。以上で、1段目の足場ユニット1aの構築を完了する。
1段目の足場ユニット1aを構築すると、2段目の外側ケーシングユニット31を1段目の外側ケーシングユニット31の上にクレーンで吊り上げる。2段目の外側ケーシングユニット31は、1段目の外側ケーシングユニット31の+Z側に溶接される。
次に、2段目の足場ユニット1aを構築する。2段目の足場ユニット1aを構築する場合、ステップS12およびステップS14~S18の作業を繰り返す。詳細には、2段目の足場ユニット1aを足場組立用テンプレート40の上で組み立て、完成した2段目の足場ユニット1aのアイプレートに玉掛けをし、図15に示されるように、2段目の足場ユニット1aを1段目の足場ユニット1aの上にクレーンで吊り込む。2段目の足場ユニット1aは、2段目の開口部4sが1段目の開口部4sと鉛直方向(Z軸方向)に重なるように配置する。2段目の足場ユニット1aの支柱3は、1段目の円形足場踏板4にボルトで固定される。
図15に示されるように、2段目の外側ケーシングユニット31の芯出し確認では、1段目の足場ユニット1aの円形足場踏板4の中心下方に位置する基礎ベース20の中央に設置したセオドライト70から、1段目の足場ユニット1aと2段目の足場ユニット1aの開口部4sを介して、2段目の外側ケーシングユニット31に記された4個のケガキ33それぞれまでの距離を測定する。
2段目の外側ケーシングユニット31の芯出し確認を終えると、2段目の外側ケーシングユニット31は、必要に応じて周囲をコンクリートで固定される。
3段目以後の足場ユニット1aおよび外側ケーシングユニット31の構築は、上記の作業を繰り返すことにより行われる。以上で、足場1の組み立て手順の説明を終了する。
足場1を解体する際は、ステップS12~S18の作業を逆の工程で行う。具体的には、隣接する足場ユニット1aの支柱3と円形足場踏板4とを締結しているボルトを外し、足場ユニット1aごとにクレーンで吊り上げて解体する。
以上に説明したように、実施形態に係る足場1の足場ユニット1aは、直径に沿って開口する開口部4sを有する円形足場踏板4を有する。外側ケーシングの芯出し確認をする際、セオドライトから開口部4sを介して外側ケーシングの芯出し確認を行うことができる。したがって、円形足場踏板4が平板で形成されていても、外側ケーシングの芯出し確認を容易に行うことができる。
足場ユニット1aを上下に積層する場合、足場ユニット1aは、足場ユニット1aそれぞれの開口部4sが鉛直方向に重なるように配置される。これにより、基礎ベース20に設置したセオドライト70から、積層された上段の外側ケーシングユニット31の芯出し確認を容易に行うことができる。
なお、上記の説明では、開口部4sが、円形足場踏板4の相互に直交する2本の直径に沿って開口している場合につて説明したが、これに限定されない。例えば、開口部4sは、30度とか45度の角度で交差する直径に沿って開口してもよい。外側ケーシングユニット31の+Z側の端に記されるケガキ33は、開口部4sの角度に応じて設けられる。開口部4sを円形足場踏板4の複数の直径に沿って開口させることにより、外側ケーシングユニット31の芯出し精度を向上することができる。
また、開口部4sは、円形足場踏板4の直径に沿って開口していればよく、例えば、断続的な開口で形成されていてもよい。また、開口部4sの形状は、矩形ではなく、例えば、楕円形でもよい。開口部4sは、足場1が設置される基礎ベース20の円形足場踏板4の中心下方に設置されたセオドライト70から、各段の足場ユニット1aの開口部4sを介して、足場1の周囲に構築された外側ケーシングユニット31に記されたケガキ33を視認できる形状であればよい。
また、開口部4sを覆うカバーを設けてもよい。カバーは、表面に滑り止め用の突起を有する鋼板で形成する。カバーは、円形足場踏板4の上面に蝶番で接続する。これにより、開口部4sを開閉することができる。芯出し確認時には開口部4sのカバーを外して測定し、測定しない場合には開口部4sをカバーで塞ぐ。開口部4sをカバーで塞ぐことにより、円形足場踏板4上での作業環境を向上することができる。
