JP6994030B2 - ゴム組成物、架橋ゴム組成物、ゴム物品及びタイヤ - Google Patents

ゴム組成物、架橋ゴム組成物、ゴム物品及びタイヤ Download PDF

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Description

本発明は、ゴム組成物、架橋ゴム組成物、ゴム物品及びタイヤに関する。
ゴム組成物及びそれを架橋して得られる架橋ゴムの機能向上のために、種々の成分がゴム組成物の添加剤としても用いられている。
例えば、特許文献1には、(A)天然ゴム、スチレン・ブタジエン共重合ゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、アクリロニトリルブタジエン共重合ゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴムおよびハロゲン化ブチルゴムから選ばれるゴム100重量部に対して、(B)炭水化物を0.5~10重量部、(C)メトキシ化メチロールメラミン樹脂を0.5~10重量部、及び(D)カルボン酸コバルト塩をコバルト量として0.05~1重量部を配合することにより、スチールコードとの加硫接着における接着性及びゴムの硬度を改良する技術が開示されている。
また、特許文献2には、ゴム組成物中に、特定のジエン系ゴム、及び、ガラス転移点及びCTAB吸着比表面積を特定範囲に規定したシリカを含有させることにより、耐摩耗性と、ウェット性能及び氷上性能との両立を図った技術が開示されている。
特開平07-118457号公報 特開2016-47888号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術については、ゴム組成物から得られる加硫ゴム組成物の耐亀裂性や、厳しい条件下(高シビリティ条件下)での耐摩耗性に劣っており、タイヤ等のゴム物品への適用を考えるとさらなる改良が望まれていた。
また、特許文献2に開示された技術についても、ゴム組成物が低弾性であるため、加硫ゴム組成物を大きく変形させた際の耐亀裂性や、耐摩耗性については、十分な効果が得られておらず、さらなる改良が望まれていた。
そのため、本発明の目的は、耐亀裂性及び耐摩耗性に優れたゴム組成物を提供することにある。また、本発明の他の目的は、耐亀裂性及び耐摩耗性に優れた、架橋ゴム組成物、ゴム物品及びタイヤを提供することにある。
本発明者らは、耐亀裂性及び耐摩耗性の向上を図るべく鋭意研究を行った。そして、天然ゴムを特定量含有するゴム組成物中に、多価アルコールを特定量含有させることによって、ゴム成分と添加剤(多価アルコール以外のゴム組成物中に含まれる添加剤)との相互作用が得られる結果、ゴム組成物の300%モジュラス(M300)が低く、加硫後のゴム組成物を大きく変形させた場合であっても、耐亀裂性及び耐摩耗性の向上が望めることを見出した。
即ち、本発明のゴム組成物は、天然ゴムを30質量%以上含有するゴム成分と、該ゴム成分100質量部に対して0.1質量部以上5.0質量部未満の多価アルコールと、を含み、300%モジュラス(M300)が7MPa未満であることを特徴とする。
上記構成を具えることによって、優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できる。
また、本発明のゴム組成物については、前記多価アルコールが、3つより多くの水酸基を有することが好ましい。より優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できるためである。
さらに、本発明のゴム組成物については、前記多価アルコールは、炭素原子の数に対する水酸基の数の割合が0.5を超えることが好ましい。より優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できるためである。
さらにまた、本発明のゴム組成物については、前前記多価アルコールの融点が160℃未満であることが好ましい。混練、加硫反応時の溶解性を向上できるためである。
また、本発明のゴム組成物については、前記多価アルコールが、直鎖状多価アルコールを含むことが好ましい。より優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できるためである。
さらに、本発明のゴム組成物については、前記多価アルコールが、キシリトール、ソルビトール、マンニトール及びガラクチトールからなる群より選択される少なくとも一種であることが好ましい。より優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できるためである。
また、本発明のゴム組成物については、前記多価アルコールの含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して、1.5~4.0質量部であることが好ましい。より優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できるためである。
さらに、本発明のゴム組成物については、前記ゴム成分100質量部に対して40質量部未満のカーボンブラックを、さらに含むことが好ましく、さらにまた、シリカをさらに含み、該シリカ及び前記カーボンブラックの合計含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して70質量部を超えることがより好ましい。また、本発明のゴム組成物については、前記ゴム成分100質量部に対して15質量部以上の軟化剤を、さらに含むことが好ましい。より優れた耐摩耗性を実現できるためである。
さらにまた、本発明のゴム組成物については、硫黄及び加硫促進剤をさらに含み、該加硫促進剤の含有量が該硫黄の含有量よりも少ないことが好ましい。弾性率が低く保たれ、より優れた耐摩耗性を実現できるためである。
本発明のゴム物品は、上述のゴム組成物を用いたことを特徴とする。
上記構成を具えることによって、優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できる。
本発明のタイヤは、上述のゴム組成物を用いたことを特徴とする。
上記構成を具えることによって、優れた耐亀裂性及び高耐摩耗性を実現できる。
本発明によれば、耐亀裂性及び耐摩耗性に優れたゴム組成物を提供することができる。また、本発明によれば、耐亀裂性及び耐摩耗性に優れた、架橋ゴム組成物、ゴム物品及びタイヤを提供することもできる。
以下に、本発明の実施形態を具体的に例示説明する。
(ゴム組成物)
本発明のゴム組成物は、ゴム成分と、多価アルコールとを含み、300%モジュラス(M300)が7MPa未満であるゴム組成物である。
前記M300とは、300%伸長時の時の引張応力(MPa)のことである。該M300を7MPa未満と小さくすることによって、ゴム組成物をタイヤに適用した場合、ウェット性能や氷上性能の向上が可能となる。また、同様の観点から、前記M300は、6MPa以下であることが好ましく、5MPa以下であることがより好ましい。また、前記M300の下限については、特に限定はされないが、3MPa程度であることが好ましい。なお、本発明のM300については、JIS K6251:2010に準拠して測定される。
・ゴム成分
本発明のゴム組成物に含まれるゴム成分については、天然ゴムを30質量%以上含有する。天然ゴムを30質量%以上含有することで、優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を得ることができる。また、前記ゴム成分は、前記天然ゴムの他にも、任意の合成ゴムを含有することが可能である。
ただし、後述する多価アルコールによる添加剤との相互作用向上効果が得られ、より優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を得ることができる点からは、前記ゴム成分は、ジエン系合成ゴムを含むことが好ましい。
前記ジエン系合成ゴムについては、例えば、合成ポリイソプレン(IR)、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、ポリブタジエンゴム(BR)等を挙げられる。なお、前記ゴム成分中のジエン系合成ゴムについては、1種単独で含有してもよいし、2種以上のブレンドとして含有してもよい。ポリブタジエンゴムについては、
なお、前記ゴム成分における天然ゴムを含むジエン系ゴムの含有量については、30質量%以上であることを要するが、より優れた低ロス性を維持するという点からは、50質量%以上であることがより好ましく、100質量%であることが特に好ましい。