また、上記の説明では、円形足場踏板4が6個の踏板分割片4a~4fから構成される場合について説明した。円形足場踏板4を複数個の踏板分割片で構成する理由は、踏板分割片を小型軽量化することにより、足場組立用テンプレート40に踏板分割片を持ち上げて円形足場踏板4を組み立てる作業を容易にするためである。したがって、円形足場踏板4を構成する踏板分割片の数は限定されない。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施しうるものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…足場
1a…足場ユニット
3…支柱
3a…支柱
3b…フランジ
4…円形足場踏板
4a~4f…踏板分割片
4g…昇降用開口
4h…アイプレート取付部
4s…開口部
6…手摺
7…梯子
10…振れ止めユニット
11…巾木
12…ボルト
13…ナット
14…調整部
15…押圧部
16…支柱部
20…基礎ベース
30…外側ケーシング
31…外側ケーシングユニット
32…鉄板
33…ケガキ
40…足場組立用テンプレート
41…ベース部
41a,41b,41c…C形鋼
42…支柱部
43…テーブル部
70…セオドライト

Claims (5)

  1. 芯出し確認用の目印を有する複数の円筒状外側ケーシングユニットを積層して外側ケーシングを構築する際に使用する足場であって、
    形の足場踏板と、
    前記足場踏板の外周部に前記足場踏板と直交する方向に立設された複数の支柱と、
    を備える足場ユニットを有し、
    前記足場踏板は、前記足場踏板の直径に沿って形成され、前記足場踏板の下方から前記外側ケーシングユニットの芯出し確認用の前記目印を視認可能な開口部を有し、
    複数の前記足場ユニットを、複数の前記足場ユニットそれぞれの前記開口部を鉛直方向に重ねて最下段に配置された前記足場ユニットの下方から前記外側ケーシングユニットの芯出し確認用の前記目印を視認できるように前記支柱を介して積層した足場。
  2. 前記開口部は、前記足場踏板の複数の直径それぞれに沿って開口している、
    請求項1に記載の足場。
  3. 前記開口部は、前記足場踏板の相互に直交する2本の直径に沿って形成されている、
    請求項1または2に記載の足場。
  4. 前記開口部を覆うカバーを有する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の足場。
  5. 芯出し確認用の目印を有する複数の円筒状外側ケーシングユニットを順次積層して外側ケーシングを構築する際に用いる足場の組立方法であって、
    円形の足場踏板と、前記足場踏板の外周部に前記足場踏板と直交する方向に立設された複数の支柱と、を備え、前記足場踏板が前記足場踏板の直径に沿って形成され前記足場踏板の下方から前記外側ケーシングユニットの芯出し確認用の前記目印を視認可能な開口部を有する最下段の足場ユニットを、最下段の前記外側ケーシングユニットの円筒内に、最下段の前記足場ユニットの前記足場踏板の下方から前記開口部を介して最下段の前記外側ケーシングユニットの芯出し確認用の前記目印を視認可能に設置する工程と、
    最下段の前記足場ユニットと同様に形成された次段の足場ユニットを、最下段の前記足場ユニットの前記開口部と次段の前記足場ユニットの前記開口部が鉛直方向に重なり、最下段の前記足場ユニットの前記足場踏板の下方から最下段の前記外側ケーシングユニット上に積層された次段の外側ケーシングユニットの芯出し確認用の前記目印を視認可能に最下段の前記足場ユニット上に次段の前記足場ユニットの支柱を介して設置する工程と、
    以後、同様に次々段以後の足場ユニットを、必要な外側ケーシングの高さに応じて積層される次々段以降の外側ケーシングユニットに応じてそれぞれの開口部が鉛直方向に重なるように設置する工程と、
    を含む足場の組立方法。
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