また、前記ゴム成分における前記天然ゴムの含有量については、30質量%以上であることを要し、50質量%以上であることが好ましく、90質量%以上であることがより好ましい。
・多価アルコール
そして、本発明のゴム組成物は、上述したゴム成分に加えて、該ゴム成分100質量部に対して、0.1質量部以上5.0質量部未満の多価アルコールをさらに含むことを特徴とする。
ゴム組成物中の多価アルコールが、前記ゴム成分中のゴム分子と添加剤との相互作用を高めることによって、架橋後のゴムの物理的特性を均質化させることができる結果、上述したM300が7MPaと低い場合であっても、耐亀裂性及び耐摩耗性を向上できる。前記多価アルコールの含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して0.1質量部未満の場合には、多価アルコールが少な過ぎるため、十分な耐亀裂性及び耐摩耗性の向上効果が得られず、一方、前記多価アルコールの含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して5.0質量部以上である場合には、多価アルコールが多くなりすぎるため、耐亀裂性が低下するおそれがある。
なお、同様の観点から、前記多価アルコールの含有量は、前記ゴム成分100質量部に対して1.5~4.0質量部であることが好ましい。
ここで、前記多価アルコールについては、3つより多くの水酸基を有することが好ましく、5以上の水酸基を有することがより好ましい。それぞれの多価アルコール中に多くの水酸基を有することにより、ゴム成分と添加剤との相互作用がより強く発揮され、優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できるからである。
また、前記多価アルコールは、炭素原子の数(X)に対する水酸基の数(XOH)の割合(XOH/X)が0.5を超えることが好ましく、1.0以上であることがより好ましい。それぞれの多価アルコール中に相対的に多くの水酸基を有することになるため、ゴム成分と添加剤との相互作用がより強く発揮され、優れた耐亀裂性及耐摩耗性を実現できるからである。
さらに、前記直鎖状多価アルコール及び前記環状多価アルコールの融点が、いずれも、160℃未満であることが好ましい。混練、加硫反応時の溶解性を向上できるためである。
ここで、前記多価アルコールの種類については、特に限定はされず、公知の直鎖状多価アルコール又は環状多価アルコールを用いることができる。また、前記多価アルコールは、一種類の多価アルコールから構成してもよいし、複数種の多価アルコールから構成することもできる。
ただし、より高いレベルで耐亀裂性及び耐摩耗性を両立できる点からは、直鎖状多価アルコールを含むことが好ましく、直鎖状多価アルコール及び環状多価アルコールのいずれも含むことがより好ましい。
前記前記直鎖状多価アルコールの種類については、直鎖状の多価アルコールであれば特に限定はされない。また、直鎖状多価アルコールの中でも、キシリトール、ソルビトール、マンニトール及びガラクチトールからなる群より選択される少なくとも一種を用いることが好ましい。ゴム分子添加剤との相互作用がより強く発揮され、優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できるためである。
前記環状多価アルコールの種類については、環状の多価アルコールであれば特に限定はされない。例えば、グルコース、キシロース、フルクトース、マルトース、ケブラキトール等が挙げられる。これらの環状多価アルコールの中でも、グルコース、キシロース等の環状単糖を用いることが好ましい。ゴム分子添加剤との相互作用がより強く発揮され、優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できるためである。
・充填材
本発明のゴム組成物は、上述したゴム成分及び多価アルコールに加えて、充填材を含むことができる。
充填材を、前記ゴム成分とともに含むことで、低ロス性や耐摩耗性等の特性を向上できる。
ここで、前記充填材の含有量は、特に限定されるものではないが、前記ゴム成分100質量部に対して10~150質量部であることが好ましく、15~100質量部であることがより好ましく、20~80質量部であることが特に好ましい。充填材の量について適正化を図ることで、例えば、低ロス性や耐摩耗性等のタイヤ特性を向上できるためであり、含有量が10質量部未満の場合、十分な耐摩耗性が得られないおそれがあり、含有量が150質量部を超えると、十分な低ロス性が得られないおそれがある。
また、前記充填材の種類については特に限定はされない。例えば、カーボンブラックや、シリカ、その他の無機充填材を含むことができる。
その中でも、前記充填材として、カーボンブラック、又は、カーボンブラック及びシリカを用いることが好ましい。より優れた低ロス性が得られ、耐亀裂性及び耐摩耗性についても向上させることができるためである。
ここで、前記カーボンブラックとしては、GPF、FEF、SRF、HAF、ISAF、IISAF、SAFグレード等のカーボンブラックが挙げられる。これらカーボンブラックは、一種単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよい。
また、該カーボンブラックの含有量については、前記ゴム成分100質量部に対して、40質量部未満であることが好ましく、20質量部以下であることがより好ましい。前記カーボンブラックの含有量が、ゴム成分100質量部に対して40質量部以上となると、ゴムの弾性が高くなるおそれがある。
前記シリカとしては、例えば、湿式シリカ、乾式シリカ及びコロイダルシリカ等を用いることができる。これらシリカは、一種単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよい。
また、前記シリカの含有量については、特に限定はされないが、前記カーボンブラックとの合計含有量(シリカ+カーボンブラックの含有量)で、前記ゴム成分100質量部に対して70質量部を超えることが好ましい。ゴム組成物の補強性を高め、よりすぐれた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できるためである。
また、前記その他の無機充填材として、例えば下記式(I)で表される無機化合物を用いることも可能である。
nM・xSiO・zHO・・・ (I)
(式中、Mは、アルミニウム、マグネシウム、チタン、カルシウム及びジルコニウムからなる群から選ばれる金属、これらの金属の酸化物又は水酸化物、及びそれらの水和物、並びに、これらの金属の炭酸塩から選ばれる少なくとも一種であり;n、x、y及びzは、それぞれ1~5の整数、0~10の整数、2~5の整数、及び0~10の整数である。)
上記式(I)の無機化合物としては、γ-アルミナ、α-アルミナ等のアルミナ(Al);ベーマイト、ダイアスポア等のアルミナ一水和物(Al・HO);ギブサイト、バイヤライト等の水酸化アルミニウム[Al(OH)];炭酸アルミニウム[Al(CO]、水酸化マグネシウム[Mg(OH)]、酸化マグネシウム(MgO)、炭酸マグネシウム(MgCO3)、タルク(3MgO・4SiO・HO)、アタパルジャイト(5MgO・8SiO・9HO)、チタン白(TiO)、チタン黒(TiO2n-1)、酸化カルシウム(CaO)、水酸化カルシウム[Ca(OH)]、酸化アルミニウムマグネシウム(MgO・Al)、クレー(Al・2SiO)、カオリン(Al・2SiO・2HO)、パイロフィライト(Al・4SiO・HO)、ベントナイト(Al・4SiO・2HO)、ケイ酸アルミニウム(AlSiO、Al・3SiO・5HO等)、ケイ酸マグネシウム(MgSiO、MgSiO等)、ケイ酸カルシウム(CaSiO等)、ケイ酸アルミニウムカルシウム(Al・CaO・2SiO等)、ケイ酸マグネシウムカルシウム(CaMgSiO)、炭酸カルシウム(CaCO)、酸化ジルコニウム(ZrO)、水酸化ジルコニウム[ZrO(OH)・nHO]、炭酸ジルコニウム[Zr(CO)]、各種ゼオライトのように電荷を補正する水素、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む結晶性アルミノケイ酸塩等を挙げることができる。
・その他の成分
本発明のゴム組成物は、上述した、ゴム成分、多価アルコール及び充填材の他に、ゴム工業界で通常使用される配合剤、例えば、架橋剤、加硫促進剤、軟化剤、樹脂、シランカップリング剤、老化防止剤、亜鉛華等を、本発明の目的を害しない範囲内で適宜選択して含むことができる。これら配合剤としては、市販品を好適に使用することができる。
前記架橋剤は、従来公知のものを用いることができ、特に限定されるものではないが、本発明においては、硫黄を好適に用いることができる。その含有量は、前記ゴム成分100質量部に対し通常0.6~2.5質量部、特に1.0~2.3質量部とすることが好ましい。架橋剤の含有量が0.6質量部未満であると、十分な架橋効果が得られないおそれがあり、一方、2.5質量部を超えると、ゴム強度の低下等を招くおそれがある。
また、前記架橋剤として硫黄を用いる場合には、加硫促進剤を含むことが好ましい。該加硫促進剤としては、従来公知のものを用いることができ、特に制限されるものではないが、例えば、CBS(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド)、TBBS(N-t-ブチル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド)、TBSI(N-t-ブチル-2-ベンゾチアジルスルフェンイミド)等のスルフェンアミド系の加硫促進剤;DPG(ジフェニルグアニジン)等のグアニジン系の加硫促進剤;テトラオクチルチウラムジスルフィド、テトラベンジルチウラムジスルフィド等のチウラム系加硫促進剤;ジアルキルジチオリン酸亜鉛等が挙げられる。その含有量としては、前記硫黄の含有量よりも少ないことが好ましく、前記ゴム成分100質量部に対し、0.5~2.5質量部程度であることがより好ましい。
さらに、本発明のゴム組成物は、ゴムの柔軟性を高め、より優れたウェット性能及び氷上性能を実現できる点から、軟化剤を含むことが好ましい。該軟化剤は、従来公知のものを用いることができ、特に制限されるものではないが、アロマオイル、パラフィンオイル、ナフテンオイル等の石油系軟化剤や、パーム油、ひまし油、綿実油、大豆油等の植物系軟化剤が挙げられる。使用の際にはこれらの中から1種単独で又は2種以上を適宜選択使用すればよい。
前記軟化剤を含有する場合には、取り扱い容易性の観点から、上述した軟化剤中でも、25℃等の常温で液体であるもの、例えば、アロマオイル、パラフィンオイル、ナフテンオイル等の石油系軟化剤を含有することが好ましい。
さらに、軟化剤を含有する場合には、ゴム成分100質量部に対して、15質量部以上の含有量が好ましく、15~30質量部の含有量とすることがより好ましい。より優れたウェット性能及び氷上性能を実現しつつ、優れた耐亀裂性についても両立できるためである。
また、上述した充填材としてシリカを含有する場合には、シランカップリング剤をさらに含有することが好ましい。シリカによる補強性及び低ロス性の効果をさらに向上させることができるからである。なお、シランカップリング剤は、公知のものを適宜使用することができる。好ましいシランカップリング剤の含有量については、シランカップリング剤の種類などにより異なるが、シリカに対して、好ましくは2~25質量%の範囲であることが好ましく、2~20質量%の範囲であることがより好ましく、5~18質量%であることが特に好ましい。含有量が2質量%未満ではカップリング剤としての効果が充分に発揮されにくく、また、25質量%を超えるとゴム成分のゲル化を引き起こすおそれがある。
・ゴム組成物の製造方法
なお、本発明のゴム組成物の製造方法は、特に限定はされない。例えば、ゴム成分と、多価アルコールと、任意に配合されるその他の配合剤等とを、公知の方法で、配合し、混錬することで得ることができる。
また、本発明の架橋ゴム組成物は、架橋反応させることもできる。得られた架橋ゴム組成物は、耐亀裂性及び耐摩耗性に優れる。
なお、架橋の一種として加硫処理が挙げられる。その条件については、特に限定はされず、公知の加硫条件によって加硫処理を行うことができる。該加硫処理の条件としては、例えば、100℃以上、好ましくは125~200℃、より好ましくは130~180℃の温度で加硫処理が行われる。
(ゴム物品)
本発明のゴム物品は、上述した本発明のゴム組成物を用いたことを特徴とする。本発明のゴム組成物をゴム物品の材料として含むことで、優れた他耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できる。
前記ゴム物品については、特に限定はされず、タイヤ、ベルト、ホース、ゴムクローラ、防振ゴム、免震ゴム等が挙げられる。
(タイヤ)
本発明のタイヤは、上述した本発明のゴム組成物を用いたことを特徴とする。本発明のゴム組成物をタイヤ材料として含むことで、優れた耐亀裂性及び耐摩耗性を実現できる。
ここで、本発明のタイヤは、冬用タイヤとして用いることが好ましい。材料として用いている本発明のゴム組成物は、300%モジュラス(M300)が7MPa未満と低く、氷上性能に優れるためである。
また、前記ゴム組成物を適用する部位については、タイヤの中でもトレッドに適用することが好ましい。本発明のゴム組成物をトレッドに用いたタイヤは、耐亀裂性及び耐摩耗性に優れる。
なお、本発明のタイヤは、上述した本発明のゴム組成物をタイヤ部材のいずれかに用いる以外特に制限は無く、常法に従って製造することができる。なお、該タイヤに充填する気体としては、通常の或いは酸素分圧を調整した空気の他、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを用いることができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
参考例1-1~1-7、比較例1-1~1-4)
表1A~1Cに示す配合に従って、常法で配合・混練することで、ゴム組成物のサンプルを調製した。
(実施例2-1~2-5、比較例2-1~2-3)
表2に示す配合に従って、常法で配合・混練することで、ゴム組成物のサンプルを調製した。
なお、得られた各サンプルについては、加硫処理を施した後、リング状の試験片に加工し、引張速度300mm/minでの引張試験をJIS K6251:2010に準拠して、300%伸長時のモジュラス(M300)を測定した。
<評価>
得られたそれぞれのゴム組成物のサンプルについて、以下の評価(1)~(3)を実施した。
(1)加硫時間
得られたそれぞれのゴム組成物のサンプルについて、キュラストメーター(JSR(株)製)を用いて評価した。即ち、キュラストメーターによるねじりトルクの最大値と最小値との差の10%+最小値に達するまでの時間(T10)を測定した。
評価は、比較例1-1及び比較例1-2については、比較例1-1のT10を100としたときの指数比で表示し、表1Aに示す。参考例1-1及び比較例1-3については、比較例1-3のT10を100としたときの指数比で表示し、表1Bに示す。参考例1-2~1-7及び比較例1-4については、比較例1-4のT10を100としたときの指数比で表示し、表1Cに示す。実施例2-1~2-5及び比較例2-1~2-3については、比較例2-1のサンプルの加硫時間を100としたときの指数比で表示し、表2に示す。なお、表1A~C、表2中の数値は、小さいほど加硫時間が短く、結果が良好であることを意味する。
(2)耐摩耗性
得られたそれぞれのゴム組成物のサンプルについて、加硫処理を施した後、JIS K6264-2に準じて、ランボーン摩耗試験機を使用して23℃で摩耗量を測定し、その逆数を算出した。
評価は、比較例1-1及び比較例1-2については、比較例1-1のサンプルの摩耗量の逆数を100としたときの指数比で表示し、参考例1-1及び比較例1-3については、比較例1-3のサンプルの摩耗量の逆数を100としたときの指数比で表示し、参考例1-2~1-7及び比較例1-4については、比較例1-4のサンプルの摩耗量の逆数を100としたときの指数比で表示し、表1に示す。実施例2-1~2-5及び比較例2-1~2-3については、比較例2-1のサンプルの摩耗量の逆数を100としたときの指数比で表示し、表2に示す。なお、表1A~C、表2中の数値は、この値が大きいほど耐摩耗性に優れ、良好であることを示す。
(3)引き裂き強度(耐亀裂性)
得られたそれぞれのゴム組成物のサンプルについて、加硫処理を施した後、引張試験装置(株式会社島津製作所)を使用し、JIS K6252-1に従い、トラウザ形で引き裂き強度を測定した。
評価は、比較例1-1及び比較例1-2については、比較例1-1のサンプルの引き裂き強度を100としたときの指数比で表示し、表1Aに示す。参考例1-1及び比較例1-3については、比較例1-3のサンプルの引き裂き強度を100としたときの指数比で表示し、表1Bに示す。参考例1-2~1-7及び比較例1-4については、比較例1-4のサンプルの引き裂き強度を100としたときの指数比で表示し、表1Cに示す。実施例2-1~2-5、比較例2-1~2-3については、比較例2-1のサンプルの引き裂き強度を100としたときの指数比で表示し、表2に示す。なお、表1A~C、表2中の数値は、大きいほど耐亀裂性が良好であることを示す。
Figure 0006994030000001
Figure 0006994030000002
Figure 0006994030000003
Figure 0006994030000004
*1)ブタジエンゴム:JSR株式会社 製、「BR01」
*2)キシリトール:和光純薬工業株式会社製、水酸基数:5、XOH/X=1
*3)ソルビトール:関東化学株式会社製、水酸基数:6、XOH/X=1
*4)グルコース:和光純薬工業株式会社製、水酸基数:5、XOH/X=1
*5)カーボンブラック:N234、三菱化学株式会社製、「DIABLACK N234」
*6)シリカ: 東ソーシリカ株式会社製、「NIPSIL AQ」
*7)シランカップリング剤:ビストリエトキシシリルプロピルポリスルフィド、信越化学株式会社製
*8)ステアリン酸: 千葉脂肪酸株式会社製
*9)酸化亜鉛: ハクスイテック株式会社製
*10)オイル:出光興産株式会社製、NH-70S
*11)ワックス:ワックス:精工化学株式会社製、「Selected microcrystalline wax」
*12)樹脂:日本合成樹脂株式会社製、「DCPD resin」
*13)樹脂:三井石油化学工業株式会社製、「HI-REZ G-100X」
*14)老化防止剤:N-(1,3-ジメチルブチル)-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン、大内新興化学工業株式会社製、「ノクラック6C」
*15)加硫促進剤A:加硫促進剤A:N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、大内新興化学工業株式会社製、「NOCCELER CZ-G」
*16)加硫促進剤B:ジベンゾチアジルヂスルフィド、三新化学工業株式会社製
表1の結果から、各実施例のゴム組成物は、いずれも、低い弾性率であっても、優れた耐亀裂性及び耐摩耗性の両立が可能となることがわかった。一方、比較例のゴム組成物については、評価項目のうちのいずれかが実施例より劣った結果を示し、優れた耐亀裂性及び耐摩耗性の両立についても難しいことがわかった。
本発明によれば、耐亀裂性及び耐摩耗性に優れたゴム組成物を提供することができる。また、本発明によれば、耐亀裂性及び耐摩耗性に優れた、架橋ゴム組成物、ゴム物品及びタイヤを提供することもできる。

Claims (7)

  1. 天然ゴムを30質量%以上含有するゴム成分と、該ゴム成分100質量部に対して0.1質量部以上5.0質量部未満の3つより多くの水酸基を有する多価アルコールと、を含み、
    前記ゴム成分100質量部に対して40質量部未満のカーボンブラックと、シリカと、をさらに含み、該シリカ及び該カーボンブラックの合計含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して70質量部を超えており、
    前記多価アルコールが、キシリトール、ソルビトール、マンニトール及びガラクチトールからなる群より選択される少なくとも一種であり、
    300%モジュラス(M300)が7MPa未満であることを特徴とする、ゴム組成物。
  2. 前記多価アルコールの融点が160℃未満であることを特徴とする、請求項に記載のゴム組成物。
  3. 前記多価アルコールの含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して、1.5~4.0質量部であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のゴム組成物。
  4. 前記ゴム成分100質量部に対して15質量部以上の軟化剤を、さらに含むことを特徴とする、請求項1~のいずれか1項に記載のゴム組成物。
  5. 硫黄及び加硫促進剤をさらに含み、該加硫促進剤の含有量が該硫黄の含有量よりも少ないことを特徴とする、請求項1~のいずれか1項に記載のゴム組成物。
  6. 請求項1~のいずれか1項に記載のゴム組成物を用いたことを特徴とする、ゴム物品。
  7. 請求項1~のいずれか1項に記載のゴム組成物を用いたことを特徴とする、タイヤ。
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